「わんだふるぷりきゅあ!」の版間の差分
→各話リスト: +第5話 タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 改良版モバイル編集 |
|||
83行目: | 83行目: | ||
: 一人称は「わたし」または「こむぎ」で、会話の合間や語尾に時折「ワン」と挟むのが口癖。いろはを呼び捨てで呼んでいる。 |
: 一人称は「わたし」または「こむぎ」で、会話の合間や語尾に時折「ワン」と挟むのが口癖。いろはを呼び捨てで呼んでいる。 |
||
: 海浜公園で遭遇したガルガルからいろはを守るために人の姿に変わり、キュアワンダフルへと覚醒する{{R|ep1|group=ep}}。 |
: 海浜公園で遭遇したガルガルからいろはを守るために人の姿に変わり、キュアワンダフルへと覚醒する{{R|ep1|group=ep}}。 |
||
: かつては[[野犬|野良犬]]で |
: かつては[[野犬|野良犬]]で怪我をしているところを小学生であったいろはに拾われ、保護されたという経緯がある{{R|ep2|group=ep}}。元々はいろはの前にも飼い主がいた模様だが、いろはが世話をしていくうちに彼女に心を開くようになり、結果的に犬飼家に飼われるようになった{{R|ep5|group=ep}}。 |
||
: 番組開始に先駆け、シリーズの前作『[[ひろがるスカイ!プリキュア]]』の2024年1月28日放送分(第50話)のCパートにもゲストとして変身後の姿で登場した。詳細は当該項目を参照のこと。 |
: 番組開始に先駆け、シリーズの前作『[[ひろがるスカイ!プリキュア]]』の2024年1月28日放送分(第50話)のCパートにもゲストとして変身後の姿で登場した。詳細は当該項目を参照のこと。 |
||
:; 犬形態 |
:; 犬形態 |
||
:: パピヨン犬としての本来の姿。茶色を基調とした体色で後頭部にハート型の模様があり、赤茶色の瞳を持つ。額に[[三日月]]型のくせっ毛がある。首には蝶の飾りが付いたリボンを付けており、ワンダフル覚醒後はその上からワンダフルパクトが変化したハート型のリボンが描かれたブローチを付けるようになった。 |
:: パピヨン犬としての本来の姿。茶色を基調とした体色で後頭部にハート型の模様があり、赤茶色の瞳を持つ。額に[[三日月]]型のくせっ毛がある。首には蝶の飾りが付いたリボンを付けており、ワンダフル覚醒後はその上からワンダフルパクトが変化したハート型のリボンが描かれたブローチを付けるようになった。 |
||
:: ワンダフル覚醒の翌日からは犬の姿でも人語を話せるようになる{{R|ep2|group=ep}}。 |
:: 最初は普通の犬だったが、ワンダフル覚醒の翌日からは犬の姿でも人語を話せるようになる{{R|ep2|group=ep}}。 |
||
:; 人間態 |
:; 人間態 |
||
:: いろはを助けたいこむぎの気持ちに呼応して生み出されたワンダフルパクトにより変身した人間の姿。 |
:: いろはを助けたいこむぎの気持ちに呼応して生み出されたワンダフルパクトにより変身した人間の姿。 |
||
95行目: | 95行目: | ||
: 声 - [[種﨑敦美]] |
: 声 - [[種﨑敦美]] |
||
: こむぎの飼い主の中学2年生。動物をこよなく愛し、友だちが多く、動物にも好かれている。日課はこむぎとの朝のお散歩。 |
: こむぎの飼い主の中学2年生。動物をこよなく愛し、友だちが多く、動物にも好かれている。日課はこむぎとの朝のお散歩。 |
||
: お世話好きで面倒見が良く、素直な性格。嘘が苦手であり、挙動不審な言動になる。運動も得意としている。ガルガルに怖気づく事なく立ち向かう勇敢さも持つ。口癖は「ワンダフルー!」。 |
: お世話好きで面倒見が良く、素直な性格。嘘や秘密が苦手であり、挙動不審な言動になる。運動も得意としている。ガルガルに怖気づく事なく立ち向かう勇敢さも持つ。口癖は「ワンダフルー!」。 |
||
: 長い[[もみあげ]]を伴う朱色のセミロングヘアの向かって左側にピンクと紫のハート型のヘアピンを留めている。瞳の色は緑。 |
: 長い[[もみあげ]]を伴う朱色のセミロングヘアの向かって左側にピンクと紫のハート型のヘアピンを留めている。瞳の色は緑。 |
||
: 一人称は「わたし」。こむぎを呼び捨て、悟を君付け、まゆと大福をちゃん付けで呼んでいる。 |
: 一人称は「わたし」。こむぎを呼び捨て、悟を君付け、まゆと大福をちゃん付けで呼んでいる。 |
||
111行目: | 111行目: | ||
: ニコガーデンが荒廃した際に自身もガルガルにされて暴れていたが、キュアワンダフルに救出され、プリキュア達をサポートする役割を担う。 |
: ニコガーデンが荒廃した際に自身もガルガルにされて暴れていたが、キュアワンダフルに救出され、プリキュア達をサポートする役割を担う。 |
||
: 一人称は「わたくし」。執事らしく常時敬語で話す。こむぎといろはを様付け、悟を君付けで呼んでいる。 |
: 一人称は「わたくし」。執事らしく常時敬語で話す。こむぎといろはを様付け、悟を君付けで呼んでいる。 |
||
: 真面目な性格であるが、こむぎやいろはが話を聞かなかったりルールに反する事をすると[[ヒステリー|ヒステリック]]な反応を示す。 |
: 真面目で温和な性格であるが、こむぎやいろはが話を聞かなかったりルールに反する事をすると「ダメェ〜!」と叫ぶ[[ヒステリー|ヒステリック]]な反応を示す。特にプリキュアの二人が話を聞かずに一方的に通信を切ったり帰ってしまうことは悩みの種にもなっているようで、悟にそのことに関する愚痴を吐こうとしている様子も見られる{{R|ep4|group=ep}}。 |
||
: 「ニコさまに叱られる」との理由でこむぎたちにプリキュアやニコガーデンを他言無用と口止めしていたため、悟にバレたときは激しく憤慨する。しかし、彼の決意を聞いて感動し協力を要請する{{R|ep3|group=ep}}。こむぎといろはにはまともに話を聞いて貰えないのに対し、悟は落ち着いて話を聞いてくれることから、それ以降は積極的に悟に話しかけており、[[スマートフォン]]で彼に通話する事もある{{R|ep4|group=ep}}。 |
