エデン・アザール
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ベルギー代表でのアザール(2022年) | ||||||
名前 | ||||||
本名 |
エデン・ミハエル・アザール Eden Michael Hazard | |||||
ラテン文字 | Eden Hazard | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 | ベルギー | |||||
生年月日 | 1991年1月7日(33歳) | |||||
出身地 | ラ・ルヴィエール | |||||
身長 | 173cm[1] | |||||
体重 | 80kg[2] | |||||
選手情報 | ||||||
ポジション |
MF(両SH、AM)[3][4] FW(両WG、CF)[2][3] | |||||
利き足 | 右足 | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2007-2008 | リール B | 13 | (1) | |||
2007-2012 | リール | 147 | (36) | |||
2012-2019 | チェルシー | 245 | (85) | |||
2019-2023 | レアル・マドリード | 54 | (4) | |||
通算 | 459 | (126) | ||||
代表歴2 | ||||||
2006 | ベルギー U-15 | 5 | (1) | |||
2006 | ベルギー U-16 | 4 | (2) | |||
2006-2008 | ベルギー U-17 | 17 | (2) | |||
2007-2009 | ベルギー U-19 | 11 | (6) | |||
2008-2022 | ベルギー | 126 | (33) | |||
1. 国内リーグ戦に限る。2023年6月5日現在。 2. 2022年12月7日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
エデン・ミハエル・アザール(Eden Michael Hazard、1991年1月7日 - )は、ベルギー・エノー州ラ・ルヴィエール出身の元サッカー選手。元ベルギー代表。現役時代のポジションはミッドフィールダー、フォワード。ウイングを主戦場にしていた。
2007年にフランスのリールにてプロデビュー。2011年と2012年には、リーグ・アン年間最優秀選手賞を受賞している。その後チェルシーFCで7シーズンプレーし、PFA年間最優秀選手賞やUEFAヨーロッパリーグ最優秀選手賞などを受賞した。
2008年からベルギー代表にも選ばれており、UEFA EURO 2016からはキャプテンを務めている。2019年には同国代表で100試合出場も果たし、ロメル・ルカクに次いで歴代2位となる33得点を記録している。2022 FIFAワールドカップを持ってベルギー代表を引退した。
2023年10月10日に、32歳を持って現役引退を発表[5]。
経歴
[編集]幼少期
[編集]1991年1月7日にベルギーのラ・ルヴィエールで、ベルギー2部リーグなどでプレーしたティエリとベルギー女子1部でプレーしたカリーヌのもとに生まれた[6]。四人兄弟の長男で、2歳下の弟のトルガン・アザール、4歳下のキリアン・アザール、13歳下のエタン・アザールも後にサッカー選手となった。元プロサッカー選手の両親のもと(父親はDFで母親のカリーヌは優秀な選手でストライカーであったとされる[7])、家が練習場から3メートルの距離にあったという環境もあり、幼少期からサッカーを楽しんだ[8]。
4歳でロイヤル・スタッド・ブレーヌというクラブに加入。12歳でAFCテュビズに移籍した後、2005年に14歳でベルギーを離れフランスのリールの下部組織に移る。
LOSCリール
[編集]2007年11月25日のASナンシー戦でリーグ・アンデビューすると、2008年9月20日のAJオセール戦で初得点を記録した。2008-09シーズンはベルギー人として初めてリーグ・アンの最優秀若手選手賞を受賞した。
2009-10シーズンも続けて最優秀若手選手賞を受賞し、史上初の2度の受賞となった。当時レアル・マドリードの幹部を務めていたジネディーヌ・ジダンは「アザールは未来のクラック。優れた選手で、さらに良くなっていくはずだ。目をつむってでも、マドリーに連れていきたいね」と絶賛した[9]。
