コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

馬場貴也

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
馬場貴也
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 京都府京都市
生年月日 (1984-03-26) 1984年3月26日(40歳)
身長 167cm
体重 55kg
血液型 A型
選手情報
所属 滋賀支部
登録番号 4262
登録期 93期
級別 A1
弟子 木村仁紀(4743)
澤田尚也(5017)
選手実績
デビュー日 2003年11月15日
SG優勝 5
GI/PGI優勝 4
GII優勝 1
GIII優勝 2
一般戦優勝 43
通算優勝 53
通算勝率 6.60
通算勝利 1316
3周回日本レコード保持者(1分42秒2)
主要獲得タイトル
テンプレートを表示

馬場 貴也(ばば よしや、1984年3月26日-)は、京都府京都市出身 京都府立東稜高等学校卒業の競艇選手

滋賀支部所属。登録第4262号。93期。同期には長田頼宗杉山裕也などがいる。

来歴

[編集]

京都府京都市出身。小さい頃の一時期は長野県に居住していたが、再び京都市に戻る[1]。英検3級の資格を所持している。

同じ支部の選手である木村仁紀は同校の後輩かつ弟子である。

2013年9月より滋賀県大津市に転居した。

2018年7月より選手会滋賀支部の支部長に就任。各支部長の中で当時最年少での就任となった。レースでは、前年末の住之江競艇場の年末競走で優勝して以来調子を上げ続け、ついには11月芦屋競艇場で開催された SG「第21回チャレンジカップ」の優勝戦に1号艇で出走、コンマ08のスタートから1マークを先マイ。1マークは2号艇の峰竜太に差されかけたものの踏ん張り、SG初優出にして初優勝を飾る[2]。この優勝により賞金2700万円を獲得して、賞金ランキングは前検日の42位から9位までジャンプアップ、年末に住之江競艇場で開催される SG「第33回グランプリ」の出場権を獲得した。この年以降、SGレースには常連として出場するようになる。

2019年は、戸田競艇場 で開催された「第54回ボートレースクラシック」の優勝戦で2着、児島競艇場で開催された「第66回ボートレースダービー」優勝戦で3着、桐生競艇場のG1「第63回赤城雷神杯」優勝戦で2着、一般戦優勝7回と安定した成績を収め、2年連続で賞金王決定戦に出場した。2ndトライアルには進出できなかったものの、12月22日に行われたSG「第34回グランプリシリーズ」の優勝戦では、3コースから鋭く差して2回目のSG制覇(優勝賞金は1700万円)。この年は1億284万7932円を稼ぎ、自身初の年間獲得賞金1億円突破を達成している。

2020年8月4日びわこ競艇場で開催された G1「第68回びわこ大賞」において5コースからまくり差しを決め、初のGI優勝。地元での優勝ということもあり、地元の先輩と共に喜びを分かち合い、歓喜の涙を流した[3]

2022年にはボートレースダービーも制した。

2023年8月27日、ボートレース福岡で行われたSG「第69回ボートレースメモリアル」を、1号艇1コースから、逃げで優勝を果たした。

2024年9月1日、ボートレース丸亀で行われたSG「第70回ボートレースメモリアル」を、3号艇3コースから、まくり差しで優勝を果たした(同大会連覇)。

日本レコード

[編集]

1分42秒6 - 2010年11月30日

  • 2010年11月27日から津競艇場で開催された 一般戦「第1回日本トーター杯」4日目第11Rで登場した馬場は、3号艇3コースからまくり差しを決めてこれまで、これまで静岡支部の今坂勝広の持っていた1分42秒7の記録をコンマ0.1更新する1分42秒6の日本最速レコードで勝利した[4]

1分42秒2 - 2012年1月26日

  • 2012年1月21日から地元・びわこ競艇場で開催された 一般戦「近江戦国絵巻シリーズ第9戦〜風雲安土城決戦〜」の6日目(最終日)第12R優勝戦に2号艇で出場し、2コースから差し切り、先頭に立った後もそのままスピードターンを続けゴール。勝利し優勝するだけでなく、3周1800メートルレースでの日本最速レコードとなる1分42秒2を記録し[5]、自身が持つ記録を塗り替え最速の称号を手にした。

その他

[編集]
  • まちおこしが考案したロボット「ロボートレーサーV」の正体を馬場として設定している。

戦歴

[編集]

