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|画像説明= 北口駅舎(2018年9月) |
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|よみがな= のっぽろ |
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|ローマ字= Nopporo |
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2020年2月15日 (土) 02:59時点における版
野幌駅 | |
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北口駅舎(2018年9月) | |
のっぽろ Nopporo | |
◄A06 大麻 (3.4 km) (1.3 km) 高砂 A08► | |
所在地 | 北海道江別市野幌町94-1 |
駅番号 | ○A07 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■函館本線 |
キロ程 | 304.2 km(函館起点) |
電報略号 | ノツ |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
6,595人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1889年(明治22年)11月3日 |
備考 |
業務委託駅 みどりの窓口有 |
野幌駅 | |
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のっぽろ Nopporo | |
(0.8km) 北海鋼機前► | |
所属事業者 | 夕張鉄道 |
所属路線 | 夕張鉄道線 |
キロ程 | 0.0 km(野幌起点) |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1930年(昭和5年)11月3日[新聞 1] |
廃止年月日 | 1975年(昭和50年)4月1日 |
備考 | 夕張鉄道線廃線 |
野幌駅(のっぽろえき)は、北海道江別市野幌町94にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線の駅である。駅番号はA07。電報略号はノツ。当駅を通るルートで定期運行する急行列車はなく、臨時急行が運転された際も当駅には停車していない。また、特急も全便通過する。かつては夕張鉄道との乗換駅であり、急行「かむい」も停車していた。
歴史
- 1889年(明治22年)
- 1898年(明治31年)4月1日:北海道炭礦鉄道が野幌煉瓦製造所設置。専用線500 m敷設[注 1]。
- 1900年(明治33年)7月:停車場類焼(その後駅舎改築)。
- 1906年(明治39年)10月1日:北海道炭礦鉄道の鉄道路線国有化により、国有鉄道に移管。一般駅。
- 1930年(昭和5年)11月3日:夕張鉄道当駅 - 栗山間開業。ホームは旧ホーム2番線の反対側にあった。
- 1968年(昭和43年)8月:函館本線小樽—滝川間電化[1]。
- 1974年(昭和49年)4月1日:夕張鉄道当駅 - 栗山間旅客輸送休止。
- 1975年(昭和50年)4月1日:夕張鉄道貨物輸送廃止により全線廃止。
- 1985年(昭和60年)3月14日:貨物・荷物取扱い廃止。
- 1986年(昭和61年)12月:南口開業[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。
- 2006年(平成18年)
- 3月21日:南口に新型券売機を設置(継続定期券発売対応)。
- 4月1日:南口の出札窓口を廃止。
- 2007年(平成19年)
- 2008年(平成20年)10月25日:ICカードKitaca使用開始。
- 2009年(平成21年)5月9日:高架工事のため、南口駅舎が仮駅舎に移行。
- 2011年(平成23年)10月23日:高架新駅舎開業[新聞 2]。
- 2014年(平成26年)8月30日:駅構内全面禁煙化[報道 2]。
- 2015年(平成27年)
- 2019年(平成31年)3月22日:南口広場完成[2]。
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北口旧駅舎(2004年6月)
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南口旧駅舎(2004年6月)
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旧構内(2004年6月)
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北口仮駅舎(2010年8月)
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北口旧仮駅舎改札口(2010年8月)
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南口仮駅舎(2010年8月)
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南口旧仮駅舎改札口(2010年8月)
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1番線旧仮設ホーム(2010年8月)
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2番線旧仮設ホーム(2010年8月)
駅構造
2面2線の相対式ホームを持つ高架駅であり、北海道ジェイ・アール・サービスネットによる業務委託駅。みどりの窓口(営業時間:5時30分 - 23時00分)、自動券売機、自動改札機、エレベーター、エスカレーター設置。駅舎デザインはJR北海道と姉妹提携しているデンマーク国鉄(DSB)との共同によって「ひかり」をテーマにしており[報道 4]、江別市の木であるナナカマドをイメージしたレッドカラーをアクセントにしている[報道 4]。なお、地上駅として夕張鉄道が運行されていた頃は2面5線あり、同線廃止などに伴い中線を廃止し、最終的に1番線と2番線の間が大きく開いた2面2線の相対式ホームになっていた。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■函館本線 | 上り | 札幌・小樽方面 |
2 | 下り | 江別・岩見沢方面 |
(出典:JR北海道:駅の情報検索)
-
改札口(2018年9月)
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ホーム(2018年9月)
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駅名標(2017年5月)
利用状況
「江別市統計書」によると、近年の年度別乗車人員は以下の通りである。
年度 | 乗車人員(千人) | 出典 | |