2010-11シーズンは開幕当初は調子が上がらず2ヶ月間スタメンから外れ、ベルギー代表のジョルジュ・レーケンス監督から公然と批判された。しかし、最終的には自身最多となる8得点を記録。リールの2冠に貢献し、リーグMVPに選出された。
2011-12シーズンからは背番号10番を背負い、リーグ戦38試合20得点18アシスト[10]で、リーグ3位の得点・リーグ首位のアシストを記録した。2年連続でリーグMVPに選出された。また、2011年にはヨーロッパでプレーする最優秀若手サッカー選手に贈られるブラヴォー賞にも選ばれた。
チェルシーFC
[編集]2012年6月4日、マンチェスター・ユナイテッドや、マンチェスター・シティ、トッテナム・ホットスパーといったプレミアリーグの様々なビッグクラブへの移籍が噂される中、アザールはSNSで「欧州チャンピオンズリーグ王者と契約する」と明かし、ユースの頃からスカウト陣が追い続けていたとされるチェルシーFCへの入団が決定した。移籍金は3200万ポンド (約39億円) で5年契約[11]。背番号は17番。
2012年8月19日に開幕戦となったウィガン・アスレティックFC戦でリーグデビューすると、当たりの激しいプレミアリーグにもすぐに適応する順応さをみせ、開幕から3試合連続でマン・オブ・ザ・マッチに選出された。チェルシーでの初タイトルとなるUEFAヨーロッパリーグ決勝は怪我のため出場できなかったが、2013年はプレミアリーグ一年目ながらPFA年間ベストイレブンに選出される活躍を見せた。
2013-14シーズンはクラブとしては2007-08シーズンぶりの無冠となったが、2014年は個人として2年連続となるPFA年間ベストイレブンと共にPFA年間最優秀若手選手賞も獲得した。 2014年2月8日ニューカッスル戦においてチェルシー移籍後初のハットトリックを達成した。
2014-15シーズンからはフアン・マタの移籍により背番号を10番に変更している。この年も開幕戦から中盤のレギュラーとして活躍をみせ、リーグ戦37試合に出場し14得点8アシストを記録。クラブの5年ぶりのリーグ優勝に貢献しバークレイズプレミアリーグ年間最優秀選手賞、PFA年間最優秀選手賞、FWA年間最優秀選手賞と3冠の個人賞を獲得しタイトルを総なめにした。
2015-16シーズンは開幕から長らく得点から遠ざかっていたが、1月31日のMKドンズ戦で自身がファールを受けて得たPKを決め、初得点を記録した[12]。4月23日に行われたAFCボーンマス戦では、同シーズンのリーグ戦(プレミアリーグ)初得点を含む2得点を記録した[13]。5月2日に行われたトッテナム・ホットスパー戦では83分に2試合連続のゴールとなる同点ゴールを決める。試合は同点のまま終了しトッテナムの優勝を阻止する形となった[14]。2015-16シーズンは最終的に僅か4ゴールに止まり、プレミアリーグでも1995-96シーズン以来となる二桁順位に終わった。
2016年8月15日に行われた2016-17シーズンのリーグ開幕戦ウェストハム・ユナイテッドFC戦や8月27日のバーンリーFC戦でマン・オブ・ザ・マッチに選ばれ、同月のプレミアリーグ月間最優秀選手ではTwitterでの調査で41%の票を集めたが[15]、同選手にはラヒーム・スターリングが選ばれた[16]。2017年2月3日、アーセナルFC戦ではカウンターから1人でゴールを決めて話題となった[17]。2016-17シーズンは16ゴールを決め、チェルシー在籍5年で4度目となるPFAベストイレブンに選出されたほか、UEFAチーム・オブ・ザ・イヤーにも選ばれた。
2018年9月16日、第5節のカーディフ・シティFC戦ではチェルシーにおいて2度目のハットトリックを決めて開幕5連勝に貢献した[18]。リーグ第15節では、それまで無敗だったマンチェスター・シティを相手に3トップの中央で偽9番としてプレーし、2-0での勝利に貢献。マウリツィオ・サッリから称賛を受けた[19]。第19節ワトフォード戦では2得点で勝利に貢献、なおこの試合の1点目でチェルシーでの通算100ゴールを達成したことになった。試合後、「この素晴らしいクラブでの100点目と101点目は、決して忘れない。でも、ファンも自分もスタッフも他の選手も、全員がこれ以上のものを求めている。このクラブのためにもっとゴールを決めたいし、ランパード氏やテリー氏、ドログバ氏のようなレジェンドになりたい」と語った[20]。UEFAヨーロッパリーグでは決勝のアーセナル戦で2ゴール1アシストと4-1での勝利をもたらし[21]、マン・オブ・ザ・マッチに選ばれた[22]。また、同大会の最優秀選手にも選出された[23]。シーズン終了時には、リーグ戦で16ゴール15アシストを挙げ、歴代最多4度目となるチェルシーのクラブ年間最優秀選手賞を受賞した[24]。16ゴールはチーム最多、15アシストはリーグ最多でプレミアリーグプレイメイカー賞にも輝いた[25]。また欧州5大リーグのドリブル突破回数においてソフィアン・ブファル(144回)、アラン・サン=マクシマン(143回)に次ぐ138回を記録し、ドリブル突破成功率は61.61%で欧州5大リーグトップだった[26]。
