第95回東京箱根間往復大学駅伝競走
第95回東京箱根間往復大学駅伝競走 | |
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試合日程 | 2019年1月2日 - 1月3日 |
出場校 | 23校 |
総合優勝校 | 東海大学(初優勝) |
往路優勝校 | 東洋大学(2年連続 7回目) |
復路優勝校 | 青山学院大学(5年連続 5回目) |
金栗四三杯 | 小松陽平(東海大学) |
< 20182020 > |
第95回東京箱根間往復大学駅伝競走(だい95かいとうきょうはこねかんおうふくだいがくえきでんきょうそう)は、2019年(平成31年)1月2日から1月3日まで開催された95回目の東京箱根間往復大学駅伝競走である。95回目の記念大会であり、第94回大会シード校(青山学院大学、東洋大学、早稲田大学、日本体育大学、東海大学、法政大学、城西大学、拓殖大学、帝京大学、中央学院大学)のほかに「関東インカレ成績枠」から1校(日本大学)[1]、2018年10月13日に行われた予選会の上位11校(駒澤大学、順天堂大学、神奈川大学、國學院大學、明治大学、東京国際大学、大東文化大学、中央大学、国士舘大学、山梨学院大学、上武大学)に加え、関東学生連合チームを合わせた、例年より2校多い全23チーム[2][3] の参加で実施された。平成最後の箱根駅伝[4][5]。
実施日程
[編集]区間
[編集]総距離 217.1 km | 中継所 | 中継所 繰り上げ時間 | ||||
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往路 (107.5 km) |
(スタート)大手町・読売新聞東京本社前 | 大手町 | 8時00分 往路スタート | |||
第1区 | 大手町 - 鶴見 | 21.3 km | - | |||
鶴見中継所 | 先頭通過から10分後 | |||||
第2区 | 鶴見 - 戸塚 | 23.1 km | ||||
戸塚中継所 | 先頭通過から10分後 | |||||
第3区 | 戸塚 - 平塚 | 21.4 km | ||||
平塚中継所 | 先頭通過から15分後 | |||||
第4区 | 平塚 - 小田原 | 20.9 km | ||||
小田原中継所 | 先頭通過から15分後 | |||||
第5区 | 小田原 - 箱根町 | 20.8 km | ||||
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(往路ゴール/復路スタート) 箱根町・芦ノ湖駐車場入口 |
箱根町 | 8時00分 復路スタート (8時10分 一斉スタート) | ||||
復路 (109.6 km) |
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第6区 | 箱根町 - 小田原 | 20.8 km | - | |||
小田原中継所 | 先頭通過から20分後 | |||||
第7区 | 小田原 - 平塚 | 21.3 km | ||||
平塚中継所 | 先頭通過から20分後 | |||||
第8区 | 平塚 - 戸塚 | 21.4 km | ||||
戸塚中継所 | 先頭通過から20分後 | |||||
第9区 | 戸塚 - 鶴見 | 23.1 km | ||||
鶴見中継所 | 先頭通過から20分後 | |||||
第10区 | 鶴見 - (日本橋) - 大手町 | 23.0 km | ||||
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大手町(ゴール) |
※今大会より、往路の平塚中継所・小田原中継所での繰り上げスタートがトップ通過から15分に変更された。
往路 | 復路 |
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参加大学
[編集]第94回大会の上位10校(シード校)のほかに「関東インカレ成績枠」から1校[1] と予選会通過校11校[2][3]、これにオープン参加の関東学生連合チームを合わせた全23チーム[2][3] が参加。
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※ナンバーカードの数字はNo.1-No.10が前年順位、No.12-No.22は予選会順位の順。
関東学生連合チーム 参加校 (●当日変更対象) | |||||||||||||||||||||||||||||
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出場選手
[編集]- チームエントリー 箱根駅伝公式サイト (PDF) /関東学生陸上競技連盟 (PDF)
- 区間エントリー 箱根駅伝公式サイト (PDF) /関東学生陸上競技連盟 (PDF)
No. / 大学名 | 区間エントリー選手(No. / 選手名,学年,年齢) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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1 | 青山学院大学 |
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2 | 東洋大学 |
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3 | 早稲田大学 |
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4 | 日本体育大学 |
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5 | 東海大学 |
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6 | 法政大学 |
