2003年のスポーツ
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< 2003年
2003年のスポーツでは、2003年(平成15年)のスポーツ関連の出来事についてまとめる。
2003年前後:2002年のスポーツ - 2003年のスポーツ - 2004年のスポーツ
できごと
[編集]下記のスポーツはそれぞれの個別記事を参照すること。
2003年の野球(プロ野球、MLB)、2003年のバレーボール、2003年のバスケットボール、2003年の日本競馬、2003年のNFL
ただし上記に含まれるスポーツのうち、世界的な影響があった事件、一般社会に対しても長期的かつ大きな影響を及ぼした事件や快挙、複数のスポーツに跨る事態等については本項に重複記載する。
- 1月1日 - サッカー・京都パープルサンガがサッカー天皇杯制覇
- 1月19日 - ダカール・ラリーで増岡浩が優勝、日本人初の2連覇
- 1月20日 - 大相撲、横綱・貴乃花光司が現役引退を表明[1][2]
- 4月6日 - モータースポーツ・鈴鹿サーキットで行われたロードレース世界選手権第1戦日本GP決勝レースで加藤大治郎が3周目シケイン入り口で事故。意識不明のまま、4月20日に26歳で死去。
- 7月2日 - IOC総会、バンクーバー市を2010年冬季オリンピックの開催地に決定
- 8月25日 - 男子テニス・ピート・サンプラスが引退
- 9月15日 - プロ野球・阪神タイガースが18年ぶりにセントラル・リーグ優勝
- 10月12日 - F1・第16戦日本グランプリでフェラーリのミハエル・シューマッハが4年連続6度目の年間総合優勝を果たす
- 10月12日 - 第4回FIFA女子ワールドカップ(開催地:アメリカ合衆国)でドイツが延長Vゴール勝ちにより優勝する
- 11月2日 - 陸上競技・第35回全日本大学駅伝で東海大が初優勝を果たす
- 11月22日 - ラグビーワールドカップ2003の決勝が行われ、イングランドがオーストラリアに延長戦の末20対17で勝利。大会初優勝を遂げる。
総合競技大会
[編集]- 第21回冬季ユニバーシアード( イタリア・タルヴィジオ・1月16日~26日) - 日本の獲得メダル:金5、銀3、銅6
- 第5回アジア冬季競技大会(青森・2月1日~8日) - 日本の獲得メダル:金24、銀23、銅20
- 第15回冬季デフリンピック( スウェーデン・スンツバル・2月27日~3月9日) - 日本の獲得メダル:金2、銀0、銅0
- 第11回スペシャルオリンピックス夏季世界大会( アイルランド・ダブリン・6月21日~29日)
- 第22回夏季ユニバーシアード( 韓国・大邱・8月21日~31日) - 日本の獲得メダル:金13、銀11、銅20
- 平成15年度全国高等学校総合体育大会(7月28日~8月24日、長崎県)
- 第58回NEW!!わかふじ国体(冬季スケート・アイスホッケー - 群馬県・1月25日~29日、冬季スキー・バイアスロン - 北海道・2月22日~25日、夏季 - 静岡県・9月13日~16日、秋季 - 静岡県・10月25日~30日)
- 第3回全国障害者スポーツ大会(11月8日~10日、静岡県)
アイスホッケー
[編集]- アイスホッケー世界選手権(4月26日~5月11日、 フィンランド・ヘルシンキ、タンペレ、トゥルク)
- アイスホッケー女子世界選手権( 中国・北京) - SARSの影響で中止
- NHLオールスターゲーム(2月2日、オフィス・デポ・センター)
- ウエスタンカンファレンス 6 - 5 イースタンカンファレンス
- NHLスタンレーカップ決勝(2002-2003シーズン)