---|---|---|---|
定期外 | 定期 | ||
2002年(平成14年) | 896 | 1,404 | [3] |
2003年(平成15年) | 899 | 1,405 | |
2004年(平成16年) | 908 | 1,394 | |
2005年(平成17年) | 902 | 1,452 | |
2006年(平成18年) | 893 | 1,475 | [3][4] |
2007年(平成19年) | 875 | 1,520 | [4] |
2008年(平成20年) | 839 | 1,521 | |
2009年(平成21年) | 811 | 1,524 | |
2010年(平成22年) | 812 | 1,539 | |
2011年(平成23年) | 849 | 1,567 | [5] |
2012年(平成24年) | 863 | 1,579 | |
2013年(平成25年) | 881 | 1,597 | |
2014年(平成26年) | 841 | 1,578 | |
2015年(平成27年) | 855 | 1,559 | |
2016年(平成28年) | 849 | 1,571 | [6] |
2017年(平成29年) | 839 | 1,568 |
駅周辺
江別市では野幌駅を中心とする約240ヘクタールを都市活動の拠点と位置づけ、連続立体交差事業[7]、土地区画整理事業、街路事業などによって中心市街地に相応しい都市空間の形成を目指す「江別の顔づくり事業」を進めてきた[8][9]。北口駅前広場のロードヒーティングの熱源には、北海道内の駅前広場としては初めて再生可能エネルギーである地中熱を利用したシステムを取り入れている[10]。南口には民設民営による市民交流施設と宿泊施設がオープンした[新聞 3][11]。北口はイオン江別店、江別市民体育館、イオンタウン江別、江別市ガラス工芸館、錦山天満宮、渓和会江別病院、江別市消防本部、野幌郵便局、江別市情報図書館、南口はËBRI(旧ヒダ工場)[12]、江別RTNパーク[13]、北海道立野幌総合運動公園への最寄口になっている。
北口
- 道央農業協同組合(JA道央)野幌支店
- 野幌駅前ビル
- 野幌駅前郵便局
- 野幌病院
南口
- ホテルリボーン野幌
- 市民交流施設「ぷらっと」
- スーパーセンタートライアル野幌店
- ビッグハウス野幌店
バス路線
北口と南口にそれぞれ停留所がある。これらの停留所の1日の平均乗車人員の合計は約570人である[14]。
「野幌駅北口」停留所
- ジェイ・アール北海道バス
- 新札幌駅(新札幌バスターミナル)方面
- 江別駅前・ゆめみ野東町方面
- 野幌運動公園・北広島駅方面
- 北海道中央バス
「野幌駅南口」停留所
- ジェイ・アール北海道バス
- 新札幌駅(新札幌バスターミナル)方面
- 情報大学前・野幌運動公園方面
- 夕張鉄道(夕鉄バス)
隣の駅
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
- 函館本線
脚注
注釈
- ^ 昭和5年版全国専用線一覧に専用線の記録あり。なお、昭和26年版の記録には載っていない。野幌煉瓦製造所は大正14年7月に(初代)北海道窯業野幌工場として分社独立。その後昭和2年末に操業中止。昭和3年に野幌煉瓦工場(昭和23年から(二代目)北海道窯業)に土地及び設備貸与。
出典
- ^ a b “第17章 年表” (PDF). 江別市統計書 2017年版. 江別市 (2017年). 2017年5月14日閲覧。
- ^ “野幌駅前南口広場が完成しました”. 江別市. 2019年12月27日閲覧。
- ^ a b “第8章 運輸・通信” (PDF). 2008年版 江別市統計書目次. 江別市. p. 70 (2008年). 2017年12月16日閲覧。
- ^ a b “第8章 運輸・通信” (PDF). 2012年版 江別市統計書目次. 江別市. p. 70 (2012年). 2017年12月16日閲覧。
- ^ “第8章 運輸・通信” (PDF). 2017年版 江別市統計書. 江別市. p. 74 (2017年). 2017年12月16日閲覧。
- ^ “第8章 運輸・通信” (PDF). 2019年版 江別市統計書. 江別市. p. 74 (2019年). 2019年4月22日閲覧。
- ^ “JR函館本線(野幌駅付近)連続立体交差事業”. 空知総合振興局. 2017年5月13日閲覧。
- ^ “江別の顔づくり事業”. 江別市. 2019年12月27日閲覧。
- ^ “江別市のプロフィールと都心地区” (PDF). 江別市都心地区整備基本計画(概要版). 江別市. 2017年5月13日閲覧。
- ^ “江別の顔づくり事業 地中熱ヒートポンプ式ロードヒーティング” (PDF). 広報えべつ. 江別市. p. 1 (2012年12月). 2017年5月14日閲覧。
- ^ “市民交流施設「ぷらっと」”. 2019年12月27日閲覧。
- ^ “EBRI【赤レンガ工場跡(旧ヒダ工場)】”. 2017年5月13日閲覧。
- ^ “市が所有する工業用地のご紹介【江別RTNパーク】”. 江別市. 2017年5月13日閲覧。
- ^ 江別の顔づくり事業 都心地区整備計画・第5章3-(2)駅周辺の動線計画
報道発表資料
- ^ “駅番号表示(駅ナンバリング)を実施します” (PDF). 北海道旅客鉄道 (2007年9月12日). 2014年9月6日閲覧。
- ^ “札幌圏(Kitacaエリア)における駅構内全面禁煙化の実施について” (PDF). 北海道旅客鉄道 (2014年7月9日). 2014年7月9日閲覧。
- ^ “当社のこれまでの経営改善の取り組みについて” (PDF). 北海道旅客鉄道. p. 2 (2016年11月18日). 2016年11月19日閲覧。
- ^ a b "野幌鉄道高架事業開業記念式典の開催等について" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 13 October 2011. 2017年5月13日閲覧。
新聞記事
- ^ “野幌駅開設120年 有志が記念式典”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2009年11月4日)
- ^ “高架化、駅舎に「江別色」*新JR野幌駅開業”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (2011年10月24日). 2017年5月13日閲覧。
- ^ “野幌駅に新しいまちの顔 クリーンハウスグループが事業者”. 北海道建設新聞 (北海道建設新聞社). (2018年9月13日) 2019年12月27日閲覧。
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 北海道道370号野幌停車場線
- れんがもち
- 江別市の名物であり、1908年(明治41年)の「小樽日報」に石川啄木が「次は野幌。睡眠不足で何かしら疲労を覚えて居る身は、名物の煉瓦餅を買ふ気にもなれぬ。」との文を寄せている。
- WORKING!!
- アニメ内に登場した「野つ駅」は旧北口駅舎がモデルである。