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マルシオ・リシャルデス・デ・アンドラーデ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マルシオ・リシャルデス
名前
本名 マルシオ・リシャルデス・デ・アンドラーデ
Márcio Richardes De Andrade
ラテン文字 MÁRCIO RICHARDES
基本情報
国籍 ブラジルの旗 ブラジル
生年月日 (1981-11-30) 1981年11月30日(42歳)
出身地 アンドラジーナポルトガル語版
身長 173cm
体重 67kg
選手情報
ポジション MF
利き足 右足
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
1999 ブラジルの旗 カタリネンセ
2000 ブラジルの旗 アトレチコ・ソロカーバ
2001-2002 ブラジルの旗 コリチーバ
2003 ブラジルの旗 ウニオン・サンジョアン
2003 ブラジルの旗 イツンビアラ
2004 ブラジルの旗 オエステ
2004-2005 ブラジルの旗 クリシューマ 15 (1)
2005-2007 ブラジルの旗 サンカエターノ 24 (6)
2006 ブラジルの旗 マリーリア (loan)
2007-2010 日本の旗 アルビレックス新潟 107 (38)
2011-2014 日本の旗 浦和レッズ 98 (17)
通算 244 (62)
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

マルシオ・リシャルデス・デ・アンドラーデ(Márcio Richardes de Andrade、1981年11月30日 - )は、ブラジルサンパウロ州出身の元プロサッカー選手

ポジションは攻撃的ミッドフィールダーフォワード。2007年から8シーズンをJリーグでプレーし、アルビレックス新潟浦和レッドダイヤモンズに所属した。

経歴

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クリシューマECADサンカエターノなどのブラジル国内クラブを渡り歩き、2007年のシーズン開幕直前にアルビレックス新潟に加入。同年は28試合で9得点を挙げた。新潟には2010年まで4年に渡って在籍。2008年から2010年の間にマルシオが欠場した試合で新潟は1勝も出来ず、チームの勝利に直結する存在であった。2009年の開幕前には浦和レッズや中東クラブからも獲得を打診されたが[1]、それらを蹴って新潟との契約を1年延長した。新潟でのラストシーズンとなった2010年は自己最多の16得点を記録し、新潟史上初のJリーグベストイレブンに初選出された。このシーズン、マルシオが直接フリーキックから決めた7得点はJリーグのシーズン記録である。

2011年シーズンより、前年からオファーを続けていた浦和レッズへ完全移籍[2]。ホーム開幕戦となったJ1第7節名古屋グランパス戦で浦和での初ゴールを含む1ゴール1アシストの活躍を見せた[3] が、その後は結果が出ず、この年のリーグ戦を通して3得点2アシストに終わった。前年7得点を決めた直接フリーキックからの得点をリーグ戦で見ることは無かった。

2012年シーズンは序盤の数試合を怪我で欠場したが、ミハイロ・ペトロヴィッチ新監督の新システム3-4-2-1の2シャドーの一角として、チーム得点王となる9得点を挙げた。浦和はリーグ3位となり、翌年のAFCチャンピオンズリーグ出場権を得た。

2014年は、昨年痛めた左膝の状態が思わしくなくチームと話し合った結果、ブラジルで手術を受ける事を決断しチーム始動前にブラジルへ帰国した。手術後もチームには合流せずブラジルに残り、リハビリに勤め6月14日に再来日し新加入の岩舘直と共に静岡でのトレーニングキャンプからチームに合流した。復帰後はリーグ戦11試合に出場したが、このシーズン限りで浦和を退団した[4]

浦和退団後は故郷のアンドラジーナに戻り、時折フットサルやフットバレーの大会に参加している[5][6]

特徴

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抜群のキープ力とパスセンスも持つ[7] と同時に、足をほとんど止めることのない運動量[8] を持ち合わせる攻撃的ミッドフィールダー。かつて在籍していた新潟では主に右サイド・ミッドフィールダーサイドハーフセンターハーフを務めていた。

プレースキックを得意とし、距離を問わずにゴールを狙えるFKが武器。2010年7月24日ベガルタ仙台戦では、PK、FKそしてロスタイムにCKを直接ゴールと、全てセットプレーによるハットトリックという離れ業を見せた[9]。また、キックばかりでなくタイミングを見て前線へ飛び出しゴールを奪う1.5列目としてのプレーも見せ、2010年シーズンはリーグ戦16得点を記録して得点ランキング3位となるなど、得点力も高い。シュートパターンも多彩で、2008年26節のヴィッセル神戸戦で見せたバイシクルシュート[10]、2009年第28節の鹿島アントラーズ戦で見せたジャンピングボレー[11] など、印象的なゴールを決めている。

個人成績

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
ブラジル リーグ戦 ブラジル杯オープン杯 期間通算
1999 カタリネンセ サンタカタリーナ州
2000 アトレチコ・ソロカーバ サンパウロ州
2001 コリチーバ ? セリエA
2002
2003 ウニオン・サンジョアン サンパウロ州
2003 イツンビアラ ゴイアス州
2004 オエステ サンパウロ州
2004 クリシューマ 10 セリエA 15 1 -
2005 サンカエターノ 10 24 6 -
2006 サンカエターノ サンパウロ州
2006 マリーリア セリエB
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2007 新潟 27 J1 28 9 6 2 1 0 35 11
2008 10 24 3 4 1 2 1 30 5
2009 29 10 5 0 3 1 37 11
2010 26 16 6 2 2 2 34 20
2011 浦和 30 3 5 1 2 1 37 5
2012 31 9 2 1 1 0 34 10
2013 26 5 4 0 1 1 31 6
2014 11 0 1 0 1 0 13 0
通算 ブラジル セリエA 39 7 - 39 7
日本 J1 205 55 33 7 13 6 251 68
総通算
国際大会個人成績
年度 クラブ 背番号 出場 得点
AFCACL
2013 浦和 10 6 1
通算 AFC 6 1

タイトル

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個人

脚注

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関連項目

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外部リンク

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