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[[橋上駅|橋上駅舎]]を備え、構内北側には7階建ての[[駅ビル]]「[[EXCEL (水戸市)|EXCEL(エクセル)]]」、南側には[[ビックカメラ]]を核テナントとした駅ビル「[[エクセルみなみ]]」がある。[[自動券売機]]・多機能発売機・指定席券売機・[[みどりの窓口]]・[[Suica]]対応[[自動改札機]]が設置されている。
[[橋上駅|橋上駅舎]]を備え、構内北側には7階建ての[[駅ビル]]「[[EXCEL (水戸市)|EXCEL(エクセル)]]」、南側には[[ビックカメラ]]を核テナントとした駅ビル「[[エクセルみなみ]]」がある。[[自動券売機]]・多機能発売機・指定席券売機・[[みどりの窓口]]・[[Suica]]対応[[自動改札機]]が設置されている。


JR東日本と鹿島臨海鉄道は[[改札]]を共用しており、鹿島臨海鉄道の改札業務はJR東日本に委託している。以前は7・8番線ホームとの間には中間改札口が設置されており、7番線から発車する[[特別急行列車|特急列車]]に有効な[[特別急行券|特急券]]または大洗鹿島線に有効な[[乗車券]]類を所持していないと入場できなかったが、現在は撤去されている。中間改札廃止後も自由席特急券を発売する出札小屋が残っていたが、特急の全車指定席化により閉鎖・撤去された(末期は[[JR東日本ステーションサービス]]委託)。また、ここには簡易Suica改札機が設置されており、JRと鹿島臨海鉄道相互間の乗り換えの際にタッチすることで改札外に出る手間を省略できる(鹿島臨海鉄道ではICカード利用不可)。
JR東日本と鹿島臨海鉄道は[[改札]]を共用しており、鹿島臨海鉄道の改札業務はJR東日本に委託している。以前は7・8番線ホームとの間には中間改札口が設置されており、7番線から発車する[[特別急行列車|特急列車]]に有効な[[特別急行券|特急券]]または大洗鹿島線に有効な[[乗車券]]類を所持していないと入場できなかったが、現在は撤去されている。中間改札廃止後も自由席特急券を発売する出札小屋が残っていたが、特急の全車指定席化により閉鎖・撤去(末期は[[JR東日本ステーションサービス]]委託)され、指定席券売機に移行された。また、ここには簡易Suica改札機が設置されており、JRと鹿島臨海鉄道相互間の乗り換えの際にタッチすることで改札外に出る手間を省略できる(鹿島臨海鉄道ではICカード利用不可)。尚、{{要出典範囲|上り特急列車降車客(特に勝田始発の[[ひたち (列車)|ときわ号]])に対し、駅員が特急券の回収を行う場合がある<ref>2023年3月31日ときわ号84号(水戸20:52着)到着時に確認</ref>|date=2023年4月17日 (月) 10:55 (UTC)}}


構内上り方の南側には、JR貨物の[[隅田川駅#駅構内改良工事|隅田川機関区]]水戸派出(乗務員基地。旧水戸機関区)や水戸営業所が入居する総合事務所がある<ref name="shin199640">『首都圏の車両基地2』 SHIN企画発行、機芸出版社発売、1996年、pp.40-41</ref>。また、7・8番線ホームの上り方にはJR東日本[[水戸運輸区]]所管の機関車留置線や仕業検査庫があり、旅客駅西方に約1km離れた[[#貨物駅|貨物取扱施設]]の南側にも同区所管の気動車収容線(おもに水郡線運用車両を留置)がある<ref name="shin199640"/>。かつては8番線の南側に旅客電車用の電留線があったが、水戸駅南口土地区画整理事業により[[2006年]][[3月18日]]に[[内原駅]]西方の[[内原電留線]]に移転し、跡地には[[駐車場]]が整備された。
構内上り方の南側には、JR貨物の[[隅田川駅#駅構内改良工事|隅田川機関区]]水戸派出(乗務員基地。旧水戸機関区)や水戸営業所が入居する総合事務所がある<ref name="shin199640">『首都圏の車両基地2』 SHIN企画発行、機芸出版社発売、1996年、pp.40-41</ref>。また、7・8番線ホームの上り方にはJR東日本[[水戸運輸区]]所管の機関車留置線や仕業検査庫があり、旅客駅西方に約1km離れた[[#貨物駅|貨物取扱施設]]の南側にも同区所管の気動車収容線(おもに水郡線運用車両を留置)がある<ref name="shin199640"/>。かつては8番線の南側に旅客電車用の電留線があったが、水戸駅南口土地区画整理事業により[[2006年]][[3月18日]]に[[内原駅]]西方の[[内原電留線]]に移転し、跡地には[[駐車場]]が整備された。
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改札口上部の[[発車標]]は、[[2007年]][[1月26日]]より[[フルカラー]][[発光ダイオード|LED]]式に交換された。
改札口上部の[[発車標]]は、[[2007年]][[1月26日]]より[[フルカラー]][[発光ダイオード|LED]]式に交換された。


