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第69期王座戦 (将棋)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
第69期 王座戦
開催期間 2020年9月11日 - 2021年10月5日
前王座 永瀬拓矢(2期目=2年連続)
第69期王座 永瀬拓矢(3期目=3年連続)
王座戦
第68期第70期 >
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第69期王座戦(だい69きおうざせん)は、2021年度(2020年9月11日 - 2021年10月5日 )の王座戦である。挑戦者決定戦は、木村一基九段が佐藤康光九段を下して挑戦を決めた[1]。王座戦五番勝負は、永瀬拓矢王座が木村一基九段に3勝1敗で制した。タイトルを防衛した永瀬は、3期連続3期目の王座位獲得を果たした。

五番勝負

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日程
(2021年)
第1局 第2局 第3局 第4局 第5局※ 結果
9月 1日 9月15日 9月22日 10月 5日 10月12日
(会場)

対局者
(宮城県 仙台市) (愛知県 蒲郡市) (神奈川県 秦野市) (兵庫県 神戸市) (新潟県 南魚沼市)
ホテル
メトロポリタン
仙台
西浦温泉 元湯・陣屋 ホテルオークラ
神戸
ryugon
王座

永瀬拓矢 王座
- 防衛
挑戦者

木村一基 九段
-
総手数/棋譜 128手 100手 131手 122手 -

※第4局で決着したため第5局は実施されず。

挑戦者決定トーナメント

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シード出場者(7名)
前期(第68期)ベスト4以上(4名)
久保利明 九段(前期五番勝負 敗者)
豊島将之 竜王、渡辺明 名人、大橋貴洸 六段
★タイトル保持者(2名)
藤井聡太 王位.棋聖、木村一基 九段(王位保持者)
二次予選からの進出者
(10名 / 括弧は二次予選での組)
  挑戦者決定トーナメント
1回戦
2回戦 準決勝
【次期本戦シード4名】
挑戦者決定戦
決勝(棋譜)
渡辺明 名人
渡辺
広瀬章人 八段 (1組)
石井
稲葉陽 八段 (8組)
石井 挑戦者 / 五番勝負進出
石井健太郎 六段 (2組)
  木村一基 九段  
木村一基 九段
木村
澤田真吾 七段 (4組)
木村
高崎一生 七段 (3組)
高崎
大橋貴洸 六段
豊島将之 竜王
三枚堂
三枚堂達也 七段 (6組)
佐藤
西田拓也 五段 (5組)
佐藤
佐藤康光 九段 (10組)
佐藤康光 九段
藤井聡太 王位.棋聖
深浦
深浦康市 九段 (9組)
飯島
飯島栄治 八段 (7組)
飯島
久保利明 九段

二次予選

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1組

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1回戦 2回戦 決勝
松尾歩八段
広瀬章人八段 A
広瀬章人八段
中村修九段
中村修
窪田義行七段 中村修九段
八代弥七段

2組

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1回戦 2回戦 決勝
阿久津主税八段
丸山忠久九段
丸山忠久九段
鈴木大介九段
藤井猛
藤井猛九段 石井健太郎六段 B
石井健太郎六段

3組

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1回戦 2回戦 決勝
行方尚史九段
行方尚史九段
屋敷伸之九段
山本博志四段
山本博
飯塚祐紀七段 髙﨑一生七段 C
髙﨑一生七段

4組

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1回戦 2回戦 決勝
斎藤慎太郎八段
澤田真吾七段 D
井上慶太九段
澤田
澤田真吾七段
大石直嗣七段
阿部隆
阿部隆九段 阿部隆九段
都成竜馬六段

5組

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1回戦 2回戦 決勝
糸谷哲郎八段
西田拓也五段[注 1] E
村山慈明七段
西田
西田拓也四段
畠山鎮八段
杉本昌
杉本昌隆八段 小林裕士七段
小林裕士七段

6組

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1回戦 2回戦 決勝
佐藤天彦九段
郷田真隆九段
郷田真隆九段
横山泰明七段
横山
森内俊之九段 三枚堂達也七段 F
三枚堂達也七段

7組

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1回戦 2回戦 決勝
三浦弘行九段
千田翔太七段
千田翔太七段
佐々木慎七段
中川
中川大輔八段 飯島栄治八段[注 2] G
飯島栄治七段

8組

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1回戦 2回戦 決勝
稲葉陽八段
稲葉陽八段 H
谷川浩司九段
北浜
北浜健介八段
畠山成幸八段
山崎
山崎隆之八段 山崎隆之八段
菅井竜也八段

9組

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1回戦 2回戦 決勝
深浦康市九段
深浦康市九段 I
増田康宏六段
中田宏樹八段
戸辺
戸辺誠七段 戸辺誠七段
本田奎五段

10組

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1回戦 2回戦 決勝
佐藤康光九段
佐藤康光九段 J
中村太地七段
中村太
近藤誠也七段
野月浩貴八段
佐々木勇
佐々木勇気七段 佐々木勇気七段
羽生善治九段