: 「ニコさまに叱られる」との理由でこむぎたちにプリキュアやニコガーデンを他言無用と口止めしていたため、悟にバレたときは激しく憤慨する。しかし、彼の決意を聞いて感動し協力を要請する{{R|ep3|group=ep}}。こむぎといろはにはまともに話を聞いて貰えないのに対し、悟は落ち着いて話を聞いてくれることから、それ以降は積極的に悟に話しかけており、[[スマートフォン]]で彼に通話する事もある{{R|ep4|group=ep}}。 |
||
2024年3月3日 (日) 02:05時点における版
注意事項:
|
わんだふるぷりきゅあ! | |
---|---|
ジャンル | 変身ヒロイン、戦闘美少女、動物 女児向けアニメ |
アニメ | |
原作 | 東堂いづみ |
シリーズディレクター | 佐藤雅教 |
シリーズ構成 | 成田良美 |
キャラクターデザイン | 内田陽子 |
音楽 | 深澤恵梨香 |
アニメーション制作 | 東映アニメーション |
製作 | 朝日放送テレビ、ABCアニメーション ADKエモーションズ、東映アニメーション |
放送局 | 朝日放送テレビ・テレビ朝日系列 |
放送期間 | 2024年2月4日 - |
プリキュアシリーズ | |
| |
漫画 | |
原作・原案など | 東堂いづみ |
作画 | 上北ふたご |
出版社 | 講談社 |
掲載誌 | なかよし |
発表号 | 2024年3月号 - |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | アニメ |
ポータル | アニメ |
『わんだふるぷりきゅあ!』(WonderfulPrecure!)[注 1]は、2024年2月4日から朝日放送テレビの制作により、テレビ朝日系列で毎週日曜8時30分から9時に放送されている、東映アニメーション制作のテレビアニメ。「プリキュアシリーズ」の通算21作目にして[1][2]、19代目のプリキュアに当たる。
略称は「わんぷり」[3][注 2]。キャッチコピーは「みんな なかよし!わんだふる〜!」。
概要
「動物」を全体のモチーフとし、「動物との絆」「動物も人も、みんな友達になれる!」をテーマに据え、動物と人が仲良く暮らす街・アニマルタウンを舞台に、犬と飼い主、猫と飼い主など動物と人の間に紡がれる深い絆、種族を超えた交流を描く。タイトル表記はシリーズ初となる「プリキュア」も含めた平仮名表記となり、タイトルロゴには肉球などがデザインされている[1]。
物語の意図について、ABCアニメーションプロデューサーの多田香奈子は「何より大事なのは、気持ちを押し付けず、理解し合うことです。今回は動物と人間のお話ですが、それは人間同士でも同じこと」、東映アニメーションプロデューサーの髙橋麻樹は「プリキュアの歴史の中で描かれ、繋いできた想いの力は、姿形が違っていても、たとえ言葉が通じ合わなくても、思いやる心があれば、確かに心に伝わる。そんな『プリキュア』らしい姿を、動物との絆を通して丁寧に描いてまいります」とそれぞれ語っている[2]。
今回の主人公である犬飼こむぎ(キュアワンダフル)は、シリーズとしては初めて犬という純粋な動物がプリキュアに変身するという新たな要素を盛り込んでいる[1]。また、飼い主である犬飼いろは(キュアフレンディ)を演じる種﨑敦美は前年2023年9月公開の『映画 プリキュアオールスターズF』でプーカ(キュアプーカ)を演じており、映画でゲストプリキュアを演じてから間もないうちにテレビシリーズのレギュラープリキュアを演じるという異例の形となった[4]。
本作品においてはプリキュアの恒例の肉弾戦はなく、敵と格闘したり浄化技(必殺技)を繰り出すようなことがないこれまでのシリーズとは前例のないものとなっている。これに関して高橋は「動物を助けるお話なので、追われている動物を傷つけてはいけないという観点から、チェイスアクション的な描写、つまり敵を追いかけて暴走を止めようとする描き方を意識しています。ガルガルした心を落ち着かせてあげるように、敵を攻撃するのではなく、抱きしめて浄化する、元に戻してあげるという描写を採用しています」と語っている[5]。
これまでのシリーズ作品と同様、本作品でも文字多重放送やデータ放送を実施している。データ放送では表示された地図から隠れているキラリンアニマルを探し、見つけたらプレゼントに応募できるゲームが遊べるほか、オーバーレイ表示機能による「リモコン操作による時刻表示」は、前作に引き続き通常表示と非表示、プリキュア仕様としてこむぎとユキが登場する骨の形をした時計が選べる[6]。また、視聴者参加企画として、視聴者の家庭で飼っている動物の写真を募集し紹介するコーナー「あなたのおうちの わんだふる♥」も行う[7]。
ストーリー
物語の舞台は人間と動物が仲良く暮らす町アニマルタウン。主人公の犬飼こむぎは、アニマルタウンに暮らす少女犬飼いろはに飼われているパピヨン犬である。こむぎはいろはの事が大好きであるが、人間ではない故にいろはといつも一緒にいられるわけではない事に寂しさを感じていた。
ある日、いろはとこむぎは海浜公園へと散歩に出かけ、そこで光を放つ丸い石を見つける。そこに謎の怪物・ガルガルが現れて場は騒然となる。逃げ遅れた少年と犬を助けるために自ら囮となったいろはであるが、ガルガルに追い付かれ絶体絶命の危機に陥る。恐怖で足が震えるこむぎであったが、いろはを助けるために意を決してガルガルの前に飛び出した時、先程見つけた石がワンダフルパクトに変化し、こむぎは人間の姿になる。そのままキュアワンダフルと名乗るプリキュアに変身しガルガルと対峙するが、ガルガルの苦しみを察知して優しく抱きしめると浄化されて小さな羊のような元の姿に戻っていく。こむぎは人間になれた事に歓喜する一方、いろははその事に気づくと驚愕の声をあげる。羊のような生物は執事のメエメエと名乗り、自身がニコガーデンと呼ばれる異世界から来た事、自分以外にもガルガルにされたニコアニマルたちがいる事を伝え、こむぎにプリキュアとして協力してほしいと依頼するが、こむぎからは「いろはと一緒じゃなきゃイヤ!」と主張される。いろはは両親などに事情を話したいとメエメエに相談するが、メエメエからプリキュアの正体やニコガーデンの存在は秘密と厳命される。人間になったこむぎを両親にどう説明すればいいか考えあぐねるいろはであったが、帰宅するとこむぎは犬の姿に戻っていた。