7・8番線ホーム東寄りには、かつて「[[ひたち (列車)|フレッシュひたち]]」で使用されていた[[JR東日本E653系電車|E653系]]車両を模した「[[NewDays]]」が設置されている{{sfn|朝日|2013|p=9}}。下部の色は、K301,305編成の色である、[[偕楽園]]の[[ウメ|梅]]をイメージしたスカーレットブロッサムである。2013年[[3月16日]]以降E653系での運行はないのの、そのままの姿で営業を継続している。
7・8番線ホーム東寄りには、かつて「[[ひたち (列車)|フレッシュひたち]]」で使用されていた[[JR東日本E653系電車|E653系]]車両を模した「[[NewDays]]」が設置されている{{sfn|朝日|2013|p=9}}。下部の色は、K301及びK305編成の色である、[[偕楽園]]の[[ウメ|梅]]をイメージしたスカーレットブロッサムである。E653系定期運行を終了した2013年[[3月16日]]以降も、そのままの姿で営業を継続している。


2014年9月から2015年3月にかけて、改札内リニューアル工事が行われた<ref group="報道">{{Cite press release|和書|url=https://www.jrmito.com/press/140912/20140912_press02.pdf|title=水戸駅改札内が生まれ変わります|format=PDF|publisher=東日本旅客鉄道水戸支社|date=2014-09-12|accessdate=2015-10-18|archiveurl=https://web.archive.org/web/20140912225333/http://www.jrmito.com/press/140912/20140912_press02.pdf|archivedate=2014-09-13|deadlinkdate=2020-05-30}}</ref>。また、2020年11月13日には、みどりの窓口横に、地元地域の魅力発信を行うイベントスペース「常磐・水郡MADE STATION」が開業した<ref group="報道">{{Cite press release|和書|url=http://www.jrmito.com/press/201111/press_01.pdf|title=水戸駅に地域の魅力を発信するイベントスペースがオープンします!|format=PDF|publisher=東日本旅客鉄道水戸支社、水戸ステーション開発|date=2020-11-11|accessdate=2020-11-11|archiveurl=https://web.archive.org/web/20201111060448/http://www.jrmito.com/press/201111/press_01.pdf|archivedate=2020-11-11}}</ref><ref group="新聞">{{Cite news|url=https://mainichi.jp/articles/20201203/ddl/k08/040/174000c|title=地域の魅力発信へ、イベントスペース 水戸駅にオープン /茨城|newspaper=毎日新聞|date=2020-12-03|accessdate=2020-12-20|archiveurl=https://web.archive.org/web/20201220043804/https://mainichi.jp/articles/20201203/ddl/k08/040/174000c|archivedate=2020-12-20}}</ref>。
