1937年の野球
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1937年の野球(1937ねんのやきゅう)では、1937年の野球界における動向をまとめる。
競技結果
[編集]日本プロ野球
[編集]ペナントレース
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個人タイトル
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ベストナイン
[編集]この年は選出なし
東京大学野球
[編集]- 春 - 明大が9勝1敗で優勝。
- 秋 - 明大が8勝1敗1分で連続優勝。
中等野球
[編集]- 第14回選抜中等学校野球大会決勝(阪神甲子園球場・4月4日)
- 第23回全国中等学校優勝野球大会決勝(阪神甲子園球場・8月22日)
- 中京商業(愛知県) 3-1 熊本工(熊本県)
社会人野球
[編集]→詳細は「第11回都市対抗野球大会」を参照
- 決勝(明治神宮野球場・8月9日)
メジャーリーグ
[編集]→詳細は「1937年のメジャーリーグベースボール」を参照
- ワールドシリーズ
- ニューヨーク・ヤンキース(ア・リーグ) (4勝1敗) ニューヨーク・ジャイアンツ(ナ・リーグ)
できごと
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
1月
[編集]2月
[編集]3月
[編集]- 3月12日 - 日本職業野球連盟初の公式記録員に広瀬謙三が選任[1]。
- 3月29日 - 大東京軍対阪急軍戦で2回まで大東京が8対0としてリードしたものの、その後阪急が逆転、最終的なスコアは17対12で阪急が勝利する。8点差の逆転勝利は当時の日本プロ野球新記録[2]。
- 3月31日 - 日本職業野球連盟審判部部長に池田豊が就任[1]。
4月
[編集]- 4月4日 - 選抜中等学校野球大会の決勝戦が阪神甲子園球場において行われ、大阪府の浪華商が2対0で愛知県の中京商業を破り、初優勝を達成する。
- 4月5日 - 名古屋金鯱軍の中山正嘉が対大東京戦(上井草球場)で3安打11奪三振1四死球無失点で日本プロ野球史上2人目のプロ入り初登板完封勝利を挙げる。スコアは7対0[3]。
- 6月1日 - 【MLB】デトロイト・タイガースのギー・ウォーカーがサイクル安打を達成する。
5月
[編集]- 5月1日 - 阪急西宮球場が開場。5月5日に初公式戦となる東京巨人軍対イーグルス他1試合が行われ、初試合は巨人が3対0で勝利する。
- 5月1日 - 東京巨人軍の沢村栄治が対大阪タイガース(州崎球場)戦において、日本プロ野球史上かつ、沢村にとって2度目となるノーヒットノーラン[4]を達成。スコアは4対0[5] 。
6月
[編集]- 6月1日 - 【MLB】シカゴ・ホワイトソックスのビル・ダエットリッチが対セントルイス・ブラウンズ戦においてノーヒットノーランを達成する。
- 6月13日 - 大阪タイガースの奈良友夫が対イーグルス戦の1回にプロ野球初の1イニング2三振を記録する。
- 6月27日 - 金鯱対東京セネタース戦は9回裏に1対6でセネターズが5点リードした状況から、9回裏に金鯱が6点を取って7対6で逆転サヨナラ勝利。9回裏以降に5点差からの逆転サヨナラ勝利は当時の最多得点差試合であり、1リーグ時代では唯一の記録[6][7]
7月
[編集]- 7月1日 - 【MLB】ニューヨーク・ヤンキースのルー・ゲーリッグが2度目のサイクル安打を達成する。
- 7月3日 - 巨人のヴィクトル・スタルヒンが対イーグルス戦(洲崎)において、日本プロ野球史上3度目のノーヒットノーランを達成する[8]。スコアは4対0[5]。
- 7月11日 - 巨人対東京セネタース戦(上井草球場)で巨人が勝利し、巨人の春季優勝が決定する。巨人は前年からの連続優勝となった。
- 7月16日 - 阪急の石田光彦が対セネターズ戦(洲崎)において、プロ野球史上4度目のノーヒットノーランを達成する[9]。スコアは6対0[5]。
8月
[編集]- 8月1日 - 【MLB】ニューヨーク・ヤンキースのジョー・ディマジオがサイクル安打を達成する。
- 8月9日 - 都市対抗野球大会の決勝戦が明治神宮野球場で行われ、八幡市の八幡製鉄が3-1で東京市の東京倶楽部を破り、優勝を達成する。
- 8月22日 - 全国中等学校優勝野球大会の決勝戦が甲子園で行われ、愛知県の中京商業が熊本県の熊本工を3対1で破り、4年ぶり4度目の優勝を達成する。
- 8月29日 - ライオン軍の柳沢騰市が対名古屋金鯱軍戦において、9回に日本プロ野球初の1イニングに二盗三盗本盗の3盗塁を記録する。
9月
[編集]- 9月5日 - 満16歳と4日の西沢道夫(名古屋軍)が公式戦に初出場し、日本プロ野球最年少出場記録を打ち立てる。
- 9月11日 - 後楽園球場が開場。翌12日、初公式戦となる名古屋軍対イーグルス他3試合が行われ、初試合は名古屋が3対0で勝利している。
