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トレイ・ライルズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
トレイ・ライルズ
Trey Lyles
ケンタッキー大学でのライルズ
(2014年)
サクラメント・キングス  No.41
ポジション PF / C
所属リーグ NBA
基本情報
国籍 カナダの旗 カナダ
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1995-11-05) 1995年11月5日(29歳)
出身地 サスカチュワン州の旗 サスカチュワン州サスカトゥーン
身長 206cm (6 ft 9 in)
体重 106kg (234 lb)
ウィングスパン 217cm  (7 ft 2 in)[1]
キャリア情報
出身 ケンタッキー大学
ドラフト 2015年 12位  UTA 
選手経歴
2015-2017
2017-2019
2019-2021
2021-2022
2022-
ユタ・ジャズ
{ デンバー・ナゲッツ
サンアントニオ・スパーズ
デトロイト・ピストンズ
サクラメント・キングス
受賞歴
  • SECオール・フレッシュマン・チーム(2015)
  • パレード・オール・アメリカン (2014)
  • マクドナルド・オール・アメリカン (2014)
  • ジョーダンブランドクラシック (2014)
  • インディアナ州ミスターバスケットボール (2014)
  • ゲータレード・インディアナ最優秀選手 (2014)
Stats Basketball-Reference.com
Stats ウィキデータを編集 NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten
代表歴
キャップ カナダの旗 カナダ

トレイ・アンソニー・ライルズTrey Anthony Lyles, 1995年11月5日 - )は、カナダサスカチュワン州サスカトゥーン出身のバスケットボール選手。NBAサクラメント・キングスに所属している。ポジションはパワーフォワードまたはセンター

経歴

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生い立ち

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カナダサスカチュワン州サスカトゥーンで生まれ、国内では優秀な高校生プレーヤーの一人として、ケンタッキー大学インディアナ大学、ルイスビル大学から誘いを受た。

カレッジ

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ケンタッキー大学を選択し、2014年に入学し、2015年まで、1シーズンプレーした後、2015年のNBAドラフトにアーリーエントリーした。

NBA

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ユタ・ジャズ(2015–2017)

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2015年6月25日、2015年のNBAドラフト、1巡目12位でユタ・ジャズに指名され[2]、7月7日にルーキースケール契約を結んだ[3]。ルーキーシーズンの最初の2ヶ月で1試合平均 3.0 得点、3.6 リバウンドを記録した。2016年1月に入ると出場時間を増やし、1月4日のヒューストン・ロケッツ戦で初の2桁得点となる13得点を記録した[4]。1月9日のマイアミ・ヒート戦で、キャリアハイとなる10リバウンドを記録した[5]。1月14日には、サクラメント・キングス戦でシーズンハイの19 得点を記録した[6] 2016年2月には、地元カナダエア・カナダ・センターで開催されたNBAオールスターゲーム前夜祭のライジング・スターズ・チャレンジに、チームメイトのロドニー・フッドラウル・ネトと共に世界選抜チームの一員として出場した[7]。4月10日に、デンバー・ナゲッツ戦でキャリアハイとなる22得点を記録した[8]

デンバー・ナゲッツ (2017–2019)

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2017年6月22日、2017年のNBAドラフト開催日、 ドノバン・ミッチェルらの指名権の交換が絡んだトレードでデンバー・ナゲッツへ移籍した[9]。2017年12月2日、ロサンゼルス・レイカーズ戦でシーズンハイとなる18得点を記録した[10]。2017年12月10日、インディアナ・ペイサーズ戦でキャリアハイとなる25得点を記録し[11]、 2018年1月5日にユタ・ジャズ戦で、26得点を記録しキャリアハイを更新した[12]

サンアントニオ・スパーズ (2019-2021)

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2019年7月12日、ライルズはサンアントニオスパーズと契約した[13]。 2020年2月6日、ライルズはダブルダブルでシーズン最高の23ポイント、10リバウンドと2スティールを獲得し、ポートランドトレイルブレイザーズに対して125-117で勝利した[14]。2020年2月29日、20ポイント、9回のリバウンド、2回のアシスト、4回のスティール、1ブロックを獲得し、オーランドマジックに114-113で勝利した[15]。 2020年3月2日、再び20ポイントを獲得し、3回のリバウンド、2回のアシスト、1回のスティールを記録したがインディアナペイサーズに対して116-111で敗北を喫した[16]。2020年7月15日、ライルズは虫垂切除術を受けたと報告され、2020–21シーズンの残りを欠場した[17]

デトロイト・ピストンズ(2021-2022)

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2021年8月6日、デトロイト・ピストンズと契約した。

サクラメント・キングス(2022ー)

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2022年2月10日、4チーム間のトレードでサクラメント・キングスに放出された[18]

個人成績

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略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック  PPG  平均得点  太字  キャリアハイ

