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女神の天秤

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
女神の天秤
ジャンル ドキュメンタリー番組
企画 三桂(企画協力)
構成 武田隆
演出 大下広、清水晃
出演者 関口宏
内藤剛志
製作
プロデューサー 宮井良則、中島真弓
田中義紀
制作 グランチャイルド
IVSテレビ制作
TVSTATION
(全て制作協力)
製作 TBS(製作著作)
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1996年10月16日 - 1998年3月11日
放送時間水曜 21:00 - 21:54
放送分54分
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女神の天秤』(めがみのてんびん)は、1996年10月16日から1998年3月11日までTBSにて毎週水曜21:00 - 21:54 (JST) に放送された事件ドキュメンタリー番組である。

テーマは「犯罪、なぜ魔をさしたのか?果たして罪の重さを量るものは?」

概要

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オウム真理教ビデオテープ事件で打ち切られた報道番組スペースJ』の前半1時間枠の後番組として放送が開始された。

犯罪者の経歴を振り返り、何が要因で犯罪に走ったかを推察する。番組内で紹介された犯罪者は、阿部定のようなメジャーな人物から、マイナーな人物まで幅広い。番組開始時はデイヴィッド・バーコウィッツエイミー・フィッシャーなど海外の犯罪者が取り上げられたが、のちに日本国内の犯罪者が中心となった。

番組で放送される事件の概要や顛末を描いたVTRでは、知名度が高い事件の犯罪者(永山則夫など)以外は、犯罪者、被害者とも仮名とされた。また、紹介された事件も比較的近年に発生したものが多く、1974年に発生したピアノ騒音殺人事件をはじめ、1979年の「三菱銀行北畠支店籠城事件」や1983年の「練馬区一家殴殺ミンチ事件」など、凄惨な内容であり、また、事件関係者が健在という、デリケートな対応が必要な事件でも積極的に取り扱われた。

ロゴには、タイトル文字に天秤と剣を合わせたものが表現され、スタジオセットには正義の女神像(目隠しをし、右手に天秤を掲げる姿)が置かれた。

関口は「二、三年前から温めていた企画」と語り、「ニュースでは、どんな犯罪でだれが犯人かで終わってしまうけれど、何がそうさせたかを探りたい。」と話していた[1]

出演者

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司会

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アシスタント

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  • 廣嶋直子[2]

ナレーター

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テーマ音楽担当者

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スタッフ

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  • 構成:武田隆
  • 美術:見崎拓城
  • アートディレクション:FINE ARTS
  • TD:田村正己
  • カメラ:磯田利明
  • VE:工藤久哉
  • 照明:笹川満
  • 音声:高橋亮一
  • 音効:金子喜久夫、黒金和夫
  • マルチ:浜渕真一
  • スタイリスト:藤井享子、大野美智子
  • 協力:コスモ・スペース(技術)、東京スタッフ、メイコーマルチアート、緑山スタジオ・シティ、阿吽(照明)
  • 演出:大下広、清水晃
  • プロデューサー:宮井良則、中島真弓、田中義紀
  • 企画協力:三桂
  • 制作協力:グランチャイルド、IVSテレビ制作、TVSTATION
  • 製作著作:TBS

脚注

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  1. ^ 読売新聞1996年9月6日夕刊7面「TV人間発見」
  2. ^ (番組で使うスクリーンのオペレーション担当)

関連番組

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TBS 水曜21時台(1996年10月 - 1998年3月)
前番組 番組名 次番組
スペースJ
※21:00 - 22:25
女神の天秤