アザールはチェルシーで7年間在籍し、公式戦通算352試合出場110ゴール92アシストという成績を残した[27]。
レアル・マドリード
[編集]2019年6月7日、レアル・マドリードへの移籍が発表された[28][29]。契約期間は5年となり、移籍金は公表されていないがスペイン紙マルカからは1億ユーロと2000万ユーロのボーナスと報道された[30]。デイリー・ミラーチーフ・サッカーライターのジョン・クロスはスカイスポーツにて、プレミアリーグにとって2009年のクリスティアーノ・ロナウド以来最大の損失と語った[31]。
ベルギー代表とチェルシーでは、背番号10番を付けていたが、レアル・マドリードでは既にルカ・モドリッチが10番を着用しており、入団会見にて背番号が入っていないユニフォームを披露し「マテオ・コヴァチッチを介してモドリッチと話をした際、冗談めかして10番を譲ってもらえるかと頼んだが断られた」と話したことでアザールの背番号に注目が集まり、放出候補と言われたマリアーノ・ディアスの7番や同じくガレス・ベイルが着用している11番、あるいはアザールはバスケットボールのファンであるためマイケル・ジョーダンやレブロン・ジェームズの番号である23番など様々な憶測が流れた[32][33]。7月20日にアメリカ・ヒューストンのNRGスタジアムで行われたインターナショナル・チャンピオンズ・カップのバイエルン・ミュンヘン戦では、当日がアポロ11号の月面着陸からちょうど50年目の記念日であったことに伴い背番号50を着用してプレーした[34]。8月9日、レアル・マドリードの公式サイトにおいて、7番を着用することが発表された[35]。
開幕戦前日の8月16日、トレーニング中に左足大腿直筋を負傷し、約1ヶ月離脱した[36][37]。9月14日の第4節レバンテ戦で後半途中から出場しデビューを果たした[38]。10月5日、第8節のグラナダ戦で移籍後初ゴールを決めた[39]。11月27日、チャンピオンズリーグのパリ・サンジェルマン戦で負傷した。試合後のインタビューでジネディーヌ・ジダン監督は「ひどい捻挫」と語った[40]。その翌日、マドリーの医療チームは、右足首外側の打撲であり、10日間の休養にとどまるだろうと示唆した[41]。 しかし1週間後、医療チームによるさらなる検査の結果、右足首の外部不全断裂を負っていることが判明し、復帰の時期は未定となった[42]。 最終的に、約1ヶ月半の離脱をし、バルセロナとのエル・クラシコ、アトレティコ・マドリードとのマドリード・ダービー、ジッダでのスーペルコパ・デ・エスパーニャ、準々決勝で敗れたコパ・デル・レイの全試合など16試合を欠場し、2月16日、セルタ・デ・ビーゴ戦で復帰した。エリア内でセルタのGKルベン・ブランコのファウルを受けてPKを獲得し、これをセルヒオ・ラモスが決めて2-1で勝利した。その6日後、レバンテ戦で、足首に右足腓骨の亀裂骨折を負い、後半にピッチから退いた[43]。 この負傷により、チャンピオンズリーグ・ベスト16第1戦のマンチェスター・シティ戦とリーグ戦2度目のエル・クラシコを欠場することになった。3月初旬、ダラスで足首の手術を受け、3カ月の離脱が見込まれ、シーズン中の復帰は絶望的と言われた[44]。しかし、新型コロナウイルスの流行による3ヶ月の中断を経て6月にリーグが再開すると復帰可能となり、6月14日、再開後初のリーグ戦、エイバル戦で出場し、セルヒオ・ラモスのゴールをアシストした[45]。しかしシーズン再開後もチームの戦力になりきれず、リーガ終了後にはフランス・アンフォのインタビューに対して「個人的には疑いなくキャリアで最悪のシーズン」と語った[46]。シーズン終了時にはリーグ戦16試合に出場した。
