「仮面ライダーゴースト」の版間の差分
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:: '''スペクターゴースト眼魂'''を装填して変身する、'''スペクターゴースト'''を纏った基本形態。スペクターゴーストの色は青・黒。マスク・眼魂の図柄は鬼の形相。この形態では特に「○○魂」とは付かない{{refnest|group="注"|「スペクター魂」としている場合もある<ref name="damashii">{{Cite web|url=https://web.archive.org/web/20160923140910/http://www.ganbarizing.com/news/176.php|title=15個の眼魂を手に入れパワーアップした仮面ライダーゴーストグレイトフル魂!|publisher=[[仮面ライダーバトル ガンバライジング]]|accessdate=2016-10-01}}(2016年9月23日時点の[[インターネット |
:: '''スペクターゴースト眼魂'''を装填して変身する、'''スペクターゴースト'''を纏った基本形態。スペクターゴーストの色は青・黒。マスク・眼魂の図柄は鬼の形相。この形態では特に「○○魂」とは付かない{{refnest|group="注"|「スペクター魂」としている場合もある<ref name="damashii">{{Cite web|url=https://web.archive.org/web/20160923140910/http://www.ganbarizing.com/news/176.php|title=15個の眼魂を手に入れパワーアップした仮面ライダーゴーストグレイトフル魂!|publisher=[[仮面ライダーバトル ガンバライジング]]|accessdate=2016-10-01}}(2016年9月23日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref><ref name="damashii2">{{Cite web|url=https://web.archive.org/web/20160924035644/http://www.ganbarizing.com/play/ghost-icon.html|title=ゴーストアイコンでゴーストがパワーアップ!|publisher=[[仮面ライダーバトル ガンバライジング]]|accessdate=2016-10-01}}(2016年9月24日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>。}}。 |
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:: 変身音声は「'''レディゴー!覚悟!ド・キ・ド・キ!ゴースト!'''」。 |
:: 変身音声は「'''レディゴー!覚悟!ド・キ・ド・キ!ゴースト!'''」。 |
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:: 持ち前の格闘術を活かした格闘戦に加え、ガンガンハンド(主にロッドモード)を使用して容赦無く敵を攻撃する戦法を得意とする。 |
:: 持ち前の格闘術を活かした格闘戦に加え、ガンガンハンド(主にロッドモード)を使用して容赦無く敵を攻撃する戦法を得意とする。 |
2017年9月5日 (火) 09:14時点における版
テレビ番組・中継内での各種情報(終了した番組・中継を含みます)は、DVDやBlu-rayなどでの販売や公式なネット配信、または信頼できる紙媒体またはウェブ媒体が紹介するまで、出典として用いないで下さい。 |
クレジットなどで確認できないスーツアクターの役柄を記載する場合には、必ず信頼可能な情報源からの出典を示してください。出典の無い情報については、Wikipedia:独自研究は載せないに基づき一定期間ののち除去されるおそれがあります(プロジェクト:特撮での議論に基づく) |
映像ソフトの発売まで出典に基づかない劇場版の内容についての加筆は行わないでください(ノート:仮面ライダーゴースト参照)。 |
平成仮面ライダーシリーズ | ||
第16作 | 仮面ライダードライブ | 2014年10月 - 2015年9月 |
第17作 | 仮面ライダーゴースト | 2015年10月 - 2016年9月 |
第18作 | 仮面ライダーエグゼイド | 2016年10月 - 2017年8月 |
仮面ライダーゴースト | |
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ジャンル | 特撮テレビドラマ |
原作 | 石ノ森章太郎[注 1] |
脚本 | 福田卓郎 他 |
監督 | 諸田敏 他 |
出演者 |
西銘駿 大沢ひかる 山本涼介 柳喬之 磯村勇斗 竹中直人 他 |
オープニング |
「我ら思う、故に我ら在り」 歌:氣志團 |
製作 | |
プロデュース |
佐々木基(テレビ朝日) 高橋一浩(東映) |
制作 | テレビ朝日 |
放送 | |
音声形式 | ステレオ放送 |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2015年10月4日 - 2016年9月25日(全50回) |
放送時間 | 日曜 8:00 - 8:30 |
放送枠 | 仮面ライダーシリーズ |
放送分 | 30分 |
『仮面ライダーゴースト』(かめんライダーゴースト、欧文表記:KAMEN RIDER GHOST)は、2015年10月4日から2016年9月25日まで テレビ朝日系列で、毎週日曜8:00 - 8:30(JST)に全50話が放送された、東映制作の特撮テレビドラマ作品、および作中で主人公が変身するヒーローの名称。
キャッチコピーは、「命、燃やすぜ!」「ヒーローは、一度死んで甦る。」「ゴーストアイコン争奪戦!!」。
概要
本作品では幽霊をモチーフに採用[3]し、主人公も初回で殺されて幽霊として蘇る少年と設定した。このモチーフはメカニカルな要素が強い前作『仮面ライダードライブ』と差別化するとともに「怪奇アクション」が注目されたシリーズ初期への原点回帰を目指したものである[4][5][注 2]。目玉という要素も仮面ライダー1号・2号の変身ベルト・タイフーンの形状が目玉に似ていたことに由来している[4][5]。また、キーアイテムとなるゴースト眼魂やサポートキャラクター・ユルセンや敵・眼魔のデザインモチーフに「目玉」が使われている[3]。
本作品における仮面ライダーのデザインやギミックはシンプルを追求している一方、パーカーによるフォームチェンジの要素も取り入れている[4][5][7]。後付けの外装でフォームチェンジを表現するのは前々作『仮面ライダー鎧武/ガイム』を踏襲しており[4]、着用前のパーカーゴーストの状態は西洋の布をまとった幽霊をイメージしている[8]。さらにフォームの特色には宮本武蔵、アイザック・ニュートン、トーマス・エジソンといった著名な英雄・偉人モチーフが導入され、ストーリー面も英雄・偉人に重点に置いたものとなっている。モチーフとなる英雄にはロビン・フッドのように現実では実在が証明されていないものも含まれているが、本作品の世界観ではこれらも実在したものとして扱われている[7]。
2号ライダーである仮面ライダースペクターは従来の2号ライダーよりも早く登場し、敵幹部に代わる第1部のライバルキャラクターとして位置づけられている[5]。
チーフプロデューサーの高橋一浩は、本作品を少年と青年の中間にいる主人公の成長を描く物語とし、主人公が1度死を経験していることで命の大切さを説くことに説得力を持たせ、「生きることの素晴らしさ」を感じることのできる作品にしたいと述べている[7]。脚本を担当した福田卓郎は、シリアスさだけでなくコミカルさを盛り込むことを意識している[9]。企画段階で設定が二転三転しており、メイン監督の諸田敏はクランクインの時点でタイトスケジュールになっていたことを証言している[10]。
第1話から第6話までは1話完結形式で[11]、番組冒頭では天空寺タケルが前回までの出来事を説明する。また、英雄・偉人の簡単な説明を字幕で表記する演出を取っており、番組後半でも不定期ながらも続けられた。この他第38話までは、前作の『ドライブ』同様アバンを挟まず直接オープニングから始まり、オープニングからCMを挟まず直接Aパートから始まる放送形態をとっていたが、第39話からはアバンから始まり、オープニングからCMを挟まず直接Aパートから始まる放送形態へと移行した。
本作品の放送開始と同時期にサービスを開始したスマートフォン向けのアプリ「東映特撮ファンクラブ」では、番組終了直後の8:30よりその週の放送分の見逃し配信を実施している。
あらすじ
前作に引き続き、全体のストーリーを複数部構成で分けるというスタイルが採られている。第12話までが第1シーズン(タケルの99日までの1回目のリミットまで)、第13話から第33話までが第2シーズン(タケルの2回目の消滅からの復活まで)、第34話から第49話までが第3シーズン(タケルが本当の意味で生き返るまで)となっている。またメインストーリー完結後の第50話(最終話)は、次作『仮面ライダーエグゼイド』とコラボレートする特別編として位置付けられている。
第1シーズン(第1話 - 第12話)
- 何処からか地上に姿を現した謎の幽霊型怪人・眼魔が英雄の魂を宿したゴースト眼魂を求めて活動を開始した。幽霊退治を担うゴーストハンター・天空寺龍は偶然現れた眼魔と戦うが敗れ、息子・天空寺タケルに宮本武蔵が持っていた刀の鍔を託し息絶えてしまう。
- それから10年が経った2015年。大天空寺の跡取りとなったタケルは龍と同じゴーストハンターを目指そうとするもゴースト=幽霊が見えないことに悩んでいたが18歳を迎えた日、大天空寺に指定郵便の小包が届く。その中には龍の遺品である眼魂(アイコン)が入っており、触れたタケルは幽霊の姿が見えるようになった。その直後、刀眼魔と槍眼魔が大天空寺を襲撃し、タケルは幼馴染・月村アカリと住職代理・山ノ内御成を守るために眼魂を狙う2体の眼魔と戦うが、命を落としてしまう。
- 死後の世界でタケルは仙人と名乗る謎の老人と出会う。眼魂を見た仙人はタケルが戦いの運命に足を踏み入れていると悟り、彼を仮面ライダーとして蘇らせようと考える。それを受け入れたタケルはゴーストとして現世に戻ると龍から授かった眼魂と仙人から与えられたゴーストドライバーで仮面ライダーゴーストに変身。仙人の分身・ユルセンの指導を受けながら戦い、槍眼魔と刀眼魔を撃破する。しかし、ゴーストとして留まれるのは99日間でそれまでに英雄の魂が封じられた15個の眼魂を集め生者として蘇らなければならない。タケルは眼魂を集めるため、そして自分の運命に向き合うためにアカリや御成たちと共に眼魔が起こす怪事件に挑む。
- 眼魂を集めていく中、タケルは仮面ライダースペクターに変身する謎の青年と衝突を繰り返す。そのうち、タケルは青年が自分とアカリの幼馴染・深海マコトであることに気付く。マコトは10年前、眼魔を研究していた龍が同僚のゴーストハンター・西園寺主税たちと行った実験によって、妹の深海カノンと共に眼魔の世界に閉じ込められ行方不明になっていた。しかし、10年の間に地獄のような日々を過ごしてきたマコトはタケルたちを冷たく突き放すまでに正反対の人格となり、西園寺に協力する謎の青年・アランと接触を繰り返しながら、命を落とし魂だけになったカノンを救うために眼魂を集めていた。
- 真実を知ったタケルはマコトとの和解と協力要請を試みるも、失敗。そんな中、アランの部下・ジャベルが現れ、3人は眼魂を巡って激突。その混乱に乗じて西園寺は眼魂を15個揃えてしまう。大天空寺の地下にあるモノリスに向かった西園寺は全てを支配する力を欲するが、願いは叶わず粒子となって消滅してしまう。その直後、15個の眼魂はグレートアイを形作り、大天空寺の空に浮上。近くに来たタケルはグレートアイの内部空間に吸い込まれ、そこで願いを告げる。その願いは、カノンを蘇らせたいというマコトの願いを実現することだった。カノンとの再会を果たしたマコトはタケルたちに再び心を開くが、グレートアイは消滅し、眼魂は散り散りになってしまう。今度こそ生き返るためにタケルたちは再び眼魂を探し始めるが、どんなに手を尽くしても手がかりすら見つかず、その間にも日が過ぎていった。
- そして運命の99日目になり、タケルは龍の待つ死後の世界へ戻されてしまう。皆を守れなかったと後悔するタケルに龍は「英雄の心を繋げ」という望みを託し、自らタケルに吸収される。龍の力で現世へ戻ったタケルは龍の魂が宿った闘魂ブーストゴースト眼魂の力を使いジャベルを撃破。再び与えられた99日という期限の中で再度眼魂を15個揃えようと決意を新たにするのだった。
第2シーズン(第13話 - 第33話)
- 英雄の心を繋ぐという龍の望みについて悩んでいたタケルは一般人に憑依したリョウマゴースト眼魂と話したことをきっかけに、次々と眼魂に宿る英雄の魂と会話を重ねていく。
- そんな中、親友だったマコトと決別したアランはその原因であるとしてタケルに憎悪の念を抱き、眼魔側が開発したシステムを用いて仮面ライダーネクロムに変身。友としてのマコトを取り戻すため、彼を洗脳してしまう。さらに裏ではアランの兄・アデルの命令を受けた眼魔の科学者・イゴールも現世に現れ、独自に行動する。
- そんな中、純粋に絵を描くことを望む画材眼魔と出会い、タケルは友達になろうと歩み寄る。更に、タケルとカノン、ゴースト眼魂らの力により、マコトはアランによる洗脳から解放される。マコトが正気を取り戻したことを喜ぶタケルとカノンだったが、これに激怒したアランはタケルとマコトに強力な攻撃を仕掛けようとするも、「眼魔の世界」からの緊急の召集がかかり、やむを得ず撤退する。一安心するタケルだったが、マコトから、彼の実際の肉体が「眼魔の世界」にあると知り、愕然とする。
- 一方、「眼魔の世界」の大帝である父・アドニスからの召集に応じたアランとアデル、姉・アリアの前に、仙人と瓜二つの顔をした「眼魔の世界」の長官・イーディスが姿を現す。アドニスはアラン達に「完璧なる世界のために、『怒りも憎しみも、誰も死ぬことが無い世界』という理想を広げる」という自らの決意を伝える。アドニスからマコトのことを尋ねられたアランは「マコトはもう友ではない」と答えるが、アドニスから「迷った時は自分の心に従え」と、かつての理想とは正反対の言葉を告げられ動揺する。
- 自身の過去の「けじめ」をつけるために「眼魔の世界」へと向かったマコトを手助けしようと、「眼魔の世界」に行く方法を模索していたタケルは、イゴールの卑怯な策略により、ムサシからヒミコまでの英雄のゴースト眼魂を奪われてしまうが、エジソンゴーストのアドバイスとアカリと御成、画材眼魔・キュビの協力により、「眼魔の世界」へ辿り着く。
- その頃、祈りを捧げていたアドニスを、アデルは「貴方は最早完璧では無くなった」として殺害し、アリアに「私が大帝の後継者になる」と告げ、新たな大帝に即位すると共に「父はアランに暗殺された」という嘘の情報を流す。自身らを育ててくれたアリアに礼を言いに来たマコトは、アデルの策略によってアランがアドニス殺害の濡れ衣を着せられていることを知る。一方タケルは、謎の白いカプセルが数多く置かれた場所に辿り着き、その箱の中に入っていた人間の一人が突然、灰のようになって消滅する瞬間を目の当たりにし「誰も死ぬことがない完璧な世界」とは名ばかりの現状に憤りと恐怖を募らせる。アデルとの交戦の中途で合流したタケルとマコトは、眼魔の世界の深淵で、イゴールに奪われた眼魂と、正体不明の眼魂を発見。その後、眼魔体を破壊され生身の身体となった傷だらけのアランを見つけ、追ってきた眼魔たちから逃れる形で三人揃って人間世界へと帰還する。
- アデルの刺客としてウルティマとなったジャベルに追われるアラン。生身の身体の不便さと恐怖に苛まれるアランに対し、マコトは親友として手を差し伸べ必死に守ろうとする。一方タケルは眼魔の世界で見た魂の扱いへの恐れから、「眼魔の世界」と人間界の繋がりを一刻も早く絶たなければと焦りを募らせ、アカリら周囲に対して八つ当たりし始める。グレートアイの力で「眼魔の世界」と人間界の繋がりを完全に絶とうと考えたタケルは、マコトとアランにも眼魂を渡すよう詰め寄り、特にアランに対しては不信感を露わにし、さらにジャベルに命を狙われる彼を「眼魔を助ける必要は無い」と見捨てたため、自分の持つ全ての英雄眼魂に見放されますます自暴自棄に陥る。その後ユルセンにも愛想を尽かされた挙句、眼魔に対して諦めたような態度を取ったことからマコトに殴り飛ばされ「見損なった」と非難される。
- その後、ジャベルに追い詰められたアランが絶体絶命の危機に陥るも、マコトは命懸けで彼のことを庇う。致命傷を負ったマコトは、涙を流すアランに対し「想いは繋がるんだ」と言い残して、眼魂となり消滅してしまう。そんなマコトの姿を見て、タケルは皆の想いを未来に繋ぐ決意を固め、英雄たちの心を動かす。そして15の英雄たちは一つの大きな英雄眼魂になり、タケルは仮面ライダーゴースト グレイトフル魂に変身。強化されたウルティマをも撃破する。そしてタケルはマコトの身体を眼魔の世界から取り戻そうと尽力する中、御成に憑依したゴエモンと風切大和との出会いを通じて「出自や考え方が違っても目的のために協力する、協力できる」ということを知り、アランと協力する決意を固めるのだった。
- 「マコトの肉体を『眼魔の世界』から取り戻すために力を貸して欲しい」というタケルの頼みを承諾するアラン。それを知った御成とカノンは大喜びするが、アカリは「アランの本心が分からないままでは、タケルを同行させられない」と猛反対。アカリの想いを汲んだタケルは素直に聞き入れるが、アランは自分に対する警戒心を露にするアカリに苛立ちを募らせる。その頃、眼魔眼魂を用いて操ったネットワーク関連企業「ディープコネクト」社長のスティーブ・ビルズやアデルと共謀して「デミアプロジェクト」を推し進めていたイゴールは、プロジェクトを次の段階へと進めるべく、手下の眼魔を使って空中に謎の赤い粉を散布させる。やがて赤いオーロラが発生し、その影響を受けたカノンが突然、体調を崩してしまう。グレートアイに「叶えられる願いを増やしてほしい」とお願いすることで、「自分を現世に生き返らせること」と「カノンを快復させること」という二つの願いを一度に叶えようとするタケルだが、「眼魔の世界」の「祈りの間」にあるモノリスの干渉により、失敗してしまう。そこでタケル達は、謎のオーロラを発生させた赤い粉の成分の分析と、散布する眼魔の討伐のために行動を開始。ユルセンに赤い粉のサンプルを集めてもらったタケルは、サンプルをアカリに託し、英雄のゴースト達の協力を得て眼魔を倒すが、オーロラは依然として上空に漂っていた。
- 一方、傷だらけになりながらもアランの前に姿を現したジャベルは、アデルから課せられた使命を果たすべく、眼魔スペリオルに変身する。アランもネクロムに変身して応戦するが、赤いオーロラの影響は、生身の肉体で復活したアランたちにも及んでいた。
- タケル達が、神出鬼没な「赤い空」の謎に悩まされている頃、赤い粉の分析を続けていたアカリは、「何かヒントを得られるかもしれない」と、アランに「眼魔の世界」について尋ねる。アカリから「『眼魔の世界』を疑い始めているのでは?」と指摘されたアランは、怒ってその場を立ち去る。その後、カノンを快復させようと、アランはネクロムに変身してイゴールと飛行機眼魔・兄に戦いを挑むが、「赤い空」の影響で弱体化したアランは不利な状況に立たされ、グリムゴースト眼魂と駆けつけたタケルに窮地を救われるも、イゴール達を取り逃がしてしまう。
- アカリは試行錯誤の末に「赤い空」の中和剤を完成させ、カノンの快復に成功する。カノンから、アランが自分の体力が低下していることを隠していると聞いたアカリは、アランにも中和剤を使うため、彼の目的と元へ向かう。その頃、アランはタケル達が幼い頃からの知り合いであるたこ焼屋の店主・福嶋フミに、初めて人間界を訪れた時の気持ちや、自分が抱えている悩みを打ち明ける。フミはアランの話を素直に聞き入れ、「自分の心に聴いてみればいい」と、アランがアドニスから掛けられたのと同じ言葉で励ます。その様子を物陰から見ていたアカリは、衰弱していたアランを中和剤で快復させる。
- その後、アカリは中和剤と同じ成分を含む薬品の入ったポットを取り付けた不知火で、「赤い空」を空気中の大気ごと浄化させようと試みる。アカリから中央ビルに来るよう連絡を受けたタケルはゴーストに変身し、急いで現場に向かう。ビルの屋上にいるアカリを狙う飛行機眼魔・兄を目撃したタケルはフーディーニゴースト眼魂の力を使い、アカリのピンチを救う。不知火で「赤い空」を浄化させることに成功したアカリだが、その直後、復活した飛行機眼魔・弟の襲撃を受け、再びピンチに陥る。ビルの屋上から落下したアカリを救ったのは、ネクロムに変身したアランだった。そしてアランはタケルと協力し、飛行機眼魔兄弟を撃退する。
- 「眼魔の世界」で父・アドニスの行方を探していたアリアは、「祈り」を捧げる謎の声を辿り、幽閉されていたアドニスを見つけるが、アデルが張った結界により救出の断念を余儀なくされ、アドニスからアデルのことを託される。
- その頃、アランは「眼魔の世界」について「迷い」を抱いていたこと、その「答え」を見つけるためにタケルの力を必要としていたことをアカリに打ち明ける。アカリもアランに、「タケルにも、あなたの力が必要になる」と伝え、タケルとマコトのことを託す。そして、アカリや御成達に見送られながら、タケルはアランと共に「眼魔の世界」へと旅立つ。
- 眼魔の世界では、アデルがクーデターを起こし、アドニスを殺害。ガンマイザーが本格的に動き出す。
- マコトは追って来るガンマイザー相手に、眼魔世界の長官・イーディスから、授けられたディープスペクターゴースト眼魂によって、ディープスペクターに変身して、撃退する。
- 尊敬する父や今まで信じていたものを失い、失意のどん底にいたアランを救ったのが、フミ婆であった。「心のままに」の言葉を残し、フミ婆は死去するが、フミ婆の言葉で復活したアランは人間の世界を守るために戦うことを心に誓った。
- アランは眼魔が人間世界に来られないようにゲートを閉じることを提案し、タケル達はそれを実行する。しかしそこに新たな第3の刺客・ジャイロがやってきて、タケル達を圧倒する。またタケルはこの時に訪れた五十嵐博士の記憶を覗き、10年前の出来事を知る。
- ガンマイザーの侵攻が本格し、タケル達はガンマイザーと戦うが、タケルの魂が入ったオレゴースト眼魂が砕け散り、タケルが消滅してしまう。アカリはタケルがいなくても、ガンマイザーをなんとかしようとするが、逆に追い詰められる。しかしアカリたち7人の想いを受けとったタケルが復活。新たなゴーストとなって、不滅のガンマイザーを打ち倒す。
第3シーズン(第34話 - 第49話)
- ムゲンの力を手に入れたタケルは、生き返るために再びグレートアイとの接触を図る。アデルも自分の目指す完璧な世界を創造するためグレートアイに接触しようとする。それに応じるかのようにガンマイザーも脅威を増していく。しかしタケルも自分とかかわった人の想いを学びムゲンも強くなり感情の技を会得する。そんな中アランは戦いについていけていないことを実感する。そこでサンゾウの試練を受けサンゾウの力を取得した。
- マコトはディープスペクター眼魂のせいで生まれたと思われるマコト自身と遭遇。倒すたびに復活しマコトにダメージを与えついに倒れてしまう。
- 一方眼魔世界では焦ったアデルがガンマイザーと融合パーフェクト・ガンマイザーに変身しタケルを襲う。タケルは英雄の力で応戦するがガンマイザーの圧倒的な力の前に敗北。仙人からも「ムゲンの力のみが頼り」といわれるが、「そんなことはない」と反論。アデルの使いできたジャイロに「ムゲンで戦え」と迫られるがオレ魂で挑む。だが英雄眼魂はその力を貸さなかった。それでも英雄を信じるタケルを見たムサシたち英雄はもう一度戦うことを決意しタケルと共にジャイロを倒す。その後も着々とガンマイザーを倒していった。
- しかしそれでもアデルは「完璧な世界」を諦めていなかった。そんなアデルを見たアリアは「ダークネクロムピンク」に変身しガンマイザーに挑むも敗北。アイコンを砕かれ人間の体になり拘束されてしまう。そんなアデルを見たイーディス長官は一人戦いに挑み人間世界に現れた。そこでタケルたちに遭遇し眼魔の世界の仕組みについて話す。その後「タケルがグレートアイのカギとなる」とガンマイザーに進言されたアデルが現れ、その際の戦闘でイーディスは眼魂を砕かれるが後に復活する。しかし焦っていたためイーディスの口調のまま仙人の格好で現れてしまう。イーディスは、アカリたちに「ずっとだましていた」と責められるがタケルが「おかげで戦うことができた。感謝しています」といわれ、共に戦うことを決意する。タケルはその後パーフェクト・ガンマイザーを倒し、アデルに共闘を持ちかけるが拒否されてしまう。
- その後、アデルは自ら眼魂を砕き繭の中に閉じこもっていた。そしてグレートアイと一体化。グレートアイの力で復元して揃えたガンマイザーの石板15枚を召還しそこからコピー・マコトを15人作り出し一体化させた。
- そして、アデルは電子コンタクトDEMIAを利用し、サーバーを介し人間と眼魔、世界を一体化させようとするが、タケルたちによって中枢部を破壊され、失敗に終わる。だが、アデル自身が本サーバーに成り代わることでデミアプロジェクトが発動し、DEMIAを装着した数千万の人々は、魂を奪われ、心はおろか、肉体までもがアデルと同一化してゆく。
- タケルはアデルを食い止めるため、デミアのネットワーク内に侵入するが、その影響で自身が周りから認識できなくなる。だが、宮本武蔵との特訓を経て改めて声を聞くことの大切さを学び、再び周りから認識できるようになる。
- 改めてアデルを食い止めようとするが、アデルが龍を殺した張本人であることを知り、アデルを救いたいが父の仇でもあることに葛藤する。
- そして、アカリと仙人の協力で眼魔世界へと侵入したタケルたちは、アデルのアドニスに対しての誤解を解くことに成功する。
- だが、アデルは自我を得たガンマイザーによって強制的にパーフェクト・ガンマイザーに変身させられてしまい、タケルによってガンマイザーごと倒され、消滅する。
- しかし、Cマコトの使用していたディープスペクター眼魂に入っていたガンマイザーのバックアップが起動し、フレイヤとグレートアイを取り込み、グレートアイザーへと変貌する。
- グレートアイザーは、不確定な要素が多くコントロール不能で不合理な存在でありながら無限の可能性を秘め、自らの存在を脅かす驚異になりうる存在である人間を滅ぼすために活動を開始。三人のライダーに対して無数の眼魔コマンドと眼魔スペリオルを召喚するも、突如現れた謎の仮面ライダーによってすべて倒される。
- タケルたちをも凌駕するグレートアイザーはアイザージャイアントへと変貌し、タケルたちに協力していた眼魔を含むたくさんの人々を魂に変化させて吸収し、一度はタケルを絶望の淵へと追いつめる。しかし、母の声を聴き人間の想いや愛の無限の可能性を改めて信じることで希望を取り戻したタケルは再び変身し、アイザージャイアントを倒すとグレートアイザーもオレ魂のオメガドライブにより大爆発と共に完全消滅させた。
- そして、タケルはグレートアイに自身の復活ではなくガンマイザーに消された人々の復活を望み実行させると、グレートアイからのお礼として身体を与えられ復活を果たすのであった。
登場人物
仮面ライダーの変身者
天空寺 タケル () / 仮面ライダーゴースト- 本作品の主人公。1997年10月4日生まれの18歳→19歳[12]。一人称は「俺[注 3]」。
- 大天空寺の跡取りで10年前に死亡する間際の父・龍から受け取った「宮本武蔵の刀の鍔[注 4]」を常に身につけている。宮本武蔵などの偉人に強い関心を持っており、彼等の伝説などについて書かれた「世界偉人録」を愛読書としている。
- 父と同じゴーストハンターになることを夢見ていたが、幽霊が見えない上に修行も中途半端だった。18歳の誕生日に龍が送った眼魂を受け取ったことを機に眼魔が見えるようになるが、その直後に眼魂を狙う刀眼魔と槍眼魔との戦いに敗れて死亡する。
- しかし、仙人によって肉体の消滅と引き換えにゴーストとして復活。その後は生き返るためにゴーストハンターとなり、仮面ライダーの力で眼魔による怪奇事件をアカリたちと共に調査して眼魂を集めている。眼魔の行動を知ってからは人命を犠牲にせず眼魂を手に入れることを信条としている。
- ゴーストとして甦ってからはタケル自身の精神状態によって他人からの視認や接触が不可能となる場合がある。またタケルが身に着けているものは幽体化し、離れると実体化する。その一方で、ゴーストとなった後の自分の能力や、英雄にまつわる事柄を時々忘れる[注 5]など、ウッカリしがちなところがある。
- マコトから、自分だけでなく周りの人々の命も救おうとする考え方や「戦いに対する覚悟」を「甘い」と非難され、さらにはマコト / スペクターとの戦いで2連敗を喫したことで自信を無くし、実体を保てなくなるほど強い恐怖・不安に囚われてしまうが、アカリの励ましを受けて「自分を信じる」気持ちを取り戻す。後にスペクターの正体が10年前に「神隠し」に遭い行方不明になっていた幼馴染のマコトであること、彼の妹・カノンの魂が眼魂に封印されていることを知り、自分だけでなくカノンのことも救おうと模索した。また心を持つ眼魔にも寄り添い友達となったり、意思を尊重する等心優しい性格の持ち主。
- ゴーストとなって2度の消滅の危機に陥る。1度目は、最初の願いによりカノンを蘇らせた後、再びアカリたちと共に散らばった眼魂探しを始めるも、全ての眼魂を揃えることができないまま、現世に留まることができる期限の99日目(2016年1月10日)を迎え、ジャベルとの戦闘中に消滅するが、死後の世界で邂逅した父・龍によって期限をリセットされて、再び99日間だけ現世に留まることとなった。2度目は、ガンマイザー・ファイヤー、アデルグラビティとの戦いでオレゴースト眼魂が砕けて消滅する。無の中で完全に消えかかっていたが、アカリたちの強い想いによりオレゴースト眼魂が修復されて復活。そして新たな力ゴースト ムゲン魂に変身し、二体のガンマイザーを撃破した。
- 仲間達の協力を得て「眼魔の世界」に来たときは、完璧な世界とは名ばかりの世界観に激しい怒りと動揺を見せる。その「眼魔の世界」で見たものに対する恐怖に苛まれたことで、一時自暴自棄の状態に陥る。アランが眼魔に襲われていた際も眼魔の世界の住人だったからという理由で助けずに見捨ててしまうなど、自分を見失ってしまったことから英雄の眼魂にも見放されてしまう。その後、ウルティマからアランを命懸けで庇い「想いは繋がる」と言って消滅したマコトの言葉を聞いたことで、皆の想いを繋げる決意を固める。そしてその決意に呼応して戻ってきた15の眼魂の力を一つにし、グレイトフル魂へと変身。ウルティマを撃破する。
- カノンにマコトを眼魔の世界から助け出すためにアランと協力しようと提案されるが、アランのことが信用できず、拒否する。しかし、御成に憑依したゴエモンゴーストの助言やショッカー残党のヤマアラシロイドを出会って間もないジュウオウイーグルとの共闘で撃破したことから考えに変化が生じ、眼魔に襲われていたアランを間一髪で助けた。アランと協力することを決意するも、アカリの反対を受けてアランの本心が分かるまで協力はしないと決める。その後自分の心に従うことを決めたアランと協力して飛行機眼魔兄弟を倒した後、共に眼魔の世界へと旅立つ。眼魔の世界でマコトを探す中で、幽閉されているアドニスを発見。アドニスを救出しアランと再会させるが、アデルにアドニスを殺害されてしまう。二度目の帰還からしばらくして、触れた相手の記憶を見る能力に目覚める。この能力がキッカケで人々の想いも読み取ることができ、2度目の消滅から復活する遠因にもなる。
- ムゲン魂に変身できた後、仙人の話によると、最初に龍と立てた計画では、タケルが生きたままの状態でブランク眼魂にタケル自身の魂を入れ、「仮の肉体」で眼魔と戦う見立てであったが、第1話にてタケルがブランク眼魂に魂を入れる前に眼魔に殺されるという「想定外の事態」が起きた為、仙人はやむを得ずタケルをゴーストの状態で現世に戻した。また、一度目の消滅から復活する際にタケルと龍の魂が融合した状態となり、二人の魂を完全に蘇らせるためには、グレートアイの力を使う以外に方法は無いとのことである。「ガンマイザーに立ち向かうには、ムゲン魂の力を使うしかない」という仙人に、「英雄達もまだ戦える」と反論。ゴーストムゲン魂と戦うために現れたジャイロに対し、オレ魂に変身して立ち向かうも終始圧倒される。タケルがムゲン魂に変身しないことに激怒したジャイロが英雄眼魂を破壊しようとした際には、自らの身を挺して英雄眼魂を守り、英雄眼魂の力を信じるタケルの想いに呼応した英雄のパーカーゴースト達と、グレイトフル魂に変身したタケル自身とのメガオメガフォーメーションでジャイロを撃破する。仙人の正体が露見した後、最初の99日の間は仙人(イーディス)の力で生き返らせることができたが、龍の魂との融合により、仙人(イーディス)でさえもタケルの現状や蘇生の可能性の有無すら不明な状態となった事が明かされた[注 6]。
- デミアプロジェクト開始直後に人々の感情がノイズのように頭の中に流れ込む異変に苛まれ、ガンマイザーとの戦闘後には突如としてアカリ達から姿が見えなくなってしまうが、宮本武蔵との対峙で、「全ての物の声を聞くこと」を知り、姿が見える様になる。
