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'''当別町'''(とうべつちょう)は、[[北海道]][[石狩振興局]]管内北東部にある町。典型的な田舎。 |
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2024年2月23日 (金) 08:01時点における版
とうべつちょう 当別町 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 北海道地方 | ||||
都道府県 | 北海道(石狩振興局) | ||||
郡 | 石狩郡 | ||||
市町村コード | 01303-0 | ||||
法人番号 | 1000020013030 | ||||
面積 |
422.86km2 | ||||
総人口 |
15,131人 [編集] (住民基本台帳人口、2024年11月30日) | ||||
人口密度 | 35.8人/km2 | ||||
隣接自治体 |
札幌市、江別市、石狩市、 石狩郡新篠津村 樺戸郡新十津川町、浦臼町、月形町、 | ||||
町の木 | 白樺 | ||||
町の花 | かすみ草 | ||||
町の鳥 | ふくろう | ||||
当別町役場 | |||||
町長 | 後藤正洋 | ||||
所在地 |
〒061-0292 北海道石狩郡当別町白樺町58-9 北緯43度13分25秒 東経141度31分01秒 / 北緯43.22367度 東経141.517度座標: 北緯43度13分25秒 東経141度31分01秒 / 北緯43.22367度 東経141.517度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
当別町(とうべつちょう)は、北海道石狩振興局管内北東部にある町。典型的な田舎。
概要
主要な市街地は札幌市都心から20 - 30 km ほどである。自然豊かな町で、生花、米の生産が盛ん。北海道医療大学と提携して、「当別町二万人歯の健康プロジェクト」を推進するなどの活動も行っている。
町名は当別川のアイヌ語名「トペッ(to-pet)」(沼・川)に由来する[1][2]。
当別町役場は1970年(昭和45年)に当別町白樺町58番地9に建設された(鉄筋コンクリート構造、延床面積3,075㎡)[3]。しかし、1970年に建設された庁舎は耐震基準を満たしておらず、バリアフリーにも対応していないため新庁舎の整備が検討されている[3]。
地理
位置
石狩振興局管区の北部に位置し、町域は南北に細長い。北部は山間部で石狩川の支流である当別川が青山ダム・当別ダムを経て石狩平野へと南下する。1990年9月より、『道民の森』が実現。
南部は平野地帯で、田園風景が広がる。市街地は江別市の北に位置する当別駅周辺と札幌市北区寄りの太美駅周辺、太美地区の北側の丘陵に位置する緑豊かな街並の住宅街・スウェーデンヒルズなどである。
地形
山地
- 主な山
河川
- 主な川
- 石狩川
- 当別川
- 篠津川
- 篠津運河
- パンケチュウベシナイ川
- 材木川
湖沼
- 主な湖
- 当別ふくろう湖(当別ダム)
- 主な池
- 青山貯水池(青山ダム)
人口
当別町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 当別町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 当別町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
当別町(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
隣接自治体・行政区
- 石狩振興局
歴史
近世
- 江戸時代
近代
- 明治時代
- 1869年(明治元年)- 当別町の地域が北海道石狩国石狩郡の領域となり、開拓使の管轄になる。
- 1872年(明治5年)- 仙台藩の岩出山領主だった伊達邦直が元家臣などとともに当別での開拓を開始。同じ伊達家の旧宇和島藩も開拓に加わり、これが姉妹都市縁組の礎となる。
- 1882年(明治15年)- 開拓使の廃止に伴い、当別町の領域が札幌県に含まれる。
- 1886年(明治19年)- 札幌県が北海道庁に統合される。
- 1902年(明治35年)- 二級町村制施行に伴い石狩郡当別村が発足。
- 1907年(明治40年)- 一級町村制による石狩郡当別村へ移行する。
- 昭和時代
- 1947年(昭和22年)5月3日 - 北海道庁が地方公共団体の北海道へ変更。7月1日、当別村が町制を施行し、当別町となる。
- 1979年(昭和54年)- スウェーデンヒルズ計画の策定。市街にスウェーデン的街並みを造成。
現代
- 平成時代
官公署
防衛省
国土交通省
- 札幌開発建設部
- 札幌道路事務所当別分庁舎
農林水産省
- 石狩森林管理署
- 当別森林事務所
北海道
- 札幌建設管理部
- 当別出張所
- 当別ダム管理所
- 産業振興部
- 石狩農業改良普及センター石狩北部支所
- 森林室
- 石狩森づくりセンター
公共組合
- 当別土地改良区
施設
警察
- 本部
- 警察署
- 北警察署
- 当別交番
- 中小屋駐在所
- 太美駐在所
消防
- 本部
- 消防署
- 当別消防署
医療
- 主な病院
郵便局
- 主な郵便局
- 当別郵便局(集配局):当別町市街地・金沢・青山地区
- 太美郵便局(集配局):太美・高岡地区
※ビトエ中島地区は篠路郵便局(札幌市北区)が集配エリアとなっている。
