コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

黒鷲旗第33回全日本バレーボール男子・女子選手権大会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
第33回黒鷲旗 全日本バレーボール男女選手権大会
開始年 1952
主催 日本バレーボール協会
毎日新聞社
チーム数 男子:32
女子:32チーム
前回優勝 男子:富士フイルム
女子:日立
テンプレートを表示

第33回黒鷲旗 全日本バレーボール男女選手権大会(だい33かいくろわしき ぜんにほんバレーボールだんじょせんしゅけんたいかい)は、1984年4月28日から5月3日にかけて行われた、第33回目の黒鷲旗全日本バレーボール選手権大会である。同年に開催されるロサンゼルスオリンピックの選手選考会も兼ねて実施された。

今大会より大学生チームが参加することになり、参加チーム数が増加した。これは1979年を以て廃止された全日本6人制バレーボール総合選手権で行われていた異種カテゴリー大会の復活でもある。これに伴い、大会名を「全日本都市対抗バレーボール選手権大会」から「黒鷲旗全日本バレーボール男子・女子選手権大会」(略称: 黒鷲旗全日本バレーボール男女選手権大会)に改称した。

概要

[編集]
  • 日程:1984年4月28日 - 5月3日
  • 会場:大阪府立体育館
  • 参加チーム数:男子 32チーム、女子 32チーム。

試合方法

[編集]

ノックアウト方式のトーナメントで優勝を決定する。

男子

[編集]

参加チーム

[編集]
日本リーグ所属 実業団リーグ所属 その他実業団 教員・クラブ 大学
チーム名 都道府県名 チーム名 都道府県名 チーム名 都道府県名 チーム名 都道府県名 チーム名 都道府県名
富士フイルム 神奈川県 日本電気 東京都 電電東北 宮城県 東京教員 東京都 順天堂大学 千葉県
新日鐵 大阪府 東レ九鱗会 静岡県 エーザイ 埼玉県 神奈川教員クラブ 神奈川県 法政大学 東京都
松下電器 大阪府 旭化成旭陽会 岡山県 朝日生命 東京都 兵庫教員 兵庫県 日本体育大学 東京都
サントリー 大阪府 帝人三原 広島県 警視庁 東京都 島根クラブ 島根県 大阪商業大学 大阪府
日本鋼管 神奈川県 日本電気ホームエレクトロニクス 滋賀県 トヨタ自動車 愛知県
専売広島 広島県 コスモ大協 三重県 武田薬品 大阪府
住友金属 福岡県 日立国分 茨城県 象印マホービン 大阪府
神戸製鋼 兵庫県 電電東海 愛知県 電電中国 広島県

1回戦

[編集]
#101 1984年4月28日
富士フイルム 3 - 0
(15-1)
(15-2)
(15-1)
警視庁
#102 1984年4月29日
順天堂大学 3 - 2
(17-15)
(2-15)
(15-17)
(15-3)
(15-12)
帝人三原
#103 1984年4月29日
旭化成旭陽会 3 - 0
(15-8)
(18-16)
(15-8)
兵庫教員
#104 1984年4月29日
日本電気 3 - 0
(15-3)
(15-3)
(15-10)
武田薬品
#105 1984年4月29日
日本鋼管 3 - 0
(15-8)
(15-8)
(15-3)
電電中国
#106 1984年4月28日
日立国分 3 - 2
(15-11)
(15-13)
(10-15)
(6-15)
(15-5)
東京教員
#107 1984年4月29日
日本電気ホームエレクトロニクス 3 - 0
(15-3)
(15-5)
(15-7)
トヨタ自動車
#108 1984年4月29日
サントリー 3 - 0
(15-5)
(15-13)
(15-4)
日本体育大学
#109 1984年4月29日
松下電器 3 - 0
(15-9)
(15-13)
(15-4)
神戸製鋼
#110 1984年4月29日
コスモ大協 3 - 0
(15-5)
(15-8)
(15-7)
エーザイ
#111 1984年4月28日
法政大学 3 - 0
(15-2)
(15-7)
(15-1)
電電東北
#112 1984年4月29日
専売広島 3 - 0
(15-6)
(15-6)
(15-4)
象印マホービン
#113 1984年4月29日
住友金属 3 - 0
(15-4)
(15-7)
(15-5)
電電東海
#114 1984年4月28日
大阪商業大学 3 - 0
(15-3)
(15-7)
(15-6)
神奈川教員クラブ
#115 1984年4月29日
東レ九鱗会 3 - 0
(15-13)
(15-2)
(15-2)
島根クラブ
#116 1984年4月29日
新日鐵 3 - 1
(12-15)
(15-3)
(15-1)
(15-4)
朝日生命

