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ドラゴン桜 (テレビドラマ)

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ドラゴン桜
ジャンル 学園ドラマ
原作 三田紀房
第1シリーズ
ドラゴン桜
第2シリーズ
ドラゴン桜2
脚本 第1シリーズ
秦建日子
第2シリーズ
オークラ
李正美
小山正太
山本奈奈
演出 第1シリーズ
塚本連平(MMJ)
唐木希浩5年D組
小松隆志(MMJ)
第2シリーズ
福澤克雄
石井康晴
青山貴洋
出演者 阿部寛
長澤まさみ
音楽 第1シリーズ
仲西匡
第2シリーズ
木村秀彬
国・地域 日本の旗 日本
言語 日本語
シリーズ数 2
製作
チーフ・プロデューサー 第2シリーズ
伊與田英徳
プロデューサー 第1シリーズ
遠田孝一
清水真由美(MMJ)
第2シリーズ
飯田和孝
黎景怡
制作 第1シリーズ
メディアミックス・ジャパン
TBSテレビ
第2シリーズ
TBSテレビ
放送
放送チャンネルTBS系
映像形式文字多重放送(第2シリーズ)
番組連動データ放送(第2シリーズ)
音声形式ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
第1シリーズ
出演者長谷川京子
山下智久
中尾明慶
小池徹平
新垣結衣
サエコ
野際陽子
オープニングmelody.realize
放送期間2005年7月8日 - 9月16日
放送時間金曜 22:00 - 22:54
放送枠金曜ドラマ
放送分54分
回数11
公式サイト
第2シリーズ
出演者髙橋海人King & Prince
南沙良
平手友梨奈
加藤清史郎
鈴鹿央士
志田彩良
細田佳央太
佐野勇斗
早霧せいな
江口のりこ
及川光博
放送期間2021年4月25日 -
放送時間日曜 21:00 - 21:54
放送枠日曜劇場
放送分54分
公式サイト

特記事項:
第1シリーズ
最終回は15分拡大(22:00 - 23:09)。
第2シリーズ
初回は25分拡大(21:00 - 22:19)。
第2話は15分拡大(21:00 - 22:09)。
テンプレートを表示

ドラゴン桜』(ドラゴンざくら)は、メディアミックス・ジャパン(MMJ)・TBSテレビ制作によりTBS系「金曜ドラマ」枠で2005年7月8日から9月16日まで毎週金曜日22時 - 22時54分に放送された日本のテレビドラマ三田紀房漫画作品『ドラゴン桜』を原作に、元暴走族の貧乏弁護士が平均偏差値36の高校生東京大学(以下「東大」)に現役合格させるまでを描いた作品。阿部寛主演。

2021年4月25日[1][注 1]から、前作(以下「第1シリーズ」)の15年後を描いた続編(以下「第2シリーズ」)が「日曜劇場」枠で放送開始。第1シリーズで主要人物を演じた阿部寛と長澤まさみが同じ役で引き続き出演する[6]。また、TBSテレビとMMJの共同製作だった第1シリーズと違い、第2シリーズはTBSテレビの単独製作となる。漫画版の続編『ドラゴン桜2』が原作だが、今の時代に合わせたエッセンスを入れ、ドラマオリジナルの展開が予定されている[7]

2010年には『ドラゴン桜〈韓国版〉』(原題:『공부의 신』〈コンブエ・シン〉)として韓国KBSによりリメイクされた。

原作との違い

第1シリーズ
テレビドラマ版は、原作にあるような受験テクニックよりも、生徒たちが受験を通して成長していく姿を重点に置いている。シナリオも、人間関係を重視した作りになっている。また、ドラマでは全11話で完結させなければならなかったことなどから、原作とは展開が大きく異なる。原作の登場人物である矢島勇介と水野直美も、当時の原作ではまだ受験をしていなかったため、独自の結末が用意された。
第2シリーズ
原作の『ドラゴン桜2』は、龍山(りゅうざん)高等学校(以下「龍山高校」)での成功をきっかけに各地の高校から仕事が舞い込む高校再生のスペシャリストとなった桜木が龍山高校の理事となり、進学校となったものの東大合格者が0人となってしまった高校を復活させる物語である。そのために、桜木の最初の教え子で弁護士となった水野直美に成績が平凡な高校生2名を受け持たせ、東大を目指す筋書きだった。一方で、ドラマ版第2シリーズは大幅に設定が異なり、桜木と水野が登場することと登場人物の名前が一部同じ点を除けばほぼ別物となっている。
勉強の押し付けを嫌い自由な校風を理想に掲げる新理事長の方針で放任状態となったことで、わずか3年で崩壊寸前となった龍海(たつみ)学園高等学校(以下「龍海学園」)を舞台に、2年前に起きた事件がきっかけで失踪し、やる気を失っていた桜木が水野と共に再び生徒たちに向き合う姿を描いている。生徒前での演説で桜木が発破をかける点は原作と同じだが、「東大になんか絶対に行くな」「東大のほうからお断りだ」と突き放している点が原作と異なる[8]

あらすじ

第1シリーズあらすじ

元暴走族の弁護士・桜木健二は、経営難の三流私立校・龍山高校に債権者代理として乗り込む。教師・井野真々子らを前に、学校の解散と教師の解雇を通達。だが、弁護士としての名を上げるため、桜木は解散ではなく、東大合格者を輩出する進学校にする再建案をブチ上げる。桜木は東大受験のための特別進学クラスを創設し、生徒たちの東大合格のために奮闘する。

第2シリーズあらすじ

龍山高校での成功をきっかけに、同様の底辺高校再生の仕事が舞い込むようになった桜木は、虎ノ門に事務所を構える順風満帆な弁護士人生を送っていた。しかし、2年前に依頼された高校で、特進クラスの8人中7人を東大に合格させたものの、1人だけ不合格だった男子生徒・米山圭太がナイフで桜木を刺した上に自殺未遂を起こす。これが、マスコミから叩かれる一大スキャンダルとなり、桜木は消息不明となっていた。その一方で、桜木の教え子で東大卒業後に弁護士となって桜木法律事務所で働いていた水野直美は、独立して事務所を設立したものの経営が行き詰まっていた。水野はかつての龍山高校に匹敵する落ちこぼれ校・龍海学園から「翌年に東大合格者を5名出す」という条件で、再建を引き受けることにより起死回生を図る。福井県で自堕落な生活をして落ちぶれていた桜木を見つけた水野は、彼を再び教育の場へと連れ出そうとする。
しかしその背後で、龍海学園をめぐる大きな陰謀が動き始めていた…。