- 9月12日 - ライオン対名古屋金鯱軍戦において、日本プロ野球記録となる両軍合わせて26四球を記録(ライオン11、金鯱15)。ライオン先発の桜井七之助は2度目の日本タイ記録の12与四球(8回4失点)。試合は8対6でライオンが勝利する[10]。
10月
[編集]- 10月4日 - 大阪は9月8日からこの日まで日本プロ野球戦前最多となる14連勝を記録する。
- 10月10日 - 【MLB】ワールドシリーズ第5戦がポロ・グラウンズ行われ、アメリカンリーグのニューヨーク・ヤンキースが、ナショナルリーグのニューヨーク・ジャイアンツに4対2で勝利し、4勝1敗で2年連続6度目の優勝を達成する。
11月
[編集]- 11月14日 - 大阪対巨人戦(甲子園)で大阪が勝利し、秋季優勝が決定する。大阪タイガースは球団創立以来初の優勝を達成する。
- 11月20日~22日 - 第1回日本プロ野球オールスター東西対抗試合開催される。
12月
[編集]- 12月7日 - 大阪タイガースが年度優勝決定戦で東京巨人軍を4勝2敗で破り年度優勝を決める。
- 第1試合(12月1日)大阪タイガース 4-1 東京巨人軍(後楽園)
- 第2試合(12月2日)大阪タイガース 7-4 東京巨人軍(後楽園)
- 第3試合(12月4日)大阪タイガース 8-2 東京巨人軍(甲子園)
- 第4試合(12月5日)大阪タイガース 5-6 東京巨人軍(甲子園)
- 第5試合(12月6日)大阪タイガース 5-11 東京巨人軍(後楽園)
- 第6試合(12月7日)大阪タイガース 6-3 東京巨人軍(後楽園)
誕生
[編集]1月
[編集]- 1月1日 - 野村徹
- 1月5日 - 桑田武(+ 1991年)
- 1月5日 - 川原政数
- 1月9日 - 森祇晶
- 1月12日 - 岡田守雄
- 1月15日 - 伊藤則旦
- 1月18日 - 上田利治(+ 2017年)
- 1月20日 - 生原昭宏(+ 1992年)
- 1月26日 - 木次文夫(+ 1977年)
2月
[編集]- 2月1日 - 谷本稔
- 2月1日 - 西尾裕(+ 2009年)
- 2月2日 - ドン・ビュフォード
- 2月4日 - 山中雅博
- 2月9日 - クリート・ボイヤー(+ 2007年)
- 2月12日 - スタン・ジョンソン(+ 2012年)
- 2月20日 - 久保友之
3月
[編集]4月
[編集]- 4月1日 - 会田豊彦(+ 2012年)
- 4月3日 - 安藤治久
- 4月5日 - 若生智男
- 4月8日 - 稲尾義文
- 4月9日 - 湊谷武雄
- 4月12日 - 田辺義三(+ 2018年)
- 4月15日 - 和田明(+ 1992年)
- 4月18日 - 青木宥明(+ 2001年)
- 4月20日 - 花沢英雄
- 4月21日 - 須藤豊
- 4月21日 - 高木時夫(+ 2006年)
- 4月28日 - 龍憲一
5月
[編集]- 5月2日 - 井洋雄
- 5月4日 - 富永格郎
- 5月8日 - アルト・ロペス
- 5月8日 - マイク・クェイヤー(+ 2010年)
- 5月8日 - 松浦三千男
- 5月13日 - 池田英俊
- 5月18日 - ブルックス・ロビンソン
- 5月18日 - 西岡清吉
6月
[編集]7月
[編集]8月
[編集]- 8月8日 - 藤本勝巳
- 8月11日 - 前岡勤也
- 8月12日 - ジーン・バッキー(+ 2019年)
- 8月15日 - 嵯峨健四郎(+ 2011年)
- 8月20日 - 本田威志(+ 2010年)
- 8月22日 - 若生忠男(+ 1998年)
- 8月26日 - 竹下元章(+ 1985年)
9月
[編集]- 9月1日 - 河原主尚
- 9月2日 - 阿南準郎
- 9月2日 - ピーター・ユベロス
- 9月3日 - 土居章助
- 9月8日 - 小西秀朗(+ 2020年)
- 9月13日 - 勝浦将元
- 9月17日 - 山本八郎
- 9月18日 - 木戸美摸
- 9月20日 - 山本文男
10月
[編集]- 10月6日 - 江藤愼一(+2008年)
- 10月10日 - 佐々木勲
- 10月14日 - 松岡英孝
- 10月20日 - フアン・マリシャル
- 10月21日 - 五島道信
- 10月31日 - 西園寺昭夫(+ 2011年)
11月
[編集]12月
[編集]死去
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d 中日ドラゴンズ 編『中日ドラゴンズ70年史』中日新聞社、2006年、43頁。ISBN 4806205141。
- ^ 宇佐美徹也『日本プロ野球記録大鑑』講談社、1993年、582頁。ISBN 4062061082。
- ^ 宇佐美徹也 1993, p. 853.
- ^ 奪三振11、与四死球3。
- ^ a b c “無安打無得点試合 (ノーヒットノーラン)”. 日本野球機構公式サイト. 2015年11月28日閲覧。
- ^ 1993年に近鉄バファローズが対福岡ダイエーホークス戦で6点差から逆転サヨナラ勝利して記録を更新。
- ^ 『週刊ベースボール』、ベースボール・マガジン社、2014年8月25日、97頁。
- ^ 奪三振6、与四死球3。
- ^ 奪三振6、与四死球1
- ^ 宇佐美徹也 1993, pp. 619, 635.