ところが、翌朝こむぎは犬の姿でも人間の言葉を喋れるようになっていた。再びガルガルが現れ、単身ワンダフルとして立ち向かうこむぎ。彼女を見たいろはは「こむぎと一緒に戦いたい!」と願った結果、どこからともなく鏡石の破片が現れワンダフルパクトに変化する。いろははそれを使い2人目のプリキュア・キュアフレンディに覚醒する。2人はお互いプリキュアになれたことを歓喜し、いろはもメエメエにガルガルと戦うと誓う。その後2人はニコガーデンへ赴き、メエメエから「ここはニコさまが造られた動物たちの楽園」と説明を受ける。
アニマルタウンへ戻った2人は同じ中学校の同級生・兎山悟に会い、彼から街の異変について問われる。隠し事が苦手ないろははあたふたしながら何とかごまかすが、悟は「何かを隠している」と疑念する。その後、彼がガルガルに襲われているのを見た2人は「ほっとけない!」と決心しプリキュアに変身して正体を明かす。今までと違うガルガルに苦戦する2人であるが、悟のアドバイスで見事浄化する。そこに現れたのはウサギ型のキラリンアニマルであり、2人はメエメエに報告すべくニコガーデンへ向かう。そこに悟も同行しており、彼を見たメエメエは激昂する。しかし、悟の決意を耳にしたメエメエは信頼できる人物と確信しニコガーデンの救済を依頼する。彼もそれを快諾し、こむぎ・いろはとともにガルガルからニコガーデンを取り戻すことを誓う。
登場人物
プリキュア
本項における各メンバーの一人称については各登場人物を参照のこと。
- 犬飼 こむぎ(いぬかい こむぎ) / キュアワンダフル[8]
- 声 - 長縄まりあ
- 本作品の主人公で、犬飼家で飼われている犬。犬種はパピヨン。
- 運動神経抜群で、お散歩をするのを好み、好奇心旺盛で食いしん坊な性格の持ち主。いろはのことが大好きで、彼女の真似をして「わんだふるー!」が口癖になっている。
- 一人称は「わたし」または「こむぎ」で、会話の合間や語尾に時折「ワン」と挟むのが口癖。いろはを呼び捨てで呼んでいる。
- 海浜公園で遭遇したガルガルからいろはを守るために人の姿に変わり、キュアワンダフルへと覚醒する[ep 1]。
- かつては野良犬で怪我をしているところを小学生であったいろはに拾われ、保護されたという経緯がある[ep 2]。元々はいろはの前にも飼い主がいた模様だが、いろはが世話をしていくうちに彼女に心を開くようになり、結果的に犬飼家に飼われるようになった[ep 3]。
- 番組開始に先駆け、シリーズの前作『ひろがるスカイ!プリキュア』の2024年1月28日放送分(第50話)のCパートにもゲストとして変身後の姿で登場した。詳細は当該項目を参照のこと。
- 犬形態
- パピヨン犬としての本来の姿。茶色を基調とした体色で後頭部にハート型の模様があり、赤茶色の瞳を持つ。額に三日月型のくせっ毛がある。首には蝶の飾りが付いたリボンを付けており、ワンダフル覚醒後はその上からワンダフルパクトが変化したハート型のリボンが描かれたブローチを付けるようになった。
- 最初は普通の犬だったが、ワンダフル覚醒の翌日からは犬の姿でも人語を話せるようになる[ep 2]。
- 人間態
- いろはを助けたいこむぎの気持ちに呼応して生み出されたワンダフルパクトにより変身した人間の姿。
- 茶髪をピンクのリボンで結んで後ろ髪を二股に分けた、いろはと同年齢程度の少女の姿となった。瞳の色は本来の姿と同じく赤茶色。パピヨン時と同じく前髪に三日月型のくせっ毛がある。
- 人間の姿では食性も人間と同様になり、本来犬が食する事が出来ない食べ物も食べられるようになる[ep 4]。
- 犬飼 いろは(いぬかい いろは) / キュアフレンディ[9]
- 声 - 種﨑敦美
- こむぎの飼い主の中学2年生。動物をこよなく愛し、友だちが多く、動物にも好かれている。日課はこむぎとの朝のお散歩。
- お世話好きで面倒見が良く、素直な性格。嘘や秘密が苦手であり、挙動不審な言動になる。運動も得意としている。ガルガルに怖気づく事なく立ち向かう勇敢さも持つ。口癖は「ワンダフルー!」。
- 長いもみあげを伴う朱色のセミロングヘアの向かって左側にピンクと紫のハート型のヘアピンを留めている。瞳の色は緑。
- 一人称は「わたし」。こむぎを呼び捨て、悟を君付け、まゆと大福をちゃん付けで呼んでいる。
- プリキュアとして戦うことになったこむぎを心配し、自身もプリキュアとして戦いたいと願い、キュアフレンディに覚醒した[ep 2]。
- こむぎと喋ることを切望しており、それが現実となり彼女とともに歓喜する。しかしそれと同時に人間態のこむぎを他人にどう説明するかや、彼女が犬形態で他人に人語で喋るのを見て慌てて制止したり、メエメエから「プリキュアのことは他言無用」と口止めされて他人に相談できないなど苦悩も生じていたが[ep 2]、結果的に悟に正体を知られた事で負担は軽減されている[ep 4]。
- キュアニャミー[10]
- 声 - 松田颯水[11]
- キュアリリアン[12]
- 声 - 上田麗奈[11]
ニコガーデン
- メエメエ
- 声 - 立花慎之介[13]
- ニコガーデン出身の羊のニコアニマル。ニコガーデンの主のニコに仕え、普段はニコガーデンを管理する執事。自分のことはできる執事であると思っているが、たまに抜けているところがある。特技はニコガーデン特製のお茶を入れること[14]。
- ニコガーデンが荒廃した際に自身もガルガルにされて暴れていたが、キュアワンダフルに救出され、プリキュア達をサポートする役割を担う。
- 一人称は「わたくし」。執事らしく常時敬語で話す。こむぎといろはを様付け、悟を君付けで呼んでいる。
- 真面目で温和な性格であるが、こむぎやいろはが話を聞かなかったりルールに反する事をすると「ダメェ〜!」と叫ぶヒステリックな反応を示す。特にプリキュアの二人が話を聞かずに一方的に通信を切ったり帰ってしまうことは悩みの種にもなっているようで、悟にそのことに関する愚痴を吐こうとしている様子も見られる[ep 5]。
- 「ニコさまに叱られる」との理由でこむぎたちにプリキュアやニコガーデンを他言無用と口止めしていたため、悟にバレたときは激しく憤慨する。しかし、彼の決意を聞いて感動し協力を要請する[ep 4]。こむぎといろはにはまともに話を聞いて貰えないのに対し、悟は落ち着いて話を聞いてくれることから、それ以降は積極的に悟に話しかけており、スマートフォンで彼に通話する事もある[ep 5]。
キラリンアニマル
ニコガーデンに生息する動物型の妖精。人間界の動物より小型かつファンシーな姿であり、額にそれぞれのイメージジュエリーがあしらわれている。ニコアニマルとは異なり、人間の言葉を喋る事が可能。メエメエによれば「ニコアニマルの中でも特別な存在」。