2014年9月から2015年3月にかけて、改札内リニューアル工事が行われた<ref group="報道">{{Cite press release|和書|url=https://www.jrmito.com/press/140912/20140912_press02.pdf|title=水戸駅改札内が生まれ変わります|format=PDF|publisher=東日本旅客鉄道水戸支社|date=2014-09-12|accessdate=2015-10-18|archiveurl=https://web.archive.org/web/20140912225333/http://www.jrmito.com/press/140912/20140912_press02.pdf|archivedate=2014-09-13|deadlinkdate=2020-05-30}}</ref>。また、2020年11月13日には、みどりの窓口横に、地元地域の魅力発信を行うイベントスペース「常磐・水郡MADE STATION」が開業した<ref group="報道">{{Cite press release|和書|url=http://www.jrmito.com/press/201111/press_01.pdf|title=水戸駅に地域の魅力を発信するイベントスペースがオープンします!|format=PDF|publisher=東日本旅客鉄道水戸支社、水戸ステーション開発|date=2020-11-11|accessdate=2020-11-11|archiveurl=https://web.archive.org/web/20201111060448/http://www.jrmito.com/press/201111/press_01.pdf|archivedate=2020-11-11}}</ref><ref group="新聞">{{Cite news|url=https://mainichi.jp/articles/20201203/ddl/k08/040/174000c|title=地域の魅力発信へ、イベントスペース 水戸駅にオープン /茨城|newspaper=毎日新聞|date=2020-12-03|accessdate=2020-12-20|archiveurl=https://web.archive.org/web/20201220043804/https://mainichi.jp/articles/20201203/ddl/k08/040/174000c|archivedate=2020-12-20}}</ref>。
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=== 発車メロディ ===
=== 発車メロディ ===
[[新宿駅]]・[[渋谷駅]]・[[仙台駅]]に続きJR東日本で4番目[[発車メロディ]]導入駅で、当時の新宿駅渋谷駅と同様に[[ヤマハ|YAMAHA]]が製作した曲が使用されている新宿駅渋谷駅は放送機器更新に伴って当初のメロディは消滅しており、YAMAHAのメロディを継続して使用しているのは当駅のみである。
[[新宿駅]]・[[渋谷駅]]・[[仙台駅]]に続きJR東日本で4番目となる[[発車メロディ]]導入駅であり、当時の新宿駅渋谷駅と同様に[[ヤマハ|YAMAHA]]が製作した曲が使用されているが、新宿駅渋谷駅は放送機器更新に伴って当初のメロディは消滅しており、YAMAHAのメロディを継続して使用しているのは当駅のみである。
* 曲名(曲のイメージ)は以下の通り。
* 曲名(曲のイメージ)は以下の通り。
** 1・2番線 - 「初夏の雪解けの小川のせせらぎ」
** 1・2番線 - 「初夏の雪解けの小川のせせらぎ」
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** 7番線 - 「太平洋の海岸での生命の誕生」
** 7番線 - 「太平洋の海岸での生命の誕生」
* 1 - 6番線は[[ワンマン運転|ワンマン列車]]の場合、駅のメロディは流さず、車両搭載のベルまたはメロディを使用する。
* 1 - 6番線は[[ワンマン運転|ワンマン列車]]の場合、駅のメロディは流さず、車両搭載のベルまたはメロディを使用する。
* 8番線は[[五感工房]]の「JR-SH5-3」が使用されていた大洗鹿島線はすべてワンマン化したため今は流れな
* 8番線は[[五感工房]]の「JR-SH5-3」が使用されていたが、現在の大洗鹿島線は、全列車がワンマン化により、流れなくなった
* 1・2・8番線以外のフルコーラスは非常に長いため、最後まで流れることは滅多にない。
* 1・2・8番線以外のフルコーラスは非常に長いため、最後まで流れることは滅多にない。