2020-21シーズンは、ベルギー代表に招集されていたこともあり、最初の9月20日と26日の2試合はベンチ外となり、9月30日には右足の筋肉を負傷した[47]。約1ヶ月離脱し、シーズン最初のエル・クラシコを含む5試合欠場した。10月28日のチャンピオンズリーグのボルシアMG戦でシーズン初出場を果たした。10月31日、ウエスカ戦でリーグ戦シーズン初出場で初ゴールを決めるも、その6日後に、新型コロナウイルスの陽性反応を受け離脱する[48]。11月19日に陰性反応を受けて復帰する。11月29日、アラベス戦で右足大腿直筋を負傷し、1ヶ月半離脱し、セビージャ戦とマドリード・ダービーを含む6試合を欠場し、12月23日のグラナダ戦で復帰する[49]。2021年1月23日、アラベス戦でリーグ戦2ゴール目とカリム・ベンゼマへのアシスト記録し、 「まるで最高潮の彼が戻って来たかのようだった」と称賛される[50]。7日後の1月30日、レバンテ戦で左足大腿直筋を負傷し、マドリー加入後10度目の負傷となる[51][52]。約1ヶ月半の離脱をし、3月13日のエルチェ戦で復帰するも、わずか15分間のプレーで右足腸腰筋を負傷し、ピッチを退いた[52][53]。シーズン2度目のマドリード・ダービーとチャンピオンズリーグのアタランタとの第2戦、リヴァプールとの準々決勝2試合を含む8試合欠場した。4月24日のベティス戦で復帰し、チャンピオンズリーグの古巣チェルシーとの準決勝第2戦では89分までプレーするも、0-2で敗れる。試合後、チェルシーの選手と笑顔で談笑する様子がテレビで流れると、「クラブやチームメートへの敬意を欠いている」「アザールはチェルシーのためにプレーした」などとファンから批判を浴び[54][55]、アス紙は「最近のマドリーの傷口に振りかける塩の鍋のようなものだ」と報じた[56]。2023年1月3日、コパ・デル・レイのカセレーニョ戦で出場したが、4部相手に苦戦し、活躍できず、自身の体型も批判された。[57]
その後もほとんど出場機会の得られない日々が続き、また出場しても目立った活躍を残すことはできず、2023年6月3日、レアル・マドリードとの契約解消に合意し、同月30日付で退団することが発表された[58]。レアル・マドリードでの通算成績は76試合7ゴール12アシストだった。
2023年10月10日、現役引退を表明した[59]。
代表経歴
[編集]UEFA U-17選手権2007では大会ベスト4となり同国開催のワールドカップの出場権を獲得。本大会ではグループリーグ敗退の成績で大会を終えた。
2008年11月19日のルクセンブルクとの親善試合でヴェスレイ・ソンクと交代で出場し、ベルギー代表として初出場。
2011年10月7日のUEFA EURO 2012予選のカザフスタン戦で代表初得点を挙げた。
UEFA EURO 2016グループステージ第3戦のスウェーデン戦ではマン・オブ・ザ・マッチに選ばれた[60]。決勝トーナメント1回戦のハンガリー戦でも1ゴール1アシストを記録しマン・オブ・ザ・マッチに選ばれた[61]。
弟のトルガン・アザールと2016年11月9日のオランダとの親善試合に共に出場し、キャリア初の共演を果たした[62]。
2018 FIFAワールドカップではグループリーグのチュニジア戦で2ゴール、3位決定戦のイングランド戦でもダメ押しのゴールを決め、ベルギーのワールドカップ3位に貢献。同大会最多タイとなる3試合でマン・オブ・ザ・マッチに選ばれ、大会のシルバーボールにも選ばれた。
UEFA EURO2020予選のキプロス戦で代表100試合出場を達成、アザールはその試合で先制点を奪った[63]。
2022 FIFAワールドカップでは引き続きキャプテンとして出場したが、ベルギー代表はグループステージで敗退した。12月7日にアザールは代表からの引退を発表した[64]。
評価・プレースタイル
[編集]緩急のついたドリブルで相手を翻弄する世界屈指のドリブラー。
同じラ・ルヴィエール出身でありアザールがAFCテュビズユースに所属している時にトップチームの監督も務めていたエンツォ・シーフォとはデビュー当初から比較された[65]。
ジョゼ・モウリーニョはアザールについて「イングランドの中でも最高の選手だ。」[66]「世界最高の選手になれる」[67] と語っており、クリスティアーノ・ロナウド、リオネル・メッシとともにトップ3の一角を占める選手だと評価している[68]。ジネディーヌ・ジダンは「彼がフィールドで披露する全てのことが好きだ。彼の振る舞い、試合を決める力、そして毎年のように成長していく様を見ているのが本当に好き」と語っている[69]。
フランク・ランパードはジャンフランコ・ゾラを思い起こさせる存在であると語り[70]、「彼はチェルシーに魔法をかけるんだ。もしエデン・アザールが試合に入り込めば、まるで(リオネル・)メッシや(クリスティアーノ・)ロナウドかのようにプレイする。彼は確実にそのレベルにいるよ」と述べている[71]。