それぞれが「キラリンハウス」を呼ばれる移動式の神殿を持ち、ニコガーデンの自然や建築物を修復させる事が出来る[ep 5]。また、動物の特性に由来した特殊能力も持っており、プリキュアにその能力を授ける事も出来る。
- キラリンウサギ
- 声 - 松岡美里
- ウサギのキラリンアニマル。体色はピンク色で、イメージジュエリーはピンクトルマリン。
- いつも笑顔の明るい性格。耳が非常に優れており、様々な音を察知することができる。 プリキュアに授ける能力は「耳が良くなる」。
プリキュアの家族
犬飼家
- 犬飼 剛
- 声 - 白熊寛嗣
- いろはの父。妻と共に「フレンドリィ動物病院&サロン」を経営する。
- 筋骨隆々で逞しい体格をしている。家事が得意。
- 犬飼 陽子
- 声 - 小平有希
- いろはの母で獣医師。
- 夫とは異なり、容姿はいろはに似ている。
アニマルタウン
- 兎山 悟(とやま さとる)[15][16]
- 声 - 寺島拓篤
- いろはと同級生の少年。勉強が得意で優しく穏やかな性格。赤い眼鏡をかけている。
- 一人称は「ぼく」。いろはを「犬飼さん」と名字で呼び、こむぎをちゃん付け、大福を呼び捨てにしている。
- いろはを凌駕する豊富な動物の知識を持っており、彼女の母・陽子も一目置くほど。
- いろはが何かを隠していると疑っていたところにガルガルに襲われる。そこにこむぎといろはが駆けつけプリキュアに変身するところを目撃して真相を知る。その後2人と一緒にニコガーデンへと赴きメエメエに協力する旨を伝える[ep 4]。その後は彼のよき相談相手となり、たまに彼の愚痴を聞く駆け込み寺的な役割も担っている。
- いろはに恋心を抱いているが、いろはは気づいていない[17]。
- 大福(だいふく)[15][16]
- 悟が飼っているうさぎ(ロップイヤー)。
- 冷静沈着な性格であり、基本的に無表情。ガルガルが出現すると他の動物達と同様に警戒態勢となり、普段は垂れている耳がピンと立ったり「足ダン」(スタンピング)[注 3]を行ったりする[ep 2][ep 4]。
- 猫屋敷 まゆ(ねこやしき まゆ)[15][16]
- 声 - 上田麗奈
- アニマルタウンに最近引っ越してきた少女。いろはや悟と同い年の中学2年生[ep 5]。
- 人見知りが激しく恥ずかしがり屋な性格であり、他の人や動物が近づくと隠れてしまう傾向にある[ep 1][ep 2]。メイクが得意[ep 5]。また手先が器用で、手芸を趣味としており、自分が作った物で誰かが喜んでくれるとうれしくなる[18]。
- こげ茶色の髪を向かって右側にサイドテールにし、ターコイズのシュシュで結んでいる。瞳の色は赤銅色。
- 一人称は「わたし」。いろはをちゃん付け[注 4]、ユキを呼び捨てで呼んでいる。
- 猫屋敷 ユキ(ねこやしき ユキ)[15][16]
- 声 - 松田颯水
- まゆが飼っている白猫。名前はまゆと「雪の日に出会ったこと」ことから名付けられた[ep 5]。
- 毛並みはほぼ全身が真っ白であり、後頭部に薄いピンク色のハート型の模様を持ち、耳介には蝶のような模様があり、そこから長い巻き毛が一本ずつ出ている。瞳の色は青。首にはまゆが作った雪の結晶型のチャームが付いた青いリボン型の首輪を巻いている[19]。
- クールかつマイペースで誇り高い性格。お昼寝が大好き[19]。人見知りが激しいまゆに呆れる様子を見せつつも優しく見守っている[ep 1]。
- 猫屋敷 すみれ(ねこやしき すみれ)
- 声 - 斎藤千和
- まゆの母。アニマルタウンにてコスメショップ「Pretty Holic」を経営している[20][ep 5]。
- 容姿はまゆに似ており、髪型はボブ。
その他
- ガルガル
- 声 - 高橋伸也
- 本作の敵となる怪物。動物が闇に包まれているような姿をしていて、赤い目のアイマスク、肢に付けられた鉄枷、棘状の尻尾が特徴。「ガルガル!」と発声する事からこむぎによって名付けられた。
- ニコガーデンに住んでいた動物たちが変貌した姿で、その彼らが黒い卵に変化しそこから孵化するような形で生み出される。孵化時は動物たちが感知できるほどの禍々しい気配を発し、暴れるたびに黒い霧をまき散らす。
- プリキュアによって心を浄化されると元の動物の姿に戻るが、ガルガルに変化した影響によるダメージは残り、ニコガーデンに連れて療養させる必要がある[ep 2]。
プリキュアの設定
変身の際はワンダフルパクトを開き、コンパクト上部にある対応するリボン型のボタン[注 5]を押した後、「プリキュア・マイ・エボリューション!!」と唱え、コンパクト中央部を回し、「スリー!ツー!ワン!!」と叫ぶと鏡が緑、青、赤の順番に光り出し、変身が開始される。変身時にはイメージカラーのリボンが体についたところでコスチュームに変化する。
変身により超人的な身体能力を獲得する。敵に対して徒手空拳による直接的な打撃は行わず、暴走する敵を鎮静化させ、元に姿に戻すことを戦闘目的としている。戦闘で生じた被害は戦闘終了後に自動的に修復され、黒い霧も消える。
プリキュアの正体やニコガーデンの存在についてはメエメエから秘密と厳命されている。
キュアワンダフル
犬飼こむぎが変身するプリキュア。変身時の名乗りは「みんな大好き素敵な世界! キュアワンダフル! 一緒に遊ぼ♪」。イメージカラーはピンク。シリーズ初の純粋な犬が変身するプリキュア[1]。
髪色はクリーム色が一部に混じったピンク色の髪となり、変身前のパピヨンの耳を思わせる形状のツーサイドハーフアップにしており、王冠が付いたカチューシャを着用。瞳の色は紫に変わり、下部に水色のハイライトが加わる。他のメンバーと同様、黄色い瞳孔を持つ。コスチュームはピンクを主体にしたパフスリーブのワンピースで、胸に紫色のリボンを付ける。手首にピンク色のカフス、脚は黄色と薄紫のボーダー柄のタイツにピンク色のショートブーツを履く。
- 個人技
- プニプニバリアー
- 犬の手を巨大化させた形状のバリア。対象に飛ばして防ぐ事が出来る。
キュアフレンディ
犬飼いろはが変身するプリキュア。変身時の名乗りは「みんなの笑顔で彩る世界! キュアフレンディ! あなたの声をきかせて」[注 6]。イメージカラーは紫。