獲得タイトル

[編集]
SG
  • 第21回チャレンジカップ(2018年11月25日、芦屋競艇場)
  • 第34回グランプリシリーズ(2019年12月22日、住之江競艇場)
  • 第69回ボートレースダービー(2022年10月30日、常滑競艇場)
  • 第69回ボートレースメモリアル(2023年8月27日、福岡競艇場)
  • 第70回ボートレースメモリアル(2024年9月1日、丸亀競艇場)※連覇
G1
  • 開設68周年記念 G1びわこ大賞(2020年8月4日、びわこ競艇場)
  • 第64回近畿地区選手権競走(2021年2月12日、三国競艇場)
  • 開設67周年記念 競帝王決定戦(2022年3月31日、下関競艇場)
  • 戸田プリムローズ開設66周年記念(2022年4月13日、戸田競艇場)
  • 第66回近畿地区選手権競走(2023年2月11日、住之江競艇場)
  • 京極賞 開設71周年記念競走(2023年12月15日、丸亀競艇場)
  • 太閤賞競走開設68周年記念(2024年6月5日、住之江競艇場)
G2
  • 第65回結核予防事業協賛 秩父宮妃記念杯(2022年3月15日、びわこ競艇場)

戦績

[編集]
  • 出走回数:4913回
  • 1着回数:1410回
  • 優出回数:185回
  • 優勝回数:52回
  • SG優出回数:5回
  • SG優勝回数:4回
  • G1優出回数:25回
  • G1優勝回数:4回
  • フライング(F)回数:10回
  • 出遅れ(L)回数:1回
  • 通算勝率:6.65
  • 2連対率:46.4
  • 3連対率:62.2
  • 生涯獲得賞金:680,591,184円

脚注

[編集]
  1. ^ 日本レジャーチャンネルBOATBoy」2019年2月号の記事「今月のBR時評」内で各参加者が馬場の言及していたことで検証できる。
  2. ^ a b 第21回チャレンジカップ 6日目 最終日 第12R 優勝戦 結果”. BOATRACE OFFICIAL. 2021年8月14日閲覧。
  3. ^ 馬場地元でG1初V 開設68周年記念【びわこ】”. 西日本スポーツ. 2021年8月14日閲覧。
  4. ^ 第1回日本トーター杯 4日目 第11R 結果”. 艇国データバンク. 2021年8月14日閲覧。
  5. ^ 近江戦国絵巻シリーズ第九戦~風雲安土城決戦~ 6日目 最終日 第12R 優勝戦 結果”. BOATRACE OFFICIAL. 2021年8月14日閲覧。
  6. ^ 初日 第3R 結果”. 艇国データバンク. 2021年8月14日閲覧。
  7. ^ 5日目 第5R 結果”. 艇国データバンク. 2021年8月14日閲覧。
  8. ^ 5日目 最終日 第12R 優勝戦 結果”. 艇国データバンク. 2021年8月14日閲覧。
  9. ^ 第8回びなちゃんカップ 6日目 最終日 第12R 優勝戦 結果”. 艇国データバンク. 2021年8月14日閲覧。
  10. ^ 第22回新鋭王座決定戦 初日 第3R 結果”. 艇国データバンク. 2021年8月14日閲覧。
  11. ^ 第22回新鋭王座決定戦 4日目 第8R 結果”. 艇国データバンク. 2021年8月14日閲覧。
  12. ^ 第24回新鋭王座決定戦 6日目 最終日 第12R 優勝戦 結果”. BOATRACE OFFICIAL. 2021年8月14日閲覧。
  13. ^ 第58回ボートレースメモリアル 初日 第3R 結果”. BOATRACE OFFICIAL. 2021年8月14日閲覧。
  14. ^ 第58回ボートレースメモリアル 6日目 最終日 第5R 結果”. BOATRACE OFFICIAL. 2021年8月14日閲覧。
  15. ^ 新春滋賀県知事杯争奪戦 3日目 第11R 結果”. BOATRACE OFFICIAL. 2021年8月14日閲覧。
  16. ^ 第34回グランプリシリーズ 6日目 最終日 第11R 優勝戦 結果”. BOATRACE OFFICIAL. 2021年8月14日閲覧。
  17. ^ 第68回びわこ大賞 6日目 最終日 第12R 優勝戦 結果”. BOATRACE OFFICIAL. 2021年8月14日閲覧。
  18. ^ 第64回近畿地区選手権 6日目 最終日 第12R 優勝戦 結果”. BOATRACE OFFICIAL. 2021年8月14日閲覧。
  19. ^ 馬場貴也選手が第37回SGグランプリ競走にて「ゴールデンレーサー賞」を受賞! - ボートレース公式サイト・2022年12月19日

参考文献

[編集]
  • 競艇マクール 2012年12月号付録「ファンが選ぶ 次世代へ語り継ぎたい選手!」

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]