茶志内駅
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茶志内駅 | |
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駅舎(2017年7月) | |
ちゃしない Chashinai | |
◄A16 美唄 (4.4 km) (6.2 km) 奈井江 A18► | |
所在地 | 北海道美唄市茶志内町 |
駅番号 | ○A17 |
所属事業者 | |
所属路線 | ■函館本線 |
キロ程 | 348.1 km(函館起点) |
電報略号 | チヤ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
16人/日(降車客含まず) -2014年- |
開業年月日 | 1916年(大正5年)7月15日[1] |
備考 | 無人駅 |
茶志内駅(ちゃしないえき)は、北海道美唄市茶志内町にある北海道旅客鉄道(JR北海道)・日本貨物鉄道(JR貨物)函館本線の駅である。JR北海道の駅番号はA17。事務管理コードは▲130137[2]。
歴史
[編集]- 1916年(大正5年)7月15日:鉄道院の駅として開業[1]。一般駅[1]。
- 1952年(昭和27年)3月:三菱鉱業茶志内炭礦専用鉄道が開業。
- ?(昭和30年代):上村炭鉱専用線設置。
- 1964年(昭和39年):駅舎改築竣工[4]。
- 1967年(昭和42年)7月1日:三菱鉱業専用鉄道廃止[4]。
- 1968年(昭和43年):道立身体障害者更生指導所の開設と電化工事に伴い跨線橋設置[4]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物の取扱いを廃止[1]。
- 1986年(昭和61年)11月1日:駅員無配置駅となる[5]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、北海道旅客鉄道(JR北海道)・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅となる[1]。
- 1997年(平成9年)12月19日:無人化。
- 2002年(平成14年)6月4日:貨物列車の最終運行日。これ以降貨物列車の発着がなくなる。
- 2007年(平成19年)10月:駅番号設定。
- 2013年(平成25年)5月5日:旭川発札幌行き特急「スーパーカムイ」6号で、1号車の床下の車軸付近から出火。当駅で臨時停車し、車掌が消火器で消し止めた[6]。
- 2024年(令和6年)3月16日:ICカード「Kitaca」の利用が可能となる[7][8][9]。
駅名の由来
[編集]所在地名より。アイヌ語に由来し、有力な説としては「砦(チャシ)・川」を表す「チャシナイ(casi-nay)」と言われているが、周囲に砦があった伝説は無い[10]。
このほか、「柴木・川」を表す「チャㇱナイ(cas-nay)」とする説もある[10]。
駅構造
[編集]単式ホーム・島式ホーム複合型2面3線を有する地上駅。ホーム番号は駅舎側から順に4、3、2番線となっており、ホームの無い1番線は非電化の側線となっている。かつては島式ホーム2面4線の構造であったが、最も駅舎側の1線(5番線)が剥がされ、駅舎から4番ホームへは跨線橋無しで入る事が可能になった。
現在は無人駅であるが、貨物列車が発着していたため1997年まで駅員が配置されていた。
のりば
[編集]駅舎側より記載。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
4・3 | ■函館本線 | 下り | 滝川・旭川方面 |
2 | 上り | 岩見沢・手稲方面 |
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ホームから駅舎を望む(2017年7月)
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待合室(2017年7月)
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昔の姿が残る改札口と集札口(2004年7月)
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ホーム(2017年7月)
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跨線橋(2017年7月)
貨物取扱
[編集]現在、JR貨物の駅は車扱貨物の臨時取扱駅となっている。貨物列車の発着はなく、貨物設備や接続する専用線もない。
かつて、駅の東側には新日本石油美唄油槽所があり、その荷役設備へ続く専用線もあった。この路線は石油輸送に使用されていたため、本輪西駅と当駅の間に石油輸送列車が運行されていた。統廃合により油槽所が閉鎖されることになったため、2002年(平成14年)6月3日の到着、翌4日の貨車の返送を最後に専用線は廃止された。
利用状況
[編集]2014年(平成26年)度の1日平均乗車人員は16人である[11]。近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1951年(昭和26年) | 732 | [12] |
: | ||
1960年(昭和35年) | 691 | [13] |
: | ||
2009年(平成21年) | 24 | [14] |
2010年(平成22年) | 26 | |
2011年(平成23年) | 29 | |
2012年(平成24年) | 17 | [11] |
2013年(平成25年) | 19 | |
2014年(平成26年) | 16 |
駅周辺
[編集]小さな集落がある。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、820頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、216頁。doi:10.11501/1873236 。2022年12月10日閲覧。
- ^ 1963年撮影航空写真(国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス)
- ^ a b c 写真が語る空知の100年(いき出版 2023年)185頁
- ^ 「通報 ●飯田線三河川合駅ほか186駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1986年10月30日、12面。
- ^ JR北海道:特急「スーパーカムイ」出火 運行取りやめ - 毎日新聞 2013年5月5日
- ^ 『2024年3月ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2023年12月15日。オリジナルの2023年12月15日時点におけるアーカイブ 。2023年12月15日閲覧。
- ^ 『2024(令和6)年3月ICカードKitacaエリアを拡大します』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2023年12月13日。オリジナルの2023年12月13日時点におけるアーカイブ 。2023年12月13日閲覧。
- ^ 『ICカードKitacaエリアを拡大します! ~2024年春、函館・旭川各エリアでKitacaサービスを開始します~』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2022年9月14日。オリジナルの2022年9月14日時点におけるアーカイブ 。2022年9月14日閲覧。
- ^ a b “アイヌ語地名リスト セッ~ツキガ P71”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2018年6月10日閲覧。
- ^ a b “第10編 運輸・通信” (PDF). 美唄市統計書 平成27(2015)年版. 美唄市. p. 77 (2015年). 2017年12月16日閲覧。
- ^ 美唄市百年史 資料編 平成3年9月発行、市制申請書による年間乗車 総数の365日平均
- ^ 美唄市百年史 資料編 平成3年9月発行、美唄駅統計資料による年間乗車 総数の366日(閏年)平均
- ^ “第10編 運輸・通信” (PDF). 美唄市統計書 平成24(2012)年版. 美唄市. p. 77 (2012年). 2017年12月16日閲覧。
- ^ “茶志内 のりば地図”. 北海道中央バス. 2019年6月7日閲覧。
- ^ “市民バス(東線・西線)時刻表”. 美唄市. 2019年6月7日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 茶志内|駅の情報検索(時刻表・バリアフリー)|鉄道・きっぷ|JR北海道- Hokkaido Railway Company