2019年のボストン・レッドソックス

2019年のボストン・レッドソックス
成績
	アメリカンリーグ東地区3位
本拠地
都市	マサチューセッツ州ボストン
	フェンウェイ・パーク;
球団組織
オーナー	ジョン・ヘンリー
監督	アレックス・コーラ
	« 2018 2020 » ;
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2019年のボストン・レッドソックスは、球団創設以来118年目のシーズン。マサチューセッツ州ボストンのフェンウェイ・パークでは107年目のシーズン。監督は2年目のアレックス・コーラ。所属はアメリカンリーグの東地区。

オフシーズン

2018年シーズンは108勝54敗で地区優勝を達成。ディビジョンシリーズではニューヨーク・ヤンキースと対戦し3勝1敗、リーグチャンピオンシップシリーズではヒューストン・アストロズを4勝1敗で下し、5年ぶり14回目のリーグ優勝を達成。ワールドシリーズではロサンゼルス・ドジャースと対戦し、4勝1敗で5年ぶり9回目の世界一を達成した。

開幕後

9月29日に全日程が終了。84勝78敗で地区3位となり、ポストシーズン出場はなかった。

10月29日にはアンドリュー・キャッシュナー、ジョーリス・チャシーン、リック・ポーセロ、ブロック・ホルト、ミッチ・モアランド、スティーブ・ピアースがFAとなった^[1]。

チーム成績

シーズン成績

順	チーム	勝利	敗戦	勝率	G差
東地区
1	ニューヨーク・ヤンキース	103	59	.636	–
2	タンパベイ・レイズ	96	66	.593	7.0
3	ボストン・レッドソックス	84	78	.519	19.0
4	トロント・ブルージェイズ	67	95	.414	36.0
5	ボルチモア・オリオールズ	54	108	.333	49.0
中地区
1	ミネソタ・ツインズ	101	61	.623	–
2	クリーブランド・インディアンス	93	69	.574	8.0
3	シカゴ・ホワイトソックス	72	89	.447	28.5
4	カンザスシティ・ロイヤルズ	59	103	.364	42.0
5	デトロイト・タイガース	47	114	.292	53.5
西地区
1	ヒューストン・アストロズ	107	55	.660	–
2	オークランド・アスレチックス	97	65	.599	10.0
3	テキサス・レンジャーズ	78	84	.481	29.0
4	ロサンゼルス・エンゼルス	72	90	.444	35.0
5	シアトル・マリナーズ	68	94	.420	39.0

順	チーム	勝利	敗戦	勝率	G差
東地区
1	アトランタ・ブレーブス	97	65	.599	–
2	ワシントン・ナショナルズ	93	69	.574	4.0
3	ニューヨーク・メッツ	86	76	.531	11.0
4	フィラデルフィア・フィリーズ	81	81	.500	16.0
5	マイアミ・マーリンズ	57	105	.352	40.0
中地区
1	セントルイス・カージナルス	91	71	.562	–
2	ミルウォーキー・ブルワーズ	89	73	.549	2.0
3	シカゴ・カブス	84	78	.519	7.0
4	シンシナティ・レッズ	75	87	.463	16.0
5	ピッツバーグ・パイレーツ	69	93	.426	22.0
西地区
1	ロサンゼルス・ドジャース	106	56	.654	–
2	アリゾナ・ダイヤモンドバックス	85	77	.525	21.0
3	サンフランシスコ・ジャイアンツ	77	85	.475	29.0
4	コロラド・ロッキーズ	71	91	.438	35.0
5	サンディエゴ・パドレス	70	92	.432	36.0

ワイルドカードチーム

ワイルドカードチーム（上位2チームがポストシーズン進出）	勝	敗	勝率	ゲーム差
オークランド・アスレチックス	97	65	.599	+1
タンパベイ・レイズ	96	66	.593	-
クリーブランド・インディアンス	93	69	.574	3.0
ボストン・レッドソックス	84	78	.519	12
テキサス・レンジャーズ	78	84	.481	18
シカゴ・ホワイトソックス	72	89	.447	23
ロサンゼルス・エンゼルス	72	90	.444	24
シアトル・マリナーズ	68	94	.420	28
トロント・ブルージェイズ	67	95	.414	29
カンザスシティ・ロイヤルズ	59	103	.364	37
ボルチモア・オリオールズ	54	108	.333	42
デトロイト・タイガース	47	114	.292	48