登場人物

主要人物

桜木建二(さくらぎ けんじ)
演 - 阿部寛
第1シリーズ
主人公。私立の龍山高校着任時38歳。元暴走族リーダーの弁護士。桜木法律事務所所長。警察に捕まったことで改心し、真面目に勉強して東大に合格したが、進学せず弁護士の道を選ぶ。事務所の家賃支払いにも窮するような状態から、倒産寸前の学校法人清算の仕事を先輩弁護士に回してもらい、当初はその予定で着任する。しかし、進学校化で注目を浴び、虎ノ門に大きな法律事務所を構えようと計画を変更。「龍山高校から東大合格者を5人出す」と宣言し、特別進学クラスを創設する。在籍する教師に対し担任希望者を募るも、皆が二の足を踏むことに業を煮やし、自ら担任に就任する。徹底的な合理主義で、曖昧な言動や小さな反発には容赦なく現実を突き付けて黙らせる。よく賭けを吹っ掛けるが、提案を出した時点で必ず勝算を用意しており、実際は相手を従わせるための常套手段でしかない。特別進学クラスの生徒をバカにする発言をしばしばするが、本当の目的はそれを通じて「世の中の仕組みと現実」を教え、「東大合格」のためのモチベーション維持をさせるためである。雑誌の取材に応じていることで世間からは「暴走族弁護士」と言われているが、一部では話が曲解され「暴力団弁護士」と言われることもあり、当人は「暴力団」と言われることを毛嫌いしている。結果的に3人の合格者が誕生したことで、教職員たちからその功績を称賛されたが、5人合格の公約を実現できなかった責任を取り辞表を提出。特進クラスの担任を井野真々子に譲り、1年で任期を終える。
第2シリーズ
龍山高校での成功以来、学校再生のエキスパートとして名を上げ、かつての計画通り虎ノ門に事務所を構えるようになる。しかし、2年前に受け持った高校の生徒・米山圭太が東大不合格のうえ自殺未遂を起こし、マスコミに知れ渡った結果「やりすぎ教育」と叩かれる一大スキャンダルに発展する。意識不明の米山の病室で母親から「東大なんて行けなくても普通の人生が良かった」と詰められたことにショックを受け、マスコミ報道に一切反論せずに行方不明となる。その後、福井県で安アパートの家賃も滞納するほど落ちぶれていたところ、かつての教え子で桜木の部下・水野直美に発見され、強引に龍海学園へと連れられる。龍海学園では東大専科コースの教室の中に折り畳みテントを設置し、そこで寝泊まりしている。
米山のような悲劇を再び起こしたくない思いから、当初は東大専科コースに積極的に関わろうとせず、天野晃一郎と早瀬菜緒を相手にかつての自分の真似事のようなことをしている水野が窮地に陥ったときだけ手助けをする程度だった。しかし、岩崎楓の万引きをきっかけとした一連の騒動[9]に自分の意思で介入し、楓と瀬戸輝を東大専科に加えたことで心境の変化が起きる。東大に二浪で合格していた米山に再会して詫びるとともに、再び教育の場に戻る許可を求め、本格的な復活を果たす。
SNSを活用した英語の勉強法として、瀬戸と天野にはYouTuberとして1日1動画、菜緒と楓にはTwitterで1日20回、それぞれ簡単な英語で自分の日常を投稿させる[10]
水野直美(みずの なおみ)
演 - 長澤まさみ
第1シリーズ
龍山高校3年生。小料理屋経営をしている母親と2人暮らし。いい加減で酒と男にだらしがない母親の、生き方全てを軽蔑している[注 2]
しかし、特進クラス最初のテストを通じて母親と和解し、晴れて特進クラス5人目の生徒となる。
母親が病に倒れて意識が戻らないため、東大試験を2次試験途中で断念するが、その後も受験勉強を続ける。
第2シリーズ[11]
東大受験から翌年、一浪の末に東大に合格。弁護士資格を取得し、桜木法律事務所に入所する。その後、桜木の失踪後に法律事務所を実質的に乗っ取った岸本香の誘いを断り、個人事務所を設立。そんな時、龍海学園の教頭となった龍山高校の元教師・高原浩之から学校再生の話を持ちかけられる。失踪していた桜木を呼び戻し、依頼を受ける代わりに彼が滞納していた家賃を立て替えるなど世話を焼く。同校への赴任早々、新設された東大専科への参加希望と見せかけた小橋と岩井に妨害を受ける[注 3]など窮地に陥るが、そのたびに桜木らに救われて事なきを得る。東大専科に入った生徒達にも、自身が経験した事も踏まえて指導をする。

第1シリーズ

龍山高校特進クラスの生徒

矢島勇介(やじま ゆうすけ)
演 - 山下智久NEWS)(第1シリーズ)
特進クラス1人目の生徒。バンドトランペットを吹いている。実家は鉄工所を経営していたが父親が借金を残して蒸発し、母親と2人暮らし[注 4]。彼女がおり、桜木からは借金返済のための300万円(正確には298万円[注 5])を出資してもらっている。
東大理科一類に合格したが、桜木と同じく東大入学せずに独学で弁護士を目指す。
緒方英喜(おがた ひでき)
演 - 小池徹平(第1シリーズ)
勇介のバンド仲間。勇介が特進クラスに入ったことを受け共に勉強を始めて、厳しい父親を見返すために東大を目指す。
裕福な家庭に育つ[注 6]。お調子者のムードメーカーで、女好き。後半は特に小林麻紀にアプローチすることが多い。
東大受験は不合格になるも、「絶対にあきらめない」とその後も東大を目指す決心をする。また、合否発表の帰宅後に父親とも和解する。
小林麻紀(こばやし まき)
演 - サエコ(紗栄子[注 7])(第1シリーズ、第2シリーズ第1話)
第1シリーズ
ルーズソックスを履いたコギャル風。アイドル志望で現役東大生の肩書きを持ちたいと思っており、得意科目は英語[注 8]
東大受験の結果は不合格。しかし英喜同様、涙を流しながらも「私も絶対にあきらめない」と来年も受ける決意をする。
第2シリーズ[注 9]
東大進学を無事果たし、東大卒の人気タレントとして活躍中[13]
香坂よしの(こうさか よしの)
演 - 新垣結衣(第1シリーズ)[注 10]
外見はお水系コギャル。勇介の彼女で、ずっと一緒にいたいというのが東大志望の動機。水野直美をライバル視している[注 11]
一時期グレて、レディース組とつるんだこともある。
最終的には東大理科一類に合格。勇介が東大に行かないなど色々あったものの、「もっといろんなことを知りたい」という理由で奥野一郎と共に東大に進学する。
奥野一郎(おくの いちろう)
演 - 中尾明慶(第1シリーズ)
進学校に通っていて、東大を目指す双子の弟がいる。二卵性双生児なので弟とは全然似ていない。
「龍山高校では珍しく授業をきちんと受けており、宿題の提出も欠かしていなかった」という、前向きで真面目な性格である。模試の結果で唯一D判定を受けている[注 12]
進学校に通う弟にバカにされることを恐れ、特進クラスに興味を持っていても入ろうとは考えなかった。だが、弟と英喜の間で起こった暴力事件に巻き込まれ、弟のためとはいえ英喜に濡れ衣を着せてしまったことを反省。弟を見返すために、特進クラス6人目の生徒として東大合格を目指す。
最終回では弟の卑劣な妨害を受けるも、東大理科一類に合格。香坂と共に東大に進学する。

桜木が招いた特別講師(第1シリーズ)

柳鉄之介(やなぎ てつのすけ)
演 - 品川徹(第1シリーズ、第2シリーズ第4話・第5話)
第1シリーズ
数学講師。別名「東大数学の鬼」。
勉強は人の真似をすることから始まると考えており、「詰め込みこそ真の教育」がモットー。
昔「柳塾」を開いていて、桜木も教え子だった。多数の東大合格者を出してきたが、竹刀を持って指導する自分のやり方が時代錯誤だと世間から言われてから、塾を引退している。ただし、自分の考えは正しいという信念を貫いており、塾の看板を下ろすことまではしていない。
試験では、たとえ0点であっても特進クラス全員の前で公言し、一番成績の悪い生徒には「バカ」の鉢巻をつけさせる。
第2シリーズ[14]
「詰め込みこそ真の教育」の考えや竹刀をもって指導するなど、龍山高校のやり方を踏襲している。
桜木を通じて東大専科全員に「バカ」の鉢巻をつけさせ、小学校低学年の算数100問を3分間で解くという課題を出す。
阿院修太郎(あいん しゅうたろう)
演 - 小林すすむ(第1シリーズ)
理科講師。主に物理地学を担当。
分かりづらい物理などの理科を、図解や実験などで分かりやすく教える。
芥山龍三郎(あくたやま りゅうざぶろう)
演 - 寺田農(第1シリーズ)
国語講師。風貌や物腰が穏やかな印象。
生徒には、常に「なぜ?」という疑問を持たせる。設問を作った筆者の意図を読ませる授業や、古文を漫画を通して理解させるなど、分かりやすい授業をする。
川口洋(かわぐち ひろし)
演 - 金田明夫(第1シリーズ)
英語講師。フィリピンパブを営んでいる。
「英語は楽しく勉強しよう」がモットー。ビートルズの曲の歌詞をエアロビしながら復唱させるなどの授業を行う。

