「劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer」の版間の差分
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== 概要 == |
== 概要 == |
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特撮テレビドラマ[[仮面ライダーシリーズ]]の『[[仮面ライダージオウ]]』の単独映画作品にしてテレビシリーズとは異なる'''真の最終回'''として位置づけられている<ref>{{cite news|url=https://natalie.mu/eiga/news/337724|title=追跡、撲滅、いずれもマッハ!劇場版「仮面ライダージオウ」稲葉友演じる剛の新映像|newspaper=映画ナタリー|date=2019-06-30|accessdate=2019-07-04}}</ref>{{R|JIJI20190730}}。タイトルはテレビシリーズの主題歌「Over "Quartzer"」に由来する{{R|U16536}}。ドライブ以外のライドウォッチが正式に継承されている状態で始まり、EP47ではゲイツがクリムと剛を知っていたこと、特に剛については本作で出会ったことが公式サイトに明言されている。 |
特撮テレビドラマ[[仮面ライダーシリーズ]]の『[[仮面ライダージオウ]]』の単独映画作品にしてテレビシリーズとは異なる'''真の最終回'''として位置づけられている<ref>{{cite news|url=https://natalie.mu/eiga/news/337724|title=追跡、撲滅、いずれもマッハ!劇場版「仮面ライダージオウ」稲葉友演じる剛の新映像|newspaper=映画ナタリー|date=2019-06-30|accessdate=2019-07-04}}</ref>{{R|JIJI20190730}}。タイトルはテレビシリーズの主題歌「Over "Quartzer"」に由来する{{R|U16536}}。ドライブ以外のライドウォッチが正式に継承されている状態で始まり、EP47ではゲイツがクリムと剛を知っていたこと、特に剛については本作で出会ったことが公式サイトに明言されている。白倉は、「39話と40話の間くらいに位置づけてもおかしくはない」という{{R|ジオウ読本3}}。 |
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レジェンドライダーからは、『[[仮面ライダードライブ]]』の詩島剛 / 仮面ライダーマッハとクリム・スタインベルトが登場し、ドライブライドウォッチをめぐる物語が展開される<ref>{{cite news|url=https://eigaland.com/topics/?p=104171|title=追跡、撲滅、いずれもマッハ!稲葉友が“仮面ライダーマッハ”に変身『劇場版 仮面ライダージオウ』新映像|newspaper=映画ランドNEWS|accessdate=2019-07-04}}</ref>。 |
レジェンドライダーからは、『[[仮面ライダードライブ]]』の詩島剛 / 仮面ライダーマッハとクリム・スタインベルトが登場し、ドライブライドウォッチをめぐる物語が展開される<ref>{{cite news|url=https://eigaland.com/topics/?p=104171|title=追跡、撲滅、いずれもマッハ!稲葉友が“仮面ライダーマッハ”に変身『劇場版 仮面ライダージオウ』新映像|newspaper=映画ランドNEWS|accessdate=2019-07-04}}</ref>。 |
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== 制作 == |
== 制作 == |
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本作品の内容は、前作『[[平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER]]』に引き続き、平成仮面ライダーを題材とした[[メタフィクション]]構造となっており、[[織田信長]]のエピソードと合わせて後年語られる歴史はその時代の本当の姿ではないということを描いている{{R|F26052}}。東映プロデューサーの[[白倉伸一郎]]は、「総括できない」ということが総括であると述べて |
本作品の内容は、前作『[[平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER]]』に引き続き、平成仮面ライダーを題材とした[[メタフィクション]]構造となっており、[[織田信長]]のエピソードと合わせて後年語られる歴史はその時代の本当の姿ではないということを描いている{{R|F26052}}。東映プロデューサーの[[白倉伸一郎]]は、「総括できない」ということが総括であると述べてori |
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{{R|F26052}}、平成ライダーはクウガからジオウだけではないため、その美しい嘘を令和になってもつき続けるのは逆に醜くないかというアプローチから作られた{{Sfn|東映HM60|2019|pp=82-87|loc=「『仮面ライダージオウ』完結!プロデューサー対談 白倉伸一郎×武部直美」}}。 |
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今度こそ平成ライダーを終わらせるため、前作『平成ジェネレーションズ FOREVER』とは違う形で平成の総決算をやることとなったが、メタフィクションは前作でやったため、前半はタイムトラベルものでこれまでやって来なかったドライブを絡めて戦国で合戦をする話となった{{R|ジオウ読本3}}。後半では、ウォズの持つ逢魔降臨暦や歴史は何だったのかが大きな軸のひとつとなり、前半は織田信長に会うという話であったため、前半と後半を繋げる接着剤として牛三が立てられ、後半でのコメディリリーフとなった{{R|ジオウ読本3}}。 |
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ソウゴが魔王とは別人であったという展開は、テレビシリーズ初期案のオチの一つとして検討されていたものである{{R|F26052}}。白倉はテレビシリーズでやるには抵抗があるが、映画としてはわかりやすくコンパクトにまとめられると考え、本作品に用いたとしている{{R|F26052}}。また、ウォズが裏切るという展開も、仮面ライダーウォズ ギンガファイナリー登場時の展開として想定されていたものである{{R|F26036}}。 |
ソウゴが魔王とは別人であったという展開は、テレビシリーズ初期案のオチの一つとして検討されていたものである{{R|F26052}}。白倉はテレビシリーズでやるには抵抗があるが、映画としてはわかりやすくコンパクトにまとめられると考え、本作品に用いたとしている{{R|F26052}}。また、ウォズが裏切るという展開も、仮面ライダーウォズ ギンガファイナリー登場時の展開として想定されていたものである{{R|F26036}}。 |
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=== クォーツァー === |
=== クォーツァー === |
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「歴史の管理者」を名乗る謎の集団{{R|PAN}}。SOUGOを除き、メンバーはウォズと同じ服装をしている。手下としてカッシーンやダイマジーンも操る{{R|PAN}}。 |
「歴史の管理者」を名乗る謎の集団{{R|PAN|超全集130|UYB20}}。SOUGOを除き、メンバーはウォズと同じ服装をしている。手下としてカッシーンやダイマジーンも操る{{R|PAN|平成 vol.20-25}}。 |
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SOUGOを筆頭に平成ライダーの |
SOUGOを筆頭に平成ライダーの統一性のない歴史を嫌い、平成そのものを抹消しようとする{{R|UYB20}}。 |
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* 後付けの歴史が描かれた逢魔降臨暦は、適当にこしらえた半分フィクションであるため、自分の力で未来を選び取らなければならないというヒロイックなメッセージを落とし込むため、敵として設定された{{R|ジオウ読本3}}。 |
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* 逢魔降臨暦の通りに歴史を運行しようとするウォズを引きで見ているという設定のため、劇中のウォズの「私までコスプレしたら観ている人が混乱するからね」やテレビシリーズの「この本によれば…」という台詞は、観客や視聴者に向けた台詞でもあり、クォーツァーにも向けた二重の意味を持つ台詞でもあるという{{R|ジオウ読本3}}。 |
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: 平成の歴史を「醜い」「デコボコで石ころだらけの道」と酷評し、「綺麗に舗装し直す」と称して一から作り直そうとする。 |
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: 平成という時代を作り直そうとする{{R|平成 vol.20-25}}。 |
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:* 常磐SOUGOを演じたISSAは、役作りとして[[死神博士]]を意識している{{R|JIJI20190730}}。 |
:* 常磐SOUGOを演じたISSAは、役作りとして[[死神博士]]を意識している{{R|JIJI20190730}}。 |
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; カゲン / [[#仮面ライダーゾンジス|仮面ライダーゾンジス]] |
; カゲン / [[#仮面ライダーゾンジス|仮面ライダーゾンジス]] |
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: クォーツァーのメンバーの一人。忍者軍団を率いてクララの命を狙う{{R|PAN}}。 |
: クォーツァーのメンバーの一人。忍者軍団を率いてクララの命を狙う{{R|PAN|超全集130|UYB20}}。 |
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: エンドロール後でゾンジスの姿で生き |
: エンドロール後でゾンジスの姿で生き延びており、3体のカッシーンを率いて新たな時代を作ろうと目論んだが、現れたゼロワンと交戦し、倒される{{R|超全集130}}。 |
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:* カゲンを演じたパパイヤは、役作りとして[[本郷猛]]をイメージしている{{R|PAPAYA}}。 |
:* カゲンを演じたパパイヤは、役作りとして[[本郷猛]]をイメージしている{{R|PAPAYA}}。 |
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; ジョウゲン / [[#仮面ライダーザモナス|仮面ライダーザモナス]] |
; ジョウゲン / [[#仮面ライダーザモナス|仮面ライダーザモナス]] |
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: クォーツァーのメンバーの一人。1575年にて[[長篠の戦い]]の武田軍の先鋒として加勢し、クララの命を狙う{{R|PAN}}。 |
: クォーツァーのメンバーの一人。クリムの屋敷を襲撃した後、1575年にて[[長篠の戦い]]の武田軍の先鋒として加勢し、クララの命を狙う{{R|PAN|超全集130|UYB20}}。 |
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:* 最初に登場した際の衣装は『[[仮面ライダーアマゾンズ]]』の鷹山仁をイメージしている{{Sfn|パンフレット|2019|loc=「仮面ライダージオウINTERVIEW “瞬間(いま)”を駆けて明日へ― 斉藤秀翼」}}。 |
:* 最初に登場した際の衣装は『[[仮面ライダーアマゾンズ]]』の鷹山仁をイメージしている{{Sfn|パンフレット|2019|loc=「仮面ライダージオウINTERVIEW “瞬間(いま)”を駆けて明日へ― 斉藤秀翼」}}。 |