人物・エピソード
[編集]- 2012年時点で胸に日本語でジャンニスと息子の名前のタトゥーを入れている[72]。
- 2013年1月23日に行われたフットボールリーグカップのスウォンジー・シティAFC戦で遅延行為を行なったボールボーイを蹴り退場処分を受け、3試合の出場停止になった[73]。
- 幼少期に柔道をやっていた経験がある。プレミアリーグでプレーするにあたりその経験が生きている旨を述べている[74]。
- 2017年5月、ESPNは世界で最も有名なアスリート100人を発表し、78位に選出された。サッカー選手としては29位[75]。
- レアル・マドリードのファンである事を公言している。また、同じフランス語を母語とするジネディーヌ・ジダンが憧れの存在であったと明かしている[76]。
- ベルギー代表を引退した時からすでに現役引退を考えていた。レアルマドリードで苦しい時を過ごし、ピッチに立つことも練習を楽しむこともできなくなっていた[77]。
個人成績
[編集]クラブ
[編集]- 2022年10月25日現在
クラブ | シーズン | リーグ | カップ | リーグカップ | 国際大会 | その他 | 通算 | |||||||
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ディビジョン | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||
リール B | 2007-08 | フランス全国選手権2 | 11 | 1 | — | — | — | — | 11 | 1 | ||||
2008-09 | 2 | 0 | — | — | — | — | 2 | 0 | ||||||
通算 | 13 | 1 | — | — | — | — | 13 | 1 | ||||||
リール | 2007-08 | リーグ・アン | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | — | 0 | 0 | 4 | 0 | |
2008-09 | 30 | 4 | 4 | 2 | 1 | 0 | — | 0 | 0 | 35 | 6 | |||
2009-10 | 37 | 5 | 1 | 0 | 2 | 1 | 12 | 4 | 0 | 0 | 52 | 10 | ||
2010-11 | 38 | 7 | 5 | 3 | 2 | 2 | 9 | 0 | 0 | 0 | 54 | 12 | ||
2011-12 | 38 | 20 | 3 | 1 | 1 | 0 | 6 | 0 | 1 | 1 | 49 | 22 | ||
通算 | 147 | 36 | 13 | 6 | 6 | 3 | 27 | 4 | 1 | 1 | 194 | 50 | ||
チェルシー | 2012-13 | プレミアリーグ | 34 | 9 | 6 | 1 | 5 | 2 | 13 | 1 | 4 | 0 | 62 | 13 |
2013-14 | 35 | 14 | 3 | 0 | 1 | 0 | 9 | 2 | 1 | 1 | 49 | 17 | ||
2014-15 | 38 | 14 | 1 | 0 | 6 | 2 | 7 | 3 | 0 | 0 | 52 | 19 | ||
2015-16 | 31 | 4 | 2 | 2 | 1 | 0 | 8 | 0 | 1 | 0 | 43 | 6 | ||
2016-17 | 36 | 16 | 4 | 1 | 3 | 0 | — | 0 | 0 | 43 | 17 | |||
2017-18 | 34 | 12 | 5 | 1 | 4 | 1 | 8 | 3 | 0 | 0 | 51 | 17 | ||
2018-19 | 37 | 16 | 2 | 0 | 5 | 3 | 8 | 2 | 0 | 0 | 52 | 21 | ||
通算 | 245 | 85 | 23 | 5 | 25 | 8 | 53 | 11 | 6 | 1 | 352 | 110 | ||
レアル・マドリード | 2019-20 | ラ・リーガ | 16 | 1 | 0 | 0 | — | 6 | 0 | 0 | 0 | 22 | 1 | |
2020-21 | 14 | 3 | 1 | 0 | — | 5 | 1 | 1 | 0 | 21 | 4 | |||
2021-22 | 18 | 0 | 2 | 1 | — | 3 | 0 | 0 | 0 | 23 | 1 | |||
