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* 6月8日 [[朴正煕]]
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* 6月15日 [[アンディ・ウォーホル]]
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* 6月22日 [[トウ小平|鄧小平]]・前編
* 6月22日 [[鄧小平]]・前編
* 6月29日 鄧小平・後編
* 6月29日 鄧小平・後編
* 7月6日 [[田中希代子]]
* 7月6日 [[田中希代子]]

2020年6月17日 (水) 21:18時点における版

知ってるつもり?!
Do You Really Know About It ?!
番組の収録が行われた生田スタジオ
ジャンル 教養番組 / ドキュメンタリー番組
出演者 関口宏
高木希世子
千野志麻
水野真紀
ほか
オープニング 「ビスマルク出動」(戸塚修
エンディング 当該節参照
製作
製作総指揮 高橋靖二
重松修
大井紀子
ほか
プロデューサー 小山正
小山啓
大澤弘子
大野彰作
制作 日本テレビ
放送
音声形式モノラル放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1989年10月8日 - 2002年3月24日
放送時間日曜日 21:00 - 21:54
放送分54分
公式サイト
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知ってるつもり?!』(しってるつもり?!)は、1989年10月8日から2002年3月24日まで日本テレビ系列局で毎週日曜日 21:00 - 21:54 (JST) に放送されていた人物系ドキュメンタリー教養番組である。1996年から2000年9月まではCS★日テレでも放送されていた(ただし権利関係の問題で、回によっては別の番組に差し替えられることもあった)。

概要

12年半にわたって放送されていた教養番組で、毎回歴史上の人物を取り上げて紹介していた。大半がその人物の生涯を振り返るものであったが、中には番組放送当時にも現役で活躍している人物を取り上げることもあった。杉原千畝マルセル・ジュノー中村久子など、当時は一般にはあまり知られていなかった人物の功績や活躍を取り上げることもあった。取り上げる内容については、一般的に認知されている事柄以外の意外な一面をクローズアップするようにしており、意外性の少ない人物については強引な構成となることがあるほど、ありきたりの伝記番組には収まらないように工夫されていた。

流れとしては、司会の関口宏が番組の要所や終わりに、「さっ、(ここまで)いかがでしたか?」とパネリスト1人ひとりに感想を求め、最後にエンディングテーマ曲とともに関口が箴言調のまとめ文を朗読して番組を終えるというパターンが多かった。

タイトルの「?!」は、通常の「!?」とは逆の表記になっている。これは「聞いて、驚く」という順序を表している[1]。またごく初期のころはエンターテインメント型情報番組という位置づけで、「巨泉のこんなモノいらない!?」から引き続いて「"THAT'S INFOR-TAINMENT" (ザッツ・インフォーテインメント)」のサブタイトルを冠としていた。

番組の歴史

番組開始前、司会の関口宏が高橋進(当時プロデューサー、後に讀賣テレビ放送専務)らとともに、「先人たちの生き方の中にわれわれ現代人が生きるヒントを得られるような番組はできないものか」と企画。数カ月に及ぶ準備期間を経て、日曜午後9時枠での1時間番組という条件で編成に持ち込み、番組開始が決定された。放送第1回目で取り上げた人物は平賀源内であった。

この番組は『クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!』に続く「日本テレビクイズプロジェクト」第2弾の番組と位置付けられており、1991年ごろまではクイズ番組的な要素も含んでいた。しかし、そのクイズは2択(3択の場合もあり)が主であり非常に簡素なもので番組のメイン要素ではなく、正答者に対しても賞品や賞金などは出なかった。これはプロデューサーが、地味な伝記番組では企画が通らないだろうと、クイズ番組と偽って企画書を出したためである。

当初の視聴率は1桁台で、萩原敏雄(当時の日本テレビ編成部長、後に同局社長)は、「日曜のゴールデンタイムでこんな地味な番組が視聴率を取れるわけがない、と思った」と述べている[2]。しかし、その後はじわじわと数字を上げていき、放送1周年を迎える頃には20%を突破した。そして、日本テレビが10年連続年間視聴率四冠王を獲得する「黄金の90年代」を代表する番組へと成長していった。最高視聴率は、1993年10月10日放送分の「ジョン・F・ケネディ伝説」(2時間スペシャル)で26.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

その後は、徐々に視聴率が低下したが、21世紀に入ってからも12%前後の視聴率はあった。しかし、関口の意向とも氏家齊一郎の意向ともいわれる中、2002年3月をもって12年半の歴史に幕を下ろした。最終回(90分スペシャル)では、世界の思想・良心に影響を与える釈迦イエス・キリストの2聖人を2週にわたって取り上げ、最後に「感動のグランドフィナーレ」という字幕スーパーが表示され、関口への花束贈呈の様子を映して番組を終了した。