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; Q-YORI、Q-TOMO、Q-KIMI、Q-YEAH、Q-KENZO、Q-DAICHI{{R|超全集130}} |
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; その他クォーツァーのメンバー |
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: ウォズ・SOUGO・カゲン・ジョウゲン以外のメンバーたち。ラストでは上記の面々抜きでソウゴたちと対話するシーンがある。 |
: ウォズ・SOUGO・カゲン・ジョウゲン以外のメンバーたち。ラストでは上記の面々抜きでソウゴたちと対話するシーンがある。 |
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: 平成の歴史を過小評価しているが、純粋な悪とも言えない一面も見せている。 |
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=== 1575年の人物 === |
=== 1575年の人物 === |
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; クララ・スタインベルト |
; クララ・スタインベルト |
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: オランダ商人の父がいる少女{{R|PAN}}。クリムの遠い祖先でもある{{R|PAN}}。仮面ライダードライブの歴史を消すために武田軍を利用したジョウゲンとカゲンに命を狙われるが、実際はソウゴたちをおびき寄せてドライブウォッチを継承するきっかけを与える囮に過ぎなかったことが判明する。 |
: オランダ商人の父がいる少女{{R|PAN|超全集130}}。クリムの遠い祖先でもある{{R|PAN|超全集130}}。仮面ライダードライブの歴史を消すために武田軍を利用したジョウゲンとカゲンに命を狙われるが、実際はソウゴたちをおびき寄せてドライブウォッチを継承するきっかけを与える囮に過ぎなかったことが判明する。 |
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; [[織田信長]] |
; [[織田信長]] |
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: 自身を「第六天魔王」と名乗っていた戦国時代の武将。後世に伝わっていた信長とはイメージが異なり、ゲイツを影武者に仕立て上げ、クララのもとへ会いに行く{{R|PAN}}。 |
: 自身を「第六天魔王」と名乗っていた戦国時代の武将。後世に伝わっていた信長とはイメージが異なり、ゲイツを影武者に仕立て上げ、クララのもとへ会いに行く{{R|PAN|超全集130}}。 |
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:* 映画『[[仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE]]』や『[[仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦]]』には信長をモチーフとしたキャラクターが登場していたが、信長本人が登場したのは本作品が初である{{R|PAN}}。監督の田{{JIS2004フォント|﨑}}は、当初は第六天魔王としての信長にソウゴが出会うという予定であったが、信長について改めて調べたところ近年の研究では彼のイメージが諸説あるということを知り、最も信長らしくないキャスティングにしたと述べている{{R|U16536}}。 |
:* 映画『[[仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE]]』や『[[仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦]]』には信長をモチーフとしたキャラクターが登場していたが、信長本人が登場したのは本作品が初である{{R|PAN}}。監督の田{{JIS2004フォント|﨑}}は、当初は第六天魔王としての信長にソウゴが出会うという予定であったが、信長について改めて調べたところ近年の研究では彼のイメージが諸説あるということを知り、最も信長らしくないキャスティングにしたと述べている{{R|U16536}}。 |
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; [[太田牛一|牛三]] |
; [[太田牛一|牛三]] |
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: 信長に仕える家臣の忍者{{R|natalie20190602|PAN}}。信長にまつわる伝記{{efn|『[[信長公記]]』に相当する。}}を作っていたが、ゲイツに惚れ込んでタイムマジーンに潜入し、現代を訪れてゲイツたちに協力する{{R|PAN}}。1575年ではソウゴを「我が魔王」と呼ぶウォズの一言を伝記に書き記したことから、後世に伝わる信長が第六天魔王のイメージとなった。 |
: 信長に仕える家臣の忍者{{R|natalie20190602|PAN|超全集130}}。信長にまつわる伝記{{efn|『[[信長公記]]』に相当する。}}を作っていたが、ゲイツに惚れ込んでタイムマジーンに潜入し、現代を訪れてゲイツたちに協力する{{R|PAN|超全集130}}。1575年ではソウゴを「我が魔王」と呼ぶウォズの一言を伝記に書き記したことから、後世に伝わる信長が第六天魔王のイメージとなった。 |
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; ピエトロ |
; ピエトロ |
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: カトリック系の |
: カトリック系の修道士の南蛮人{{R|PAN|超全集130}}。クララが探していた{{R|PAN|超全集130}}。 |
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== 本作品オリジナルの仮面ライダー == |
== 本作品オリジナルの仮面ライダー == |
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本作品に登場するクォーツァーのメンバーが変身する仮面ライダーは、ジオウやゲイツ同様、専用のライドウォッチをジクウドライバーに装填することで変身し、複眼には共通して「ライダー」の文字がある。 |
本作品に登場するクォーツァーのメンバーが変身する仮面ライダーは、ジオウやゲイツ同様、専用のライドウォッチをジクウドライバーに装填することで変身し、複眼には共通して「ライダー」の文字がある。 |
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平成に制作されたものの、平成仮面ライダーシリーズにカウントされなかった仮面ライダーがモチーフ、および名前の由来となっている{{R|U165|U165DOH|F26052}}。 |
平成に制作されたものの、平成仮面ライダーシリーズにカウントされなかった仮面ライダーがモチーフ、および名前の由来となっている{{R|U165|U165DOH|F26052|ジオウ読本92|特写-102}}。 |
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バールクスはメインとして登場するため、ライダーに近いデザインラインの造りとなっており、ザモナスとゾンジスは怪人に近い造りとなっており、怪人に近いディテールを施している{{R|ジオウ読本92}}。 |
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ジオウ、ゲイツ、ウォズの差別化として、ゴールドのスケルトン、懐中時計、革ベルトを取り込んでスタイリングされている{{R|U165DOH}}。 |
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顔の文字は、顔の輪郭をはみ出るほど大きく入れたり、昔のライダーのように小さい目で入れるなどジオウではやらなかったバランスを試している{{R|ジオウ読本92}}。 |
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ジオウ、ゲイツ、ウォズの差別化として、ジオウのフォームチェンジの案としても出ていたゴールドのスケルトン、懐中時計、歯車などの時計の内部機構が露出した意匠を肩アーマーに取り入れ、革のバンドと合わせることでレトロな印象になるようデザインされている{{R|ジオウ読本92|U165DOH|特写-102}}。 |
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* 撮影用スーツは、2ピース型で既にベーススーツに各プロテクターパーツが装着され一体化した状態で造形され、そこに革バンドを装着している{{R|特写-106}}。3体とも、マントと革バンドの着脱が可能{{R|特写-106}}。 |
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=== 仮面ライダージオウ オーマフォーム === |
=== 仮面ライダージオウ オーマフォーム === |
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:* 身長:204.5cm{{R|平成 vol.20-9|超全集32}} |
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:* 体重:122.0kg{{R|平成 vol.20-9|超全集32}} |
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:* パンチ力:129.9t{{R|平成 vol.20-9|超全集32}} |
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:* キック力:389.9t{{R|平成 vol.20-9|超全集32}} |
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:* ジャンプ力:288.7m{{R|平成 vol.20-9|超全集32}} |
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:* 走力(100m):0.07秒{{R|平成 vol.20-9|超全集32}} |
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常磐ソウゴがジクウドライバーに'''オーマジオウライドウォッチ'''を装填して変身する、オーマジオウの力を宿したジオウの究極強化形態{{R|U165}}。「'''最終王者'''」と呼ばれている{{R|PAN}}。 |
常磐ソウゴがジクウドライバーに'''オーマジオウライドウォッチ'''を装填して変身する、オーマジオウの力を宿したジオウの究極強化形態{{R|U165}}。「'''最終王者'''」と呼ばれている{{R|PAN}}。 |
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その姿はオーマジオウと共通する部分を持ちつつも大きく異なり{{R|PAN}}、手から衝撃波を放つ、時間を停止するなど、オーマジオウと同様の能力を行使できる。劇中では時間操作能力でダイマジーンを経年させ、ボディを錆びつかせた。 |
その姿はオーマジオウと共通する部分を持ちつつも大きく異なり{{R|PAN}}、手から衝撃波を放つ、時間を停止するなど、オーマジオウと同様の能力を行使できる{{R|平成 vol.20-9|超全集32}}。劇中では時間操作能力でダイマジーンを経年させ、ボディを錆びつかせた。 |
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変身音声は「'''キングタイム!仮面ライダージオウ!オーマ!'''」。 |
変身音声は「'''キングタイム!仮面ライダージオウ!オーマ!'''」。 |
