コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ロニー・ブリュワー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ロニー・ブリュワー
Ronnie Brewer
シカゴ・ブルズ時代 (2010年)
引退
ポジション SG
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1985-03-20) 1985年3月20日(39歳)
出身地 オレゴン州ポートランド
身長(現役時) 201cm (6 ft 7 in)
体重(現役時) 99kg (218 lb)
キャリア情報
出身 アーカンソー大学
ドラフト 2006年 1巡目 14位  UTA 
選手経歴
2006-2010
2010
2010-2012
2012-2013
2013
2013-2014
2014
2015-
ユタ・ジャズ
メンフィス・グリズリーズ
シカゴ・ブルズ
ニューヨーク・ニックス
オクラホマシティ・サンダー
ヒューストン・ロケッツ
シカゴ・ブルズ
サンタクルーズ・ウォリアーズ (Dリーグ)
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com
Stats ウィキデータを編集 NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten

ロニー・ブリュワー(Ronnie Brewer、1985年3月20日 - )は、アメリカ合衆国オレゴン州ポートランド出身のバスケットボール選手。ポジションはシューティングガード。身長201cm、体重99kg。

経歴

[編集]

学生時代

[編集]

高校はフェイエットビル高校でプレイ。最終学年には26.8得点7.5リバウンドの成績を残し、パレード誌選出のオールアメリカンとアーカンソー州のミスター・バスケットボールに選ばれた。

大学はアーカンソー大学に進学。1年目から先発に抜擢され、2年目には16.2得点2.5スティールの成績でサウスイースタン・カンファレンスのセカンドチームに選出された。3年目には18.4得点2.6スティールの成績でカンファレンスのファーストチームに選出され、チームを5年ぶりのNCAAトーナメント出場に導いた。

NBA時代

[編集]

4年生には進学せず、2006年のNBAドラフトにアーリーエントリーし、ユタ・ジャズから1巡目14位指名を受けてNBA入りを果たす。ルーキーシーズンとなった2006-07シーズンはプレシーズンで活躍を見せたものの[1]、出場時間が安定せず、56試合の出場で4.6得点の成績に終わった。しかし長らくジェリー・スローンと対立関係にあった先発SGのゴーダン・ギリチェックがチームを離れた07-08シーズンには先発に昇格し、新戦力として活躍している。

2008年のオールスター週間では、ルーキーチャレンジの2年目選手の代表としてプレーした[2]

2009年2月28日のサクラメント・キングス戦では自己ベストの26得点、7リバウンド、4スティールの活躍を見せた[3]

2010年2月18日にドラフト1巡指名権とのトレードで、メンフィス・グリズリーズに移籍した[4]ハムストリングを負傷したことからブリューワーの出場はわずかなものであった。

グリズリーズからクオリファイング・オファーを提示されず、無制限フリーエージェントとなっていたブリューワーは、同年7月16日、シカゴ・ブルズと契約を結んだ[5]。レギュラー争いでキース・ボーガンスに敗れ、ベンチからの出場となった。ディフェンス能力の優れたブリューワーは平均22分の出場を果たし、これは先発出場のボーガンスより長いものだった。

2011-12シーズンはスティールでNBAのシューティングガード中10位となった[6]

2012年7月25日、ニューヨーク・ニックスと契約を結んだ[6]。同年9月、膝関節鏡視下手術を行い、復帰に6週間かかることを発表した[7]

2013年2月21日、オクラホマシティ・サンダーに移籍した。

2013年8月28日、ヒューストン・ロケッツに移籍した。

2014-15シーズンはプレーせず、母校のアーカンソー大学に戻り、無事に大学を卒業。2015年10月31日、NBADLドラフトでサンタクルーズ・ウォリアーズから指名を受け、NBA復帰を目指すことになった[8]が、2016年に引退した。

プレイスタイル

[編集]

豊富な運動量を活かしたディフェンスが持ち味で、ギャンブル性の高いパスカットはチームに勢いをもたらすことができる。幼少の頃に右腕に負った怪我が原因でシュートフォームを矯正できず、そのためロングレンジシュートを打つことは稀で、得点の大半はゴール近辺によるものである。結果的にキャリアの平均フィールドゴール成功率はガードの選手としては異例の5割を越えている。

その他

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ Ross Siler (2007年10月26日). “Utah Jazz: Brewer emerging to fill void at the two”. THE SALT LAKE TRIBUNE. 2012年12月24日閲覧。
  2. ^ Ronnie Brewer Selected For NBA Sophomore/Rookie Game”. Arkansas Business (2012年12月24日). 2012年12月24日閲覧。
  3. ^ Brewer posts career high as Jazz end somber day with win over Kings”. ESPN (2009年2月28日). 2012年12月24日閲覧。
  4. ^ Grizzlies acquire Ronnie Brewer from Jazz”. nba.com (2010年2月18日). 2012年12月24日閲覧。
  5. ^ Bulls agree to deal with Brewer”. ESPN (2010年7月16日). 2012年12月24日閲覧。
  6. ^ a b Knicks Sign Ronnie Brewer”. knicksnow.com (2012年7月25日). 2012年12月24日閲覧。
  7. ^ Howard Beck (2012年9月7日). “Knicks’ Brewer Out for Six Weeks”. ニューヨーク・タイムズ. 2012年12月24日閲覧。
  8. ^ 2015 NBA D-League Draft Board
  9. ^ K.C. Johnson (2011年3月19日). “Bulls' Brewer never was in father's shadow”. シカゴ・トリビューン. 2012年12月24日閲覧。
  10. ^ Guilty Simpson Defines "Dice Game" Within His Catalog, Speaks About Cousin Ronnie Brewer”. hiphopdx.com (2012年10月30日). 2012年12月24日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]