先発変遷


打順	開幕戦		5月1日		6月1日		7月2日		8月1日		9月1日
1	ベニンテンディ	CF	ベニンテンディ	LF	ベッツ	RF	ベッツ	RF	ベッツ	RF	ベッツ	RF
2	ベッツ	RF	ベッツ	RF	ベニンテンディ	LF	デバース	3B	デバース	3B	デバース	3B
3	デバース	3B	マルティネス	DH	マルティネス	DH	ボガーツ	SS	ボガーツ	SS	ボガーツ	SS
4	マルティネス	DH	デバース	3B	デバース	3B	マルティネス	DH	マルティネス	DH	マルティネス	DH
5	ボガーツ	SS	チェイビス	2B	ボガーツ	SS	ベニンテンディ	LF	ベニンテンディ	CF	トラビス	1B
6	モアランド	1B	モアランド	1B	ホルト	2B	バスケス	C	トラビス	LF	ベニンテンディ	LF
7	ヌニェス	2B	バスケス	C	チェイビス	1B	ブラッドリーJr.	CF	モアランド	1B	バスケス	C
8	ブラッドリーJr.	CF	ブラッドリーJr.	CF	ブラッドリーJr.	CF	チェイビス	1B	チェイビス	2B	ホルト	2B
9	バスケス	C	林	SS	レオン	C	ホルト	2B	レオン	C	G.ヘルナンデス	CF
	セール	P	ベラスケス	P	ポーセロ	P	プライス	P	キャッシュナー	P	プライス	P

入団・再契約

オフシーズン・開幕前

入団
日付	背番号	選手名	ポジション	前所属	出典
2018年12月6日	17	ネイサン・イオバルディ	投手	FA	^[2]

首脳陣

ボストン・レッドソックス 2020
背番号	名前	役職
20	アレックス・コーラ	監督
30	ロン・レニキー	ベンチコーチ
51	ティム・ハイヤーズ（英語版）	打撃コーチ
58	アンディ・バーケット（英語版）	打撃コーチ補佐
60	デイナ・ラバンジー（英語版）	投手コーチ
86	ブライアン・バニスター	副社長兼投手育成コーチ兼投手コーチ補佐
82	トム・グッドウィン	一塁コーチ
52	カルロス・フェブレス	三塁コーチ
53	クレイグ・ビョルンソン（英語版）	ブルペンコーチ
84	ラモン・バスケス	コーチ
88	マニ・マルティネス	ブルペン捕手

個人成績

投手成績

※色付きは規定投球回数（162イニング）以上の選手

選手	登板	完投	完封	勝利	敗戦	セ｜ブ	勝率	投球回	被安打	被本塁打	与四球	奪三振	失点	自責点	防御率
エドゥアルド・ロドリゲス	34	0	0	19	6	0	.760	203.1	195	24	75	213	88	86	3.81
リック・ポーセロ	32	0	0	14	12	0	.538	174.1	198	31	45	143	114	107	5.52

野手成績

※色付きは規定打数（440打数）以上の選手

選手	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	打点	盗塁	犠打	犠飛	四球	三振	打率	出塁率
ムーキー・ベッツ	150	706	597	135	176	40	5	29	80	16	0	9	97	101	.295	.391
ラファエル・デバース	156	702	647	129	201	54	4	32	115	8	1	2	48	119	.311	.361
ザンダー・ボガーツ	155	698	614	110	190	52	0	33	117	4	0	6	76	122	.309	.384
J.D.マルティネス	146	657	575	98	175	33	2	36	105	2	0	5	72	138	.304	.383
アンドリュー・ベニンテンディ	138	615	541	72	144	40	5	13	68	10	3	5	59	140	.266	.343
ジャッキー・ブラッドリー・ジュニア	147	567	494	69	111	28	3	21	62	8	3	2	56	155	.225	.317
クリスチャン・バスケス	138	521	482	66	133	26	1	23	72	4	3	3	33	101	.276	.320

表彰

ブランドン・ワークマン
- リリーバー・オブ・ザ・マンス（9月）

ラファエル・デバース
- プレイヤー・オブ・ザ・マンス（5月）

マイケル・チェイビス
- ルーキー・オブ・ザ・マンス（5月）

ムーキー・ベッツ
- ゴールドグラブ賞（右翼手）
- シルバースラッガー賞（外野手）

ザンダー・ボガーツ
- シルバースラッガー賞（遊撃手）

達成記録

7月7日 - デビッド・プライスが通算150勝、史上262人目。
8月8日 - クリス・セールが7年連続200奪三振、史上8人目。
8月13日 - クリス・セールが通算2000奪三振、史上83人目。

MLBドラフト

→詳細は「2019年のMLBドラフト」を参照

順位	選手	守備位置
69	マシュー・ルーゴ	遊撃手
137	Noah Song	投手
197	Chris Murphy	投手
947	Feleipe Franks	投手
1127	Connor Prielipp	投手

脚注

[脚注の使い方]