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* デザインコンセプトは「キレイなオーマジオウ」{{R|ジオウ読本92|特写-28}}で、ラスボスとして描かれたオーマジオウをヒロイックにアレンジしたもので、上品でゴージャスな感じにするため、過度な装飾を抑えており、オレンジがかった明るい金色のマスクにしている{{R|ジオウ読本92|特写-28|F26052}}。オーマジオウの背中の時計針のマントは、ジオウの顔の針に準じたデザインに戻し、襷掛けだった時計バンドも左右対称のマントにし、顔の「王」のモールドはシルエットの変化のため、羽や翼のような形で複眼の延長線上に取り入れ、ヒロイックな方向で混沌から秩序への変化の違いを出している{{R|ジオウ読本92|特写-28}}。額のそのまま嵌め込まれたジオウライドウォッチは、仏像の白毫のように見せている{{R|特写-28}}。ブーツ部分は「新たな歴史」を歩み始めたことを表現するため、ジオウトリニティと共通である{{R|F26052|特写-28}}。 |
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* デザインはラスボスとして描かれたオーマジオウをヒロイックにアレンジしたもの{{R|F26052}}。ブーツ部分はジオウトリニティと共通である{{R|F26052}}。 |
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* スーツ・マスクは、アップ・アクション兼用の1種類が制作されている{{R|特写-28}}。メッシュパーツの複眼パーツを換装することで視界を良好にしている{{R|特写-28}}。光沢感のあるベーススーツは、従来のタイツに比してストレッチ性が劣るため、肘と膝にはアイボリー系の異なる生地が縫製されている{{R|特写-28}}。ベーススーツはアクションに適するようにするため、後半身をタイツ生地にしている{{R|特写-28}}。 |
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* 白倉はソウゴとオーマジオウの対話は自分自身との対話という心理描写の要素もあり、オーマフォームへの変身はソウゴ自身の自覚や決意のメタファーでもあるとしている{{R|F26052}}。 |
* 白倉は本作品に登場するオーマジオウは、実際のオーマジオウではないとされており、未来のソウゴであるため、ソウゴとオーマジオウの対話は自分自身との対話という心理描写の要素もあり、天使と悪のソウゴの心やイメージに近いものとなっているといい、オーマフォームへの変身はソウゴ自身の自覚や決意のメタファーでもあるとしている{{R|F26052|ジオウ読本3}}。 |
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; 必殺技 |
; 必殺技 |
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:; キングタイムブレーク |
:; キングタイムブレーク |
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:: オーマジオウライドウォッチのライドオンスターターを押すことで発動し、最強形態となったすべての平成ライダーと共に飛び蹴りを叩き込む。劇中でジオウは「'''平成ライダーキック'''」{{Sfn|パンフレット|2019|loc=「平成仮面ライダー監督鼎談 田{{JIS2004フォント|﨑}}竜太×佛田洋×宮崎剛」}}と呼称している。さらに全平成ライダー達が各作品のタイトルと共に巨大化したバールクスの板状のバリアを破り、「[[平成]]」の文字を刻み込んだ。 |
:: オーマジオウライドウォッチのライドオンスターターを押すことで発動し、最強形態となったすべての平成ライダーと共に飛び蹴りを叩き込む。劇中でジオウは「'''平成ライダーキック'''」{{Sfn|パンフレット|2019|loc=「平成仮面ライダー監督鼎談 田{{JIS2004フォント|﨑}}竜太×佛田洋×宮崎剛」}}と呼称している。さらに全平成ライダー達が各作品のタイトルと共に巨大化したバールクスの板状のバリアを破り、「[[平成]]」の文字を刻み込んだ。ライダーの背後には各番組のロゴが、尾を引いている{{R|ジオウ読本82}}。 |
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::* 平成ライダー全員が必殺技のキックを打ち込むというのは、『平成ジェネレーションズ FOREVER』で既にやっているため、異なるアプローチをすることになった{{R|ジオウ読本82}}。平成の元号を発表する会見で、当時の官房長官であった[[小渕恵三]]が「平成」と書かれた額縁を掲げるのが元になっており、小渕が会見で額縁を覗き込むように見ていた場面があったため、バールクスも覗き込む場面を入れている{{R|ジオウ読本82|特写-102}}。 |
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:; キングギリギリスラッシュ |
:; キングギリギリスラッシュ |
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:: サイキョージカンギレードの必殺技。刀身から伸びる光に「'''ジオウサイキョウー'''」の文字が浮かび、光の剣を出現させて相手を両断する。 |
:: サイキョージカンギレードの必殺技。刀身から伸びる光に「'''ジオウサイキョウー'''」の文字が浮かび、光の剣を出現させて相手を両断する。 |
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=== 仮面ライダーバールクス === |
=== 仮面ライダーバールクス === |
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:* 身長:200.0cm{{R|平成 vol.20-25}} |
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:* 体重:112.5kg{{R|平成 vol.20-25}} |
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:* パンチ力:60.0t{{R|平成 vol.20-25}} |
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:* キック力:126.0t{{R|平成 vol.20-25}} |
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:* ジャンプ力:81.0m{{R|平成 vol.20-25}} |
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:* 走力(100m):0.7秒{{R|平成 vol.20-25}} |
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平成ライダーの力を無効化する能力を持つ{{R|U165|U165DOH|平成 vol.20-25}}。劇中ではバイオライダーとJのライドウォッチを併用して自身を巨大化させた{{R|PAN|特写-102|超全集130|UYB20}}。オーマフォームが召喚した平成ライダーたちが最強フォームに変身した際は液状化と巨大化によって攻撃を無効化{{R|UYB20}}。さらにバイオライダーの能力を使用して巨大な水の板状のバリアで防いだ{{R|ジオウ読本82}}。 |
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変身音声は「'''仮面ライダーバールクス!'''」。 |
変身音声は「'''仮面ライダーバールクス!'''」。 |
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* 変身ポーズは仮面ライダーBLACK RXの変身ポーズが元になっている{{R|JIJI20190730}}。 |
* 変身ポーズは仮面ライダーBLACK RXの変身ポーズが元になっている{{R|JIJI20190730|特写-102}}。 |
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* 名前は「[[南光太郎#仮面ライダーBLACK RX|BLACK RX]]」のアナグラム(「BARLCKX」)から来ており、所持するライドウォッチもBLACK RX・ロボライダー・バイオライダーのものとなっている{{R|U165DOH}}。 |
* 名前は「[[南光太郎#仮面ライダーBLACK RX|BLACK RX]]」のアナグラム(「BARLCKX」)から来ており、所持するライドウォッチもBLACK RX・ロボライダー・バイオライダーのものとなっている{{R|U165DOH|特写-102}}。 |
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* 配色や首周りのデザインは仮面ライダーBLACK RXをモチーフとしている{{R|F26052}}。 |
* 配色や首周りのデザインは仮面ライダーBLACK RXをモチーフとしている{{R|F26052}}。 |
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* 変身時の、変身エフェクトと背後に出現する時計にはBLACK RXの要素を入れている{{R|ジオウ読本86}}。 |
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; 武器 |
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:; 長剣(正式名称不明){{R|U165|U165DOH|平成 vol.20-25|超全集130}} |
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:: ジクウドライバーから「[[南光太郎#仮面ライダーBLACK RX|リボルケイン]]!」と掛け声を掛けて取り出すリボルケインに似た長剣{{R|特写-102|超全集130}}。鍔の部分にも同様の意匠があり{{R|特写-102}}、青白く刀身が発光する{{R|超全集130}}。 |
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; 必殺技 |
; 必殺技 |
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:; バールクスタイムブレーク |
:; バールクスタイムブレーク |
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:: エネルギーを |
:: 右足にエネルギーを集中させ、回し蹴りを放つ{{R|超全集130}}。 |
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=== 仮面ライダーゾンジス === |
=== 仮面ライダーゾンジス === |
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:* 身長:207.1cm{{R|平成 vol.20-25|超全集130}} |
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:* 体重:129.2kg{{R|平成 vol.20-25|超全集130}} |
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:* パンチ力:46.2t{{R|平成 vol.20-25|超全集130}} |
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:* キック力:86.8t{{R|平成 vol.20-25|超全集130}} |
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:* ジャンプ力:92.2m{{R|平成 vol.20-25|超全集130}} |
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:* 走力(100m):1.6秒{{R|平成 vol.20-25|超全集130}} |
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⚫ | |||
武器は使用せず肉弾戦で戦う |
武器は使用せず、パワーと厚い硬質皮膚による防御力に特化した肉弾戦で戦う{{R|平成 vol.20-25|特写-104|超全集130|UYB20}}。劇中ラストではロボライダーライドウォッチを使用して胸部からミサイルを発射した{{R|平成 vol.20-25|UYB20}}。 |