金髪のロングヘアをお下げにし、先端を紫のリボンで結び、紫のハンチング帽が付いたカチューシャを着用。もみあげは変身前より短くなる。瞳の色は青色に変わり、下部にピンク色のハイライトが加わる。コスチュームは紫を基調としたノースリーブワンピースで、濃い紫色のケープを羽織り、ワンダフルとは対照的にピンク色のリボンを胸に付ける。手首に紫のカフス、脚は白いオーバーニーハイソックスと足甲部にハートの飾りが付いた紫の三重ストラップパンプスを履いている。
関連アイテム
- ワンダフルパクト
- キュアワンダフルとキュアフレンディが変身に用いるコンパクト型アイテム。アニマルタウンの鏡石から生成されており、ワンダフルの物はこむぎは海浜公園に転がっていた鏡石の石ころが彼女の想いに呼応する形で変化し[ep 1]、フレンディの物はいろはの想いに呼応して鏡石の本体から直接生成された[ep 2]。
- 変身前・変身中とも左腰に装着される。
- こむぎが犬形態から人間態へ変身する際[ep 2]と、人間態から犬形態へ戻る際[ep 4]にも使用される。両形態ともコンパクトに向かって2回まばたきを行い、その後「ワン!」と吠えることで変身する。犬形態では丸いブローチに変化し首元に携帯される。
- キラニコトランク
- キラリンアニマルを回収したり、ニコガーデンへ行くためのトランク型アイテム。
作中用語
- アニマルタウン
- 本作品の主な舞台。人と動物が仲良く暮らす街であり、動物を飼育する住人が多い他、野生の動物も多数生息している。
- 鏡石
- アニマルタウン内に置かれている石碑。名前に反して鏡面ではないため普段は石面に何も映らないが、「石に姿が映ると、その映し出した人物の願いが叶うとされる」という言い伝えがある。
- 作中ではこむぎの姿が石面に映し出され、その後程なくしてこむぎは人間態を獲得し、キュアワンダフルに覚醒した[ep 1]。また、いろはがこむぎと一緒に戦いたいと願った時は石碑から直接丸い石が飛び出してワンダフルパクトとなった[ep 2]。
- Pretty Holic
- まゆの実家で、母・すみれが経営するコスメショップ。店内にはリップやグリッターなど各種コスメブランド商品を販売しており、これらの商品はバンダイより実際に商品化されている。また、店内にはメイクが体験できるコスメカウンター、店外にはカフェスペースとしてテラス席もそれぞれ設置されている[ep 5]。
- これまでのテレビシリーズ前3作にも作中に同店が登場しているほか、後述の通り同社による同名ブランドの商品展開は2021年より実施されている。
- ニコガーデン
- 本作品に登場する異世界。メエメエ曰く「動物達の楽園」。「ニコ」という主によって統治され、現実の世界の動物とほぼ同様の姿をしたニコアニマルと小型の妖精であるキラリンアニマルが暮らしている。
- ニコアニマルは元々人間界の住人であったが、ニコと共にニコガーデンに移り住んでおり、そこで独自の進化を遂げた。種族を問わず「ニコ」と鳴き、人間の言葉を喋ることはできないが、人間界の動物と意思疎通することはできる。
- 物語開始時点では黒い雲に覆われて荒廃し、住民の多くがガルガルにされ、ニコも行方不明になる[ep 1]。いろはとこむぎが初めて訪れた際には自然豊かな美しい環境を保っているが、樹木や建築物の一部が破壊される等その影響が垣間見える[ep 4]。
スタッフ
シリーズディレクターは『おしりたんてい』の同職や『映画 HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』の演出を務めた佐藤雅教、シリーズ構成はシリーズ初期から携わっている成田良美、キャラクターデザインは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(2023年版)でデザイン(西位輝実と共同)を手掛けた内田陽子が担当する[2]。音楽は前作から引き続き深澤恵梨香が手掛け、劇伴音楽のコーラスとして歴代主題歌歌手である北川理恵が参加する[21]。
- 原作 - 東堂いづみ
- 漫画 - 上北ふたご(講談社『なかよし』連載)[22]
- 企画 - 西出将之(ABCアニメーション)、高橋知子(ADKエモーションズ)、鷲尾天
- プロデューサー - 小関紗矢(朝日放送テレビ)、多田香奈子(ABCアニメーション)[23]、利根里佳(ADKエモーションズ)[23]、髙橋麻樹[23]
- シリーズディレクター - 佐藤雅教[23]
- シリーズ構成 - 成田良美[23]
- キャラクターデザイン - 内田陽子[23]
- 衣装・プロップデザイン - NaSka[23][注 7]
- プロップデザイン - 春山和則[24]
- 美術デザイン - いいだりえ[23]
- チーフ美術 - 今井美紀[23]
- 色彩設計 - 清田直美[23]
- 撮影監督 - 五十嵐慎一
- 編集 - 麻生芳弘
- 録音 - 林奈緒美
- 音響効果 - 石野貴久(ちゅらサウンド)
- 音楽 - 深澤恵梨香[23]
- 音響制作 - タバック
- 音楽制作 - マーベラス
- 音楽協力 - 東映アニメーション音楽出版
- アニメーション制作 - 東映アニメーション
- 製作担当 - 吉田智哉、東雄太
- 制作協力 - 東映
- 制作 - 朝日放送テレビ、ABCアニメーション、ADKエモーションズ、東映アニメーション
主題歌
オープニング主題歌の歌唱は、長らくエンディング主題歌を担当してきた吉武千颯が初めて担当する。エンディング主題歌は前作『ひろがるスカイ!プリキュア』でオープニング及び吉武と共に前期エンディングを担当した石井あみと、『映画 デリシャスパーティ♡プリキュア 夢みる♡お子さまランチ!』でテーマソングを担当し、これがテレビシリーズ初参加となる後本萌葉によるデュエット楽曲となっている[15][25]。
エンディング主題歌の振付はyurinasiaが担当[26]。その一方で前3作で行われたエンディング映像冒頭でのプリキュアによる挨拶映像が廃止されたほか、前作と同様に地上波での本放送に限り行われていたエンディング映像での玩具及びデータ放送の連動要素は実施しない[注 8]。
また、2024年1月20日・21日に横浜市港北区の横浜アリーナにて開催された『全プリキュア 20th Anniversary LIVE!』や、2024年2月17日・18日に開催された前作品の感謝祭イベント(後述)に本作品のプリキュア2人(ワンダフル、フレンディ)が出演、このうち主題歌歌手については感謝祭イベントは後本がゲスト、吉武・石井は両イベント共にメインとして出演した[34][35]。