2022-23 | 6 | 0 | 1 | 0 | — | 3 | 1 | 0 | 0 | 10 | 1 | |||
通算 | 54 | 4 | 4 | 1 | — | 17 | 2 | 1 | 0 | 76 | 7 | |||
総通算 | 459 | 126 | 40 | 12 | 31 | 11 | 97 | 17 | 8 | 2 | 635 | 168 |
代表数
[編集]- 国際Aマッチ 126試合 33得点(2008年-2022年)[78]
ベルギー代表 | 国際Aマッチ | |
---|---|---|
年 | 出場 | 得点 |
2008 | 1 | 0 |
2009 | 9 | 0 |
2010 | 7 | 0 |
2011 | 8 | 1 |
2012 | 8 | 1 |
2013 | 9 | 3 |
2014 | 12 | 1 |
2015 | 9 | 6 |
2016 | 14 | 5 |
2017 | 5 | 4 |
2018 | 16 | 6 |
2019 | 8 | 5 |
2021 | 10 | 1 |
2022 | 10 | 0 |
通算 | 126 | 33 |
得点
[編集]# | 開催年月日 | 開催地 | 対戦国 | スコア | 結果 | 試合概要 |
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1. | 2011年10月7日 | ブリュッセル、ボードゥアン国王競技場 | カザフスタン | 2-0 | 4-1 | UEFA EURO 2012予選 |
2. | 2012年5月25日 | モンテネグロ | 2-1 | 2-2 | 親善試合 | |
3. | 2013年2月6日 | ブルッヘ、ヤン・ブレイデルスタディオン | スロバキア | 1-0 | 2-1 | |
4. | 2013年3月22日 | スコピエ、ピリッポス2世アレナ | 北マケドニア | 2-0 | 2 -0 | ブラジルW杯・予選 |
5. | 2013年3月26日 | ブリュッセル、ボードゥアン国王競技場 | 北マケドニア | 1-0 | 1-0 | |
6. | 2014年6月1日 | ソルナ、フレンズ・アレーナ | スウェーデン | 2-0 | 2-0 | 親善試合 |
7. | 2015年3月28日 | ブリュッセル、ボードゥアン国王競技場 | キプロス | 4-0 | 5-0 | UEFA EURO 2016予選 |
8. | 2015年6月6日 | サン=ドニ、スタッド・ド・フランス | フランス | 4-1 | 4-3 | 親善試合 |
9. | 2015年9月3日 | ブリュッセル、ボードゥアン国王競技場 | ボスニア・ヘルツェゴビナ | 3-1 | 3-1 | UEFA EURO 2016予選 |
10. | 2015年9月6日 | ニコシア、GSPスタジアム | キプロス | 1-0 | 1-0 | |
11. | 2015年10月10日 | アンドラ・ラ・ベリャ、エスタディ・ナシオナル | アンドラ | 3-1 | 4-1 | |
12. | 2015年10月13日 | ブリュッセル、ボードゥアン国王競技場 | イスラエル | 3-0 | 3-1 | |
13. | 2016年6月5日 | ノルウェー | 2-2 | 3-2 | 親善試合 | |
14. | 2016年6月26日 | トゥールーズ、スタジアム・ミュニシパル | ハンガリー | 3-0 | 4-0 | UEFA EURO 2016 |
15. | 2016年10月7日 | ブリュッセル、ボードゥアン国王競技場 | ボスニア・ヘルツェゴビナ | 2-0 | 4-0 | ロシアW杯・予選 |
16. | 2016年10月10日 | ファロ、エスタディオ・アルガルヴェ | ジブラルタル | 6-0 | 6-0 | |
17. | 2016年11月13日 | ブリュッセル、ボードゥアン国王競技場 | エストニア | 3-0 | 8-1 | |
18. | 2017年8月31日 | リエージュ、スタッド・モーリス・デュフラン | ジブラルタル | 6-0 | 9-0 | |
19. | 2017年10月10日 | ブリュッセル、ボードゥアン国王競技場 | キプロス | 1-0 | 4-0 | |
20. | 3-0 | |||||
21. | 2017年11月10日 | メキシコ | 1-0 | 3-3 | 親善試合 | |
22. | 2018年6月7日 | エジプト | 2-0 | 3-0 | ||
