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新二岐駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
新二岐駅
駅舎(2007年5月撮影、2023年解体)
しんふたまた
Shin-Futamata
継立 (3.6 km)
(7.6 km) 錦沢
地図
所在地 北海道夕張郡栗山町日出
北緯43度2分13.7秒 東経141度53分44.3秒 / 北緯43.037139度 東経141.895639度 / 43.037139; 141.895639座標: 北緯43度2分13.7秒 東経141度53分44.3秒 / 北緯43.037139度 東経141.895639度 / 43.037139; 141.895639
所属事業者 夕張鉄道
所属路線 夕張鉄道線
キロ程 35.7 km(野幌起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
開業年月日 1926年大正15年)10月14日
廃止年月日 1975年昭和50年)4月1日
備考 夕張鉄道線の廃業に伴い廃止
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1976年の新二岐駅跡と周囲750 m範囲。右上、上が角田炭鉱専用線の軌道跡、下が本線夕張本町方面。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

新二岐駅(しんふたまたえき)は、北海道夕張郡栗山町日出にあった夕張鉄道廃駅)である。夕張鉄道線の廃止に伴い1975年昭和50年)に廃止された。角田炭鉱専用鉄道が分岐していた[1]

歴史

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角田炭鉱電車軌道の石碑

駅構造

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島式ホーム1面2線を有する地上駅。終日駅員が配置されていた。駅舎は1950年代半ばに改築され、腰折屋根と丸窓を組み合わせた大正モダニズムを感じさせる意匠であった[2]。なお、新二岐〜平和駅間は途中にスイッチバック構造のある錦沢駅などがあり、最急勾配22‰の難所で、牽引定数の制約があったため貨車の解結を行うための広い構内を有していた[2]

駅周辺

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駅舎は当時のまま残されていたが、2023年2月に解体された[3]。周辺は山間の農業地帯である。

  • 北海道中央バス「新二股」停留所、栗山町営バス「新二岐」停留所(デマンド区間)
    • 北海道中央バスは、1980年代半ばまで「新二岐駅前」停留所を名乗っていた。
    • 鉄道の代替となる夕鉄バスの路線もあったが2023年10月に廃止された[4]

隣の駅

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夕張鉄道
夕張鉄道線
継立駅 - 新二岐駅 - 錦沢駅

脚注

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  1. ^ 角田炭鉱電車軌道跡の看板
  2. ^ a b 基礎資料 歴史遺産の概要”. 炭鉄港ストーリー構築事業報告書. 北海道空知総合振興局. 2022年1月23日閲覧。
  3. ^ そらち炭鉱(やま)の記憶をめぐる_夕張鉄道の駅舎”. 北海道空知総合振興局. 2023年4月10日閲覧。
  4. ^ バス路線の廃止について”. 夕張鉄道. 2023年12月9日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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