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蒲生尚弥

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

蒲生 尚弥(がもう なおや、1989年11月11日 - )は、岡山県倉敷市出身のレーシングドライバーである。妻はフリーアナウンサーでタレントの岡副麻希

経歴

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フォーミュラトヨタレーシングスクール (FTRS) を2006年から受講して2007年に合格した。2008年は同期の国本雄資は躍進するが蒲生は不振となりシーズン途中でトヨタ・ヤングドライバーズ・プログラム(TDP)から外される。しかしトヨタの支援は継続され、2010年は全日本F3選手権 Nクラスに参戦してシーズン12位[1]であった。2011年にCクラスへステップアップしてシーズン4位、2012年はスポット参戦ながらNクラスで シーズン7位となった。

2013年からニュルブルクリンク24時間にTOYOTA GAZOO Racingのドライバーとしてデビューし、以来2017年まで5年連続で参戦している。2014年にSP3クラスでクラス優勝[2]して以降も連続参戦し、2018年にGAZOO Racingから出場するドライバーの中でニュル最多出場者となる。

SUPER GTは、2011年にGT300クラスでハンコックKTRから富士と鈴鹿にスポットで初参戦し、2013年にSHIFT鈴鹿1000kmに第3ドライバーとして参戦して3位となった。

2014年最終戦からLEON RACING黒澤治樹とコンビを組んで参戦して2016年岡山で初優勝、2017年に鈴鹿1000kmと最終戦ツインリンクもてぎで優勝して年間ランキング2位にとなった。2018年はコンスタントにポイントを重ねて最終戦で優勝して誕生日の11月11日にGT300チャンピオンとなった。

フリーアナウンサーの岡副麻希と結婚したことを、2022年4月6日に岡副がInstagramで公表[3][4]した。

エピソード

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  • 特定の魚種にアレルギーがあり、2008年のフォーミュラチャレンジ・ジャパン (FCJ) 最終戦の前日に牛タン屋で注文した海鮮丼を食して、救急車で搬送された。翌日のレースでは健闘して連続で表彰台に上がった。注文した海鮮丼にアレルギーの魚種が盛り込まれていることを認識していたが「腹が減ってるからいいや」と食した、と後日語った。
  • 自分が運転しない乗り物は酔いやすい[5]

レース戦績

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  • 2009年
    • フォーミュラチャレンジ・ジャパン(シリーズ3位)
    • スーパー耐久 スポット参戦
  • 2010年 - 全日本F3選手権 Nクラス(シリーズ2位)
  • 2011年
    • 全日本F3選手権 Cクラス(シリーズ4位)
    • SUPER GT GT300 スポット参戦
  • 2012年 - 全日本F3選手権 Nクラス スポット参戦(シリーズ7位)
  • 2013年
    • SUPER GT GT300クラス(シリーズ16位)
    • ニュルブルクリンク24時間レース SP3クラス
  • 2014年
    • SUPER GT GT300クラス(シリーズ29位)
    • ニュルブルクリンク24時間レース SP3クラス(クラス優勝)
  • 2015年
    • SUPER GT GT300クラス(シリーズ9位)
    • ニュルブルクリンク24時間レース SP3Tクラス(クラス4位)
  • 2016年
    • SUPER GT GT300クラス(シリーズ12位)
    • ニュルブルクリンク24時間レース SP3Tクラス
  • 2017年 - SUPER GT GT300クラス(シリーズ2位)
  • 2018年 - SUPER GT GT300クラス(シリーズチャンピオン)
  • 2019年 - SUPER GT GT300クラス(シリーズ5位)
  • 2020年 - SUPER GT GT300クラス(シリーズ3位)
  • 2021年 - SUPER GT GT300クラス(シリーズ6位)

全日本フォーミュラ3選手権

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チーム エンジン クラス 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 順位 ポイント
2010年 TOM'S SPIRIT トヨタ N SUZ1
6
SUZ2
3
TRM1
Ret
TRM2
2
FSW1
2
FSW2
2
FSW1
5
FSW2
1
TRM1
1
TRM2
1
OKA1
1
OKA2
1
SUG1
1
SUG2
1
AUT1
7
AUT2
1
2位 121
2011年 PETRONAS TEAM TOM'S SUZ1
2
SUZ2
3
FSW1
3
FSW2
4
FSW3
1
FSW1
3
FSW2
3
TRM1
2
TRM2
4
OKA1
3
OKA2
6
SUZ1
C
SUZ2
C
SUG1
5
SUG2
3
SUG3
2
4位 71
2012年 SGC by KCMG N SUZ1 SUZ2 TRM1 TRM2 FSW1 FSW2 TRM1 TRM2 OKA1 OKA2 SUG1 SUG2 SUG3 FSW1
5
FSW2
3
7位 7

SUPER GT

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チーム 使用車両 クラス 1 2 3 4 5 6 7 8 順位 ポイント
2011年 HANKOOK KTR ポルシェ・911 GT3 RSR GT300 OKA FSW
DNR
SEP SUG SUZ
Ret
FSW AUT TRM NC 0
2013年 OKINAWA-IMP RACING with SHIFT メルセデス・ベンツ・SLS AMG GT3 GT300 OKA FSW SEP SUG SUZ
2
FSW AUT TRM 16位 18
2014年 LEON RACING GT300 OKA FSW AUT SUG FSW SUZ CHA TRM
6
29位 5
2015年 GT300 OKA
22
FSW
7
CHA
5
FSW
2
SUZ
6
SUG
7
AUT
12
TRM
5
9位 41
2016年 K2 R&D LEON RACING メルセデスAMG・GT3 GT300 OKA
1
FSW
Ret
SUG
16
FSW
23
SUZ
8
CHA
11
TRM
9
TRM
24
12位 26
2017年 GT300 OKA
2
FSW
5
AUT
10
SUG
7
FSW
13
SUZ
1
CHA
13
TRM
1
2位 72
2018年 GT300 OKA
4
FSW
4
SUZ
7
CHA
4
FSW
4
SUG
8
AUT
5
TRM
1
1位 68
2019年 GT300 OKA
6
FSW
5
SUZ
14
CHA
3
FSW
Ret
AUT
7
SUG
4
TRM
2
5位 46.5
2020年 メルセデスAMG・GT3 EVO GT300 FSW
6
FSW
4
SUZ
6
TRM
1
FSW
3
SUZ
10
TRM
19
FSW
4
3位 59
2021年 GT300 OKA
2
FSW
4
SUZ
15
TRM
9
SUG
14
AUT
9
TRM
>Ret
FSW
2
6位 43
2022年 GT300 OKA
3
FSW
15
SUZ
13
FSW
Ret
SUZ
6
SUG
6
AUT
3
MOT
18
9位 33
2023年 GT300 OKA
2
FSW
4
SUZ
12
FSW
25
SUZ
Ret
SUG
6
AUT
12
MOT
2
4位 44

脚注

[編集]

関連項目

[編集]

外部リンク

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