2023年4月17日 (月) 10:55時点における版

水戸駅
北口駅ビル「EXCEL」(2023年3月)
みと
Mito
地図
所在地 茨城県水戸市宮町一丁目1-1
北緯36度22分15.25秒 東経140度28分33.86秒 / 北緯36.3709028度 東経140.4760722度 / 36.3709028; 140.4760722座標: 北緯36度22分15.25秒 東経140度28分33.86秒 / 北緯36.3709028度 東経140.4760722度 / 36.3709028; 140.4760722
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
日本貨物鉄道(JR貨物)
鹿島臨海鉄道
電報略号 ミト
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 4面8線[1]
乗車人員
-統計年度-
(JR東日本)-2021年-
22,843人/日(降車客含まず)
(鹿島臨海鉄道)-2019年-
1,977人/日(降車客含まず)
乗降人員
-統計年度-
(鹿島臨海鉄道)-2018年-
4,109人/日
開業年月日 1889年明治22年)1月16日
乗入路線 4 路線
所属路線 常磐線(JR東日本)
水戸線直通含む)
キロ程 115.3 km(日暮里起点)
偕楽園* (- km)
◄◄赤塚 (6.0 km)
(5.8 km) 勝田
所属路線 水郡線(JR東日本)
キロ程 0.0 km(水戸起点)
(1.9 km) 常陸青柳
所属路線 鹿島臨海鉄道大洗鹿島線
キロ程 0.0 km(水戸起点)
(3.8 km) 東水戸
備考 共同使用駅(JR東日本の管轄駅)
直営駅管理駅
みどりの窓口
*:偕楽園駅の営業キロは設定なし
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南口駅ビル「エクセルみなみ」(2023年3月)

水戸駅(みとえき)は、茨城県水戸市宮町一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)・鹿島臨海鉄道である[1]

概要

県庁所在地水戸市の中心駅であり、同市中心市街地、偕楽園[2]茨城県立歴史館[3]弘道館[4]千波湖[5]の最寄駅である。1889年(明治28年)1月、水戸鉄道の駅として開業し、その後、太田鉄道(現・水郡線)、茨城交通水浜線1966年(昭和41年)6月1日廃止)、鹿島臨海鉄道大洗鹿島線が開通している。現在の駅ビル「EXCEL」開業前は、水戸観光デパートが営業していた[6]

乗り入れ路線

JR東日本・JR貨物常磐線(JR東日本が第一種鉄道事業、JR貨物が第二種鉄道事業)、JR東日本水郡線、鹿島臨海鉄道大洗鹿島線が乗り入れている。 JRは、常磐線を所属線[7]としている。また、昼間時間帯を除き、友部駅を終点とする水戸線の一部の列車が同駅から常磐線経由で乗り入れている。水郡線と大洗鹿島線は当駅を起点としている。常磐線で運転されている特急「ひたち」「ときわ」土浦駅発着を除く)の全列車が停車する。途中駅である常磐線も当駅が運行上の境界駅となっており、当駅発着の列車も多く設定されている(ただし、品川・上野・土浦方面及び水戸線は北隣の勝田駅発着の列車も多い。そのため、当駅 - 勝田駅の1駅区間は若干列車運行本数が多くなっている)。

歴史

水戸駅周辺の空中写真(1986年10月撮影)
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅構造

直営駅駅長助役配置)となっており、水戸営業統括センター所在駅。水戸営業統括センターとして、常磐線岩間駅 - 偕楽園駅水戸線小田林駅 - 宍戸駅水郡線常陸青柳駅 - 静駅および常陸太田支線南酒出駅 - 常陸太田駅を管理する[15]島式ホーム4面8線を有する地上駅。ホームは1番線から8番線まであり、2番線と3番線、4番線と5番線の間に各1本の中線が、8番線の南側には貨物列車用の8本の側線がある。1番線と8番線はホームの東側(改札外から見て手前側)しか使用しない。特に1番線は東側の階段の手前で線路が行き止まりになっている。常磐線は、上下のいずれも3 - 6番線に入線できる配線になっており、終着列車は一部の回送列車を除いて折り返し発車する方向のホームに入線する。各ホームには、エスカレーター[新聞 4]・エレベーターがある。JR水戸駅の事務管コードは▲421116である[16]

橋上駅舎を備え、構内北側には7階建ての駅ビルEXCEL(エクセル)」、南側にはビックカメラを核テナントとした駅ビル「エクセルみなみ」がある。自動券売機・多機能発売機・指定席券売機・みどりの窓口Suica対応自動改札機が設置されている。