- ニュージャージー・デビルス (4勝3敗) アナハイム・マイティーダックス
- 全日本アイスホッケー選手権大会(1月10日~13日、札幌市真駒内屋内競技場)
- 第37回日本アイスホッケーリーグプレーオフ決勝
アメリカンフットボール
[編集]ワールドカップ
[編集]NFL
[編集]- AFCチャンピオンシップゲーム(1月19日、オークランド・ネットワーク・アソシエイツ・コロシアム)
- オークランド・レイダース 41 - 24 テネシー・タイタンズ
- NFCチャンピオンシップゲーム(1月19日、フィラデルフィア・ベテランズ・スタジアム)
- タンパベイ・バッカニアーズ 27 - 10 フィラデルフィア・イーグルス
- 第37回スーパーボウル(1月26日、サンディエゴ)
- タンパベイ・バッカニアーズ (NFC) 48 - 21 オークランド・レイダース (AFC)
- プロボウル(2月2日、ハワイ・アロハ・スタジアム)
日本の大会
[編集]- ライスボウル(東京ドーム・1月3日)
- 立命館大学パンサーズ(学生代表) 36 - 13 シーガルズ(社会人代表)
- ジャパンXボウル(12月16日、東京ドーム)
- オンワードスカイラークス 13 - 10 アサヒビール
- 甲子園ボウル(12月21日、阪神甲子園球場)
- 立命館大学パンサーズ 61 - 6 法政大学トマホークス
競艇
[編集]- 第17回新鋭王座決定戦競走(丸亀競艇場) : 田村隆信
- 第16回女子王座決定戦競走(芦屋競艇場) : 西村めぐみ
- 第38回総理大臣杯競走(戸田競艇場) : 西村勝
- 第4回競艇名人戦競走(尼崎競艇場) : 新井敏司
- 第30回笹川賞競走(平和島競艇場) : 平石和男
- 第13回グランドチャンピオン決定戦競走(丸亀競艇場) : 池田浩二
- 第8回オーシャンカップ競走(蒲郡競艇場) : 辻栄蔵
- 第49回モーターボート記念競走(唐津競艇場) : 田中信一郎
- 第50回全日本選手権競走(戸田競艇場) : 山崎智也
- 第6回競艇王チャレンジカップ競走(びわこ競艇場) : 烏野賢太
- 第18回賞金王シリーズ戦(住之江競艇場) : 市川哲也
- 第18回賞金王決定戦(住之江競艇場) : 田中信一郎
競馬
[編集]- 年度代表馬・最優秀4歳以上牡馬 : シンボリクリスエス(天皇賞(秋)、有馬記念)
- 最優秀2歳牡馬 : コスモサンビーム(朝日杯フューチュリティステークス)
- 最優秀2歳牝馬 : ヤマニンシュクル(阪神ジュベナイルフィリーズ)
- 最優秀3歳牡馬 : ネオユニヴァース(皐月賞、日本ダービー)
- 最優秀3歳牝馬 : スティルインラブ(桜花賞、優駿牝馬、秋華賞)
- 最優秀4歳以上牝馬 : ビリーヴ(高松宮記念)
- 最優秀父内国産馬 : ヒシミラクル(天皇賞(春)、宝塚記念)
- 最優秀短距離馬 : デュランダル(スプリンターズステークス、マイルチャンピオンシップ)
- 最優秀ダートホース・ダートグレード競走最優秀馬 : アドマイヤドン(マイルチャンピオンシップ南部杯、JBCクラシック)
- 最優秀障害馬 : ビッグテースト(中山グランドジャンプ)
- NARグランプリ: ネームヴァリュー(帝王賞)
- 菊花賞:ザッツザプレンティ
競輪
[編集]- 第44回競輪祭朝日新聞社杯争奪競輪王決定戦(小倉競輪場) : 山田裕仁
- 第56回日本選手権競輪(平塚競輪場) : 山田裕仁
- 第54回高松宮記念杯競輪(大津びわこ競輪場) : 小嶋敬二
- 第12回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(前橋競輪場) : 太田真一