23. | 2018年6月23日 | モスクワ、スパルタク・スタジアム | チュニジア | 1-0 | 5-2 | ロシアW杯 |
24. | 4-1 | |||||
25. | 2018年7月14日 | サンクトペテルブルク、ガスプロム・アリーナ | イングランド | 2-0 | 2-0 | |
26. | 2018年9月8日 | グラスゴー、ハムデン・パーク | スコットランド | 2-0 | 4-0 | 親善試合 |
27. | 2018年9月11日 | レイキャヴィーク、ラウガルタルスヴェルル | アイスランド | 1-0 | 3-0 | UEFAネーションズリーグ2018-19 |
28. | 2019年3月22日 | ブリュッセル、ボードゥアン国王競技場 | ロシア | 2-1 | 3-1 | UEFA EURO 2020予選 |
29. | 3-1 | |||||
30. | 2019年3月25日 | ニコシア、GSPスタジアム | キプロス | 1-0 | 2-0 | |
31. | 2019年11月16日 | サンクトペテルブルク、ガスプロム・アリーナ | ロシア | 2-0 | 4-1 | |
32. | 3-0 | |||||
33. | 2021年9月5日 | ブリュッセル、ボードゥアン国王競技場 | チェコ | 2-0 | 3-0 | カタールW杯・予選 |
タイトル
[編集]クラブ
[編集]- リーグ・アン:1回 (2010-11)
- クープ・ドゥ・フランス:1回 (2010-11)
- プレミアリーグ:2回 (2014-15, 2016-17)
- FAカップ:1回 (2017-18)
- フットボールリーグカップ:1回 (2014-15)
- UEFAヨーロッパリーグ:2回 (2012-13, 2018-19)
- プリメーラ・ディビシオン:2回 (2019-20, 2021-22)
- コパ・デル・レイ:1回(2022-23)
- スーペルコパ・デ・エスパーニャ:1回(2019)
- UEFAチャンピオンズリーグ:1回(2021-22)
- UEFAスーパーカップ:1回(2022)
代表
[編集]- 2014年 - 2014 FIFAワールドカップ (ベスト8)
- 2016年 - UEFA EURO 2016(ベスト8)
- 2018年 - 2018 FIFAワールドカップ(3位)
- 2018年 - UEFAネーションズリーグ2018-19
- 2021年 - UEFA EURO 2020(ベスト8)
- 2021年 - UEFAネーションズリーグ2020-21 (4位)
- 2022年 - 2022 FIFAワールドカップ(グループリーグ敗退)
個人
[編集]- リーグ・アン年間最優秀若手選手賞:2回 (2008-09, 2009-10)
- リーグ・アンベストイレブン:2回 (2009-10, 2010-11)
- リーグ・アン年間最優秀選手賞:2回 (2010-11, 2011-12)
- ブラヴォー賞:1回 (2011)
- PFA年間ベストイレブン:4回 (2012-13, 2013-14, 2014-15, 2016-17)
- PFA年間最優秀若手選手賞:1回 (2013-14)
- チェルシー年間最優秀選手賞:4回 (2013-14, 2014-15, 2016-17, 2018-19)
- PFA年間最優秀選手賞:1回 (2014-15)
- FWA年間最優秀選手賞:1回 (2014-15)
- プレミアリーグ最優秀選手賞:1回 (2014-15)
- UEFAチーム・オブ・ザ・イヤー:2回(2017, 2018)
- FIFAワールドカップ・ベストイレブン:1回(2017)
- FIFA/FIFProワールドイレブン:1回(2018)
- プレミアリーグ月間最優秀選手:2回 (2016年 10月・2018年 9月)
- UEFAヨーロッパリーグ最優秀選手賞:1回 (2018-19)
- プレミアリーグ・プレイメイカー・アワード(アシスト王):1回(2018-19,15アシスト)
脚注
[編集]- ^ “FIFA Qatar World Cup 2022: List of Players: Belgium”. FIFA. p. 3 (2022年11月15日). 2022年11月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月2日閲覧。