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変身音声は「'''仮面ライダーゾンジス!'''」。 |
変身音声は「'''仮面ライダーゾンジス!'''」。 |
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* 名前は「[[真・仮面ライダー 序章#仮面ライダーシン|シン(SIN)]]」「[[仮面ライダーZO#仮面ライダーZO|ZO]]」「[[仮面ライダーJ#仮面ライダーJ|J]]」のアナグラム(「ZONJIS」)から来ており、所持するライドウォッチもシン・ZO・Jのものとなっている{{R|U165DOH}}。 |
* 名前は「[[真・仮面ライダー 序章#仮面ライダーシン|シン(SIN)]]」「[[仮面ライダーZO#仮面ライダーZO|ZO]]」「[[仮面ライダーJ#仮面ライダーJ|J]]」のアナグラム(「ZONJIS」)から来ており、所持するライドウォッチもシン・ZO・Jのものとなっている{{R|U165DOH|特写-104}}。 |
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* 変身ポーズは仮面ライダーJの変身ポーズが元になっている{{R|PAPAYA}}。 |
* 変身ポーズは仮面ライダーJの変身ポーズが元になっている{{R|PAPAYA|特写-104}}。 |
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* マスクの蛇腹状のディテールはZOとJを、 |
* マスクの蛇腹状のディテールはZOとJを、生体的要素を強調したボディはシンをモチーフとしている{{R|F26052|特写-104}}。着脱可能なマントは表地はクロコダイル調、裏地はスエードタッチの薄布の二重構造になっており、肩プロテクターも外れる仕様になっている{{R|U165DOH|特写-104|特写-106}}。マントはラスボスだと見えるようなミスリードを意図している{{R|F26052}}。 |
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* 変身時に背後に出現する時計のエフェクトにはシンの第3の目と、ZO・Jのベルトを模した宝玉が埋め込まれている{{R|ジオウ読本86}}。 |
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* 変身完了時にはクラッシャーを展開させている{{R|ジオウ読本86}}。 |
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=== 仮面ライダーザモナス === |
=== 仮面ライダーザモナス === |
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:* 身長:198.0cm{{R|平成 vol.20-25|超全集130}} |
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:* 体重:125.4kg{{R|平成 vol.20-25|超全集130}} |
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:* パンチ力:49.3t{{R|平成 vol.20-25|超全集130}} |
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:* キック力:72.7t{{R|平成 vol.20-25|超全集130}} |
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:* ジャンプ力:96.0m{{R|平成 vol.20-25|超全集130}} |
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:* 走力(100m):1.3秒{{R|平成 vol.20-25|超全集130}} |
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野性的かつ俊敏な動きで奇襲攻撃を仕掛けて戦う{{R|PAN|平成 vol.20-25|超全集130}}。 |
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変身音声は「'''仮面ライダーザモナス!'''」。 |
変身音声は「'''仮面ライダーザモナス!'''」。 |
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* 名前は「[[仮面ライダーアマゾンズ|AMAZONS]]」のアナグラム(「ZAMONAS」)から来ており、所持するライドウォッチもアマゾンオメガ・アルファ・ネオのものとなっている{{R|U165DOH}}。当初は『[[仮面ライダー THE FIRST]]』・『[[仮面ライダー THE NEXT]]』の要素を取り入れることも検討されていたが、要素が多すぎてしまうため、『アマゾンズ』のライダーのみに絞られた{{R|F26052}}。 |
* 名前は「[[仮面ライダーアマゾンズ|AMAZONS]]」のアナグラム(「ZAMONAS」)から来ており、所持するライドウォッチもアマゾンオメガ・アルファ・ネオのものとなっている{{R|U165DOH|特写-104}}。当初は『[[仮面ライダー THE FIRST]]』・『[[仮面ライダー THE NEXT]]』の要素を取り入れることも検討されていたが、要素が多すぎてしまうため、『アマゾンズ』のライダーのみに絞られた{{R|F26052}}。 |
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* 頭部はアマゾンオメガ、左半身はアマゾンアルファ、右半身はネオ、全身のディテールはシグマといったデザインモチーフが引用されている{{R|U165DOH}}。オメガの緑色はゾンジスと被るため、メインカラーには用いられなかった{{R|F26052}}。 |
* 頭部はアマゾンオメガ、左半身はアマゾンアルファ、右半身はネオ、全身のディテールはシグマといったデザインモチーフが引用されている{{R|U165DOH|特写-104}}。オメガの緑色はゾンジスと被るため、メインカラーには用いられなかった{{R|F26052|特写-104}}。 |
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; 武器 |
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; ボウガン(クロスボウ{{R|特写-106}})(正式名称不明){{R|U165|U165DOH|平成 vol.20-25|超全集130|UYB20}} |
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: 撮影用のプロップは、アップ・アクション兼用の1つが制作されており、実際に矢を取り外すことや弦を引くことも可能{{R|特写-106}}。 |
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== 関連用語・アイテム == |
== 関連用語・アイテム == |
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:{| class="wikitable sortable" style="font-size:small" border="1" |
:{| class="wikitable sortable" style="font-size:small" border="1" |
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! 対応西暦!!名称!!所持者!!劇中動向 |
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|オーマジオウライドウォッチ||常 |
|2068||オーマジオウライドウォッチ||常磐ソウゴ<br>(ジオウ)||オーマジオウの力を持つウォッチデバイス。<br>ジオウをオーマフォームに変身させる。<br>オーマジオウと邂逅したソウゴが、自らが王になることを改めて見出したことでオーマジオウから託された。 |
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|バールクスライドウォッチ||rowspan="4"|常磐SOUGO<br>(バールクス)||バールクスに変身する。 |
|0000||バールクスライドウォッチ||rowspan="4"|常磐SOUGO<br>(バールクス)||バールクスに変身する。 |
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|RXライドウォッチ||劇中未使用。 |
|rowspan="3"|1988||RXライドウォッチ||劇中未使用。 |
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|ロボライダーライドウォッチ||ゾンジスが使用。 |
|ロボライダーライドウォッチ||ゾンジスが使用。 |
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174行目: | 222行目: | ||
|バイオライダーライドウォッチ||バールクスがJライドウォッチと併用{{R|PAN}}。 |
|バイオライダーライドウォッチ||バールクスがJライドウォッチと併用{{R|PAN}}。 |
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|ゾンジスライドウォッチ||rowspan="4"|カゲン<br>(ゾンジス)||ゾンジスに変身する。 |
|0000||ゾンジスライドウォッチ||rowspan="4"|カゲン<br>(ゾンジス)||ゾンジスに変身する。 |
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|シンライドウォッチ||劇中未使用。 |
|1992||シンライドウォッチ||劇中未使用。 |
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|ZOライドウォッチ||劇中未使用。 |
|1993||ZOライドウォッチ||劇中未使用。 |
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|Jライドウォッチ||バールクスがバイオライダーライドウォッチと併用{{R|PAN}}。 |
|1994||Jライドウォッチ||バールクスがバイオライダーライドウォッチと併用{{R|PAN}}。 |
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|ザモナスライドウォッチ||rowspan="4"|ジョウゲン<br>(ザモナス)||ザモナスに変身する。 |
|0000||ザモナスライドウォッチ||rowspan="4"|ジョウゲン<br>(ザモナス)||ザモナスに変身する。 |
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|アマゾンオメガライドウォッチ||劇中未使用。 |
|rowspan="3"2016||アマゾンオメガライドウォッチ||劇中未使用。 |
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|アマゾンアルファライドウォッチ||劇中未使用。 |
|アマゾンアルファライドウォッチ||劇中未使用。 |
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|アマゾンネオライドウォッチ||劇中未使用。 |
|2017||アマゾンネオライドウォッチ||劇中未使用。 |
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|マッハライドウォッチ||詩島剛<br>(マッハ)||仮面ライダーマッハの力を持つライドウォッチ。<br>常磐ソウゴを認めた詩島剛がドライブライドウォッチとともに手渡した。 |
|2014||マッハライドウォッチ||詩島剛<br>(マッハ)||仮面ライダーマッハの力を持つライドウォッチ。<br>常磐ソウゴを認めた詩島剛がドライブライドウォッチとともに手渡した。 |
