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1992年の福岡ダイエーホークス
成績
	パシフィック・リーグ4位; 57勝72敗1分勝率.442
本拠地
都市	福岡県福岡市中央区
	平和台野球場;
球団組織
オーナー	中内㓛
経営母体	ダイエー
監督	田淵幸一
	« 1991 1993 » ;
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1992年の福岡ダイエーホークス（1992ねんのふくおかダイエーホークス）では、1992年シーズンの福岡ダイエーホークスの動向をまとめる。

この年の福岡ダイエーホークスは、田淵幸一監督の3年目のシーズンである。また、平和台野球場を本拠地とした最後のシーズンでもある。

概要

田淵監督3年目のシーズンはドラフトで駒澤大学の若田部健一を1位で指名するなど、投手陣の強化に成功。また、オリックスからブーマー・ウェルズが移籍し、同じくオリックスに在籍経験のあった門田博光と再びチームメイトになった。打線の強化などもありチームは西武の出遅れもあり4月を11勝9敗と勝ち越したが、5月以降は負け越して5位に終わり、西武戦で5勝20敗1分と大きく負け越し、結局優勝の西武に24ゲームも離され田淵は解任された。年齢からくる衰えもあり、この年限りで門田が引退。また、ブーマーも打点王を獲得したものの夏場以降は息切れするなど衰えたため、この年を最後に引退。入団した1981年以来チームのエースとして活躍し、晩年はリリーフに回っていた山内孝徳も平和台最後の年に現役を引退した。

チーム成績

レギュラーシーズン

オーダー変遷
	開幕		5/1		6/2		7/1		8/1		9/1
1	右	佐々木誠	中	山口裕二	右	佐々木誠	右	佐々木誠	右	佐々木誠	右	佐々木誠
2	中	大野久	遊	小川史	中	山口裕二	中	大野久	遊	小川史	中	大野久
3	左	岸川勝也	右	広永益隆	左	山本和範	左	山本和範	三	藤本博史	左	山本和範
4	一	ブーマー	一	ブーマー	一	ブーマー	一	ブーマー	一	ブーマー	一	ブーマー
5	指	山本和範	指	山本和範	指	門田博光	指	門田博光	左	山本和範	捕	吉永幸一郎
6	三	藤本博史	三	藤本博史	三	藤本博史	三	藤本博史	指	門田博光	指	藤本博史
7	捕	吉永幸一郎	左	大道典良	捕	吉永幸一郎	捕	吉永幸一郎	中	岸川勝也	三	西俊児
8	遊	浜名千広	捕	吉永幸一郎	遊	浜名千広	遊	浜名千広	捕	吉永幸一郎	遊	浜名千広
9	二	湯上谷宏	二	湯上谷宏	二	湯上谷宏	二	湯上谷宏	二	湯上谷宏	二	湯上谷宏
	投	村田勝喜	投	村田勝喜	投	村田勝喜	投	若田部健一	投	若田部健一	投	若田部健一

^[1]

1992年パシフィック・リーグ順位変動
順位	4月終了時		5月終了時		6月終了時		7月終了時		8月終了時		最終成績
1位	ロッテ	--	近鉄	--	西武	--	西武	--	西武	--	西武	--
2位	近鉄	0.5	西武	1.0	近鉄	4.5	近鉄	9.0	近鉄	8.0	近鉄	4.5
3位	日本ハム	1.0	ロッテ	8.0	日本ハム	9.5	日本ハム	12.5	日本ハム	17.5	オリックス	18.0
4位	ダイエー	1.0	日本ハム	8.0	ロッテ	11.5	オリックス	16.5	オリックス	19.5	ダイエー	26.5
5位	西武	3.5	ダイエー	8.5	ダイエー	13.0	ロッテ	18.0	ダイエー	20.0	日本ハム	26.0
6位	オリックス	6.0	オリックス	12.5	オリックス	15.5	ダイエー	19.0	ロッテ	21.5	ロッテ	26.5
期間成績	11勝9敗勝率.550		8勝14敗勝率.364		8勝12敗1分勝率.400		7勝12敗勝率.368		10勝9敗勝率.526		13勝16敗勝率.448