オープニングテーマ
エンディングテーマ
- 「FUN☆FUN☆わんだふるDAYS!」(第1話 - )
- 石井あみと後本萌葉による前期エンディングテーマ。作詞はマイクスギヤマ、作曲はヒゲドライバー、編曲は石塚玲依。
- キュアワンダフルとキュアフレンディがダンスを披露、サビからはフレンドリータクトを持って踊る。
各話リスト
- 以下断りのない限り、放送日は日曜の日付を示し、日曜以外に放送したものは曜日も併記。さらに通常の放送時間以外に放送された場合にはその旨注釈にて示す。
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 美術 | 本放送日 [注 9] |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | はじまりは「わんだふる!」 | 成田良美 | 佐藤雅教 | 広末悠奈 | 爲我井克美 飯田花緒 | 今井美紀 | 2024年 2月4日 |
2 | みんな友達、キュアフレンディ! | 佐々木憲世 | 飛田剛 | 玖遠らぎ | 東美紀 | 2月11日 | |
3 | 言っちゃダメェ〜! | 頂真司 | 岩井隆央 | 酒井夏海 竹森由加 | 中林由貴 | 2月18日 | |
4 | 猫屋敷の猫とまゆ | 今千秋 | のもとゆうや | 松浦仁美 | 徐柱星 | 2月25日 | |
5 | つながるキズナ フレンドリータクト! | 井上美緒 | 野呂彩芳 | 青山充 | 戸杉奈津子 | 3月3日 |
放送局・配信元
日本国内での放送
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [37] |
---|---|---|---|
2024年2月4日 - | 日曜 8:30 - 9:00 | 朝日放送テレビ(制作局)をはじめとする テレビ朝日系列全24局 | 日本全国[注 10] |
2024年2月11日 - | 日曜 6:15 - 6:45 | 山陰放送 | 鳥取県・島根県 |
朝日放送テレビとの同時ネット局では字幕放送・連動データ放送を実施。 |
日本国内での配信
配信期間 | 配信時間 | 配信サイト | 備考 |
---|---|---|---|
2024年2月4日 - | 日曜 9:00 更新 | TVer | 最新話限定で無料配信 |
2024年2月4日 - 2月17日 | - | YouTube(プリキュア公式YouTubeチャンネル) | 第1話のみの期間限定配信 |
2024年2月11日 - 2月24日 | YouTube(プリキュア公式YouTubeチャンネル) | 第2話のみの期間限定配信 | |
2024年2月7日 - | 水曜 0:00 更新 | 定額制による見放題見逃し配信 | |
テレ朝動画、他 | 最新話限定で無料配信 配信終了後は都度課金 |
日本国外での配信
Crunchyrollが2024年2月3日17時30分(PT)より、南北アメリカなどにおいて、動画配信を実施している[38]。
関連番組
- 関ジャム 完全燃SHOW
- テレビ朝日系列で放送の、SUPER EIGHTがMCを務める音楽バラエティ番組。2024年2月11日放送回にゲストとして前期エンディング主題歌の振付を担当するyurinasiaがゲスト出演、同楽曲の振付の誕生秘話を中心に本作品にまつわるトークが放送された[注 11][39][40]。
漫画版
これまでのシリーズ同様、上北ふたごにより『なかよし』(講談社)2024年3月号より連載されている[22]。
イベント
- わんだふるぷりきゅあ!〜おうちでおひろめショー〜
- シリーズ前作『ひろがるスカイ!プリキュア』の最終話で、本作品第1話放送の前週に当たる2024年1月28日の16時より、プリキュア公式YouTubeチャンネルにてオンライン配信。当日はキュアワンダフルと前作のキュアスカイが登場し、第1話の一部シーンの先行公開、エンディング主題歌のダンスレッスン、ゲームやクイズなどで構成された[2]。
- TOKYOアニメツーリズム2024[41]
- 日本のアニメコンテンツをAR機能付専用アプリで楽しみながら都内各地を巡るデジタルスタンプラリー「TOKYOアニメツーリズム」と本作品がタイアップし、放送開始日の2024年2月4日から3月10日までの期間で開催する。恩賜上野動物園(東京都台東区)やアニメ東京ステーションなど都内15ヶ所にスポットを設け、専用アプリのAR機能で本作品のキャラクターと写真を撮ることができるほか、スポットを巡った獲得ポイント数に応じてオリジナルグッズを獲得できる[注 12]。
- この開催に合わせて、初日となる2月4日12時 - 13時には長縄まりあ(キュアワンダフル役)と奥森皐月(タレント)をゲストに招いたキックオフイベントを藤久ビル東五号館(東京都豊島区、アニメ東京ステーションと同ビル)で開催(YouTube Liveによるライブ配信も実施)、オフィシャルショップ「プリキュア プリティストア」の出張店も2月3日から2月18日に北千住マルイ(東京都足立区)で、2月24日から3月10日に新宿マルイアネックス(東京都新宿区)でそれぞれ開店する[43]。
- ひろがるスカイ!プリキュア感謝祭
- 2024年2月17日・18日に東京都文京区のTOKYO DOME CITY HALLにて開催されたシリーズ前作『ひろがるスカイ!プリキュア』の感謝祭イベント。本作品よりプリキュアの2人(キュアワンダフル、キュアフレンディ)と前期エンディング主題歌を担当する後本萌葉がそれぞれゲストで登場した[44]。
関連商品
音楽CD
いずれも発売元はマーベラス、販売元はソニー・ミュージックソリューションズ[25]。
- シングル
- サウンドトラック
コスメ商品
- Pretty Holic
- 2021年より展開している子供向け化粧品ブランド「Pretty Holic」が、本作品でも引き続き展開されており、プリキュア4人をイメージしたリップの他、ブランドとして新たにグリッターがいずれも2024年3月2日に発売された[46]。
スマートフォンアプリ
トピックス
コラボレーション展開
- 環境省では、COOL CHOICEと東京都交通局とのタイアップによる、キャンペーン啓発のタイアップポスターの無料配布を実施した[47]。