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|} |
|} |
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=== スーツアクター === |
=== スーツアクター === |
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出典元は[[ジャパンアクションエンタープライズ]]公式ホームページより<ref name=":0">{{Cite web|url=http://www.japanactionenterprise.com/wp/?page_id=36|title=出演情報(映画)|publisher=ジャパンアクションエンタープライズ|accessdate=2019-10-05|archiveurl=https://web.archive.org/web/20190723172737/http://www.japanactionenterprise.com/wp/?page_id=36|archivedate=2019-07-23}}</ref>。 |
出典元は[[ジャパンアクションエンタープライズ]]公式ホームページより<ref name=":0">{{Cite web|url=http://www.japanactionenterprise.com/wp/?page_id=36|title=出演情報(映画)|publisher=ジャパンアクションエンタープライズ|accessdate=2019-10-05|archiveurl=https://web.archive.org/web/20190723172737/http://www.japanactionenterprise.com/wp/?page_id=36|archivedate=2019-07-23}}</ref>。 |
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当初、バールクスのスーツアクターはBLACK RXがモチーフのため、当時BLACK RXのスーツアクターを担当していた岡元次郎が担当する予定だったが、他のスケジュールが重なっていたため断念し、浅井が担当することとなった{{R|ジオウ読本78}}。 |
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* 仮面ライダージオウ{{R|U165}} - [[高岩成二]] |
* 仮面ライダージオウ{{R|U165}} - [[高岩成二]] |
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* [[永徳 (俳優)|永徳]] |
* [[永徳 (俳優)|永徳]] |
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* 仮面ライダーマッハ{{R|U165}}{{Sfn|パンフレット|2019|loc=「仮面ライダージオウINTERVIEW “瞬間(いま)”を駆けて明日へ― 稲葉友」}} - [[渡辺淳 (俳優)|渡辺淳]] |
* 仮面ライダーマッハ{{R|U165}}{{Sfn|パンフレット|2019|loc=「仮面ライダージオウINTERVIEW “瞬間(いま)”を駆けて明日へ― 稲葉友」}} - [[渡辺淳 (俳優)|渡辺淳]] |
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* 仮面ライダーザモナス{{R|U165}} - [[神前元]] |
* 仮面ライダーザモナス{{R|U165|UYB20}} - [[神前元]] |
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* 仮面ライダーゾンジス{{R|U165}} - [[浅井宏輔]] |
* 仮面ライダーゾンジス{{R|U165|UYB20}} - [[浅井宏輔]] |
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* 仮面ライダーバールクス{{R|U165}} - [[中田裕士]] |
* 仮面ライダーバールクス{{R|U165|UYB20}} - [[中田裕士]] |
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* [[蜂須賀祐一]] |
* [[蜂須賀祐一]] |
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* [[蜂須賀昭二]] |
* [[蜂須賀昭二]] |
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<ref name="F26036">{{Harvnb|フィギュア王260|2019|pp=36-37|loc=取材・構成・文 大前京太郎「魔王降臨暦 第二章 もう一つの未来編」}}</ref> |
<ref name="F26036">{{Harvnb|フィギュア王260|2019|pp=36-37|loc=取材・構成・文 大前京太郎「魔王降臨暦 第二章 もう一つの未来編」}}</ref> |
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<ref name="F26052">{{Harvnb|フィギュア王260|2019|pp=52-53|loc=取材・構成・文 大前京太郎「魔王降臨暦 第三章 最高最善の魔王編」}}</ref> |
<ref name="F26052">{{Harvnb|フィギュア王260|2019|pp=52-53|loc=取材・構成・文 大前京太郎「魔王降臨暦 第三章 最高最善の魔王編」}}</ref> |
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<ref name="ジオウ読本3">{{Harvnb|ジオウ読本|2019|pp=3-7|loc=「ZI-O PRODUCER INTERVIEW [[白倉伸一郎]]」}}</ref> |
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<ref name="ジオウ読本82">{{Harvnb|ジオウ読本|2019|pp=82-85|loc=「ZI-O VFX TALK_01 [[佛田洋]][特撮監督]×足立亨[CG担当]」}}</ref> |
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<ref name="ジオウ読本86">{{Harvnb|ジオウ読本|2019|pp=86-91|loc=「ZI-O VFX TALK_02 長部恭平(日本映像クリエイティブ)[視覚効果]」}}</ref> |
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<ref name="ジオウ読本92">{{Harvnb|ジオウ読本|2019|pp=92-113|loc=「ZI-O CHARACTER DESIGN WORKS DEIGNER CROS TALK 遠藤正幸(バンダイ)×山下貴斗(PLEX)[玩具開発/デザイン]」}}</ref> |
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<ref name="平成 vol.20-9">{{Harvnb|平成 vol.20|2019|p=9|loc=「時の王/仮面ライダージオウ」}}</ref> |
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<ref name="平成 vol.20-25">{{Harvnb|平成 vol.20|2019|p=25|loc=「劇場版&ビデオスペシャル登場 仮面ライダー」}}</ref> |
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<ref name="超全集32">{{Harvnb|超全集|2019|p=32|loc=「常磐ソウゴ / 仮面ライダージオウ」}}</ref> |
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<ref name="超全集130">{{Harvnb|超全集|2019|pp=130-135|loc=「仮面ライダージオウ 戦いの記録」}}</ref> |
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<ref name="UYB20">{{Harvnb|宇宙船YB2020|2020|pp=3-9|loc=「仮面ライダージオウ」}}</ref> |
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<ref name="特写-28">{{Harvnb|特写|2020|pp=28-31|loc=「仮面ライダージオウ オーマフォーム」}}</ref> |
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<ref name="特写-102">{{Harvnb|特写|2020|pp=102-103|loc=「仮面ライダーバールクス」}}</ref> |
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<ref name="特写-104">{{Harvnb|特写|2020|pp=104-105|loc=「仮面ライダーゾンジス」}}</ref> |
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<ref name="特写-106">{{Harvnb|特写|2020|pp=106-107|loc=「仮面ライダーザモナス」}}</ref> |
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<ref name="natalie20190522">{{Cite web|publisher=ナターシャ|work=[[映画ナタリー]]|url=https://natalie.mu/eiga/news/332400|title=劇場版「ジオウ」にDA PUMP、「リュウソウジャー」に佐野史郎と北原里英が出演|date=2019-05-22|accessdate=2019-07-03}}</ref> |
<ref name="natalie20190522">{{Cite web|publisher=ナターシャ|work=[[映画ナタリー]]|url=https://natalie.mu/eiga/news/332400|title=劇場版「ジオウ」にDA PUMP、「リュウソウジャー」に佐野史郎と北原里英が出演|date=2019-05-22|accessdate=2019-07-03}}</ref> |
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<ref name="natalie20190526">{{Cite web|publisher=ナターシャ|work=[[映画ナタリー]]|url=https://natalie.mu/eiga/news/332815|title=劇場版「ジオウ」キョウリュウジャー斉藤秀翼とパパイヤ鈴木が出演、新ライダーに変身|date=2019-05-26|accessdate=2019-07-03}}</ref> |
<ref name="natalie20190526">{{Cite web|publisher=ナターシャ|work=[[映画ナタリー]]|url=https://natalie.mu/eiga/news/332815|title=劇場版「ジオウ」キョウリュウジャー斉藤秀翼とパパイヤ鈴木が出演、新ライダーに変身|date=2019-05-26|accessdate=2019-07-03}}</ref> |
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== 参考文献 == |
== 参考文献 == |
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* 関連書籍 |
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** {{Cite book|和書|date = 2019-12-24|title =仮面ライダー 平成 vol.20 仮面ライダージオウ|publisher = 講談社〈講談社シリーズMOOK(仮面ライダー Official Mook)〉|isbn = 978-4-06-517508-8|ref = {{SfnRef|平成 vol.20|2019}}}} |