1992年パシフィック・リーグ最終成績
順位	球団	勝	敗	分	勝率	差
1位	西武ライオンズ	80	47	3	.630	優勝
2位	近鉄バファローズ	74	50	6	.597	4.5
3位	オリックス・ブルーウェーブ	61	64	5	.488	18.0
4位	福岡ダイエーホークス	57	72	1	.442	24.0
5位	日本ハムファイターズ	54	73	3	.425	26.0
6位	千葉ロッテマリーンズ	54	74	2	.422	26.5

オールスターゲーム1992

→詳細は「1992年のオールスターゲーム (日本プロ野球)」を参照

選出選手

ポジション	名前	選出回数
投手	吉田豊彦	2
捕手	吉永幸一郎	初
遊撃手	浜名千広	初
外野手	佐々木誠	4

太字はファン投票による選出。

個人成績

投手成績

色付きは規定投球回（130イニング）以上の選手
太字はリーグ最高

選手	登板	先発	完投	完封	無四球	勝利	敗戦	セ丨ブ	打者	投球回	被安打	被本塁打	与四球	与死球	奪三振	暴投	ボ丨ク	失点	自責点	防御率	W H I P

/若田部健一	27	27	13	2	1	10	13	0	825	193.1	190	26	63	11	97	5	1	95	86	4.00	1.31
/村田勝喜	25	23	12	1	0	10	9	0	775	181.2	162	18	76	4	123	5	0	79	74	3.67	1.31
/吉田豊彦	23	23	11	3	0	11	9	0	702	165.2	159	23	53	7	81	3	2	70	67	3.64	1.28
/足利豊	32	10	3	2	0	5	5	0	435	102.1	105	11	28	4	57	0	0	51	48	4.22	1.30
/タネル	19	12	1	0	0	2	9	0	418	90.0	115	13	47	4	36	1	0	73	67	6.70	1.80
/木村恵二	27	10	1	1	0	3	6	1	367	86.0	94	10	28	1	66	8	0	50	47	4.92	1.42
/本原正治	18	11	2	0	0	2	8	0	328	76.0	77	12	29	0	25	1	0	46	41	4.86	1.40
/杉本正	29	7	2	1	1	3	5	0	278	62.0	81	6	15	1	29	0	0	37	34	4.94	1.55
/池田親興	34	1	0	0	0	8	4	14	256	59.1	61	7	27	2	25	2	1	28	27	4.10	1.48
/井上祐二	13	3	0	0	0	0	1	0	155	32.0	48	7	13	0	27	1	0	27	23	6.47	1.91
/山内孝徳	16	1	0	0	0	2	0	0	137	31.0	40	7	6	2	17	0	0	22	22	6.39	1.48
/斉藤学	11	0	0	0	0	1	0	0	64	14.2	17	2	3	1	4	0	0	10	10	6.14	1.36
/橋本武広	12	0	0	0	0	0	0	1	61	11.0	17	0	9	1	1	1	0	15	7	5.73	2.36
/江口孝義	6	1	0	0	0	0	1	0	47	10.1	13	3	4	0	5	0	0	7	7	6.10	1.65
/新浦壽夫	7	1	0	0	0	0	1	0	42	9.0	14	2	5	0	4	0	0	8	6	6.00	2.11
/作山和英	9	0	0	0	0	0	1	0	44	8.1	13	2	6	0	2	0	0	9	8	8.64	2.28
/金澤健一	2	0	0	0	0	0	0	0	23	4.0	11	1	0	0	2	1	0	7	7	15.75	2.75
/青井要	8	0	0	0	0	0	0	0	17	3.1	4	1	2	0	3	0	0	3	3	8.10	1.80

打撃成績

色付きは規定打席（403打席）以上の選手
太字はリーグ最高

選手	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	塁打	打点	盗塁	盗塁死	犠打	犠飛	四球	敬遠	死球	三振	併殺打	打率	出塁率	長打率	O P S