2回戦

[編集]
#117 1984年4月30日
富士フイルム 3 - 0
(15-3)
(15-3)
(15-2)
順天堂大学
#118 1984年4月30日
日本電気 3 - 0
(15-6)
(15-10)
(15-6)
旭化成旭陽会
#119 1984年4月30日
日本鋼管 3 - 0
(15-5)
(15-7)
(15-4)
日立国分
#120 1984年4月30日
サントリー 3 - 0
(16-14)
(15-6)
(15-10)
日本電気ホームエレクトロニクス
#121 1984年4月30日
松下電器 3 - 1
(15-8)
(15-6)
(14-16)
(15-7)
コスモ大協
#122 1984年4月30日
専売広島 3 - 1
(15-7)
(5-15)
(15-7)
(15-7)
法政大学
#123 1984年4月30日
住友金属 3 - 1
(15-6)
(15-9)
(15-17)
(15-6)
大阪商業大学
#124 1984年4月30日
新日鐵 3 - 1
(9-15)
(15-4)
(15-5)
(15-8)
東レ九鱗会

準々決勝

[編集]
#125 1984年5月1日
富士フイルム 3 - 0
(15-9)
(15-4)
(15-10)
日本電気
#126 1984年5月1日
サントリー 3 - 1
(13-15)
(15-6)
(15-9)
(15-6)
日本鋼管
#127 1984年5月1日
松下電器 3 - 2
(13-15)
(15-8)
(7-15)
(15-5)
(15-5)
専売広島
#128 1984年5月1日
新日鐵 3 - 2
(15-9)
(15-8)
(11-15)
(12-15)
(15-4)
住友金属

準決勝

[編集]
#129 1984年5月2日
富士フイルム 3 - 1
(8-15)
(15-4)
(15-8)
(15-13)
サントリー
#130 1984年5月2日
新日鐵 3 - 0
(15-8)
(15-7)
(15-8)
松下電器

3位決定戦

[編集]
#131 1984年5月3日
松下電器 3 - 2
(15-13)
(11-15)
(15-12)
(11-15)
(15-3)
サントリー
主審: 小比賀恵一

決勝

[編集]
#132 1984年5月3日
新日鐵 3 - 1
(15-10)
(16-14)
(3-15)
(15-11)
富士フイルム
主審: 河村俊彦

最終順位

[編集]
順位 チーム名 都道府県名
優勝 新日鐵 大阪府
準優勝 富士フイルム 神奈川県
3位 松下電器 大阪府
4位 サントリー 大阪府

表彰選手

[編集]
No. 賞名 受賞者 所属チーム 備考
1 黒鷲賞(最高殊勲選手) 岩田稔 新日鐵
2 敢闘賞(敢闘選手) 山田修司 富士フイルム
3 若鷲賞(最優秀新人賞) 江原正 新日鐵

女子

[編集]

参加チーム

[編集]
日本リーグ所属 実業団リーグ所属 その他実業団 教員・クラブ 大学
チーム名 都道府県名 チーム名 都道府県名 チーム名 都道府県名 チーム名 都道府県名 チーム名 都道府県名
日立 東京都 久光製薬 佐賀県 たくぎん 北海道 武庫川五月会 兵庫県 青山学院大学 東京都
東洋紡 大阪府 富士フイルム 神奈川県 日立佐和 茨城県 奈良教員 奈良県 日本女子体育大学 東京都
イトーヨーカドー 埼玉県 倉紡倉敷 岡山県 ソニー大崎 東京都 日本体育大学 東京都
ユニチカ 大阪府 東芝深谷 埼玉県 朝日生命 東京都 池坊短大 京都府
カネボウ 三重県 日立茂原 千葉県 日本鋼管 神奈川県
日本電気 東京都 日本電装 愛知県 東芝京浜 神奈川県
電電近畿神戸 兵庫県 関西日本電気 滋賀県 新日鉄堺 大阪府
三洋電機 群馬県 石川島播磨重工呉 広島県 専売大阪 大阪府
ダイエー 大阪府
武田薬品 山口県