- アデルに触れた途端、父・龍を死に追いやった眼魔の正体がアランの兄・アデルだと知り、「アデルを救いたい」という想いと、龍を殺したアデルへの怒り・憎しみの間で揺れ動く。大天空寺の地下にあるモノリスを通じてマコト達と共に眼魔世界に向かう。自分達よりも先に眼魔世界に向かい、パーフェクト・ガンマイザーと戦ったアランが変身解除に追い込まれたことで、父・龍を殺したアデルへの怒りが爆発し、ゴーストムゲン魂に変身し、我を忘れてアデルを攻撃するが、アランの「兄上を助けて欲しい」という叫びで正気を取り戻す。そして再びアデルに精神干渉を行い、アドニスが眼魔世界を作った理由と、家族であるアラン達へのアドニスの想いを伝え、ガンマイザーに操られたアデルをカナシミブレイクで解放した。そして、グレートアイザーを倒した後、再びグレートアイの内部空間に吸い込まれるとグレートアイの化身・フレイヤに自身の復活よりもガンマイザーによって消滅した人間と眼魔世界の住民の復活を願う。願いが叶った後、元の姿に戻ったグレートアイからのお礼として肉体が復元され、その体に触れたことで生き返る。その際に魂を維持していた100の眼魂は方々に飛び去っていった。
- 戦いが終息した後は、半年振りに高校生に復帰するが、やはり勉学に遅れが生じており、アカリに手伝ってもらっていた。そんな中、突如現れた謎の少年・アユムや仮面ライダーエグゼイドと想いをつなげる。
- 西銘駿が現役高校生であることからタケルも高校3年生と設定されている[13]。衣裳も当初は赤や銀を中心としたシックな色合いの予定であったが、西銘の顔立ちに合わせてピンクの花柄という派手なものとなった[14]。
- 「自分を信じる」という言葉は、脚本の福田卓郎が仕事に詰まった時に自身で口にしていたものであるという[9]。
- 「99日」という設定は、2015年内の放送で英雄の眼魂を登場させるために考えられたが、プロデューサーの高橋一浩はこの設定を出した時点では「99日目では生き返らない」ということ以外の先の展開までは考えられなかったと述べている[6]。福田はタケルの生死が物語の山場にせざるを得なかったのが難しかったことを述べている[6]。
深海マコト () / 仮面ライダースペクター- 仮面ライダースペクターに変身する、青と黒のレザージャケット[注 7]を着た青年。一人称は「俺」。
- タケルとアカリの兄貴分にあたる幼馴染で幼少の頃からたまに大天空寺へ遊びに来ていたが、10年前、龍と西園寺の実験が原因でモノリスにできた穴に妹・カノン共々吸い込まれ、眼魔の世界に閉じ込められる。その後、アランたちによって肉体から魂を抜かれて眼魔となってしまい、人間界で仮面ライダーとして活動を始める。10年後になってタケルたちと再会するが、第8話までマコト本人であることに気づかれていなかった。
- 10年前はタケルから「マコト兄ちゃん」と慕われるほどの明るい性格だったが、現在では相手に対して辛辣な物言いをすることが多く、自分を「親友」と呼ぶアランに対しても同様で、幼馴染であるタケルに対しても「俺に友などいない」と冷たい態度を示していた。「英雄のゴースト」の力を使って戦うことについては、「英雄の力を借りる」タケルに対し、「英雄を支配して自分の力にする」という考えを持っていた。自分の邪魔をする者に対しては、例えそれが眼魔であろうと一切容赦せず、また、眼魂の入手についても、タケルが眼魔と戦闘中にも関わらず乱入して力ずくで奪い取ろうとするなど、強引な方法を用いていた。カノンからは、幼馴染であるタケルと戦うことを止めて欲しいと懇願されているが、マコトはそれを無視してでも、タケルから眼魂を奪おうと執拗に狙っていた。しかし、タケルがカノンを復活させたことで再会を果たしたのを機に認め合い和解し、自分の命を顧みずマコトの願いを叶えたタケルを「お前は甘い」と言いながらも友として認める。その後しばらくは「けじめをつけなければならないことがある」と述べ、タケルたちからは距離を置いていたが、たびたび救援に来ていた。
- アランとは「親友」と称され協力関係を築いてきたが、人間として生きる決意を固めたことで、彼とは決別の道を歩むこととなる。その後、ネクロムに変身したアランに圧倒され、自身のゴーストドライバーにネクロムゴースト眼魂を装填されたことにより、仮面ライダーネクロムスペクターに強制変身させられてしまい、アランに操られてしまうが、タケル・カノン・ノブナガゴースト・ツタンカーメンゴースト・フーディーニゴースト眼魂の連携によりドライバーからネクロムゴースト眼魂が外され、アランの洗脳から解放される。キュビと心を通わせたタケルのように、アランに対しては今度こそ良い関係を築けると考えている。
- 自身の身体を取り戻すこと、自分たちを育ててくれたアリアに礼を言うこと、自身を戦士に取り立ててくれたアデルと決別することをけじめとして掲げ、眼魔の世界へ向かう。アリアとアデルとは対面し目的を果たすことはできたものの、アドニス暗殺の罪を擦りつけられ傷だらけのアランを前にして敵に包囲されたことで、身体を取り戻すことは二の次にしてアランの力で急遽人間世界へと戻ることとなる。
- 生身となり追われる身にもなったアランに対し、食事を与えるなどして面倒を見て、刺客であるジャベルからも身を呈して守る。そんなマコトを受け入れようとしないアランに対しては「例えお前が何も信じられなくても俺がお前を信じる」と言い、アランがジャベルに抹殺されそうになったところを命懸けで庇ったことにより致命傷を負ってしまう。そして涙に暮れるアランに「想いは繋がるんだ」と言い残して消滅、スペクターゴースト眼魂も砕け散った[注 8]。
- 結果的に自分の身体を取り戻し、役割を果たさなかったことでイーディスに失望されつつも、凄まじい力があるとされるディープスペクターゴースト眼魂を使いこなすことを決意しこれを手に取る。その後タケルやアランと合流。茫然自失となったアランに喝を入れて立ち直らせ、人間世界へ戻った直後にディープスペクターに変身。人間世界まで追って来たガンマイザー・ファイヤーを撃破した。
- ディープコネクト社によるアイドル募集とサンゾウが課した試練では、自分と瓜二つの顔立ちをしたコピー体2体との連続した戦いで体力を消耗し、倒れているところをカノンに発見される。
- タケルの父・龍を尊敬しており、彼が亡くなった後も時折、大天空の敷地内にある龍の墓を訪ねているが、自身とカノンの父・大悟に対しては、突然理由も告げずに自分達の元を去った事から憎悪に近い感情を抱いており、「全ての父親が、龍さんのように立派な人間とは限らない」等と、「父親」についてタケルとは多少異なる考えを示している。
- 終盤で、幼い頃のマコトがイーディス長官(仙人)から、スペクターゴースト眼魂とゴーストドライバーを授けられたことが判明する。
- 自分に限りなく近づいたCマコトがカノンを自分よりも先に救ったため、タケルたちの前からを姿を隠しCマコトの行動を監視していたが、カノンたちをガンマイザーから守るため物陰から飛び出しディープスペクターに変身するとCマコトが変身したディープスペクターと共闘している。その後、パーフェクト・ガンマイザーの攻撃からタケルを庇い瀕死の重傷を負うが、Cマコトが一体化することで傷が完治した。
- 戦いが終息した後は、劇場版で再会した父・大悟の遺志を継ぐことを決意し、アランの手助けのために眼魔の世界に赴くことをカノンに語った。そしてタケルの誕生日を祝った翌朝、カノンやアランと共に眼魔の世界に旅立った。
- 高橋はコピーマコトが登場するほかに、マコトがガンマイザーに乗っ取られるという案も考えていたが、前作『仮面ライダードライブ』の詩島剛/仮面ライダーマッハが闇堕ちする展開で子供たちが悲しんだとの話を聞き、マコトが自身と向き合う展開に改めた[6]。
- 『ゴースト RE:BIRTH 仮面ライダー スペクター』では、同作品の主人公として登場。また同作品にて、ダントンによってカノンとともに生み出された人造人間であり、大量に作り出された中の唯一の成功例であることが明かされた。本当の名前はリヨン。
- アラン / 仮面ライダーネクロム
- 仮面ライダーネクロムに変身する青年の姿[注 9]をした眼魔の世界の住人。一人称は「私」。第1話〜第15話はラフな格好だったが、ネクロムに変身するようになった第16話からは本気を出す表れとして眼魔の世界の軍服を纏っていた。30話の後半からはフミから貰った服を着用している。
- 人間界へは1950年に初めて訪れ、2005年には自分に交信してきた西園寺と行動を共にする。
- 西園寺とは「眼魂を手に入れる」という共通の目的を持っていたが、眼魂によって願いを叶えたいという西園寺とは別に、眼魔眼魂を使って操った人間達にモノリスを造らせるなど謎めいた行動を取っている。しかし彼の方もまた、大帝や兄からは「眼魂の秘密」を教えられていない様子。第13話で刀眼魔を、第15話でジャベルを復活させた。
- ネクロムに変身しタケルらと対峙した際に、互いにいがみ合い命を奪い合う人間世界に意味を見出せず、曰く「争いがない」眼魔の世界のように人間の世界を変え、自らがその支配者となることを目的としている旨を打ち明ける。
- 上記のように命を重んじるタケルらとは対照的に、「その人間同士が命を奪い合っている」と認識しているため、命や身体の意味を理解しかねている様子で、マコトに対しても倒して命を奪うことで眼魔の世界に連れて帰ろうとしたりと、人間との価値観の相違が見られる。しかし一方で、空や風など人間界の自然を愛でたり、たこ焼きなど人間界の食べ物に興味を示す一面を持つ。
- 目的はあくまで争い合う人間世界を変えることであるためか、人間を兵器として扱う兄のアデルや、魂を奪う兄の部下・イゴールに対して強い不快感を抱いている。
- 「眼魔の世界」ではマコトとは親密な間柄であったようで、「親友」と称するほどであった。カノン曰く、兄妹の面倒はアランが見ていた様子。しかしタケルによってカノンの復活が果たされた頃合いに、マコトは人間の世界で生きるとして、自身との決別を宣言することとなる。
- その後もマコトに対して強い執着心を抱き続けており、「私がその気になれば、君は妹と一緒に生活できなくなる」と警告するなどして、何度も元に戻るよう忠告するも失敗する。そしてマコトが自分に背いたのはタケルのせいであると考えるようになり、執拗に彼の排除を狙うようになる。カノンからは「アラン様」と呼ばれ慕われており、アランの方もマコトとの対立の際に席を外すよう促すなど、敵愾心は見られなかったが、自分とカノンが一緒にいるところに度々タケルが現れることに対して「カノンがタケルに居場所を教えているのではないか?」と疑問を抱くようになり、第20話では誤解を解こうとするカノンに「やはり貴様も『人間』だ」と突き放す態度を取っていた。
- ナイフ眼魔と交戦しているマコトの前に現れ、ナイフ眼魔にはスペクターは自分の手で葬ると制しながらも、自らはスペクターのベルトに無理矢理ネクロムゴースト眼魂を装填し、仮面ライダーネクロムスペクターに変身させた。そして「本当の友になった」と微笑みを浮かべ、マコトを自らの手中へ引き戻し意のままに操ることに成功する。その後はゴーストとネクロムスペクターを幾度となく戦い合わせていたが、タケルやカノンにゴースト眼魂らの連携により、マコトの洗脳が解除されてしまう。その際は激怒してネクロムに変身、ゴーストと正気に戻ったスペクターに強力な攻撃を仕掛けようとしたものの、「眼魔の世界」からの召集が掛かったため、やむなく戦闘を中止し「眼魔の世界」に戻る。
- 眼魔世界へと戻り父であるアドニスにマコトについて問われた際、奴はもう友ではないと言い放つも、心の存在を否定していたはずのアドニスに「迷ったときは、自分の心に従え」と告げられ、動揺を見せる。
- そして侵入者であるタケルと戦闘をしていた最中、アデルにアドニス殺害の容疑をかけられ、アデルの攻撃で眼魂を破壊されてしまう。その魂は元の肉体に戻され、生身の身体を持つようになる。そして満身創痍になっているところをマコトらに発見され、自身を包囲した眼魔たちを振り切る形でマコトやタケル共々人間世界へと移動する。
- 生身の身体の不便さに苦戦している中、アデルの刺客となったジャベルに命を狙われる。マコトには親友として守られ信じていると伝えられるも、素直にそれを受け入れられずにいた。そして幾度もジャベルに追い詰められた[注 10]後、自身を庇って消滅したマコトを見て、思わず涙を流す。
- アデルがアドニスを殺害したとは微塵も思っておらず、自身に懸けられたアドニス殺害の誤解を解くために眼魔の世界に戻ろうと考えるが、追手の眼魔達に命を狙われ、生身の肉体であるため初めて死の恐怖を感じる。
- カノンに「タケルと共にマコトを助けてほしい」と懇願されるが、生身の肉体を持つようになり、死の恐怖を感じたことと、憎んでいたタケルと協力することを拒んでいたため、拒否する。しかし、眼魔に襲われていた所をタケルに助けられてからは、考えに変化[注 11]が生じ、タケルと協力して、眼魔の世界へ向かうことを決意するが、密かに何かを企んでいるような様子からアカリに怪しまれる羽目になり、自身も彼女を「厄介で油断ならない女だ」と警戒すると同時にアカリに苛立ちを募らせる。その後アカリに自分の信念が揺らいでいることを指摘されて動揺を見せるが、フミの「心の声を聞け」という言葉を聞いて吹っ切れる。その中でカノンと同様赤いオーロラの特殊な大気の影響で体力を失いつつあったが、アカリの作った中和剤で治療される。その後飛行機眼魔に襲われビルから転落したアカリを間一髪で助けた。そしてタケルと共に飛行機眼魔兄弟を倒し、眼魔の世界へ旅立つ。アドニスに会うため、タケルと一時的に別行動する[注 12]が、アドニスに再会したことで、タケルと再び合流する。しかし、眼魔スペリオルの攻撃から自らを庇ったアドニスがアデルの手で殺害されてしまい、絶望してしまう。
- アドニスが殺害されたことで茫然自失になり、合流したマコトからの呼び掛けにも「私にはもう、父上も『理想の世界』も、タケル達のような『心』も無い」と自暴自棄になっていたが、マコトから喝を入れられ、タケルから「心」について教えられたことで、自身の「心」と向き合い始める。そこへ現れたアデルが、父・アドニスだけでなく、弟である自分さえも「不要な存在」と断じたことに対し、「眼魔世界が『完璧な世界』ではない」ことをはっきり認識すると同時に、父・アドニスを殺害したアデルへの怒りを露にした。その後タケルやマコトと共に人間世界へ移動した後、それまでスペクターと呼んでいたマコトを名前で呼ぶようになった。
- フミから服を貰い、そのお礼にフミが欲しがっていた画材セット一式を手にフミのもとに向かうがフミはすでに死去しており、その死を目の当たりにしたことで再び心に迷いが生じてしまう。しかし、タケルたちの言葉を受け「この美しい世界を守り、眼魔の世界を美しい世界に変える」という新たな理想を胸に戦うことをフミに誓う。
- ガンマイザー・ウインドとの戦いに敗れたことで自信を失いかけるが、サンゾウゴーストによって送り込まれた「修練の場」での猿・豚・河童との特訓で克服する。第34話では御成に顔を落書きされてしまった。
- 終盤では眼魂になった御成に憑依され体を乗っ取られるが、イゴールが御成の眼魂を破壊したことで身体の自由を取り戻す。その後、御成・シブヤ・ナリタと共にディープコネクト社に乗り込み、ビルズを操っていた眼魔眼魂を破壊しビルズを正気に戻した。暴走するアデルを倒すため、アカリと仙人の協力で開いたモノリスのゲートに単身に入り、眼魔世界へと乗り込むが、兄であるアデルの暴走を止めるため、アデルを羽交い絞めにして自爆を図るも「私には殺せない」と思い留まり、その後現れたタケルに「アデルを救って欲しい」と懇願する。そして、アリアとともに正気に戻ったアデルの最期を看取る。
- 戦いが終息した後は、タケルの誕生日を祝った後、眼魔の世界を人間世界のような住みやすく美しい世界に変えるため深海兄妹と共に眼魔の世界に戻った[注 13]。
- 『劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間』
- カノンの誕生日会中にダークネクロムに襲撃される。グリム魂でダークネクロムBに応戦するも英雄眼魂を奪われてしまい、その後アカリ・御成・カノンと行動するが弁慶に捕まり英雄の村に連行される。
仮面ライダーの関係者
月村 アカリ ()- 本作品のヒロインでタケルの幼馴染。19歳[18]。大学で物理学を専攻している理系少女。一人称は「わたし」。
- 世の中の全ての出来事には「必ず説明できる法則がある」と考えており、(眼魔を含む)ゴーストや怪奇現象等の「非科学的なもの」には否定的で実際に怪現象を見ても頑なに認めず、物理と結び付けて解釈しようとする。
- 現在は不本意ながらもタケルのゴーストハンターとしての活動をサポートしているが、「(タケルのゴースト化や眼魔による怪現象を含めた)あらゆる現象を自らの手で解明する」という目標を抱くようになる。
- 拾った眼魔眼魂の破片から対眼魔兵器不知火・改を開発し、イゴール相手に一発攻撃を浴びせた。
- タケルたちが1度目の帰還をした後、タケルに協力しようとするアランが何かを企んでいるような表情をした際には、アランの本心が見えないと彼を拒絶。赤いオーロラから発生する特殊な大気の影響で容態が悪化するカノンを治療するための中和剤を作る最中、アランの信念が揺らいでいることを指摘。その後カノンを中和剤で救い、カノンと同じく特殊な大気の影響で体力を失いつつあったアランにも中和剤を与え、特殊な大気自体を中和した際に飛行機眼魔に襲われてビルから転落したところをアランに助けられ彼から「無茶な女」と評された。
- ディープコネクト社による夢の実験では、幼少期に片桐兄弟が行った科学実験に参加したことで科学に興味を持ち、片桐兄弟のもとで学びたいと思ったことが語られた。続くディープコネクト社によるアイドル募集ではかなりの音痴で、踊りも苦手だったが、第37話でのホナミによる特訓で上達した。
- キャラクター設定は仏教的世界観との対比として理系女子となった[9]。
- 『超MOVIE大戦ジェネシス』では、幼少期にレオナルド・ダ・ヴィンチに憧れており、ダ・ヴィンチのような万能な才能の持ち主になる事を夢見ていたため、眼魔に目をつけられてしまう。
- 『仮面ライダー1号』にも登場する[17]。
- 『ゴースト RE:BIRTH 仮面ライダー スペクター』では、眼魔世界にてイゴールと共に眼魔世界の空を青くするための研究をしている。
山ノ内 御成 ()[注 14]- 大天空寺の住職代理。一人称は「拙僧」、二人称は「〜殿」[注 15]で、語尾に「〜ですぞ」「〜なり」とつけるなど、やや古風な口調で話す。26歳[19]。
- 先代住職の龍を尊敬しており、その息子・タケルにも敬意をもって接している。タケル曰く「面倒くさい」というほどテンションが高く、眼魔に関わる怪現象を認めようとしないアカリとはいつも騒々しく喧嘩しているが、タケルを大切に思い心配している点では同じであり、眼魔絡みの事件に際しては協力して調査を行っている。本人曰く「昔は色々あった」らしく、第27話では自らに襲いかかりながらも苦しんでいたジャベルに中和剤とおむすびを与える慈悲深い一面を見せ、同時に人の優しさに触れて変わることもあるという教えをジャベルに説く。
- 修行に励んでいるにも関わらず眼魔が見えないが、タケルがゴーストとして甦ったことや眼魔の存在をすんなりと受け入れており、タケルのゴーストハンターとしての活動のサポートにも意欲を示している。
- 日々の鍛錬が功を奏し、眼魔コマンド程度なら怪人相手でも充分渡り合える腕っ節の持ち主[注 16]で、第17話では一撃とは言え眼魔相手に生身で攻撃ができた。
- 一度眼魂が散った際に回収、しばらく所持していた経緯からかゴエモンに愛着が湧いたらしくときどきゴエモンゴースト眼魂に向かって語りかけており、そのゴエモンに憑依された際は「日々語り合った努力の賜物」と喜んでいたが、当人には「わしとこやつは一度も語り合ってなどおらん」と否定されていた。
- 基本的には温厚で怒ることは滅多に無いが、イーディス救出後で最初の99日の間にタケルを生き返らせる力を持っていながら、それを隠し続けてきた事を詫びる仙人(イーディス)に対し、「謝って済む問題ではない!!」と怒りを露にしていた。
- 終盤で眼魂にされた際には、助けようとしたタケルをかわしてアランに憑依している。その後アランに憑依したままネクロムに変身して闘うがイゴールに軽くあしらわれ、変身を解除されたあとにアランから離れた御成眼魂を破壊されて元の御成に戻っている。この行動は、自分が無力なのではないかという焦りが空回りした結果であることをアカリに告白している。
- アデルが龍を殺害した張本人であることが露見した後は、僧侶である身でありながら龍の仇であるアデルを倒せとタケルに言っている[注 17]。
- 戦いが終息した後は不可思議研究所を続けようと仲間に呼び掛けるが、結局一人で続けることとなる。
- 柳喬之はこの役を演じるにあたりスキンヘッドにした[20]。
- 『仮面ライダー1号』にも登場する[17]。
- 『ゴースト RE:BIRTH 仮面ライダー スペクター』では、独立した不可思議研究所の所長となっており、髪形もアフロへアーとなっている。
深海 カノン ()[注 18]- マコトの妹でタケルとアカリの幼馴染。マコトのことを「お兄ちゃん」、タケルのことを「タケル君」、アカリのことを「アカリさん」、アランのことを「アラン様」、御成のことを「御成さん」と呼んでいる。画材眼魔とは一緒に絵を描くほど仲良くなっていた。当初は戦闘能力はないに等しかったが、最終決戦で、掌底で眼魔コマンドを倒せるまでに成長している。
- 10年前、西園寺たちが行った実験による事故で兄であるマコト共々眼魔の世界に閉じ込められ、魂を眼魔眼魂に封印されてしまった。そのためにマコトは妹を復活させる力となる眼魂を集めていた。
- 自身の復活よりも、兄・マコトの幸せを願っており、自分を生き返らせるためとはいえ、マコトが幼馴染であるタケルと争うことを悲痛に感じている[注 19]。
- 第11話にてタケルがグレートアイに願ったことで肉体が再生され、マコトと本当の再会を果たした後、安静のために一時病院に入院していた。
- リョウマの一件の後、ジャベルに連れ去られ人質にされたが、タケルとマコトに救出される。以降は大天空寺に居候しているが、過去に自分とマコトが「眼魔の世界」に閉じ込められる発端となったモノリスがある地下研究室にはなるべく近づかないようにしていたが、五十嵐から10年前の真相を聞いて以降は地下研究室にも入るようになる。
- タケルたちが1度目の帰還をした後、空が眼魔の世界と同じ赤色の空に染まり始めると、その空を赤く染める特殊な大気の影響で倒れ、容態が悪化するも、アカリが作った中和剤で症状は回復した。
- タケルが二度目の消滅をした後、マコトらと共にガンマイザー・ファイヤーとアデル・グラビティに立ち向かい、タケルの復活に貢献した。グリム兄弟の一件では、夢の世界に入り込んだマコトの願望としてコスプレ姿の8人のカノンが登場した。ディープコネクト社によるアイドル募集で、ハルミが引き継いだフーミンで手伝いをしていた。
- 戦いが終息した後はマコトと共にアランの手助けをするべく、眼魔の世界に旅立った。
- 『ゴースト RE:BIRTH 仮面ライダー スペクター』では、ダントンによってマコトとともに生み出された人造人間であることが明かされる。
- 妹眼魂
- カノンの魂が封印された眼魔眼魂。喋ると前面がピンク色に光る。第11話でカノンが復活したことにより消滅した。
八王子 シブヤ ()- 大天空寺の修行僧。眼鏡がチャームポイントで誰にでも敬語で話す。一人称は「僕」。
- 実家は母親が営むラーメン屋であるがシブヤ本人は店を継ぐ意思はない。父親が他界しており、母親がことあるごとに自分とは正反対で強気な性格だった父親と比較することに反発して家を出たため、母親を毛嫌いしていた。ガンマイザー・タイムによる大人たちを幼児化した際は母親が大天空寺が忙しいときに電話を掛けてきたため、珍しく苛立つ様子を見せている。その後に「集団子供化現象」に巻き込まれて子供化しシブヤについての記憶を一時的に無くした母親からも「男らしくない」と言われていたが、母親とナリタを守るために眼魔コマンドに果敢に立ち向かう姿を見せ、騒動が解決した後に元に戻った母親と和解した。シブヤ自身は、母親がラーメン屋を始めたのは父との初めてのデート先がラーメン屋だったからと思っていたが、実際はシブヤが母親の作ったラーメンが好きで「毎日でも食べたい」と言ったためだった。
- 最終決戦ではタケルたちとともに眼魔世界へ行こうとするが、ナリタとともに大天空寺のモノリスの監視役を任される。戦いが終息した後はジャベルの真面目で頼もしい態度に感服し、今まで御成についていたが、ジャベル派になってしまう。
- ナリタ
- 大天空寺の修行僧。クールな青年だが、シブヤに比べてやんちゃな面がある。一人称は「俺」。
- 最終決戦ではタケルたちとともに眼魔世界へ行こうとするが、シブヤとともに大天空寺のモノリスの監視役を任される。戦いが終息した後はジャベルの真面目で頼もしい態度に感服し、今まで御成についていたが、ジャベル派になってしまう。
天空寺 龍 ()- タケルの父。大天空寺の先代住職でゴーストハンターを務めていた。2005年12月20日[注 20]に眼魔との戦いに敗れ、タケルに「宮本武蔵の刀の鍔」を手渡し、「英雄の心を学べ」という遺言を残して息絶えた。その後、期限の99日目(2016年1月10日)を迎えジャベルとの戦闘中に消滅したタケルと死後の世界で邂逅し、自らの力で期限をリセットさせて現世に戻した。
- 10年前に仙人から眼魔の世界が10年後に侵攻を始めると聞き、西園寺や物理学者・五十嵐健次郎と共にモノリスの研究を行った結果、眼魔の世界の守り神であるガンマイザーに対抗するために15の英雄の魂の力を借りることとし、その最初の英雄に宮本武蔵を選んだ。
- その際にブランク眼魂の一つをいずれ自身を超えるであろうタケルの無限の可能性を信じ、彼の息子であるタケルを眼魔との戦いに巻き込むことを危惧する五十嵐の反対を押し切り、指定郵便で18歳になったタケルに届くようにしていた。
- また、そのモノリスの研究が深海兄妹を眼魔の世界に閉じ込めてしまう一因にもなっている。
- 後述する通り高い戦闘技術を身に着けており、迷いが有ったとはいえイーディスの変身した眼魔ウルティマ・エボニーを、召喚したムサシと共に倒す程の実力を持つ。
- また、少なくともイーディス(仙人)と出会う以前から宮本武蔵の刀の鍔に目の紋章を描くことでムサシゴーストを召喚することができた模様。
- 終盤でアデルによって殺されたことが判明する。
- グレートアイザーとの最終決戦ではタケルの前に幻影の姿で現れた。
- 『超MOVIE大戦ジェネシス』では、二度にわたって幼少期のアカリの誘拐される場面に遭遇し、過去と未来のタケルと進ノ介と共に救出に向かう。劇中ではゼロドライブとゴーストの攻撃を受けたラファエロ眼魔にとどめを刺す、単身でミケランジェロ眼魔を倒すなど、生身の状態で初期のゴーストとスペクターを圧倒した眼魔スペリオルを倒す程の高い戦闘技術を身に着けており、鉞を武器として使用している。また、アカリの救出を決意したチビタケルに宮本武蔵の刀の鍔を填めた刀と世界偉人録を授けた。
- テレビシリーズと『超MOVIE大戦ジェネシス』とでは殺害される経緯が異なっているが、プロデューサーの高橋一浩は後者は歴史が改変された設定上のものであり、描写の変更は当初の予定通りであったと述べている[10]。
- 『ゴースト RE:BIRTH 仮面ライダー スペクター』ではマコトに「心を鍛えてくれた父さん」と評されている。
小野寺 靖 ()- 大天空寺に荷物などを届けている町の郵便局員。一人称は「私」。龍が指定郵便で送っていたゴースト眼魂をタケルに届けたのも彼である。
福嶋 フミ ()- たこ焼き屋台フーミンを営む老女。75歳。周りからは
フミ婆 ()の愛称で慕われている。 - 小野寺同様、眼魔などのことは全く知らない一般人でアランのことを「カノンの面白い彼氏」と勘違いしている。ハルミという孫娘がいる。
- 「心」について悩むアランの面倒をなにかと見ることが多く、たこ焼きをサービスであげることがよくある。またアランが「信じていたものを失った」と呆然としていたときは、心機一転のために新しい服をプレゼントするなど、優しく接しているが、そうする理由は彼女自身の過去にあるらしく、かつて「絵描きになりたい」という自身の夢が破れたとき、自分もアランと同じように「心」について悩んだ時期があり、「さんざん悩んだからこそ今は自分の心が分かる」とアランを諭した。その際に「もう一度絵が描きたい」と漏らしていたが急逝してしまい[注 21]、大天空寺にて葬儀が執り行われた。アランの心情の変化に大きく貢献した人物であり、その後もアランは彼女から貰った服を着用し、たこ焼きを食べるシーンがよく観られるようになる。
- プロデューサーの高橋はフミ婆の死を通じて「普通の人が普通に死ぬこと」を描くのが本作品の目標の1つであったとしている[10]。
福嶋 ハルミ ()- フミの孫娘。その姿は若き頃のフミと瓜二つであり、初対面のアランからフミと間違われている。フミ同様、絵を描くことを趣味としている。
- フミの死後、「祖母の声が聞こえた」という理由から新店主として「フーミン」を引き継いだ。
- 『アラン英雄伝』が初出だが、テレビシリーズ第30話ではフミの葬儀でタケルやアカリと対面し会話していた。
仙人 () / 仮面ライダーダークゴースト- あの世へ行きかけていたタケルを甦らせ、彼にゴーストドライバーを授けた謎の老人。その正体は眼魔世界の長官・イーディスだが、後述する経緯で露見するまでは否定していた。イーディスとしての行動については、人間体を持つ眼魔の節を参照。
- 不可思議現象研究所のメンバーからは「おっちゃん」(御成からは「おっちゃん殿」)と呼ばれている。ただし、当人はそう呼ばれることは不本意であり、タケルに続いてアカリにもそう呼ばれた際には落胆していた。「せめて仙人と呼んでくれ」と言うものの、誰もそう呼んではくれない。
- さまざまなコスプレ姿で大天空寺の地下研究室に現れるが、タケルとの電話を一方的に切ったり、タケルの話を最後まで聞かずに姿をくらますなど、奔放な態度をとることが多い。
- 自身を「誰でもあって、誰でもない」と称し、時には厳かに、時には軽い口調でタケルに様々なアドバイスを与えながら今後のことを見守っている。タケルに神様かと問われた際に「そこまで偉くはない」と返しつつ、それ以上のことは教えてくれず、以降もタケルが重要な質問をしようとしてもはぐらかしたり、ギャグで誤魔化すなど、いろいろと秘密を隠していた。
- 10年前から眼魔の世界からの侵攻に対抗するための研究を行う龍達に協力しており、ジャベルとの戦闘中に一度消滅したタケルが死後の世界で邂逅した父・龍の力で現世に帰還した時の台詞や、タケルから「眼魔の世界」について尋ねられた際に「あの場所は『地獄』だ」と話していることなどから、龍や「眼魔の世界」とは少なからず関わりがある事を匂わせていた。
- イーディス登場後はマコトとアランなどから(第34話他)同一人物ではないかとしばしば指摘されるが、赤の他人だととぼけて否定し続ける。イーディスがアデルとの戦いに敗れ現世に来てしまいアカリや御成と対面してもマコトが「彼はイーディスだ」と説明したので、アカリ達もその時点では素直に信じたが、第42話で起きた件でタケル達に正体がバレる。タケルの身を案じるアカリらから「タケルを騙し利用していた」として怒りの矛先を向けられるが、タケルのとりなしで和解する。
- 最終決戦では人間世界と眼魔世界のルートを繋ぐため密かに潜入。仮面ライダーダークゴーストに変身し、眼魔世界側からモノリスのゲートを開いた。その後、眼魔世界へと侵入したタケルたちともに眼魔と戦ったが、タケルにはダークゴーストの姿のままでいたため、かつて戦ったことのあるアルゴスに間違われた。
- 戦いが終息した後はユルセンとともに大天空寺の奥に隠してあった生身の姿で復活し[注 22]、大天空寺の新住職に就任した[注 23]。
- 名称は打ち合わせ段階での仮称がそのまま採用された[13]。
- 『仮面ライダー1号』にも登場する[17]。
- 劇場版公開記念1分間ストーリーの第2話では、既に亡くなったアランの兄・アルゴスと消息が分からない深海兄妹の父・大悟と面識があり、アルゴスにゴーストドライバーを与え、何らかの計画を企んでいることが語られている。
- ユルセン
- 仙人の使い魔。オレンジと白のオバケの姿をしており、大きな目玉型の頭が特徴。一人称は「俺様」、ごくまれに「俺」。戦い方を指導する役目を持つが、口が悪い毒舌家でタケルを小馬鹿にしたり呆れたりしている。
- 眼魔が引き起こす怪事件の解決や人命救助よりも、眼魂の入手を優先する傾向があり、死傷者が出る可能性が生じても平然としている冷淡な一方で、意外と短気でもあり、うっかりの多いタケルに対して普通に怒ったりと、性格そのものはある意味で人間臭くもある。たこ焼きが好きなのか、眼魔のサンプルを取る交換条件としてたこ焼きを渡すと言われたときは生き生きとしていた。
- その正体は仙人の飼い猫であるユルセン(キジトラ)で、グレートアイが宇宙に旅立ち、眼魂システムが機能しなくなったことで仙人共々生身の身体に戻り、仙人に抱かれて生き返ったタケルたちを出迎えた。
- 次回予告ではタイトルコールを担当している。
- 『仮面ライダー1号』にも登場する[17]。
- タケルの母
- 第49話の回想シーンで初めてその姿が明らかとなった。名前は不明。
- タケルを生んだ後、タケルが物心つく前に亡くなった。
- テレビシリーズで眼魔が関わる事件を解決したタケルに、度々声を残していた。経緯は不明だが、闘魂ブーストゴースト眼魂の中にその魂が入っていることが示唆されている。
- アユム
- 第50話(最終回)でグレートアイの中[21]から現れた正体不明の少年。タケルが世界を救ったことを知っているが「未来には絶望があるだけ」と希望を否定する考えを持っており「世界を変える力を持つもの」だというライダーガシャットに執着していたため仮面ライダーゲンムに狙われていた。だが、ゲンムに襲われた際にタケルとエグゼイドに救われ、彼らが想いを繋げて共闘する姿を見て希望を取り戻し、タケルのことを「聞いていた通りの人だった」と礼を言い再びグレートアイの中に去っていった。
- 『仮面ライダーゴースト ファイナルステージ&番組キャストトークショー』内で上演される『仮面ライダーゴースト ファイナルステージ』の導入として登場したキャラクター[22]。その正体はデミアプロジェクトの残留データ・グレートデミアが支配する未来で、仮面ライダーゴーストに変身し抵抗を続けているタケルの息子。過去のタケルを殺すことでアユムを消滅させようと目論んだグレートデミアを追って再びタケルの前に現れた。
