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アルゴビ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アルゴビ
種類 カレー
フルコース メインディッシュ
発祥地 インド亜大陸
提供時温度 温かい
主な材料
その他お好みで ウコン
Cookbook ウィキメディア・コモンズ
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アルゴビ発音 [aːlu ɡɔːbʱi]ヒンディー語: आलू गोभी ウルドゥ語:آلو گوبھی)は、現地の発音では「アルーゴビー」の方が近い。インド亜大陸で作られるヴェジタリアン料理である。

ヒンディー語ウルドゥ語で「アルー」はジャガイモ、「ゴビー」はカリフラワーを意味する[1][2][3]。日本ではジャガイモとカリフラワーの炒め煮[2]、ジャガイモとカリフラワーの炒め蒸し煮[4]と紹介されることもある。

インド料理パキスタン料理の中で人気がある[5]

ウコンを使用している為に見た目が黄色くなっており、時折ブラックキャラウェイオオバゲッキツの葉も使われる[2][3]。他の一般的な材料としては、ニンニクショウガタマネギコリアンダーの茎、トマトエンドウクミン等がある[2][3]バリエーションが豊富で似た料理も数多くある。

北インドやパキスタンでは、1口大に千切ったチャパティに挟んで潰しながらダールなどと共に食べる[2][3]

作り方の例[3][4]
  1. フライパンに油を熱し、クミンシードなど香辛料を炒めて香りを出す。
  2. フライパンにタマネギを加えて色づくまで炒める。
  3. フライパンにトマト、ニンニクなどを加えてペースト状になるまで炒める。
  4. フライパンにカリフラワー、ジャガイモ、塩、香辛料、水を加え、蒸し煮にする。

脚注

[編集]
  1. ^ Dalal, T. (2007). Punjabi Khana. Sanjay & Company. p. 90. ISBN 978-81-89491-54-3. https://books.google.com/books?id=caBlQu0YwC4C&pg=PA90 2018年12月3日閲覧。 
  2. ^ a b c d e Ryota Mukai、Rio Hirai 著、ポパイ編集部 編『POPEYE(ポパイ) 2020年 11月号 [WEEKEND LIFE CATALOG 僕たちの週末図鑑。]』マガジンハウス、2020年10月9日、60頁。 
  3. ^ a b c d e 印度カリー子『印度カリー子のスパイスカレー教室』誠文堂新光社、2020年7月10日、48-49頁。ISBN 978-4-416-62032-8 
  4. ^ a b アルゴビ(じゃがいもとカリフラワーの炒め蒸し煮)”. サーモス. 2022年2月2日閲覧。
  5. ^ Campbell, L.A.; Campbell, T.C. (2014). The China Study All-Star Collection: Whole Food, Plant-Based Recipes from Your Favorite Vegan Chefs. BenBella Books. p. 141. ISBN 978-1-939529-97-8. https://books.google.com/books?id=DRgcAwAAQBAJ&pg=PA141 2018年12月3日閲覧。