/ブーマー	129	551	506	56	137	19	1	26	236	97	4	1	0	6	37	3	2	38	17	.271	.319	.466	.786
/佐々木誠	126	548	509	83	164	26	2	21	257	54	40	11	2	2	30	5	5	64	7	.322	.364	.505	.869
/山本和範	130	543	475	58	126	22	1	18	204	65	3	4	0	5	57	0	6	67	10	.265	.348	.429	.778
/吉永幸一郎	124	460	420	44	122	20	3	11	181	49	0	3	2	2	36	1	0	55	13	.290	.345	.431	.776
/藤本博史	130	454	368	48	93	15	2	20	172	56	2	0	8	2	76	0	0	89	14	.253	.379	.467	.846
/湯上谷宏	130	410	367	47	105	11	2	6	138	40	15	2	13	4	25	0	1	67	3	.286	.330	.376	.706
/浜名千広	124	353	314	35	75	12	1	5	104	30	9	2	12	1	26	0	0	76	8	.239	.296	.331	.627
/大野久	96	298	245	30	51	11	1	3	73	17	18	4	28	2	22	0	1	54	2	.208	.274	.298	.572
/岸川勝也	87	219	180	16	40	5	0	4	57	20	0	0	0	1	37	4	1	47	6	.222	.356	.317	.673
/門田博光	65	179	155	15	40	6	0	7	67	23	0	0	0	3	19	3	2	37	5	.258	.341	.432	.773
/広永益隆	81	171	153	13	27	4	1	6	51	18	0	1	0	0	18	0	0	48	0	.176	.263	.333	.596
/山口裕二	37	101	84	17	25	4	1	0	31	4	15	1	5	0	10	0	2	24	1	.298	.385	.369	.754
/小川史	77	98	88	13	19	2	2	0	25	7	3	1	4	0	6	0	0	14	2	.216	.266	.284	.550
/大道典良	53	84	73	8	14	2	1	5	33	12	1	0	2	1	8	1	0	21	3	.192	.268	.452	.720
/村松有人	39	80	69	4	13	0	2	0	17	1	0	1	5	0	5	0	1	12	0	.188	.253	.246	.500
/御船英之	47	77	68	14	16	3	0	1	22	2	2	0	4	0	5	0	0	10	2	.235	.288	.324	.611
/若井基安	44	56	51	4	14	1	0	0	15	7	0	0	0	1	4	0	0	11	0	.275	.321	.294	.616
/安田秀之	43	49	44	9	8	2	0	2	16	6	1	1	3	0	2	0	0	12	2	.182	.217	.364	.581
/森脇浩司	77	41	34	9	7	1	1	1	13	4	1	0	4	0	1	0	2	11	0	.206	.270	.382	.653
/ラガ	12	35	32	4	5	1	0	3	15	6	0	0	0	1	2	0	0	13	3	.156	.200	.469	.669
/馬場敏史	10	25	20	1	2	0	0	0	2	1	0	0	0	0	5	0	0	6	1	.100	.280	.100	.380
/脇坂浩二	10	16	15	1	1	0	0	0	1	0	0	0	0	0	1	0	0	5	0	.067	.125	.067	.192
/坊西浩嗣	13	10	9	2	2	0	0	0	2	0	0	0	0	0	0	0	1	1	1	.222	.300	.222	.522
/西俊児	4	10	9	1	1	0	0	0	1	0	0	0	1	0	0	0	0	3	0	.111	.111	.111	.222
/西島貴之	2	5	4	0	2	0	0	0	2	0	1	0	0	0	1	0	0	1	0	.500	.600	.500	1.100
/水上善雄	6	2	2	2	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	.000	.000	.000	.000
/川越透	2	2	2	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	.000	.000	.000	.000

できごと

6月6日 - 広永益隆が対西武ライオンズ戦（西武球場）で潮崎哲也からパ・リーグ通算30000本塁打^[2]
9月9日 - オリックス・ブルーウェーブに4対3で勝ち、同カード22年ぶりの勝ち越しを決める。
10月1日 - 平和台球場で最後の日本プロ野球公式戦が行われ、ダイエーが広永益隆の本塁打で1対0で近鉄に勝利^[3]

選手・スタッフ

^[4]

表彰選手

リーグ・リーダー
選手名	タイトル	成績	回数
佐々木誠	首位打者	.322	初受賞
	最多安打	164本	2年連続2度目
	盗塁王	40個	初受賞
ブーマー	打点王	97打点	3年ぶり4度目