- 第46回オールスター競輪(一宮競輪場) : 村上義弘
- 第19回読売新聞社杯全日本選抜競輪(高知競輪場) : 佐藤慎太郎
- KEIRINグランプリ03(京王閣競輪場) : 山田裕仁
ゴルフ
[編集]世界4大大会(男子)
[編集]- マスターズ優勝者:マイク・ウェア( カナダ)
- 全米オープン優勝者:ジム・フューリク( アメリカ合衆国)
- 全英オープン優勝者:ベン・カーティス( アメリカ合衆国)
- 全米プロゴルフ優勝者:ショーン・ミキール( アメリカ合衆国)
世界4大大会(女子)
[編集]- クラフト・ナビスコ選手権優勝者:パトリシア・ムニエル・ルブック( フランス)
- 全米女子プロゴルフ優勝者:アニカ・ソレンスタム( スウェーデン)
- 全米女子オープン優勝者:ヒラリー・ランキ( アメリカ合衆国)
- 全英女子オープン優勝者:アニカ・ソレンスタム( スウェーデン)
ソレンスタムが女子ゴルフ史上6人目の「キャリア・グランドスラム」を達成した。
日本
[編集]サッカー
[編集]- 天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝
- ゼロックス・スーパーカップ
- ジュビロ磐田 3-0 京都パープルサンガ
- Jリーグ
- ディビジョン1
- ステージ1優勝:横浜F・マリノス
- ステージ2優勝:横浜F・マリノス
- 年間優勝:横浜F・マリノス
- ディビジョン2優勝:アルビレックス新潟
- ナビスコカップ優勝 - 浦和レッドダイヤモンズ
- ディビジョン1
- 第4回FIFA女子ワールドカップ決勝
当初は中国で開催の予定であったが、SARS(新型肺炎)が流行したためアメリカで振り替え開催となった。開催期間は9月20日 - 10月12日。日本はグループリーグC組3位(4チーム)となり、惜しくも決勝トーナメントには進出できなかった。
相撲
[編集]→詳細は「2003年の相撲」を参照
テニス
[編集]グランドスラム
[編集]- 全豪オープン 男子単優勝:アンドレ・アガシ( アメリカ合衆国)、女子単優勝:セリーナ・ウィリアムズ( アメリカ合衆国)
- 全仏オープン 男子単優勝:フアン・カルロス・フェレーロ( スペイン)、女子単優勝:ジュスティーヌ・エナン・アーデン( ベルギー)
- ウィンブルドン 男子単優勝:ロジャー・フェデラー( スイス)、女子単優勝:セリーナ・ウィリアムズ( アメリカ合衆国)
- 全米オープン 男子単優勝:アンディ・ロディック( アメリカ合衆国)、女子単優勝:ジュスティーヌ・エナン・アーデン( ベルギー)
ウィンブルドン男子シングルス優勝者のフェデラーが、この年から大会5連覇を開始する。全仏・全米の女子シングルス年間2冠を獲得したエナン・アーデンは、ベルギー出身のテニス選手として最初の4大大会優勝者になった。
プロレス
[編集]- プロレス大賞MVP 高山善廣(プロレスリング・ノア)
- G1クライマックス優勝 天山広吉(初優勝)
- 世界最強タッグ決定リーグ戦優勝 小島聡&カズ・ハヤシ組「コジカズタッグ」
バスケットボール
[編集]→「2003年のバスケットボール」を参照
バレーボール
[編集]→「2003年のバレーボール」を参照
ボクシング
[編集]プロボクシング
[編集]日本のジム所属選手の世界戦
[編集]→「タイトルマッチ § 2003年度」を参照
年間表彰選手
[編集]→「年間表彰選手 (ボクシング) § 2003年度」を参照
野球
[編集]→「2003年の野球」を参照
ラグビー
[編集]- 第82回全国高等学校ラグビーフットボール大会決勝(近鉄花園ラグビー場・1月7日)