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7 | 城西大学 |
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8 | 拓殖大学 |
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9 | 帝京大学 |
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10 | 中央学院大学 |
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11 | 日本大学 |
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12 | 駒澤大学 |
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13 | 順天堂大学 |
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14 | 神奈川大学 |
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15 | 國學院大學 |
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16 | 明治大学 |
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17 | 東京国際大学 |
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18 | 大東文化大学 |
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19 | 中央大学 |
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20 | 国士舘大学 |
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21 | 山梨学院大学 |
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22 | 上武大学 |
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23 | 関東学生連合 |
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概要
[編集]史上初の2度目の大学駅伝3冠と史上3校目の箱根駅伝5連覇に挑む青学大に、出雲駅伝・全日本大学駅伝で共に3位以内の成績を収めた東洋大・東海大が優勝候補に挙げられた。
往路
[編集]1区
[編集]エントリー変更は早大・法大・駒大・順大の4チーム。
スタート直後・わずか200m地点で、大東大・新井康平が集団の中で転倒。集団の最後方についたものの、左足を引き摺りながらの走りになってしまう波乱の幕開けとなった。
序盤は1km3分前後のペースで推移していたが、6.7kmから東国大のモグス・タイタスが飛び出して集団が縦長になると、7.2kmで新井が上武大・関東学生連合とともに集団から遅れ始める。7.5kmで集団に吸収されたタイタスは9.7kmで再び飛び出したが、12.1kmでまたも集団に吸収される。ペースの上げ下げが激しい展開のなか、17kmまでに8人が集団から脱落した。
15人となった先頭集団は六郷橋の上りで東洋大・西山和弥が引っ張ると大きくばらけ始め、六郷橋の下りからは西山と中大・中山顕の一騎打ちとなった。19.3kmから西山がロングスパートをかけて中山との差を少しずつ広げ、2年連続トップでタスキリレー。1秒差で中山、6秒差で青学大が続いた。
駒大・片西景は9秒差の7位で鶴見中継所に飛び込んだが、2区の山下一貴がリレーゾーンに現れず、タスキリレーができないまま10数秒ほどタイムをロスするアクシデントが発生した。
大東大・新井は、14kmから左足首の状態が悪化しさらにペースが落ちたものの最後まで走り切り、8分40秒差で無事にタスキを渡した。
2区
[編集]エントリー変更は東洋大・早大・山梨学大の3チーム。
先頭は東洋大・山本修二と中大・堀尾謙介が激しく競り合う。その後ろでは9位でタスキを受けた国士大のライモイ・ヴィンセントが、3kmで6人を抜いて3位に浮上。すぐに先頭に追いつくものと思われたが、区間上位のペースで競り合う2人との差はなかなか縮まらず、終盤まで10秒前後の差で推移する。
先頭争いは18.8kmで山本が仕掛けて堀尾を引き離し始めたが、その後ろからヴィンセントがロングスパート。21.6kmで堀尾、22.3kmで山本を逆転しトップでタスキリレー。国士大の戸塚中継所トップ通過は46年ぶり。6秒差で山本、14秒差で堀尾が続いた。
後方からは日大のパトリック・マゼンゲ・ワンブィが激走。区間記録にあと14秒と迫る2区歴代2位のタイムで区間賞を獲得し、13人を抜いて4位に浮上した。順大・塩尻和也も快走を見せ、第75回大会で順大の先輩三代直樹が記録した日本人最高記録を1秒更新し、10人を抜き9位に浮上。
一方、青学大・梶谷瑠哉は3位から8位、法大・坂東悠汰は5位から11位、早大・太田智樹は4位から18位まで後退した。
大東大は1区の遅れが影響し、繰り上げスタートとなった。戸塚中継所での繰り上げスタートは第90回大会以来5年ぶり、大東大にとっては第71回大会以来24年ぶり。
3区
[編集]エントリー変更は青学大・拓大・明大の3チーム。
東洋大・𠮷川洋次は、6秒前を行く国士大の主将・多喜端夕貴を700m手前でかわしトップに立つ。
8位でタスキを受けた青学大は、当日変更でエントリーされた主将・森田歩希が快走。13.7kmで単独2位に浮上すると𠮷川との59秒差を徐々に縮め、残り1km地点で𠮷川をかわして首位に浮上。2年ぶりに平塚中継所をトップでタスキリレー。森田は第88回大会で山梨学大のオンディバ・コスマスがマークした区間記録を12秒更新する1時間01分26秒の区間新記録を樹立した。𠮷川は8秒差の2位でタスキリレー。