ベストナイン
選手名	ポジション	回数
佐々木誠	外野手	2年連続2度目
ゴールデングラブ賞
選手名	ポジション	回数
佐々木誠	外野手	2年連続2度目

ドラフト

→詳細は「1992年度新人選手選択会議 (日本プロ野球)」を参照

順位	選手名	ポジション	所属	結果
1位	大越基	投手	早稲田大学中退	入団
2位	久保貴裕	投手	京都成章高	入団
3位	濱涯泰司	投手	九州国際大学	入団
4位	佐藤真一	外野手	たくぎん	入団
5位	渡辺正和	投手	東京ガス	入団

出典

^ 『1993 ベースボール・レコード・ブック』ベースボール・マガジン社、1992年。ISBN 4-583-03036-3。
^ パシフィック・リーグ略史（1949年～2000年）パ・リーグ公式サイト
^ 【10月1日】1992年（平4）さらば平和台…フィナーレを飾ったのはルーキーと記録男スポーツニッポン 2008年9月29日
^ “ソフトバンクホークス　背番号の変遷”. ソフトバンクホークス. 2015年10月12日閲覧。

この項目は、野球に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（PJ野球/P野球）。

[BRB1993-1] 『1993 ベースボール・レコード・ブック』ベースボール・マガジン社、1992年。ISBN 4-583-03036-3。

[2] パシフィック・リーグ略史（1949年～2000年）パ・リーグ公式サイト

[3] 【10月1日】1992年（平4）さらば平和台…フィナーレを飾ったのはルーキーと記録男スポーツニッポン 2008年9月29日

[4] “ソフトバンクホークス　背番号の変遷”. ソフトバンクホークス. 2015年10月12日閲覧。

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[2]

[3]

[4]

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 |都市 =[[福岡県]][[福岡市]][[中央区 (福岡市)|中央区]]
 |スタジアム = [[平和台野球場]]<br>[[ファイル:Gthumb.svg|center|120px]]
-|オーナー = [[中内功]]
+|オーナー = [[中内㓛]]
 |経営母体 = [[ダイエー]]
 |監督 = [[田淵幸一]]

福岡ダイエーホークス 1992
監督	81 田淵幸一
一軍コーチ	70 権藤博（投手） 87 高畠康真（打撃） 86 大田卓司（打撃） 83 桜井輝秀（守備走塁） 84 立石充男（守備走塁） 77 和田徹（バッテリー） 111 岩木哲（ブルペン） 120 田村征男（トレーニング） 121 手塚一志（コンディショニング） 82 広瀬叔功（巡回）
二軍監督・コーチ	72 柴田猛（監督） 80 若生智男（投手） 71 藤田学（投手） 73 元田昌義（打撃） 88 高柳秀樹（打撃補佐） 74 小林正之（守備走塁） 89 望月充（守備走塁） 76 中尾明生（守備走塁兼トレーニング） 122 大久保計雄（バッテリー） 79 間柴茂有（育成） 75 山村善則（育成） 78 河埜敬幸（育成） 112 木戸賢永（チームスタッフ） 117 森広之（チームスタッフ）
投手	10 作山和英 11 吉田豊彦 12 井上祐二 13 村上誠一 14 若田部健一 15 江口孝義 16 橋本武広 17 加藤伸一 18 村田勝喜 19 山内孝徳 20 木村恵二 21 池田親興 22 タネル 24 下柳剛 26 金澤健一 28 新浦寿夫（6月退団） 31 杉本正 32 本原正治 33 斉藤学 34 山口信二 36 山川周一 41 青井要 48 高島覚 51 太田勝正 52 足利豊 54 岡本吉守 58 西村英嗣 59 濱中英次 64 田之上慶三郎 66 宮田正直 69 田畑一也
捕手	27 吉永幸一郎 30 内田強 35 本田明浩 43 岩切英司 45 安田秀之 46 坊西浩嗣 62 川越透 65 中居殉也
内野手	0 浜名千広 1 小川史 4 森脇浩司 5 藤本博史 6 湯上谷宏 7 水上善雄 9 内之倉隆志 23 ブーマー 37 御船英之 38 渡真利克則 39 馬場敏史 40 脇坂浩二 42 西俊児 44 ラガ 49 市原圭 56 加藤英樹 57 林孝哉 60 山之内健一 61 柳田聖人 68 久保孝之
外野手	00 山口裕二 2 大野久 3 佐々木誠 8 岸川勝也 25 若井基安 29 山本和範 47 広永益隆 53 門田博光 55 大道典良 63 村松有人 67 西島貴之