JR東日本と鹿島臨海鉄道は改札を共用しており、鹿島臨海鉄道の改札業務はJR東日本に委託している。以前は7・8番線ホームとの間には中間改札口が設置されており、7番線から発車する特急列車に有効な特急券または大洗鹿島線に有効な乗車券類を所持していないと入場できなかったが、現在は撤去されている。中間改札廃止後も、自由席特急券を発売する出札小屋が残っていたが、特急の全車指定席化により閉鎖・撤去(末期はJR東日本ステーションサービス委託)され、指定席券売機に移行された。また、ここには簡易Suica改札機が設置されており、JRと鹿島臨海鉄道相互間の乗り換えの際にタッチすることで改札外に出る手間を省略できる(鹿島臨海鉄道ではICカード利用不可)。尚、上り特急列車降車客(特に勝田始発のときわ号)に対し、駅員が特急券の回収を行う場合がある[17][要出典]

構内上り方の南側には、JR貨物の隅田川機関区水戸派出(乗務員基地。旧水戸機関区)や水戸営業所が入居する総合事務所がある[18]。また、7・8番線ホームの上り方にはJR東日本水戸運輸区所管の機関車留置線や仕業検査庫があり、旅客駅西方に約1km離れた貨物取扱施設の南側にも同区所管の気動車収容線(おもに水郡線運用車両を留置)がある[18]。かつては8番線の南側に旅客電車用の電留線があったが、水戸駅南口土地区画整理事業により2006年3月18日内原駅西方の内原電留線に移転し、跡地には駐車場が整備された。

改札口上部の発車標は、2007年1月26日よりフルカラーLED式に交換された。

7・8番線ホーム東寄りには、かつて「フレッシュひたち」で使用されていたE653系車両を模した「NewDays」が設置されている[19]。下部の色は、K301及びK305編成の色である、偕楽園をイメージしたスカーレットブロッサムである。E653系定期運行を終了した2013年3月16日以降も、そのままの姿で営業を継続している。

2014年9月から2015年3月にかけて、改札内リニューアル工事が行われた[報道 4]。また、2020年11月13日には、みどりの窓口横に、地元地域の魅力発信を行うイベントスペース「常磐・水郡MADE STATION」が開業した[報道 5][新聞 8]

のりば

番線 路線 方向 行先 備考
1・2 水郡線 下り 上菅谷常陸太田常陸大宮袋田常陸大子郡山方面[20]  
3・4 常磐線 日立いわき仙台方面[20] 特急は4番線
5・6 常磐線
上野東京ライン
上り 友部土浦上野東京品川方面[20]  
水戸線 笠間下館小山方面[20]  
7 常磐線(特急)
(上野東京ライン)
土浦・上野・東京・品川方面[20] 特急「ひたち」・「ときわ」が使用
8 大洗鹿島線 下り 大洗新鉾田鹿島神宮方面  

(出典:JR東日本:駅構内図

発車メロディ

新宿駅渋谷駅仙台駅に続きJR東日本で4番目となる発車メロディ導入駅であり、当時の新宿駅・渋谷駅と同様にYAMAHAが製作した曲が使用されているが、新宿駅・渋谷駅は、放送機器更新に伴って当初のメロディは消滅しており、YAMAHAのメロディを継続して使用しているのは当駅のみである。

  • 曲名(曲のイメージ)は以下の通り。
    • 1・2番線 - 「初夏の雪解けの小川のせせらぎ」
    • 3・4番線 - 「日本庭園の水と草木」
    • 5・6番線 - 「大都会の雑踏の中で聞こえるチャイム」
    • 7番線 - 「太平洋の海岸での生命の誕生」
  • 1 - 6番線はワンマン列車の場合、駅のメロディは流さず、車両搭載のベルまたはメロディを使用する。
  • 8番線は五感工房の「JR-SH5-3」が使用されていたが、現在の大洗鹿島線は、全列車がワンマン化により、流れなくなった。
  • 1・2・8番線以外のフルコーラスは非常に長いため、最後まで流れることは滅多にない。

駅弁

ローズポーク 豚べん[21]