上位争いでは駒大・中村大聖が7位から3位に、中位争いでは帝京大の1年生・遠藤大地が14位から6位、明大・阿部弘輝が3区歴代4位の走りで17位から12位に浮上。一方、多喜端は区間18位と振るわず11位まで順位を下げ、中大は3位から9位、日大は4位から16位、日体大は13位から18位にそれぞれ後退した。
4区
[編集]エントリー変更は東洋大・日体大・東海大・帝京大・日大・順大・大東大・国士大・学生連合の9チーム。
東洋大・相澤晃は1.9kmで青学大・岩見秀哉を捉え、しばらく並走した後、2.5kmで岩見を突き放すと一気に差を広げる。
相澤は神奈川大・大塚倭の持つ区間記録を1分27秒も上回り、さらにほぼ同じコースを使用していた第75回大会で駒大・藤田敦史がマークした驚異的な区間記録をも上回る1時間00分54秒の区間新記録を樹立。2年連続で小田原中継所をトップでタスキリレー。
一方の岩見は低体温症に陥り中盤以降急失速。18.2kmで東海大・館澤亨次が2位に浮上し2分48秒差でタスキリレー。青学大は3分30秒差の3位に後退した。
なお、今大会から往路の平塚・小田原での繰り上げスタートがトップ通過から15分に改正された。戸塚で繰り上げとなった大東大は奈良凌介が区間5位の走りで2人をかわし小田原での繰り上げは回避。山梨学大も繰り上げまであと4秒というところで辛くもタスキリレーするが、関東学生連合は間に合わず繰り上げスタートとなった。小田原中継所での繰り上げスタートは、途中棄権(山梨学大・神奈川大)のあった第72回大会以来23年ぶり。
5区
[編集]エントリー変更は駒大のみ。
2分48秒のリードをもらった東洋大・田中龍誠は、東海大・西田壮志の猛追を振り切り、2年連続の往路優勝を果たした。西田は法大・青木涼真のもつ区間記録を26秒も上回る好タイムを叩き出し、1分14秒差の2位でフィニッシュ。
上位争いでは、6位でタスキを受けた國學院大・浦野雄平が激走。大平台の定点で青学大・竹石尚人をかわすと、小涌園の定点手前からは駒大・伊東颯汰と競り合い16.5km手前で単独3位に浮上。青木の区間記録を50秒も上回るタイムで走りぬき、距離が変更された第93回大会以降では初となる1時間10分台のタイムで区間賞を獲得した。浦野の3人抜きで國學院大は往路過去最高の3位でフィニッシュ。
法大・青木は12位でタスキを受けると7人を抜いて5位まで順位を押し上げ、自身の区間記録を上回る快走を見せたが、浦野・西田には及ばず区間3位であった。
一方、前回この区間5位だった青学大・竹石は序盤からペースが上がらず、芦之湯の定点では8位まで後退。山下りで立て直し拓大と順大を抜き返したものの6位でフィニッシュ。トップと5分30秒の差がつき、5連覇に黄色信号が灯った。
シード権争いは今年も混戦。5位法大から10位中央学大まで1分54秒、中央学大から15位早大まで2分34秒の間に各校がひしめく。
16位の日体大以下8チームが復路一斉スタートとなった。
復路
[編集]6区
[編集]エントリー変更は明大・中大・神奈川大・東国大・国士大・城西大・学生連合の7チーム。
東洋大は2年連続の山下りとなる今西駿介、2位東海大は3年連続で中島怜利、6位青学大は4年連続で小野田勇次が出場。3者とも序盤から快調なペースで下り、函嶺洞門の定点ではこの3人と法大・坪井慧が区間記録を上回るペースで通過。
今西は自身の記録を1分19秒上回る6区歴代4位の好タイムで、東洋大が5年ぶりに小田原中継所をトップでタスキリレー。中島も自身の記録を30秒上回る6区歴代3位の快走を見せ、1分08秒差でタスキを繋ぐ。
小野田は下りが緩やかになった終盤に追い上げ、現在の区間距離(第62回大会以降)になってからは史上初の57分台となる57分57秒の区間新記録を樹立。今西・中島の快走もあり大きく差を縮めることはできなかったが、5分15秒差の5位でタスキリレー。
19.4kmで小野田に逆転を許した法大・坪井も区間4位と健闘。区間5位の帝京大・島貫温太までが58分台を記録するハイレベルな区間賞争いであった。
シード権を争う10位中央学大と11位明大の差は、小田原中継所でわずか9秒となった。
7区
[編集]エントリー変更は國學院大・順大・中央学大・中大・東国大・城西大・上武大の7チーム。
先頭の東洋大主将・小笹椋は落ち着いた走りを見せるが、2位の東海大・阪口竜平はそれほど突っ込んだペースではないながらも二宮の定点で48秒差まで追い上げると、その後は区間記録と変わらないペースで小笹を猛追。大磯では19秒差、平塚中継所1km手前では7秒差となり、平塚中継所でタスキリレーした時にはわずか4秒差まで縮まった。阪口は7区歴代5位の好タイムで区間2位。追い上げを許した小笹も区間3位と粘りを見せた。
大逆転を狙う青学大は、区間記録保持者の林奎介が今年も快走。序盤からハイペースで突っ込み1.7kmで國學院大、9.6kmで駒大をかわし3位に浮上すると、自身の持つ区間記録にあと2秒と迫る走りで区間賞を獲得。トップとの差を3分48秒まで縮めた。
シード権争いは、11位の明大・小袖英人が中央学大・吉田光汰を10km手前で逆転しシード圏内に浮上。二宮の定点では14秒の差をつけ9位拓大も目前に捉えるが、低血糖状態に陥り終盤に失速。吉田が16.8kmで再逆転し、平塚中継所では27秒の差をつける。
8区
[編集]エントリー変更は東洋大・東海大・青学大・駒大・國學院大・拓大・明大・大東大・城西大の9チーム。
東海大・小松陽平は平塚中継所からわずか300mで東洋大の1年生・鈴木宗孝の背後に取りつくと、横に並んでは鈴木の様子を確認し、再び背後につく動作を繰り返す。細かな駆け引きが続くなか、遊行寺坂を前にした14.6kmで小松がスパート。鈴木との差を一気に広げた。