出典

^ “131 Players Become XXB Free Agents” (英語). mlbplayers.com. 2023年4月29日閲覧。
^ “イオバルディが4年75億円でレッドソックス残留”. 日刊スポーツ (2018年12月6日). 2023年4月29日閲覧。

外部リンク

公式ウェブサイト（英語）
Baseball-Reference （英語）

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[1] “131 Players Become XXB Free Agents” (英語). mlbplayers.com. 2023年4月29日閲覧。

[2] “イオバルディが4年75億円でレッドソックス残留”. 日刊スポーツ (2018年12月6日). 2023年4月29日閲覧。

[1]

[2]

表話編歴ボストン・レッドソックス
球団	歴史選手監督成績
歴代本拠地	ハンティントン・アベニュー・グラウンズフェンウェイ・パーク
文化	『スイート・キャロライン』『ライフ・イズ・ベースボール』『2番目のキス』
永久欠番	1 4 6 8 9 14 26 27 34 42 45
レッドソックス球団殿堂	エディ・コリンズジミー・コリンズジョー・クローニンボビー・ドーアジミー・フォックスレフティ・グローブハリー・フーパーリック・フェレルハーブ・ペノックレッド・ラフィングベーブ・ルーストリス・スピーカーテッド・ウィリアムズカール・ヤストレムスキートム・ヨーキーサイ・ヤングトニー・コニグリアロドム・ディマジオフランク・マルゾーンジョニー・ペスキージム・ライススモーキー・ジョー・ウッドジーン・R・ヨーキーカールトン・フィスクディック・オコンネルメル・パーネルリコ・ペトロセリディック・ラディッツルイス・ティアントカート・ガウディケン・コールマンドワイト・エバンスラリー・ガードナージャッキー・ジェンセンネッド・マーティンビル・モンブケットレジー・スミスボブ・スタンリーリック・バールソンブー・フェリスルー・ゴーマンジョン・ハリントンテックス・ヒューソンダフィー・ルイスジム・ロンボーグフレッド・リンウェイド・ボッグスビル・キャリーガンデニス・エカーズリービリー・グッドマンブルース・ハーストベン・モンダーピート・ラネルズヘイウッド・サリバンディック・ブレッシアーニエリス・キンダージョー・モーガンジェリー・レミージョージ・スコットバーン・スティーブンスディック・ウィリアムズジョージ・ディグビーウェス・フェレルマイク・グリーンウェルエドワード・F・ケニー・シニアビル・リーエベレット・スコットフランク・サリバンモー・ボーンジョン・バレンティンドン・ジマートミー・ハーパーエディ・カスコジミー・ピアソールマーティー・バレットエリス・バークスジョー・ドブソンダッチ・レナードジョー・ムーニーカート・シリングジョン・I・テイラージョー・カスティリオーニロジャー・クレメンスペドロ・マルティネスノマー・ガルシアパーラアイラ・フラッグステッドラリー・ルキーノジェイソン・バリテックティム・ウェイクフィールドバック・フリーマンパンプシー・グリーンデレク・ロウマイク・ローウェルケビン・ユーキリスビル・ディニーンダン・デュケットリッチ・ゲドマンデビッド・オルティーズマニー・ラミレス
ワールドシリーズ優勝（09回）	1903 1912 1915 1916 1918 2004 2007 2013 2018
ワールドシリーズ敗退（04回）	1946 1967 1975 1986
リーグ優勝（14回）	1903 1904 1912 1915 1916 1918 1946 1967 1975 1986 2004 2007 2013 2018
できごと	バンビーノの呪い 1948年のアメリカンリーグ優勝決定プレイオフ 1978年のアメリカンリーグ東地区優勝決定プレイオフケビン・ミラー問題
傘下マイナーチーム	ウースター・レッドソックス（AAA級）ポートランド・シードッグス（AA級）グリーンビル・ドライブ（High-A級）セイラム・レッドソックス（Low-A級）フロリダ・コンプレックスリーグ・レッドソックス（Rookie級）ドミニカン・サマーリーグ・レッドソックス（Rookie級）

表話編歴 « 20182019年のメジャーリーグベースボール2020 »
アメリカンリーグ		ナショナルリーグ
東地区	オリオールズ・レッドソックス・ヤンキース・レイズ・ブルージェイズ	東地区	ブレーブス・マーリンズ・メッツ・フィリーズ・ナショナルズ
中地区	ホワイトソックス・インディアンス・タイガース・ロイヤルズ・ツインズ	中地区	カブス・レッズ・ブルワーズ・パイレーツ・カージナルス
西地区	アストロズ・エンゼルス・アスレチックス・マリナーズ・レンジャーズ	西地区	ダイヤモンドバックス・ロッキーズ・ドジャース・パドレス・ジャイアンツ
■：世界一 ■：ワールドシリーズ出場
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