真の偽造パスポート
真の偽造パスポート | |
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Vrai faux passeport | |
監督 | ジャン=リュック・ゴダール |
脚本 | ジャン=リュック・ゴダール |
ナレーター | ジャン=リュック・ゴダール |
編集 | ジャン=リュック・ゴダール |
製作会社 | サントル・ジョルジュ・ポンピドゥー |
配給 | サントル・ジョルジュ・ポンピドゥー |
公開 | 2006年4月24日 |
上映時間 | 55分 |
製作国 | フランス |
言語 | フランス語 |
『真の偽造パスポート』(しんのぎぞうパスポート、仏語 Vrai faux passeport)は、2006年製作・公開、ジャン=リュック・ゴダール監督によるフランス映画である。同年、フランス・パリの国立総合文化施設・ポンピドゥー・センターで開かれた初のゴダール展『ユートピアでの単数/複数の旅行』(英語 Travel(s) in Utopia, Jean-Luc Godard 1946-2006)のためにつくられ、同展で公開された。
概要
[編集]2006年5月11日 - 同年8月14日、パリの国立総合文化施設ポンピドゥー・センターが企画した初のゴダール展『ユートピアでの単数/複数の旅行 ジャン=リュック・ゴダール 1946年 - 2006年』(Travel(s) in Utopia, Jean-Luc Godard 1946-2006)のために、ゴダールが『アワーミュージック』(2004年)以来、2年ぶりにとりくんだ長篇作品である。フランス語による作品であり、同展での公開に当たって、英語字幕等は付されなかった[1]。
同年4月24日、同展に先立ち、同センターの上映ホールで公開された[2]。同展に際して、ゴダールの監督作、アンドレ・S・ラバルト作品も含めたゴダールについての映画140本が回顧上映され、そのオープニング作品が本作であった。
同展は、3つのスペースに分けられ、それぞれ「ザ・デー・ビフォー・イエスタデイ」、「イエスタデイ」、「トゥデイ」のタイトルが付され、本作は「ザ・デー・ビフォー・イエスタデイ」スペースで上映された[1]。同スペースでは、ゴダール作品では、本作のほか、『たたえられよ、サラエヴォ』(1993年)、『この人をみよ』(2006年)、『Une bonne à tout faire』(1980年撮影のアーカイブ・フッテージによる新版、2006年)といった3作のゴダールの短篇映画、『オールド・プレイス』(1998年)といった1作のアンヌ=マリー・ミエヴィルとの共同監督による短篇映画、ほか3作のミエヴィルの短篇映画が上映された[1]。
本作は、ゴダールの映画製作の手法に関しての「フィクション・ドキュメンタリー」映画で、映画とテレビの接近について、20世紀の絵画や映画を引用して描かれた作品である[2]。
スタッフ
[編集]- 監督・脚本・編集・ナレーション : ジャン=リュック・ゴダール
- 製作・配給 : サントル・ジョルジュ・ポンピドゥー(ポンピドゥー・センター)
関連事項
[編集]註
[編集]外部リンク
[編集]- Vrai faux passeport - ポンピドゥー・センター
- Jean-Luc Godard Exhibition - Senses of Cinema(執筆アレックス・ムント)
- Vrai faux passeport - IMDb