力を溜めていた小松は終盤の上り坂もハイペースで駆け抜け、大学史上初めて戸塚中継所をトップでタスキリレー。小松は第73回大会で山梨学大・古田哲弘が作った区間記録を22年ぶりに更新する1時間03分49秒の区間新記録を樹立した。東洋大・鈴木は区間3位(8区歴代9位)と粘ったが、小松とは51秒の差がついた。
青学大は1年生の飯田貴之が序盤から区間記録ペースで追い上げ、区間2位(8区歴代6位)の好走。しかし中盤から一気にペースを上げた小松との差は縮まらず、戸塚中継所では4分29秒の大差がつき5連覇は絶望的となった。
シード権争いは、10位でタスキを受けた中央学大・大濱輝が区間5位と快走し、遊行寺坂の定点で拓大を逆転。戸塚中継所では拓大に32秒の差をつける。2年連続の8区となった拓大・白髪大輝は区間14位と振るわなかったが、追いかける明大・角出龍哉が終盤に急失速し区間17位に沈んだこともあり、1分06秒の差で10位をキープする。その後方では8人の12番手集団が形成され、早大・日大・中大などがシードを目指して前を追うも、10位拓大とはおよそ2分の差がつく。
戸塚中継所では城西大が第92回大会以来3年ぶり、上武大が2年連続の繰り上げスタートとなった。
9区
[編集]エントリー変更は東海大・法大・國學院大・中央学大・明大・日大・上武大・学生連合の8チーム。
東海大の主将・湊谷春紀は初の総合優勝に向け終始安定したペースを維持。区間2位の快走で大学史上初めて鶴見中継所をトップでタスキリレー。
再逆転を狙った東洋大は、中村拳梧が権太坂以降急失速し区間19位のブレーキ。鶴見中継所ではトップと3分35秒の大差がついた。その後方では青学大・𠮷田圭太が激走。区間記録を狙ってハイペースで突っ込み、中盤以降も粘って9区歴代5位の好タイムで区間賞を獲得。鶴見中継所では2位東洋大にわずか8秒差まで詰め寄った。
シード権争いは、10位の拓大・清水峻汰が区間14位と伸び悩んだ一方、11位の明大・村上純大は区間10位で踏ん張り、鶴見中継所で10位と11位の差は28秒まで縮まった。早大・中大・日体大もそれぞれ追い上げ、9位中央学大から14位日体大まで6校が2分以内の差でタスキリレー。
鶴見中継所では、国士大・山梨学大・城西大・上武大の4校が繰り上げスタート。国士大と山梨学大は3年連続の鶴見繰り上げとなった。東国大は3回目の出場で初めてゴールまで一本のタスキを繋いだ。
10区
[編集]エントリー変更は東洋大・青学大・國學院大・中央学大・早大・日体大・国士大・城西大の8チーム。
東海大はアンカーの郡司陽大も安定した走りで区間3位と快走。46回目の出場で初の総合優勝に輝いた。東海大は復路2位ながら復路新記録を樹立した。
2位争いは青学大・鈴木塁人が序盤からハイペースで飛ばし、東洋大・大澤駿を2.2kmで逆転する。鈴木は新八ツ山橋の定点まで区間記録を上回るペースで猛追。結果としてはオーバーペースとなったが、区間2位の走りで総合2位でフィニッシュ。青学大は往路のブレーキが響いて5連覇および2度目の学生駅伝三冠とはならなかったものの、復路で3人が区間賞・残る2人も区間2位でまとめ、東海大を35秒抑え、復路新記録で復路優勝を飾った。
なお、総合優勝・往路優勝・復路優勝の全てが異なる大学となったのは、第82回大会(総合:亜細亜大学、往路:順天堂大学、復路:法政大学)以来13年ぶり。
東洋大は5分54秒差の総合3位で、11年連続の3位以内となった。予選会をトップ通過した駒大は総合4位で2年ぶりのシード獲得。帝京大は星岳が区間賞の走りで2人をかわし総合5位。帝京大は2018年度の学生三大駅伝全て5位の珍記録となった。
法大は復路の5人全員が区間一桁順位と安定感を発揮し2年連続の総合6位。國學院大は往路3位から順位を落としたものの、大学史上最高の総合7位で7年ぶりのシード権を獲得。順大は総合8位で2年ぶりにシードに返り咲いた。
拓大は松岡涼真が区間5位と好走し18kmで中央学大・石綿宏人を捉え20km過ぎに逆転。総合9位で大学史上初の2年連続シード獲得となった。かわされた石綿も区間9位で踏ん張り、中央学大が2年連続の総合10位・5年連続のシード獲得となった。
11位でタスキを受けた明大の主将・坂口裕之は序盤からペースが上がらず、6kmで早大・中大・神奈川大に逆転を許す。坂口はその後低血糖状態に陥り区間最下位のブレーキ。フラフラの状態で22番目にゴールし、総合順位も17位に転落した。
坂口をかわした中大・川崎新太郎と早大・小澤直人は競り合いながら前を行く拓大・松岡を追い、新八ツ山橋の定点では52秒差まで詰め寄る。しかし前との差はそれ以上縮まることなく、並ぶようにフィニッシュ。10位と1分16秒差の同タイムで、中大が総合11位・早大が総合12位となった。早大のシード落ちは第82回大会以来13年ぶり。
総合13位の日体大は第91回大会以来4年ぶりのシード落ち。城西大は総合20位で2年ぶりのシード落ちとなった。
また、優勝した東海大から3位東洋大までが総合タイム10時間50分台となり、史上初めて3校が10時間台でのゴールとなった。さらに、上位10校が総合タイム11時間10分を切るのも史上初となった。
成績
[編集]大会成績 | 第94回大会までの最高記録 | |||
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総合優勝 (217.1km) |
東海大学 (初) |
10時間52分9秒 <大会新記録> |
(往路2位) (復路2位) |
10時間57分39秒 青山学院大学 (第94回、2018年) |
往路優勝 (107.5 km) |
東洋大学 | <往路新記録> |
5時間26分31秒【総合3位】 (復路5位) |
東洋大学 (第94回、2018年) | 5時間28分29秒
復路優勝 (109.6 km) |
青山学院大学 | 5時間23分49秒 <復路新記録> |
【総合2位】 (往路6位) |
青山学院大学 (第91回、2015年) | 5時間25分29秒
- 初の総合優勝
- 東海大(通算17番目の優勝校)
- 青山学院大(第91回 総合優勝)以来、4年ぶりの新たな優勝校。
- 往路・復路とも優勝せずに総合優勝