10年前の関係者
2015年に起こる眼魔の侵攻に対抗しようとした者たち。不滅のガンマイザーに対抗するために多数の英雄・偉人から16人を選び、ゴーストドライバーを開発していた。
- 天空寺 龍
- 仙人
- 上記の2人は仮面ライダーの関係者を参照。
五十嵐 健次郎 ()- 10年前に龍や西園寺と共にモノリスの研究を行っていた物理学者。
- 龍の死に絶望し、裏切った西園寺に命を狙われたため行方をくらましていたが、研究室で起きた不可思議現象を調査に現れたタケルたちに発見される。一度はタケルから逃げ出すが、タケルの言葉と龍の姿を照らし合わせタケルに10年前の真相を話そうとするが、西園寺が差し向けた青竜刀眼魔の斬撃からタケルを庇って重傷を負う。その際に扇子と共鳴してベンケイゴーストを生み出すきっかけを作った。
- その後は長らく入院生活を強いられたが一時的に退院を許され、10年前の真相を話すために大天空寺を訪れる[注 24]。真相を語った後はタケルたちに後のことを任せ、アカリに自身の手帳を託して去った。
西園寺 主税 ()[注 25]- 黒ずくめの服に身を包んだ、陰気な顔つきの中年男。アランの協力者。一人称は「私」で丁寧な口調で喋る。
- 眼魔の紋章が描かれた魔法陣らしき紙にスポイトから液体を垂らすことで眼魔を召喚する。世間では「願いを叶えてくれる謎の人物」として噂が広がっており、英雄への思い(「憧れ」や「尊敬」など)を持つ人物に接触し眼魔を呼び寄せてその能力で願いを叶えさせようとしているが、ゴーストにより何度も阻止されているため、アランから非難[注 26]されることもある。
- 眼魔たちとは違い、思いを抱く人間を死に至らしめることなくパーカーゴーストを生み出し、鞄に仕込んだ「プロトドライバー」[23][24][注 27]で眼魂に封印することもできる。
- 10年前はゴーストハンターとして龍や五十嵐博士と共にモノリスの研究を行っていたが、その過程で眼魔から取り引きを持ちかけられ、プロトドライバーが完成した直後に二人を裏切る。その際にマコトとカノンを眼魔の世界に閉じ込めたが、10年後に眼魔の世界から帰還したマコトにはその原因が龍だと偽っていた。眼魔側との取引条件としてドライバーを一つ持ち出している。『アラン英雄伝』ではゴーストアイコンを3つ所有した頃にアランと接触している。たこ焼きが好き。
- 全ての英雄の眼魂を揃えた後、大天空寺の地下研究室でグレートアイに「全てのものを支配する力が欲しい」と願うが、ゴーストドライバーを持っていなかったことで願いは叶わず、自身が粒子化してモノリスに吸い込まれるという敢え無い最期を遂げた。
- テレビシリーズ最終回から1年が経過した『真相!英雄眼魂のひみつ!』では眼魔の世界で復活し、再びタケルたちの前に現れ過去の出来事を語る。その身体は人間ではない存在に変わっている。『ゴースト RE:BIRTH 仮面ライダー スペクター』でも再登場し、ダントンがカノンを「失敗作」とののしり殺害しようとしたところを庇って致命傷を負う。最期はマコトに「妹を大切にしなよ」と告げ、「これで私も『英雄』になれたか?天空寺龍よ…」と呟きながら光の粒子となって消滅した。
英雄のパーカーゴースト
15個のゴースト眼魂に封じられた英雄の魂。ガンマイザーへの対抗手段として龍たちが選び抜いた戦力の一部である。
普段はパーカーとして仮面ライダーに力を与えているが、黒一色の人型がパーカーを着た姿にも変化でき、その姿で独立して仮面ライダーと共闘することもある。
第49話でタケルが復活した後、紋章が消えたため上空から落下していくタケルを助け無事着地させると全員消滅した。
- ムサシゴースト
- タケルが所有していた「刀の鍔」が変化したゴースト。最初にタケルに話し掛けたゴーストでもある。
- 眼魂の中は道場となっており、自身はそこに座っている。
- タケルを最初に眼魂の中に入れ、タケルに「全ての英雄のゴーストがタケル達に協力的とは限らない」と語り、「決して折れない心を持て」と伝える。
- タケルたちが一度目の帰還をした後、他のゴーストを統率してアイコンドライバーGを起動させている。
- ガンマイザーに敗れた後は、「英雄の力では、もはやガンマイザーに対抗できない」という仙人の言葉に反発するタケルの成長を喜びながらも、「儂らの役目は終わった」として眼魔達との戦いから身を引こうとするが、それでも英雄の力を信じ必要とするタケルに共感し、他の英雄のゴースト達と共に再びタケルと力を合わせて戦い続ける事を誓う。
- 現在の姿はゴーストドライバーと眼魂の力によるもので、10年前に龍が「刀の鍔」と眼の紋章を用いて召喚した際の姿は赤い目を持つ黒い頭部に巌流島での決闘で着ていたのと同様の服装を纏っていた。
- 10年前に龍がイーディスと対峙した時にも召還され、龍と共に戦っている。
- 戦闘を行う際にはガンガンセイバー(二刀流モード)を装備する。
- 対応するガンマイザーはブレード[25]。
- 声を担当した関智一は、壮年のイメージで演じている[26]。
- 宮本武蔵
- ムサシゴーストの生前の姿。
- 眼魂の中の砂浜で、人々の感情がノイズのように頭の中に流れ込む異変に苛まれるタケルに、そのことを克服するきっかけを与えた。
- エジソンゴースト
- 園田義則が所有していた「電球」が変化したゴースト。
- 眼魂の中は研究室となっている。
- 眼魔の世界に行く方法を模索するタケルの心意気に共感し、眼魂の中にタケルを呼び寄せる。タケルに「1%の閃きが無ければ、99%の努力が無駄になる」、「閃きとは心の中にある答えを感じ取る力」と眼魔の世界へ行くヒントを与える。
- 戦闘を行う際にはガンガンセイバー(ガンモード)を装備する。
- 対応するガンマイザーはエレクトリック[25]。
- 声を担当した関は、演出側の「ルー大柴のような英語混じり」という要望に基いて演じている[26]。
- 研究室のシーンは栃木県にあるエジソンミュージアムで撮影された[27]。第2話に登場したエジソンコレクションも同施設の所蔵品を借用したものである[27]。
- ロビンゴースト
- 白瀬マリが豪邸から盗み出した「弓矢」が変化したゴースト。
- 眼魂の中は鬱蒼と茂った森林となっている。
- アランの言葉に迷いを抱いていたタケルを眼魂の中に入れ、マコトとアランの関係について「二人が親友なら、きっと分かり合えるはずだ」と一方的な正義感を語るタケルに「正義は一つとは限らない」と諌める。
- 戦闘を行う際には、ガンガンセイバー(アローモード)を装備する。
- 対応するガンマイザーはアロー[25]。
- 声を担当した関は、当初古川登志夫をイメージした演技を想定していたが、演出側のイメージに沿って低音の演技とした[26]。
- ニュートンゴースト
- ニュートンゴースト眼魂に宿るゴースト。
- 非科学的で人の内なる力・神秘を信じるヒミコゴーストが苦手で、ヒミコゴーストがタケルに近づく度にタケルから離れ逃げていたが、御成とアカリの関係を見て考えを改め、アカリの提案を受け入れヒミコゴーストと協力している。
- 対応するガンマイザーはグラビティ[25]。
- 声を担当した関は、自身の持ちネタである「とぼけた老人」に志村けんがコントで演じる神様のイメージを足して演じている[26]。
- ビリー・ザ・キッドゴースト
- ウエスタンショップの店長が所有していた「帽子」が変化したゴースト。第39話でカノンに憑依した。
- 眼魂の中は西部劇の酒場風になっている。
- 対応するガンマイザーはライフル[25]。
- ベートーベンゴースト
- 君島康介が所有していた「楽譜」が変化したゴースト。第41話でアカリに憑依した。
- 「運命」という言葉に反応してアカリに憑依し、タケルに「運命と戦え」と語った。
- 眼魂の中はピアノやバイオリンの置かれた音楽室になっている。
- 集められたデミアβ版の使用者の魂を救うためにタケルの前に現れ、タケルと協力してイゴールの作った曲を打ち消すための曲を奏でている。
- 対応するガンマイザーはオシレーション[25]。
- ベンケイゴースト
- 五十嵐健次郎が所有していた「扇子」が変化したゴースト。
- 眼魂の中は太鼓橋となっている。
- タケルを眼魂の中に入れ、信念を貫くことの尊さと周囲の人の意見を聞くことの大切さを説く。
- 戦闘を行う際にはガンガンセイバー(ハンマーモード)を装備する。
- 対応するガンマイザーはハンマー[25]。
- 声を担当した関は、演出側の「重い低い感じ」という要望をもとに、ロビンとの差別化として堅いイメージで演じている[26]。
- ゴエモンゴースト
- 御成に憑依したゴースト。ゴエモンゴースト眼魂を拾ったことから御成が一番思い入れを持っている。言葉の端々をいちいち大袈裟に見得を切って言う。
- ネズミ怪人(ショッカー残党のヤマアラシロイド)の騒動を「鼠小僧の仕業」と勘違いしたことがキッカケで御成に憑依する。
- タケルがアランと協力するかどうか迷っている時に自身と鼠小僧は犬猿の仲だったが一度だけ手を組んだと言う話をするが、タケルに生きていた時代が合わないことを指摘されると嘘であることを認めつつ「どデカイことをするときに細かいことは気にしてはいられない」ということを伝える。
- 戦闘を行う際にはサングラスラッシャー(ソードモード)を装備する。
- 対応するガンマイザーはスピアー[25]。
- 声を担当した関は、演出側の「歌舞伎のようなケレン味」という要望に基いて、声色を変えず口調に特徴をつけて演じている[26]。
- リョウマゴースト
- 田村長正に憑依したゴースト。大きな夢を好み、人の夢や想いは繋がっていくと信じている。
- 憑依した時に見えた田村長正が持つ父親の薩之進との確執をタケルに「薩長同盟を結べ」と言って解消させる課題を与える。
- タケルが持つ大きな夢に共感し、タケル達に力を貸す。
- 戦闘を行う際にはサングラスラッシャーやガンガンセイバー(ブレードモード)を装備し、斬撃と銃撃を使い分ける。
- 対応するガンマイザーはウィンド[25]。
- 声を担当した関は、ムサシとの対比で若者のイメージで演じている[26]。
- ヒミコゴースト
- 日野美和子に憑依したゴースト。人の力を信じている。
- 眼魂の中は弥生時代の村となっており、自身はその中の竪穴住居内にいる。
- 予知能力を持っており、美和子を介してタケルたちに予知を伝えていた。タケルに人の心を集める力があると見極めたあとは、眼魂としてタケルに力を貸す。
- 人の内なる力・神秘を信じる自身と科学を信じるニュートンゴーストとは相性が悪いと自覚しており「水と油」と表している。
- 戦闘を行う際にはガンガンセイバー(ナギナタモード)を装備する。
- 対応するガンマイザーはプラネット[25]。
- 声を担当した関は、当初は女性キャラ以外と依頼されていたが、本人の希望により女性も含め全員演じることとなった[26]。関は美輪明宏のような性別を超越したイメージで演じている[26]。
- ツタンカーメンゴースト
- ツタンカーメンゴースト眼魂に宿るゴースト。
- 眼魂の中はピラミッドの石室のようになっている。
- タケルと協力し、ガンマイザーに時間を逆行させられて幼児化した大人たちを時空を操る力を使い元に戻した。
- 戦闘を行う際にはガンガンハンド(鎌モード)を装備する。
- 対応するガンマイザーはタイム[25]。
- 声を担当した関は、少年王という設定から自身が『ドラえもん』で演じる骨川スネ夫を意識して演じている[26]。
- ノブナガゴースト
- 羽柴信良が所有していた「書状」が変化したゴースト。
- 眼魂の中はふすまにノブナガ魂の顔が描かれた城の大広間となっている。
- マコトを救おうとするタケルに力を貸すと宣言する。その後、タケルとカノンがネクロムスペクターを押さえているうちにツタンカーメンゴーストやフーディーニゴースト眼魂との連携によりドライバーからネクロムゴースト眼魂を取り外し、アランに投げ返した。
- 戦闘では装備したガンガンハンド(銃モード)を分身させての一斉射撃を得意とする。
- 対応するガンマイザーはファイヤー[25]。
- 声を担当した関は、若本規夫が『戦国BASARA』で演じた織田信長のイメージで演じている[26]。
- フーディーニゴースト
- 白井ユキに憑依したゴースト。英雄のパーカーゴーストの中で一番我が強く、最初は所有者であるマコトになかなか力を貸そうとしなかったり、マコトの体を鍵付きの鎖で縛り付けマシンフーディーを遠隔操作して彼に襲い掛かったりした。第15話にてマコトの「力を貸してくれ」という発言を受け遂に彼に力を貸した。その経緯から、マコトから「頑固な脱出王」と称された。また自身もゴーストに関わらず、霊の存在は否定している。
- 死んだ父親に会いたいと願う白井ユキに憑依し、自らの生前の経験[注 28]から「死んだ人間と会いたいと思えば悲劇が起こる」とタケルたちに彼女を説得し諦めさせろと主張する。その後は、依頼主の意志を尊重しようとするタケルに試練を与えるかのように傍観していたが、やがてタケルたちに協力するようになる。
- 掌から数本の鎖を放つことができる。
- 対応するガンマイザーはマグネティック[25]。
- 声を担当した関は、マイケル・ジャクソンとロビンで用いる予定であった古川登志夫のイメージを合わせて演じている[26]。
- グリムゴースト
- 片桐ユウイチに憑依したゴースト。グリム兄弟2人の魂が一体化している緑色の目を持ったゴーストであるが、場合によっては目が青い兄・ヤーコプ[注 29]と目がオレンジ色の弟・ヴィルヘルム[注 30]に分離してしまう。2人の意見が対立するとグレイトフル魂が維持できなくなるという影響を及ぼし、眼魔の変身も許してしまう。
- 眼魂の中は書斎のようになっており、書籍がたくさん陳列されている。
- 兄は厳格な性格であるが、弟は楽観的な性格をしている。第34話で「楽しさ」についての価値観の相違から兄弟喧嘩となりグレイトフル魂の行動を阻害し、攻撃を受けてグレイトフル魂の変身が解除されて分離した所をイゴールに拾われてしまい、第35話で能力を悪用されてしまう。
- タケルの言葉で楽しさは無限に広がることを思い出し、仲直りしたことで元の1体に戻る。
- 対応するガンマイザーはクライメット[25]。
- 声を担当した関は、兄弟で2役演じるとは想定しておらずネタ切れに近い状態であったため、映像側の演出に合わせる形で演じている[26]。
- サンゾウゴースト
- ホナミに憑依したゴースト。
- 眼魂の中には中国の山奥のような景色が広がっている。
- ガンマイザー・ウィンドに敗れ落ち込むアランに「信念を見失っている」と指摘。彼を「修練の場」と呼ばれる異世界に送り込み、実体化した猿・豚・河童による手ほどきを受けさせた。
- 対応するガンマイザーはリキッド[25]。
- 声を担当した関は、テレビドラマ『西遊記』の夏目雅子など女性的なイメージではヒミコと被るため、お経のような喋り方で演じている[26]。
眼魔に関わった人物
- 西園寺 主税
- 10年前の関係者を参照。
- スティーブ・ビルズ
- ネットワーク関連企業「ディープコネクト」社長。
- 眼魔眼魂に体を乗っ取られ、イゴールが計画するデミアプロジェクトを推し進めている。
- ユキによる父親探しの際、タケルたちと接触した際は疑いを持たれないように友好的に接しており、以後アカリたちと接する際には協力的な態度をとっているふりをしていた。
- デミアプロジェクトの開始後、彼を操っていた眼魔眼魂をネクロムによって破壊され、正気に戻る。そして、御成たちから眼魔眼魂に操られていたときのことを聞かされ、デミアの使用を中止させるため自社スタジオで会見を開くがアデルに妨害され、その後御成たちと避難している途中にアデルの顔へと変貌し動かなくなってしまう。
眼魔
アランの家族
- アラン
- 仮面ライダーの変身者を参照。
- アドニス
- アランたちの父であり眼魔の世界の大帝。白の軍服[注 31]を纏った壮年の男性。アランから「全てを兼ね備えた完璧な存在」と尊敬されている。
- 15の石版が祀られている「祈りの間」で呪文を詠唱しており、アデルによって幽閉されてなおその習慣は続けている。
- かつては「完璧なる世界には、心も個人も不要」という理想を掲げていたが、マコトのことで悩むアランに「迷ったときは自分の心に従え」という言葉をかけた。
- 祈りをする曰く神聖な場所に足を運んだアデルに対しては叱責するも、アランには自らその場所に呼び出すなど、兄弟への扱いの違いが見られる。
- 祈りの最中、不満を爆発させたアデルの反逆に遭い、眼魔眼魂を破壊される。その後、生身の肉体で蘇るも結界に閉じ込められ、自身を探していたアリアにアデルのことを頼んだ。眼魔の世界に侵入したタケルが結界を破壊したことでアランと再会できたが、眼魔スペリオルの攻撃からアランを庇って致命傷を負ってしまう。最後はアランに「愛している」と伝え、アデルの攻撃によって完全に消滅した。
- かつて、力の根源に選ばれたアドニスが妻のアリシアと長男のアルゴス、さらに多くの同胞を病によって失ったことで誰も死なない完璧な世界を作り上げようとした結果失敗した世界が今の眼魔の世界であることがイーディスによって語られた。
- アデルに殺害される前、アデルが理想に対してあまりにも純粋であり、力の根源の使い方を誤ることを恐れ、彼を祈りの間へ近づけさせないようにしていたことがアリアによって語られた。
- 『仮面ライダーゴースト超全集』によれば、元々は弥生時代の地球人であったとされる[25]。
- アデル / 眼魔ウルティマ / パーフェクト・ガンマイザー
- アランの兄でアリアの弟。黒の軍服を纏った男性。手からエネルギー波を発することができ、後述のアドニスとアランの眼魔眼魂を破壊している。眼魔の世界の玉座に座り、アランの動向を監視している。父・アドニスからはアランとの対応の違いなど、厳格に扱われている節がある。
- 幼い頃に母・アリシアが亡くなった時、アリシアの棺の周りで悲しみに暮れる自分達に何も言わずにその場を立ち去った父・アドニスを見て「父は、家族である私達を見捨てた」と思い込み、「家族」に対して否定的な考えを持つようになった。
- そして心を説き自らを蔑ろにするアドニスに「父は、自らの想いを必死で実現しようと努力していた私を裏切った」と誤解して不満を抱き、「完璧な世界を守るため」という名目のもと、アドニスの眼魂を破壊して肉体を幽閉する。その罪をアランに着せた上に自ら次代の大帝となると宣言する。その後、ガンマイザーという戦力を手に入れたことで生身のアドニスを用済みとして殺害した。
- タケルがムゲン魂となったことで、独断行動を行うようになったガンマイザーに対して苛立ちを募らせるようになる。第37話にて、ゴーストムゲン魂によってガンマイザーが次々と消滅させられる状況に焦り、ガンマイザー達に促されるまま、彼らと一体化する事を決意する。
- ガンマイザーとの一体化で更なる力を得たことにより、「自分こそが完璧な存在である」という傲慢な考えに拍車がかかり、自らの暴走を止めようとする姉・アリアやイーディスを「不完全な存在」と決めつけ排除しようとする。
- ガンマイザーから「力の根源」に辿り着くための鍵がタケルであると聞き、人間界に侵入する。タケルに一騎討ちを挑み、4体のガンマイザーを武器として使用し激戦を繰り広げるも敗れ、タケルが差し伸べた手を振り払い何かを悟って眼魔の世界に戻る。そして「完全な世界を作っても無駄」「私自身が世界になる」という意味深な言葉を呟くと自らの眼魂を砕き消滅した。その後は生身の肉体で目覚め、イゴールに長官への昇進を言い渡すとともにデミアプロジェクトを進めるよう命じた。そして、アドニスやアルゴスと同じ白い軍服を纏い、融合した根源の力でこれまでにタケルたちに倒されたガンマイザーを復活させ、Cマコトを統一強化させた。三人の仮面ライダーによって破壊されたデミア本サーバーに成り代わり、「デミア」の端末を装着した世界中の人々の精神と繋がる。その直後のタケルとの交戦中、(一瞬ではあるが)互いの過去が垣間見える現象が起こり、「タケルに精神を干渉された」として不快感を露にし、一時退却する。そして、情報操作によるデミア推進を行うと共に、ガンマイザーたちにタケルと彼の仲間の排除を命じる。更に、根源の力と融合したことでカプセルに肉体を保存していた眼魔の世界の民を消滅させたり、眼魔の民と同様の「端末」であるイゴールやジャイロに対する精神支配を行うなど、同胞をも省みない暴挙に乗り出す。その後、ビルズの会見を妨害し、その際に「お前たち全てが私となるのだ」と言い放ち、ビルズを含むデミア使用者を自身の顔に変貌させた。
- 最終決戦でタケルが見たアデルの記憶やアリアの回想に幼少の姿が登場した。その際、10年前に龍を殺していたことが判明する。
- パーフェクト・ガンマイザーに変身し眼魔世界に侵入したタケルたちと交戦し、ディープスペクターとネクロムを変身解除に追い込む。しかし、タケルとの二度目の精神干渉とアリアの説得により、父・アドニスへの誤解が解け自らの過ちを償うために融合していたガンマイザーたちを解放する。その直後、自我を得ていたガンマイザーたちに強制的に融合させられパーフェクト・ガンマイザーとなるも、タケルに「私をガンマイザーから解放してくれ」と頼む。最期はゴーストムゲン魂のカナシミブレイクを受け倒されるとタケルとアリアに感謝の言葉を述べ、アランに「いつかは新しい家族を作れ。お前は間違えるな」と言い残し完全に消滅した。
- 龍を殺害した人物を他のキャラクターとする案もあったが、アデルがラスボスに位置づけられたため安易にタケルとつながることができない障害として設定された[10]。
- 眼魔ウルティマ
- アデルが変身用の白い眼魔眼魂を使用して変身した眼魔。眼魔の世界に潜り込んだスペクターとの戦いで使用した。
- 闘魂ブースト魂に変身したゴーストとスペクターを同時に相手にしても圧倒することができるほどの高い戦闘能力を有しており、ツタンカーメン魂のオメガファングによって生成されるピラミッド型の異空間を打ち消すことができる。また、手から火球やエネルギー波を放つことができ、さらには触れた物を灰化させる、時間を操作してガンガンハンドから発射された弾丸を銃口に押し戻すといった芸当を見せた。
- ジャベルを生身の肉体で目覚めさせた後はジャベルに譲渡したためその後も変身できるかは不明。
- パーフェクト・ガンマイザー
- アデルがガンマイザーと一体化した姿。当初は残存する11体のガンマイザーと一体化していたが破壊されていたガンマイザーが復活した後は、15体全てのガンマイザーと一体化している。
- ムゲン魂と同等の力を持っており、触手を伸ばして攻撃する。また、ムゲン魂のイノチダイカイガンの直撃を受けても難なく耐えるほどの耐久力を見せた。
- その他にも、ガンマイザー・ブレードやハンマー・スピア―・アロー・ライフルを手持ち武器として使用し、ムゲン魂と激闘を繰り広げた。
- 初変身した際には、頭部が花の蕾のように閉じており、それが開く形で現在の姿へと変化した。
- アリア / 仮面ライダーダークネクロムP(ピンク)
- アランとアデルの姉。眼魔の世界にやって来たばかりのマコトとカノンをアランに引き合わせた。
- 深海兄妹のことを今でも気にかけており、「マコトたちとまた一緒に過ごしたい」と願っている一方で、マコト達と人間世界で暮らすことについては、「自分には『眼魔の世界』で果たさなければならない責任がある」として拒否している。
- アデルがアドニスを襲って罪をアランに着せたことをいち早く察し、マコトにそのことを伝えた。
- その後、アドニスを発見するも、アデルが張っていた結界に阻まれ救出は叶わなかった。
- 眼魔スペリオル達に追われるタケルとアランの手助けをする際に、タケルから、父・アドニスがアデルに殺されたことを知りショックを受けながらも、タケルたちが追っ手から逃げるための時間稼ぎを引き受ける。
- アデルの暴走を止めようと眼魂を使ってダークネクロムPに変身して戦いを挑むが2体のガンマイザーによって倒され、眼魔眼魂を破壊されてしまった。生身の身体で目覚めたところを自らの偉業を見届けさせるためにアデルの命で眼魔コマンドにより拘束された。
- 第45話のタケルが見たアデルの記憶やアリアの回想に幼少の姿が登場した。
- 最終決戦ではアデルに精神支配を受け「私は世界の一部」と言った後、ひざまずいたまま動かなくなったが、タケルのアデルへの二度目の精神干渉によってアデルの精神支配から解放され、タケルが精神世界への干渉をしたアデルに父・アドニスが家族であるアランたちを愛していたことを伝えた。その後、一人だけ眼魔世界へと戻り、復活した眼魔世界の住民たちを見届けた。
- アリシア
- アドニスの妻でアランたちの母。故人。アリアと瓜二つの顔をしている。
- 第45話や第47話・第48話のタケルが見たアデルの記憶やアリアの回想に登場した。
人間体を持つ眼魔
眼魔の世界の幹部たち。
- イーディス
- 仙人と瓜二つの顔立ちをした眼魔の世界の長官。銀色の軍服を纏っている。
- アランの父・アドニスからは「我が友」と呼ばれていたが、クーデターを起こし新たな大帝となったアデルにもそのまま仕えている。
- 何らかの目的のためにマコトにゴーストドライバーとスペクターゴースト眼魂を渡した人物であり、復活したマコトをそそのかし、ディープスペクターゴースト眼魂の譲渡を許す。
- 力の根源と繋がろうとするアデルを止めるためにマコトに協力を求めるが、ガンマイザーによってゲートが封鎖され援護が来ないことを知ると、単身でアデルの元へ行き「自己進化し自我を持ち始めたガンマイザーはアデルの手に負えなくなる」と説得を試みる。しかし聞く耳を持たなかったため、眼魔ウルティマ・エボニーに変身し、アデルをゲートに引きずり込み人間世界に移動する。
- 人間世界で、アデルが変身したパーフェクト・ガンマイザーに戦いを挑むものの敗北し、変身が解除され絶体絶命の窮地に陥ったが、タケルたち3人に助けられ大天空寺で治療を受ける。そこでタケル達に眼魔の世界の誕生の秘密と眼魂とガンマイザーはイーディス自身が開発したものであることを語る。その後、アデルの攻撃で重傷を負ったアランとアランを庇って傷を負ったタケルをアデルの攻撃から庇い退却するが眼魂が限界に達し消滅してしまうが、安全な場所に隠してあった身体に戻ると自身の身を案じるタケルらの前に姿を現すが、慌てていたためユルセンに指摘されるまで仙人の服装[注 32]でいたことに気付かず、自身が仙人であることをタケル達に知られてしまう。
- タケルが見たイーディスの記憶から断片的にだが、カプセルに入った眼魔の世界の住人が消える姿を目撃し、人間世界で対峙した龍に戦いを挑むが、ただの人間と馬鹿にしていた龍と龍の召喚したムサシの連携攻撃の前に敗れたことと、龍の人間は何度でもやり直せるという言葉で自らの過ちに気付き、龍と共に研究を始めたことが明かされた。
- 眼魔ウルティマ・エボニー
- イーディスが変身用の金の眼魔眼魂を使用して変身した漆黒の眼魔ウルティマ。危機的状況から安全かつ速やかに退避できるよう、装甲の耐久性と運動速度が強化されている。
- ジャベル / 眼魔スペリオル / 眼魔ウルティマ
- 大帝であるアドニスからアランの補佐を命じられてやってきた眼魔の男。一人称は「私」。黒い軍服を纏っている。
- 普段は人間に擬態しているが専用の眼魔眼魂を使って眼魔スペリオルに変身し、ゴーストとスペクターを圧倒するほどの強力な力[注 33]を発揮する。その実力は生身の肉体の状態で変身した眼魔スペリオルでイゴールが変身した眼魔スペリオル・ナイフを変身解除に追い込むほど。
- アランの忠実な部下として活動し、彼の意に沿わない言動を取る者やアランの障害となり得る者に対しては容赦がない。だが、アデルからの命令で「眼魂の秘密」をアランに隠している。また強い者と渡り合うことを喜びとする好戦的な一面も持つ。第38話では、三人の仮面ライダーに敗れたことで自暴自棄になって塞ぎ込んだりするなど、人間臭い素振りを見せている。
- 大天空寺の上空にグレートアイが出現した際、独断で4体のグンダリを使役し、そのグンダリがゴーストとスペクターに倒されたことでアランから叱責され、さらに眼魂に関する「隠し事」についても疑いの目を向けられる。その失態を隠蔽するためにゴーストとスペクターを抹殺しようと、アランが眼魔の世界に一時的に戻った隙にゴーストを強襲。後に駆け付けたスペクターも圧倒するが、闘魂ブースト魂となったゴーストに敗れ、眼魂を破壊された。
- 第15話でアランによって復活。カノンを人質として連れ去り、グンダリと融合してゴーストたちを追い詰めるがフーディーニ魂に変身したスペクターに敗れる。
- タケルたちが眼魔世界に来た際、生身の肉体で復活。アデルから授かったウルティマ用の眼魔眼魂で眼魔ウルティマに変身し、アランを抹殺しようとする。しかし、グレイトフル魂となったゴーストとの戦いで祈りの間から現れたモノリス形態のガンマイザーに力を注がれて眼魔ウルティマ・ファイヤーに変貌。人格まで乗っ取られた状態で戦うも敗北し、元のジャベルに戻った。大帝であるアデルの命令を実行するため、負傷した状態でアランに戦いを挑むが相打ちとなって互いに変身が解けてしまい、満足できる戦いができない生身の肉体である自身とアランのことを「惨め」と言い残して立ち去る。赤いオーロラの特殊な大気の影響で体力を失い、イゴールからも「廃棄処分」と言われ、満身創痍の状態で大天空寺に辿り着き、御成に出会い襲いかかるが寸前で力尽きてしまう。そこで自分の死を悟るが、慈悲の心を持つ御成によって特効薬の中和剤とおにぎりを与えられ、体調が回復する。続く第28話では「一宿一飯の恩義」を返すため、御成たちを襲っていた眼魔スペリオル・ナイフを退け立ち去った。
- 最後の決着をつけるべくアランの前に現れて戦いを挑むが、常に自らが前に出て戦うアランが新たな武器と、実体化した猿・豚・河童と共に放つ技を身に着けたネクロムサンゾウ魂に敗れ、アランから敗因[注 34]を指摘され、仲間という存在に興味を持った。ゴースト・スペクターに続きネクロムにまで敗れたことで生きる意味を失い、眼魔スペリオルの姿で森で暴れているところに、鬼が出たと連絡を受けたタケルたちに見つかり、再び闘魂ブースト魂に敗北したところを御成から慰められるが逃げ出し、御成と共に川に落下する。その後、御成に助けられ生きる意味は生涯をかけて見つけるものという言葉、おにぎりとメンチカツ[注 35]を与えられた。タケルが英雄のゴーストたちと協力してジャイロを撃破するのを見届けた後、姿をくらます。
- 最終決戦では町の人々の顔がアデルの顔に変化し動かなくなったのを目の当たりにしている。アデルの死後、グレートアイザーが変化したアイザージャイアントの攻撃からアランを庇って消滅したが、タケルの願いを聞き入れたグレートアイによって他の人間世界・眼魔世界の住民と共に元に戻った。
- 戦いが終息した後は御成に弟子入りし、雑巾掛け[注 36]など修業に精を出している[注 37]。
- 眼魔スペリオル
- ジャベルが変身用眼魔眼魂を使い変身した幹部クラスの眼魔。変身用の眼魔眼魂は幹部クラスの力を持つ者のみが持つことを許されており、眼魔の世界ではジャベル以外にも複数存在している。
- 戦闘では初期のゴーストとスペクターを圧倒するほどの戦闘能力を有しており、高速移動や手からエネルギー波を放つことも可能。
- グンダリ(ジャベル融合態)
- ジャベルが変身した眼魔スペリオルがグンダリと融合した姿。通常のグンダリよりも高い防御力を有しており、ゴースト闘魂ブースト魂を追い込むほどの力を持っていたが、フーディーニ魂に変身したスペクターのオメガドライブを喰らい敗れた。
- 眼魔ウルティマ
- ジャベルが変身用の白い眼魔眼魂を使用して変身した眼魔。
- アデルが変身した眼魔ウルティマの能力に加えて、車やゴーストとスペクターの武器を腐蝕して破壊したり、ネクロムのエネルギーを奪って変身を強制的に解除するといった力を発揮した。
- 眼魔ウルティマ・ファイヤー
- ジャベルが変身した眼魔ウルティマがグレイトフル魂出現と時を同じくして現れた石板から放たれたエネルギーによって変貌した姿。この姿になっているときのジャベルに意識がなく、ガンマイザーによって操られていた。
- グレイトフル魂に火球を放つなど攻撃を加えるもののオメガドライブを喰らい敗れた。
- イゴール / 眼魔スペリオル・パーフェクト
- 眼魔の世界の冥術学者(現実における科学者)。武闘派のジャベルとは正反対で、自身を唯一無二の頭脳と豪語する男性。一人称は「私」。グレーの軍服を纏い、額にゴーグルを付けている。
- 完璧な世界を望んでおり、統合と調和のためには不確定な要素を一切排除するべしと考えるマッドサイエンティスト。人間は不完全と見ており、アカリからはKMS(完璧なるマッドサイエンティスト)と呼ばれ敵視されている。直接の主従関係ではないアランに対しては、慇懃無礼な態度をとっている。また、目的のためなら手段を選ばない卑劣漢にして冷血漢で、画材眼魔が自身の目的に反対した際は容赦なく抹殺しようとしたり、騎士道精神を持つ甲冑眼魔の「騎士の名に恥じぬ」という言葉に対して、不合理だと切り捨て甲冑眼魔の心を支配して、御成やシブヤ、ナリタの魂を盾にしてタケルの持つ眼魂を狙わせた。目的通りにタケルから英雄の眼魂を渡されるが、眼魂と引き換えに御成達の魂を返却する約束を反故にした。さらにはアデルからの連絡を受けたのか、眼魔をけしかけてアランを抹殺しようと企み、生身となった影響で力が衰えたジャベルをも「廃棄処分」だとして見下す。
- その後、「裏切り者」の画材眼魔とスランプに陥り逃げ出した音符眼魔を「不良品」として始末しようとするも、御成への恩を返そうとするジャベルに妨害される。それでもジャベルたちの「心」を理解しようとせずに「不良品」呼ばわりしたことでアカリの怒りを買い、強烈な平手打ちを受け、泣きながら撤退した。
- ディープコネクト社に目を付け乗り込んできたタケルたちに眼魔眼魂で操っているビルズ社長を使い虚偽の潜伏場所を教えて罠を仕掛け、事件が解決したと思わせてディープコネクト社への疑惑の目を晴らした。また、ディープコネクト社に潜入したアカリに二度目の平手打ちを受け、憤慨した。それ以降、アカリに平手打ちされたことを根に持ち続け、彼女への敵意を募らせる。更に、アカリがアイドルとして成功したことに「不合理」と憤慨し、彼女に三度目の平手打ちを受けた。アリアからも平手打ちを受け、アカリから受けた平手打ちを含めて四度目となった[注 38]。その後部下を引き連れてゴースト・スペクター・ネクロムと戦うも、ムゲン魂のゴーストに手も足も出ずに敗れ、眼魂を破壊された。