龍山高校の教職員

それぞれが桜木のやり方に反発する。しかし全員合格発表の際には、生徒たちのことを気にかけている。

井野真々子(いの ままこ)
演 - 長谷川京子(第1シリーズ)[注 13]
教師。生徒の個性を活かした教育を掲げる[注 14]
桜木のやり方に反発する教師グループの1人だったが、次第に理解を示し、生徒たちの応援をする。桜木によく賭けをさせられるが、負ける度に奴隷として働かされている。
元々英語教師だったが、桜木が招いた英語講師・川口との勝負に敗れ世界史の教師となる。
龍山高校教師の中では唯一、特別進学クラスの講師として受け入れられた教師であり、翌年度は桜木の後任として10人の生徒を抱える特進クラスの担任に就任する。
落合正直(おちあい まさなお)
演 - デビット伊東(第1シリーズ)
桜木のやり方に反発する教師グループのリーダー格。
事あるごとに桜木に食ってかかる。
近藤時久(こんどう ときひさ)
演 - 斎藤洋介(第1シリーズ)
教頭。桜木のやり方に反発する教師グループの、スーパーサブ的存在。
常にベージュのスーツと蝶ネクタイという出で立ち。
宮部梅太郎(みやべ うめたろう)
演 - 安藤亮司(第1シリーズ)
桜木のやり方に反発する教師グループの1人。ジャージ姿。
浅海和子(あさみ かずこ)
演 - 築山万有美(第1シリーズ)
桜木のやり方に反発する教師グループの1人。
稲葉勉(いなば つとむ)
演 - 青山勝(第1シリーズ)
桜木のやり方に反発する教師グループの1人。白衣姿。

龍山高校の関係者

龍野百合子(たつの ゆりこ)
演 - 野際陽子(第1シリーズ)
理事長。浪費家で大のブランド好き。
前理事長の夫が死んだことを受けて役職を引き継いだために経営には自信がなく、都合が悪くなると泣いたりどこかへ旅に出たりしてしまう。
一応、テレビに出る話になると積極的にメディア関係者を受け入れるなど、理事長としての威厳も持ち合わせている。一方で、龍山の東大合格者が出たことについて、他の学校に自慢げに公表するなど、自慢家な面も持ち合わせている。
経費節減のため、夜にガードマンも兼任している。
阿部沙織(あべ さおり)
演 - 郡司あやの(第1シリーズ)
生徒。直美の友人。
勇介のことが好きで、勇介へのプレゼントを代わりに渡してほしいと直美に頼みこむこともある。

生徒の家族(第1シリーズ)

矢島節子(やじま せつこ)
演 - 石野真子(第1シリーズ)
勇介の母。多額の借金を残し蒸発した夫に代わり、その債務処理に追われている。息子にはきちんと高校を卒業させたいと考えている苦労人。
水野悠子(みずの ゆうこ)
演 - 美保純(第1シリーズ)
直美の母。小料理屋「ゆうこ」のママ。夫に先立たれたシングルマザー
いい加減な性格で酒と男にだらしがない。娘の直美にも店の手伝いをさせており、将来店を継がせたいと思っている。直美のことを「筋金入りのバカ」と評していたが、娘の涙を見て受験を認める。
緒方万里子(おがた まりこ)
演 - あいはら友子(第1シリーズ)
英喜の母。社長夫人。自分の息子を「さん」付けで呼ぶ。愛車は日産・シーマ
緒方厚生(おがた こうせい)
演 - 須永慶(第1シリーズ)
英喜の父。社員2,000人を抱える会社の社長。一橋大学卒。愛車は日産・プレジデント
龍山の生徒であり、なおかつ東大受験への勉強を始めたという息子を見下し続ける。しかし、最終回にて息子と和解する。
奥野次郎(おくの じろう)
演 - 水谷百輔(第1シリーズ)
一郎の二卵性双生児の弟。龍山高校の近くにある名門進学校「秀明館高校[注 15]」の生徒。東大文科一類志望。
成績優秀な優等生だが、裏表のある腹黒い性格[注 16]。一郎をことあるごとに見下し、彼の存在を侮辱する態度をとっている。
「龍山に通う劣等生の兄」の存在を知られ彼女に振られてしまい、さらには桜木の叱責により一郎も東大合格を目指すようになってしまったことで、それ以降さらに一郎との対立を深める。
最終回にて、自分を脅かす存在となった一郎に、東京大学入試本番の試験1日目終了後に消費期限切れのサンドウィッチを「応援」と称して渡し、受験を妨害する[注 17]も一郎は合格。自身は以前から勉強があまりできていなかったこともあり、不合格という自業自得の結果となる。
奥野美也子(おくの みやこ)
演 - かとうかずこ(第1シリーズ)
一郎と次郎の母。
次郎が東大受験に向けて勉強しやすい環境を作るように一郎を教育している。しかし、これは一郎を過小評価している待遇で、桜木からは「不正解な教育」と指摘され、最終回にこの指摘は結果として出る。
奥野和彦(おくの かずひこ)
演 ‐ 野添義弘(第1シリーズ)
一郎と次郎の父。
東大受験を控えた次郎ばかり気にかけている。
香坂恵(こうさか めぐみ)
演 - 栗田よう子(第1シリーズ)
よしのの母。見た目はスナックのママ。娘と同じく厚化粧。
小林光江(こばやし みつえ)
演 - 池谷のぶえ(第1シリーズ)
麻紀の母。

その他(第1シリーズ)