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** {{Cite book|和書|date=2019-12-25|title=OFFICIAL PERFECT BOOK 仮面ライダージオウ 公式完全読本 CELEBRATE THE ZI-O COMPLETION|series=ホビージャパンMOOK|publisher=ホビージャパン|isbn=978-4-7986-2094-7|ref={{SfnRef|ジオウ読本|2019}}}} |
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** {{Cite book|和書|date = 2019-03-26|title =仮面ライダージオウ特写写真集 降臨|publisher = ホビージャパン|isbn = 978-4-7986-2170-8|ref = {{SfnRef|特写|2020}}}} |
|||
** {{Cite book|和書|date=2019-12-25<!--奥付表記-->|title=仮面ライダージオウ[[超全集]]|publisher=[[小学館]]|series=[[てれびくん]]デラックス愛蔵版|isbn=978-4-09-105166-0|ref={{SfnRef|超全集|2019}}}} |
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* 雑誌 |
* 雑誌 |
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** {{Cite journal|和書|date=2019-07-01|journal=[[宇宙船 (雑誌)|宇宙船]]|volume=vol.165|issue=(SUMMER 2019.夏)|publisher=[[ホビージャパン]]|isbn=978-4-7986-1968-2|ref={{SfnRef|宇宙船165|2019}}}} |
** {{Cite journal|和書|date=2019-07-01|journal=[[宇宙船 (雑誌)|宇宙船]]|volume=vol.165|issue=(SUMMER 2019.夏)|publisher=[[ホビージャパン]]|isbn=978-4-7986-1968-2|ref={{SfnRef|宇宙船165|2019}}}} |
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** {{Cite journal|和書|date=2019-09-02<!--奥付表記-->|journal=東映ヒーローMAX|volume=VOLUME60|issue=(2019 AUTUMN)|publisher=[[辰巳出版]]|isbn=978-4-7778-2388-8|ref={{SfnRef|東映HM60|2019}} }} |
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** {{Cite journal|和書|date=2019-10-30<!--奥付表記-->|journal=[[フィギュア王]]|volume=No.260|publisher=[[ワールドフォトプレス]]|isbn=978-4-8465-3208-6|ref={{SfnRef|フィギュア王260|2019}}}} |
** {{Cite journal|和書|date=2019-10-30<!--奥付表記-->|journal=[[フィギュア王]]|volume=No.260|publisher=[[ワールドフォトプレス]]|isbn=978-4-8465-3208-6|ref={{SfnRef|フィギュア王260|2019}}}} |
||
**{{Cite journal|和書|date = 2020-04-01|title=宇宙船vol.168特別付録 宇宙船YEARBOOK 2020|journal = 宇宙船|volume = vol.168 |issue =(SPRING 2020.春)|publisher = ホビージャパン |isbn = 978-4-7986-2182-1|ref={{SfnRef|宇宙船YB20|2020}}}} |
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* 劇場パンフレット |
* 劇場パンフレット |
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** 『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer / 騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ! 恐竜パニック!!』パンフレット 2019年7月26日発行 / 構成・文:用田邦憲 / 発行所:東映 事業推進部<!--ページ数表記なし--> |
** 『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer / 騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ! 恐竜パニック!!』パンフレット 2019年7月26日発行 / 構成・文:用田邦憲 / 発行所:東映 事業推進部<!--ページ数表記なし--> |
2020年4月16日 (木) 06:11時点における版
劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer | |
---|---|
監督 | 田﨑竜太 |
脚本 | 下山健人 |
原作 | 石ノ森章太郎 |
出演者 |
奥野壮 押田岳 大幡しえり 渡邊圭祐 稲葉友 クリス・ペプラー ISSA(DA PUMP) YORI(DA PUMP) TOMO(DA PUMP) KIMI(DA PUMP) U-YEAH(DA PUMP) KENZO(DA PUMP) DAICHI(DA PUMP) 前野朋哉 若林時英 蒼葉える 小山力也(声の出演) 木梨憲武 斉藤秀翼 パパイヤ鈴木 生瀬勝久 |
音楽 | 佐橋俊彦 |
主題歌 |
DA PUMP 「P.A.R.T.Y. 〜ユニバース・フェスティバル〜」 |
撮影 | 上赤寿一 |
製作会社 | 劇場版「ジオウ・リュウソウジャー」製作委員会 |
配給 | 東映 |
公開 | 2019年7月26日 |
上映時間 | 67分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
興行収入 | 11.7億円[1] |
前作 | 平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER |
次作 | 仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション |
『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer 』(げきじょうばん かめんライダージオウ オーヴァークォーツァー[2])は、2019年7月26日より東映系で公開の日本の映画作品[3]。同時上映作品は『騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!』。
キャッチコピーは「平成仮面ライダー、最終章。」[4][5]「時代を壊せ、未来を変えろ。」。
概要
特撮テレビドラマ仮面ライダーシリーズの『仮面ライダージオウ』の単独映画作品にしてテレビシリーズとは異なる真の最終回として位置づけられている[6][7]。タイトルはテレビシリーズの主題歌「Over "Quartzer"」に由来する[8]。ドライブ以外のライドウォッチが正式に継承されている状態で始まり、EP47ではゲイツがクリムと剛を知っていたこと、特に剛については本作で出会ったことが公式サイトに明言されている。白倉は、「39話と40話の間くらいに位置づけてもおかしくはない」という[9]。
レジェンドライダーからは、『仮面ライダードライブ』の詩島剛 / 仮面ライダーマッハとクリム・スタインベルトが登場し、ドライブライドウォッチをめぐる物語が展開される[10]。
本映画限定の仮面ライダー(バールクス・ザモナス・ゾンジス)やフォーム(オーマフォーム)も登場するほか、『ジオウ』の次作である『仮面ライダーゼロワン』の仮面ライダーゼロワンがテレビ本編に先駆けて登場する。また、仮面ライダーブレン・仮面ライダーG・仮面戦隊ゴライダー・仮面ライダー斬月 カチドキアームズ・漫画『仮面ライダークウガ』の仮面ライダークウガといった、テレビシリーズ以外のメディア媒体に登場した仮面ライダーもゲスト登場する[11]。
さらに、フジテレビ系列のバラエティ番組『とんねるずのみなさんのおかげです』にて放送された「仮面ライダーシリーズ」非公認のパロディドラマ『仮面ノリダー』から木梨猛が登場する[11]。
2019年7月26日から28日までの興行収入は3億3000万円、動員数は26万人を突破している[12]。
制作
本作品の内容は、前作『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』に引き続き、平成仮面ライダーを題材としたメタフィクション構造となっており、織田信長のエピソードと合わせて後年語られる歴史はその時代の本当の姿ではないということを描いている[13]。東映プロデューサーの白倉伸一郎は、「総括できない」ということが総括であると述べてori [13]、平成ライダーはクウガからジオウだけではないため、その美しい嘘を令和になってもつき続けるのは逆に醜くないかというアプローチから作られた[14]。
今度こそ平成ライダーを終わらせるため、前作『平成ジェネレーションズ FOREVER』とは違う形で平成の総決算をやることとなったが、メタフィクションは前作でやったため、前半はタイムトラベルものでこれまでやって来なかったドライブを絡めて戦国で合戦をする話となった[9]。後半では、ウォズの持つ逢魔降臨暦や歴史は何だったのかが大きな軸のひとつとなり、前半は織田信長に会うという話であったため、前半と後半を繋げる接着剤として牛三が立てられ、後半でのコメディリリーフとなった[9]。
ソウゴが魔王とは別人であったという展開は、テレビシリーズ初期案のオチの一つとして検討されていたものである[13]。白倉はテレビシリーズでやるには抵抗があるが、映画としてはわかりやすくコンパクトにまとめられると考え、本作品に用いたとしている[13]。また、ウォズが裏切るという展開も、仮面ライダーウォズ ギンガファイナリー登場時の展開として想定されていたものである[15]。
ストーリー
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
何者かが、過去へさかのぼってクリム・スタインベルトの祖先を抹殺し、仮面ライダードライブの存在と歴史を無かったことにしようと暗躍を始める。それを止めるため、常磐ソウゴ / 仮面ライダージオウたちは1575年へ赴く。
ソウゴたちは、織田信長と出会い、彼と行動することになる。そんな中、「歴史の管理者」を名乗る謎の集団、クォーツァーと対面、さらにウォズ / 仮面ライダーウォズが彼らの味方として立ちふさがり、ソウゴたちと敵対する。
本作品オリジナルの登場人物
クォーツァー
「歴史の管理者」を名乗る謎の集団[16][17][18]。SOUGOを除き、メンバーはウォズと同じ服装をしている。手下としてカッシーンやダイマジーンも操る[16][19]。
SOUGOを筆頭に平成ライダーの統一性のない歴史を嫌い、平成そのものを抹消しようとする[18]。
- 後付けの歴史が描かれた逢魔降臨暦は、適当にこしらえた半分フィクションであるため、自分の力で未来を選び取らなければならないというヒロイックなメッセージを落とし込むため、敵として設定された[9]。
- 逢魔降臨暦の通りに歴史を運行しようとするウォズを引きで見ているという設定のため、劇中のウォズの「私までコスプレしたら観ている人が混乱するからね」やテレビシリーズの「この本によれば…」という台詞は、観客や視聴者に向けた台詞でもあり、クォーツァーにも向けた二重の意味を持つ台詞でもあるという[9]。
常磐 SOUGO ()[16][19][17] / 仮面ライダーバールクス- 赤い衣装を着たクォーツァーのリーダー[20][19][17]。ウォズが本来の魔王として擁立しようとしていた男でもある[16][19][17][18]。
- 平成という時代を作り直そうとする[19]。