- 第40話で復活し、アデルに倒されたイーディスの様子を見て、自らが長官の地位に近づいたことを喜んでいた。そして遂にアデルより長官への昇進を言い渡されたが、アカリから四度目の平手打ちを受け、アリアから受けた平手打ちも含めて五度目となった。それ以後は「デミア」を成功させ、アデルの完璧な世界の一歩を生み出す。しかし、その身は端末であるがゆえに、超常的な力を得たアデルの意志の介入で自身の精神を汚染されつつあり、時折アデルの顔に変貌するようになり、その事を恐れ、すぐに計画を中止するように緊急放送を乗っ取ったアデルへモニター越しに訴えたが、その直後に精神を乗っ取られ、アデルの操り人形となってしまうも、アカリから平手打ちの三連発(通算八度目)を受けて正気に戻るが、最期はアカリと御成を庇って眼魔からの攻撃を受け「愛、なんと不条理な…」と呟きながらアカリの目の前で消滅し、眼魂も破壊されたが、グレートアイザーが倒され、眼魂システムが消滅したことで、他の眼魔世界の住民と共に生身の身体で復活した[注 39]。
- 眼魔眼魂(変身用)を使い眼魔スペリオル・パーフェクトに変身する。
- 『ゴースト RE:BIRTH 仮面ライダー スペクター』では、眼魔世界にてアカリと共に眼魔世界の空を青くするための研究をしている。
- 眼魔スペリオル・パーフェクト
- イゴールが変身用眼魔眼魂を使い変身した眼魔スペリオル。通常の眼魔スペリオルと違い、複眼の奥にゴースト眼魂の待機状態のようなものが視認でき、変身と同時に銀色のパーカーが装備される。
- 左腕に装着したプロトメガウルオウダーに眼魔眼魂を装填することで、かつて登場した器物と融合した眼魔と同じパーカーと装飾を装備する「眼魔チェンジ」なる力を持つ。
- 戦闘力そのものは高くないが、上述の眼魔チェンジを使用していればパーカーが先に破壊されるため、必殺技を一度受けただけでは倒れないしぶとさを持つ。
- 眼魔スペリオル・ナイフ
- 眼魔スペリオル・パーフェクトがナイフ眼魔に眼魔チェンジした形態。
- 両腕に装備した大型の刃による斬撃で人間の肉体から魂を切り離すことができる。背部のタンクから携帯電話の電波を遮断したり不知火・改の弾道を曲げる効力を持つ強力な特殊な磁場を生成する霧を噴射する。
- ゴーストによって変身用の眼魔眼魂を破壊されたが、第28話で新たな変身用の眼魔眼魂を使用して変身している。
- 眼魔スペリオル・マシンガン
- 眼魔スペリオル・パーフェクトがマシンガン眼魔に眼魔チェンジした形態。
- 右腕に装備したマシンガンから高速連射する。
- 眼魔スペリオル・青竜刀
- 眼魔スペリオル・パーフェクトが青竜刀眼魔に眼魔チェンジした形態。
- 魔偃月という薙刀を使用した斬撃や刺突攻撃を得意とする。
- 眼魔スペリオル・ブック
- 眼魔スペリオル・パーフェクトがブック眼魔に眼魔チェンジした形態。
- 分身能力を有する。
- 眼魔スペリオル・斧
- 眼魔スペリオル・パーフェクトが斧眼魔に眼魔チェンジした形態。
- 胸部に巨大な斧、手持ち武器に斧を装備。第29話では、この姿に変身した直後にアカリに二度目の平手打ちを受け、憤慨した。
- 眼魔スペリオル・グリム
- 眼魔スペリオル・パーフェクトがグリムゴーストを纏った形態。
- 夢の世界を自由に作り替えることができ、タケルたちをグリム童話の登場人物そっくりの扮装に変えた。
- ムゲン魂と交戦するが圧倒され、タケルの仲間がいれば楽しさは無限に広がるという言葉を受けたグリムゴースト眼魂が離反し、変身が解かれた。
- 眼魔スペリオル・音符
- 眼魔スペリオル・パーフェクトが音符眼魔に眼魔チェンジした形態。
- 初代音符眼魔同様エネルギー波を発射するとともに周辺の音を消すことができる。
- ジャイロ [注 40]/ 眼魔ウルティマ
- 第31話から新たに送り込まれた眼魔の男。アランのことをアラン坊ちゃままたはお坊ちゃまと呼んでいる。ジャベル同様眼魔の世界の黒い軍服を纏い、額に黒いバンダナを巻いている。
- かつてアランに戦闘訓練を施した教官で、ゴースト・スペクター・ネクロムの3人を同時に相手にしても互角以上に立ち回るほど戦闘能力は極めて高い。アランからは「危険な男」、イゴールからは「不気味」と評された。
- 人間界と眼魔の世界を繋ぐゲートの破壊を始めたタケルたちの前に2体の眼魔スペリオルと共に姿を現し、アランに再教育を施すと言って戦いを挑んだ。
- ゲートの破壊に現れたマコトとアランの前に再び姿を現し、ネクロムとディープスペクターを圧倒し、変身が解除されたアランの命を奪おうとするが、ゲキコウモードとなったディープスペクターにゲートから眼魔の世界に押し返された上、ゲートも破壊されてしまった。
- 大帝であるアデル自ら戦いに赴いた事で自分の存在意義をかけてタケルに戦いを挑む。ムゲン魂に変身するよう強要するが、あくまでも英雄の力を信じるタケルがオレ魂で立ち向かってきたため、激昂し一方的に痛めつけるが、タケルが再び英雄と心を繋いだことで逆転され、ゴーストのムサシ〜ヒミコの連続パーカーチェンジに翻弄された上で15人のパーカーゴーストとグレイトフル魂が同時に放ったメガオメガフォーメーションの前に敗れた。
- デミアが起動した後は、アデルの力で眼魔の世界の民が消えていくさまを目撃しアデルに進言するも端末であるため、超常的な存在となったアデルの力で精神を乗っ取られ、自我を失いアデルの命令通りに動く人形となるが、アデルの死後にグレートアイザーが倒され、眼魂システムが消滅したことで、他の眼魔世界の住民と共に生身の身体で復活した。
- 『ゴースト RE:BIRTH 仮面ライダー スペクター』では、眼魔牢獄から脱獄したダントンと対決するが瞬殺された後、ダントンに吸収され死亡する。
- 当初は1回のみ登場する予定であり、高岩成二が起用されたのもそのためであったが、第38話で15人の英雄と対決する強敵に相応しい相手として選ばれ、以後も継続して登場するに至った[10]。
- 眼魔ウルティマ
- ジャイロが変身用の白い眼魔眼魂を使用して変身した眼魔。
- 戦闘では徒手空拳の他に手から青白いエネルギー弾を放つ。拳に雷撃を纏わせ威力を上げることも可能。
- また、初登場時には甲冑眼魔の物と同型の西洋剣を使用したり、対象の時間を巻き戻すことでガンマイザー・ファイヤーすら倒したゴーストグレイトフル魂・スペクター・ネクロムの3人同時攻撃を無効化した。
- コピー・マコト(Cマコト)
- 第36話から登場する、マコトと瓜二つの顔立ちをした謎の人物。複数存在する。
- 仮面ライダースペクターのみに変身し、本物のマコトが変身するディープスペクターと互角に渡り合う力を持つが最後には必ず倒され、倒されることで本物のマコトを苦しめている[注 41]。何度も本物のマコトの前に現れては、「お前は本当に『自分が本物だ』と言い切れるのか?」等と、意味深な言葉を投げかけている。第43話ではガンマイザー15体のモノリスからそれぞれCマコトが出現し、その15体が1体のCマコトに融合して「完璧な俺になった」と発言している。
- イーディスによるとこのCマコトはディープスペクターゴースト眼魂を使用したことによりガンマイザーによって生み出されたのではないかと推測している。
- 本来はアデルの命令を受けるただの人形であったが、第45話以降は自我を持ち始めたガンマイザーのコントロール下に置かれており、ガンマイザーたちが自分たちがより強力な存在へと進化する可能性の為の材料としてマコトを選出したため、アデルの命令を無視して本物自身に成り変わるべく暗躍し始める。
- 後にガンマイザー・クライメットが15体のガンマイザーの力の一部を使って作り出したディープスペクターゴースト眼魂を受け取ると、それ以降は自身も本物のマコトと同じくディープスペクターに変身している。その後本物のマコトと交戦した後、カノンを後ろから急襲しようとするが思い留まり姿を消した。
- 終盤、本物のマコトと同じ青と黒のレザージャケットを着用したことで外見上は本物と見分けがつかなくなったが、カノンやアランには見分けがつく模様。さらに、ディープスペクターゴースト眼魂を通じて本物のマコトの思考を読み取れるようになり、またカノンでさえも見分けがつかなくなる。しかしその一方で、Cマコト自身も「友達」や「仲間」という言葉に感化されつつあること等に戸惑いを感じるようになり、危機に陥ったカノンを本物のマコトよりも先に救っている。その後、ガンマイザーに対して本物のマコトと共闘し、最期は瀕死の重傷を負ったマコトに後を託されるがそれを断りマコトと一体化し、傷を癒した。
- プロデューサーの高橋一浩は、3号ライダーの登場後は2号ライダーの存在感が薄くなるとの考えから、カノン復活後のマコトのドラマを描写するためのキャラクターとして創作した旨を述べている[10][6]。当初は早い段階で登場する予定であった[10][6]。
- 『ゴースト RE:BIRTH 仮面ライダー スペクター』では、ダントンが造り出した失敗作である大量の人造人間の中の一体であることが明かされ、15人のマコトもその大量の人造人間の中からアデルが選んだものである。
その他の眼魔
画材眼魔 () / キュビちゃん- 画材と融合して誕生した眼魔。様々な色や顔が不規則に混ざり合ったような姿をしており、眼魔の中で唯一両目が揃っておらず左目が上側にあるのが特徴。一人称は「我が輩」で「〜なんだな」が口癖。他の眼魔とは異なりあまり悪意は無く、戦闘よりも絵を描くことを好む温厚な性格。
- 専用の画板を使って絵を描くことで、モデルとした建造物や物体を様々な色が混じり合った抽象画のように変化させる能力を持つ。描いたものが描かれた紙を破くとモデルとなった物は元に戻る。
- 人を恐怖に陥れるより、眼魔の世界には無かった絵を描くことを楽しみに覚え、ただ純粋に絵を描くことを楽しんでいる。丸い物を描くことを特に美しいと思っており、描く対象に御成の頭も入っている。
- タケルからは上記の性格により「友達になろうよ」と何度も誘われ説得されている。反対にイゴールからは初めは彼が絵を描くことに対して計画を進めるために良く思われていたものの徐々に苛立たせる存在となり、しまいには排除の対象とされてしまう。
- イゴールの攻撃から守ってくれたタケルの姿を見て心を動かされ、ネクロムスペクターの必殺技をタケルの身代わりとなって受け、倒れてしまう。その際タケルからは死んだと思われていたが、本人は気絶していただけであり、目覚めた後はタケルと本当の意味で友達となった。
- その後は大天空寺の居候となり、アカリがキュビ[注 42]と命名し、以後キュビちゃんと呼ばれる。現在は、ひたすら大好きな絵を描いており、カノンとも仲の良い関係になる。また、カノンが倒れた際には、すごく心配していた。スランプに陥ることで写実的な絵しか描けなくなり、自身として満足する絵(抽象画)が描けなくなってしまうも、同じくスランプに陥った音符眼魔と意気投合し、スランプを脱出すべく見分を広げるため音符眼魔とともに諸国を巡る旅に出た[注 43]。
- 第41話ではタケル宛に絵はがきを送っている[注 44]。
- 最終決戦では旅先で音符眼魔とともに、人々の顔がアデルに変貌し動かなくなる異変に気付き、カノンのことを心配している。音符眼魔と共に帰国しカノンたちと再会するも、直後にアイザージャイアントの力で消滅するが、グレートアイザーが倒されたことで画材眼魔として復活した。その後、眼魂システムの消滅により、眼魔世界の他の人間と同様に人間の姿で復活した。
音符眼魔 ()- スカーフと融合して誕生した眼魔。第6話に登場した個体とは別個体。キュビ(画材眼魔)と同様に戦闘を好まず、美しい音楽を作曲したいと考えている。
- 自身の周囲から音を消す能力を持っているが戦闘向きではない。第6話に登場した個体はこの他にも不協和音と共にエネルギー波を放つことができた。
- イゴールからデミアプロジェクトのオープニングを飾る音楽の作曲を命じられるが、「私を讃える完璧な曲でなければならない」とするイゴールの度重なるダメ出しによりスランプに陥りイゴールのもとから逃げ出す。その後キュビとカノンに偶然出会い、自分と同じくスランプに陥ったキュビと意気投合するも、イゴールに「不良品」として消去されかけるが、御成に恩を返しに現れたジャベルによってことなきを得る。その後、キュビとともに諸国を巡る旅に出る。
- 最終決戦では旅先で画材眼魔とともに、人々の顔がアデルに変貌し動かなくなる異変に気付いている。画材眼魔と共に帰国しカノンたちと再会するも、直後にアイザージャイアントの力で消滅するが、グレートアイザーが倒されたことで音符眼魔として復活した。その後眼魂システムの消滅により、眼魔世界の他の人間と同様に人間の姿で復活したと思われる。
他作品からの登場人物
- 泊進ノ介
- 登場作品 - 『仮面ライダードライブ』
- 第4話の回想シーンに登場。この回想シーンは『仮面ライダードライブ』最終回の一部の流用である。
- 風切大和/ジュウオウイーグル
- 登場作品 - 『動物戦隊ジュウオウジャー』
- 第24話に登場。ジュウオウジャー第7話での戦闘の後に偶然再会。ヤマアラシロイドを倒すためにタケルと共闘した。
- 仮面ライダーゲンム(黒いエグゼイド)
- 登場作品 - 『仮面ライダーエグゼイド』
- 第49話・最終話に登場。その正体はゲームマスターの主である社長・檀黎斗。第49話でマコトとアランが眼魔たちと対峙している時に乱入し、眼魔を一掃するとそのままどこかへ走り去っていった。最終話ではアユムからシャカリキスポーツガシャットを回収しようとしていたが、それを止めに入ったマコトやアランと戦闘になる。その後、アユムを護るために共闘したゴーストとエグゼイドが勘違いから言い争った後、誤解が解け和解しかけた際にアユムを攻撃、2人に庇われたアユムが落としたガシャットを拾い回収すると、何処ともなく姿を消した。
- 仮面ライダーエグゼイド
- 登場作品 - 『仮面ライダーエグゼイド』
- 最終話に登場。その正体は「天才ゲーマーM」の主である医者・宝生永夢。タケルがバグスターウイルスと戦っている時に忽然と現れる。ゲンム同様にガシャットを求めていたが、その目的は私利私欲ではなく、あくまで人の命を救いその運命を変えるためだった。ゲンムに襲われたアランがタケルにイラストを見せていたものの色などの詳細を伝えていなかったため、タケルは当初見た目が同じエグゼイドがアランたちを襲いアユムのガシャットを奪おうとしていると勘違いしていたが、誤解が解けた後は共闘している。
『伝説!ライダーの魂!』
- フレイ
- 金色の紋章を通じて現れた謎の少年。ゴーストとスペクターの持つ変身用のゴースト眼魂を除く英雄のゴースト眼魂を奪取し、ハートロイミュード超進化態(初出は『ドライブ』)やテラー・ドーパント(初出は『ダブル』)など、平成仮面ライダーシリーズ第2期のボスクラスの怪人を次々と呼び出す。
- あと1つで仮面ライダーの眼魂が揃うという時に現れたシバルバに取り込まれてしまったが、第6章で仮面ライダーの眼魂を揃えたゴーストとスペクターにより救出される。最後は奪取していた眼魂をタケルたちに返却し、フレイヤと一体化した。
- テレビシリーズでは第44話の終盤以降フレイヤとともに度々姿を現わしており、データとなったタケルの前に現れ「君が世界を救うカギ」と言い、フレイヤと融合すると金色の紋章を通じて去っていった。もっとも当のタケルは「君たちは?」と問いかけるなど、2人についての記憶がないようなそぶりを見せていた。
- アデルの発言からガンマイザーと同じく、グレートアイに接触できる存在であることが示唆されている。
- フレイヤ
- タケルたちの前に現れた謎の少女。長髪でフレイと瓜二つの顔をしている。
- フレイを止めるためにやって来たと言い、タケルたちに仮面ライダーの眼魂を集めるように助言をする。実はフレイと示し合わせて仮面ライダーの眼魂を集めようとしていた。
- さらに平成仮面ライダーシリーズ第1期の仮面ライダーの眼魂10個を所持していることが、第3章で判明する。
- あと1つで仮面ライダーの眼魂が揃うという時に現れたシバルバに取り込まれてしまったが、第6章で仮面ライダーの眼魂を揃えたゴーストとスペクターにより救出される。最後はフレイと一体化し、フレイが奪取した英雄の眼魂を返却すると同時に、仮面ライダーの眼魂16個を一つにした仮面ライダー45ゴースト眼魂をタケルに授けた後、「本当の危機はこれから訪れる」と言い、金色の紋章を通じて去っていった。
- テレビシリーズでは第44話の終盤以降フレイとともに度々姿を現わしており、データとなったタケルの前に現れ、フレイと融合しながら「本当の危機が迫っている」と言い金色の紋章を通じて去っていった。
- アデルの発言からガンマイザーと同じく、グレートアイに接触できる存在であることが示唆されていたが、その正体はグレートアイの人間として化身する際の姿の1つであった。
- 終盤、グレートアイとともにCマコトが使用していたディープスペクター眼魂に入っていたガンマイザーのバックアップデータに取り込まれ、グレートアイザーとなってしまうも、ガンマイザーたちから解放され、「ガンマイザーに消された人々の復活」というタケルの願いを聞き入れ人々を復活[注 45]させると、解放された「お礼」と称しタケルに新たな命を与え『人間の無限の可能性』を賞賛しながら、金色の眼魂に翼が生えたような形に変化し宇宙へと飛び立って行った[注 46]。
- 元々はフレイともどもテレビシリーズ用に創作されたキャラクターであり、プロデューサーの高橋はテレビシリーズへの登場は予定通りであったと述べている[10]。
- シバルバ
- 金色の紋章を通じて現れた白い怪人。テレビシリーズに登場する眼魔ウルティマに酷似しているが、その正体と目的については言及されていない。
- 第5章でフレイとフレイヤを取り込み、眼魔ウルティマ・ファイヤーと同様の姿に変化したが、仮面ライダーの眼魂を揃えたゴーストとスペクターのゴーストチェンジしながらの攻撃でフレイヤ(とフレイ)が分離されて元の姿に戻り、最期はライダー6人の力を合わせて放たれた2人のオメガドライブを受けて爆散した。
- 謎の眼魔/闇の意志
- 劇場版『仮面ライダー1号』で、アレクサンダー眼魔眼魂を利用して地獄大使の復活に関与した眼魔ウルティマと酷似した存在。
- 第7章で、復元されたアレクサンダー眼魂によって蘇ったウルガとバッファルと共に眼魔ウルティマ・アレクサンダーとなりゴーストたちと戦った。
仮面ライダー
ゴーストドライバー及びメガウルオウダー(プロトメガウルオウダーも含む)、そして本作品のキーアイテム・ゴースト眼魂を使用して変身する戦士。トランジェント[8]と呼ばれる素体の状態から、ゴースト眼魂で召喚したパーカーゴーストを纏うことで従来のフォームチェンジに相当するゴーストチェンジを行う。この際パーカーゴーストを纏うと額に角(ゴーストとネクロムは1本、スペクターは2本[注 47])が現れる。
- 共通ツール
-
- ゴーストドライバー
- ゴーストやスペクター、ダークゴーストへの変身に使用される変身ベルト。変身者の意思に応じて腰部に装着される。
- ドライバーの前面にあるカバーを開き、起動状態の眼魂を装填してカバーを閉じると「アーイ!」という音声に続き、「バッチリミナー!」(ゴースト、ダークゴースト)または「バッチリミロー!」(スペクター)という音声が流れ待機状態に移行。その状態で右側にあるレバーを引いてから押し込むと「カイガン!○○(装填した眼魂の名称)!」の音声が鳴り、対応する眼魂の変身音声が流れて仮面ライダーへと変身する。また英雄と心がシンクロした際に現れたパーカーゴーストを内部に取り込み、生成した眼魂に封印することもできる。変身を解除する際は「オヤスミー」の音声が流れる。
- アップ用プロップは開閉ギミックが再現されており、眼魂を磁石で保持している[8]。
- ゴースト
眼魂 () - 魂を封印した目玉型のユニット。
- 右側面のスイッチを押して起動状態にし、ゴーストドライバーに装填してレバーを引いてから押し込む、またはメガウルオウダーに装填して滴下ユニットのスイッチを押すことで眼魂に封印されたパーカーゴーストを召喚し、それを纏うことでそのパーカーゴーストに対応した形態に変身する。眼魂を所持すると眼魔を視認することができる。
- 各ゴースト眼魂の上部には、各ライダーの顔が描かれたプレートが表示されており、また通常モードでの瞳の色はゴーストや西園寺が封印したもの(14・15を除く01〜10・オレゴースト眼魂)は黒、スペクターが所有および封印したもの(11〜13・スペクターゴースト眼魂)は青、西園寺が封印したもののうちネクロムが所有するもの(14・15・ネクロムゴースト眼魂)は緑となっている。
- 撮影用プロップは劇中同様スイッチで絵が切り替わるものと中身を換装するものを併用している[8]。
- レジェンドライダーゴースト眼魂
- かつて世界を守るために戦った歴代平成仮面ライダーの魂が宿る特殊なゴースト眼魂。『伝説!ライダーの魂!』に登場(R17・R18を除く)する。
ナンバリング 名称(カッコ内は眼魂上部の表記) カラー 最初の所有者 現在の所有者 封印された魂 関係者 英雄の遺品 備考 G オレ
(GHOST)黒 ゴースト
(タケル)天空寺タケル なし 第33話ではガンマイザー・グラビティの攻撃によって7つの破片に砕けるが、タケルに対するアカリたち7人の気持ち=感情によってタケルとともに復活した。
生身の姿として復活したが、最終話以降も通常通り使用している。B 闘魂ブースト
(TOUCONBOOST)黒/赤 天空寺龍
タケルの母なし ∞ ムゲン
(MUGEN GHOST)薄い水色 不明 なし S スペクター
(SPECTER)黒 スペクター
(マコト)スペクター
(Cマコト)不明 なし D ディープスペクター
(DEEP SPECTER)青紫 不明 なし 第45話からは本物と同型のものをCマコトが使用している。 N ネクロム
(NECROM)緑 ネクロム
(アラン)不明 なし 一時期、アランがマコトを操るためスペクター(ネクロムスペクター)に使用していた。 N ダークネクロムP
(NECROM)黒 ダークネクロムP
(アリア)不明 なし DG ダークゴースト
(DARK GHOST)黒 ダークゴースト
(アルゴス)ダークゴースト
(仙人)不明 なし アルゴスの変身したダークゴーストは劇場版に登場 01 ムサシ
(MUSASHI)赤 ゴースト
(タケル)ゴースト
(タケル)宮本武蔵 天空寺タケル 刀の鍔 02 エジソン
(EDISON)黄 トーマス・エジソン 園田義則 電球 一時期、スペクターやアランが所持していた。 03 ロビン
(ROBIN HOOD)[注 48]緑 ロビン・フッド 白瀬マリ 弓矢 04 ニュートン
(NEWTON)青 岡村敬助 アイザック・ニュートン 不明[注 49] 『ドライブ』48話で入手。 05 ビリー・ザ・キッド
(BILLY THE KID)赤茶 西園寺 ビリー・ザ・キッド ウエスタンショップ店長 帽子 西園寺に封印されるが、御成たちが奪取しゴーストに譲渡された。 06 ベートーベン
(BEETHOVEN)銀 ゴースト
(タケル)ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン 君島康介 楽譜 07 ベンケイ
(BENKEI)白 武蔵坊弁慶 五十嵐健次郎 扇子 08 ゴエモン
(GOEMON)黄緑 西園寺 石川五右衛門 不明[注 49] 飛散後、回収した御成がしばらく所持していたがゴーストに譲渡された。 09 リョウマ
(RYOMA)群青 坂本龍馬 不明[注 49] 飛散後、一時的に田村長正に憑依していた。 10 ヒミコ
(HIMIKO)桃 卑弥呼 不明[注 49] 飛散後、一時的に日野美和子に憑依していた。 11 ツタンカーメン
(TUTAN KHAMUN)青緑 スペクター
(マコト)スペクター
(マコト)ツタンカーメン 不明[注 49] 一時期、タケルが所有していた。 12 ノブナガ
(NOBUNAGA)紫 織田信長 羽柴信良 書状 ゴーストが呼び出したがスペクターに封印される。一時期、タケルが所有していた。 13 フーディーニ
(HOUDINI)紺 ハリー・フーディーニ 不明[注 49] 当初からマコトが所持していたがマコトに反抗して起動しておらず、第15話から使用可能となった。一時期、タケルが所有・使用していた。 14 グリム
(GRIMM)深緑 西園寺 ネクロム
(アラン)グリム兄弟
(ヤーコプ・グリム、ヴィルヘルム・グリム)不明[注 49] 飛散後、ジャベルによって回収され第12話からアランが所有し、第16話からネクロムが使用。第35話でイゴールが使用。 15 サンゾウ
(SANZO)薄いグレー 玄奘三蔵(三蔵法師) 不明[注 49] 飛散後、ジャベルによって回収され第12話からアランが所有し、第18話からネクロムが使用。 なし ブランク 白 天空寺龍 なし なし なし タケルの18歳の誕生日に合わせた龍からの指定郵便に入っており、後にオレゴースト眼魂に変化している。第32話の回想では15個存在していた。 テレビシリーズ以外の作品に登場 一 一休
(IKKYU)水色 ゴースト
(タケル)
ダークゴースト
(アルゴス)一休宗純 天空寺タケル[注 50] 虎の屏風の写真[注 51] てれびくん2016年2月号付録
『てれびくん超バトルDVD』および劇場版に登場P ピタゴラス
(PYTHAGORAS)金色 スペクター
(マコト)
ダークゴースト
(アルゴス)ピタゴラス 不明[注 49][注 50] 幼稚園2016年3月号付録
『てれびくん超バトルDVD』および劇場版に登場氣 スペシャルオレ
(KISHIDAN)橙 ゴースト
(タケル)氣志團 なし 主題歌CD限定
ガンバライジングのみ登場K カメハメハ
(KAMEHAMEHA)山吹 カメハメハ1世 なし 東映ヒーローワールド限定
ガンバライジングのみ登場X サンタ
(Santa Claus)赤橙 サンタクロース なし キャラデコクリスマス限定
ガンバライジングのみ登場GG ガリレオ
(GALILEO)臙脂 ガリレオ・ガリレイ なし 「ガンバライジング」店頭プレゼントキャンペーン景品
ガンバライジングのみ登場石ノ森 石ノ森
(ISHINOMORI)エメラルド なし 石ノ森章太郎 なし KAMEN RIDER 45th EXHIBITION SHOP限定
専用フォームなしWS シェイクスピア
(SHAKESPEARE)レモンイエロー ゴースト
(タケル)ウィリアム・シェイクスピア なし ユニクロキッズ限定
ガンバライジングのみ登場C コロンブス
(COLUMBUS)アクアブルー クリストファー・コロンブス なし ガシャポンゴーストアイコン限定
ガンバライジングのみ登場FN ナイチンゲール
(NIGHTINGALE)白 フローレンス・ナイチンゲール なし SGゴーストアイコン限定
ガンバライジングのみ登場昭 昭和ライダー45
(SHOWA)翡翠 昭和ライダー なし SUPERてれびくん2016年08月号付録
ガンバライジングのみ登場ZS ゼロスペクター
(ZERO SPECTER)紫 ゼロスペクター
(大悟)不明 なし 劇場版に登場 N ダークネクロムR
(NECROM)黒 ダークネクロムR
(ジェレド)不明 なし 劇場版に登場 N ダークネクロムB
(NECROM)黒 ダークネクロムB
(ジェビル)不明 なし 劇場版に登場 N ダークネクロムY
(NECROM)黒 ダークネクロムY
(ジェイ)不明 なし 劇場版に登場 CD ダーウィン
(DARWIN)橙 ゴースト
(タケル)チャールズ・ダーウィン なし 劇場版に登場 NB ナポレオン
(NAPOLEON)青 ダークゴースト
(アルゴス)ナポレオン・ボナパルト なし 劇場版に登場 GS オレスペクター
(GHOST SPECTER)黒 なし 不明 なし オリジナルTVサウンドトラック限定
専用フォームなし罪 シンスペクター
(SIN SPECTER)青 スペクター
(マコト)不明 なし Vシネマに登場 友 友情バースト
(YUJOU BURST)黒/金 ネクロム
(アラン)不明 なし レジェンドライダーゴースト眼魂 R01 クウガ
(KUUGA)金/黒 フレイヤ 仮面ライダー45ゴースト眼魂に一体化 仮面ライダークウガ 不明[注 49] 専用フォームはガンバライジングのみ登場 R02 アギト
(AGITO)黄色/黒 仮面ライダーアギト R03 龍騎
(RYUKI)赤/黒 仮面ライダー龍騎 R04 ファイズ
(FAIZ)黒/赤 仮面ライダーファイズ R05 ブレイド
(BLADE)紺/銀 仮面ライダーブレイド R06 響鬼
(HIBIKI)赤/紫 仮面ライダー響鬼 R07 カブト
(KABUTO)銀/赤 仮面ライダーカブト R08 電王
(DEN-O)灰色 仮面ライダー電王 R09 キバ
(KIVA)赤/金 仮面ライダーキバ R10 ディケイド
(DECADE)ピンク/黒 仮面ライダーディケイド R11 ダブル
(DOUBLE)緑/黒 スペクター
(マコト)仮面ライダーW 深海マコト ジョーカーメモリ R12 オーズ
(OOO)赤/黒 仮面ライダーオーズ タカ・コアメダル(3枚) R13 フォーゼ
(FOURZE)黒/白 仮面ライダーフォーゼ ロケットスイッチ R14 ウィザード
(WIZARD)銀/黒 ゴースト
(タケル)仮面ライダーウィザード 天空寺タケル フレイムウィザードリング R15 鎧武
(GAIM)銀/群青 仮面ライダー鎧武 オレンジロックシード R16 ドライブ
(DRIVE)赤/黒 仮面ライダードライブ シフトスピード R17 ゴースト
(GHOST)オレンジ なし 仮面ライダーゴースト 不明 劇場版DVD / Blu-ray限定版に付属 R18 エグゼイド
(EX-AID)ピンク/黄緑 ゴースト
(タケル)仮面ライダーエグゼイド 仮面ライダーエグゼイド エグゼイドのメダル DXゲーマドライバー購入キャンペーン景品
第50話(最終話)に登場
平成ジェネレーションズに登場平 / 1 仮面ライダー45
(HEISEI / ICHIGOU)銀/赤 16人の歴代平成ライダー
仮面ライダー1号(本郷猛)なし 16個のレジェンドライダー眼魂(クウガ〜ドライブ)が融合した眼魂
仮面ライダーゴースト
天空寺タケルが変身する仮面ライダー(タケルによるアバンタイトルでのナレーション以外でも、作中でアカリが「仮面ライダーゴースト」と呼称している)。ユルセン曰く「死んでるからもう死なない」が、ダメージを負うと「死ぬほど痛い」模様。名前の通り「ゴースト」ゆえに常人には見えず、物体をすり抜けることができる。
撮影用スーツは各形態で共通のボディを用いており、パーカー・マスクの前面・ベルトの眼魂を換装してフォームチェンジを再現している[8]。デザインはシンプルさが追求されているが、一方で有機ELワイヤーによる発光ギミックが仕込まれており、従来よりも大柄なスーツとなっている[28]。そのため、ボディは胸部のみ硬質なポリパーツを用いているが、その他の装甲部分はウレタン注型により造形され、パーカー着用時には肩や背中のパーツを外すなどして軽量化を図っている[8]。オレ魂をはじめとしてパーカーはラバーコーティングされた生地を用いているものが多い[8]。また、幽霊の浮遊感を表現するためにワイヤーアクションを使用する[29]ことから、各スーツの背面には操演用ワイヤーを固定するためのスリットが設けられている[8]。マスクは光の加減でスーツアクターの顔が映り込む可能性があるため、スーツアクターの高岩成二は撮影途中から花粉用の黒いマスクを着用して映り込みを防いでいる[30]。
テレビシリーズなどの映像作品には登場せず『ガンバライジング』にのみ登場する英雄・偉人モチーフの派生フォームは、基本的にCGモデルのみなので造形面の制約がなくデザインも比較的自由度が高い[31]。
変身ポーズは陰陽師の指さばきが参考にされており[29]、アクションには詠春拳の要素が取り入れられている[29]。
決め台詞は「命、燃やすぜ!」。グレイトフル魂の場合は「魂は永遠に不滅だ!」、ムゲン魂の場合は「人間の可能性は無限大だ!」。
- フォーム
-
- オレ魂
- オレゴースト眼魂を装填し、オレゴーストを纏った基本形態。オレゴーストの色は黒とオレンジ。マスクや眼魂の図柄は複眼[32]。
- 変身音声は「レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ!ゴースト!」。
- ガンガンセイバー(主にブレードモード)を用いるほか、幽霊のように浮遊して敵を翻弄する戦法を得意とする。
- ムサシ魂
- ムサシゴースト眼魂を装填し、ムサシゴーストを纏った派生形態。ムサシゴーストの色は赤と黒。マスクや眼魂の図柄は二刀流を表現する交差した2本の刀[8]。
- 変身音声は「決闘!ズバッと!超剣豪!」。
- ガンガンセイバー(二刀流モード)を用いた二刀流戦法を得意とし、両肩から垂れ下がる二本の刀によって死角からの攻撃にも対応できる[33]。ただし、二刀流という特性ゆえに電撃を受けやすいという弱点もある。
- エジソン魂
- エジソンゴースト眼魂を装填し、エジソンゴーストを纏った派生形態。エジソンゴーストの色は黄と銀。マスクや眼魂の図柄は電球[8]。
- 変身音声は「エレキ!ヒラメキ!発明王!」。
- ガンガンセイバー(ガンモード)を用いた射撃戦を得意とし、敵の攻撃や落雷による電気エネルギーを吸収する能力を持つ。また、頭部に電気刺激を受けることで思考力が活性化し、さまざまな閃きを生み出せる[34]。
- ロビン魂
- ロビンゴースト眼魂を装填し、ロビンゴーストを纏った派生形態。ロビンゴーストの色は緑[注 52]と黄。マスクや眼魂の図柄は弓矢[8]。
- 変身音声は「ハロー!アロー!森で会おう!」。
- ガンガンセイバー(アローモード)を用いた射撃戦を得意とする。分身して多方面から攻撃したり[35]、ステルス状態となって気づかれずに行動することも可能[36]。
- 撮影用スーツのパーカーは薄手のビニル生地を用いている[8]。