山本希美(やまもと のぞみ)
演 - 矢沢心
井野真々子の友人。秀明館高校の英語教師。
常に彼氏候補2人を引き連れ、そのどちらと交際するべきか真々子に相談を持ちかける。
田中義男(たなか よしお)
演 - 村上大樹
希美の彼氏候補その1。
黒ぶち眼鏡の小太り中背。東大法学部卒の官庁職員でかなりの自慢屋、薀蓄たれの傲慢。
最終回で沢松の反省出来る姿勢を見たことから、他人を認めることを覚える。
沢松靖司(さわまつ やすし)
演 - 唐橋充
希美の彼氏候補その2。
かなりのイケメンだが高卒フリーター。趣味はパチンコ
」の字が読めない、「スッゲー」しか感想が言えないなど、教養・語彙力・会話力に乏しい。
最終回で希美に振られたことから無教養を反省して、田中に「『スッゲー』以外を言えるようにしてください」と勉強を教えてくれるように頼みこむ。
斉藤(さいとう)
演 - 石井愃一
小料理屋「ゆうこ」の中年の常連客。リフォーム会社勤務。
龍山高校に在籍しているからという理由だけで水野直美をバカにする。
岡部弁護士
演 - 小野寺昭
桜木に龍山高校の破産手続きの仕事を紹介する。
戸田明日美(とだ あすみ)
演 - 堀朱里
小林麻紀の友人でグラビアアイドル。自分の仕事ぶりをちょくちょく麻紀に写メールしてくる。
麻紀が東大を目指すと聞き、テレビ取材のリポーターとして乗り込む。ただ、友人とはいうものの、心の中では麻紀のことを「龍山高校のバカ女」などと見下している。
栗山祥太(くりやま しょうた)
演 - 橋爪遼
帰国子女で、入試の日に下痢で体調を崩さなければ学区一の公立高校に受かっていたと言われる秀才[注 18]
特進クラスの英語担当教師をかけた対決で真々子に駆り出される。
佐久間美優(さくま みゆ)
演 - 桂亜沙美
奥野次郎の彼女。次郎に龍山高校の兄がいると知り、幻滅したと話す。
バンドのベース
演 - 尾嶋直哉
堀英太郎
演 - ザ・たっち
希美の最終的な彼氏。
高卒。小さいときからコンピュータオタクで、自分でIT会社を起こして株価総額10億円の資産家となる。
花岡高校理事長
演 - みのもんた(特別出演)
龍山高校から東大合格者が誕生した噂を聞いて、自校も再建してもらいたいと桜木にスカウトの電話をかける。
他の出演者

第2シリーズ

龍海学園東大専科の生徒

瀬戸輝(せと あきら)
演 - 髙橋海人King & Prince)(第2シリーズ)[15]
学園近くのラーメン店「瀬戸屋」の息子。3年前に両親を亡くし、1人で店を切り盛りする姉との2人暮らし。ぶっきらぼうな振る舞いが目立つが、放課後に店を手伝うなど、本来は心優しき青年。赴任したての桜木たちを陥れるために小橋と岩井を使って妨害行為を行うが[16]、桜木に恨みがあったわけではなく、岩崎楓が万引きしたことをコンビニ前で諫めていた時の会話を桜木に聞かれたため、彼女を守るために取った行動だった。楓の万引き映像を桜木がコンビニからコピーしたと知り、桜木と水野が瀬戸屋で食事している隙に映像記録を奪おうと学校を訪れるが、同じ目的で先に来ていた楓が証拠隠滅のために桜木のテントを放火したと知り、自分が火を点けたと学校に名乗り出る。だが、桜木が火事は自分の不始末で起こしたと主張し、瀬戸が東大志望なので桜木のために嘘をついていると庇ったため、恩を着せられる形で否応なしに東大専科に所属することとなる。その後も東大専科はもちろん、学年の中でも最下位を争うほどの成績の悪さもあって、特に苦戦する事になる。さらに、姉が切り盛りするラーメン屋が嫌がらせを受けるなど、勉強に集中し切れずにいる。その後も苛烈になっていく闇金融の取り立てと一向に減らない借金と膨れ上がる利息の支払い、そして姉の苦しむ姿に耐え兼ね他のアルバイトも始めるようになってからは、すっかり東大専科の授業も受けなくなってしまう[17]。しかし、桜木のお陰で不当に払わされていた闇金融からの利息支払いをする必要が無くなった事と、余計に払わされた利息分を現金として取り返してもらった事で、自身の店の借金問題は解消される[18]。後に桜木から諭された事で東大専科に復帰し、本格的に東大受験に打ち込むようになる[18]
早瀬菜緒(はやせ なお)
演 - 南沙良(第2シリーズ)[19]
今時の女子生徒。家族とは仲も良く何不自由なく育ったが飽きっぽく、今まで何かを頑張ったという経験がない。懸命にバドミントンに取り組む楓を見て何かを頑張ってみたいと東大専科に志願するものの、初日に大学入学共通テストを受けさせられただけで音を上げ辞退する。しかし、その後は再度奮起し取り組んでは諦めかけての繰り返しであるものの、勉強に取り組むようになっていく。一度親に東大受験しようとしている事がバレて東大受験を諦めかけるも、桜木の「東大受験の成功には親との信頼関係が必要」と親が諭された事で、改めて勉強に集中するようになる。
岩崎楓(いわさき かえで)
演 - 平手友梨奈(第2シリーズ)[20](2歳時:三好菜子[21]
大学からもスカウトが来るほど、全国屈指のバドミントン選手として活躍する少女。コンビニで万引きをする様子を赴任初日の桜木に見られ、それを周囲にバラされるのではないかと不安を覚える。さらに、部室のロッカー内や大会会場の女子トイレに自身を万引き犯だと非難する貼り紙がされていたのを彼の仕業と思い込んでしまい、ついには深夜に東大専科の教室にある桜木のテントに忍び込む。彼がコンビニからコピーした自身の万引きの証拠映像を奪おうとするが見つからなかった[注 19]ため、証拠隠滅のために放火してしまう。
大学の推薦がかかった大会では、ダブルスの2回戦でペアである清野利恵に巻き込まれて転倒し、足が動かなくなり棄権してしまう。楓は以前からケガで膝が不調だったのを隠していたが、それを見抜いていた桜木は彼女を無理矢理病院に連れて行き、医師の診断で治療にはリハビリも含めて2年必要だと知らされる。そして、パートナーとして信頼していた清野が大学の推薦枠を自分から奪うためにコーチの宮村と共謀し、貼り紙をしたりわざと膝に負担がかかるように仕向けていたことを知る。それでも選手としてではなくサポーターとして大会2日目に参加して清野の優勝を見届け、宮村についても「いなくなったら部に迷惑がかかるから」と不問にする。そして桜木に「お前の人生はお前が決めろ」と言われた際、東大でスポーツ医学を学び、その上で選手に復帰してオリンピックを目指し、引退後はスポーツ医学で若い選手のサポートをしたいと東大専科に参加志願する[22]。その後も、東大専科の中では持ち前の負けん気の強さと本質を追及していこうとする姿勢もあって、後れを取りがちな仲間の勉強を見たり、特別講師の柳の教育方針による「バカ鉢巻」の方針も進んで受ける役も買って出るようになる。
天野晃一郎(あまの こういちろう)
演 - 加藤清史郎(第2シリーズ)[23]
優秀な弟に劣等感を抱く生徒。当初は同科への参加希望を言い出せずにいたが、桜木から「うだうだ考えずに飛び込んでみろ」とアドバイスを受け、自身を見下す弟を見返すために参加を決める。菜緒と共に初日に大学共通テストを受けさせられただけで辞退するが、後に復帰する。一度は菜緒と同じく、親に東大受験しようとしている事がバレて東大受験を諦めかけるも、桜木の「東大受験の成功には親との信頼関係が必要」と親が諭された事で改めて勉強に集中するようになる。
部屋の装飾品などから鉄道ファンである模様[注 20]
藤井遼(ふじい りょう)
演 - 鈴鹿央士(第2シリーズ)[24]
学年トップの成績を持つ生徒。東大志望ではあるが、高校入試時にインフルエンザにかかり第一志望の高校を辞退した事で、やむなく龍海に入学する。担任に向かって「3流大出身だろ」と暴言を吐くなど他の生徒や教師を見下しており、東大専科へ勧誘された際も「バカが移りそうだ」と参加を拒否する。自身の優秀さを鼻にかけては東大専科に属する瀬戸らを馬鹿にしていたが、久美子が提案する東大専科[注 21]との東大過去問から抜粋した試験問題による勝負で予想外の惨敗を喫する[注 22]。その後も敗北に納得いかずにごねるも、桜木から「本質を見抜こうともしないやつは東大にいらない」と言う意見と自身の人間性を大いに否定された事によって、引き下がらざるを得なくなる。その後も、東大専科の授業を隠し撮りしてはSNSにアップして風評被害を起こしたり、原健太に昆虫の解剖の動画を見せたりするなど、懲りずに妨害している。
藤井が負けたことをいつまでも引きずり、勉強に集中できない様を見かねた理事長の久美子が、桜木に再度の勝負を申し入れ、今度は大学入学共通テストを国語・数学・英語の3教科で藤井と東大専科の各教科最高得点で対決することになり、桜木と「藤井が勝ったら桜木が土下座、負けたら東大専科の合宿に参加する」という賭けを行うも、英語と国語は小杉麻里に、数学は原健太に再び敗北する。
その後、桜木との約束通り合宿に参加する。当初は渋々であったが、国語特別講師である太宰府治の授業を熱心に受け、自由時間も勉強に打ち込むその姿は他の東大専科生にも大いに影響を与える。小杉が家庭の事情で大学受験ができないことを目の当たりにして、自身も優秀な兄が2人いる中で自分だけが高校受験に失敗し家庭内で追い詰められていることを彼女にだけ打ち明け、小杉の父に対して、東大専科生たちが小杉が東大を受けるべきと主張するプレゼンにも参加する。小杉の父の説得が成功し、彼女の東大専科参加が決まった後は桜木から「もう東大専科にこなくていい」と言われるものの、自分の意思で東大専科に残りたいと告げ、原に謝罪。原がその謝罪を受け入れたことで、他の生徒からのわだかまりも解けて専科の仲間として受け入れられる。
小杉麻里(こすぎ まり)
演 - 志田彩良(第2シリーズ)[25]
文系トップの成績を持つ生徒。隣人で幼馴染でもある原健太のそばに常にいて、虫に夢中になって集団から外れる彼の世話を行っている。
水野や生徒たちから東大専科に勧誘されるも「就職希望」として参加を拒否している。父親の繁が「女に学歴が必要ない」という固定概念で大学進学を反対し、虐待を受けていた。
東大専科と一流大コースとの勝負の際に藤井が健太を傷つけたことで、勝負の間だけ一時的に東大専科コースに加わり、英語と国語で藤井を上回る点数を取り勝利に貢献する。その直後に水野に東大専科に入ることを勧められるも、前述のことを理由に(その時点では水野に言っていない)拒否する。
合宿には、健太の付き添いとして参加する。
合宿の途中で父親の繁に強制的に帰宅させられ、龍海学園を退学させられそうになる。翌日、退学届を持ってきた繁に桜木が「小杉はずっとあんたを信じてきた」と説得し、東大専科に入る。
学校側が暴行の件を対処しようとするも、麻里が反対して警察に通報しなかった。
原健太(はら けんた)
演 - 細田佳央太(第2シリーズ)[26]
昆虫の大好きな心優しき生徒。虫がいるとその観察に夢中になり、地面に這いつくばったり飛ぶのを追いかけたりしている。その優しさから、捕まえたり殺したりといった虫を傷つける行為を極度に嫌い、担任の田村梨江子が彼のために教室に昆虫標本を大量に飾ったが逆効果だった。
桜木が小橋や岩井と共に学園の庭にシンボルの桜の木(通称:ドラゴン桜)[注 23]を植樹した際、当日の10時に雨が降ると予言し、実際に言った通りになり彼らを驚かせる。これが桜木が東大専科にスカウトするきっかけとなった。
発達障害からくる学習障害によって成績はオール1の学年最下位であり、周囲から孤立している。実際は、聴覚的短期記憶能力が低い代わりに本などから視覚的に得た記憶力は辞書丸ごと1冊を暗記するなど驚異的で、さらに計算力も非常に優れた天才である[28][注 24]。それを見抜いた桜木が「お前の知りたいことはすべてここに書いてある」と、海外の研究者が昆虫の飛行理論を数学的に記述した英語論文と辞書を渡したため、それを理解するために大学入試レベルの英語と数学を一気に身に着ける[29]。ただし、英語のリスニングや国語など、聴覚的だったり読解力を要する教科は苦手なままである。
東大専科と一流大コースとの勝負当日に藤井から虫の解剖動画を見せられ「東大の研究者も虫を殺す」と言われ試験放棄するも、桜木の「東大に入って、おまえが虫と共生できる未来をつくれ」との説得で復帰。残り時間20分程度で試験を始めたにもかかわらず、数学でほぼ満点に近い点数を取り藤井に勝利する[28]