国鉄時代から、「太平館」・「芝田屋弁当部」・「鈴木屋」の3社で長年にわたり駅弁を製造販売していた。2000年以降、太平館・芝田屋弁当部が撤退、鈴木屋は「印籠弁当」などの目玉商品があったが、2010年に廃業した[新聞 9]。その後、2011年に水戸市内で飲食店を運営する業者「しまだ」がNREと新たに駅弁を開発し「常陸之國美味紀行」・「牛べん」・「豚べん」・「磯べん」・「昔おにぎり」の5種を販売[新聞 10]し、2013年10月には「印籠弁当」が復活した(大洗駅の駅弁屋「お弁当の万年屋」(こうじや)が販売)。この他にもNREの駅弁(東京駅新宿駅大宮駅品川駅千葉駅八王子駅と同じ)も販売している他、ひたちなか市にある「大水」の「またべえ焼き鯖すし」も販売している。主な駅弁は下記の通り[22]

  • 印籠弁当

貨物駅

JR貨物の設備は旅客ホームから1kmほど西側の水戸市常磐町6234(千波湖付近)にあり、3面4線のコンテナホームがある。荷役線は200メートルほどと短い。また、1線のホームは上屋付きの貨物ホームとなっている。荷役線は、旅客ホーム付近から偕楽園駅東側へ伸びる引き上げ線より旅客ホーム方面に向かって分岐している。

駅構内の貨車入換と駅業務は、福島臨海鉄道が受託していた。

2012年3月のダイヤ改正で定期貨物列車の停車が無くなり、水戸オフレールステーション(略称、水戸ORS)が開設された。2014年3月15日改正時点では、土浦駅との間で2往復のトラック便が運行されている[23]

利用状況

  • 水戸駅(大洗鹿島線の利用者を含む)の乗降客数は一日6万人[24]
    • JR東日本 - 2021年度(令和3年度)の1日平均乗車人員は22,843人である[JR 1]
    • 鹿島臨海鉄道 - 2019年度(令和元年度)の1日平均乗車人員は1,977人である[鹿島臨海 1]

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。

1日平均乗車人員推移
年度 JR東日本 鹿島臨海鉄道
2000年(平成12年) 30,421[JR 2]  
2001年(平成13年) 30,161[JR 3]  
2002年(平成14年) 29,561[JR 4] 2,583
2003年(平成15年) 28,936[JR 5] 2,418
2004年(平成16年) 29,034[JR 6] 2,330
2005年(平成17年) 29,216[JR 7] 2,369
2006年(平成18年) 28,859[JR 8] 2,321
2007年(平成19年) 28,513[JR 9] 2,284
2008年(平成20年) 28,284[JR 10] 2,261
2009年(平成21年) 27,896[JR 11] 2,185
2010年(平成22年) 27,109[JR 12] 2,134
2011年(平成23年) 26,699[JR 13] 1,718[鹿島臨海 2]
2012年(平成24年) 28,041[JR 14] 1,926[鹿島臨海 3]
2013年(平成25年) 29,040[JR 15] 2,004[鹿島臨海 3]
2014年(平成26年) 28,782[JR 16] 1,977[鹿島臨海 3]
2015年(平成27年) 29,767[JR 17] 2,037[鹿島臨海 3]
2016年(平成28年) 30,034[JR 18] 2,082[鹿島臨海 3]
2017年(平成29年) 30,148[JR 19] 2,060[鹿島臨海 4]
2018年(平成30年) 29,889[JR 20] 2,064[鹿島臨海 5]
2019年(令和元年) 29,172[JR 21] 1,977[鹿島臨海 1]
2020年(令和02年) 22,175[JR 22]
2021年(令和03年) 22,843[JR 1]

駅周辺

水戸芸術館
水戸芸術館
MYM(丸井水戸店)
MYM(丸井水戸店)
千波湖
千波湖
水戸サウスタワー
水戸サウスタワー

北口

史跡・名所

宿泊施設

商業施設

公共施設・官公署

教育施設

郵便局

南口

史跡・名所

宿泊施設

  • ホテルテラス・ザ・ガーデン
  • ダイワロイネットホテル水戸
  • ホテルレイクビュー水戸
  • プレジデントホテル水戸
  • アパホテル水戸駅前
  • コートホテル水戸
  • スマイルホテル水戸
  • 水戸プリンスホテル
  • 東横イン 水戸駅南口

