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「SoftBank 202K」の版間の差分

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'''DIGNO R 202K'''(ディグノ アール ニーマルニケー)は、[[京セラ]]によって開発された、[[ソフトバンクモバイル]](現・[[ソフトバンク]])の[[第3.9世代移動通信システム]]([[SoftBank 4G]])[[端末]]である。[[SoftBank X|SoftBank スマートフォン]]シリーズのひとつ。OSは[[Android|Android 4.2]]を搭載している。
'''DIGNO R 202K'''(ディグノ アール ニーマルニケー)は、[[京セラ]]によって開発された、[[ソフトバンクモバイル]](現・[[ソフトバンク]])の[[第3.9世代移動通信システム]]([[SoftBank 4G]])[[端末]]である。[[SoftBank X|SoftBank スマートフォン]]シリーズのひとつ。OSは[[Android (オペレーティングシステム)|Android 4.2]]を搭載している。


== 概要 ==
== 概要 ==

2020年9月6日 (日) 07:55時点における版

京セラ > DIGNO > SoftBank 202K
ソフトバンクモバイル DIGNO R SoftBank 202K
キャリア ソフトバンクモバイル
製造 京セラ
発売日 2013年7月5日
概要
OS Android 4.2
CPU Qualcomm
Snapdragon S4 MSM8960 1.5GHz(デュアルコア)
音声通信方式 SoftBank 3GW-CDMA900MHz帯対応)
GSM
データ通信方式 SoftBank 4G(AXGP)
EDGE
IEEE 802.11a/b/g/n(Wi-Fi認証)
形状 ストレート型
サイズ 122 × 60 × 10.4 mm
質量 約94 g
連続通話時間 3G:約780分
GSM:約510分
連続待受時間 AXGP:約350時間
3G:約500時間
GSM:約420時間
充電時間 約190分
内部メモリ RAM:1.5GB
ROM:16GB
外部メモリ microSD
(最大2GB)
microSDHC
(最大32GB)
日本語入力 iWnn
FeliCa あり
赤外線通信機能 あり
Bluetooth 4.0
放送受信機能 ワンセグ対応
メインディスプレイ
方式 TFT
解像度 HD
(1280×720ドット)
340ppi
サイズ 4.3インチ
表示色数 約1677万色
サブディスプレイ
なし
メインカメラ
画素数・方式 約810万画素裏面照射型CMOS
機能 オートフォーカス
フルハイビジョン動画撮影 (1080p)
オートブラケット撮影
デジタル手ぶれ補正
顔検出
HDR撮影
サブカメラ
画素数・方式 約32万画素CMOS
カラーバリエーション
ターコイズグリーン
ピンク
ブラック
ホワイト
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

DIGNO R 202K(ディグノ アール ニーマルニケー)は、京セラによって開発された、ソフトバンクモバイル(現・ソフトバンク)の第3.9世代移動通信システムSoftBank 4G端末である。SoftBank スマートフォンシリーズのひとつ。OSはAndroid 4.2を搭載している。

概要

DIGNOシリーズとしては初となるソフトバンクモバイル向け端末である[注 1]

本体内部構造に用いられるマグネシウム合金製フレームと、筐体一体成形バッテリー、基板・各デバイスの小型化、最適配置などにより、筐体強度を確保しつつ、スマートフォンにおいて世界最軽量となる約94gの質量を実現している[注 2]。また前述の、基板・各デバイスの小型化、最適配置にくわえ、LCD周りを狭額縁設計としたことで、4.3インチLCDを搭載しながらも幅寸法を60mmに抑えている。LCD部に旭硝子 (AGC) (現・AGC)製の強化ガラス“Dragontrail”のカスタム(0.4mm厚)品を使用することで、軽量かつ高い耐久性(おもに対擦過性・硬度)を実現している。これらのアプローチにより生まれた軽量かつコンパクトな筐体は、片手でも扱いやすく、服の胸ポケットにもスムースに収まる。