- 東京メトロ日比谷線では2024年2月1日から15日の期間限定で同路線とのタイアップによる広告企画「プリキュアフレーズ写真館」を実施した。東京メトロ13000系電車1編成車内[注 13]に10名の写真家[注 14]による家族写真に歴代プリキュア作品[注 14]の作中にて発言したフレーズが添えられた広告が掲示された。同広告は電車内のほかプリキュア公式Instagramでも広告が公開された[48][49]。
脚注
注釈
- ^ タイトルロゴでは「Wonderful」と「Precure」の間にスペースを挿入せず、連続して表記されている。
- ^ 番組公式SNSアカウントによるハッシュタグでは、タイトル発表時は「#わんプリ」であったが、正式発表後は「#わんぷり」に変更されている。
- ^ ウサギの威嚇行為の一種であり、前足で全身を支えて後ろ足を地面に叩きつける。
- ^ 最初だけ「犬飼さん」と名字で呼んでいたが、いろはから名前で呼ぶように促された為現在の呼称となる。
- ^ キュアワンダフルは左側のピンク色のリボン、キュアフレンディは右側の紫色のリボン。
- ^ 名乗りポーズの動作中には「友達」を意味する手話(両手の掌を合わせて握る)が組み込まれている。
- ^ オープニングクレジット上ではキャラクターデザインとして内田と併記、平仮名の「なすか」表記。
- ^ 冒頭の挨拶映像については前3作のうち『トロピカル〜ジュ!プリキュア』と『デリシャスパーティ♡プリキュア』は、エンディングが始まる前に対象玩具がエンディング映像の音声を認識して連動するための玩具起動待機時間として設けられたものであった[27][28][29][30][31][32][33]。
- ^ 特記のない限り、いずれもテレビ朝日系列フルネット全24局での本放送日。複数記載されている場合、上段:制作局(朝日放送テレビ)、下段:制作局を除くテレビ朝日系列フルネット23局(前述の通り、TVerでの配信も同日開始)。
- ^ 山梨県・富山県・福井県・鳥取県・島根県・徳島県・高知県・佐賀県・宮崎県を除く。
- ^ yurinasiaとしては3回目のゲスト出演であり、番組にはこのほかゲストとして三浦大知とSOTA(BE:FIRST)、トークゲストとして高橋茂雄(サバンナ)と影山優佳も出演した。また、同番組は系列外局である富山テレビと山陰放送でも時差ネットされ、テレビ朝日での放送終了後はTVerでも一週間限定で配信された。
- ^ 対象施設のうち、東京アニメステーション、東京アニメセンター in DNP PLAZA SHIBUYA(東京都渋谷区、渋谷モディ2階)、上野恩賜公園 / 恩賜上野動物園、葛西臨海水族園、戸越銀座商店街、砂町銀座商店街、麻布十番商店街、中野サンモール商店街は1ポイント、多摩動物公園、八王子ユーロード、吉祥寺サンロード商店街、都立神代植物公園、都立狭山公園、清瀬金山緑地公園、町田薬師池公園は2ポイントそれぞれ付与される。また、オリジナルグッズは1ポイントでC賞としてクリアファイル、5ポイントでB賞としてBIG缶バッジ、15ポイントでA賞としてアクリルジオラマがプレゼントされる[42]。
- ^ 中目黒駅 - 北千住駅 - 南栗橋駅間にて掲示された。
- ^ a b 相武えつ子(『スマイルプリキュア!』)、浅田政志(『HUGっと!プリキュア』)、木寺紀雄(『ふたりはプリキュア Max Heart』)、鈴木秀康(『ヒーリングっど♥プリキュア』)、すたすた(『映画 プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ! 世界をつなぐ☆虹色の花』)、sorayuchi(『映画 Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!』)、てんてん(『Go!プリンセスプリキュア』)、幡野広志(『ハピネスチャージプリキュア!』)、Masaya(『スイートプリキュア♪』)、松木宏祐(『ドキドキ!プリキュア』)の10人・10作品。
参照話数
出典
- ^ a b c d プリキュア:第21弾「わんだふるぷりきゅあ!」のモチーフは動物 初の“犬のプリキュア”登場 長縄まりあ、種崎敦美出演,まんたんウェブ,2024年1月7日
- ^ a b c d 史上初、犬のプリキュア誕生!キュアワンダフルは長縄まりあ、キュアフレンディに種崎敦美(コメントあり),コミックナタリー,2024年1月7日
- ^ お店でもらえちゃう「わんぷりデビューパクト」合言葉キャンペーンが2月3日(土)よりスタート!,わんだふるぷりきゅあ!東映アニメーション公式サイト,2024年1月7日
- ^ 種崎敦美、異例の再びプリキュア役 映画のキュアプーカに続きTV新作でキュアフレンディ演じる,ORICON NEWS,2024年1月7日
- ^ 『アニメージュ』2024年3月号P73
- ^ “データ放送”. わんだふるぷりきゅあ!. 朝日放送テレビ. 2024年2月2日閲覧。
- ^ あなたのおうちの わんだふる♥|トピックス|わんだふるぷりきゅあ!|朝日放送テレビ
- ^ キュアワンダフル/犬飼こむぎ(わんだふるぷりきゅあ!東映アニメーション公式サイト)
- ^ キュアフレンディ/犬飼いろは(わんだふるぷりきゅあ!東映アニメーション公式サイト)
- ^ キュアニャミー(わんだふるぷりきゅあ!東映アニメーション公式サイト)
- ^ a b “「わんだふるぷりきゅあ!」キュアニャミー役は松田颯水、キュアリリアン役に上田麗奈”. コミックナタリー (2024年1月28日). 2024年1月28日閲覧。
- ^ キュアリリアン(わんだふるぷりきゅあ!東映アニメーション公式サイト)
- ^ REAL_1978_TSのツイート(1753931555964342390)
- ^ プリキュア わんだふるぷりきゅあ! 公式 [@precure_curesta] (2024年2月18日). "🐾#わんぷり キャラクター紹介🐾 メエメエ". Instagramより2024年2月27日閲覧。
- ^ a b c d とりまく人々(わんだふるぷりきゅあ!東映アニメーション公式サイト)
- ^ プリキュア わんだふるぷりきゅあ! 公式 [@precure_curesta] (2024年2月18日). "🐾#わんぷり キャラクター紹介🐾 兎山 悟". Instagramより2024年2月27日閲覧。