- 第39回全国大学ラグビーフットボール選手権大会決勝(国立霞ヶ丘競技場陸上競技場・1月11日)
- 第55回全国社会人ラグビーフットボール大会決勝(国立霞ヶ丘陸上競技場・1月25日)
- 第40回日本ラグビーフットボール選手権大会決勝(国立霞ヶ丘陸上競技場・2月23日)
- NEC 36-26 サントリー
- 第5回ラグビーワールドカップ決勝(スタジアム・オーストラリア・11月22日)
陸上競技
[編集]スポーツの賞
[編集]- スポーツマン賞:ランス・アームストロング( アメリカ合衆国、ツール・ド・フランス)※ドーピング発覚により後日取消
- スポーツウーマン賞:セリーナ・ウィリアムズ( アメリカ合衆国、テニス)
- 新人賞:姚明( 中国、バスケットボール)
- ワールドチーム賞:サッカー・ブラジル代表
- カムバック賞:ロナウド(サッカー、 ブラジル)
誕生
[編集]- 1月29日 - 吉田雪乃(日本、スピードスケート選手)
- 2月5日 - 宮﨑小雪(日本、キックボクサー)
- 3月10日 - 山田愛乃(日本、新体操選手)
- 6月1日 - 松谷綺(日本、キックボクサー)
- 9月3日 - 安藤優作(日本、アイスホッケー)
死去
[編集]- 2月11日 - 貞永信義(山口県、マラソン、*1929年)
- 3月9日 - 矢頭高雄(山梨県、野球、*1934年)
- 3月10日 - バリー・シーン(イギリス、オートバイレーサー、*1950年)
- 3月19日 - 冬木弘道(神奈川県、プロレス、*1960年)
- 4月20日 - 加藤大治郎(埼玉県、オートバイレーサー、*1976年)
- 5月15日 - リック・バンステーンベルヘン(ベルギー、自転車競技、*1924年)
- 5月25日 - 木村厚子(埼玉県、競艇、*1964年)
- 6月2日 - 小鶴誠(福岡県、野球、*1922年)
- 6月18日 - ラリー・ドビー(アメリカ、野球、*1924年)
- 6月26日 - マルク・ヴィヴィアン・フォエ(カメルーン、サッカー、*1975年)
- 7月8日 - 稲田悦子(大阪府、フィギュアスケート、*1924年)
- 9月28日 - アリシア・ギブソン(アメリカ、テニス、*1927年)
- 10月6日 - 安田幸吉(東京都、ゴルフ、*1905年)
- 10月12日 - ウィリー・シューメーカー(アメリカ、競馬、*1931年)
- 10月19日 - ホーク・ウォリアー(アメリカ、プロレス、*1957年)
- 10月28日 - 加茂幸子(東京都、テニス、*1926年)
- 10月31日 - 蛯沢誠治(青森県、競馬、*1951年)
- 11月1日 - ネルソン吉村(ブラジル → 日本、サッカー、*1947年)
- 11月6日 - ヘンドリカ・マステンブルーク(オランダ、水泳、*1919年)
- 11月19日 - 瀧安治(静岡県、野球、*1941年)
- 11月24日 - ウォーレン・スパーン(アメリカ、野球、*1921年)
- 11月30日 - ガートルード・エダール(アメリカ、水泳、*1906年)
- 12月17日 - オットー・グレアム(アメリカ、アメリカンフットボール、*1921年)
- 12月17日 - 富士錦章(山梨県、相撲、*1937年)
- 12月26日 - 白井義男(東京都、ボクシング、*1923年)
脚注
[編集]- ^ 第六十五代横綱 貴乃花 〜引退までの記録〜 - 貴乃花部屋(2016年2月29日閲覧)
- ^ 今日はどげな日ね? 【1月20日】貴乃花が引退会見 「心の底から納得」(2003年) - 西日本新聞2016年01月20日(2016年2月29日閲覧)