プログレスM-28M
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任務種別 | ISS 補給船 |
---|---|
運用者 | ロシア連邦宇宙局 |
COSPAR ID | 2015-031A |
SATCAT № | 40713 |
特性 | |
宇宙機種別 | プログレス-M (11F615A60) |
製造者 | RKKエネルギア |
打ち上げ時重量 | 7282 kg |
任務開始 | |
打ち上げ日 | 2015年7月3日 4時55分48秒 UTC[1] |
ロケット | ソユーズ-U |
打上げ場所 | バイコヌール 1/5[1] |
軌道特性 | |
近点高度 | 263 km[2] |
遠点高度 | 289 km[2] |
傾斜角 | 51.65 度[2] |
軌道周期 | 90.03 分[2] |
元期 | 2015年7月4日 21時49分19秒 UTC[2] |
ISSのドッキング(捕捉) | |
ドッキング | ピアース 天底 |
ドッキング(捕捉)日 | 2015年7月5日 7時11分 UTC |
分離日 | 2015年12月19日 7時35分 UTC |
dock時間 | 167日0時間24分 |
輸送 | |
重量 | 2381 kg |
加圧 | 1393 kg |
燃料 | 520 kg |
ガスカーゴ | 48 kg |
水カーゴ | 420 kg |
プログレス M-28M (ロシア語: Прогресс М-28М)は、ロシア連邦宇宙局が2015年に国際宇宙ステーション(ISS)の補給のために打ち上げたプログレス補給船。NASAやJAXAではプログレス60や60Pとも称される。前回打ち上げとなったプログレスM-27Mは打ち上げに失敗しており、スペースX CRS-7の打ち上げ失敗後間もない2015年7月3日に打ち上げられた[3]。28機目のプログレス-M改良型(11F615A60)の打ち上げであり、シリアル番号は428であった。
運用
[編集]M-28Mは2015年7月3日4時55分(GMT)にカザフスタンのバイコヌール宇宙基地からソユーズ-Uで打ち上げられた[4]。
2015年7月5日7時11分(UTC)にISSのピアースにドッキングした。4月28日のM-27M、6月28日のCRS-7の打ち上げ失敗によって補給船のISS到着は3ヶ月ぶりであり、ISSに滞在するゲンナジー・パダルカは「7月にクリスマスがやってきたみたいだ」と述べている[5][6]。ドッキング後は搭載物資が下ろされ、不用品が詰められた。
2015年12月19日7時35分(UTC)にはステーションとのドッキングを解除してISSから離脱している[7]。
載貨
[編集]M-28Mは2381kgの貨物と補給品を搭載していた[8]。520kgの燃料、48kgの酸素混合気体、420kgの水、第44次長期滞在のクルー向けの1393kgの予備部品や補給品、実験機材などを搭載していた。ドッキング期間はおおよそ4ヶ月間の予定であった。
関連項目
[編集]註
[編集]- ^ a b McDowell, Jonathan. “Launch Log”. Jonathan's Space Page. 3 July 2015閲覧。
- ^ a b c d e Peat, Chris (4 July 2015). “PROGRESS-M 28M - Orbit”. Heavens-Above. 4 July 2015閲覧。
- ^ Shively, Nick (July 2, 2015). “Russia to launch supplies to International Space Station tonight”. LA times 3 July 2015閲覧。
- ^ Chris Bergin (2015年7月3日). “Russian Progress M-28M launches on critical ISS cargo run”. NASASpaceflight.com. 2016年1月18日閲覧。
- ^ “Progress resupply mission arrives at ISS”. Spaceflight Now (2015年7月5日). 2016年1月18日閲覧。
- ^ “「7月にクリスマスがやってきた」−プログレス補給船、補給物資を載せISS到着”. sorae.jp (2015年7月5日). 2016年1月18日閲覧。
- ^ “「プログレスM-28M」補給船、運用終了 大気圏に再突入”. sorae.jp (2015年12月21日). 2016年1月18日閲覧。
- ^ “Progress M-28M”. Roscosmos (3 July 2015). 2016年1月18日閲覧。