JLG/自画像
JLG/自画像 | |
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JLG/JLG - autoportrait de décembre | |
監督 | ジャン=リュック・ゴダール |
脚本 | ジャン=リュック・ゴダール |
製作 | ジャン=リュック・ゴダール |
出演者 | ジャン=リュック・ゴダール |
音楽 |
パウル・ヒンデミット ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン アルヴォ・ペルト |
撮影 |
クリスチャン・ジャクノー イヴ・プーリカン |
編集 |
カトリーヌ・コルモン ジャン=リュック・ゴダール |
配給 |
ゴーモン フランス映画社 |
公開 |
1995年3月8日 2002年8月17日 |
上映時間 | 62分 |
製作国 |
フランス スイス |
言語 | フランス語 |
前作 | フランス映画の2×50年 |
次作 | フォーエヴァー・モーツアルト |
『JLG/自画像』(ジーエルジェーじがぞう、フランス語: JLG/JLG - autoportrait de décembre)は、1995年公開のジャン=リュック・ゴダール監督による、フランス・スイス合作のドキュメンタリー映画[1]、ドラマ映画である。
略歴・概要
[編集]本作の製作は、当時すでに活動を停止しているJLGフィルムではなく、ペリフェリアが行った。ロケーション撮影は、スイス・ヴォー州、ゴダールがアトリエを構えるレマン湖に面した町・ロールである。ゴダールが湖の対岸を指さし、「Kingdom of France」(「フランスの王国」の意)と言うシーンがある。
映画局査察官役で、アンドレ・S・ラバルト、ルイ・セガン、ベルナール・エイゼンシッツという3人の批評家が出演している。
作中のゴダールによるモノローグで、「ロベルト - ジャック - ボリス - ニコラス」、つまりロベルト・ロッセリーニ、ジャック・ロジエ、ボリス・バルネット、ニコラス・レイとならべ、「自ら映画となる」として、それぞれの作品の音声が引用するシーンがある。
フランスでの配給は、大手配給会社ゴーモンが行ったが、クレジットでは正式社名ではなく、「Les successeurs de Léon Gaumont」(「レオン・ゴーモンの継承者たち」の意)と表記された[2]。レオン・ゴーモン(Léon Gaumont、1864年 - 1946年)とは、現在のゴーモンの前身である「L・ゴーモン商会」を1895年に設立した人物である。
1995年2月、第45回ベルリン国際映画祭で上映された[2]。日本では、2002年(平成14年)8月17日、日本再映の『フレディ・ビュアシュへの手紙』とのカップリングで初公開された。
キャスト
[編集]- ジャン=リュック・ゴダール - JLG (ジャノ、あるいはジャン氏)
- ジュヌヴィエーヴ・パスキエ (Geneviève Pasquier) - 編集助手志望の盲目女性
- ドゥニ・ジャド (Denis Jadót)
- ブリジット・バスチャン (Brigitte Bastien) - 家政婦ブリジット
- エリザベート・カザ (Elisabeth Kaza) - 森の老女
- アンドレ・S・ラバルト - 映画局査察官
- ルイ・セガン (Louis Seguin) - 映画局査察官
- ベルナール・エイゼンシッツ - 映画局査察官
- ナタリー・アギヤール (Nathalie Aguillar) - 本を読む少女
註
[編集]- ^ “New York Times: JLG/JLG - Self-Portrait in December”. NY Times. 2008年8月17日閲覧。
- ^ a b #外部リンク欄のインターネット・ムービー・データベースリンク先の項の記述を参照。二重外部リンクを省く。