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しゅげーハイ!!!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「秘密の言葉」
花譜×ケンモチヒデフミシングル
リリース
規格 音楽配信
ジャンル J-POP
時間
レーベル KAMITSUBAKI RECORD
作詞 ケンモチヒデフミ
作曲 ケンモチヒデフミ
プロデュース PIEDPIPER
花譜の「組曲」 年表
花譜×ズーカラデル秘密の言葉
(2023年)
花譜×ケンモチヒデフミ「しゅげーハイ!!!
(2023年)
花譜×MONDO GROSSOわたしの声
(2023年)
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しゅげーハイ!!!」は、2023年7月5日に配信リリースされた花譜×ケンモチヒデフミの楽曲である[1][2][3][4]。花譜のリアルアーティストとのコラボ企画である「組曲」の第13弾である[1][3][5]。ミュージックビデオは同日20時に花譜のYouTubeチャンネルで公開された[1][2][3][6]

2024年4月5日にリリース(3月22日に先行販売)されたアルバム『組曲』に収録された[7]

概要

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組曲」は花譜の活動3周年記念プロジェクトとして始動しているリアルアーティストとのコラボ企画である[1][3]。本作はその第13弾として制作された[1][3]

水曜日のカンパネラのサウンドプロデューサーであるケンモチヒデフミが作詞・作曲およびサウンドプロデュースを行った[1][3][4]

本楽曲は花譜が好きな手芸がテーマとなっている[1][2][3]。ケンモチが花譜にインタビューをして制作された[1][3][8]。花譜が手芸にハマっているという情報を基に、モノを作り上げるときにやってくる楽しさや苦悩、自分自身との対話などをその行為を繰り返すうちに「ハイ」になってくるような脳内の様子を物語調で描いた歌詞となっている[1][3]。アルバム『組曲』の特典ディスクには、花譜が「組曲」を振り返るオリジナルトーク番組「組話はなしにはなさかふ」が収録され、ゲストであるケンモチ・たなか小島英也ORESAMA)と対談した[7]

ケンモチが花譜のラップを聴いてみたいということから制作され[9]、花譜としては珍しいラップ調の楽曲となっている[3][4]HIPHOPサブジャンルのドリル英語版が取り入れられ、パンチの効いたベースに花譜のラップが乗るという構成になっている[1][3][8]。ケンモチ自身の歌声もサウンドに取り入れられている[1][3]TOWER RECORDSの音楽ガイドメディア「Mikiki」のライター月の人は、この点について、同時代のポップやラップ、ダンスミュージックを常に意識しながらも、どんな題材でも歌詞で扱えるという点に強いオリジナリティがあると考察している[8]

森カリオペとのコラボレーション

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2024年1月14日に国立代々木競技場第一体育館で開催された神椿代々木決戦二〇二四『花譜 4th ONE-MAN LIVE「怪歌」』では、ホロライブのラッパーである森カリオペをゲストに迎え、「しゅげーハイ!!! feat. Mori Calliope」としてコラボセッションが披露された[10][11][12]。森カリオペの英語ラップアレンジとなっている[10]。OPEN MIC by JIM BEAMとのコラボレーションとしてセッションが企画された[10][13]。ライブ映像は2024年3月22日にYouTubeチャンネル「OPEN MIC by JIM BEAM」で公開された[10][13]。3月29日には花譜による副音声付きの動画も公開された[14]。なお、森カリオペは『ONE PIECE』106巻のテーマソング「未来島 ~Future Island~」でケンモチに楽曲提供を受けているというつながりがある[8]

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k リアルサウンド編集部 (2023年7月5日). “花譜、ケンモチヒデフミとのコラボ曲「しゅげーハイ!!!」配信 テーマは“手芸”に”. Real Sound. 2025年1月3日閲覧。
  2. ^ a b c 音楽ナタリー編集部 (2023年7月5日). “花譜が今ハマってる手芸をテーマにラップ、ケンモチヒデフミ提供「しゅげーハイ!!!」配信”. 音楽ナタリー. 2025年1月3日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j k l 花譜、ケンモチヒデフミとのコラボ曲「しゅげーハイ!!!」本日リリース”. OTOTOY (2023年7月5日). 2025年1月3日閲覧。
  4. ^ a b c 花譜、「水曜日のカンパネラ」ケンモチヒデフミとのコラボ曲「しゅげーハイ!!!」配信スタート”. PANORA (2023年7月5日). 2025年1月3日閲覧。
  5. ^ 『花譜 DATA COLLECTION BOOK』 2024, p. 019.
  6. ^ 【組曲】花譜×ケンモチヒデフミ # 126「しゅげーハイ!!!」-【オリジナルMV】”. YouTube (2023年7月5日). 2025年1月3日閲覧。
  7. ^ a b KAI-YOU編集部_音楽・映像部門 (2024年3月18日). “花譜、新アルバム『組曲』発表 粗品、佐倉綾音、MONDO GROSSOとのコラボ曲を収録”. KAI-YOU. 2025年1月3日閲覧。
  8. ^ a b c d 月の人 (2023年7月15日). “ケンモチヒデフミが引く手数多な理由とは? 水曜日のカンパネラ、花譜、ano、Mori Calliope……歪な質感を持つ楽曲、その魅力に迫る”. Mikiki. TOWER RECORDS. 2025年1月3日閲覧。
  9. ^ 『花譜 DATA COLLECTION BOOK』 2024, p. 一四.
  10. ^ a b c d OPEN MIC by JIM BEAM (2024年3月22日). “しゅげーハイ!!! / 花譜 ✕ 森カリオペ(Mori Calliope)【花譜4th ONE-MAN LIVE「怪歌」コラボシリーズ①/2】”. YouTube. 2025年1月3日閲覧。
  11. ^ バーチャルシンガー・花譜が新たな自分をさらけ出した4th ONE-MAN LIVE「怪歌」”. HOMINIS (2024年2月1日). 2025年1月3日閲覧。
  12. ^ オグマフミヤ (2024年1月22日). “「神椿代々木決戦二〇二四」2日目ライブレポート 花譜、そして廻花が挑む新たな物語”. KAI-YOU. p. 2. 2025年1月3日閲覧。
  13. ^ a b OPEN MIC by JIM BEAM [@openmic_music] (2024年3月21日). "明⽇21:00、#OPENMIC とのコラボで実現した、しゅげーハイ!!! / 花譜 ✕ 森カリオペ(Mori Calliope)セッションをプレミア公開します📺🎶 2024年1⽉14⽇に国⽴代々⽊競技場 第⼀体育館で開催された、花譜 4th ONE-MAN LIVE 「怪歌」とのスペシャルコラボセッションをお⾒逃しなく😊". X(旧Twitter)より2025年1月3日閲覧
  14. ^ OPEN MIC by JIM BEAM (2024年3月22日). “【花譜がセッションを振り返る】しゅげーハイ!!! / 花譜 ✕ 森カリオペ(Mori Calliope)【花譜4th ONE-MAN LIVE「怪歌」コラボシリーズ②/2】”. YouTube. 2025年1月3日閲覧。

参考文献

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  • 『花譜 DATA COLLECTION BOOK MAKUHARI MESSE CARD ver.宝島社〈宝島社ブランドムック〉、2024年11月30日。ISBN 978-4-299-06203-1 

外部リンク

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