- カゲン / 仮面ライダーゾンジス
- クォーツァーのメンバーの一人。忍者軍団を率いてクララの命を狙う[16][17][18]。
- エンドロール後でゾンジスの姿で生き延びており、3体のカッシーンを率いて新たな時代を作ろうと目論んだが、現れたゼロワンと交戦し、倒される[17]。
- ジョウゲン / 仮面ライダーザモナス
- クォーツァーのメンバーの一人。クリムの屋敷を襲撃した後、1575年にて長篠の戦いの武田軍の先鋒として加勢し、クララの命を狙う[16][17][18]。
- 最初に登場した際の衣装は『仮面ライダーアマゾンズ』の鷹山仁をイメージしている[22]。
- Q-YORI、Q-TOMO、Q-KIMI、Q-YEAH、Q-KENZO、Q-DAICHI[17]
- ウォズ・SOUGO・カゲン・ジョウゲン以外のメンバーたち。ラストでは上記の面々抜きでソウゴたちと対話するシーンがある。
- 平成の歴史を過小評価しているが、純粋な悪とも言えない一面も見せている。
1575年の人物
- クララ・スタインベルト
- オランダ商人の父がいる少女[16][17]。クリムの遠い祖先でもある[16][17]。仮面ライダードライブの歴史を消すために武田軍を利用したジョウゲンとカゲンに命を狙われるが、実際はソウゴたちをおびき寄せてドライブウォッチを継承するきっかけを与える囮に過ぎなかったことが判明する。
- 織田信長
- 自身を「第六天魔王」と名乗っていた戦国時代の武将。後世に伝わっていた信長とはイメージが異なり、ゲイツを影武者に仕立て上げ、クララのもとへ会いに行く[16][17]。
- 映画『仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE』や『仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦』には信長をモチーフとしたキャラクターが登場していたが、信長本人が登場したのは本作品が初である[16]。監督の田﨑は、当初は第六天魔王としての信長にソウゴが出会うという予定であったが、信長について改めて調べたところ近年の研究では彼のイメージが諸説あるということを知り、最も信長らしくないキャスティングにしたと述べている[8]。
- 牛三
- 信長に仕える家臣の忍者[23][16][17]。信長にまつわる伝記[注釈 1]を作っていたが、ゲイツに惚れ込んでタイムマジーンに潜入し、現代を訪れてゲイツたちに協力する[16][17]。1575年ではソウゴを「我が魔王」と呼ぶウォズの一言を伝記に書き記したことから、後世に伝わる信長が第六天魔王のイメージとなった。
- ピエトロ
- カトリック系の修道士の南蛮人[16][17]。クララが探していた[16][17]。
本作品オリジナルの仮面ライダー
本作品に登場するクォーツァーのメンバーが変身する仮面ライダーは、ジオウやゲイツ同様、専用のライドウォッチをジクウドライバーに装填することで変身し、複眼には共通して「ライダー」の文字がある。
平成に制作されたものの、平成仮面ライダーシリーズにカウントされなかった仮面ライダーがモチーフ、および名前の由来となっている[20][24][13][25][26]。
バールクスはメインとして登場するため、ライダーに近いデザインラインの造りとなっており、ザモナスとゾンジスは怪人に近い造りとなっており、怪人に近いディテールを施している[25]。
顔の文字は、顔の輪郭をはみ出るほど大きく入れたり、昔のライダーのように小さい目で入れるなどジオウではやらなかったバランスを試している[25]。
ジオウ、ゲイツ、ウォズの差別化として、ジオウのフォームチェンジの案としても出ていたゴールドのスケルトン、懐中時計、歯車などの時計の内部機構が露出した意匠を肩アーマーに取り入れ、革のバンドと合わせることでレトロな印象になるようデザインされている[25][24][26]。
仮面ライダージオウ オーマフォーム
常磐ソウゴがジクウドライバーにオーマジオウライドウォッチを装填して変身する、オーマジオウの力を宿したジオウの究極強化形態[20]。「最終王者」と呼ばれている[16]。
その姿はオーマジオウと共通する部分を持ちつつも大きく異なり[16]、手から衝撃波を放つ、時間を停止するなど、オーマジオウと同様の能力を行使できる[28][29]。劇中では時間操作能力でダイマジーンを経年させ、ボディを錆びつかせた。
変身音声は「キングタイム!仮面ライダージオウ!オーマ!」。
- デザインコンセプトは「キレイなオーマジオウ」[25][30]で、ラスボスとして描かれたオーマジオウをヒロイックにアレンジしたもので、上品でゴージャスな感じにするため、過度な装飾を抑えており、オレンジがかった明るい金色のマスクにしている[25][30][13]。オーマジオウの背中の時計針のマントは、ジオウの顔の針に準じたデザインに戻し、襷掛けだった時計バンドも左右対称のマントにし、顔の「王」のモールドはシルエットの変化のため、羽や翼のような形で複眼の延長線上に取り入れ、ヒロイックな方向で混沌から秩序への変化の違いを出している[25][30]。額のそのまま嵌め込まれたジオウライドウォッチは、仏像の白毫のように見せている[30]。ブーツ部分は「新たな歴史」を歩み始めたことを表現するため、ジオウトリニティと共通である[13][30]。
- スーツ・マスクは、アップ・アクション兼用の1種類が制作されている[30]。メッシュパーツの複眼パーツを換装することで視界を良好にしている[30]。光沢感のあるベーススーツは、従来のタイツに比してストレッチ性が劣るため、肘と膝にはアイボリー系の異なる生地が縫製されている[30]。ベーススーツはアクションに適するようにするため、後半身をタイツ生地にしている[30]。
- 白倉は本作品に登場するオーマジオウは、実際のオーマジオウではないとされており、未来のソウゴであるため、ソウゴとオーマジオウの対話は自分自身との対話という心理描写の要素もあり、天使と悪のソウゴの心やイメージに近いものとなっているといい、オーマフォームへの変身はソウゴ自身の自覚や決意のメタファーでもあるとしている[13][9]。
- 必殺技
-
- キングタイムブレーク
- オーマジオウライドウォッチのライドオンスターターを押すことで発動し、最強形態となったすべての平成ライダーと共に飛び蹴りを叩き込む。劇中でジオウは「平成ライダーキック」[31]と呼称している。さらに全平成ライダー達が各作品のタイトルと共に巨大化したバールクスの板状のバリアを破り、「平成」の文字を刻み込んだ。ライダーの背後には各番組のロゴが、尾を引いている[32]。
- キングギリギリスラッシュ
- サイキョージカンギレードの必殺技。刀身から伸びる光に「ジオウサイキョウー」の文字が浮かび、光の剣を出現させて相手を両断する。
- アラウンド・ザ・クロック
- 『仮面ライダー シティウォーズ』オリジナルの必殺技。時計型の魔法陣を発生させ、周囲を爆発させる。
仮面ライダーバールクス
常磐SOUGOがジクウドライバーにバールクスライドウォッチを装填して変身する仮面ライダー[20][19][26][17][18]。
平成ライダーの力を無効化する能力を持つ[20][24][19]。劇中ではバイオライダーとJのライドウォッチを併用して自身を巨大化させた[16][26][17][18]。オーマフォームが召喚した平成ライダーたちが最強フォームに変身した際は液状化と巨大化によって攻撃を無効化[18]。さらにバイオライダーの能力を使用して巨大な水の板状のバリアで防いだ[32]。
変身音声は「仮面ライダーバールクス!」。
- 変身ポーズは仮面ライダーBLACK RXの変身ポーズが元になっている[7][26]。
- 名前は「BLACK RX」のアナグラム(「BARLCKX」)から来ており、所持するライドウォッチもBLACK RX・ロボライダー・バイオライダーのものとなっている[24][26]。
- 配色や首周りのデザインは仮面ライダーBLACK RXをモチーフとしている[13]。
- 変身時の、変身エフェクトと背後に出現する時計にはBLACK RXの要素を入れている[33]。
- 武器
- 必殺技
-
- バールクスタイムブレーク
- 右足にエネルギーを集中させ、回し蹴りを放つ[17]。
仮面ライダーゾンジス
カゲンがジクウドライバーにゾンジスライドウォッチを装填して変身する仮面ライダー[20][19][34][17][18]。
武器は使用せず、パワーと厚い硬質皮膚による防御力に特化した肉弾戦で戦う[19][34][17][18]。劇中ラストではロボライダーライドウォッチを使用して胸部からミサイルを発射した[19][18]。
変身音声は「仮面ライダーゾンジス!」。
- 名前は「シン(SIN)」「ZO」「J」のアナグラム(「ZONJIS」)から来ており、所持するライドウォッチもシン・ZO・Jのものとなっている[24][34]。
- 変身ポーズは仮面ライダーJの変身ポーズが元になっている[21][34]。
- マスクの蛇腹状のディテールはZOとJを、生体的要素を強調したボディはシンをモチーフとしている[13][34]。着脱可能なマントは表地はクロコダイル調、裏地はスエードタッチの薄布の二重構造になっており、肩プロテクターも外れる仕様になっている[24][34][27]。マントはラスボスだと見えるようなミスリードを意図している[13]。
- 変身時に背後に出現する時計のエフェクトにはシンの第3の目と、ZO・Jのベルトを模した宝玉が埋め込まれている[33]。
- 変身完了時にはクラッシャーを展開させている[33]。
仮面ライダーザモナス
ジョウゲンがジクウドライバーにザモナスライドウォッチを装填して変身する仮面ライダー[20][24][19][17][18]。
野性的かつ俊敏な動きで奇襲攻撃を仕掛けて戦う[16][19][17]。
変身音声は「仮面ライダーザモナス!」。
- 名前は「AMAZONS」のアナグラム(「ZAMONAS」)から来ており、所持するライドウォッチもアマゾンオメガ・アルファ・ネオのものとなっている[24][34]。当初は『仮面ライダー THE FIRST』・『仮面ライダー THE NEXT』の要素を取り入れることも検討されていたが、要素が多すぎてしまうため、『アマゾンズ』のライダーのみに絞られた[13]。
- 頭部はアマゾンオメガ、左半身はアマゾンアルファ、右半身はネオ、全身のディテールはシグマといったデザインモチーフが引用されている[24][34]。オメガの緑色はゾンジスと被るため、メインカラーには用いられなかった[13][34]。
- 武器
- ボウガン(クロスボウ[27])(正式名称不明)[20][24][19][17][18]
- 撮影用のプロップは、アップ・アクション兼用の1つが制作されており、実際に矢を取り外すことや弦を引くことも可能[27]。
関連用語・アイテム
- 長篠合戦図屏風
- 長篠の戦いを描いた屏風絵。この中に仮面ライダーゲイツとタイムマジーン(ゲイツ機)らしき姿が突然現れたのがテレビでニュースとして流れたため、敵のいる時代が判明する。
- 実在の美術品であり、所蔵美術館である徳川美術館(愛知県名古屋市)が撮影に協力した[35][16]。
- 本映画限定のライドウォッチ
対応西暦 名称 所持者 劇中動向 2068 オーマジオウライドウォッチ 常磐ソウゴ
(ジオウ)オーマジオウの力を持つウォッチデバイス。
ジオウをオーマフォームに変身させる。
オーマジオウと邂逅したソウゴが、自らが王になることを改めて見出したことでオーマジオウから託された。0000 バールクスライドウォッチ 常磐SOUGO
(バールクス)バールクスに変身する。 1988 RXライドウォッチ 劇中未使用。 ロボライダーライドウォッチ ゾンジスが使用。 バイオライダーライドウォッチ バールクスがJライドウォッチと併用[16]。 0000 ゾンジスライドウォッチ カゲン
(ゾンジス)ゾンジスに変身する。 1992 シンライドウォッチ 劇中未使用。 1993 ZOライドウォッチ 劇中未使用。 1994 Jライドウォッチ バールクスがバイオライダーライドウォッチと併用[16]。 0000 ザモナスライドウォッチ ジョウゲン
(ザモナス)ザモナスに変身する。 rowspan="3"2016 アマゾンオメガライドウォッチ 劇中未使用。 アマゾンアルファライドウォッチ 劇中未使用。 2017 アマゾンネオライドウォッチ 劇中未使用。 2014 マッハライドウォッチ 詩島剛
(マッハ)仮面ライダーマッハの力を持つライドウォッチ。
常磐ソウゴを認めた詩島剛がドライブライドウォッチとともに手渡した。
キャスト
過去の平成仮面ライダーシリーズと同じ役柄で出演した役者は、二重鉤括弧で出演した作品名を示す。
- 常磐ソウゴ / 仮面ライダージオウ(声) - 奥野壮
- 明光院ゲイツ / 仮面ライダーゲイツ(声) - 押田岳
- ツクヨミ - 大幡しえり
- ウォズ / 仮面ライダーウォズ(声) - 渡邊圭祐