- 東海大(往路2位=往路新記録、復路2位=復路新記録)
- 亜細亜大(第82回 総合優勝、往路6位、復路2位)以来、13年ぶり7例目。
金栗四三杯(最優秀選手)
[編集]総合成績
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往路成績
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復路成績
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区間賞
[編集]区間記録 | 第94回大会までの最高記録 | ||||
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往路 | 第1区 (21.3 km) |
西山和弥 (東洋大学) |
1時間02分35秒 | 1時間01分06秒 (第83回、2007年) |
佐藤悠基 (東海大学) |
第2区 (23.1 km) |
パトリック・M・ワンブィ (日本大学) |
1時間06分18秒 | 1時間06分04秒 (第85回、2009年) |
メクボ・J・モグス (山梨学院大学) | |
第3区 (21.4 km) |
森田歩希 (青山学院大学) |
1時間01分26秒 [区間新記録] |
1時間01分38秒 (第88回、2012年) |
オンディバ・コスマス (山梨学院大学) | |
第4区 (20.9 km) |
相澤晃 (東洋大学) |
1時間00分54秒 [区間新記録] |
1時間02分21秒 (第94回、2018年) |
大塚倭 (神奈川大学) | |
第5区 (20.8 km) |
浦野雄平 (國學院大學) |
1時間10分54秒 [区間新記録] |
1時間11分44秒 (第94回、2018年) |
青木涼真 (法政大学) | |
復路 | 第6区 (20.8 km) |
小野田勇次 (青山学院大学) |
57分57秒 [区間新記録] |
58分01秒 (第93回、2017年) |
秋山清仁 (日本体育大学) |
第7区 (21.3 km) |
林奎介 (青山学院大学) |
1時間02分18秒 | 1時間02分16秒 (第94回、2018年) |
林奎介 (青山学院大学) | |
第8区 (21.4 km) |
小松陽平 (東海大学) |
1時間03分49秒 [区間新記録] |
1時間04分05秒 (第73回、1997年) |
古田哲弘 (山梨学院大学) | |
第9区 (23.1 km) |
𠮷田圭太 (青山学院大学) |
1時間08分50秒 | 1時間08分01秒 (第84回、2008年) |
篠藤淳 (中央学院大学) | |
第10区 (23.0 km) |
星岳 (帝京大学) |
1時間09分57秒 | 1時間08分59秒 (第83回、2007年) |
松瀬元太 (順天堂大学) |
区間成績
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区間記録
[編集]大学名 | 区間順位/区間記録 | |||||||||||||||
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往路 | 1区 | 2区 | 3区 | 4区 | 5区 | |||||||||||
復路 | 6区 | 7区 | 8区 | 9区 | 10区 | |||||||||||
東海大学 | 往路 | 6 | 1時間02分43秒 | 8 | 1時間08分05秒 | 7 | 1時間03分02秒 | 2 | 1時間02分37秒 | 2 | 1時間11分18秒 | |||||
復路 | 2 | 58分06秒 | 2 | 1時間02分41秒 | 1 | 1時間03分49秒 | 2 | 1時間09分36秒 | 3 | 1時間10分12秒 | ||||||
青山学院大学 | 往路 | 3 | 1時間02分41秒 | 10 | 1時間08分30秒 | 1 | 1時間01分26秒 | 15 | 1時間04分32秒 | 13 | 1時間14分52秒 | |||||
復路 | 1 | 57分57秒 | 1 | 1時間02分18秒 | 2 | 1時間04分34秒 | 1 | 1時間08分50秒 | 2 | 1時間10分10秒 | ||||||
東洋大学 | 往路 | 1 | 1時間02分35秒 | 4 | 1時間07分37秒 | 4 | 1時間02分33秒 | 1 | 1時間00分54秒 | 8 | 1時間12分52秒 | |||||
復路 | 3 | 58分12秒 | 3 | 1時間03分45秒 | 3 | 1時間04分44秒 | 19 | 1時間12分20秒 | 10 | 1時間12分31秒 | ||||||
駒澤大学 | 往路 | 7 | 1時間02分44秒 | 9 | 1時間08分09秒 | 5 | 1時間02分40秒 | 11 | 1時間04分03秒 | 5 | 1時間12分23秒 | |||||
復路 | 6 | 59分04秒 | 4 | 1時間03分57秒 | 4 | 1時間04分50秒 | 5 | 1時間10分42秒 | 11 | 1時間12分33秒 | ||||||
帝京大学 | 往路 | 11 | 1時間03分09秒 | 14 | 1時間09分16秒 | 3 | 1時間02分32秒 | 3 | 1時間03分05秒 | 16 | 1時間15分28秒 | |||||
復路 | 5 | 58分44秒 | 6 | 1時間04分28秒 | 9 | 1時間06分32秒 | 3 | 1時間09分59秒 | 1 | 1時間09分57秒 | ||||||
法政大学 | 往路 | 5 | 1時間02分43秒 | 12 | 1時間09分01秒 | 14 | 1時間04分24秒 | 10 | 1時間03分59秒 | 3 | 1時間11分29秒 | |||||
復路 | 4 | 58分30秒 | 5 | 1時間04分19秒 | 7 | 1時間06分28秒 | 7 | 1時間10分55秒 | 8 | 1時間12分09秒 | ||||||