一次予選

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イ組

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1回戦 2回戦 3回戦 4回戦 決勝
長谷部浩平四段
長谷部
金沢孝史五段
渡辺正
渡辺正和五段
渡辺大
渡辺大夢五段
渡辺大
杉本和陽四段
門倉啓太五段
島朗九段
門倉
門倉啓太五段
門倉
藤森哲也五段
近藤正
近藤正和六段
八代弥七段
八代
川上猛七段
川上
石川陽生七段
八代
石田直裕五段
村中
村中秀史七段
八代弥七段
北島忠雄七段
佐藤和
佐藤和俊七段
髙野智
小林宏七段
小林宏
渡部愛女流三段
髙野智
髙野智史五段

ロ組

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1回戦 2回戦 3回戦 4回戦 決勝
佐藤秀司八段
谷合
谷合廣紀四段
谷合
所司和晴七段
谷合
斎藤明日斗四段
斎藤明
黒沢怜生五段
谷合廣紀四段
田村康介七段
田村
阿部健治郎七段
田村
佐藤紳哉七段
田中悠
田中悠一五段
石井健太郎六段
石井
大平武洋六段
上野
上野裕和六段
石井
佐々木大地五段
佐々木大
片上大輔七段
石井健太郎六段
塚田泰明九段
井出
井出隼平四段
及川
勝又清和六段
勝又
加藤桃子女流三段
及川
及川拓馬六段

ハ組

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1回戦 2回戦 3回戦 4回戦 決勝
髙﨑一生六段
髙﨑
松本佳介六段
松本
泉正樹八段
髙﨑
千葉幸生七段
千葉幸
長岡裕也五段
髙﨑一生七段[注 3]
森下卓九段
森下
瀬川晶司六段
森下
高橋道雄九段
先崎
先崎学九段
阿部光瑠六段
阿部光
田中寅彦九段
伊藤真
伊藤真吾五段
伊藤真
日浦市郎八段
青嶋未来六段
青嶋未来六段
青嶋
宮田敦史七段
青嶋
小倉久史七段
小倉
西山朋佳女流三冠
遠山
遠山雄亮六段

ニ組

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1回戦 2回戦 3回戦 4回戦 決勝
平藤眞吾七段
平藤
増田裕司六段
増田裕
藤原直哉七段
都成
石川優太四段
都成
都成竜馬六段
都成竜馬六段
星野良生五段
星野
中田功八段
星野
脇謙二八段
中村亮
中村亮介六段
古森悠太五段
古森
服部慎一郎四段
服部
浦野真彦八段
古森
豊川孝弘七段
豊川
村田智弘七段
古森悠太五段
矢倉規広七段
矢倉
出口若武四段
矢倉
山本真也六段
伊奈
伊奈祐介七段
伊奈
船江恒平六段

ホ組

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1回戦 2回戦 3回戦 4回戦 決勝
竹内雄悟五段
島本
東和男八段
島本
島本亮五段
島本
西川和宏六段
福崎
福崎文吾九段
池永天志四段
長沼洋七段
長沼
牧野光則五段
池永
池永天志四段
池永
黒田尭之四段
安用寺孝功六段
安用寺
小林健二九段
小林健
折田翔吾四段
今泉
今泉健司五段
今泉
南芳一九段
小林裕士七段
村田顕弘六段
小林裕
小林裕士七段
小林裕
神崎健二八段
里見香
里見香奈女流四冠
阪口
阪口悟六段

ヘ組

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1回戦 2回戦 3回戦 4回戦 決勝
西尾明七段
岡崎
神谷広志八段
岡崎
岡崎史明七段
岡崎
金井恒太六段
金井
真田圭一八段
岡崎史明七段
梶浦宏孝六段
梶浦
佐藤慎一五段
髙見
髙見泰地七段
髙見
堀口一史座七段
青野照市九段
青野
木下浩一七段
中座
中座真七段
髙野秀
髙野秀行六段
髙野秀
富岡英作八段
三枚堂達也七段
三枚堂達也七段
三枚堂
上村亘五段
三枚堂
室岡克彦七段
渡辺和
渡辺和史四段
渡辺和
宮本広志五段

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 二次予選トーナメント組み合わせ発表後、勝数規定による昇段を果たした[2]
  2. ^ 二次予選トーナメント組み合わせ発表後、勝数規定による昇段を果たした[3]
  3. ^ 一次予選トーナメント組み合わせ発表後、勝数規定による昇段を果たした[4]

出典

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  1. ^ 将棋王座戦、木村九段が挑戦 佐藤会長の快挙ならず”. 日本経済新聞 (2021年7月19日). 2021年7月19日閲覧。
  2. ^ 西田拓也四段が五段に昇段”. 日本将棋連盟 (2021年2月22日). 2021年7月3日閲覧。
  3. ^ 飯島栄治七段が八段に昇段”. 日本将棋連盟 (2021年2月3日). 2021年7月3日閲覧。
  4. ^ 高崎一生六段が七段に昇段”. 日本将棋連盟 (2020年9月23日). 2021年7月3日閲覧。

外部リンク

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