肥前竜王駅
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肥前竜王駅 | |
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駅舎(2006年8月) | |
ひぜんりゅうおう Hizen-Ryūō | |
◄肥前白石 (4.7 km) (5.2 km) 肥前鹿島► | |
所在地 | 佐賀県杵島郡白石町大字坂田 |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
所属路線 | ■長崎本線 |
キロ程 | 49.4 km(鳥栖起点) |
電報略号 | リウ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
154人/日(降車客含まず) -2016年- |
開業年月日 | 1930年(昭和5年)3月9日[2] |
備考 | 無人駅[1] |
肥前竜王駅(ひぜんりゅうおうえき)は、佐賀県杵島郡白石町大字坂田にある、九州旅客鉄道(JR九州)長崎本線の駅である。駅名は旧竜王村に由来する。
歴史
[編集]- 1930年(昭和5年)3月9日:鉄道省の駅として開設[2]。竜王駅との区別のため肥前が付けられた。
- 1972年(昭和47年)2月10日:貨物及び荷物扱い廃止[2]。無人駅化[3]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承[2]。
- 2015年(平成27年)5月22日:当駅1番線に進行方向の異なる2本の列車が同時に在線するトラブルが発生した[4][5]。列車衝突や脱線は発生せず死傷者も出なかったが、重大インシデントとして調査官2名が派遣されるなどの事態となった。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する地上駅[1]。互いのホームは跨線橋で連絡している。ホームは817系電車に対応し2両分がかさ上げされている。このため、4両編成だと大きな段差がある箇所があるため、乗降に注意を要する。上り線を通過線とする1線スルー配線となっている。隣の肥前白石駅同様駅舎が下り線側にあるため、普通電車同士の待ち合わせがない場合には普通列車を上下共下り線側に入線させ、乗降客が跨線橋を渡らずに済むようにする柔軟な運用が行われている。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1・2 | ■長崎本線 | 上り | 江北・佐賀・鳥栖方面 | 全列車、1番のりば (駅舎側)に停車 |
下り | 諫早・長崎方面 |
利用状況
[編集]2016年度の1日平均乗車人員は154人である[6]。 2017年度分から非公表。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
2000年 | 137 |
2001年 | 135 |
2002年 | 163 |
2003年 | 166 |
2004年 | 161 |
2005年 | 149 |
2006年 | 147 |
2007年 | 153 |
2008年 | 159 |
2009年 | 154 |
2010年 | 142 |
2011年 | 155 |
2012年 | 182 |
2013年 | 189 |
2014年 | 169 |
2015年 | 153 |
2016年 | 154 |
駅周辺
[編集]旧有明町の市街が駅の北東側に広がり、その周囲は水田地帯である。
バス路線
[編集]隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c 『週刊 JR全駅・全車両基地』 27号 長崎駅・佐世保駅・大村駅ほか75駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年2月17日、21頁。
- ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、714頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「通報 ●波多江駅ほか13駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1972年2月9日、4面。
- ^ 「特急、あわや正面衝突 佐賀のJR長崎本線」日経新聞2015年5月23日
- ^ 「長崎本線肥前竜王駅におけるインシデントに対するお詫び」九州旅客鉄道2015年5月22日
- ^ 佐賀県統計年鑑、2020年9月5日閲覧
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 肥前竜王駅(駅情報) - 九州旅客鉄道