番組開始から1998年ごろまでは、日本テレビスタジオ(主にドラマ収録を行う生田スタジオ)での公開収録の形式であった。しかし、水野真紀が3代目アシスタントになった1999年ごろからはスタジオ収録が減り、ロケーション場所での収録(観客非公開)が多くなっていった。

伝記VTRも、初期には死への過程までが再現で生々しく紹介されていた。榎本健一の回にはダウンタウンがゲスト出演した。

出演者

司会

アシスタント

パネリスト(主にレギュラー扱い)

スタッフ

テーマ曲

オープニングテーマ

歴代エンディングテーマ

放送一覧

視聴率ベスト10

※『テレビ夢50年』番組編・5 1989 - 1995(日本テレビ50年史編集室 編)p.54 より出典。

順位 放送日 タイトル 視聴率
第1位 1993年10月10日 ジョン・F・ケネディ伝説 (2時間SP) 26.1%
第2位 1991年10月13日 女帝伝説 (90分SP) 24.6%
第3位 1993年5月23日 織田信長 24.1%
第4位 1994年12月25日 大富豪伝説 (2時間SP) 23.3%
第5位 1999年6月13日 小野田寛郎と猛烈母30年戦争 23.2%
第6位 1993年5月16日 芥川龍之介 23.1%
第7位 1995年5月21日 北条政子 23.0%
1997年3月23日 激動世紀末!!大予言者伝説 (2時間スペシャル)
第9位 1991年4月7日 独裁者伝説 (90分SP) 22.8%
1993年11月14日 春日局
1996年2月25日 カレン・カーペンター

ネット局

系列はネット終了時(2002年3月)のもの。

放送対象地域 放送局 系列 備考
関東広域圏 日本テレビ 日本テレビ系列 制作局
北海道 札幌テレビ
青森県 青森放送
岩手県 テレビ岩手
宮城県 ミヤギテレビ
秋田県 秋田放送
山形県 山形テレビ テレビ朝日系列 1993年3月まで[3]
山形放送 日本テレビ系列 1993年4月から
福島県 福島中央テレビ
山梨県 山梨放送
新潟県 テレビ新潟
長野県 テレビ信州 [4]
静岡県 静岡第一テレビ
富山県 北日本放送
石川県 テレビ金沢 1990年4月開局から
福井県 福井放送 日本テレビ系列
テレビ朝日系列
中京広域圏 中京テレビ 日本テレビ系列
近畿広域圏 読売テレビ
鳥取県
島根県
日本海テレビ
広島県 広島テレビ
山口県 山口放送
徳島県 四国放送
香川県
岡山県
西日本放送
愛媛県 南海放送
高知県 高知放送
福岡県 福岡放送
長崎県 テレビ長崎 フジテレビ系列 1990年9月打ち切り
長崎国際テレビ 日本テレビ系列 1991年4月開局から
熊本県 熊本県民テレビ
大分県 テレビ大分 日本テレビ系列
フジテレビ系列
宮崎県 テレビ宮崎 フジテレビ系列
日本テレビ系列
テレビ朝日系列
鹿児島県 南日本放送 TBS系列 1992年3月打ち切り[5]
鹿児島読売テレビ 日本テレビ系列 1994年4月開局から
沖縄県 琉球放送 TBS系列 1993年4月から[6]

脚注

  1. ^ 知ってるつもり?!、3月末で終了 先人の生き方探って584回 関口宏に聞く - 読売新聞 東京本社版夕刊 2002年3月13日
  2. ^ 【TVレシピ】日テレ系「知ってるつもり?!」12年半のエピソード - 産経新聞 2002年1月13日
  3. ^ なお、1993年3月31日までフジテレビ系列に加盟していた。
  4. ^ ネット開始は1990年1月7日から。テレ朝系とクロスネット期間中の1991年3月24日までは時差ネット。ANNを離脱し、NNSに加盟した同年4月7日からは同時ネット(1990年1月7日、1991年3月24日、4月7日付信濃毎日新聞テレビ欄より)
  5. ^ ネット期間中は不定期放送(休止期間あり)。
  6. ^ 1993年3月までは沖縄テレビが不定期放送していた。

外部リンク

日本テレビ系列 日曜21:00 - 21:54枠
前番組 番組名 次番組
知ってるつもり?!