コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

SO-03F

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
NTTドコモ Xperia Z2 SO-03F

グローバルモデルとしてのXperia Z2
(日本モデルはSONYのロゴが画面下部に配置されており、画面上部には「NTT docomo Xi」、背面に「XPERIA」と刻印されている。)
キャリア NTTドコモ
製造 ソニーモバイルコミュニケーションズ
発売日 2014年5月21日
概要
OS Android 4.4.4→5.0.2
CPU Qualcomm
Snapdragon 801
MSM8974AB 2.3GHz
(クアッドコア)
音声通信方式 3.9GVoLTE(LTE)
3GFOMA(W-CDMA)
2GGSM
データ通信方式 3.9GXi
3GFOMA(HSDPAHSUPA)
2GGSM
無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)
形状 ストレート型
サイズ 147 × 73 × 8.2 mm
質量 約163 g
連続通話時間 約1160分(LTE)
約930分(3G)
約810分(GSM)
連続待受時間 約650時間(静止時・3G)
約570時間(静止時・LTE)
約570時間(静止時・GSM)
充電時間 約160分(ACアダプタ05使用時)
約180分(ACアダプタ04使用時)
バッテリー 3200mAh
取り外し不可
内部メモリ ROM:32GB
RAM:3GB
外部メモリ microSD
(最大2GB・ドコモ発表)
microSDHC
(最大32GB・ドコモ発表)
microSDXC
(最大128GB・ドコモ発表)
日本語入力 POBox Plus
FeliCa FeliCa/NFC
赤外線通信機能 なし
テザリング Wi-Fi:10台
Bluetooth:5台
USB:1台
Bluetooth 4.0[1]
放送受信機能 ワンセグ
フルセグ(録画不可、データ放送対応)
FMラジオ
外部接続 microUSB
MHL 3.0
ヘッドセット接続端子
備考 1. 実使用時間:約79.2時間
2. 最大192kHz/24bitによるハイレゾ音源の再生機能に標準で対応[2]
メインディスプレイ
方式 TFT
トリルミナスディスプレイ for mobile
IPS方式
解像度 FHD
(1920×1080ドット
サイズ 5.2インチ
表示色数 約1677万色
サブディスプレイ
なし
メインカメラ
画素数・方式 約2070万画素裏面照射積層型CMOS
Exmor RS for mobile
機能 顔検出AF
2160p撮影機能
手ブレ補正
タイムシフトビデオ
ARエフェクト
サブカメラ
画素数・方式 約220万画素裏面照射型CMOS
Exmor R for mobile
カラーバリエーション
Purple
Black
White
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

ドコモ スマートフォン Xperia Z2 SO-03F(ドコモ スマートフォン エクスペリア ゼットツー エスオーゼロサンエフ)は、ソニーモバイルコミュニケーションズによって開発された、NTTドコモ第3.9世代移動通信システムXi)と第3世代移動通信システムFOMA)のデュアルモード端末である。ドコモ スマートフォン(第2期)のひとつ。

概要

[編集]

Xperia Z1 SO-01Fの後継機種で、グローバルモデルであるXperia Z2の日本国内ローカライズモデルとなる。

デザインはXperia ZやXperia Z1を継承しており、画面サイズはZ1の5.0インチから5.2インチへとスペックアップしている。また、カメラに関してはZ1の同等の2070万画素のExmor RS for mobileとなっているが、新たに4K動画の撮影が可能となった。

他にも、日本独自機能としてワンセグ・フルセグ・NOTTV・おサイフケータイに対応しているが、現行の日本国内向けのXperiaシリーズと同じく赤外線通信には対応していない。

OSはAndroid 4.4を搭載している。グローバルモデルに関しては既にAndroid 6.0へアップデート可能だが、日本版である本機種は、2015年7月28日に配信されたAndroid 5.0へのOSアップデートをもって終了した。日本版で5.0へのアップデート直後は、テレビの不具合が見つかったため、一時中断していたが、9月15日に再開された。

キャッチコピーは「感覚を揺さぶるエンターテインメント体験を、フラッグシップモデルで。」

防水規格はIPX5/8で、水深1.5メートルに30分沈めても、正常に動作する性能が示されている。

搭載アプリ

[編集]