NBA

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レギュラーシーズン

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シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2015–16 UTA 80 33 17.3 .438 .383 .695 3.7 .7 .3 .2 6.1
2016–17 71 4 16.3 .362 .319 .722 3.3 1.0 .4 .3 6.2
2017–18 DEN 73 2 19.1 .491 .381 .706 4.8 1.2 .4 .5 9.9
2018–19 64 2 17.5 .418 .255 .698 3.8 1.4 .5 .4 8.5
2019–20 SAS 63 53 20.2 .446 .387 .733 5.7 1.1 .4 .4 6.4
2020–21 23 9 15.6 .478 .350 .652 3.7 .6 .3 .0 5.0
2021–22 DET 51 3 19.4 .456 .301 .784 4.8 1.1 .4 .5 10.4
SAC 24 20 22.8 .489 .365 .851 5.6 1.3 .3 .3 10.6
2022–23 74 0 16.9 .458 .363 .815 4.1 .9 .4 .4 7.6
2023–24 58 0 20.0 .445 .384 .700 4.4 1.2 .3 .3 7.2
通算 581 126 18.3 .443 .347 .745 4.3 1.1 .4 .4 7.7

プレーオフ

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シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2017 UTA 2 0 4.8 .429 .333 --- 1.0 .5 .5 .0 3.5
2019 DEN 3 0 2.7 .000 .000 --- .3 .7 .0 .0 .0
2023 SAC 7 0 16.9 .425 .333 .600 5.7 .7 .3 .0 6.6
通算 12 0 11.3 .400 .323 .600 3.6 .7 .3 .0 4.4

カレッジ

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シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2014–15 ケンタッキー 36 21 23.0 .488 .138 .735 5.2 1.1 .5 .4 8.7

代表歴

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7歳のとき家族とともにインディアナ州に移住し、高校時代にカナダ代表アメリカ代表の両方に選ばれた[19]。国際大会ではカナダジュニアチームで参加し[20]、2013年の夏季大会で、タイラー・エニスらと共に、6位入賞を果たした[19]

脚註

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  1. ^ Trey-Lyles”. draftexpress.com (2015年). 2015年6月26日閲覧。
  2. ^ Jazz select Lyles, Hanlan in 2015 NBA Draft”. NBA.com (2015年6月25日). 2015年6月26日閲覧。
  3. ^ Jazz Sign 2015 Draft Pick Trey Lyles”. NBA.com (July 7, 2015). July 8, 2015閲覧。
  4. ^ Harden scores 30, Rockets rally for 93-91 win over Jazz”. NBA.com (January 4, 2016). January 4, 2016閲覧。
  5. ^ Hayward scores 34 points, Jazz defeat Heat 98-83”. NBA.com (January 9, 2016). January 14, 2016閲覧。
  6. ^ Gay scores 24 and hits game-winner, Kings top Jazz 103-101”. NBA.com (January 14, 2016). January 14, 2016閲覧。
  7. ^ Trey Lyles will replace Nikola Mirotic at the Rising Stars Challenge
  8. ^ Jazz use 24-0 run in 3rd quarter to beat Nuggets 100-84”. NBA.com (April 10, 2016). April 10, 2016閲覧。
  9. ^ Nuggets Acquire Trey Lyles and Tyler Lydon from Utah in Draft-Night Trade”. NBA.com (June 23, 2017). June 23, 2017閲覧。
  10. ^ Murray, Barton lead Nuggets over Lakers, 115-100.”. ESPN.com (December 2, 2017). December 2, 2017閲覧。
  11. ^ Oladipo scores career-high 47 as Pacers beat Nuggets in OT”. ESPN.com (December 10, 2017). December 10, 2017閲覧。
  12. ^ Lyle scores career-high 26 as Nuggets beat Jazz 99-91”. ESPN.com (January 5, 2018). January 6, 2018閲覧。
  13. ^ SPURS SIGN TREY LYLES”. NBA.com (July 12, 2019). July 12, 2019閲覧。
  14. ^ Spurs' Trey Lyles finding new life with third team”. Express News (February 7, 2020). March 2, 2020閲覧。
  15. ^ Spurs overcome shaky finish to beat Magic, 114-113”. Washington Post (February 29, 2020). March 3, 2020閲覧。
  16. ^ Brogdon scores 26, Pacers forced to rally late to beat Spurs”. Washington Post (March 2, 2020). March 3, 2020閲覧。
  17. ^ Spurs' Trey Lyles to miss restart with appendicitis”. NBA.com (July 15, 2020). July 15, 2020閲覧。
  18. ^ Kings Acquire Donte DiVincenzo, Josh Jackson and Trey Lyles in Four-Team Deal”. Sacramento Kings (2022年2月10日). 2022年2月11日閲覧。
  19. ^ a b Jones, Ryan (September 25, 2013). “No Lie”. SLAM Magazine. October 10, 2014閲覧。
  20. ^ Trey Lyles”. Canada Basketball. August 5, 2014閲覧。

外部リンク

[編集]