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那珂川駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
那珂川駅
なかがわ
Nakagawa
水戸 (1.1 km)
所在地 茨城県水戸市
北緯36度22分25.5秒 東経140度29分14.4秒 / 北緯36.373750度 東経140.487333度 / 36.373750; 140.487333座標: 北緯36度22分25.5秒 東経140度29分14.4秒 / 北緯36.373750度 東経140.487333度 / 36.373750; 140.487333
所属事業者 日本国有鉄道
所属路線 常磐線(貨物支線)
キロ程 1.1 km(水戸起点)
駅構造 地上駅
開業年月日 1890年(明治23年)11月26日[1]
廃止年月日 1984年(昭和59年)2月1日[1]
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那珂川駅(なかがわえき)は、かつて茨城県水戸市にあった日本国有鉄道(国鉄)常磐線貨物支線)の貨物駅廃駅)である。

概要

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1890年(明治23年)に水戸鉄道(初代)によって開設された貨物駅である。開業前年の4月5日、水戸を訪れた正岡子規が、敷設工事の様子を『水戸紀行』に記している。那珂川の水運と鉄道輸送の結節点として機能したが、1984年(昭和59年)に廃止された。営業キロは、水戸駅起点1.1km。当駅につながる貨物支線は廃止まで非電化であった。

駅用地の奥には水戸鉄道学園(職員研修施設)が設置されており、研修に使われる車両が当駅への貨物支線を使って搬入されていた。公式には貨物支線の廃止は1984年(昭和59年)だが、水戸鉄道学園の廃止は1987年(昭和62年)であり、その頃まで使われていた。

歴史

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隣の駅

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日本国有鉄道
常磐線(貨物支線)
水戸駅 - (貨)那珂川駅

跡地

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跡地には、水戸中央郵便局建て替え工事に伴い、仮設プレハブ局舎(郵便課・集配課作業棟)が設置された。局舎撤去後、1988年(昭和63年)に水戸市営城東住宅A棟が、1992年(平成4年)に同住宅B棟が建てられている。その隣には、それまで水戸駅南口にあったJRバス関東水戸支店1990年(平成2年)に当地へ移転している。JRバス関東水戸支店となったのは当駅跡地の3割程度で、残りは水戸鉄道学園の跡地なのだが、もともとは水戸鉄道学園も当駅の敷地内に設置されたものである。

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、438頁。ISBN 978-4-533-02980-6 

関連項目

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