桜木が招いた特別講師(第2シリーズ)

太宰府治(だざいふ おさむ)
演 - 安田顕(特別出演)(第2シリーズ第6話)[30][31]
国語講師[30]。東大専科での2泊3日の勉強合宿において、生徒達の読解力を向上させるために桜木が招集する[30]
できない生徒を見ると授業に熱が入るが、すぐに冷める。
由利杏奈(ゆり あんな)
演 - ゆりやんレトリィバァ(第2シリーズ第7話)[32]
英語講師[32]。東大模試に向け、生徒達のリスニングを強化するために桜木が招集する[32]

龍海学園の教職員

大山将大(おおやま まさひろ)
演 - 内村遥(第2シリーズ)[33]
教師。
難関大学コース(第3話)および一流大学コース(第4話・第5話)の担任。
教育熱心だが、唯一の生徒である藤井からは三流大学出として馬鹿にされており、マンツーマンであるにもかかわらずまともに授業を受けてもらえていない。
田村梨江子(たむら りえこ)
演 - 山田キヌヲ(第2シリーズ)[33]
教師。
発達障害のある原健太を2年間普通学級で受け持っているクラス担任。桜木が健太を東大専科に引き入れた際は、幼馴染である小杉麻里を専科へ引き込むために利用するなと強く抗議するが、桜木によって健太の隠された才能を知ることとなる。東大専科の生徒たちと共にゲーム感覚で試験問題を楽しむ健太の姿を目の当たりにし、桜木から「無理矢理授業を受けさせず、教室や勉強に対する嫌悪感を植え付けなかったことが、結果的に彼の才能の開花に繋がった」と感謝され涙する。
辻圭輔(つじ けいすけ)
演 - ケン水玉れっぷう隊)(第2シリーズ)[33]
教師。
鶴ヶ﨑(つるがさき)
演 - 鶴ヶ﨑好昭(第2シリーズ)[33]
体育教師。