- ニュートン魂
- ニュートンゴースト眼魂を装填し、ニュートンゴーストを纏った派生形態。ニュートンゴーストの色は青と銀。マスクや眼魂の図柄はリンゴと万有引力を現した矢印[8]。
- 変身音声は「リンゴが落下!引き寄せまっか!」。
- 両手に球体状のグローブを装備しており、右手で斥力、左手で引力を操ることができる。形態特有の装備で両手が塞がっているためにガンガンセイバーは使用できず、さらに戦闘中はドライバーを操作せずとも自動的にオメガドライブが発動する。
- パーカーの形状はダウンジャケット風[8]。両手は天球儀をモチーフとしている[8]。
- ベートーベン魂
- ベートーベンゴースト眼魂を装填し、ベートーベンゴーストを纏った派生形態。ベートーベンゴーストの色は白と黒と銀。マスクや眼魂の図柄は音符と五線譜。
- 変身音声は「曲名!運命!ジャジャジャジャーン!」[注 53]。
- 鍵盤のようになった胸部を弾いたり、指揮者のように指を振ることで特殊な振動波を発生させ、それを音楽に乗せて放つことができる。
- ビリー・ザ・キッド魂
- ビリー・ザ・キッド眼魂を装填し、ビリー・ザ・キッドゴーストを纏った派生形態。ビリー・ザ・キッドゴーストの色は茶と白と黒。マスクや眼魂の図柄は正面から見たリボルバー銃。
- 変身音声は「百発!百中!ズキューン!バキューン!」。
- ガンガンセイバー(ガンモード)とバットクロック(ガンモード)の2丁拳銃や、ガンガンセイバー(ライフルモード)を用いた射撃戦を得意とする。
- パーカーの形状はレザー風。
- ベンケイ魂
- ベンケイゴースト眼魂を装填し、ベンケイゴーストを纏った派生形態。ベンケイゴーストの色は白。マスクや眼魂の図柄は弁慶の七つ道具。
- 変身音声は「アニキ!ムキムキ!仁王立ち!」。
- ガンガンセイバー(ハンマーモード)を用いた力押しの戦法を得意とする。
- オレ魂からの派生形態
-
- ゴエモン魂(オレベース)
- オレ魂の状態でゴエモンゴーストを纏ったゴエモン魂。
- 変身音声は通常のゴエモン魂同様、「歌舞伎!ウキウキ!乱れ咲き!」。
- サングラスラッシャー(ソードモード)を逆手に持った接近戦を得意とする。
- リョウマ魂(オレベース)
- オレ魂の状態でリョウマゴーストを纏ったリョウマ魂。
- 変身音声は通常のリョウマ魂同様、「目覚めよ!日本!夜明けゼヨ!」。
- サングラスラッシャー(ブラスターモード)を用いた射撃戦を行う。
- ヒミコ魂(オレベース)
- オレ魂の状態でヒミコゴーストを纏ったヒミコ魂。
- 変身音声は通常のヒミコ魂同様、「未来を予告!邪馬台国!」。
- サングラスラッシャー(ソードモード)に浄化の炎を纏わせた接近戦を得意とする。
- 闘魂ブースト魂
- 闘魂ブーストゴースト眼魂を装填し、闘魂ブーストゴーストを纏った強化形態。闘魂ブーストゴーストの色は黒と赤。マスクや眼魂の図柄は炎。変身時、闘魂ブーストゴースト眼魂をゴーストドライバーに装填した際は「一発闘魂!」の音声が流れ、レバー操作時の音声は「闘魂カイガン!ブースト!」となる。
- 変身音声は「俺がブースト!奮い立つゴースト!ゴー!ファイ!ゴー!ファイ!ゴー!ファイ!」
- 強化変身に伴いトランジェントや角が炎を基調とした外見に変化し、炎エネルギーを纏っての強力な攻撃を繰り出す。さらに、闘魂ブースト魂の状態からゴーストチェンジを行う事により、トランジェントが闘魂ブースト魂のまま、各種スペックが通常時よりも強化された派生形態へと変身する事ができる。
- 中間形態であるが、スーツはアップ用とアクション用の2種類が用意された[37]。
- ゴエモン魂
- ゴエモンゴースト眼魂を装填し、ゴエモンゴーストを纏った派生形態。ゴエモンゴーストの色は黄緑と黒。マスクや眼魂の図柄は歌舞伎の隈取[37]。頭部は大百鬘、襷は仁王襷をモチーフとしている[37][注 54]。
- 変身音声は「歌舞伎!ウキウキ!乱れ咲き!」。
- サングラスラッシャー(ソードモード)を逆手で持ち、軽い身のこなしで敵を斬りつける戦法を得意とする[注 55]。攻撃時や敵の攻撃をかわした際には見得を切る。
- リョウマ魂
- リョウマゴースト眼魂を装填し、リョウマゴーストを纏った派生形態。リョウマゴーストの色は群青と白と黒。マスクや眼魂の図柄は東洋龍の頭部。パーカーは海援隊の前身である亀山社中の袴、両肩は黒船をモチーフとしている[37]。パーカーの紋章は坂本家の家紋とゴーストの紋章を組み合わせたもの[37]。
- 変身音声は「目覚めよ!日本!夜明けゼヨ!」。
- サングラスラッシャーのソードモードとブラスターモードを使い分けて戦う。サングラスラッシャー(ソードモード)は順手持ちである。
- 撮影用スーツのパーカーは、折り目やシルエットの型崩れを防ぐためにエクセーヌを用いている[37]。坂本龍馬の特徴である「右手を衿に入れる」というポーズを再現するため、採寸し直された[37]。
- ヒミコ魂
- ヒミコゴースト眼魂を装填し、ヒミコゴーストを纏った派生形態。ヒミコゴーストの色は桃と金。マスクや眼魂の図柄は勾玉[30]。フードの両脇は角髪をモチーフとしている[30]。
- 変身音声は「未来を予告!邪馬台国!」。
- 敵の挙動などから攻撃を予知できるほか、浄化の炎によって操られた人々を元に戻すことも可能。サングラスラッシャー(ソードモード)は順手持ちである。
- 撮影用スーツのパーカーは、表地はビニールレザー、裏地はサテン状の素材で造られている[30]。
- 闘魂ブースト魂からの派生形態
- 闘魂ブースト魂の状態でゴエモン・リョウマ・ヒミコ以外の各パーカーゴーストを纏った強化派生形態。トランジェントは闘魂ブースト魂と同じものに変化し、各スペックが強化される。角は一部を除きオレ魂と同型。
- 闘魂ムサシ魂
- 闘魂ブースト魂の状態でムサシゴーストを纏ったムサシ魂の強化形態。通常のムサシ魂とは異なり、サングラスラッシャー(ソードモード)とガンガンセイバー(ブレードモード)による二刀流で戦う。
- 闘魂ロビン魂
- 闘魂ブースト魂の状態でロビンゴーストを纏ったロビン魂の強化形態。映画『仮面ライダー1号』に登場。通常のロビン魂と同じく、ガンガンセイバー(アローモード)を用いた射撃戦を得意とする。
- 闘魂ベートーベン魂
- 闘魂ブースト魂の状態でベートーベンゴーストを纏ったベートーベン魂の強化形態。通常のベートーベン魂と同じく、特殊な振動波を音楽に乗せて放つことができる。
- 闘魂ビリー・ザ・キッド魂
- 闘魂ブースト魂の状態でビリー・ザ・キッドゴーストを纏ったビリー・ザ・キッド魂の強化形態。通常のビリー・ザ・キッド魂と同じく、ガンガンセイバー(ガンモード)とバットクロック(ガンモード)を用いた射撃戦を得意とする。
- 闘魂ベンケイ魂
- 闘魂ブースト魂の状態でベンケイゴーストを纏ったベンケイ魂の強化形態。通常のベンケイ魂と同じく、ガンガンセイバー(ハンマーモード)を用いた力押しの戦法を得意とする。
- 闘魂フーディーニ魂
- 闘魂ブースト魂の状態でフーディーニゴーストを纏った特殊強化形態。トランジェントは闘魂ブースト魂と同じものだが、頭部の角はスペクターと同じ二本となっている。通常のフーディーニ魂と同じく、飛行ユニット形態のマシンフーディーによる飛行能力を有している。
- ムゲン魂
- ムゲンゴースト眼魂を装填し、ムゲンゴーストを纏った最強形態。ムゲンゴーストの色は白とオレンジ。マスクの図柄はオレンジの複眼。変身時、ムゲンゴースト眼魂をゴーストドライバーに装填した際は「ムゲン進化!」の音声が流れ、レバー操作時の音声は「チョーカイガン!ムゲン!」となる。[注 56]
- 変身音声は「キープ・オン・ゴーイング!ゴ・ゴ・ゴ!ゴ・ゴ・ゴ!ゴ・ゴ・ゴ!ゴッドゴースト!」。
- トランジェントが白銀を基調した外見に変化し、全身の装甲に∞が描かれる。頭部には複眼を半分隠すほどの透明なカバーが装着され、角は虹色となる。
- 専用武器は存在せず、ガンガンセイバー単体による戦闘を行う。また、ガンガンセイバーはゴーストチェンジを介さずに全モードが任意で変形・使用が可能。
- 感情から力を得ることで繰り出される必殺技により、不滅のガンマイザーすら完全に消滅させることができる戦闘能力を持つ。
- 第33話で初登場した際は全身が光り輝いていたため正確な姿は確認できなかった。
- 撮影用スーツはアップ用とアクション用が存在する[39]。アップ用スーツでは、各パーツごとに電飾用のバッテリーが取り付けられており、断線などを防いでいるが重量は他のスーツよりも増している[39]。全身のプリズム状の模様は、マスクではラメを貼り付けているが、ボディは軟質透明樹脂のカバーの下にプリズム状のシートを貼ってそれぞれ表現している[39]。マスクは目をバイザーで覆う形状のため、スーツアクターからは視界が歪んで見えている[39]。
- 第49話ではOPに登場する羽根のようなものが無数にタケルに融合することで、変身した。ムゲンゴースト眼魂は巨大化したグレートアイを倒した後に消滅しているが、テレビシリーズ最終回の後日談であるハイパーバトルビデオ第2弾『真相!英雄眼魂のひみつ!』や映画『平成ジェネレーションズ』では再びタケルの手に戻っており、ムゲン魂にも変身している。
- 夏の劇場版では、飛翔態になって戦った。
- テレビシリーズ以外での派生形態
-
- 一休魂
- 『てれびくん超バトルDVD』に登場。一休ゴースト眼魂を装填し、一休ゴーストを纏った派生形態。マスクと眼魂の図柄は「?」マーク。
- 変身音声は「迫るピンチ!冴えるトンチ!」。
- 『ガンバライジング』での登場を基本とする派生フォームの中では、ピタゴラス魂と同様にオリジナルDVDや映画への登場を果たしている[31]。
- 闘魂ダーウィン魂
- 闘魂ブースト魂の状態からダーウィンゴースト眼魂を装填し、ダーウィンゴーストを纏った派生形態。
- 詳細はこちらを参照。
- エグゼイド魂
- エグゼイドゴースト眼魂を装填し、エグゼイドゴーストを纏って変身する特殊形態。
- 詳細はこちらを参照。
- テンカトウイツ魂
- テンカトウイツゴースト眼魂を装填し、テンカトウイツゴーストを纏って変身する派生形態。
- 詳細はこちらを参照。
- 『伝説!ライダーの魂!』登場の特殊形態
- タケルがレジェンドライダー眼魂を使って変身する。
- ドライブ魂
- ドライブゴースト眼魂を装填し、ドライブゴーストを纏った特殊形態。第1章に登場。仮面ライダードライブのタイプスピードをイメージした姿になり、マスクはドライブの顔に変化する。変身が完了すると、ドライブの決め台詞「ひとっ走り付き合えよ!」を発する[注 57]。
- 変身音声は「警官!正義感!タイヤコウカン!」[40]。
- ドライブのようにスピーディな戦い方を得意としており、ゴーストの浮遊能力と掛け合わせることができる。武装はハンドル剣とドア銃。
- 鎧武魂
- 鎧武ゴースト眼魂を装填し、鎧武ゴーストを纏った特殊形態。第3章に登場。仮面ライダー鎧武のオレンジアームズをイメージした姿になり、マスクは鎧武の顔に変化し、ゴーストの一本角と共に鎧武のフロントブレードが追加される。変身が完了すると、鎧武の決め台詞「ここからは俺のステージだ!」を発する。
- 変身音声は「オレンジ!バナナ!そんな馬鹿な!」[40]。
- 専用武器として大橙丸や無双セイバーを装備し、鎧武のように果敢に斬りかかる格闘戦を得意とする。
- 映画『仮面ライダー1号』では武器を地面に叩きつけることで敵をオレンジ型のエネルギーで包み込んで拘束する技を披露した。
- ウィザード魂
- ウィザードゴースト眼魂を装填し、ウィザードゴーストを纏った特殊形態。第6章に登場。仮面ライダーウィザードのフレイムスタイルをイメージした姿になり、マスクはウィザードの顔に変化し、ゴーストの一本角と共にウィザードの触角が追加される。変身が完了すると、ウィザードの決め台詞「さあ、ショータイムだ!」を発する。
- 変身音声は「指輪の魔法!最後の希望!」[40]。
- ウィザードのように魔法を用いた戦い方を得意としており、炎を纏った蹴り技の他に専用武器としてウィザーソードガンを装備する場合もある。
- 映画『仮面ライダー1号』では、「バインド」(光の鎖で相手を拘束する)や「ビッグ」(自分の手を巨大化する)を駆使した。
- 1号魂
- 仮面ライダー45ゴースト眼魂に1号魂の図柄を表示させて装填[注 58]し、1号ゴーストを纏った特殊形態。最終章に登場。レバー操作時の音声は「カイガン!仮面ライダー!」となる。
- 変身音声は「相棒はバイク!必殺はキック!」[40]。
- トランジェントにフードとマフラーのみが装着された特異的な形態でマスクは1号の顔に変化し、ゴーストの一本角と共に1号の触角が追加される。
- 1号の技を駆使する。
- 平成魂
- 仮面ライダー45ゴースト眼魂に平成魂の図柄を表示させて装填[注 59]し、変身した特殊強化形態。最終章に登場。レバー操作時の音声は「カイガン!平成ライダー!」となる。
- 変身音声は「新たな個性!コレが平成!」[40]。
- 外見はグレイトフル魂に似ているが、全身の装甲は赤と白が基調で、全身にゴーストを含む平成ライダー17人分の紋章が描かれている[注 60]。頭部には角に加えて「平」を象ったフロントブレードが装着される。
- クウガからドライブまでの平成ライダー16人にゴーストを加えた17人分の力を引き出して戦う。
- スペック
名称 身長 体重 パンチ力 キック力 ジャンプ力
(ひと跳び)走力
(100m)初登場 オレ魂 204cm 96kg 5.5t 10t 42m 5.8秒 劇場版ドライブ 第1話
ムサシ魂 209cm 98kg 5.9t 10.8t 41m 5.7秒 第1話 エジソン魂 207cm 100kg 5t 9.7t 40m 6.6秒 第2話 ロビン魂 207.5cm 97kg 5.7t 10.5t 44m 4.6秒 第3話 ニュートン魂 204cm 110kg 6.3t 11t 37m 7.1秒 劇場版ドライブ 第4話
ベートーベン魂 98.5kg 4.9t 9.9t 41m 6.8秒 第6話 ビリー・ザ・キッド魂 97.5kg 5.8t 10.4t 45m 4.7秒 第7話 ベンケイ魂 120kg 9.99t 11.1t 39m 6.4秒 第9話 闘魂ブースト魂 111kg 8.8t 13t 43m 5.4秒 第12話 ゴエモン魂 114kg 11.9t 15.1t 43.5m 4秒 第13話 リョウマ魂 107kg 9t 13.4t 44m 5.2秒 第14話 ヒミコ魂 206cm 104.5kg 7.6t 13.5t 46m 5.9秒 第17話 闘魂ベンケイ魂 204cm 130kg 16t 14.4t 39.9m 6秒 第19話 闘魂ムサシ魂 209cm 108kg 9.4t 14t 42m 5.7秒 第20話 闘魂フーディーニ魂 205cm 322kg 10.8t 14.4t 43.1m 5.4秒 第26話 闘魂ベートーベン魂 204cm 108.5kg 7.8t 12.9t 42m 6.3秒 第28話 闘魂ビリー・ザ・キッド魂 107.5kg 9.3t 13.5t 46.1m 4.4秒 第28話 ムゲン魂 210cm 88.8kg 24.6t 28.8t 48.8m 3.3秒 第33話
- ツール
-
- ガンガンセイバー
- ゴーストの基本武器。パーツの組み換えでブレード・二刀流・ガン・ナギナタの4形態へ変形するほか、支援ユニットと合体することで様々な派生形態に変化する。使用する際にはドライバーから出現する。変身前でも召喚や使用が可能。鍔に描かれた目玉模様をゴーストドライバーにスキャン(アイコンタクト)させることで「ガンガンミナー!ガンガンミナー!」という音声が流れ、トリガーを押すことで必殺技を発動する。
- アップ用プロップはブレードモードから二刀流モードやナギナタモードへの変形が可能だが、ガンモードやアローモードは別造形である[8]。
- ブレードモード
- 両刃の剣形態。ガンガンセイバーの基本形態でもある。
- 二刀流モード
- ブレードモードから小太刀を分離させた双剣形態。
- ガンモード
- ブレードモードの小太刀部分を反転させ柄を折り曲げた銃形態。
- ナギナタモード
- ブレードモードから小太刀を分離させ、そのまま柄に合体させた薙刀形態。
- アローモード
- ブレードモードの柄を折り曲げ、刀身先端にコンドルデンワーを合体させた弓形態。
- ライフルモード
- ガンモードの先端に、バットクロックを合体させた猟銃形態。
- ハンマーモード
- ナギナタモードの先端に、クモランタンを合体させた鎚形態。
- サングラスラッシャー
- 闘魂ブースト魂の専用武器で、剣型のソードモード・銃型のブラスターモードの2形態へ変形する。サングラスを模したカバーを開け、オレゴースト眼魂と闘魂ブーストゴースト眼魂を装填することで「メガマブシー!メガマブシー!」という音声が流れ、カバーを閉じると「闘魂ダイカイガン!」の音声が鳴る[注 61]。その後、トリガーを押すことで必殺技を発動する。
- ソードモード
- 剣形態。強力な斬れ味を誇る刀身で敵を斬り付ける。
- ブラスターモード
- 刀身を回して変形する銃形態。炎のエネルギー弾を発射する。
- ムゲンゴースト眼魂
- アカリ・御成・マコト・アラン・シブヤ・ナリタ・カノンの強い想いを受けて蘇ったタケルが生み出した奇跡の眼魂。名付け親は仙人で、タケルが「ムゲンの可能性」を持っていることから。通常とは違って上部が大型化し、∞が象られている。瞳の色は虹色。
- 第49話で、アイザージャイアントとの戦闘後、自動的にゴーストドライバーから排出され、消滅した。
- 必殺技(括弧内は使用フォーム)
-
- オメガドライブ(全形態共通)
- ドライバーのレバーを1回引いてから押し込み、「ダイカイガン(闘魂ブースト魂は闘魂ダイカイガン)!○○(フォーム名)!オメガドライブ!」の音声と共に発動する。フォームによって技が以下のように異なる。
- オレ魂・エジソン魂・闘魂ブースト魂
- 背後に浮かび上がった紋章のエネルギーを右脚に纏い、強力な跳び蹴りを放つ。
- 強化オメガドライブ(オレ魂)
- パーカーゴーストとなって現れたムサシ、エジソン、ロビン、ニュートン、ベートーベン、ビリー・ザ・キッド、ベンケイの力を次々に取り込み、それぞれの紋章のエネルギーを右脚に纏い、最後にオレ魂へとチェンジして強力な跳び蹴りを放つ。
- ムサシ魂
- 作中ではオメガスラッシュと組み合わせ、赤いオーラを全身に纏って威力を高めた。さらに斬撃のヒット後、2つの刀を模したエネルギーが発生して眼魔アサルトと分離したパーカーを同時に切り刻んでいる。
- 闘魂ムサシ魂では単独発動し、背後に浮かび上がった紋章のエネルギーを刀身に纏わせたが、攻撃直前でイゴールが撤退したために不発。
- ロビン魂
- 作中ではオメガストライクと組み合わせ、分身を生成して一斉に光矢を放った。
- ニュートン魂
- 落下する巨大な地盤を押し留めるほどの強烈な斥力を発生させる。
- ベートーベン魂
- 指揮者のように指を振って敵を浮かせ、無数のエネルギー振動波を打ち込む。
- ベンケイ魂
- 作中ではオメガボンバーと組み合わせ、巨大な棍棒のようなエネルギーを纏ったガンガンセイバーを頭上から叩き付ける技を使用した。
- ゴエモン魂(オレベース)
- サングラスラッシャー(ソードモード)から黄緑色の斬撃を放つ。
- リョウマ魂(オレベース)
- サングラスラッシャー(ブラスターモード)からエネルギー弾を連射する。
- 闘魂ブースト魂
- サングラスラッシャーで発動する技を強化する。またはゴースト眼魂をセットせず、炎を纏ったサングラスラッシャーで敵を切り裂く。
- ヒミコ魂
- 胸部から放つ特殊なフィールドで敵を包み込み、浄化の炎を纏ったサングラスラッシャーで連続斬りを放つ。
- ドライブ魂
- ドライブ タイプスピードの必殺技「スピードロップ」を繰り出す。
- 鎧武魂
- 鎧武 オレンジアームズの必殺技「無頼キック」を繰り出す。
- ウィザード魂
- ウィザード フレイムスタイルの必殺技「ストライクウィザード」を繰り出す。
- 1号魂
- 仮面ライダー1号の必殺技「ライダーパンチ」、「ライダーキック」を繰り出す。
- 平成魂
- 16人の平成ライダーと力を合わせて紋章のエネルギーを右脚に纏い、強力な跳び蹴りを放つ。
- オオメダマ(オレ魂)
- ドライバーのレバーを4回連続で作動させ、「ダイカイガン!オレ!オオメダマ!」の音声と共に発動する。ゴースト眼魂に似た大型のエネルギーを生成し、それを敵に蹴り飛ばす。
- オメガブレイク(オレ魂、リョウマ魂)
- ガンガンセイバー(ブレードモード)をドライバーにかざしてアイコンタクトさせ、トリガーを押すことで「オメガブレイク!」の音声と共に発動する。ガンガンセイバーから赤い斬撃を放ち、敵を切り裂く。
- 作中ではリョウマ魂でメガオメガフラッシュと同時使用し、ネクロムの攻撃を相殺した。オレ魂は映画『仮面ライダー1号』で使用。
- オメガストリーム(オレ魂、ムサシ魂)
- ガンガンセイバー(ナギナタモード)をドライバーにかざしてアイコンタクトさせ、トリガーを押すことで「オメガストリーム!」の音声と共に発動する。背後に浮かび上がった紋章のエネルギーを刀身に纏わせ、敵を連続で切り裂く。
- オメガスラッシュ(ムサシ魂)
- ガンガンセイバー(二刀流モード)をドライバーにかざしてアイコンタクトさせ、トリガーを押すことで「オメガスラッシュ!」の音声と共に発動する。背後に浮かび上がった紋章のエネルギーを両方の刀身に纏わせ、敵を連続で切り裂く。
- オメガシュート(エジソン魂)
- ガンガンセイバー(ガンモード)をドライバーにかざしてアイコンタクトさせ、トリガーを押すことで「オメガシュート!」の音声と共に発動する。銃口に浮かび上がった紋章のエネルギーと吸収した電気エネルギーを収束し、強烈な弾丸として放つ。
- オメガストライク(ロビン魂)
- ガンガンセイバー(アローモード)をドライバーにかざしてアイコンタクトさせ、トリガーを押すことで「オメガストライク!」の音声と共に発動する。威力を強化した光矢を放ち、敵を射抜く。
- オメガインパクト(ビリー・ザ・キッド魂)
- ガンガンセイバー(ライフルモード)をドライバーにかざしてアイコンタクトさせ、トリガーを押すことで「オメガインパクト!」の音声と共に発動する。紋章で敵に狙いをつけ、威力を強化した弾丸を放つ。
- オメガボンバー(ベンケイ魂、闘魂ベンケイ魂)
- ガンガンセイバー(ハンマーモード)をドライバーにかざしてアイコンタクトさせ、トリガーを押すことで「オメガボンバー!」の音声と共に発動する。ガンガンセイバーを地面に叩き付けて紋章を発生させ、そこから弁慶の七つ道具を模したエネルギー弾を飛ばして攻撃する。
- 闘魂ベンケイ魂では、発射される各エネルギー弾に炎が付加される。
- オメガシャイン(闘魂ブースト魂)
- サングラスラッシャー(ソードモード)のサングラス部分に2つのゴースト眼魂をセットし、トリガーを押すことで「オメガシャイン!」の音声と共に発動する。
- オレ+ロビン
- オメガストライクのように強烈な炎エネルギーの弾丸を放ち、敵を射抜く。
- ニュートン+ヒミコ
- 刀身に纏った浄化の炎をニュートンの重力操作能力で強化し、周囲の霧や磁場を払う。また、オメガドライブと組み合わせることで強力な斬撃を飛ばす。
- オメガフラッシュ(闘魂ブースト魂)
- サングラスラッシャー(ブラスターモード)のサングラス部分に2つのゴースト眼魂をセットし、トリガーを押すことで「オメガフラッシュ!」の音声と共に発動する。劇中未使用。
- メガオメガシャイン(ゴエモン魂、ヒミコ魂(オレベース))
- サングラスラッシャー(ソードモード)のサングラス部分にオレゴースト眼魂と闘魂ブーストゴースト眼魂をセットし、トリガーを押すことで「メガオメガシャイン!」の音声と共に発動する。
- ゴエモン魂では空高く跳躍し、すれ違いざまに敵を斬りつける。ヒミコ魂(オレベース)では円い浄化の炎の斬撃を放つ。
- メガオメガフラッシュ(リョウマ魂)
- サングラスラッシャー(ブラスターモード)のサングラス部分にオレゴースト眼魂と闘魂ブーストゴースト眼魂をセットし、トリガーを押すことで「メガオメガフラッシュ!」の音声と共に発動する。銃口に紋章を浮かび上がらせ、強烈な炎エネルギーの弾丸を放つ。
- ゴッドオメガドライブ ムゲン(ムゲン魂)
- ドライバーのレバーを1回引いてから押し込み、「チョーダイカイガン!ムゲン!ゴッドオメガドライブ!」の音声と共に発動。背後に浮かび上がった∞を模した紋章のエネルギーを収束し、七色に輝く飛び蹴りかストレートパンチのいずれかを放つ。
- イノチダイカイガン(ムゲン魂)
- ドライバーのレバーを1回引いてから押し込み、「イノチダイカイガン!○○!」の音声と共に発動。武器ごと7種類の技があり、技ごとにムゲンゴースト眼魂の発光色が変化する[39]。一部の攻撃はヒットすると∞を描く光が発生する。
- ヨロコビストリーム
- ガンガンセイバー(ナギナタモード)から黄色いエネルギー刃を飛ばし、敵を斬り裂く。眼魂の発光色は黄色[39]。
- タノシーストライク
- ガンガンセイバー(アローモード)からオレンジ色のエネルギー矢を放ち、敵を貫く。眼魂の発光色は橙色[39]。
- シンネンインパクト
- ガンガンセイバー(ライフルモード)から貫通力の高い緑色の光線を放ち、敵を撃ち抜く。眼魂の発光色は緑色[39]。
- イサマシュート
- ガンガンセイバー(ガンモード)から巨大な光弾を放つと同時にサングラスラッシャー(ブラスターモード)から螺旋状の光線を放ち、敵を撃ち抜く[注 62]。眼魂の発光色は紫色[39]。
- イカリスラッシュ
- ガンガンセイバー(ブレードモード)とサングラスラッシャー(ソードモード)による赤い斬撃で敵を切り裂く[注 63]。眼魂の発光色は赤[39]。
- カナシミブレイク
- ガンガンセイバー(ブレードモード)による青い斬撃で敵を切り裂く。眼魂の発光色は青[39]。
- ラブボンバー
- ガンガンセイバー(ハンマーモード)に白いエネルギーを纏わせ、回転しながら敵に突っ込む。眼魂の発光色は白[39]。
- プロデューサーの高橋一浩は、家族愛をテーマの1つとしていたことから、ラブボンバーを最終決戦で用いる技とした[6]。
- ゴーストガジェット
- 日用品を模した「アイテムモード」と動物を模した「アニマルモード」に変形するアイテム。どれも小型で携帯性が高い。
- また、ガンガンセイバーと合体することで、派生形態の専用武器に変形させることができる。
- コンドルデンワー
- 大天空寺の地下にある研究室に置かれている電話型のアイテム。普段はタケルが御成や仙人などと通話する電話として使用され、コブラケータイとであれば時空を越えた通話も可能。
- アニマルモードではコンドルに変形し、直前に着信した電話の逆探知と同時に発信地へのナビゲートを行う。ガンガンセイバーと合体することでアローモードに変形させる。
- バットクロック
- 大天空寺の地下にある研究室に置かれている時計型のアイテム。時計の針を巻き戻すことにより、その戻した時刻の時点で記録された映像を見ることができる。
- アニマルモードではコウモリに変形し、眼魔たちの嫌がる超音波を放つ。また、ガンモードにも変形し、ガンガンセイバーと合体することでライフルモードに変形させる。
- クモランタン
- 大天空寺の地下にある研究室に置かれているランタン型のアイテム。ランタンから発生する青白い光は、不知火と同等の効果を持つ。
- アニマルモードではクモに変形し、ネットを張ることで眼魔の動きを封じる。ガンガンセイバーと合体することでハンマーモードに変形させる。
- マシン
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- マシンゴーストライカー
-
- 全長:2.200m
- 乾燥重量:150kg
- 馬力:140ps(130kw)
- 最高時速:270km/h
- ゴーストの専用バイク。タケルのホンダCRF250Lがゴーストへの変身と同時に変化する。
- 主人公のバイクが変身後にも変化するのは『仮面ライダーアギト』のマシントルネイダー以来である[41]。
- 支援ユニット
仮面ライダーゴースト グレイトフル魂
天空寺タケルがアイコンドライバーGを装着して変身する仮面ライダー。ゴーストドライバーで変身するゴーストの超強化形態に位置するが、変身する時は基本的には変身前の姿から直接変身するほか、オレ魂や闘魂ブースト魂のトランジェントを経由する場合もある。また劇中で唯一、眼魂とゴーストドライバーを使用していない形態でもある。
変身音声は「ケンゴウ ハッケン キョショウニ オウサマ サムライ ボウズニ スナイパー!大変化!」。
変身した全形態で珍しくパーカーではなく鎧を纏っている。全身の色は黒と金。マスクの図柄は金の複眼。変身時、ドライバーから召喚されたパーカーゴーストが全身の装甲・アーマーサブライムに宿り[注 65]、マスクの図柄が表示される。また、頭部の装飾はパーカーゴーストのフード部分に付いた装飾が融合したような形状をしている。
全てのパーカーゴーストと融合したことで、ゴーストチェンジせずとも英雄が持つ能力を自由に引き出せるようになっており、更にドライバーからパーカーゴーストを召喚しての連携戦を可能としている。ガンガンセイバーにサングラスラッシャー、更にスペクターの武器であるガンガンハンドは任意で個別に召喚でき、呼び出されたパーカーゴーストがゴーストの持つ武器とは別に自らの武器として使用するといった芸当も可能。
スペクターやネクロムが英雄のパーカーゴーストを纏っている状態でゴーストがグレイトフル魂に変身する際には、スペクターとネクロムは強制的にそれぞれの基本形態に戻される。
融合しているパーカーゴーストの精神状態等によっては戦闘に支障が出る場合もある。第34話ではグリムゴースト眼魂に宿るグリム兄弟の兄弟喧嘩が原因で召喚された他のパーカーゴーストが強制的にドライバーへ戻されてしまった。
劇場作品では唯一活躍しなかったが、映画「仮面ライダー平成ジェネレーションズ」で初めて登場した。
アップ用スーツはFRP製のプロテクターが干渉するのでアクションしにくいとのこと[30]。
- スペック
名称 身長 体重 パンチ力 キック力 ジャンプ力(ひと跳び) 走力(100m) 初登場 グレイトフル魂 211cm 124kg 21.2t 24.7t 42.2m 5.1秒 第23話
- ツール
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- アイコンドライバーG
- グレイトフル魂への変身に使用されるゴースト眼魂型の変身ベルト。眼魔の世界でイーディスがアドニスのために製作し用意していたものだがタケルに持ち出され、英雄のゴースト眼魂15個が内部に宿ることで覚醒した。
- 普段はバックルの状態で携帯され、腰に当てることで自動的にベルトが伸長して装着される。右側面のトリガーを押して上部の窓に表示されるマークをグレイトフルの図柄に切り替え、左側面のボタンを押すと「ガッチリミーナ!コッチニキナー!」の音声が流れ、待機状態に移行。その状態で再びボタンを押すことにより、「ゼンカイガン!ケンゴウ ハッケン キョショウニ オウサマ サムライ ボウズニ スナイパー!大変化!」の音声と共に変身が完了する。
- 窓のマークを英雄の図柄に切り替えてボタンを押すことで図柄に応じた英雄のパーカーゴーストを召喚でき、再びボタンを押すと召喚されたパーカーゴーストに応じてオメガフォーメーションを発動する。
- 変身を解除する際は「カイサン!」の音声が流れ、ドライバーからゴースト眼魂が排出される。
- 第41話では、イーディスが自らが作ったガンマイザーの対抗戦力として造られた事が判明する。
- ガンガンセイバー、サングラスラッシャー
- 上記を参照。この形態でも引き続き使用する。
- ガンガンハンド
- スペクターの武器。詳しくは後述。
- 必殺技
-
- オメガドライブ
- グレイトフルの図柄が表示された状態で再びドライバーの左側面のボタンを押すと、「ゼンダイカイガン!グレイトフル!オメガドライブ!」の音声と共に発動する。下記のように幾つかのパターンがある。
- グレートアイを模した紋章が出現し、15人全てのパーカーゴーストが融合・変化した金色のエネルギー球をゴーストが跳び蹴りで叩き込む。
- パーカーゴーストを召喚しない場合は右脚に金色のエネルギーを纏い、直接跳び蹴りを放つ。
- ガンガンセイバーとサングラスラッシャー使用時は背後に浮かび上がった紋章のエネルギーを両方の刀身に纏わせ、敵を連続で切り裂く。
- オメガフォーメーション
- パーカーゴーストの召喚後、ドライバーのボタンを押すことで「レッツゴー!○○(召喚した各パーカーゴーストに対応した音声[注 66])!オメガフォーメーション!」の音声と共に発動。
- ロビン
- 召喚されたロビンゴーストと共にガンガンセイバー(アローモード)からエネルギー矢を放つ。
- ゴエモン
- 召喚されたゴエモンゴーストと共にサングラスラッシャー(ソードモード)から斬撃を飛ばす。
- リョウマ
- 召喚されたリョウマゴーストがサングラスラッシャー(ブラスターモード)から光線を放つ。
- ヒミコ
- 召喚されたヒミコゴーストがガンガンセイバー(ナギナタモード)で敵を切り裂く。
- ムサシ
- 召喚されたムサシゴーストがガンガンセイバー(二刀流モード)で攻撃する。
- エジソン
- 召喚されたエジソンゴーストがガンガンセイバー(ガンモード)で攻撃する。
- メガオメガフォーメーション
- 15人全てのパーカーゴーストの召喚後、ドライバーのボタンを押すことで「レッツゴー!全員集合!メガオメガフォーメーション!」の音声とともに発動。オメガドライブ同様にグレートアイを模した紋章が出現し、15人全てのパーカーゴーストとともに飛び蹴りを叩き込む。
仮面ライダーダークゴースト
仙人(イーディス)がダークゴースト眼魂を装填して、ダークゴーストを纏って変身した仮面ライダー。変身音はなし。変身ポーズは、『仮面ライダー』の本郷猛の変身ポーズを模した物で、変身の際にも「ライダー…変身!」と叫んでいる。