國學院大學 | 往路 | 10 | 1時間02分57秒 | 7 | 1時間07分53秒 | 6 | 1時間03分01秒 | 14 | 1時間04分30秒 | 1 | 1時間10分54秒 | |||||
復路 | 13 | 1時間00分17秒 | 12 | 1時間04分55秒 | 12 | 1時間06分53秒 | 12 | 1時間11分06秒 | 13 | 1時間13分06秒 | ||||||
順天堂大学 | 往路 | 19 | 1時間04分40秒 | 2 | 1時間06分45秒 | 12 | 1時間03分44秒 | 19 | 1時間04分57秒 | 4 | 1時間11分59秒 | |||||
復路 | 15 | 1時間00分35秒 | 9 | 1時間04分39秒 | 13 | 1時間06分57秒 | 11 | 1時間11分04秒 | 14 | 1時間13分15秒 | ||||||
拓殖大学 | 往路 | 18 | 1時間04分26秒 | 6 | 1時間07分47秒 | 8 | 1時間03分10秒 | 13 | 1時間04分13秒 | 6 | 1時間12分32秒 | |||||
復路 | 18 | 1時間01分06秒 | 17 | 1時間05分32秒 | 14 | 1時間07分02秒 | 14 | 1時間11分41秒 | 5 | 1時間11分41秒 | ||||||
中央学院大学 | 往路 | 14 | 1時間03分14秒 | 16 | 1時間09分41秒 | 13 | 1時間04分07秒 | 6 | 1時間03分22秒 | 9 | 1時間13分08秒 | |||||
復路 | 12 | 1時間00分14秒 | 16 | 1時間05分30秒 | 5 | 1時間06分00秒 | 15 | 1時間11分44秒 | 9 | 1時間12分23秒 | ||||||
中央大学 | 往路 | 2 | 1時間02分36秒 | 5 | 1時間07分44秒 | 16 | 1時間04分59秒 | 9 | 1時間03分43秒 | 20 | 1時間16分24秒 | |||||
復路 | 17 | 1時間00分45秒 | 15 | 1時間05分05秒 | 8 | 1時間06分29秒 | 8 | 1時間10分59秒 | 6 | 1時間11分55秒 | ||||||
早稲田大学 | 往路 | 4 | 1時間02分42秒 | 21 | 1時間11分08秒 | 10 | 1時間03分30秒 | 3 | 1時間03分05秒 | 17 | 1時間15分41秒 | |||||
復路 | 11 | 59分57秒 | 13 | 1時間04分56秒 | 10 | 1時間06分42秒 | 9 | 1時間11分00秒 | 7 | 1時間11分58秒 | ||||||
日本体育大学 | 往路 | 12 | 1時間03分10秒 | 13 | 1時間09分11秒 | 17 | 1時間05分09秒 | 18 | 1時間04分46秒 | 11 | 1時間14分17秒 | |||||
復路 | 9 | 59分44秒 | 11 | 1時間04分46秒 | 15 | 1時間07分10秒 | 6 | 1時間10分44秒 | 16 | 1時間13分20秒 | ||||||
日本大学 | 往路 | 17 | 1時間04分24秒 | 1 | 1時間06分18秒 | 20 | 1時間06分22秒 | 8 | 1時間03分35秒 | 14 | 1時間14分58秒 | |||||
復路 | 16 | 1時間00分41秒 | 10 | 1時間04分41秒 | 11 | 1時間06分44秒 | 18 | 1時間12分10秒 | 17 | 1時間13分32秒 | ||||||
東京国際大学 | 往路 | 8 | 1時間02分50秒 | 11 | 1時間08分36秒 | 11 | 1時間03分37秒 | 17 | 1時間04分35秒 | 21 | 1時間17分37秒 | |||||
復路 | 14 | 1時間00分20秒 | 6 | 1時間04分28秒 | 6 | 1時間06分21秒 | 21 | 1時間12分42秒 | 18 | 1時間13分36秒 | ||||||
神奈川大学 | 往路 | 15 | 1時間03分22秒 | 15 | 1時間09分19秒 | 9 | 1時間03分29秒 | 21 | 1時間05分34秒 | 22 | 1時間17分57秒 | |||||
復路 | 7 | 59分29秒 | 14 | 1時間04分58秒 | 15 | 1時間07分10秒 | 4 | 1時間10分17秒 | 20 | 1時間14分16秒 | ||||||
明治大学 | 往路 | 13 | 1時間03分11秒 | 19 | 1時間10分26秒 | 2 | 1時間02分07秒 | 7 | 1時間03分28秒 | 15 | 1時間15分02秒 | |||||
復路 | 8 | 59分41秒 | 18 | 1時間05分48秒 | 17 | 1時間07分11秒 | 10 | 1時間11分03秒 | 22 | 1時間18分45秒 | ||||||
国士舘大学 | 往路 | 9 | 1時間02分54秒 | 3 | 1時間07分12秒 | 18 | 1時間05分22秒 | 22 | 1時間06分04秒 | 12 | 1時間14分21秒 | |||||
復路 | 19 | 1時間01分12秒 | 20 | 1時間06分26秒 | 18 | 1時間07分19秒 | 17 | 1時間11分59秒 | 19 | 1時間14分07秒 | ||||||
大東文化大学 | 往路 | 22 | 1時間11分15秒 | 22 | 1時間11分22秒 | 15 | 1時間04分34秒 | 5 | 1時間03分14秒 | 7 | 1時間12分42秒 | |||||
復路 | 10 | 59分56秒 | 8 | 1時間04分33秒 | 20 | 1時間07分42秒 | 13 | 1時間11分33秒 | 12 | 1時間12分57秒 | ||||||