本製品には受話口(レシーバー)が搭載されておらず、そのかわりに、LCD部を圧電素子により振動させることで受話音を発する“SMART SONIC RECEIVER(スマート ソニック レシーバー)[注 3]”が搭載されている。これにより、耳に当てる位置を気にせず通話ができ、また雑踏の中などで耳を覆うようにディスプレイ部を当てれば、周囲の騒音を遮蔽しつつ明瞭に通話ができる。

バッテリーの利用可能時間を延ばす省電力化技術のひとつとして、加速度センサを応用した「インテリジェントWi-Fi」を搭載する。センサで加速度が検知され、端末が移動中であると判定されると、無線LANアクセスポイントの検索を中止するか、あるいは通信方式を無線LANから3G/4Gパケット通信に切り替えて、通信の安定化と無駄な電力消費の抑制を図ろうとする。

前述の加速度センサにくわえ、LCD照度センサ、気圧センサ[注 4]、近接センサ[注 5]など、多くのセンサデバイスが搭載されている。

カメラ機能に関しては、特に目立った高スペックではないが、メインカメラに有効画素数810万画素の裏面照射型CMOSセンサーを、サブカメラに有効画素数32万画素CMOSセンサーをそれぞれ搭載する。メインカメラでは、セルフタイマー、マクロ撮影、コンティニュアスAF、顔優先AF/AE、笑顔検出シャッター、エフェクト撮影、シーンセレクション、HDR撮影、15枚連写、オートブラケット撮影[注 6]、背景ぼかし撮影、フルHD動画撮影といった、トレンドを押さえた撮影機能は一通り用意されている。

バッテリー容量は1,800mAhである。ユーザ自身で取り外すことはできない。

なお、外部メモリを利用する際には同梱されるmicroSDカードリーダーを使用する必要があり、ワンセグ放送視聴時には同梱のアンテナを繋ぐ必要があるなど、製品仕様ゆえの制約もある。

搭載アプリ

  • 機能音声検索アプリ「すぐこえ」

その他機能

主な対応サービス
タッチパネル HD液晶 4.3インチ フルブラウザ SoftBank 4G [注 7]
バッテリー容量 1800mAh テザリング WiFi GPS
810万画素カメラ ワンセグ デジタルオーディオプレーヤー おサイフケータイNFC
Bluetooth 赤外線通信 緊急速報メール 防水/防塵

歴史

脚注

注釈

  1. ^ これまで京セラは同キャリアに向け2機種供給しているが、いずれもHONEY BEEシリーズである。
  2. ^ 2013年4月1日時点で既発売の防水対応スマートフォンにおいて、世界最軽量(株式会社ネオマーケティング調べ)。
  3. ^ 京セラ株式会社の登録商標。
  4. ^ デイリーステップ(京セラ株式会社の登録商標)のデータロガーのひとつとして利用。
  5. ^ LCDモジュール表面とその前にある物体との距離を計測し、両者の距離が至近である場合に通話中と判定し、LCD照度を低下させ、ソフトキー操作を無効化する機能のオン・オフに利用。
  6. ^ 1回の撮影操作で3種類の露出パターンに変化させた画像を3枚生成する。
  7. ^ 受信:76Mbps/送信:10Mbps

出典

  1. ^ 2013年夏商戦向け新商品について”. プレスリリース. ソフトバンクモバイル株式会社 (2013年5月7日). 2017年3月22日閲覧。
  2. ^ 京セラ製スマートフォン「DIGNO®R (ディグノ アール)SoftBank 202K」新登場”. ニュースリリース. 京セラ株式会社 (2013年5月7日). 2017年3月22日閲覧。
  3. ^ 世界最軽量の防水スマートフォン「DIGNO® R 202K」7月5日発売”. プレスリリース. ソフトバンクモバイル株式会社 (2013年7月3日). 2017年3月22日閲覧。

関連項目

外部リンク