劇場版に登場するダークゴーストと同様のトランジェントを持ち、パーカーゴーストはオレゴーストに酷似している。
- スペック
名称 身長 体重 パンチ力 キック力 ジャンプ力(ひと跳び) 走力(100m) 初登場 通常形態 204cm 96kg 11t 15t 49.6m 4.7秒 第47話
- 必殺技
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- オメガドライブ
- 劇場版と同様、背後に浮かび上がった紋章のエネルギーを脚部に纏い、強力な跳び蹴りを放つ。
仮面ライダースペクター
深海マコトが変身する仮面ライダー。トランジェントの形状はゴーストと似ているが全身のラインが青く、頭部・胸部の紋章の角が2本になっているなどの相違点がある。
ゴーストを上回る戦闘能力を発揮し、同じゴースト眼魂を使用してもスペックを上回る。
決め台詞は必殺技発動時に発声する「俺の生き様、見せてやる!」。
- フォーム
-
- 通常形態
- スペクターゴースト眼魂を装填して変身する、スペクターゴーストを纏った基本形態。スペクターゴーストの色は青・黒。マスク・眼魂の図柄は鬼の形相。この形態では特に「○○魂」とは付かない[注 67]。
- 変身音声は「レディゴー!覚悟!ド・キ・ド・キ!ゴースト!」。
- 持ち前の格闘術を活かした格闘戦に加え、ガンガンハンド(主にロッドモード)を使用して容赦無く敵を攻撃する戦法を得意とする。
- ノブナガ魂
- ノブナガゴースト眼魂を装填して変身する、ノブナガゴーストを纏った派生形態。ノブナガゴーストの色は紫・金色。マスク・眼魂の図柄は交差した2本の火縄銃[37]。髷も火縄銃を模している[37]。
- 変身音声は「我の生き様!桶狭間!」。
- 銃モードに変形させたガンガンハンドを使用する射撃戦を得意とする。
- ツタンカーメン魂
- ツタンカーメンゴースト眼魂を装填して変身する、ツタンカーメンゴーストを纏った派生形態。ツタンカーメンゴーストの色は水色・金色。マスク・眼魂の図柄は2本の鎌の刃[37]。パーカーの形状はネメスを模している[37]。
- 変身音声は「ピラミッドは三角!王家の資格!」。
- 鎌モードに変形させたガンガンハンドを使用する接近戦を得意とする。
- エジソン魂
- エジソンゴースト眼魂を装填して変身する、エジソンゴーストを纏った派生形態。
- 変身音声はゴーストと同様に「エレキ!ヒラメキ!発明王!」。
- ロッドモードのガンガンハンドを使用して接近戦を仕掛ける他、銃モードに変形させて敵を拘束した後にトリガーを押して感電させることも可能。
- フーディーニ魂
- フーディーニゴースト眼魂を装填して変身する、マシンフーディーが変形するフーディーニゴーストを纏った強化形態。フーディーニゴーストの色は紺色。マスク・眼魂の図柄は鎖と錠前。頭部の角はマシンフーディーの物と同一。
- 変身音声は「マジイイジャン!すげぇマジシャン!」。
- 背部に装着された飛行ユニット形態のマシンフーディーによって空中を飛行することが可能。また脱出マジックを活かした回避・掌から鎖を放つことも可能。
- ネクロムスペクター[注 68]
- アランによってネクロムゴースト眼魂を無理矢理装填され、ネクロムゴーストを纏った特殊形態。マスクはネクロムと同様にレンズ型の単眼。ネクロムゴースト眼魂を装填した際に、待機音声が「バッチリミイヤー!」に変化する。
- 変身音声は「ヒウィゴー!覚悟!乗っ取りゴースト!」。
- 変身中はネクロムゴースト眼魂に支配され、メガウルオウダーを持つアランの意のままに従う操り人形となる。しかしマコトの意識も抵抗しているらしく、カノンの前だと攻撃を躊躇する一面が見られる。
- ディープスペクター
- ディープスペクターゴースト眼魂を装填して変身する、ディープスペクターゴーストを纏った超強化形態。ディープスペクターゴーストの色は青紫・銀色。マスクの図柄は通常形態を基調としている。
- 変身音声は「ゲットゴー!覚悟!ギ・ザ・ギ・ザ!ゴースト!」。
- 変身時にディープスペクターゴースト眼魂をゴーストドライバーに装填した際には「ダイブ・トゥ・ディープ!」の音声が流れ、待機音声が「ギロットミロー!」に変化し、レバー操作時の音声が「ゲンカイガン!ディープスペクター!」となる。
- トランジェントは銀色を基調とした物に変化し、パーカーを含めて全身が鋭い刃を纏ったような外見となり、頭部の角も大型化している。
- 深淵の力によってガンマイザーとも互角以上に渡り合う程の戦闘能力を発揮し、通常形態と同様の格闘戦に加え、新たに専用武器・ディープスラッシャーを使用する。さらに闘魂ブースト魂と同様にトランジェントがこの形態のままでスペックが強化された派生形態へ変身することも可能。第42話でガンマイザーの力を一部利用していることが判明する。
- 撮影用スーツはほぼ新規造形でアップ用・アクション用が用意された[30]。足裏パーツは通常形態と共用である[30]。角の形状は実際の造形ではデザイン画よりも大きい物となっている[30]。
- ゲキコウモード
- ディープスペクターの状態でゴーストドライバーのレバーを操作して移行する強化状態。
- 変身音声は「デッドゴー!激怒!ギ・リ・ギ・リ!ゴースト!闘争!暴走!怒りのソウル!」。
- 待機音声が「ギラギラミロー!」に変化し、レバー操作時の音声が「ゲンカイダイカイガン!ゲキコウスペクター!」となる。
- 背部に両肩の装甲を模した巨大な翼が出現し、空中を飛翔することが可能な他、翼を模した巨大なエネルギー波を放つことも可能。
- 第45話ではゲキコウモードに移行した際に、意識がガンマイザーと繋がったことがマコトの口から語られている。
- ディープスペクターからの派生形態
- ディープスペクターの状態で各パーカーゴーストを纏った強化派生形態。トランジェントはディープスペクターと同様の物に変化し、各種スペックが強化される。角は通常形態の物と同様となっている。
- ディープスペクター ノブナガ魂
- ディープスペクターの状態でノブナガゴーストを纏ったノブナガ魂の強化形態。
- ディープスラッシャー・ブラスターモードを使用する射撃戦を得意とする。
- ディープスペクター ツタンカーメン魂
- ディープスペクターの状態でツタンカーメンゴーストを纏ったツタンカーメン魂の強化形態。
- ディープスラッシャー・ソードモードを使用する剣術戦を得意とする。
- ディープスペクター エジソン魂
- ディープスペクターの状態でエジソンゴーストを纏ったエジソン魂の強化形態。
- ガンガンハンドと電撃を組み合わせた戦法を得意とする。
- テレビシリーズ以外の作品に登場する派生形態
-
- ピタゴラス魂
- 『てれびくん超バトルDVD』に登場。ピタゴラスゴースト眼魂を装填して変身する、ピタゴラスゴーストを纏った派生形態。マスク・眼魂の図柄は三角形。
- 変身音声は「三角の定理!俺の言う通り!」。
- 『ガンバライジング』での登場を基本とする派生フォームの中では、一休魂と同様にオリジナルDVD・劇場版への登場を果たしている。デザイン画では他の『ガンバライジング』の派生フォームと同様に「仮面ライダーゴースト ピタゴラス魂」としてゴーストが装着した状態で描かれている[31]。
- 仮面ライダーシンスペクター
- シンスペクターゴースト眼魂を装填して変身する、シンスペクターゴーストを纏った最強形態。
- 詳細はこちらを参照。
- 『伝説!ライダーの魂!』登場の特殊形態
- マコトがレジェンドライダー眼魂を使用して変身する。
- デザイン画では他のレジェンドライダー魂と同様に「仮面ライダーゴースト ○○魂」としてゴーストが装着した状態で描かれている[45]。
- ダブル魂
- ダブルゴースト眼魂を装填して変身する、ダブルゴーストを纏った特殊形態。第2章に登場。仮面ライダーW サイクロンジョーカーをイメージした姿となり、マスクはWの顔に変化し、スペクターの二本角と共にWの触角も追加される。変身が完了すると、Wの決め台詞である「さあ、お前の罪を数えろ!」を発声する。
- 変身音声は「二人で一人!ガイアメモリ!」[40]。
- Wのように蹴り技を駆使するスピーディーな格闘戦を得意とする。『仮面ライダー1号』ではメタルシャフトを使用している。
- フォーゼ魂
- フォーゼゴースト眼魂を装填して変身する、フォーゼゴーストを纏った特殊形態。第4章に登場。仮面ライダーフォーゼ ベースステイツをイメージした姿となり、マスクはフォーゼの顔に変化し、スペクターの二本角と共にフォーゼの触角も追加される。変身が完了すると、フォーゼの決め台詞である「宇宙キター!」を発声する。
- 変身音声は「スイッチ押した!宇宙キター!」[40]。
- フォーゼのような喧嘩殺法の格闘戦を得意とし、ロケットモジュールを装備することで飛行することも可能。『仮面ライダー1号』では大気圏外にまで飛び出した。
- オーズ魂
- オーズゴースト眼魂を装填して変身する、オーズゴーストを纏った特殊形態。第5章に登場。仮面ライダーオーズ タトバコンボをイメージした姿となり、マスクはオーズの顔に変化する。変身が完了しても特に決め台詞は発声しないが、必殺技を発動する際に「セイヤーッ!」の掛け声を発声する。
- 変身音声は「メダル奪った!タカ・トラ・バッタ!」[40]。
- オーズのように動物的な動きを模した格闘戦を得意とする他、専用武器としてメダジャリバーを使用する場合もある。『仮面ライダー1号』ではトラクローを使用している。
- スペック
名称 身長 体重 パンチ力 キック力 ジャンプ力
(ひと跳び)走力
(100m)初登場 通常形態 202.5cm 96.5kg 6t 10.5t 43m 5.6秒 第4話 ノブナガ魂 214cm 99.5kg 6.1t 10.8t 42.5m 5.8秒 第5話 ツタンカーメン魂 202.5cm 97.5kg 5.9t 10.6t 43.5m 4.4秒 エジソン魂 207cm 100.5kg 5.7t 10.3t 42m 6秒 第6話 フーディーニ魂 205cm 312.5kg 8.7t 12.8t 43.2m 5.5秒 第15話 ネクロムスペクター 204cm 98.5kg 8.7t 12.9t 44m 5秒 第17話 ディープスペクター 208.5cm 129kg 23.5t 26.5t 41.9m 5.2秒 第28話 ディープスペクター ノブナガ魂 214cm 120kg 23.9t 27.3t 41.4m 5.4秒 第34話 ディープスペクター ツタンカーメン魂 202.5cm 118kg 23.1t 26.8t 42.4m 4.1秒 第35話 ディープスペクター エジソン魂 207cm 121kg 22.3t 26t 40.9m 5.6秒 第39話
- ツール
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- ガンガンハンド
- スペクターの基本武器。外見は右腕を模している。ポンプアップしたり支援ユニットと合体することで様々な形態に変化する。使用する際にはドライバーから出現する。変身前でも召喚・使用が可能。ゴーストもグレイトフル魂に変身することで、パーカーゴーストと同時に召喚する武器の一つとして使用可能。
- トリガーの付近に描かれた目玉模様をゴーストドライバーにスキャン(アイコンタクト)させることで「ガンガンミロー!ガンガンミロー!」の音声が流れ、トリガーを押すことで必殺技を発動する。
- ロッドモード
- ガンガンハンドの基本形態でもある棍棒形態。手を模した砲身は自在に伸縮可能で、これを利用した打撃戦が可能。
- 銃モード
- ロッドモードをポンプアップし、銃口を露出させた火縄銃形態。
- 鎌モード
- ロッドモードの状態からコブラケータイを取り付け、ポンプアップして握らせた鎌形態。
- ディープスペクターゴースト眼魂
- 眼魔世界で目を覚ましたマコトがイーディスから託されたゴースト眼魂。凄まじい力を秘めている代わりに、使いこなせなかった場合には使用者に何らかのデメリットがあることがイーディスから仄めかされている。
- 角膜に当たる部分が下弦の月のような形状になっており、上部左右にトゲのような意匠のパーツが追加され、瞳孔が針のように細くなっているなど怪物のような目を模しており、他のゴースト眼魂とは大きく異なっている。
- イーディスは当初、計画のためにタケルに使わせようとしていたが、マコトが代わりに使用することを決意する[注 69]。
- 第41話ではイーディスによってガンマイザーの対抗戦力として造られた事が判明する。
- 第45話ではガンマイザー・クライメットが他のガンマイザーの力の一部を使用し、マコトが使用する物と同様の物を生成してコピーマコトに引き渡している。
- マコトが使用している物は紫の炎が浮かび上がっており、Cマコトの物は代わりにガンマイザーの紋章が浮かび上っていたが、第47話ではCマコトの物もマコトの物と同様に紫の炎が浮かび上がっている。
- 第47話でCマコトの物にはガンマイザーの力が込められていることが判明し、本物のマコトの思考を読み取れるようになる。
- 第48話ではCマコトが使用している物の中に入っていたガンマイザーのバックアップデータがフレイヤと共にグレートアイを取り込み、グレートアイザーに変貌してしまう。
- ディープスラッシャー
- ディープスペクターの専用武器。サングラスラッシャーと同様に剣型のソードモード・銃型のブラスターモードの2形態をとる。色・一部の形状を除いてサングラスラッシャーと同型であるが[30]、サングラスラッシャーの1.5倍の出力を誇る。
- サングラスラッシャーと同様にサングラスを模したカバーを開き、ディープスペクターゴースト眼魂・他のゴースト眼魂を装填することで「メガハゲシー!メガハゲシー!」の音声が流れ、カバーを閉じると「キョクゲンダイカイガン!」の音声が流れる。その後トリガーを押すことで眼魂の力を抽出して必殺技が発動する。
- ソードモード
- 剣形態。サングラスラッシャーと同様に強力な斬れ味を誇る刀身で敵を斬り付ける。
- ブラスターモード
- 銃形態。紫のエネルギー弾を発射する。
- 必殺技
- 括弧内は使用フォーム。
- オメガドライブ(全形態共通)
- ドライバーのレバーを1回引いてから押し込み、「ダイカイガン!○○(フォーム名)!オメガドライブ!」(ディープスペクターの場合は「ゲンカイダイカイガン!ディープスペクター!ギガオメガドライブ!」、ゲキコウモードの場合は「キョクゲンダイカイガン!ディープスペクター!ギガオメガドライブ!」)の音声と共に発動する。フォームによって技が以下のように異なる。
- 通常形態・ノブナガ魂・ネクロムスペクター・ディープスペクター・ディープスペクター エジソン魂
- 背後に浮かび上がった紋章のエネルギーを右脚に纏い、空中に跳び上がって急降下しながら跳び蹴りを叩き込む。または両脚にエネルギーを纏って回し蹴りを叩き込む。
- 通常形態
- 下記のようにいくつかのパターンが存在する。
- 右腕に青のエネルギーを纏って強烈なパンチを叩き込む。
- ガンガンハンド・ロッドモードの先端に青のエネルギーを収束して打撃を叩き込む。
- ガンガンハンド・銃モードから青のエネルギー弾を発射する。
- フーディーニ魂
- 飛行ユニットから射出された4本の鎖で敵を拘束し、飛行ユニットから分離してドリルキックを叩き込む。
- ネクロムスペクター
- ガンガンハンド・銃モードから黄緑のエネルギー弾を発射する。
- ディープスペクター
- 下記のようにいくつかのパターンが存在する。
- ディープスラッシャー・ソードモードの刀身に背後に浮かび上がった紋章のエネルギーを纏って敵を斬り裂く。
- ディープスラッシャー・ブラスターモードから紫のエネルギー弾を連射するか強力な紫のビームを照射する。
- ゲキコウモードの状態で背後に浮かび上がった紋章のエネルギーを纏い、背部の翼で飛翔して跳び蹴りかストレートパンチを叩き込む。
- ダブル魂
- 緑色の旋風を纏いながら高速回転し、加速して接近しながら跳び蹴りを叩き込む。
- 『仮面ライダー1号』ではW サイクロンジョーカーの必殺技「ジョーカーエクストリーム」の要領で繰り出している。
- フォーゼ魂
- フォーゼ ベースステイツの必殺技「ライダーロケットドリルキック」を繰り出す。
- オーズ魂
- オーズ タトバコンボの必殺技「タトバキック」を繰り出す。
- オメガスマッシュ
- ガンガンハンド・ロッドモードの状態でドライバーにかざしてアイコンタクトさせ、トリガーを引くことで「オメガスマッシュ!」の音声と共に発動する[46]。劇中未使用。
- オメガスパーク(ノブナガ魂・ネクロムスペクター)
- ガンガンハンド・銃モードの状態でドライバーにかざしてアイコンタクトさせ、トリガーを引くことで「オメガスパーク!」の音声と共に発動する。フォームによって技が以下のように異なる。
- オメガファング(ツタンカーメン魂・通常形態)
- ガンガンハンド・鎌モードの状態でドライバーにかざしてアイコンタクトさせ、トリガーを引くことで「オメガファング!」の音声と共に発動する。ピラミッド型のエネルギーに敵を閉じ込めた後に消滅させる。またはピラミッド型のエネルギーを発射せずに、鎌モードの刀身に水色のエネルギーを纏って直接敵を斬り裂く。
- オメガ斬り(ディープスペクター)
- ディープスラッシャー・ソードモードの状態でサングラス部分に2つのゴースト眼魂を装填し、トリガーを押すことで「オメガギリ!」の音声と共に発動する[47]。劇中未使用。
- オメガ弾(ディープスペクター)
- ディープスラッシャー・ブラスターモードの状態でサングラス部分に2つのゴースト眼魂を装填し、トリガーを押すことで「オメガダマ!」の音声と共に発動する。劇中未使用。
- ギガオメガ斬り(ディープスペクター ツタンカーメン魂)
- ディープスラッシャー・ソードモードの状態でサングラス部分にスペクターゴースト眼魂・ディープスペクターゴースト眼魂を装填し、トリガーを押すことで「ギガオメガギリ!」の音声と共に発動する。刀身に背部に浮かび上がった紋章のエネルギーを纏って敵を斬り裂く。
- ギガオメガ弾(ディープスペクター ノブナガ魂)
- ディープスラッシャー・ブラスターモードの状態でサングラス部分にスペクターゴースト眼魂・ディープスペクターゴースト眼魂を装填し、トリガーを押すことで「ギガオメガダマ!」の音声と共に発動する。銃口に紋章を浮かび上がらせ、強力な紫のエネルギー弾を発射する。
- ゴーストガジェット
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- コブラケータイ
- スペクターが所持する携帯電話型のアイテム。コンドルデンワーとであれば時空を越えた通話も可能で、イーディスが所持する眼魔眼魂とも通話可能。アニマルモードではコブラに変形し、ガンガンハンドと合体することで鎌モードに変形させる。
- 専用マシン
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- マシンフーディー
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- 全長:2.200m
- 乾燥重量:220kg
- 馬力:195ps(143.4kw)
- 最高時速:324km/h
- スペクター専用のバイク。車体に巻かれた鎖を使用して攻撃することが可能。フーディーニの魂の分身ともいえる存在で、スペクターがフーディーニ魂に変身する際にはパーカーゴーストに変形する。
- パーカーゴーストに変形すると、バイクの車体が左右に展開して飛行ユニットに変形する。飛行ユニットはフーディーニ魂に変身すると背部に装着され、装着された状態もしくは分離してサーフボードに乗るような形で搭乗することで飛行することが可能。
- マコトの不在中にタケルが借用したこともある。
仮面ライダーネクロム
アランが変身する仮面ライダー。第16話から登場。眼魔の世界で開発され、変身の際にはメガウルオウダーを用いる。ゴースト、スペクターとは異なる白色のトランジェントを持ち、頭部は1本角でレンズのような単眼を持つ。目をモチーフとしたゴーストやスペクターに対し、カメラのレンズや潜水服を模したメカニカルな形状となっている[37]。
ネクロムの名前の由来は死者を操る「ネクロマンサー」から[48]。
映像での初登場は『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス』だが、この時点では名称は明かされずパンフレットでは「謎の仮面ライダー」と紹介していた[49]。その後、2015年12月末発売の雑誌媒体で名称や変身アイテムなどが発表されたが変身者は明らかにされず[50]、2016年1月20日開催のイベント『超英雄祭 KAMEN RIDER × SUPER SENTAI LIVE & SHOW 2016』にてアランが変身することが発表された[51]。
決め台詞は「心の叫びを聞け!」。
- フォーム
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- 通常形態
- ネクロムゴースト眼魂を装填して変身するネクロムゴーストを纏った基本形態。ネクロムゴーストの色は黒と黄緑。レンズの縁は円形。スペクターと同様、この形態では「○○魂」とは付かない[注 70]。
- 変身音声は「クラッシュザインベーダー!」[注 71]。
- 主に掌底を主体とした格闘戦で戦う。また肉体の液状化で攻撃を無効にすることができ、眼魔コマンドやパーカーゴーストを操る能力を持つ。
- その反面、エネルギーの消費が大きく、エネルギーが減ると全身が黒く変色し、エネルギーが切れると強制的に変身解除されてしまう。そのため、眼魔コマンドを吸収してエネルギーを補給し、変身を維持させる必要がある。アドニス殺害容疑を懸けられ生身になってからはエネルギー補給ができず、パーカーゴーストを無理矢理従わせる能力さえ失っている。ただし英雄の眼魂を使えば、エネルギー残量を気にせず戦闘を続けることができる。
- 30話ではアランがフミの死を乗り越えたことでエネルギー切れを解消し、ガンマイザーと互角に戦うほどの戦闘力を発揮した。
- 33話では両腕から放つ緑色の液状エネルギーを鞭として扱う能力を見せた。
- グリム魂
- グリムゴースト眼魂を装填して変身するグリムゴーストを纏った派生形態。グリムゴーストの色は白と深緑。レンズの縁は本の形をしている。
- 変身音声は「ファイティングペン!」[注 72]。
- パーカー肩部にあるペン先型の鋭利な金属体を伸縮自在に延びるエネルギーチューブを使って操り、刺突や拘束などの攻撃や落下した人の救助に用いる。
- サンゾウ魂
- サンゾウゴースト眼魂を装填して変身するサンゾウゴーストを纏った派生形態。サンゾウゴーストの色は白と金。レンズの縁は光輪の形をしている。
- 変身音声は「サイユウロード!」[注 73]。
- パーカー背面に装備されたリング・ゴコウリンは取り外して投擲武器として使用できる。また、ゴコウリンは投擲時に高速回転して自動追尾する機能を持っており、自動可動しているゴコウリンと連携した肉弾戦を得意とする。
- 「修練の場」での修行後は背中と両肩にある装甲から3体のお供(猿・豚・河童)を召喚し連携して戦うことができるようになり、第37話のジャベル戦、第42話のアデル戦で息の合った連携を見せた。
- テレビシリーズ以外での派生形態
-
- 友情バースト魂
- 友情バーストゴースト眼魂を装填し、友情バーストゴーストを纏った強化形態。
- 詳しくはこちらを参照。
- スペック
名称 身長 体重 パンチ力 キック力 ジャンプ力(ひと跳び) 走力(100m) 初登場 通常形態 204cm 99kg 15.1t 17.4t 47.8m 3.7秒 第16話 グリム魂 100.5kg 15.4t 17.2t 45.7m 3.9秒 サンゾウ魂 115kg 15.7t 17.8t 45.2m 4.1秒 第18話
- ツール
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- メガウルオウダー
- ネクロムへの変身に使用される目薬がモチーフのブレスレット型変身アイテム。普段はアランが携帯しており、左腕に当てることで装着される。
- 眼魂のスイッチを押し、ブレスが横向きの状態で起動状態の眼魂を装填すると「イエッサー!」という音声が鳴り、ブレスを垂直に立てることで起動する。そして左側面のスイッチを押して待機状態へ移行させ、その状態で上部にある目薬を模した滴下ユニットのスイッチを押すと「テンガン!○○(装填した眼魂の名称)! メガウルオウド!」の音声が鳴り、対応する眼魂の変身音声が流れて仮面ライダーネクロムへと変身する[注 74]。
- 内蔵された装置によって眼魔コマンドを自在に操ることができる。また、眼の紋章を描くことで人間界と眼魔の世界を行き来できるゲートガンマホールを作り出すことができる機能が存在し、生身の身体となり、行き来できなくなったアランが眼魔の世界を脱出する際や、タケルと共に眼魔の世界にマコトを救出に赴く際に使用している。
- アランは眼魔世界にいるアリアと連絡を取り合うための通信機としても使用しているが、第32話では連絡が取れなくなっている。
- 『仮面ライダーゴースト超全集』によれば、メガウルオウダーはアランが入手したエジソン眼魂をもとに開発したが[52]、これはイーディスが仙人としての活動を察知されないための偽装であったとされる[25]。
- ガンガンキャッチャー[53]
- ガンガンハンドに似た形状の武器で、掌部分に眼魂がセットできるようになっている。カラーリングはネクロム同様に白を基調としている。
- ネクロムに元々搭載されていた武装だが、濫用や暴走などの危険性があったためロックされていた。サンゾウに課された修行を終えたことでアランの精神力が高まり、使用可能となった。
- 掌の部分に眼魂をセットする事により、必殺技の使用が可能となる。
- 必殺技(括弧内は使用フォーム)
- 下記の必殺技以外に通常形態では肉体の消滅と引き換えに発動することができる切り札が存在し、発動の際はパーカーが緑色に強く発光する。
- 第20話でゴーストとスペクターに苦戦した際に使おうとしたが帰還命令が出たため使用せず、第30話でも自然を破壊するガンマイザー・ファイヤーに激昂し、生身の体であることを忘れ放とうとするがゴーストに止められたため使用せず、第48話でも暴走するアデルを止めるため彼を羽交い絞めにして放とうとするが使用せず劇中未使用。
- ネクロム デストロイ(全形態共通)
- 左側面のスイッチを押して待機状態へ移行させ、滴下ユニットのスイッチを押して「ダイテンガン!○○(フォーム名)!オメガウルオウド!」の音声と共に発動する。フォームによって技が以下のように異なる。
- 通常形態
- 背後に浮かび上がった紋章のエネルギーを右脚に纏い、強力な跳び蹴りを放つ。もしくはエネルギーを左腕に纏わせ、パンチを叩き込む。
- その他にも背後に浮かび上がった紋章のエネルギーを左手や脚部に集中させ、追尾機能を備えた緑色の衝撃波、回し蹴りを放つといったバリエーションがある。
- 「修練の場」での修行後はガンガンキャッチャーから緑色のエネルギー弾を発射する技を披露した。
- サンゾウ魂
- 背中と両肩にある装甲から3体のお供の幻影を呼び出し、それらが変化した觔斗雲に乗って空中を飛行する。
- 「修練の場」での修行後は3体のお供が連続で突撃し、自身がゴコウリンに乗って飛行してすれ違い様にガンガンキャッチャーでの打撃を打ち込む技を使用した。
- 第42話では筋斗雲に乗って空中に浮かび上がった後、敵めがけてゴコウリンを射出する、煙で幻惑してから御供と共に突撃するといった派生技を披露した。
- オメガフィニッシュ
- ガンガンキャッチャー(銃モード)にゴースト眼魂を装填し、「ダイカイガン!」の音声が流れた後、トリガーを引くことで「オメガフィニッシュ!」の音声と共に発動する。
- グリムゴースト眼魂
- ガンガンキャッチャーから発射した砲弾が無数のペン先状に分裂し、敵に襲いかかる。
- ビリー・ザ・キッドゴースト眼魂
- エネルギー弾を連射する。
- ヒミコゴースト眼魂
- 桃色の勾玉型エネルギー弾を発射する。
- オメガクラッシュ
- ガンガンキャッチャー(ロッドモード)にゴースト眼魂を装填し、「ダイカイガン!」の音声が流れた後、トリガーを引くことで「オメガクラッシュ!」の音声と共に発動する[54]。劇中未使用。
仮面ライダーダークネクロムP(ピンク)
アリアがプロトメガウルオウダー(詳しくは後述)にダークネクロムPゴースト眼魂を装填して、ダークネクロムゴーストを纏って変身した仮面ライダー。 劇場版に登場するダークネクロムと同様のトランジェントを持ち、パーカーゴーストはオレゴーストに酷似している。単眼とパーカーゴーストのラインの色はピンクになっている。
- スペック
名称 身長 体重 パンチ力 キック力 ジャンプ力(ひと跳び) 走力(100m) 初登場 通常形態 204cm 94kg 10.3t 13.7t 44.9m 4.8秒 第39話
- 必殺技
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- ダークネクロム スパイラル
- 桃色のエネルギーを纏ったきりもみキックを放つ。
用語
大天空寺関連
大天空寺 ()- タケルの家を兼ねた仏教の寺[注 75]。御成たちが修行する場でもある。
- 敷地には本堂の他に寺務所兼居住スペースがあり、地下には研究室が存在する[55]。研究室は亡き先代住職・天空寺龍が密かに行っていた「ゴーストハンター」の拠点にしていた名残りで幽霊に関する資料などが多く保管し、巨大な紙テープ読取装置を用いるコンピューターなど科学的な機材も置いている。
- また、壁側にはゴーストへの変身時などに現出する「目玉」型の紋章が刻まれた巨大なモノリス[55]が置かれている。
- 住所は東京都陸堂市瞳ヶ丘五丁目三番地十号[55]。
- 第49話で、グレートアイザーの襲撃を受け、破壊された。
不可思議現象研究所 ()- タケルがゴーストになったことを機に御成が設立した私設組織。実態は御成がタケルの眼魂集めを手伝うための大義名分で正式な研究所ではない。研究所という名称にしたのは、「(眼魔がらみの)不可思議な事件を解決して欲しい」という依頼が寺に舞い込みやすくする効果を目論んでのものである。
- タケルがゴーストハンターとして活動する際には御成が作った「不可思議現象研究所」という肩書の入った名刺を使うことがあり、専用のスマホもある。またアカリもタケルのゴースト化を治す(普通の人間に戻す)研究をするには寺の地下室にある資料を解読する必要があったこともあり、事実上のメンバーになっている(メンバー入りの後、寺の地下室には彼女の私物と思われる科学・化学関連の機材も多く設置されるようになった)。
- 眼魔との戦いを終えた後も、御成が一人で続けることとなった。
- 英雄眼魂(えいゆうアイコン)
- 歴史上の偉人の魂を保存した英雄の眼魂。仙人からの情報によって眼魔世界による侵攻を知った龍・西園寺・五十嵐の3人によって、ガンマイザーに対抗できる戦力として考案され、10年の月日を経てタケル・マコト・西園寺の手で完成した。テレビシリーズでは15個存在し、全て揃える度にグレートアイに干渉し、願いを一つ叶えることができる。
- 「英雄に関する遺品」と「英雄に対して強い思いを持つ人間の心」が共鳴することで遺品が発光し、発光した遺品の前で目の紋章を描くことで遺品がパーカーゴーストに変化する。誕生したパーカーゴーストがゴーストドライバーに取り込まれ、封印されることで初めて眼魂となる。眼魔の場合は人間を唆して思いを暴走させ、その人間の死と引き換えにパーカーゴーストを強制的に生み出す。
- 会話による意志疎通も可能で、ムサシゴーストのようにパーカーゴーストの状態で話す(第11話より)眼魂もいれば、リョウマゴーストやヒミコゴーストのように人間の体内に宿ったり(憑依された人物は眼魂に身体を支配されている間は瞳の色が変化する)、眼魂状態のままで話す(第13・14・17話より)眼魂もいる。また、眼魂内にタケルを取り込むことで実体化したパーカーゴーストが直接タケルと会話することもできる。
- 第15話でタケルと会話したムサシゴーストによると、「全ての英雄のゴーストが、タケルたちに協力的とは限らない」とのことである[注 76][注 77]。
- 『仮面ライダーゴースト超全集』によれば、英雄の眼魂はガンマイザーをハッキングする機能を持っており、それによりグレートアイに接触することが可能であったが、タケルが願いを叶えた後はガンマイザーに存在を知られハッキングすることができなくなったとされる[25]。
- アイコンドライバーG
- 眼魔の世界でイーディスが用意した通常よりも大型の眼魂。第22話でタケルによって現実世界に持ち出された。詳細は#仮面ライダーゴーストを参照。
- あかり砲
- アカリが自ら開発した薬品などを散布するために使用する送風機。本体にあかり砲と書かれている。
不知火 ()- アカリが仙人の助力を得て開発した薬品。
- あかり砲に薬品の入ったポットを取り付け、トリガーを引くことで金色の液体を散布[注 78]する。これが付着したタケルや眼魔などのゴーストは眼魂を持たない普通の人間でも視認することができるようになる[注 79]。ただし効果は一時的である上に、液体を浴びる対象が不安と恐怖を抱えている場合は効果が数秒しか持たない。クモランタンが支給されてからは使う機会はなくなり、第18話で不知火・改に改良された。
不知火・改 () / 不知火・改マークII- 眼魔への攻撃目的に改良された不知火。アカリが眼魔眼魂の破片を用いた実験結果を基に不知火・改を完成したが、ナイフ眼魔の霧に含まれる磁場により攻撃が効かなかったため、磁場の影響を考慮した不知火・改マークIIを完成させ眼魔スペリオル・ナイフに一矢報いている。
眼魔関連
- 眼魔の世界
- 眼魔が住んでいる世界。薄暗いオレンジ色の空が広がっており、タケルたちの住む世界のビル群のような建物が建てられた荒廃した世界。