龍海学園の関係者

高原浩之(たかはら ひろゆき)
演 - 及川光博(第2シリーズ)[34]
教頭。
かつて龍山高校教師として桜木による再建を目の当たりにしており、学力低下や経営危機に陥った学園を建て直すために理事長・龍野久美子の意向を無視して桜木を召集する。
ドラマ版では第2シリーズで初登場となるが、原作では『ドラゴン桜』ですでに登場しており、ドラマでも水野直美と顔見知り。
龍野久美子(たつの くみこ)
演 - 江口のりこ(第2シリーズ)[34][注 25]
現理事長。
学力低下と経営危機の要因。自分のやり方が絶対で、経営再建を試みる桜木らの前に立ちはだかる。東大卒だが、前理事長である父に無理矢理進路を決められた反動で東大を否定する。「自由な校風」を理想としており、方針の異なる父との間に確執がある。桜木の東大専科が軌道に乗り始めたのに危機感を抱き、難関大学コースや一流大学コースを新たに設けて対抗するも藤井1人しか生徒が集まらず、2度とも東大専科との存続をかけた試験勝負で敗北して廃止となる。
学園の土地売却に反対している。
龍野恭二郎(たつの きょうじろう)
演 - 木場勝己(第2シリーズ)[33]
前理事長。久美子の父。
校内の反理事長派教師をまとめ上げた高原と娘・久美子を天秤にかけ、東大専科コースから1年で5人以上の東大合格者が出れば久美子を理事長から解任し、高原を理事にするとの賭けを両者に提案し、承諾させる。しかしそれは学園の土地売却を坂本や米山らと画策して、学園売却に反対する娘を追い出して土地買収を進めるための罠だった。
奥田義明(おくだ よしあき)
演 - 山崎銀之丞(第2シリーズ)[33]
校長。
久美子に頭が上がらないが、桜木を学園に招くかを決める理事会決議ではゲイの男性との援助交際をネタにゆすられ、久美子に造反する。
清野利恵(きよの りえ)
演 - 吉田美月喜(第2シリーズ)[35]
龍海学園の生徒。
岩崎楓と「イワキヨペア」としてバドミントンのダブルスを組む。常に自分より上だった彼女を内心では妬んでおり、コーチの宮村と共謀して心身ともに追い詰めることで膝の怪我を誘発し、1名しか枠が無いバドミントン名門大学への推薦を奪うが、桜木によってその陰謀を暴かれ楓にも知られてしまう。個人戦の決勝戦では調子を崩し負けそうになるが、自分を恨むことなくサポーターとして支えようとする楓の応援によって立ち直り、優勝する[22]
小橋(こはし)
演 - 西山潤(第2シリーズ)[35]
龍海学園の生徒。
東大専科への参加希望と見せかけ、桜木たちを陥れるために岩井と共に妨害[注 26][注 27]を働くも、桜木から逆襲[注 28]を受ける。その後はショックで不登校になったと思われていたが、じつは桜木を慕う舎弟になっており[37]、桜木の指示で女子バドミントン部の清野とコーチの宮村の陰謀を調査している。桜木の言葉に影響を受けて岩井と共に勉強を始めたものの、迷惑をかけた東大専科には今更戻れないとして、専科入りした瀬戸を応援する[38]
岩井(いわい)
演 - 西垣匠(第2シリーズ)[35]
龍海学園の生徒。
小橋と共に桜木たちへの妨害を働くが返り討ちにあい、以降は舎弟として従っている[37]。実家は、「岩井商店」。
宮村(みやむら)
演 - 盛隆二(第2シリーズ)[39]
バドミントン部コーチ。
清野と結託し、楓を潰すために膝への負荷がかかる過度な練習を強要したり、清野を大学へアピールし推薦を獲得するために彼女をわざと楓にぶつからせてダブルスを棄権する流れに持ち込ませるなどの不正を行うが、そのことを桜木に知られ「教師として以前に、あんたは人間として落第だ」と一喝される[22]
石渡(いしわたり)
演 - 齋藤瑠希(第2シリーズ)[40]
龍海学園の生徒。楓と菜緒のクラスメイト。

生徒の家族(第2シリーズ)

天野裕太(あまの ゆうた)
演 - 深田竜生少年忍者 / ジャニーズJr.、第2シリーズ)[41]
晃一郎の弟。劣等生の兄に対し強気な態度を取る。
岩崎明人(いわさき あきと)
演 - 駿河太郎(第2シリーズ)[41]
楓の父。元バドミントン選手。
自分達がオリンピックに出場できなかった分、裕子と共に娘に期待をかける。娘の膝の怪我を知った際は、自己管理ができていなかった事を妻と共に叱責するだけで、全く労わろうとはしない。楓が受験勉強に勤しむようになっても否定的な態度を取り、バドミントンに復帰するよう圧力をかける。
岩崎裕子(いわさき ゆうこ)
演 - 馬渕英里何(第2シリーズ)[41]
楓の母。元バドミントン選手。
夫同様、楓が受験勉強に勤しむようになっても否定的な態度を取り、バドミントンに復帰するよう圧力をかける。
瀬戸玲(せと れい)
演 - 大幡しえり(第2シリーズ)[41]
輝の姉。「ラーメン瀬戸屋」の店主。
両親を3年前に亡くしたことで大学進学を諦め、両親が残した店を守ろうと弟・輝と切磋琢磨する。しかし、実際は困窮した店の状況を乗り切るために闇金融から100万円を借りた事で膨れ続ける利息の暴利に苦しめられており、輝にもひた隠しにする。輝が東大専科に入った後も店の事は自分に任せるよう気丈に振舞うも、闇金融からの本格的な嫌がらせが始まり心身ともに限界となる。桜木が間に入り、貸した金額以上の不当な利息を要求する闇金融の圧力や呪縛から解き放たれる事となる[18]。不当に払わされた分の利息を現金で取り返してもらった事もあり[18]、桜木に深い感謝の念を述べる。
早瀬恵子(はやせ けいこ)
演 - 森口瑤子(第2シリーズ)[14]
菜緒の母。
娘が内緒で東大受験を目指していることを知り学園に乗り込むが、桜木から「東大受験の成功には親との信頼関係が必要」と諭され引き下がる。
天野美紀(あまの みき)
演 - 片岡礼子(第2シリーズ)[14]
晃一郎の母。
息子の授業風景をSNSで知り早瀬恵子とともに学園に乗り込むが、恵子と同様、桜木から諭され引き下がる。
小杉繁(こすぎ しげる)
演 - 迫田孝也(第2シリーズ)[42]
麻里の父。
繁の父が亡くなり、繁の父が社長の会社が潰れて生活が苦しくなったことをきっかけに性格が豹変する。
娘の大学進学を認めず、虐待を加えている。麻里が合宿に参加した際、一時は娘を自宅に連れ戻して退学させようとさせるが、桜木に諭されて進学を認める。
妻・祥子との間で離婚調停が進められている模様[43]
小杉祥子(こすぎ しょうこ)
演 - 相築あきこ(第2シリーズ)[44]
麻里の母。

その他(第2シリーズ)

米山圭太(よねやま けいた)
演 - 佐野勇斗[45]
桜木の元教え子。
東大に不合格となったために自殺未遂を起こし[46]、桜木が落ちぶれる元凶となる。その後は二浪で東大に合格し、坂本智之が経営する企業に務めている。恭二郎、坂本、岸本と共に、龍海学園の土地売却に反対する龍野久美子を叩き潰すことを企んでいる。
岸本香(きしもと かおり)
演 - 早霧せいな[34]
桜木法律事務所所属の弁護士。事務所のNo.2で、桜木の信頼を置く人物。
桜木の失踪後に個人事務所を開設し、桜木法律事務所の顧客を引き継ぐ。
恭二郎、米山、岸本と共に、龍海学園の土地売却に反対する龍野久美子を叩き潰すことを企んでいる。
坂本智之(さかもと ともゆき)
演 - 林遣都[47][注 9]
IT企業の経営者。
龍山高校では水野の1年後輩で、東大時代の同級生。彼女から桜木に関する調査を依頼され、福井県にいることを突き止める。
恭二郎、米山、岸本と共に、龍海学園の土地売却に反対する龍野久美子を叩き潰すことを企んでいる。
コンビニの店員
演 - 相田周二三四郎[48]
岩崎楓が万引きをしたコンビニの店員。桜木から万引きした商品の代わりに5,000円を受け取り、監視カメラの映像を提供する。
大家
演 - 茅島成美
定食屋のおばさん
演 - ふくまつみ
定食屋の娘
演 - 野口雅
チンピラ
演 - 金ちゃん(鬼越トマホーク[49]
瀬戸屋の営業を阻害する。
ガソリンスタンドの店員
演 - 小宮浩信(三四郎)[50]
瀬戸輝がアルバイトをするガソリンスタンドの先輩店員。