対外関係
姉妹都市・提携都市
海外
- 姉妹都市
国内
- 姉妹都市
- 提携都市
経済
基幹産業は農業(稲作、花卉栽培)、林業。石狩支庁で米の生産量が最も多い。札幌市に近い南部の西当別近郊はベッドタウンとしても発達している。
商工会
第一次産業
農業
- 稲作
- 花弁栽培
林業
第二次産業
工業
- 主な工場
- 株式会社 ロイズコンフェクト ふと美工場
- 株式会社 玄米酵素工場
- 有限会社 浅野農場
- 株式会社 ハートランド
第三次産業
物流
金融機関
銀行
信用金庫
- 北海道信用金庫:当別支店
農業協同組合
- 北石狩農業協同組合(JA北いしかり)本所、西当別支所
教育
大学
- 北海道医療大学当別キャンパス
専修学校
高等学校
- 道立
- 私立
- 星槎国際高等学校(通信)
義務教育学校
中学校
小学校
幼稚園
- 当別夢の国幼稚園
保育所
- ふとみ保育所
廃校
- 中小屋小学校(2005年3月31日閉校)
- 東裏小学校(2007年9月2日閉校)
- 蕨岱小学校(2007年3月26日閉校)
- 弁華別小学校(2016年3月31日閉校)
- 弁華別中学校(2016年3月31日閉校)
- 当別中学校(2022年3月31日閉校)
- 当別小学校(2022年3月31日閉校)
交通
鉄道
中心となる駅:当別駅
鉄道路線
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
かつて存在した路線
石狩当別駅(現・当別駅)以南がJR北海道による輸送力強化が進められ、さらに2012年には電化された上に新千歳空港駅直通の快速『エアポート』が1日1往復設定されるなどしたのに対し、同駅以北は列車本数も南側より大幅に少なく、1944年から1946年までは第二次世界大戦に伴う不要不急線の対象となって運行が休止されるなどしていた。ただし、隣駅の北海道医療大学駅までは学生の通学の便宜を図るため前出の電化工事区間にも含まれており、札幌駅 - 石狩当別駅間であった列車の一部が延長運転された。
バス
路線バス
かつては北海道中央バスが乗り入れており、町内路線、当別町〜江別市・新篠津村・石狩市・札幌市都心部、石狩太美駅(現・太美駅)〜栄町駅などのバスを運行していた。撤退後一部路線は町から札幌第一観光バスへの委託路線として引き継がれたが、これらはすべて後に委託先が下段モータースへ移管されている。
タクシー
- 当別圏エリア
- ホクセイハイヤー
- 平ハイヤー
道路
国道
道道
- 北海道道11号月形厚田線
- 北海道道28号当別浜益港線
- 北海道道81号岩見沢石狩線
- 北海道道112号札幌当別線
- 北海道道366号石狩当別停車場線
- 北海道道527号望来当別線
- 北海道道751号新篠津金沢線
- 北海道道887号中原金沢線
道の駅
観光
名所・旧跡
- 主な神社
- 主な史跡
- 伊達記念館・伊達邸別館
観光スポット
- 夏至祭(当別町役場セールス戦略課)
- ふとみ銘泉 万葉の湯(万葉倶楽部)
- 中小屋温泉
- 開拓ふくろふ乃湯
- 文学碑「石狩川」
- 道民の森
- 劉連仁生還記念碑
- ロイズカカオ&チョコレートタウン
文化・名物
祭事・催事
- とうべつ花火大会
当別町を舞台とした作品
テレビドラマ
1978年(昭和53年)の千葉真一主演ドラマ『十字路』で舞台となった[7]。町民と当別町立中小屋小学校の在校生がエキストラで出演し、撮影協力をしている[7]。
出身関連著名人
- 荒井聰(政治家)
- 近久武美(機械工学者)
- 上口利男(弁護士)
- 本庄陸男(作家)
- 5代目柳亭痴楽(落語家)
- 佐々木丸美(作家)
- 桜井鈴茂 (小説家)
- 池内友彦(元サッカー選手)
- 新居辰基(元サッカー選手)
- 須藤慎一(フットサル選手)
- 山田英寿(北海道文化放送アナウンサー)
- 木下繁(作家)
- 小林充(元裁判官)
- 本多友紀(作曲家)
- 前川佑(俳優・第33回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストグランプリ)
- 柴野嵩大(声優)
脚注
- ^ “アイヌ語地名リスト ツキサ~トヨコ P81-90P”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2018年1月6日閲覧。
- ^ 山田秀三『北海道の地名』(2版)草風館、浦安市〈アイヌ語地名の研究 山田秀三著作集 別巻〉、2018年11月30日、38-39頁。ISBN 978-4-88323-114-0。
- ^ a b “当別町庁舎建設基本構想(素案)”. 当別町. 2022年12月16日閲覧。
- ^ 『札沼線の駅(当別町内)に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2021年4月14日、1頁。オリジナルの2021年4月14日時点におけるアーカイブ 。2021年4月14日閲覧。
- ^ “当別の新駅名は「ロイズタウン」 JR北海道、22年4月にも設置”. 北海道新聞. (2021年4月13日). オリジナルの2021年4月14日時点におけるアーカイブ。 2021年4月14日閲覧。
- ^ 新篠津村商工会. “バス時刻表”. 2016年7月3日閲覧。
- ^ a b “十字路 第一部”. テレビドラマデータベース. 2013年8月20日閲覧。
関連項目
外部リンク
新十津川町 | 浦臼町 月形町 |
|||
石狩市 | 新篠津村 | |||
当別町 | ||||
札幌市 | 江別市 |