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ホンダ・ジェイド (オートバイ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ホンダ・CB > ホンダ・ジェイド (オートバイ)

ジェイドJADE)は本田技研工業がかつて製造販売したオートバイである。

車両解説

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ホンダ・ジェイド
基本情報
排気量クラス 普通自動二輪車
車体型式 MC23
エンジン MC14E型 249 cm3 
内径×行程 / 圧縮比 48.5 mm × 33.8 mm / 11.5:1
最高出力 40ps/14,000rpm
最大トルク 2.4kg-m/11,000rpm
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1991年3月8日発表、同月15日発売[1]。型式名MC23。CBシリーズ[注 1]排気量250ccクラスのネイキッドモデルでJADEは英語で翡翠(ヒスイ)を意味する。

基本コンポーネンツは同時期に併売されていたMC22型CBR250RRと共用が多く、搭載されるMC14E型水冷4ストロークカムギアトレーン4バルブDOHC4気筒エンジン[注 2]も共用であるが、キャブレターをVP20型4基からVP21型4基とした上で吸排気系ならびにバルブリフト量を変更し[2]、マイルドで扱いやすい中低速トルク重視のチューニングを施された[注 3]。また6速マニュアルトランスミッションもCBR250RRと共用であるが、2次減速比のみ本モデルでは3.058→3.000へ変更された。

車体はフレームがダブルクレードル。サスペンション前輪をテレスコピック、後輪をスイングアームとした。

ブレーキは前後ともシングルディスク。前輪が100/80-17 52S、後輪が140/70-17 66Sのバイアスタイヤを装着する。

遍歴

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1991年3月8日発表、同月15日発売[1]

モデルコード:CB250FM 車体番号:MC23-100**** -

  • カラーリングはタスマニアグリーンメタリック・グラニットブルーメタリック・キャンディブルゴーニュレッドを設定。
1992年3月19日発表、同年4月7日発売[4]

モデルコード:CB250FN 車体番号:MC23-110**** -

前後ホイールリムをブラック仕上げ、カラーリングをブラック/ミースブルーメタリック・キャンディブルゴーニュレッド/ブラックのツートーンとしたJADE/S(ジェイド・スラッシュエス)を追加した上で以下のマイナーチェンジを実施。

  • 燃料タンクHONDAロゴ下にSuper Quarterロゴを追加
  • ヘッドライト常時点灯化に伴いヘッドライトスイッチを廃止
  • エンジンにグレーメタリック塗装を施工
  • シリンダーヘッドカバー・左側クランクケースカバーをバフ仕上げに変更
  • 右側クランクケースACジェネレーターカバーをスピンバフ風仕上げに変更
  • ラジエーター両サイドにバフ仕上げのメタルプレートをセット
  • シート表皮を変更しタンデム部シート縁にパイピングを追加
  • 異型だった速度計タコメーターを同径にした上でメーターボディにクロムメッキ処理を施工
  • 前後ブレーキキャリパーをブラック仕上げに変更
1993年5月28日発表、同年6月10日発売[5]

モデルコード:CB250FP 車体番号:MC23-120**** -

以下のマイナーチェンジを実施。

  • カラーリングを変更
    • 新規:ヴォーテクスパープルメタリック・ブラック
    • 廃止:グラニットブルーメタリック・キャンディブルゴーニュレッド
  • ホイールリムを1990年モデル同様のポリッシュ仕上げに変更
  • ロゴ設置場所を変更
    • 車名:サイドカバー→燃料タンクHONDAロゴ下
    • Super Quarter:燃料タンクHONDAロゴ下→サイドカバー
  • シート表皮を変更
1996年

後継となるホーネット発売に伴い生産終了。

脚注

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注釈

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  1. ^ シート下左側のフレームに貼り付けられるカラーコードステッカーにCB250Fのモデルコードを記載。
  2. ^ 1986年に発売されたCBR250FOURからのキャリーオーバー。
  3. ^ スペック的にはCBR250RRの最高出力45ps/15,000rpm・最大トルク2.5kg-m/12,000rpm[3]から、本モデルでは最高出力40ps/14,000rpm・最大トルク2.4kg-m/11,000rpm[1]へデチューン。

出典

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関連項目

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外部リンク

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本田技研工業公式HP
BBB The History