- 詩島剛 / 仮面ライダーマッハ(声) - 稲葉友『仮面ライダードライブ』[36]
- クリム・スタインベルト - クリス・ペプラー『仮面ライダードライブ』[36]
- 常磐SOUGO[注釈 2] / 仮面ライダーバールクス(声) - ISSA(DA PUMP)[37]
- クォーツァーのメンバー - DA PUMP(YORI、TOMO、KIMI、U-YEAH、KENZO、DAICHI)[37]
- 織田信長 - 前野朋哉[23]
- 牛三 - 若林時英[23]
- クララ・スタインベルト - 蒼葉える[20]
- ピエトロ - Caleb Bryant
- 常磐宗太郎 - 永島敬三
- 常磐奈美恵 - 今吉祥子
- 幼少ソウゴ - 高木波瑠
- 木梨猛 - 木梨憲武(とんねるず)『仮面ノリダー』[11][注釈 3]
- ジョウゲン / 仮面ライダーザモナス(声) - 斉藤秀翼[38]
- カゲン / 仮面ライダーゾンジス(声) - パパイヤ鈴木[38]
- 常磐順一郎 - 生瀬勝久
声の出演
- オーマジオウ - 小山力也
- 仮面ライダーゼロワン - 高橋文哉『仮面ライダーゼロワン』
スーツアクター
出典元はジャパンアクションエンタープライズ公式ホームページより[39]。
当初、バールクスのスーツアクターはBLACK RXがモチーフのため、当時BLACK RXのスーツアクターを担当していた岡元次郎が担当する予定だったが、他のスケジュールが重なっていたため断念し、浅井が担当することとなった[40]。
- 仮面ライダージオウ[20] - 高岩成二
- 縄田雄哉
- 永徳
- 仮面ライダーマッハ[20][41] - 渡辺淳
- 仮面ライダーザモナス[20][18] - 神前元
- 仮面ライダーゾンジス[20][18] - 浅井宏輔
- 仮面ライダーバールクス[20][18] - 中田裕士
- 蜂須賀祐一
- 蜂須賀昭二
- 青木哲也
- 大林勝
- 富永研司
- 高田将司
- 藤田慧
- 岡田和也
- 寺本翔悟
- 伊藤茂騎
- 塚越靖誠
- 宮川連
- 北村海
- 佐野夏未
- 鍜治洸太朗
- 近藤雄太
- 清水麟太郎
- 岩立紫龍
- 原隆太
- 中川和貴
- 本多光騎
- 飯島浩和
- 中村拓磨
- 加藤正樹
- 菊地雄人
- 齊藤謙也
- 小森拓真
- 渡辺実
- 竹内康博
- 高木英一
- おぐらとしひろ
- 佐藤義夫
- 向田翼
- 本多剛幸
- 村井亮
- 細川晃弘
- 寒川祥吾
- 藤田洋平
- 久田悠貴
- 三上真司
- 松本城太郎
- 五味涼子
- 坂梨由芽
- 林本奈々
- 中井絢子
- 五十嵐睦美
- 石上龍成
- 竹中凌大
- 橋本征弥
- 内田卓斗
- 豊田泰史
- 松原凛
- 駒﨑太嘉
- 剣士郎
- 榮桃太郎
- 小林駿哉
- 殿村雅城
- 大槻響
- 石飛雄太
- 稲野純也
- 霜田元
- 平野謙椰
- 田崎直輝
- 堀田慶斗
- 寺田涼夏
- 安川桃香
- 山口貴史
- 片田ミチル
- 上平田結花
- 大河平レオン
- 吉田光
- 松本直也
スタッフ
- 原作 - 石ノ森章太郎
- 監督 - 田﨑竜太[37][20]
- 脚本 - 下山健人[20]
- 音楽 - 佐橋俊彦[20]
- 撮影 - 上赤寿一
- アクション監督 - 宮崎剛・渡辺淳(ジャパンアクションエンタープライズ)[20][39]
- 特撮監督 - 佛田洋(特撮研究所)[20]
- 配給 - 東映
- 製作 - 劇場版「ジオウ・リュウソウジャー」製作委員会(東映、テレビ朝日、東映アニメーション、東映ビデオ、ADKエモーションズ、東映エージエンシー、バンダイ)
音楽
- 主題歌「P.A.R.T.Y. 〜ユニバース・フェスティバル〜」
- 作詞 - shungo / 作曲 - MASAT、Drew Ryan Scott / 編曲 - MASAT / 歌 - DA PUMP[37][42]
- 2019年8月9日には同局の『ミュージックステーション』にDA PUMPが出演して本曲を披露し、仮面ライダージオウ・電王・鎧武も出演した[43][44]。
映像ソフト化
2020年1月8日発売。Blu-ray / DVDでリリース[45]。
- 劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer DVD通常版(1枚組)
- 映像特典
- TRAILER
- 映像特典
- 劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer DVDコレクターズパック(2枚組)
- ディスク1:本編DVD
- 映像特典
- TRAILER
- 映像特典
- ディスク2:特典DVD
- MAKING
- 製作発表会見
- 完成報告イベント
- 公開初日舞台挨拶
- 公開記念舞台挨拶
- SPOT集
- DATA FILE
- POSTER GALLERY
- 初回限定特典
- 特製スリーブケース
- ディスク1:本編DVD
- 劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer Blu-ray+DVDセット コレクターズパック(2枚組)
- ディスク1:本編Blu-ray
- 映像特典
- MAKING
- 製作発表会見
- 完成報告イベント
- 公開初日舞台挨拶
- 公開記念舞台挨拶
- SPOT集
- DATA FILE
- POSTER GALLERY
- TRAILER
- 音声特典
- オーディオ・コメンタリー(プロデューサー:白倉伸一郎×特撮監督:佛田洋×監督:田﨑竜太)
- 映像特典
- ディスク2:本編DVD
- 映像特典
- TRAILER
- 映像特典
- 初回限定特典
- 特製スリーブケース
- ディスク1:本編Blu-ray
脚注
注釈
出典
- ^ “2019年 (令和元年) 全国映画概況” (PDF). 日本映画製作者連盟. 2020年1月31日閲覧。
- ^ “劇場版『仮面ライダージオウ/騎士竜戦隊リュウソウジャー』公開記念!出演キャストが撮影秘話や裏話を語る豪華トークショーが和歌山マリーナシティ&東映太秦映画村で開催!”. 電撃ホビーウェブ (2019年6月28日). 2019年7月2日閲覧。
- ^ “映画『仮面ライダージオウ』究極の「オーマフォーム」公開、『リュウソウジャー』には黒と金の騎士竜が登場”. マイナビニュース. (2019年6月7日) 2019年7月2日閲覧。
- ^ “『仮面ライダージオウ』、平成仮面ライダーを締めくくる夏の劇場版を田崎竜太監督が語る!”. ライブドアニュース. 2020年1月11日閲覧。
- ^ (日本語) 『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer/騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE』予告 2020年1月11日閲覧。
- ^ “追跡、撲滅、いずれもマッハ!劇場版「仮面ライダージオウ」稲葉友演じる剛の新映像”. 映画ナタリー. (2019年6月30日) 2019年7月4日閲覧。
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- ^ a b c d e f ジオウ読本 2019, pp. 3–7, 「ZI-O PRODUCER INTERVIEW 白倉伸一郎」
- ^ “追跡、撲滅、いずれもマッハ!稲葉友が“仮面ライダーマッハ”に変身『劇場版 仮面ライダージオウ』新映像”. 映画ランドNEWS 2019年7月4日閲覧。
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- ^ a b c d e 特写 2020, pp. 106–107, 「仮面ライダーザモナス」
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- ^ a b c d e f g 超全集 2019, p. 32, 「常磐ソウゴ / 仮面ライダージオウ」
- ^ a b c d e f g h i 特写 2020, pp. 28–31, 「仮面ライダージオウ オーマフォーム」
- ^ パンフレット 2019, 「平成仮面ライダー監督鼎談 田﨑竜太×佛田洋×宮崎剛」.
- ^ a b c d ジオウ読本 2019, pp. 82–85, 「ZI-O VFX TALK_01 佛田洋[特撮監督]×足立亨[CG担当]」
- ^ a b c ジオウ読本 2019, pp. 86–91, 「ZI-O VFX TALK_02 長部恭平(日本映像クリエイティブ)[視覚効果]」
- ^ a b c d e f g h i 特写 2020, pp. 104–105, 「仮面ライダーゾンジス」
- ^ tokubi_nagoyaのツイート(1145129010357100544)
- ^ a b “劇場版「ジオウ」に稲葉友&クリス・ペプラー出演「ひとっ走りお付き合いください」”. 映画ナタリー. (2019年6月9日) 2019年7月3日閲覧。
- ^ a b c d e “劇場版「ジオウ」にDA PUMP、「リュウソウジャー」に佐野史郎と北原里英が出演”. 映画ナタリー. ナターシャ (2019年5月22日). 2019年7月3日閲覧。
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- ^ a b “出演情報(映画)”. ジャパンアクションエンタープライズ. 2019年7月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月5日閲覧。
- ^ 引用エラー: 無効な
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タグです。「ジオウ読本78
」という名前の注釈に対するテキストが指定されていません - ^ パンフレット 2019, 「仮面ライダージオウINTERVIEW “瞬間(いま)”を駆けて明日へ― 稲葉友」.
- ^ “DA PUMP、16年9ヵ月ぶりの日本武道館公演で“バイーン”ダンスを初披露”. M-ON!Press. M-ON! (2019年6月14日). 2019年7月3日閲覧。
- ^ “仮面ライダーが『Mステ』でバイーンダンス DA PUMPと共演”. ORICON NEWS (oricon ME). (2019年8月9日) 2019年9月2日閲覧。
- ^ “【エンタがビタミン♪】DA PUMP×仮面ライダー『Mステ』でコラボ 鎧武役・佐野岳のツイートに反響「お盆に帰ってくる神」”. Techinsight (テックインサイト). (2019年8月11日) 2019年9月2日閲覧。
- ^ “平成ライダー最終章!「劇場版 仮面ライダージオウ」DVD&BD 20年1月発売|TVLIFE web - テレビがもっと楽しくなる!”. TV LIFE. 2020年1月11日閲覧。
参考文献
- 関連書籍
- 『仮面ライダー 平成 vol.20 仮面ライダージオウ』講談社〈講談社シリーズMOOK(仮面ライダー Official Mook)〉、2019年12月24日。ISBN 978-4-06-517508-8。
- 『OFFICIAL PERFECT BOOK 仮面ライダージオウ 公式完全読本 CELEBRATE THE ZI-O COMPLETION』ホビージャパン〈ホビージャパンMOOK〉、2019年12月25日。ISBN 978-4-7986-2094-7。
- 『仮面ライダージオウ特写写真集 降臨』ホビージャパン、2019年3月26日。ISBN 978-4-7986-2170-8。
- 『仮面ライダージオウ超全集』小学館〈てれびくんデラックス愛蔵版〉、2019年12月25日。ISBN 978-4-09-105166-0。
- 雑誌
- 『宇宙船』vol.165(SUMMER 2019.夏)、ホビージャパン、2019年7月1日、ISBN 978-4-7986-1968-2。
- 『東映ヒーローMAX』VOLUME60(2019 AUTUMN)、辰巳出版、2019年9月2日、ISBN 978-4-7778-2388-8。
- 『フィギュア王』No.260、ワールドフォトプレス、2019年10月30日、ISBN 978-4-8465-3208-6。
- 「宇宙船vol.168特別付録 宇宙船YEARBOOK 2020」『宇宙船』vol.168(SPRING 2020.春)、ホビージャパン、2020年4月1日、ISBN 978-4-7986-2182-1。
- 劇場パンフレット
- 『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer / 騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ! 恐竜パニック!!』パンフレット 2019年7月26日発行 / 構成・文:用田邦憲 / 発行所:東映 事業推進部