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- ^ 「一緒にプレーできて嬉しかった」アザールの引退発表にチェルシーのレジェンドが反応「あらゆる点でトップだったよ」
- ^ http://japan.chelseafc.com/player/479 japan.chelseafc.com
- ^ 河上清、澤田優子『サッカースターの少年時代 プロになった16人の成長物語』株式会社学研マーケティング、2013年、211ページ、ISBN 978-4-05-800104-2
- ^ エデン・アザール、そのプレースタイルと能力値、ポジションは? 世界最高級のドリブルが生む別格の輝き【注目選手分析(3)】 フットボールチャンネル 2019年8月28日閲覧。
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- ^ “レアル加入のアザール、新背番号は「23」か…かつてはベッカム氏も着用”. サッカーキング (2019年7月15日). 2019年7月22日閲覧。
- ^ “アザール、背番号「50」でレアルデビューの理由は? 正式な番号は「7」が濃厚か”. フットボールチャンネル (2019年7月21日). 2019年7月22日閲覧。
- ^ “R・マドリーの今季背番号が決定! アザール7番、モドリッチ10番、ハメス16番、久保建英は──”. www.soccerdigestweb.com (2019年8月10日). 2019年8月12日閲覧。
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- ^ アザール兄が代表100試合出場で先制弾、弟も追加点演出…ベルギーがEURO予選2連勝 サッカーキング 2019年6月11日閲覧。
- ^ エデン・アザールがベルギー代表を引退…2008年から126試合33ゴール36アシスト 超ワールドサッカー 2022年12月7日閲覧。
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- ^ チェルシーCL3季ぶりVへ!“大躍進”アザールが主役狙う スポーツニッポン 2015年8月10日閲覧。
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- ^ ランパード、アザールをバロンドール2人と比較してべた褒め theWORLD 2017年9月16日閲覧。
- ^ Qoly.jp (2012年10月6日). “親日家?アザールが入れた謎の日本語タトゥー”. 2012年11月20日閲覧。
- ^ ボールボーイを蹴ったアザール、処分は3試合で確定 2013年2月1日
- ^ チェルシーMFアザール「柔道の練習がプレミアで生きている」 ゲキサカ 2015年9月20日閲覧。
- ^ ESPN World Fame 100 ESPN.com 2017年6月10日閲覧。
- ^ SOCCER DIGEST web (2019年5月6日). “アザールの今夏のマドリー移籍は決定的!?チェルシー・ファンの残留呼びかけを拒否する動画が流出”. 2023年12月9日閲覧。
- ^ “32歳でまさかの引退…アザール、キャリア終焉の真相告白 「練習を楽しめなくなった」”. 2023年10月20日閲覧。
- ^ エデン・アザール - National-Football-Teams.com
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- エデン・アザール - National-Football-Teams.com
- エデン・アザール - Soccerway.com
- エデン・アザール - Soccerbase.comによる選手データ
- エデン・アザール - FootballDatabase.eu
- エデン・アザール - WorldFootball.net
- エデン・アザール - Transfermarkt.comによる選手データ
- エデン・アザール - FIFA主催大会成績
- エデン・アザール - UEFA
- エデン・アザール - ベルギーサッカー協会
- エデン・アザール - Ligue de Football Professionnel
- Eden Hazard Website
- エデン・アザール Topforward
- Belgian FA Profile
- ESPN Profile
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