スタッフ

第1シリーズスタッフ

第2シリーズスタッフ

  • 原作 - 三田紀房『ドラゴン桜2』(コルク)
  • 脚本 - オークラ李正美小山正太、山本奈奈
  • 音楽 - 木村秀彬
  • 撮影 - 橋本智司、草間巧
  • 美術プロデューサー - やすもとたかのぶ
  • 照明 - 鋤野雅彦、原沢大樹
  • 映像 - 青木孝憲、山本直紀
  • カメラ - 安芸孝仁、橋本智司、草間巧
  • 音声 - 小川貴裕、松尾亮介
  • テクニカルマネージャー - 森哲郎
  • 編集 - 朝原正志、塚本翔平、佐藤夕夏
  • 選曲 - 御園雅也
  • MA - 飯塚大樹、湯浅絵理奈、深澤慎也
  • 音響効果 - 田久保貴昭、花谷伸也
  • 音楽コーディネーター - 久世烈
  • 美術デザイナー - 串岡良太郎
  • 美術制作 - 井窪新太
  • VFX - 小嶋一徹
  • 装飾 - 上原一晃
  • 装置 - 田中健一
  • 衣装 - 佐藤りか
  • スタイリスト - 土屋シドウ
  • 持道具 - 岡田哲也
  • ヘアメイク - 日野萌菜美、小泉尚子、高村三花子
  • 映像協力 - 北海道放送テレビ山梨静岡放送CBCテレビRSK山陽放送中国放送山陰放送テレビ山口RKB毎日放送熊本放送南日本放送
  • 東大監修 - 西岡壱誠
  • 法律監修 - 小林健太郎、矢野亜紀子
  • 医療監修 - 西脇俊二、石井桂輔、平川千恵
  • 医療指導 - 植野永子
  • 警察指導 - 石坂隆昌
  • 消防指導 - 坂口隆夫
  • バドミントン指導 - 栗原文音[51]
  • バイク指導 - 西村信宏
  • リサーチ - 朝倉燎子
  • 編成 - 青木伸介、寺田淳史
  • スチール - 浜田惟寛、加藤徹、長谷川真也
  • 制作担当 - 北川学
  • 制作主任 - 石渡大樹、小林正知、伊藤友子
  • 記録 - 上田悠莉、佐藤麻衣子
  • チーフプロデューサー - 伊與田英徳
  • プロデューサー - 飯田和孝黎景怡
  • 演出 - 福澤克雄石井康晴青山貴洋
  • 製作著作 - TBS

放送日程

第1シリーズ放送日程

話数 放送日 サブタイトル[52] 演出 視聴率
第1話 2005年7月08日 バカとブスこそ東大へ行け 塚本連平 17.5%
第2話 7月15日 自分の弱さを知れ! 16.5%
第3話 7月22日 筋金入りのバカ 唐木希浩 13.8%
第4話 7月29日 壁にぶつかるまで我慢しろ 塚本連平 16.1%
第5話 8月05日 泣くな! お前の人生だ! 唐木希浩 16.8%
第6話 8月12日 英語対決! 勝負だバカ6人 塚本連平 17.9%
第7話 8月19日 見返してやる! 東大模試! 小松隆志 15.6%
第8話 8月26日 バカの涙…夏休み課外授業 唐木希浩 17.0%
第9話 9月02日 信じろ! 成績は必ず上がる! 塚本連平 14.5%
第10話 9月09日 友情か受験か? 最後の決断 小松隆志 14.5%
最終話 9月16日 お前らはもうバカじゃない! 運命の合格発表! 塚本連平 20.3%
平均視聴率 16.4%(視聴率は関東地区ビデオリサーチ社調べ)
  • 最終回は22時 - 23時9分の15分拡大放送。
  • 最終回で視聴率が金曜ドラマ枠では2000年代に入って初めて20%を超えた。

関連番組

  • 特別編『「ドラゴン桜」東大受験マル秘テクニック総伝授SP』2005年10月14日 22時 - 22時54分。

海外放送

第2シリーズ放送日程

話数 放送日 サブタイトル[53] ラテ欄 脚本 演出 視聴率
第1話 2021年4月25日 時代に負けるな。
今こそ、動け!
型破り弁護士復活!
偏差値30からの大逆転
自分を変えるなら今! お前ら東大へいけ!
オークラ
李正美
小山正太
福澤克雄 14.8%[54]
第2話 5月02日 人生の大勝負!
お前の道はお前が決めろ!
己の弱さを認めろ!
挫折から学ぶ再起の鍵
東大は五輪より簡単
13.9%[55]
第3話 5月09日 一発逆転!
バカでも秀才に勝てる勉強法!
バカでも秀才に勝つ
令和最強(秘)勉強法!
李正美 石井康晴 12.6%[56]
第4話 5月16日 苦手が得意に変わる!
令和の学力爆上げ勉強法!
勝利をつかむ10箇条
親と友の愛を信じろ
オークラ 青山貴洋 14.3%[57]
第5話 5月23日 限界を決めつけるな!
生きたい未来を自分で作れ
大人が導く子の未来
不可能からの大挑戦
李正美 福澤克雄 13.8%[58]
第6話 5月30日 夢を諦めるな!
大切な友のために戦え!
成功の鍵は読解力!
思いが仲間を動かす
山本奈奈
李正美
石井康晴 14.0%[59]
第7話 6月06日 生き残りをかけた東大模試!
影で暗躍する陰謀!?
運命の東大模試決戦
動き出す陰謀の序章
オークラ 青山貴洋
(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)
  • 第1話は21時 - 22時19分の25分拡大放送。直前番組『バナナマンのせっかくグルメ!!』2時間半SP(18時30分 - 21時)との接続はステブレレス。
  • 第2話は21時 - 22時9分の15分拡大放送。

インターネット配信

第1シリーズ配信

  • 第2シーズン放送決定記念として、動画配信サービスで期間限定の無料配信実施。
  • 第2シーズン放送記念として、動画配信サービスで期間限定の無料配信実施。
  • 第2シーズン放送記念として、動画配信サービスで配信開始。
    • KKTV(台湾)(2021年4月18日[65] - )

第2シリーズ配信

配信元 配信期間 備考
TVer 7日 最新回限定で無料配信
GYAO!
TBS FREE
Paravi 過去分 有料配信
KKTV 過去分 有料配信(台湾)

放送日より2日遅れで配信[66]

関連商品

第1シリーズ関連商品

2005年12月22日にDVD-BOX『ドラゴン桜』が発売された。

エピソード

  • ドラマ化をきっかけに、モデルとされた人たちから関連書が次々と発売されたり、既刊書籍に主人公の絵をあしらった帯が巻かれるなど影響が広く波及した。
  • 大手3大予備校が、2005年11月に実施した東大模試の受験者数がそれぞれ前年比9%から20%増であったことが、2005年12月の読売新聞で報じられた。理由について、各学校の担当者は『ドラゴン桜』について言及し、各予備校は本作の影響を無視できないものとした。
  • なお、2006年度東京大学の志願者数は前年と比較して前期で321人、後期で356人増えた。ただし、東大には志願者数が所定の倍率を超えた場合は大学入試センター試験の点数による二段階選抜の第一段階(いわゆる「足切り」)が実施されるため、二次試験受験者数が増えたわけではない。
  • 第1シリーズにおける龍山高校のロケは、神奈川県横浜市鶴見区の神奈川県立寛政高等学校(すでに神奈川県立鶴見総合高等学校に廃統合)を使用し、中庭に実際に「ドラゴン桜」を植え、撮影終了後もその場に植えられていた。
  • ドラゴン桜第1シリーズでは主要な生徒役として出演した俳優が、後に軒並み活躍するなどしたため、第2シリーズではオーディション参加希望者が殺到した。その規模は1,000人である。[67]