PC連携アプリケーション

  • PC Companion
  • Sony Bridge for Mac

プリインストールアプリケーション

主な機能

[編集]
主な対応サービス
タッチパネル/加速度センサー Xi[3]/FOMAハイスピード[4]/VoLTE Bluetooth DCMX/おサイフケータイ/NFC/かざしてリンク/赤外線/トルカ
ワンセグ[5]/フルセグ[6]/モバキャス[7] メロディコール テザリング WiFi IEEE802.11a/b/g/n/ac
GPS ドコモメール/電話帳バックアップ デコメール/デコメ絵文字/デコメアニメ iチャネル
エリアメール/ソフトウェアーアップデート自動更新 デジタルオーディオプレーヤー(WMAMP3他) GSM/3Gローミング(WORLD WING) フルブラウザ/Flash Player
Google Play/dメニュー/dマーケット Gmail/Google Talk/YouTube/Picasa バーコードリーダ/名刺リーダ ドコモ地図ナビ/ドコモ ドライブネット/Google Maps/ストリートビュー

歴史

[編集]
  • 2014年2月24日(現地時間) - スペインバルセロナの携帯電話展示会「Mobile World Congress 2014」にてソニーモバイルコミュニケーションズよりグローバルモデル発表。ただし、この時点では日本国内での販売は未定だった[8]
  • 2014年5月14日 - NTTドコモより発表・事前予約開始。
  • 2014年5月21日 - 発売開始。
  • 2014年6月27日 - ソフトウェア更新によりVoLTEに対応。
  • 2015年7月28日 - Android 5.0.2にアップデート

アップデート・不具合など

[編集]
2014年6月27日のアップデート(機能バージョンアップ)[9]
  • 機能バージョンアップ
    • 「VoLTE(ボルテ)」に対応。本端末を利用して、VoLTEを利用可能となる。
    • 災害時などの緊急時に消費電力を抑え、待受け状態を長持ちさせる「緊急省電力モード」に対応。
  • 不具合修正
    • 通話中、相手の声に雑音が混入する場合がある不具合を修正する。
    • 通話中、自分の声が相手に途切れて聞こえる場合がある不具合を修正する。
2014年9月18日のアップデート[9][10]
  • ビデオコール時、自端末に表示される相手画像が正常に表示されない場合がある不具合を修正する。
  • ビルド番号が14.3.B.0.279から14.3.B.0.310になる。
2014年11月18日のアップデート[9][11]
  • 通話中、相手の声に雑音が混入する場合がある不具合を修正する。
  • ビルド番号が17.1.B.0.31817.1.B.1.317.1.1.B.2.7317.1.1.B.3.174から17.1.1.B.3.195になる。
2015年5月12日のアップデート[9]
  • 使用状況によって、電池の減りが早くなる場合がある。
  • ビルド番号:17.1.1.B.3.240
2015年7月28日のアップデート
  • Android 5.0.2にアップデート
  • まれに、意図せず電源が再起動する場合がある。
  • ビルド番号:23.1.B.1.197
2016年7月12日のアップデート
  • 充電量を調節する機能を追加
  • ビルド番号:23.1.B.1.317

脚注

[編集]
  1. ^ 対応プロファイル:HFP、HSP、OPP、SPP、HID、A2DP(aptX/SBC対応)、AVRCP、PBAP、PAN(PAN-NAP/PANU対応)、HDP、MAP、DID、HOGP
  2. ^ ただしハイレゾ音源を再生する場合、それに対応したUSBホストケーブル(別売)、およびUSB入力対応DAC(別売)、ヘッドホン(別売)、あるいはスピーカー(別売)などが必要となる。ただし5.0へアップグレードすると本体から直接再生が可能になる。
  3. ^ 受信時:150Mbps/送信時:50Mbps
  4. ^ 受信時:14Mbps/送信時:5.7Mbps
  5. ^ 連続視聴時間:約320分
  6. ^ 連続視聴時間:約330分
  7. ^ 連続視聴時間:約440分
  8. ^ ソニー、ノイキャン対応「Xperia Z2」と世界最薄「Xperia Z2 Tablet」 - ケータイ Watch 2014年2月24日
  9. ^ a b c d Xperia Z2 SO-03Fの製品アップデート情報 | お客様サポート | NTTドコモ
  10. ^ パソコン接続による更新は、2014年9月18日18時より実施可能。
  11. ^ ソフトウェア更新の対象は、2014年6月27日より提供している機能バージョンアップを実施された携帯電話になるため、事前に機能バージョンアップを実施するか、またはパソコン接続による方法でソフトウェア更新が必要。パソコン接続による更新は、2014年11月18日18時より実施可能。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]
先代
Xperia Z1 SO-01F
Xperia Z1 SOL23
Sony Xperia Z シリーズ
Xperia Z2 SO-03F
次代
Xperia Z3 SOL26
Xperia Z3 SO-01G