城西大学 | 往路 | 16 | 1時間03分55秒 | 20 | 1時間10分55秒 | 21 | 1時間06分39秒 | 15 | 1時間04分32秒 | 10 | 1時間14分09秒 | |||||
復路 | 21 | 1時間01分34秒 | 22 | 1時間07分11秒 | 21 | 1時間07分54秒 | 15 | 1時間11分44秒 | 4 | 1時間11分24秒 | ||||||
山梨学院大学 | 往路 | 21 | 1時間06分33秒 | 17 | 1時間10分03秒 | 22 | 1時間06分56秒 | 20 | 1時間05分03秒 | 17 | 1時間15分41秒 | |||||
復路 | 20 | 1時間01分30秒 | 19 | 1時間06分02秒 | 19 | 1時間07分23秒 | 20 | 1時間12分23秒 | 14 | 1時間13分15秒 | ||||||
上武大学 | 往路 | 20 | 1時間06分08秒 | 18 | 1時間10分19秒 | 19 | 1時間05分43秒 | 12 | 1時間04分05秒 | 19 | 1時間16分11秒 | |||||
復路 | 22 | 1時間02分18秒 | 21 | 1時間06分30秒 | 22 | 1時間09分05秒 | 22 | 1時間15分21秒 | 21 | 1時間15分34秒 | ||||||
関東学生連合 | 往路 | (22) | (1時間07分08秒) | (21) | (1時間10分57秒) | (20) | (1時間05分58秒) | (21) | (1時間05分29秒) | (13) | (1時間14分45秒) | |||||
復路 | (12) | (1時間00分02秒) | (11) | (1時間04分41秒) | (7) | (1時間06分27秒) | (17) | (1時間11分47秒) | (21) | (1時間14分37秒) | ||||||
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その他の記録等
[編集]「ごぼう抜き」「追い抜かれ」
[編集]ごぼう抜き(4人以上) | 追い抜かれ(4人以上) | ||
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往路 | 2区 |
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3区 |
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4区 |
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| |
5区 |
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復路 | 6区 |
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|
7区 | (該当なし) |
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8区 |
|
| |
9区 |
|
| |
10区 |
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- 一斉スタート、繰上げスタートが生じているため、「見た目の通過順位」による
中継所通過順位と通過時刻
[編集]中継所通過時における通過順位 及び 通過時刻
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資料
[編集]大会記録
[編集]
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大会要項等
[編集]観戦・応援の注意事項
[編集]- 応援実施要項 (PDF)
- 応援団による応援実施要領 (PDF)
- 応援団配置図(往路大手町) (PDF)
- 応援団配置図(芦ノ湖) (PDF)
- 応援団配置図(復路大手町) (PDF)
- 沿道での応援に関するお願い (PDF)
- 交通規制のお知らせ(東京) (PDF)
- 交通規制のお知らせ(神奈川) (PDF)
- 大型等の車両交通規制のお知らせ (PDF)
- 宿泊客・観光客の皆様へ (PDF)
予選会
[編集]- 予選会:2018年10月13日 9:35スタート
予選会エントリー校
[編集]今大会の予選会には39大学(大学校を含む)がエントリーしている。
- 登録選手数はエントリー時の人数(最大14名)。予選会に実際に出場できるのは12名まで。
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予選会競走成績
[編集]第95回 箱根駅伝予選会総合公式記録
第95回 箱根駅伝予選会個人記録
- 予選会成績(上位15位まで)
※予選会上位11校が本大会出場。
予選順位 | No./大学名 | 予選総合成績 | 11位との差 | |
---|---|---|---|---|
1 | 2 | 駒澤大学 | 10時間29分58秒 | - |
2 | 1 | 順天堂大学 | 10時間36分58秒 | - |
3 | 3 | 神奈川大学 | 10時間39分16秒 | - |
4 | 4 | 國學院大學 | 10時間40分38秒 | - |
5 | 12 | 明治大学 | 10時間41分06秒 | - |
6 | 7 | 東京国際大学 | 10時間41分15秒 | - |
7 | 6 | 大東文化大学 | 10時間42分16秒 | - |
8 | 5 | 中央大学 | 10時間42分55秒 | - |
9 | 9 | 国士舘大学 | 10時間45分39秒 | - |
10 | 8 | 山梨学院大学 | 10時間46分27秒 | - |
11 | 10 | 上武大学 | 10時間46分51秒 | - |
12 | 14 | 麗澤大学 | 10時間48分41秒 | 1分50秒 |