商業施設

公共施設・官公署

教育施設

郵便局
  • 水戸市役所前郵便局

バス路線

一般路線バスは茨城交通関東鉄道関鉄グリーンバスの3社が乗り入れている。

2020年3月31日まではJRバス関東の一般路線バスも運行していた。

少し離れた中心街(泉町・大工町)方面へは頻発運転している。茨城大学前方面、常磐大学赤塚駅方面、偕楽園方面、県庁方面も本数が多い。長距離路線では城里町常陸大宮市東海村方面、茨城町方面へ向かう路線もある。

北口に茨城交通と関東鉄道の窓口、南口にJRバス関東の窓口と待合所があり、路線バスの定期券・回数券・高速バスのツインチケットなどの販売や案内を行っている。

北口

北口バスターミナル
(2009年9月)
3番のりば
4番のりば
5番のりば
  • 関東鉄道
    • 常磐大学前経由赤塚駅南口行
  • 茨城交通
    • 双葉台二丁目行
    • 1:赤塚駅行、河和田団地車庫行
    • 5・11:茨大前営業所
    • 23:赤塚駅南口行、河和田団地車庫行
    • 23E:(特急)赤塚駅南口行
    • 31:双葉台二丁目/双葉台五丁目行
    • 74:イオンモール水戸内原
    • 81:赤塚駅行
6番のりば
  • 関東鉄道・関鉄グリーンバス
7番のりば
8番のりば
9番のりば
  • 高速バス
    • みと号」(赤塚ルート、茨大ルート) 東京駅日本橋口行(茨城交通・関東鉄道・JRバス関東)
    • 「TMライナー」つくばセンター行(関東鉄道・関鉄観光バス)※平日は降車専用、土日祝日は乗車専用でつくばセンター行のみ

南口

2番のりば

  • 茨城交通
    • 浜田営業所行
    • 桜川車庫行
  • 関東鉄道
    • イオンタウン水戸南
    • 笠原循環
    • けやき台団地行
    • 県自動車学校行
    • 中水門橋東行
    • 水戸医療センター行
    • 水戸市役所行
    • 本郷・払沢循環
    • 吉沢車庫行
    • 水戸工業高校前行
3番のりば
  • 関東鉄道・茨城交通
    • 県庁シャトルバス(直行)
  • 関東鉄道
    • 石岡駅行
    • 県庁シャトルバス
    • 市立競技場
    • 植物公園行
    • 水戸駅北口行
4番のりば
5番のりば
  • 高速バス
    • 「みと号」(赤塚ルート・県庁ルート・茨大ルート)東京駅日本橋口行(茨城交通・関東鉄道・JRバス関東)

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
常磐線(水戸線直通含む)
普通
赤塚駅 - *(偕楽園駅 - 水戸駅 - 勝田駅
*偕楽園駅は下り列車のみ停車可能
水郡線
水戸駅 - 常陸青柳駅
鹿島臨海鉄道
大洗鹿島線
水戸駅 - 東水戸駅

脚注

記事本文

注釈

  1. ^ 当初は4月20日開業の予定であったが、震災の影響で繰り下げとなった[新聞 7]
  2. ^ 鉄道貨物協会『貨物時刻表』において、2012年度版よりオフレールステーションとして記載されている。
  3. ^ 株式会社丸井グループ公式ホームページに、『丸井水戸店閉店のご挨拶』掲載.(2019年2月26日閲覧)

出典

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  5. ^ 千波湖アクセス - 水戸市公式ホームページ
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報道発表資料
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新聞記事
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利用状況

JR東日本

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鹿島臨海鉄道

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参考文献

  • 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日。ISBN 978-4-533-02980-6 
  • 『週刊 JR全駅・全車両基地』 42号 水戸駅・常陸太田駅・高萩駅ほか74駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年6月9日。 

関連項目

外部リンク

JR東日本
鹿島臨海鉄道
バス