1回戦

[編集]
#201 1984年4月28日
日立 3 - 0
(15-0)
(15-2)
(15-8)
日本電装
#202 1984年4月29日
専売大阪 3 - 0
(15-5)
(15-5)
(15-4)
たくぎん
#203 1984年4月29日
倉紡倉敷 3 - 0
(15-2)
(15-2)
(15-0)
武庫川五月会
#204 1984年4月29日
富士フイルム 3 - 2
(11-15)
(6-15)
(15-13)
(15-3)
(15-11)
日本体育大学
#205 1984年4月29日
カネボウ 3 - 0
(15-8)
(15-13)
(15-10)
東芝深谷
#206 1984年4月28日
関西日本電気 3 - 1
(15-9)
(15-12)
(12-15)
(16-14)
日本女子体育大学
#207 1984年4月29日
三洋電機 3 - 0
(15-0)
(15-0)
(15-12)
ソニー大崎
#208 1984年4月29日
ユニチカ 3 - 0
(15-6)
(15-4)
(15-3)
武田薬品
#209 1984年4月29日
イトーヨーカドー 3 - 0
(15-13)
(15-5)
(15-4)
石川島播磨重工呉
#210 1984年4月29日
池坊短期大学 3 - 2
(15-6)
(10-15)
(12-15)
(15-10)
(15-11)
朝日生命
#211 1984年4月28日
ダイエー 3 - 0
(15-13)
(15-6)
(15-1)
日立茂原
#212 1984年4月29日
東芝京浜 3 - 2
(15-10)
(15-9)
(3-15)
(10-15)
(15-10)
日本電気
#213 1984年4月29日
久光製薬 3 - 0
(15-6)
(15-6)
(15-5)
奈良教員
#214 1984年4月28日
新日鉄堺 3 - 0
(15-13)
(15-13)
(15-6)
日本鋼管
#215 1984年4月29日
電電近畿神戸 3 - 0
(15-6)
(15-6)
(15-5)
日立佐和
#216 1984年4月29日
東洋紡 3 - 0
(15-6)
(15-4)
(15-7)
青山学院大学

2回戦

[編集]
#217 1984年4月30日
日立 3 - 0
(15-6)
(15-2)
(15-2)
専売大阪
#218 1984年4月30日
倉紡倉敷 3 - 1
(4-15)
(15-9)
(15-9)
(15-10)
富士フイルム
#219 1984年4月30日
カネボウ 3 - 0
(15-9)
(15-8)
(15-11)
関西日本電気
#220 1984年4月30日
ユニチカ 3 - 0
(15-12)
(15-2)
(15-13)
三洋電機
#221 1984年4月30日
イトーヨーカドー 3 - 0
(15-4)
(15-2)
(15-1)
池坊短期大学
#222 1984年4月30日
ダイエー 3 - 0
(15-7)
(15-2)
(15-6)
東芝京浜
#223 1984年4月30日
久光製薬 3 - 0
(15-4)
(15-7)
(15-3)
新日鉄堺
#224 1984年4月30日
東洋紡 3 - 0
(15-9)
(15-12)
(16-14)
電電近畿神戸

準々決勝

[編集]
#225 1984年5月1日
日立 3 - 0
(15-3)
(15-3)
(15-0)
倉紡倉敷
#226 1984年5月1日
ユニチカ 3 - 0
(15-4)
(15-12)
(15-12)
カネボウ
#227 1984年5月1日
ダイエー 3 - 1
(11-15)
(15-7)
(15-1)
(15-6)
イトーヨーカドー
#228 1984年5月1日
東洋紡 3 - 0
(15-12)
(15-8)
(15-5)
久光製薬

準決勝

[編集]
#229 1984年5月2日
日立 3 - 0
(15-12)
(15-3)
(15-8)
ユニチカ
#230 1984年5月2日
東洋紡 3 - 1
(15-12)
(17-19)
(16-14)
(15-7)
ダイエー

3位決定戦

[編集]
#231 1984年5月3日
ダイエー 3 - 0
(15-13)
(15-7)
(15-2)
ユニチカ
主審: 藤村正美

決勝

[編集]
#232 1984年5月3日
日立 3 - 0
(15-0)
(15-3)
(15-13)
東洋紡
主審: 佐々木宏

最終順位

[編集]
順位 チーム名 都道府県名
優勝 日立 東京都
準優勝 東洋紡 大阪府
3位 ダイエー 大阪府
4位 ユニチカ 大阪府

表彰選手

[編集]
No. 賞名 受賞者 所属チーム 備考
1 黒鷲賞(最高殊勲選手) 森田貴美枝 日立
2 敢闘賞(敢闘選手) 田渕良子 東洋紡
3 若鷲賞(最優秀新人賞) 宮島恵子 日立

脚注

[編集]
  • 本記事のマッチナンバーは編集の便宜上付番したものです。

参考文献

[編集]
  • 月刊バレーボール 1984年6月号 156-157ページ
  • 毎日新聞 1984年4月29日朝刊13版 18面