- ^ プリキュア わんだふるぷりきゅあ! 公式 [@precure_curesta] (2024年2月26日). "🐾#わんぷり キャラクター紹介🐾 猫屋敷まゆ". Instagramより2024年2月27日閲覧。
- ^ a b プリキュア わんだふるぷりきゅあ! 公式 [@precure_curesta] (2024年2月26日). "🐾#わんぷり キャラクター紹介🐾 猫屋敷ユキ". Instagramより2024年2月27日閲覧。
- ^ 『わんだふるぷりきゅあ!』より、第4話「猫屋敷の猫とまゆ」先行場面カット公開! 今日は、まゆの母・すみれが営むコスメショップの開店日,アニメイトタイムズ,2024年2月24日
- ^ riekitagawaのツイート(1743794789697695861)
- ^ a b kamikitafutagoのツイート(1740506973475680455)
- ^ a b c d e f g h i j k “作品情報”. わんだふるぷりきゅあ!公式サイト. 東映アニメーション. 2024年1月8日閲覧。
- ^ kazuharoomのツイート(1754007585362227466)
- ^ a b c d 『わんだふるぷりきゅあ!』主題歌シングル情報解禁!/2024年3月27日発売!,マーベラス,2024年1月7日
- ^ 新番組『わんだふるぷりきゅあ!』エンディング振付はyurinasia!!,2024年2月4日,yurinasia
- ^ “トロピカル〜ジュ!プリキュア|お楽しみ|朝日放送テレビ”. 2024年2月20日閲覧。
- ^ “カラフルに光る!オーシャンプリズムミラー” (PDF). バンダイ. 2024年2月24日閲覧。
- ^ カラフルに光る!オーシャンプリズムミラー | プリキュアおもちゃウェブ | バンダイ公式サイト
- ^ “データ放送で遊ぼう!”. デリシャスパーティ♡プリキュア. 朝日放送テレビ. 2024年2月20日閲覧。
- ^ “みんなでかんぱい♪パーティグラス”. プリキュアおもちゃウェブ バンダイ公式サイト. 株式会社バンダイ. 2024年2月20日閲覧。
- ^ 「みんなでかんぱい♪パーティグラス」テレビ連動に関するQ&A,プリキュアおもちゃウェブ,バンダイ
- ^ “みんなでかんぱい♪パーティグラス” (PDF). バンダイ. 2024年2月24日閲覧。
- ^ chiha_yoshitakeのツイート(1749745542526324798)
- ^ ishiiami154cmのツイート(1750156843035546036)
- ^ a b “放送・配信情報”. わんだふるぷりきゅあ!. 東映アニメーション株式会社. 2024年1月8日閲覧。
- ^ テレビ放送対象地域の出典:
- 政府規制等と競争政策に関する研究会 (2009年10月9日). “放送分野の動向及び規制・制度(資料2)” (PDF). 通信・放送の融合の進展下における放送分野の競争政策の在り方. 公正取引委員会. p. 2. 2018年10月24日閲覧。
- “基幹放送普及計画”. 郵政省告示第六百六十号. 総務省 (1988年10月1日). 2022年5月11日閲覧。
- “地デジ放送局情報”. 一般社団法人デジタル放送推進協会. 2022年8月5日閲覧。
- ^ ToeiAnimationの2024年2月3日のツイート、2024年2月7日閲覧。
- ^ “プリキュア新シリーズ「わんだふるぷりきゅあ!」エンディング振付担当のyurinasia、11日放送の「関ジャム完全燃SHOW」に出演決定!!”. PR TIMES. スペースシャワーネットワーク (2024年2月7日). 2024年2月12日閲覧。
- ^ “今夜「関ジャム」はダンス特集、BE:FIRSTのSOTAと三浦大知がコラボ”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2024年2月11日). 2024年2月12日閲覧。
- ^ a b アニメを活用したデジタルスタンプラリー「TOKYOアニメツーリズム2024」を開催!『わんだふるぷりきゅあ!』とタイアップします。,2024年1月22日,東京都産業労働局,TOKYOアニメツーリズム実行委員会
- ^ “TOKYOアニメツーリズム2024 デジタルスタンプラリー わんだふるぷりきゅあ”. TOKYOアニメツーリズム実行委員会. 2024年2月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月11日閲覧。
- ^ marui_animeのツイート(1749357221996331340)
- ^ 『ひろがるスカイ!プリキュア 感謝祭』に『わんだふるぷりきゅあ!』と前期ED主題歌を歌う後本萌葉さんが登場! 「立ち見」席の追加販売と有料生配信情報も到着,2024年1月7日,アニメイトタイムズ
- ^ 『わんだふるぷりきゅあ!』オリジナル・サウンドトラック1発売決定!店舗特典情報も!!/5月29日(水)発売!,マーベラス,2024年2月4日
- ^ “Pretty Holicから『わんだふるぷりきゅあ!』のコスメが新登場!”. プリキュアおもちゃウェブ. 株式会社バンダイ (2023年1月7日). 2024年1月28日閲覧。
- ^ テレビアニメ新作「わんだふるぷりきゅあ!」タイアップポスターを無料配布します!,COOL CHOICE編集部
- ^ 「プリキュアフレーズ写真館」2月1日(木)より日比谷線にてトレインジャックスタート! 親から子へ伝えたい!! プリキュアのフレーズと総勢10人もの写真家とコラボ!,2024年2月1日,アニメイトタイムズ
- ^ プリキュア、電車で名言写真広告を展開 日比谷線ジャック「寄り道!脇道!廻り道!しかしそれらも全て道!!」,2024年2月1日,ORICIN NEWS
外部リンク
- 公式ウェブサイト(東映アニメーション)
- 公式ウェブサイト(朝日放送テレビ)
- わんだふるぷりきゅあ! (@tvanime_precure) - X(旧Twitter)
朝日放送テレビ制作・テレビ朝日系列 日曜8:30 - 9:00 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
ひろがるスカイ!プリキュア
(2023年2月5日 - 2024年1月28日) |
わんだふるぷりきゅあ!
(2024年2月4日 - ) |
-
|