原作との比較

  • 第1シリーズ
    • 龍山高校の偏差値は36で大学進学率2%などといった数字の設定が加えられている個所がある。
    • 特進クラスの生徒が、原作にはいなかった奥野一郎・緒方英喜・香坂よしの・小林麻紀を加えた6人に増えている。
    • 矢島勇介と水野直美が幼馴染の設定になっている。
  • 第2シリーズ
    • 作品に登場する高校が、原作では龍山高校のままであるのに対し、ドラマでは龍海学園と別の学校になっている。そのため、舞台となっている場所も原作では東京であるのに対し、ドラマでは千葉県の設定になっている[68]
    • 生徒たちが受けるテストが大学入試センター試験から大学入学共通テストに変更されている。
    • 東大専門コースが東大専科という名称になっており、原作では天野と早瀬の2人だけだが、ドラマではクラスの生徒がドラマオリジナルキャラクターの岩崎楓・瀬戸輝・原健太を加えた7人に増えている。そのうち、小杉麻里と藤井遼は原作では難関大コースに所属しているが、ドラマでは東大専科に入る。
    • 原作ではあくまで水野が東大専科の担当であり、水野が中心に指導し桜木は補助的な立場だが、ドラマでは桜木が積極的に教壇に立ち指導をしている。
    • 原作では初期から登場している高原浩之は今作で初登場。
    • 龍野久美子は原作では理事長代行でスタンフォード大学卒であり理事長の妻であって龍野家の実の娘ではないが、ドラマでは理事長を務めており、龍野家の実の娘で東京大学卒になっている。
    • 原作では天野は優秀な弟がいることに劣等感は感じているものの、家族仲は悪くなくむしろ東大受験を応援されているが、ドラマでは天野の弟は偏差値の低い学校に通う兄を疎ましく思い、いつも強気な態度をとるという設定に変更されている[41]
    • 本編では触れられていないが、天野が鉄道ファンであることを思わせる描写がある。[注 29]
    • 小杉麻里は成績優秀な点は共通しているが、原作では「浪人したくない」という理由で手堅く合格できる大学を志望している一方、ドラマでは就職を希望している。また原作では母子家庭でキャリアウーマンの母親がいるが[69]、ドラマでは「女に学歴は不要」と考え大学進学に反対し家庭内暴力を振るう父親が登場する。

韓国版

ドラゴン桜(勉強の神)[注 30](原題:『공부의 신』〈コンブエ・シン〉)として韓国KBSによりリメイクされ、2010年1月4日から2月23日まで放送された。

脚注

注釈

  1. ^ 当初は2020年7月期に放送される予定になっていたが[2]新型コロナウイルスの影響で[3]、6月18日に延期が発表されていた[4][5]
  2. ^ 設定は、矢島勇介に比べると原作に忠実である。
  3. ^ 「評価されないのは自分達の見た目の問題」として水野に髪を刈るようにお願いし、その気持ちに応え2人の断髪を行うが、実際はパワハラに仕立て上げて桜木と水野を陥れるためのもので[12]、動画も撮影されており、配信サイトに勝手に投稿されている。また、謝罪も強要され、それも投稿される。
  4. ^ 家庭環境などの設定が原作と大幅に異なっている。
  5. ^ 差額の2万円は龍野百合子がポケットマネーとして着服している。
  6. ^ 奥野一郎と同じく、原作における矢島勇介の設定を一部受け継いでいる。
  7. ^ 第2シリーズ出演時。
  8. ^ 後述の香坂よしのと同じく、原作における西崎麻美の設定を一部受け継いでいる。
  9. ^ a b 初回の本編にて、サプライズで出演が明かされた。
  10. ^ 演じる新垣は制作局の異なる外伝『エンゼルバンク〜転職代理人』でも井野真々子の元教え子役で第1話にゲスト出演している。ただし、藤川花凛というまったく別の役である。
  11. ^ 原作の西崎麻美の設定を一部受け継いでいる。
  12. ^ 「幼児期における発達の違いを、親の無理解がもとで劣等感を持ち続ける」という、原作における矢島勇介の設定の一部を受け継いでいる。
  13. ^ 長谷川京子は制作局の異なる外伝『エンゼルバンク〜転職代理人』(プロダクションは同じMMJ)でも井野真々子役を演じている。
  14. ^ 原作で登場する教師の高原浩之や宮村沙知子の役割も引き継いでいる。
  15. ^ 「秀明館高校」の生徒は全てエリート意識をもっているが、校内の成績上位者と下位者との間に格差があることは描写されていない。
  16. ^ ドラマ第5話では英喜に喧嘩を仕掛け、兄である一郎に暴力を振るった上、「英喜から喧嘩を吹っ掛けられた」と虚偽の言い訳をして、責任逃れをしようとする。
  17. ^ 一郎は試験2日目、体調不良の状態で受験することとなる。
  18. ^ 原作とは人物像が異なる。
  19. ^ 桜木が証拠映像をコンビニのオリジナルも含めて消去した。
  20. ^ 作中で天野晃一郎はそのことを一度も話していない。
  21. ^ 早瀬菜緒、岩崎楓、天野晃一郎の3名。瀬戸輝は欠席。
  22. ^ 龍野久美子が問題を選ぶ際に桜木が言葉巧みに誘導して、藤井の得意な知識量重視な問題ではなく、東大専科側に有利な表現力重視の問題が出されたため。
  23. ^ 第1シリーズにおいても、龍山高校の庭に同様の木を植えている[27]
  24. ^ いわゆる「サヴァン症候群」だが、劇中ではこの語は使われていない。
  25. ^ 江口は前作にも暴走族の役で出演経験あり。
  26. ^ 前述の水野の件に加え、埠頭にいた桜木をバイクで挑発し海に突き落とす。
  27. ^ 桜木への件については、天野を海に突き落としたこと[36]と、自殺未遂を図った桜木の元教え子・米山圭太への謝罪を要求するつもりのものでもある。
  28. ^ 桜木は2人が自身を突き落とす様子を自転車にスマホを設置して動画撮影している。這い上がって戻った桜木は飲食店にいる2人を突き止め、2人が逃げる際に小橋が置き忘れたバイクを使って校内まで追いかけ回す[16]
  29. ^ 彼の部屋にはE6系N700Aの写真があるカレンダーがあるほか、彼のスマートフォンのホーム画面には京葉線用のE233系5000番台が映っている。
  30. ^ フジテレビ放送時は『ドラゴン桜〈韓国版〉』。

出典

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関連項目

外部リンク

TBS 金曜ドラマ
前番組 番組名 次番組
タイガー&ドラゴン
(2005年4月15日 - 6月24日)
ドラゴン桜(第1シリーズ)
(2005年7月8日 - 9月16日)
花より男子
(2005年10月21日 - 12月16日)
TBS 日曜劇場
天国と地獄
〜サイコな2人〜

(2021年1月17日 - 3月21日)
ドラゴン桜(第2シリーズ)
(2021年4月25日 - )
TOKYO MER〜走る緊急救命室〜
(2021年7月 - 【予定】)
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