- 10年前の事故によって幼い頃のマコトとカノンが迷い込んでしまった世界でもある。仙人は「地獄」とする一方で、アランは「争いや、誰も死ぬことがない『完璧な世界』」と称しているが、第22話でアランの言葉とは全く異なる実態を目の当たりにしたタケルは、強い憤りと不安を感じていた。嘗ての住人であったカノンとキュビからは、一応に争いも無く死ぬ事もと無いと答えたが、何も無いと答えている。
- 幹部クラス以上の眼魔は眼の紋章を描いて「ゲート」を作り出すことで、眼魔の世界と人間界を行き来することができ、アランやジャベル、マコトがこの能力を使用しており、眼の紋章を潜る際は眼魔眼魂に戻っている。この能力は生身の身体では使用できないらしく、後期からのアランはネクロムに変身することでこの能力を発揮している。また、一般の眼魔では画材眼魔がこの能力を使用している。
- 第31話にてアランは、これまで自分がタケル達人間や人間界に対して行ってきた行動に対する「ケジメ」として、人間界の各地に点在する「ゲート」を破壊することをタケル達に提案していた。
- 元々は、アドニスが妻と息子アルゴスを同時に失った悲しみから「人が死なない世界」を望み、イーディスが考案したシステムをグレートアイで実現した世界。イーディスが考案したシステムでは、人間の肉体をカプセルで永久保存し、人々は眼魂と呼ばれるアバターで行動していたが、次第に「カプセル内に保存されていた肉体の消滅」などの様々な綻びが生じるようになり、システムの考案者であるイーディスでさえも手に負えない状況に陥っていた。
- 『仮面ライダーゴースト超全集』によれば、地球とは別の惑星であり、グレートアイの力で急速に科学が発展したが、公害により荒廃したとされる[25]。また眼魔の世界で用いられている眼魔文字は、日本語の五十音に対応している[25]。
- 企画段階では眼魔の世界のほかにも異世界が登場する予定であったが、メイン監督の諸田敏の要望により1つのみとなった[10]。
- 眼魔世界の住人
- 眼魔眼魂に魂を宿しており肉体はカプセルに保存されているが、アランたちのような特権階級の場合、保存されている肉体と同等の容姿をとる人物もいる。眼魂を破壊されると魂は元の肉体に戻り、生身の身体として甦る。
- ただし、カプセルに保存されている肉体は何らかの事象により砂と化してしまうこともある。
- 『仮面ライダーゴースト超全集』によれば、アバターとなる肉体はナノマシンで造られている[25]。
- ゲート
- 人間界と眼魔世界を繋ぐゲート。眼魔の世界の住人が空中に一つ目模様を描くことで出現させる。アランもこのゲートを出現させる能力を持っていたが、第22話で生身の肉体になってからはネクロムに変身している時だけしかゲートを出現させることができなくなっている。
- 物語開始前からアランは大規模侵攻を目的に人間界各地の上空に巨大ゲートを配置していたが、現在は仮面ライダーによる攻撃で少しずつ破壊されている。
- 祈りの間
- アドニスが常時祈りを奉げていた場所。空中には紋章と15のモノリスが浮かぶ空間となっている。
- イーディスによれば、通常の者には見えないが世界創生に関わる「何か」が存在し、アドニスと対話ができていたが、遥か昔のある時を境にアドニスの問いかけに応えなくなってしまったという。
- グレートアイ
- 眼魔世界を支える大いなる力を秘めた全知全能の存在で、力の根源。祈りの間の紋章であり、世界創生に関わる「何か」の正体。普段はガンマイザーによって守護されているが、英雄の眼魂を15個揃えることで干渉し、眼魂を揃えたゴーストドライバー所持者が自身の願いを叶えてもらうことができる。
- ただし眼魂を揃えた者がゴーストドライバーを所持していなければ、粒子化してモノリスに吸い込まれる。その場合、最も近くにいるゴーストドライバー所持者の願いが叶えられる。
- 1度目の干渉の際はタケルの願いにより、眼魂となっていたカノンを元の人間に戻したが、2度目以降はガンマイザーが覚醒したことにより、ガンマイザーを全滅させるまでは干渉を阻害されてしまう。
- 眼魔世界の黎明期から関わるイーディスでさえ、その正体を知る事ができなかった。『仮面ライダーゴースト超全集』によれば、宇宙からやってきた存在でモノリスを通じて宇宙各地の文明に干渉する宇宙生体で、その正体は進化した知的生命体が肉体から意識を分離し、融合する事で誕生した知的生命体の集合意識体であるとされる。だが集合意識体であるが故に、明確な意思を持たず、他の知的生命体の祈りや願い等の呼びかけに反応し、呼びかけた存在の願望を全知全能の力を使い願いを叶える存在である[25]。
- ガンマイザー
- 眼魔世界に君臨する15の守護神。「眼魔世界を護る存在」を自称する15体の監視システム。待機時は、祈りの間で固有の紋章が刻まれた板状の状態で空中に安置されている。全個体は其々に明確な自我は無く、他者との関わりは機械的な発言・対応する。グレートアイを守護する事と世界を脅かす脅威と認識した対象を戦闘により排除することを行動原理とする。
- 15の英雄の眼魂に干渉する機能を持ち、英雄の眼魂の活動を阻害してしまう力を持つ。また其々に固有の特殊能力を有し、戦闘時には怪人態(戦闘形態)となり絶大なパワーを発揮する[注 80]。その最大の特性は不滅といえるほどの再生能力と自らを成長させる学習能力で、例え倒され跡形もなく破壊されてもモノリスとして祈りの間へ回帰し、以前よりも強化され復活を果たし進化する力を持つ。
- 初期は、モノリスの状態で無機質な女性の声で対応していたが、アデルが主となって以降は白いスーツを着用したアデルの姿を模した人間態で実体化する様になる。
- 物語の当初は休眠状態であったが、15の英雄眼魂を集めグレートアイにアクセスしたタケルの存在を感知し起動、危険分子の排除の為に間接的な干渉を行っていたが、後に眼魔世界へ侵入したタケルの危険度の上昇を確認し直接的な排除を開始する。
- 再び15個の英雄の眼魂を集めたタケルが願いを叶えようとしたところ、グレートアイに干渉し、その願いの成就を阻害した。新大帝になったアデルを自身の新しい主と定めファイヤーのプレートがアデルの中に侵入しアデルの姿を模した。
- 当初は、アデルの命によりタケルたちを襲撃していたが、無限の力を持つゴーストムゲン魂によって再生能力を無効化されて1体ずつ減らされる事態が発生し、排除対象であったタケルの無限の力に興味を持ちは始め独断でゴーストに接触するなど自律行動を開始するようになる。
- 第28話では、グレイトフル魂に変身しようとしたタケルに何らかの手段[注 81]で干渉し、彼を行動不能に陥らせた。第33話では、グレイトフル魂、ディープスペクターに干渉し、変身を解除させタケルを消滅させたが、ムゲン魂を誕生させて復活を果たしたタケルによってファイヤーとグラビティが破壊されてしまう。第34・35話で内部構造の解析の為にリキッドを派遣するが第35話で破壊される。第36・37話でウィンドを派遣し観測を開始するも第37話で破壊される。同話でアデルに力の根源がガンマイザーではない事、力の根源は意志あるものにしか応えない事、ガンマイザーはあくまでその力の根源に近づけないよう守護する存在であることを明かした。
- 第39話で人間の感情に興味を持ち始めブレードとマグネットが融合した合体ガンマイザーが誕生し独断で人間の調査を行い第40話で破壊される。第41話では、グレートアイの守護し監視する役としてイーディスによって生み出され防衛装置であった事がイーディス自身によって語られた。イーディスはガンマイザーが自己進化を続けることで自我を持ち、手に負えなくなることを危惧している[56]。タケルとアデルの決戦が行われた第42話で、援護にあたったクライメットとプラネット、武器として使用したアロー、ライフル、スピアー、ハンマーが破壊される。
- 此処までで残りがタイム、エレクトリック、オシレーションの3体まで減らされたが、第43話で生身の肉体となりグレートアイと接続が可能となったアデルの力で12体が修復された。
- 第45話では自我が芽生え始め、自分たちがより完全な存在となるべく、タケルを自分たちに取り込もうとアデルの命令を無視して行動を開始する。そして第46話ではクライメット・ウィンド・リキッドの3体がかつてタケルが接触した人間の感情を学習するために、園田義則・田村長正・白井ユキの3人それぞれの心を奪い、その3人の姿でタケルの前に現れた。そして、元の姿に戻りタケルに襲い掛かるもグレートアイと直結したアデルによってそのことを感付かれ、強制的に帰還させられてしまいモノリスに戻され他のガンマイザーとともに自我を持たないよう再調整される。
- だが、実際には自身たちが実体化を遂げるためにグレートアイと繋がったアデルの肉体を乗っ取る機会を虎視眈々と狙っており、第48話においてアデルが和解した隙をついて彼を取り込み、ついに実体化。本格的に独自の野望のために活動を開始するも、最期はムゲン魂の「カナシミブレイク」を受けて敗北した。
- しかし、Cマコトに手渡したディープスペクターゴースト眼魂のバックアップデータを元に復活。フレイヤとグレートアイを取り込み、グレートアイザーへと変貌を遂げてしまう。
名称 色[59] 力 戦闘形態 全長 体重 特性 対応英雄[60] 初登場 備考 ガンマイザー・ブレード 赤 剣 武器型 122cm 15.2kg あらゆる物体を切断するを刃し、大小二本の剣に分離する事ができる。
また飛翔能力を持ち、分離したまま、敵の周りを高速で飛行し、敵を切り刻む戦法を行う。
第39話でマグネティックと融合し合体ガンマイザーになった際、エネルギーの刃を発射する能力を見せた。宮本武蔵 第45話 第39話でマグネティックと融合し合体ガンマイザーなる。
第40話で一度破壊される。ガンマイザー・エレクトニック 黄 電気 球体型 不明 不明 電気エネルギーの吸収と放電能力。周囲の電子機器の操作する能力を持つ。 エジソン 第46話 ガンマイザー・アロー 緑 弓 武器型 110cm 5.7kg 高い貫通力を持つ光の矢を正確無比放つ射撃能力。飛行能力。 ロビンフット 第41話 第42話で一度破壊される。 ガンマイザー・グラビティ 青 重力 球体型 不明 不明 局地的な重力変動や重力波での攻撃などの重力操作。小型ブラックホールを作り出す事ができる。 ニュートン 第46話 第31話でタイムと共に怪現象引き起こす。
第33話でファイヤー共に破壊される。ガンマイザー・ライフル 茶 銃 武器型 65cm 5.4kg 高い爆発力を持つ特殊弾の連射による射撃能力。飛行能力。 ビリー・ザ・キッド 第41話 第42話で一度破壊される。 ガンマイザー・オシレーション 銀 振動 球体型 不明 不明 音波や衝撃波で対象を破壊する。 ベートーベン 第46話 ガンマイザー・ハンマー 白 鎚 武器型 181cm 90.3kg 接触した物体に数十tもの衝撃を与へ敵を圧殺する。
また打撃面にエネルギーの爪を作り出し鶴嘴の様に衝撃を一点に集中す機能を持つ。武蔵坊弁慶 第42話 第42話で一度破壊される。 ガンマイザー・スピアー 黄緑 槍 武器型 185cm 17.7kg あらゆる物体を貫く鋭利な穂先と伸縮自在の柄を有する。
槍の先端に歪曲したエネルギーの刃を作り出し、大鎌の様に対象を切り裂く機能を持つ石川五右衛門 第42話 第42話で一度破壊される。 ガンマイザー・ウィンド 群青 風 人型 210cm 86kg 風を自由に生み出し、強力な突風や竜巻を発生させ攻撃に転用する等、大気や気流を自在に操する能力を持ち、風の防壁を作り出し敵の攻撃を無効化する事もできる。 坂本竜馬 第36話 第37話で一度破壊される。 ガンマイザー・プラネット 桃 地 人型 217cm 177kg 土や岩を自在に操る能力を有し、地面から岩石の棘で敵を串刺しにする事や、岩の壁を生み出し攻撃を敵を圧し潰す等、多彩な攻撃を繰り出す事ができる他、地面を泥状に変化させ敵の動きを封じる事も可能である。 卑弥呼 第39話 クライメットと共に行動する。
第42話で一度破壊される。ガンマイザー・タイム 青緑 時間 球体型 不明 不明 時間を操作する能力を有し、対象の時間を巻き戻す事で過去の姿に変化せる事ができる。
時間操作の応用で高速移動が可能。ツタンカーメン 第46話 31話でグラビティと共に怪現象を起こす。 ガンマイザー・ファイヤー 紫 炎 人型 216cm 157kg 高熱の火球を放つ等、炎を自在に操る能力を有し、全身に炎を纏わせる事や自身を炎に変化させ、敵に突撃する攻撃や敵の攻撃を受け流す事もできる。 織田信長 第28話 タケル達が最初に接触した個体で、第23話でジャベルが変身した眼魔ウルティマに干渉し、
ウルティマ・ファイヤーへ変貌させた。
第33話でグラビティと共に一度破壊される。ガンマイザー・マグネティック 紺 磁力 球体型 不明 不明 磁力を自在に操る能力を有し、周囲の金属を引き寄せ、敵に射出する攻撃を行う事が可能。
第39話でブレードと融合し合体ガンマイザーになった際、磁力を応用して空中浮遊を行う事や敵の武器を奪う等の能力を見せた。フーディーニ 第46話 第39話でブレードと融合し合体ガンマイザーとなる。
第40話で一度破壊される。ガンマイザー・クライメット 深緑 空 人型 219cm 93kg 気象を自在に操る能力を有し、周囲にエネルギーを纏った雲を発生させ、展開した雲から雷による落雷や氷塊による多彩な攻撃を行う。
凍結能力を持った特殊な霧を発生させ、敵の武装を使用不能にする事ができる。
羽根の付いた小型ユニットを放ち、標的の偵察や鹵獲、敵への攻撃ができる。グリム兄弟 第39話 プラネットと共に行動する。
第42話で一度破壊される。ガンマイザー・リキッド 灰 水 人型 196cm 94kg 高圧の水流による攻撃を放つ等、水や液体を自在に操る能力を有する。
全身を液体化して標的の内部に浸透し、その能力や構造を分析する能力を持つ。
対象に液体を纏わせ擬態させる事もできる。三蔵法師 第34話 人型のガンマイザーの中で唯一女性に近い姿を持つ。
第35話で一度破壊される。
- グレートアイザー
- ガンマイザーがグレートアイを取り込む事で誕生した存在。グレートアイの全知全能の力を自在に操る事ができ、世界を思うが儘に作り変える事はできる万能の力を持つ。第48話でアデルを乗っ取り、パーフェクト・ガンマイザーとして実体化したガンマイザーたちが、ディープスペクターゴースト眼魂に残されたバックアップデータを元に復活を遂げ、フレイヤの肉体とグレートアイを取り込んで実体化した。
- 姿は劇場版に登場した仮面ライダーエクストリーマーに酷似しているが、究極の眼魂はなく、基本カラーは金。ゴーストムゲン魂の(「ラブボンバー」を除く)必殺技を連続で受けても倒れないほどの防御力を持つ。
- グレートアイと融合したガンマイザーは、タケルを「観察」し続けた「結果」として「人間は脅威となる存在」という判断を下し、人間を消滅させるべく人間世界に赴き、一度はゴーストムゲン魂を変身解除させ、アイザージャイアントとなり人間を次々と消滅させるものの、母の声を聴き再び変身したゴーストムゲン魂の攻撃で倒される。しかし、パーカーを失った状態でも健在でありゴーストを倒そうとするも、ゴーストオレ魂と15のパーカーゴーストの連携攻撃に翻弄された挙句、ゴーストのキックに敗れ消滅した。
- アイザージャイアント
- グレートアイザーの着るパーカーが変化した姿。翼を生やした赤い一つ目の巨人のような姿をしている。
- 一つ目から人間を消滅させ魂を取込む赤い光線を放つ能力を持ち[注 82]、キュビや二代目音符眼魔、ジャベルを含めた人間世界の人々を消滅させ、応戦しようと飛行したディープスペクターとネクロムも、大きな平手一発で退かせたが、ゴーストムゲン魂の放ったラブボンバーで倒され、グレートアイザーの姿に戻った。
眼魔 ()- 本作品における敵。眼魔世界の人間から分離された魂がそれぞれ専用の眼魔眼魂によって怪人としての肉体を得た存在[注 83]。人間が視認できないよう姿を消すことが可能だが、ゴースト眼魂・不知火・クモランタンといったツールを用いて視認・接触を可能とできる。
- 割り当てられた眼魂によって、以下の眼魔コマンド〜眼魔ウルティマまでのそれぞれ異なる素体を獲得し、戦闘を行う。また一部の素体(テレビシリーズでは主に眼魔アサルト)は人間界の器物やガンマイザーといった別のものと融合することで、パーカーと装飾を付ける形で取り込んだものに応じた外見と能力を得る[注 84][注 85]ことが可能。なおパーカーを得た眼魔の外見は取り込んだ器物に関する偉人をモチーフとした姿になる。
- 眼魔眼魂の状態では人間に憑依することで、人格を封印し操ることが可能。憑依された人間は一切抵抗できず操り人形となるとともに、憑依されている間の記憶も残らないが、憑依されてから99日以内に仮面ライダーなどが目の紋章を描く手順を踏むことで、憑依している眼魂を追い出すことが可能(99日を過ぎてしまうとライダーでも元に戻せない)。また人格を封印する関係上、任務によっては支障が出る[注 86]場合もあり、必ずしも万能ではない。
- 「肉体と魂が分離している」という設定は、企画初期に仮面ライダーゴーストの設定として考えられていたものを転用している[6]。
- 眼魔コマンド
- 眼魔眼魂自体がエネルギーを解放して変化する下級の眼魔。のっぺらぼうのような頭部をしており、黒いパーカーを着用している。
- 格闘術をメインとし、短剣を装備して戦うが単体での戦闘力と知能は低く、強化した眼魔の指揮下で集団で行動する。
- 眼魔アサルト
- 眼魔眼魂自体がエネルギーを解放して変化する通常クラスの眼魔。真っ黒な外見をしている。もっとも容易に物質との融合による強化を果たすことができ、この眼魔アサルトと物質を融合した眼魔が作中ではもっとも一般的に登場する。
- パーカーゴーストや別の器物を取り込むことで巨大形態へ変身することも可能。大きなダメージを受けると眼魔アサルトに戻り、分離したパーカー・装飾ともども爆発・消滅する。更に融合していた器物は元に戻り、眼魂の方は自壊する。
- 前作『仮面ライダードライブ』最終回にも先行登場している。
- 眼魔スペリオル
- 眼魔世界の幹部級戦士が、専用の眼魔眼魂を起動して変身する眼魔。単眼・青色の体色といった外見が特徴。なお、体色の濃さは個体差がある。
- 眼魔アサルトや眼魔コマンドよりも強い力を持つ。通常は素体のみで活動するが、プロトメガウルオウダーや変身用眼魂といった補助ツールを駆使することで物質との融合による強化が可能となる。
- タケルがマコトを追って眼魔の世界に侵入して以降はジャベルやイゴール以外の眼魔スペリオルが登場しており、眼魔の世界にいる個体は主に警備を担当し、場合によっては他の眼魔を指揮し侵入者の排除に動く。
- 眼魔ウルティマ
- 眼魔世界の特権階級が、専用の眼魔眼魂を起動して変身する眼魔。若干マッシブかつ白色の外見が特徴。
- 眼魔スペリオルよりも強い力を持つ上、変身者によって異なる特殊能力を獲得するという特性がある。またガンマイザーが強制融合することにより、融合したガンマイザーに応じた能力を獲得しさらに強化されるが、意識をガンマイザーに乗っ取られてしまう。
- 第34話ではアデルらとは違う個体が存在し、2体の眼魔スペリオルと共に合体攻撃を仕掛けたものの、ネクロムとディープスペクターノブナガ魂の攻撃を受けて敗れた。
眼魔眼魂 ()- ゴースト眼魂に似た目玉型のアイテム。大きく二種類存在し、一つは個人の魂を納めた物[61]と、エネルギーを解放する事で強化スーツを発生させ眼魔アサルトや眼魔コマンドに変身する事ができる戦闘用が存在する[62]。
- 片方の眼魂が見た映像をもう片方の眼魂で映し出すという監視カメラとして使うことができる。その他にも通信機としても使用でき、第41話ではイーディスがマコトのコブラケータイとの通話に使用している。
- プロトメガウルオウダー
- イゴールとアリアが所有するメガウルオウダーの試作品。眼魂をセットすることでその眼魂の力を取り込んだ形態に変身できる「眼魔チェンジ」を発動する。
- アリアはダークネクロムピンクへの変身に使用している。
- グンダリ
- 眼魔の世界に生息する巨大な怪物。強靭な鱗に覆われた蛇のような姿で頭部には無数の赤い目と長い髭が備わる。巨体を活かした体当たりや口から放つ炎を武器とし、人間の手を模した尻尾の先端で敵を掴み取ったり鋭い爪で切り裂く。
- アランたちにとっては「貴重な戦力」であり、第11話で大天空寺の上空にグレートアイが出現した際、ジャベルは独断でグンダリを使役した挙げ句にゴーストとスペクターに倒されたことをアランから叱責されていた。
- デミアプロジェクト
- アデルとイゴールが推し進める謎の計画。ディープコネクトの技術も利用している。
- 第43話ではデミアβ版と呼ばれるコンタクトレンズがデミアの端末であることが判明し、ヒロキたちのように天才的な頭脳を獲得する反面、魂と肉体が分離されてしまうことが明かされる。
- 元々ディープコネクト社は、主に人間とインターネットを繋ぐシステムの開発を行っており、そのシステムに目を付けたイゴールは、ディープコネクト社を乗っ取り開発中のシステムに改良を加え装着すればネットに常時繋がる事ができる電子コンタクト「デミア」を世界中に配布。世界中の人間をネットに繋ぎ一挙に地球を支配するのが計画の実体である。
- 情報操作でデミアβ版の着用を推奨し、更に計画を進め、既に配布済みの5000万人のユーザーと本サーバーを繋ごうとするが、タケル達の尽力で失敗に終わる。しかし、力の根源「グレートアイ」と融合したアデルが本サーバーに成り代わることで、計画が実行されてしまう。
- 『仮面ライダーゴースト ファイナルステージ』では、別サーバーに保存されていたバックアップが「グレートデミア」となり未来の世界を支配していた。
その他
眼魂 ()- 本作品のキーアイテム。魂が封じられた目玉型ユニット。
- 仮面ライダーに変身するための眼魂や派生形態に変身できる「英雄眼魂」、「眼魔眼魂」などがある。
- 眼眼システム
- イーディスの考案した魂(意識)と肉体を分離させ保存する物語の根幹となるシステム。グレートアイの力によって急速の発展を遂げた眼魔世界であったが、大気汚染等が深刻化し有害な黒い塵が発生する等の公害問題に直面する様になる。アドニスは公害によって命を落とした妻アリシアの死から人の死が存在しない「完璧な世界」を望む様になり、イーディスの助言のもと、グレートアイによって実現され完成した。
- このシステムは、現在の眼魔世界其の物と言える存在。魂は眼魂に移し、その眼魂の周囲にナノマシンのボディを発生させアバターを形成し行動にできるようになる。保存した肉体は、微弱な生体エネルギーを摂取されシステムを稼働する発電機に使用することで構成されている。大帝の一族から住民一人一人が世界を支える基幹であり、理論的には永久機関であった。結果的には眼魔世界の住人は、「眼魔眼魂」で生活する様になり、生物に必要な食欲、性欲、睡眠欲の三大欲求と人間の生・老・病・死の四苦、肉体の苦痛から解放されアドニスの提唱する「完璧な世界」が完成した。
- だが、長い時間の中でにシステムに異常が発生し保存していた肉体から生体エネルギーが異常摂取され消滅する事態に陥ることになる。アドニスはグレートアイにアクセスし事態の収束を図るもガンマイザーにアクセスを拒否されてしまう。この異常事態の解決の為にアデルは、冥術学者のイゴールの助言で、眼魔世界を支える生体エネルギーを別世界から調達する侵略計画を立案し地球への侵攻が画作される[63]。
- 別の方法で事態の解決を模索し密かに地球に訪れたイーディスは、天空寺龍と接触する。そこで、想いを込め器物から英雄を召喚する技術を見たイーディスは、その技術と自身が考案した「眼魂システム」を融合させる事で「英雄眼魂」を生み出す事を思いつく。そして考古学者の西園寺、物理学者の五十嵐を加えガンマイザーに対抗する計画をおしすすめていた。後に、眼魔へ協力する様になった西園寺によって、遺物から英雄の魂を召喚する技術は眼魔世界に齎され、実体化した力を眼魔に纏わせる事で「眼魔怪人」が誕生する事になる[64]。
- グレートアイが地球は去った際に時を同じく、カプセルに眠らされていた肉体に魂が戻り、住民たちは目を覚ましシステムは機能を停止する。
- モノリス
- 目玉の紋章が刻まれた謎の遺跡。その正体は、グレートアイが宇宙各地に設置した宇宙を移動する為のゲートであり、強い祈りや願いを受信する為の送信装置である。嘗てグレートアイは、ゲートを通してモノリスを神として信仰していたアドニスの意思に反応し、アドニスが率いる民はゲートを通り別天体に移住し眼魔の世界が誕生した[65]。なお天空寺家は、アドニスと同じくモノリスを神と信仰し、別天体に移住せずモノリスを守護する役目を担った一族の末裔である[66]。
- フーミン
- 福嶋フミが経営しているたこ焼き屋台。タケル・アカリ・マコト・カノンは幼少時代からの常連客である。
- フミの死後は、第33話にて孫娘のハルミが2代目店主として引き継ぐ形で再開された。
キャスト
主演の西銘は本作品が俳優デビューとなった[67]。
仙人役の竹中については企画初期段階からイメージキャストとして名前が挙がっており、スタッフ側は無理を承知で連絡をとったところ竹中側から快諾されたという[11][7]。
レギュラー・準レギュラー
- 天空寺タケル / 仮面ライダーゴースト(声) - 西銘駿[68] / 山田日向(幼少期)
- 月村アカリ / ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン - 大沢ひかる[68] / 吉岡千波(幼少期)
- 御成 / 石川五右衛門 - 柳喬之[68]
- 深海マコト / 仮面ライダースペクター(声)、コピー・深海マコト / 仮面ライダースペクター(声) - 山本涼介[68] / 多賀蓮真(幼少期) (4 - 50)
- アラン / 仮面ライダーネクロム(声) - 磯村勇斗[68]
- シブヤ、八王子テツヤ(回想) - 溝口琢矢[69]
- ナリタ - 勧修寺玲旺[69]
- 妹眼魂(声) → 深海カノン / ビリー・ザ・キッド - 工藤美桜[70](6 - 50)
- スティーブ・ビルズ - セイン・カミュ[71](19 - 46)
- アデル / 眼魔ウルティマ(声) / パーフェクト・ガンマイザー(声)、ガンマイザー(人間態 / 声[注 87]、全個体共通) - 真山明大[72](14 - 48)/ 海老塚幸穏(アデル幼少期)
- ジャベル / 眼魔スペリオル(声) / 眼魔ウルティマ(声) - 聡太郎[73][70](9 - 12,15,22 - 28,37,38,46,49,50)
- イゴール / 眼魔スペリオル・パーフェクト(声、派生形態含む) - 山本浩司[74](17 - 49)
- ジャイロ / 眼魔ウルティマ(声) - 高岩成二(31 - 38,45 - 49)
- アリア / 仮面ライダーダークネクロムP(声)、アリシア - かでなれおん[74](18 - 49)/ エミリ(アリア幼少期)
- アドニス - 勝野洋[75](19 - 27、47 - 48)
- 西園寺主税[注 25] - 森下能幸[68](1 - 11, 31)
- 小野寺靖 - 佐野泰臣[69]
- 福嶋フミ - 大方斐紗子(15 - 30)
- 天空寺龍 - 西村和彦[69](1 - 49)
- イーディス(仙人) / 眼魔ウルティマ・エボニー(声) / 仮面ライダーダークゴースト[注 88](声) - 竹中直人[68]
声の出演
- ゴーストドライバー関連アイテム音声[76]、アイコンドライバーG音声 - m.c.A・T
- メガウルオウダー音声、ガンガンキャッチャー音声 - ピーター・ヴァン・ガム[77]
- ユルセン - 悠木碧[78]
- 英雄ゴースト、プロトメガウルオウダー音声[71]、変身用眼魔眼魂(ウルティマ)音声 - 関智一(11 - )
- ガンマイザー(23 - 34,47 - 48)[79]、タケルの母[80] - 大原さやか
- 画材眼魔 - 松野太紀(19 - 28,46,49)
- グレートアイ、グレートアイザー - 藤巻勇威[81](11,49)
- ライダーガシャット音声 - 影山ヒロノブ(49,50)[82][注 89]
- 仮面ライダーエグゼイド - 飯島寛騎(50)
ゲスト
- 園田義則 / ガンマイザー・クライメット(声)- 南部虎弾(2,46)
- 片桐ジロウ - 中脇樹人(2,34,35)
- 白瀬マリ / 怪盗リトルジョン - 滝裕可里(3)
- 蔵谷晃三 - 斎藤克博(3)
- 羽柴信良 - 湯江健幸(4)
- 佐久間理沙 - 渡辺舞(4)
- 黒田秀夫 - 須藤公一(4)
- 毛利真一郎 - 矢嶋俊作(4)
- 篠崎幹太 - 南出凌嘉(5)
- 白石 - 赤山健太(5)
- 職員 - 加藤衛(5)
- 幹太の母 - 平木ひとみ(5)
- 君島陽子 - 小林里乃(6)
- 君島康介 - 中山龍也(6)
- 田中恒男 - 黒木辰哉(7,8)
- 木村智則 - 福山翔大(7,8)
- 深海カノン(幼少期) - 堰沢結衣(7,15)
- ウエスタンショップ店長 - 越康広(7)
- 五十嵐健次郎 - モロ師岡(9,31,32)
- 横溝登一 - 白石タダシ(9)
- 田村薩之進- 清水章吾(13,14)
- 田村長正 / 坂本龍馬 / ガンマイザー・ウィンド(声)- 二宮康(13,14,46)
- サラリーマン[注 90] - 宮本和明(13)
- 田村祥之 - 神谷未来紘(14)
- 日野美和子 / 卑弥呼 - 恒吉梨絵(17)
- 会社員[注 90] - 野口雅弘、杉渕敦、信夫大育(21)
- 風切大和 / ジュウオウイーグル(声) - 中尾暢樹(24)『動物戦隊ジュウオウジャー』
- 仮面ライダー1号(声) - 稲田徹(24)
- 少年[注 90] - 新田海統(24)
- 少女[注 90] - 日達舞(24)
- 白井ユキ / ハリー・フーディーニ / ガンマイザー・リキッド(声)- 小宮有紗(29,30,46)
- 白井健介 - 並樹史朗(29,30)
- 福嶋ハルミ - 日置かや(30,33,36,47)
- 八王子美穂 - 中原果南(31,32)
- 八王子美穂(幼少期) - 錦辺莉沙(31,32)
- 村瀬校長[注 90] - 市原清彦(31)
- 不良[注 90] - 山根大弥(31)
- シブヤ(幼少期)[注 90] - 吉田騎士(32)
- 片桐ユウイチ / ヤーコプ・グリム[注 29] / ヴィルヘルム・グリム[注 30] - 野仲イサオ(34,35)
- 夢世界の外国人[注 90] - メクダシ・カリル(34)
- Harp+y 4 (36,37)
- オーディション委員[注 90] - 斉藤直樹(36)
- ハイカー[注 90] - 逸見宣明、高橋光、寺本翔悟(38)
- 夏目真一郎 - 井田國彦(39,40)
- 夏目真由 - 水谷果穂(39,40)
- 篠崎良介 - 筒井巧(39,40)
- 黒川 - 龍坐(39,40)
- 手島雄一 - 杉原勇武(39)
- 深海大悟[注 89] - 沢村一樹(39,40)
- アルゴス - 木村了(40)/ 石野湘太(幼少期)(45)
- 遠藤ヒロキ - 五十嵐陽向(43,44)
- 遠藤ミツコ - 小橋めぐみ(43,44)
- 筋肉質な男[注 90] - ジャスティス岩倉(43,44)
- OL[注 90] - CYBORG KAORI(43,44)
- フレイ、フレイヤ[注 91] - 小川涼(二役)(44 - 46,48,49)
- 報道官[注 90] - 秋本善則(45)
- 宮本武蔵 - 唐橋充(46)
- タケルの母 - 黒川智花(49)
- アユム - 生駒星汰(50)
スーツアクター
- 仮面ライダーゴースト[4][29][83][2] - 高岩成二
- 仮面ライダースペクター[84][83][2] - 渡辺淳
- 仮面ライダーネクロム[50][83][2]、プラネット眼魔[85]、刀眼魔(第13話)[85] - 永徳
- 仮面ライダースペクター(コピー・マコト)[86]、パーフェクトガンマイザー[83] - 藤井祐伍
- 仮面ライダースペクター(コピー・マコト)[86] - 岡田和也、高田将司
- 画材眼魔[87][83]、ガンマイザー・マグネティックブレード[85] - 内川仁朗[注 92]
- ガンマイザー・リキッド(第46話)[88] - 蜂須賀祐一
- 眼魔コマンド[89]、ガンマイザー・マグネティックブレード[85] - 藤田慧
- グレートアイザー[83] - 今井靖彦
スタッフ
メインスタッフは本作品でメインプロデューサーを初担当する高橋一浩を初め、仮面ライダーシリーズへ初参加や初の役職を担当する者が多い[3]。
メイン監督の諸田敏は本作品で仮面ライダーシリーズでのパイロットを初めて担当[3][13][90]。その他の演出陣は概ね前作から続投の者で固められているが、加えて本作品では『仮面ライダーフォーゼ』以来となる渡辺勝也、さらに坂本浩一も名を連ねている。アクション監督には『仮面ライダーフォーゼ』の宮崎剛が再起用された[4]。脚本は『TRICK2』、『警部補 矢部謙三』シリーズ、『その男、副署長』などを担当した福田卓郎が担当[91][3][7][注 93]。サブライターの毛利亘宏は前作『仮面ライダードライブ』の最終話(特別編)を担当した流れで参加し、スピンオフ作品も担当したが、2クール目頃に舞台のため一時離脱した[92]。劇中音楽には『烈車戦隊トッキュウジャー』の主題歌を手掛けた坂部剛が務める。眼魔のデザインには過去に『仮面ライダーBlack PART X イミテーション7』や『仮面ライダーZO』のコミカライズ版を執筆した漫画家の島本和彦が「島本和彦とビッグバンプロジェクト」名義で担当する[93][94]。
- 原作 - 石ノ森章太郎
- スーパーバイザー- 小野寺章(石森プロ)
- チーフプロデューサー- 佐々木基(テレビ朝日)
- プロデューサー- 菅野あゆみ(テレビ朝日)、高橋一浩(東映)
- 脚本 - 福田卓郎、毛利亘宏、長谷川圭一
- 監督 - 諸田敏、山口恭平、柴﨑貴行、鈴村展弘、渡辺勝也、坂本浩一、田﨑竜太、金田治
- 音楽 - 坂部剛
- 音楽プロデュース - 中谷学路(avex music creative Inc.)