13 | 19 | 亜細亜大学 | 10時間48分54秒 | 2分03秒 |
14 | 13 | 専修大学 | 10時間49分23秒 | 2分32秒 |
15 | 11 | 創価大学 | 10時間50分39秒 | 3分48秒 |
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予選会 参加資格
[編集]「第95回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会 要項」における参加資格は以下のとおりである。
- 1) 平成30年度関東学生陸上競技連盟男子登録者で、本予選会並びに箱根駅伝本大会出場回数が通算4回未満である者に限る。なお、出場とはエントリーした時点で出場とする。ただし、別個加盟の大学院の競技者は、学部での出場回数に関係なく新たに4回まで出場できる。
- 2) 1校1チームとする。ただし、エントリーは10名以上14名以下とし、出場人数は10名以上12名以下とする。
- 3) 平成29年1月1日(日)より申込み期日前日までに各校エントリー者全員が10000m 34分以内のトラックでの公認記録を有していること。
予選会における変更点
[編集]- 距離の変更(ハーフマラソン)
- 94回大会予選会までは20kmの距離で行われていたが、95回大会以降の予選会からハーフマラソン(21.0975km)<国際陸上競技連盟(IAAF)認証コース>で行われる。
- 予選会からの出場校数の変更
- 95回記念大会につき本大会の出場校数を23チーム(関東学生連合を含む)としている。また、今大会は「関東インカレ成績枠」として1校に参加権が与えられている。そのため予選会からの出場校数が11チームとなっている。
- 予選会参加資格の変更
- エントリー者全員の「トラックでの公認記録」(予選会前年の1月より申込期日前日まで)について
- (94回大会予選会まで)
- (1)5000m16分30秒以内、もしくは
- (2)10000m34分以内を有していること
- (95回大会以降の予選会から)
- 10000m34分以内を有していること(前述(1)が資格条件から外された)
- スタート時並び順
- 前回の箱根駅伝本大会及び同予選会の順位順(変更なし)。
- その他の大学
- (94回大会予選会まで)
- 申込み順に関係なく、抽選により決定する。
- (95回大会以降の予選会から)
- エントリー者上位10名の10000mの合計タイム上位順。
関東インカレ成績枠
[編集]5年に1回の記念大会にのみ採用されるとされていた箱根駅伝の出場枠であり、今大会が95回の記念大会であることから適用される。
関東学生陸上競技連盟が平成26年4月1日に発表した「東京箱根間往復大学駅伝競走における関東インカレ成績枠の導入について」[1] による決定事項は次のとおり。
- 第93回~第97回の「関東学生陸上競技対校選手権大会」(関東インカレ)5年間の総合得点の累計(1部校の得点のみ加算し、2部・3部の得点は加味しない)が最も多い大学に第95回箱根駅伝の出場権を与える。
- 「関東インカレ成績枠」の該当校が第94回箱根駅伝でシード権を獲得し第95回箱根駅伝の出場権を確保している場合は、総合得点の累計が2番目以降に多い大学を繰り上げることはしない。
第93回~第97回の関東インカレ5年間の総合得点の累計結果により、「関東インカレ成績枠」として第95回箱根駅伝の出場権が日本大学に与えられることになった[8]。
大会終了後の2019年4月1日付で関東学生陸上競技連盟から「今大会以降、関東インカレ成績枠を適用しない」との発表があり[9]、この「関東インカレ成績枠」は結果として第95回大会のみの適用となった。
資料:
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メディアによる中継・配信
[編集]予選会
- テレビ
本大会
- テレビ
- ラジオ
- インターネット配信
脚注・参考文献
[編集]- ^ a b c 「東京箱根間往復大学駅伝競走における関東インカレ成績枠の導入について」(PDF)
- ^ a b c 「第95回東京箱根間往復大学駅伝競走 出場枠数について」(PDF)
- ^ a b c 「第95回東京箱根間往復大学駅伝競走 出場枠数について(再リリース)」(PDF)
- ^ 写真で振り返る箱根駅伝 山の神、青学旋風ーー数々のスターを生んだ10年 ハフィントンポスト
- ^ 平成最後の箱根駅伝 東海大が初の総合優勝 青学5連覇逃す FNN公式サイト
- ^ 東海大の小松陽平が“いだてん区間新”で「金栗四三杯」
- ^ 第95回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会距離変更・コースについて 関東学生陸上競技連盟
- ^ 第95回東京箱根間往復大学駅伝競走 関東インカレ成績枠について
- ^ 「東京箱根間往復大学駅伝競走における関東インカレ成績枠について」(関東学生陸上競技連盟)
- ^ ミヤギテレビ、福島中央テレビ、テレビ信州、山梨放送、静岡第一テレビにも同時ネット(山梨放送は9:30より飛び乗り)。また青森放送では11月1日(木)24:59 - 25:54に短縮編集版を遅れネット。
- ^ “第95回箱根駅伝予選会”. BS日テレ. 2018年10月8日閲覧。
- ^ 日本テレビ放送分にレースの裏側や選手等への密着映像を加えて再編集した内容で、同年10月26日(金)にも再放送された。
- ^ “★SAPPOROスポーツスペシャル 第95回箱根駅伝予選会 日テレジータス特別編”. 日テレジータス. 2018年10月8日閲覧。
- ^ 別途、7:00 - 7:50に『まもなく箱根駅伝 往路』を生放送。
- ^ 別途、7:00 - 7:50に『まもなく箱根駅伝 復路』を、一部系列局を除き終了後引き続き15:00まで『続報!箱根駅伝』を生放送。
- ^ CBCラジオのみJRN単独加盟局
外部リンク
[編集]- 第95回大会(箱根駅伝公式サイト)