コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ライジング・スターズ・チャレンジ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ライジング・スターズ・チャレンジは、NBAが毎年2月に開催するNBAオールスターウィークエンドにおいて、NBA1年目の選手と2年目の選手で構成されたチームの間で行われる対抗戦である。2011年まではルーキーチャレンジと呼ばれていた。

概要

[編集]

同大会は開催週の日曜日に行われるNBAオールスターゲームに先立って、金曜日に行われる。出場選手は各チームのアシスタントコーチによる投票によって選出され、ヘッドコーチはオールスターゲームのコーチングスタッフの第一アシスタントが務める。通常のNBAのルールとは異なり、前後半20分の計40分で行われる。

ルーキーチャレンジが初めて開催された1994年当時は、ルーキーのみでチームが構成され、各チームをフェノムス、センセーションズと呼んだ。翌1995年にはホワイト、グリーンとなり、さらに翌1996年にはイースト、ウェストとなった。1999年にはロックアウトによるシーズン縮小にともない、オールスターが開催されなかったため、2000年のルーキーチャレンジでは、1999年に出場できなかった当時のルーキーたちを出場させるために、2000年ルーキーと1999年ルーキーとの間で、すなわち1年目の選手(ルーキー)と2年目の選手(ソフォモア)の間で試合が行われ、2011年まで続けられた。

2012年から、BBVA後援による「ライジング・スターズ・チャレンジ」に改称。元NBAプレイヤーがジェネラルマネージャーとなり、ライジング・スターズ・チャレンジに選出された1年目の選手と2年目の選手から交互に選手を指名。1年目の選手と2年目の選手の混成チームを編成する形式となった。

2015年は、アメリカ出身選手で構成されたチームUSAとアメリカ以外の出身の国際選手で構成されたチームWORLDによるゲーム形式になった。

対戦成績

[編集]
ルーキーチャレンジ
開催年 勝利チーム vs. 敗戦チーム スコア 最優秀選手
1994年 Phenoms vs. Sensations 74 - 68 アンファニー・ハーダウェイ
1995年 White vs. Green 83 - 79 (OT) エディー・ジョーンズ
1996年 East vs. West 94 - 92 デイモン・スタウダマイアー
1997年 96 - 91 アレン・アイバーソン
1998年 85 - 80 ジードルナス・イルガスカス
1999年 ロックアウトのため中止
2000年 Rookies vs. Sophomores 92 - 83 (OT) エルトン・ブランド
2001年 Sophomores vs. Rookies 121 - 113 ウォーリー・ザービアック
2002年 Rookies vs. Sophomores 103 - 97 ジェイソン・リチャードソン
2003年 Sophomores vs. Rookies 132 - 112 ギルバート・アリナス
2004年 142 - 118 アマーレ・スタウダマイアー
2005年 133 - 106 カーメロ・アンソニー
2006年 106 - 96 アンドレ・イグダーラ
2007年 155 - 114 デビッド・リー
2008年 136 - 109 ダニエル・ギブソン
2009年 122 - 116 ケビン・デュラント
2010年 Rookies vs. Sophomores 140 - 128 タイリーク・エバンス
2011年 148 - 140 ジョン・ウォール
ライジング・スターズ・チャレンジ
2012年 Team Chuck vs. Team Shaq 145 - 133 カイリー・アービング
2013年 163 - 135 ケネス・フェリード
2014年 Team Hill vs. Team Webber 142 - 136 アンドレ・ドラモンド
2015年 Team WORLD vs. Team USA 121 - 112 アンドリュー・ウィギンス
2016年 Team USA vs. Team World 157 - 154 ザック・ラヴィーン
2017年 Team WORLD vs. Team USA 150 - 141 ジャマール・マレー
2018年 155 - 124 ボグダン・ボグダノヴィッチ

開催場所と出場選手

[編集]

2005年度

[編集]

場所:ペプシ・センターコロラド州デンバー

^INJ1 怪我のため欠場。

2006年度

[編集]

場所:トヨタ・センターテキサス州ヒューストン

^INJ1 怪我のため欠場。 ^INJ2 怪我のため欠場。

2007年度

[編集]

場所:トーマス&マック・センターネバダ州ラスベガス

2008年度

[編集]

場所:ニューオーリンズ・アリーナルイジアナ州ニューオーリンズ

2009年度

[編集]

場所:USエアウェイズ・センターアリゾナ州フェニックス

^INJ1 怪我のため欠場。

2010年度

[編集]

場所:アメリカン・エアラインズ・センターテキサス州ダラス

^DNP オールスター本戦出場のため欠場。 ^REP1 ローズがオールスター本戦出場のため代替選出。

2011年度

[編集]

場所:ステイプルズ・センターカリフォルニア州ロサンゼルス

^INJ1 怪我のため欠場。 ^REP1 エバンスが欠場のため代替選出。

2012年度

[編集]

場所:アムウェイ・センターフロリダ州オーランド

^INJ1 怪我のため欠場。 ^REP1 スプリッターが欠場のため代替選出。

2013年度

[編集]

場所:トヨタ・センターテキサス州ヒューストン

^INJ1 怪我のため欠場。 ^REP1 ドラモンドが欠場のため代替選出。

2014年度

[編集]

場所:スムージー・キング・センタールイジアナ州ニューオーリンズ

^INJ1 怪我のため欠場。 ^REP1 アンティッチが欠場のため代替選出。

2015年度

[編集]

場所:バークレイズ・センターニューヨーク州ニューヨーク

^INJ1 怪我のため欠場。 ^REP1 アダムスが欠場のため代替選出。
^INJ2 怪我のため欠場。 ^REP2 カーター=ウィリアムスが欠場のため代替選出。
^INJ3 怪我のため欠場。 ^REP3 オリニクが欠場のため代替選出。
^OUT 個人的理由のため欠場。 ^REP1 ヌルキッチが欠場のため代替選出。

2016年度

[編集]

場所:エアカナダ・センター(カナダ オンタリオ州トロント

^INJ1 怪我のため欠場。 ^REP1 ミロティッチが欠場のため代替選出。
^INJ2 怪我のため欠場。 ^REP2 ノエルが欠場のため代替選出。

2017年度

[編集]

場所:スムージー・キング・センタールイジアナ州ニューオーリンズ

^INJ1 怪我のため欠場。 ^REP1 エンビードが欠場のため代替選出。
^INJ2 怪我のため欠場。 ^REP2 ムディエイが欠場のため代替選出。

2018年度

[編集]

場所:ステイプルズ・センターカリフォルニア州ロサンゼルス

^INJ1 怪我のため欠場。 ^REP1 ブログドンが欠場のため代替選出。
^INJ2 怪我のため欠場。 ^REP2 ボールが欠場のため代替選出。

2021年度

[編集]


2022年度

[編集]

^INJ1 クリス・ドゥアルテは左足つま先の怪我のため欠場[5]
^REP1 ドゥアルテの代役としてジョナサン・クミンガを選出[6]
^INJ2 デイビオン・ミッチェルは右手の怪我のため欠場[7]
^REP2 ミッチェルの代役としてナーション・ハイランドを選出[8]


 
セミファイナルファイナル
 
      
 
 
 
 
チーム・アイザイア50
 
 
 
チーム・ウォージー49
 
チーム・アイザイア20
 
 
 
チーム・バリー25
 
チーム・バリー50
 
 
チーム・ペイトン48
 


参照

[編集]

参考

[編集]