- 撮影 - 倉田幸治、植竹篤史、百瀬修司、松村文雄
- 美術 - 大嶋修一
- 照明 - 佐々木康雄、斗沢秀、西田文彦、水本富男、五十嵐武志
- 録音 - 堀江二郎、遠藤和生、村上洋祐、畑幸太郎、平直樹
- 編集 - 須永弘志・金田昌吉(cool cut)
- 助監督 - 上堀内佳寿也、大峯靖弘、亀原宏誠、浦弘之、齋藤崇浩、塩川純平、原澤那由多、茶谷和行、石黒裕章、福田和弘
- ラインプロデューサー - 道木広志、下前明弘
- ラインプロデューサー補 - 下前明弘
- プロデューサー補 - 小髙史織・安東健太(東映)
- テクニカルコーディネーター - 緩鹿秀隆(東映デジタルラボ)
- EED - 高橋和寛
- MA - 曽我薫
- 選曲 - 金成謙二(ドンカンパニー)
- 音響効果 - 大野義彦
- キャラクターデザイン - 田嶋秀樹(石森プロ)、PLEX
- 衣裳デザイン - 伊津野妙子(石森プロ)
- 怪人デザイン - 島本和彦とビッグバンプロジェクト[69]
- 造型 - ブレンドマスター
- 操演 - 高木友善(ライズ)
- カースタントコーディネーター - 西村信宏(武士レーシング)
- CG制作 - 特撮研究所
- 特撮コーディネーター - 中根伸治
- 特撮スーパーバイザー - 足立享、捻橋尚文
- 視覚効果 - 日本映像クリエイティブ
- VFXスーパーバイザー - 長部恭平
絵コンテ - なかの★陽、坂本浩一
- 【ジュウオウジャーユニット】
- アクション監督 - 福沢博文
- 助監督 - 杉原輝昭
- 小道具 - 波田恵里奈(東京衣裳)
- 小道具 - 山口康孝(東京美工)
- 音響効果 - 小川広美(大泉音映)
- 特撮監督 - 佛田洋
- アクション監督 - 宮崎剛(ジャパンアクションエンタープライズ)[4]
- 制作[68] - テレビ朝日、東映、ADK
音楽
例年に比べて音楽展開は控えめであり、テレビシリーズ用のボーカル楽曲は主題歌と第36・37話に使用された挿入歌の2曲のみ、CD販売も主題歌シングルと放送終盤に発売された2枚組サウンドトラックCDがリリースされたのみに留まっている。
- 主題歌
-
- 「我ら思う、故に我ら在り」
- 作詞・作曲 - 綾小路翔 / 編曲 - 木内健 / 歌 - 氣志團
- オープニングとしては第2話より使用。第1話、第33話、第38話では挿入歌として使用され、このうち第38話ではフルバージョンが選曲された。また第49話ではエンディングとして使用された。
- 第5話・第30話では劇中歌として「我ら思う、故に我ら在り(ピアノバージョン)」(編曲・演奏 - 新垣隆)が使用された。
- 2016年1月29日には同局の『ミュージックステーション』に氣志團が出演し、本曲を披露。番組にはゴーストとスペクターも出演した。
- 『仮面ライダーディケイド』(2009年)以降、主題歌MVに主役のライダーが出演するのが恒例となっていたが、本曲のMVにはゴーストは出演していない。
放送日程
- サブタイトルは全編通して『○○(漢字2文字)!○○!』のフォーマットで統一されている。
- 各回終了時の演出として、ゴースト、スペクター[注 94]、ネクロム[注 95]が所持しているゴースト眼魂(基本形態用は画面の四隅)が表示される。
- 前述の通りメインストーリーは第49話までで完結しており、第50話は次作『エグゼイド』の放送を記念した特別編として制作されている。
放送日 | 放送回 | サブタイトル | 登場眼魔 | 消滅までの期限[注 96] | 脚本 | 監督 |
---|---|---|---|---|---|---|
2015年10月 | 4日1 | 開眼!俺! | 98日 | 福田卓郎 | 諸田敏 | |
10月11日 | 2 | 電撃!発明王! | 94日 | |||
10月18日 | 3 | 必中!正義の弓矢! | 89日 | 山口恭平 | ||
10月25日 | 4 | 驚愕!空の城! | 87日 | |||
[注 97]11月 8日 | 5 | 衝撃!謎の仮面ライダー! | 57日 | 諸田敏 | ||
11月15日 | 6 | 運命!再起のメロディ! | 44日 | 毛利亘宏 | ||
11月22日 | 7 | 早撃!伝説のガンマン! | 30日 | 福田卓郎 | 柴﨑貴行 | |
11月29日 | 8 | 発動!もう一つのモノリス! | 27日 | |||
12月 | 6日9 | 堂堂!忠義の男! | 26日 | 毛利亘宏 | 山口恭平 | |
12月13日 | 10 | 集結!15の眼魂! | 22日 | |||
12月20日 | 11 | 荘厳!神秘の目! |
|
福田卓郎 | 諸田敏 | |
12月27日 | 12 | 壮絶!男の覚悟! |
|
99日
(リセット) | ||
2016年1月10日 [注 98] |
13 | 豪快!自由な男! | 98日 | 毛利亘宏 | 鈴村展弘 | |
1月17日 | 14 | 絶景!地球の夜明け! | 94日 | |||
1月24日 | 15 | 苦悩!頑固な脱出王! |
|
86日 | 福田卓郎 | 山口恭平 |
1月31日 | 16 | 完璧!白い仮面ライダー! | - | 80日 | ||
2月 | 7日17 | 絢爛!幻の女王! | 73日 | 長谷川圭一 | 諸田敏 | |
2月14日 | 18 | 逆転!神秘な科学! |
|
72日 | ||
2月21日 | 19 | 爆発!絵を描く心! |
|
70日 | 福田卓郎 | 渡辺勝也 |
2月28日 | 20 | 炸裂!炎の友情! |
|
69日 | ||
3月 | 6日21 | 驚異!眼魔の世界! | 長谷川圭一 | 山口恭平 | ||
3月13日 | 22 | 謀略!アデルの罠! | ||||
3月20日 | 23 | 入魂!デッカい眼魂! |
|
65日 | 福田卓郎 | 諸田敏 |
3月27日 | 24 | 出現!謎の戦士! | 63日 | 毛利亘宏 | ||
4月 | 3日25 | 異変!赤い空! | 長谷川圭一 | 渡辺勝也 | ||
4月10日 | 26 | 葛藤!決断の条件! | 61日 | |||
4月17日 | 27 | 決死!覚悟の潜入! |
|
福田卓郎 | 山口恭平 | |
4月24日 | 28 | 爆現!深淵の力! | 60日 | |||
5月 | 1日29 | 再臨!脱出王の試練! |
|
57日 | 毛利亘宏 | 坂本浩一 |
5月 | 8日30 | 永遠!心の叫び! |
|
54日 | ||
5月15日 | 31 | 奇妙!ガンマイザーの力! |
|
40日→39日 | 長谷川圭一 | 渡辺勝也 |
5月22日 | 32 | 追憶!秘めた心! | 39日 | |||
5月29日 | 33 | 奇跡!無限の想い! |
| |||
6月 | 5日34 | 迷走!夢の世界! |
|
37日→36日 | 毛利亘宏 | 山口恭平 |
6月12日 | 35 | 真価!楽しさの力! | 36日 | |||
6月19日 | 36 | 猛烈!アイドル宣言! |
|
25日 | 長谷川圭一 | 坂本浩一 |
6月26日 | 37 | 修得!それぞれの道! | 24日 | |||
7月 | 3日38 | 復活!英雄の魂! |
|
21日 | 毛利亘宏 | |
7月10日 | 39 | 対立!父と娘! |
|
20日 | 福田卓郎 | 渡辺勝也 |
7月17日 | 40 | 勇気!悲壮な決断! | ||||
7月24日 | 41 | 激動!長官の決断! |
|
19日 | 長谷川圭一 | 山口恭平 |
7月31日 | 42 | 仰天!仙人の真実! | 18日 | |||
8月 | 7日43 | 接続!天才少年! |
|
5日 | 毛利亘宏 | 田﨑竜太 |
[注 99]8月14日 | 44 | 起動!デミアの恐怖! |
|
4日 | ||
[注 100]8月21日 | 45 | 戦慄!消えゆく世界! |
|
長谷川圭一 | 渡辺勝也 | |
8月28日 | 46 | 決闘!剣豪からの言葉! | 3日 | |||
9月 | 4日47 | 呼応!それぞれの覚悟! |
|
3日→2日 | 福田卓郎 | 諸田敏 |
9月11日 | 48 | 終結!悲しみの連鎖! | 2日 | |||
9月18日 | 49 | 無限!人の力! |
|
1日 | ||
9月25日 | 50 (特別編) |
未来!繋がる想い! |
|
0日
(蘇生) |
金田治 |
他媒体展開
特別先行動画
テレビシリーズ放送前の2015年8月31日に、YouTube『東映特撮YouTube Official』で配信された先行PV。
ゴースト眼魂が乗る宇宙船がライブ会場に不時着し、そこに現れたタケルが仮面ライダーゴーストに変身してダンスを披露する。その最中に会場を襲撃してきた眼魔たちを、フォームチェンジや必殺技を駆使して撃破するが、実際にはタケルの見ていた夢だった、という内容である。
仮面ライダーゴースト 伝説!ライダーの魂!
仮面ライダー生誕45周年記念作品。全7話。
ゴーストとスペクターがm平成仮面ライダーシリーズ第2期の仮面ライダーの魂が宿った特殊なゴースト眼魂(レジェンドライダーゴースト眼魂)を用いてゴーストチェンジし、歴代仮面ライダーに因縁を持つ怪人と戦う。同作品中に登場する形態は映画『仮面ライダー1号』にも登場する。
2016年1月から3月にかけて6話をYouTube『東映特撮YouTube Official』[98]で2016年1月より配信の短編[99]にて配信。第7話(1号&平成編)は2016年4月29日発売の『DX仮面ライダー45ゴーストアイコン&伝説!ライダーの魂!DVDセット』に付属のDVDに収録される[40]。
マスコミへの第一報は2015年12月28日に発表された[99]。
同作品のうち第6話までがテレビシリーズ第20話と第21話の間、第7話がテレビシリーズ第28話と29話の出来事としてそれぞれ挿入されていることが、『仮面ライダーゴースト超全集 』のストーリーガイドにて明記されている。
脚本を担当した毛利亘宏は、人気のあるキャラクターを短い尺の中で印象付けられるようセリフを厳選したと述べている[92]。
- キャスト
- 配信リスト[100]
配信日 配信章 サブタイトル 登場怪人 2016年 1月15日第1章 ドライブ編 - ハートロイミュード超進化態(声 - 蕨野友也)
1月29日 第2章 ダブル編 2月12日 第3章 鎧武編 - ロード・バロン(声 - 小林豊)
- サジタリウス・ノヴァ(声 - 鶴見辰吾)
2月26日 第4章 フォーゼ編 - サジタリウス・ノヴァ(声 - 鶴見辰吾)
3月11日 第5章 オーズ編 3月25日 第6章 ウィザード編 - 白い魔法使い(声 - 池田成志)
なし[注 102] 最終章 1号&平成編
仮面ライダーゴースト アラン英雄伝
アランの視点で描かれるスピンオフドラマ。2016年4月13日より発売のBlu-ray COLLECTION(全4巻)に収録。
テレビシリーズにて、助監督を長きにわたって務めている上堀内は同作品が監督としてのデビュー作品となる。またアラン役の磯村勇斗は同作品が初主演作となる[101]。
ストーリーは各巻の収録話と連動している[102]。元々は『仮面ライダーW』や『仮面ライダー鎧武/ガイム』の映像特典のようなコメディタッチの内容で検討されていたが、『仮面ライダードライブ』の「シークレットミッションシリーズ」が好評であったため、同作品もテレビシリーズのストーリーに連動したものとなった[10]。
脚本は2015年10月から11月にかけて全話が執筆されており、脚本を担当した毛利亘宏は大まかなシリーズ構成案のみを頼りに書かざるをえず、結果的にテレビシリーズの後半は『アラン英雄伝』の内容に合わせることとなった[92]。
- 収録巻
- 第一章 Blu-ray 2016年4月13日発売COLLECTION 1収録
- 第二章 Blu-ray 2016年7月13日発売COLLECTION 2収録
- 第三章 Blu-ray 2016年10月5日発売COLLECTION 3収録
- 最終章 Blu-ray 2017年1月11日発売COLLECTION 4収録
テレビシリーズ
- 『仮面ライダードライブ』
- 第47話・48話(最終回)に仮面ライダーゴーストがゲストとして登場[103][104]。
- 第48話ではユルセンもゲスト出演しており、また同話数にてニュートンゴースト眼魂を入手した際の経緯は、本作品の第4話でも回想シーンに引用された。
- 『動物戦隊ジュウオウジャー』
- 「春休み合体ヒーロー祭り」と銘打ち、2016年3月24日放送分(第7話)にタケル / ゴーストとユルセンがゲスト出演[105]。また同日放送の『ゴースト』第24話には、ジュウオウジャーから風切大和 / ジュウオウイーグルがゲスト出演している[106]。
映画作品
- 『劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』(2015年8月8日公開)
- 『仮面ライダードライブ』の映画作品。仮面ライダーゴーストがテレビシリーズに先行して初登場した[1]。
- ゴーストの声は西銘が担当したが[67]、公開当時キャスト情報が未発表であった都合上、エンディングのクレジットでは「???」と表記されている。
- 『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス』(2015年12月12日公開)
- 本作品と『仮面ライダードライブ』のクロスオーバー作品。
- 公開時期にあたるテレビシリーズ第7話から第13話まで、同作品の映像がOPに使用された。
- 『仮面ライダー1号』(2016年3月26日公開)
- 本郷猛 / 仮面ライダー1号を主人公とする映画作品。本作品のキャラクターも登場し、テレビシリーズに先駆けて仮面ライダーゴースト 闘魂ロビン魂の活躍が描かれた[107]。
- 公開時期にあたるテレビシリーズ第20話から第27話まで、同作品の映像がOPに使用されたほか、公開翌日に当たる本作品第24話にも仮面ライダー1号がゲスト出演した。
- 『劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間』(2016年8月6日公開)
- 本作品の単独映画作品。公開時期にあたるテレビシリーズ第41話から第45話まで、同作品の映像がOPに使用された。
- 『仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー』 (2016年12月10日公開)
- 本作品と『仮面ライダーエグゼイド』のクロスオーバー作品。
- 『仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦』(2017年3月25日公開)
- 仮面ライダーシリーズとスーパー戦隊シリーズをメインとしたクロスオーバー作品。仮面ライダーゴーストと仮面ライダースペクターが登場。
Vシネマ
- 『ゴースト RE:BIRTH 仮面ライダー スペクター』(2017年4月19日発売)
- 深海マコトを主人公としたVシネマ作品[108]。
その他映像作品
- 『仮面ライダーゴースト 一休眼魂争奪!とんち勝負(バトル)!!』
- てれびくん2016年1月号(2015年11月28日発売)に同梱されるDVD。
- 一休ゴースト眼魂をめぐって僧兵眼魔・弟ととんち対決を繰り広げる。
- 『てれびくん超バトルDVD 仮面ライダーゴースト 一休入魂!めざめよ、オレのとんち力!!』
- てれびくん2016年2月号(2015年12月26日発売)の応募者全員サービスDVD。
- 『一休眼魂争奪!とんち勝負(バトル)!!』の直接的な続編。僧兵眼魔・兄の他にも同作品オリジナルのフォーム「一休魂」と「ピタゴラス魂」が登場する。
- 闘魂ブースト魂こそ登場しないものの、以上の2作品はテレビシリーズ第12話の後の出来事として位置付けられていることが、『仮面ライダーゴースト超全集』のストーリーガイドにて明記されている。
- 笹原カツミ役の松田るかは、同作品への出演が縁で次作品『仮面ライダーエグゼイド』のヒロインオーディションに呼ばれ、仮野明日那/ポッピーピポパポ役に起用された[109]。
- スタッフ
- 『てれびくん超バトルDVD 仮面ライダーゴースト 真相!英雄眼魂のひみつ!』
- てれびくん2016年11月号(2016年10月1日発売)と『仮面ライダーゴースト超全集』(2016年11月発刊予定)それぞれの応募者全員サービスとして制作された、ゴーストとしての「超バトルDVD」最終盤。
- テレビシリーズ終了後の物語であると同時に、Vシネマ『仮面ライダースペクター』の前述譚でもあり[22]、西園寺の過去や天空寺龍が英雄ゴースト眼魂15個を選定した際の秘話などが明かされる。
- スタッフ
小説
- 『小説 仮面ライダーゴースト 〜未来への記憶〜』
- 著:福田卓郎。講談社キャラクター文庫(講談社)より2017年5月発売[110]であったが、2017年夏へと予定が変更となった[111]。
- 眼魔世界の創生の物語や天空寺龍と大天空寺の物語、そしてVシネマの後日談が描かれる。
ゲーム
- 『仮面ライダー バトライド・ウォー創生』(PS4、PS3、PS Vita)
- 2016年2月25日発売。メインライダーとして登場。
- 『仮面ライダーバトル ガンバライジング』(アーケード)
- バッチリカイガン1弾よりゴースト眼魂連動。ガシャットヘンシン1弾でも引き続き使用可能。
- 『仮面ライダー ライダバウト!』(スマートフォンアプリ)
- 2015年5月20日のアップデートよりゴースト眼魂連動。
- 『仮面ライダーゴースト ゲームでカイガン!!』(ニンテンドー3DS)
- ニンテンドー3DSダウンロード専用ソフト。2015年12月2日発売。アクションゲーム。ゴースト眼魂連動。
- 『ナレルンダー! 仮面ライダーゴースト』(アーケード)
- 2015年10月より『ナレルンダー! 仮面ライダードライブ』のアップデート版が稼働。ドライブキャラも引き続き使用可能。
- 『仮面ライダー ブットバソウル』
- 2016年8月4日より稼働開始。ゲーム筐体付カプセル販売機くじガシャポンで販売のメダル玩具。同年10月6日より『ガンバライジング』との連動が開始された。
CS・独立局での再放送
- CS放送
- テレ朝チャンネル1…2017年4月 - (月曜・火曜17:30 - 18:00他)
- 独立局
脚注
注釈
- ^ 風切大和 / ジュウオウイーグルがゲスト出演した第24話のみ八手三郎を併記。
- ^ シリーズの視聴者が定年化していたことから、当初は多少の恐怖要素を入れることで上の年齢層にアピールする意図もあった[6]。
- ^ たまに「僕」と言う場合もある。
- ^ 後に刀眼魔との戦いでムサシゴーストを経てムサシゴースト眼魂に変化した。
- ^ ブック眼魔の一件では、自分が壁などをすり抜ける能力を持っていることや、ニュートンが「引力」で有名な人物であることを、ユルセンから指摘されるまで忘れていた。
- ^ プロデューサーの高橋一浩は、第1話の時点でタケルは死んでおらず、仙人が瀕死のタケルの魂と肉体を分離し、前者を眼魂に、後者を別の場所に保管していたと述べている[10]。
- ^ 第30話でのフミの葬儀の時は、スーツを着用していた。
- ^ 消滅直前、英雄(ノブナガ・ツタンカーメン・フーディーニ)の眼魂はマコトから離れ、戦闘後にタケルが持つこととなった。
- ^ 若い青年の外見をしているが、本人曰く「少なくとも、フミの倍は生きている」とのことで、第18話でフミから「子ども」呼ばわりされた時には、「私を子供扱いするな」と不快感を露にしていた。
- ^ 戦闘中、英雄(グリム・サンゾウ)の眼魂もアランを見放し離れていったが、何故か戦闘後に自らアランの所に戻っていった。
- ^ 第25話でタケルが15個の眼魂を使ってカノンを救おうとした際には、妨害しようとしたが眼魂での願いが叶えられなかったことを機に、やはりタケルの力を借りようと決意する。
- ^ その際にタケル同様、カプセルの中の人間が消滅するのを目撃する。
- ^ その際にタコ焼きを作って眼魔世界の住民を笑顔にするためにタコ焼き器を持参している。
- ^ 番組内では御成とクレジット。
- ^ アカリに対しては名前に「君」付けで呼ぶ。
- ^ 第7話「早撃!伝説のガンマン!」や『超MOVIE大戦ジェネシス』より。
- ^ アカリには後に「修行が足りなかった」という言い訳をしていた。
- ^ 第18話の書き置きでは花音と表記。
- ^ 第10話ではタケルとアカリに対して攻撃を仕掛けたマコト=スペクターを止めるために、幻影として現れた。
- ^ 『超MOVIE大戦ジェネシス』より。
- ^ 最後の登場回となった第29話では普段の元気も鳴りを潜め、物静かな様子を見せていた。
- ^ 頭髪はイーディスのものだったが、タケルたちに再会したときは仙人の格好に戻った。
- ^ それ以降は紫の袈裟を着ている。
- ^ 第31話にて大天空寺を訪れた際には、出迎えに現れた少女が10年前の「実験」の最中にモノリスに吸い込まれ消息を絶った深海兄妹の妹・カノンであることを知って安堵しており、マコトも五十嵐博士のことを覚えていた。
- ^ a b 第6話までは謎の男とクレジット。
- ^ 「邪魔者がいるとは聞いてなかったぞ」や「あんたのお膳立ても無駄になったな」、「言い訳は聞かん」と咎められた。
- ^ タケルやマコトのドライバーとは違い、ドライバー前面にカバーがなく歯を出した口のような形状がむき出しになっている。
- ^ 亡くなった母にまた会いたいと霊媒師たちに頼んだが、どれも偽物で母には会えなかったことから。
- ^ a b 字幕ではグリム兄と表記されていた。
- ^ a b 字幕ではグリム弟と表記されていた。
- ^ 眼魔世界を作る前は白いローブを纏っていた。
- ^ 頭髪はイーディスのままであった。
- ^ ユルセン曰く「いつもの眼魔とは違う」強さ。
- ^ 死に場所を求める戦いに信念が無いこと、アランと共に戦ったのが家来では無く仲間であること。
- ^ 演じている聡太郎氏が過去に出演していた獣拳戦隊ゲキレンジャーで演じた久津ケンの好物だったもの。
- ^ 「グンダリ、グンダリ!」という掛け声と共に雑巾がけを行っていた。
- ^ それ以降は作務衣を着用している。
- ^ この経緯から、平手打ちをされることに強いトラウマを抱えるようになり、アカリやゴーストが平手打ちをする構えを見ただけで怯えていた。
- ^ その際には「愛…」とつぶやきながら起き上がった。
- ^ 第32話では字幕でジャグラと誤表記されている。
- ^ 倒したあとに胸を押さえ苦しんでいる描写がある。
- ^ 抽象画の技法「キュビズム」から
- ^ アカリ達と別れる際に、自分やタケル達を描いた絵をタケルに渡すよう、カノンに頼んでいた。
- ^ 絵の内容から音符眼魔とともに京都にいることが示唆されている。
- ^ 建物の修復も可能なのだが、タケルが『自分たちで復興させる』という理由で断った。
- ^ その際は「近くて遠い未来で会いましょう」という言葉を残している。
- ^ それぞれの角の本数はゴーストチェンジしても変わらず、同じエジソンゴースト眼魂を使ってゴーストチェンジした場合でもゴーストの角は1本、スペクターの角は2本となる。ただしネクロムスペクターなどの例外もある
- ^ 劇中での表記。ただし玩具ではDX版のみ「ROBIN」と表記され、食玩版やガシャポン版では劇中同様「ROBIN HOOD」と表記されている。
- ^ a b c d e f g h i j 初登場時点で既に眼魂になっているため、何が誰と共鳴したかは不明。
- ^ a b 劇場版に登場するものは公開記念1分間ストーリーの第1話にて、既にアルゴスが所持していた。
- ^ 劇場版に登場するものは不明。
- ^ ロビン・フッドのイメージカラーである[8]。
- ^ 第6話では変身音の第5番「運命」に続き、戦闘中は交響曲第9番「合唱付き」が流れた。
- ^ 実際の仁王襷は歌舞伎での石川五右衛門ではつけず、鎌倉権五郎などのヒーローに用いられるものである[37]。
- ^ 石川五右衛門が忍者だったという説に基づく[38]。
- ^ 待機音声は「バッチリミナー!」だが、コーラス調に変化している。
- ^ タケルの発言から、自分の意思ではなく無意識で決め台詞を言っている模様。
- ^ 玩具では瞳部分の表示がShに見える向きに装填する。
- ^ 玩具では瞳部分の表示が45に見える向きに装填する。
- ^ 胸にゴースト、右肩前部に鎧武、右肩にクウガ、右腕(肘)に龍騎、右腕(手首)にブレイド、右腰にカブト、右膝にW、右下腿(脛横)にキバ、右脛にフォーゼ、左肩前部にドライブ、左肩にアギト、左腕(肘)にファイズ、左腕(手首)に響鬼、左腰に電王、左膝にオーズ、左下腿(脛横)にディケイド、左脛にウィザードの紋章が表示される。
- ^ 闘魂ブーストゴースト眼魂以外の眼魂2個をセットした場合は「マブシー!マブシー!」という音声が流れ、カバーを閉じると「ダイカイガン!」の音声が鳴る。
- ^ 事前の雑誌情報ではガンガンセイバー(ガンモード)による技と紹介されていた[39]。
- ^ 事前の雑誌情報ではガンガンセイバー(二刀流モード)による技と紹介されていた[39]。
- ^ ゴーストは霊的存在なので、人間が呼吸できない宇宙でも活動できる。
- ^ 胸にムサシ、右肩にエジソン、右腕(肘)にノブナガ、右腕(手首)にツタンカーメン、右腰にフーディーニ、右膝にゴエモン、右下腿(脛横)にサンゾウ、右脛にロビン、左肩にニュートン、左腕(肘)にビリー・ザ・キッド、左腕(手首)にベートーベン、左腰にベンケイ、左膝にヒミコ、左下腿(脛横)にグリム、左脛にリョウマの各ゴーストが宿っている。
- ^ 各パーカーゴーストに応じて、剣豪(ムサシ)・電動(エジソン)・アロー(ロビン)・リンゴ(ニュートン)・カウボーイ(ビリー・ザ・キッド)・巨匠(ベートーベン)・無双(ベンケイ)・怪盗(ゴエモン)・ダゼヨ(リョウマ)・女王(ヒミコ)・大王(ツタンカーメン)・武将(ノブナガ)・脱走(フーディーニ)・読書(グリム)・僧侶(サンゾウ)の音声が流れる。
- ^ 「スペクター魂」としている場合もある[42][43]。
- ^ 「仮面ライダースペクター ネクロム魂」としている場合もある[44]。
- ^ 第29話でタケルは自らの能力でマコトの記憶からそのことを知る。
- ^ 「ネクロム魂」としている場合もある[42][43]。
- ^ 本来の読みは「クラッシュジインベーダー」であるが、字幕及び関連玩具では「クラッシュザインベーダー」と表記されている。
- ^ 劇中では未登場であるが、ゴーストまたはスペクターが変身した場合の変身音声は「心のドア!開く童話!」となる。
- ^ 劇中では未登場であるが、ゴーストまたはスペクターが変身した場合の変身音声は「サル・ブタ・カッパ!天竺を突破!」となる。
- ^ ネクロムゴースト眼魂の場合、眼魂のスイッチを押すと「スタンバイ!」の音声が鳴り、ブレスを垂直にしてから左側面のスイッチを押すと「ローディング!」という合図の後で待機状態へ移行する。また、必殺技発動時には「デストロイ!」という音声が鳴る。
- ^ 門の内部には毘沙門天の仏像が置かれている。
- ^ 第15話では、マコトがジャベルに人質として捕らわれたカノンを救うために、フーディーニゴースト眼魂を使いこなせるようになろうとして無理矢理フーディーニゴースト眼魂を従わせようとしたのに対し、フーディーニゴースト眼魂は鎖でマコトを拘束したり、マシンフーディーを操ってマコトを襲ったりする等の抵抗を見せていた。
- ^ アランがグリムやサンゾウのゴースト眼魂を使用した際に眼魂は協力を拒み抵抗したが、ネクロムの力によって強制的に使役された。その際、パーカーゴーストの眼の色は紫色になり、目つきが鋭くなった。
- ^ 作品によって演出が異なり、テレビシリーズでは放射状に散布、『超MOVIE大戦ジェネシス』では光弾のように発射している。
- ^ 薬品を完成させた直後のアカリはあかり砲を使わずに、完成の際の爆発により飛び散った液体を浴びた仙人の姿を見ることができている。
- ^ 怪人態は大きく分けて3つあり、ウインド・プラネット・ファイヤー・クライメット・リキッドは人型、ブレード・アロー・ライフル・ハンマー・スピアーは武器型、エレクトリック・グラビティ・オシレーション・タイム・マグネティックは球体型に分類される。其々の能力は下記一覧参照。
- ^ タケルが祈りの間の中に入った描写が描かれている。
- ^ 光線を受けたものは青い球体となってグレートアイザーに吸収される。
- ^ イゴールは「人間の魂は貴重な資源」と語っており、吸魂器という装置を使って人間の魂を奪い取る作戦を実行している。
- ^ 第1話と第13話に登場した刀眼魔のように外見や名前が同じでも、素体となる眼魔アサルトによって能力や性格が異なる場合がある。
- ^ なお人間界の物質との融合は西園寺由来の技術であることがアランの口から示唆されており、序盤では彼の干渉抜きでは行えなかったとされる。
- ^ 英雄の眼魂を発生させたい場合、眼魂を生み出させる本人の人格を乗っ取ってしまうと、英雄に対しての強い思いが失われ眼魂が発生しなくなるので、ターゲットに近しい人物に憑依して間接的に眼魂を生み出すよう仕向けなければならない。
- ^ 第34話から
- ^ OPクレジットでは「ダークゴースト」となっている。
- ^ a b ノンクレジット。
- ^ a b c d e f g h i j k l m オープニングテロップでは役名未表記。
- ^ 第48・49話はフレイヤのみ。
- ^ 画材眼魔の人間態として顔出し出演した[87]
- ^ 福田は、テレビ朝日制作で自身が脚本を務めた映画『Mr.マックスマン』からの繋がりで呼ばれたものと推測している[9]。
- ^ 一時退場中であった第23話から第26話の間は表示されていない。
- ^ 第16話より。
- ^ 第12話までは各話終了時点、第13話以降は各話開始時点で表示。
- ^ 11月1日は第47回全日本大学駅伝放送のため休止。
- ^ 1月3日は『新春!ロンドンハーツ傑作選』放送(北陸朝日放送のみ別番組)のため休止。
- ^ 朝日放送のみ、第98回全国高校野球選手権大会放送のため翌週の同時間に振替放送。
- ^ 朝日放送のみ、前週放送分の振替放送のため8月24日の9:55 - 10:25に振替放送。
- ^ 配信版第1章・第2章のエンディングクレジットでは、「上師孝也」と誤表記されている。
- ^ DVDのみ収録。
- ^ 『仮面ライダーW』ではLabor Dayのボーカルとして挿入歌を担当していた。
出典
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- ^ 元々はグレートアイが知的生命体に反応する性質に危惧したイーディスが、アドニス以外のアクセスを阻止する為のセキリティシステムであった。だが、いつの頃からかアドニスのアクセスを拒むようになる事や、英雄眼魂に干渉する能力を発現する様になる等、開発者のイーディスの想定外な事態を起こすようになる。
- ^ 劇中では、主にパーフクト・ガンマイザーの武装として使用された。
- ^ 朝日の公式サイトには球体型の各個体の記載はなく、全長・体重不明。能力は、仮面ライダーゴースト超全集P68, P69及び宇宙船vol.156のP11にて記載されている。劇中第31話で、ファイヤーの内部にグラビティが搭載され融合しする描写があり、ファイヤーの姿には変化はないが戦闘力が上昇する効果が発揮された。
- ^ 各プレートに刻まれた紋章の固有色。
- ^ 仮面ライダーゴースト超全集P107の15英雄ガンマイザー対応表より
- ^ 尻尾が付いており、色は個人によって異なる。眼魔世界の特権階級以外の住人は、眼魔眼魂の姿で生活している。
- ^ 後ろが鱗状になっている。強化スーツとして生身の肉体でも使用可能である。
- ^ アランは、眼魂システムの異常事態を知らされておらず、地球への侵攻は眼魔世界の理想を広める事が目的と認識しており、大規模な侵攻が可能にするゲートを各地に作る任務にあたっていた。仮面ライダーゴースト超全集P106
- ^ 仮面ライダーゴースト超全集P107
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- ^ キャラクター文庫 | 講談社こども倶楽部
参考文献
- 関連書籍
- 『『仮面ライダーゴースト』キャラクターブック 零 〜開眼〜』東京ニュース通信社〈TOKYO NEWS MOOK〉、2015年10月3日。ISBN 978-4-86336-498-1。
- 『仮面ライダーゴースト超全集』小学館〈てれびくんデラックス愛蔵版〉、2016年12月15日。ISBN 978-4-09-105157-8。
- 雑誌
- 東映ヒーローMAX(辰巳出版)
- 『東映ヒーローMAX』VOLUME 52(2015 autumn)、辰巳出版、2015年9月1日、ISBN 978-47778-1533-1{{ISBN2}}のパラメータエラー: 無効なISBNです。。
- 『東映ヒーローMAX』VOLUME 53(2016 WINTER)、辰巳出版、2016年3月10日、ISBN 978-4-7778-1651-4、雑誌コード:66117-07。
- 『東映ヒーローMAX』VOLUME 54(2016 AUTUMN)、辰巳出版、2016年10月10日、ISBN 978-4-7778-1750-4、雑誌コード:66117-64。
- 宇宙船(ホビージャパン)
- 『宇宙船』Vol.150(AUTUMN 2015.秋)、ホビージャパン、2015年10月1日、ISBN 978-4-7986-1099-3。
- 『宇宙船』vol.151(WINTER 2016.冬)、ホビージャパン、2015年12月29日、ISBN 978-4-7986-1147-1。
- 『宇宙船』vol.152(SPRING 2016.春)、ホビージャパン、2016年4月1日、ISBN 978-4-7986-1218-8。
- 『宇宙船』vol.153(SUMMER 2016.夏)、ホビージャパン、2016年7月1日、ISBN 978-4-7986-1261-4。
- 『宇宙船』vol.154(AUTUMN 2016.秋)、ホビージャパン、2016年10月1日、ISBN 978-4-7986-1312-3。
- 『宇宙船』vol.155(WINTER 2017.冬)、ホビージャパン、2016年12月29日、ISBN 978-4-7986-1360-4。
- 「宇宙船vol.156特別付録 宇宙船YEARBOOK 2017」『宇宙船』vol.156(SPRING 2017.春)、ホビージャパン、2017年4月1日、ISBN 978-4-7986-1434-2。
- フィギュア王
- 『フィギュア王』No.224、ワールドフォトプレス、2016年9月24日、ISBN 978-4-8465-3127-0。
- 東映ヒーローMAX(辰巳出版)
外部リンク
- “テレビ朝日公式サイト”. テレビ朝日. 2015年9月30日閲覧。
- “東映公式サイト”. 東映. 2015年9月30日閲覧。
- 仮面ライダーゴースト(バンダイ公式サイト)
- 仮面ライダー avex SOUND WEB
- 仮面ライダーゴースト (@kamenghost_toei) - X(旧Twitter)
テレビ朝日系列 日曜8:00 - 8:30 (スーパーヒーロータイム第2枠) |
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
仮面ライダードライブ
(2014年10月5日 - 2015年9月27日) |
仮面ライダーゴースト
(2015年10月4日 - 2016年9月25日) |
仮面ライダーエグゼイド
(2016年10月2日 - 2017年8月27日) |