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2016年11月6日 (日) 07:26時点における版

岩崎 宏美
出生名 岩崎 宏美(同じ)
生誕 (1958-11-12) 1958年11月12日(66歳)
出身地 日本の旗 日本 東京都江東区
ジャンル J-POP
職業 歌手女優
活動期間 1975年 -
レーベル ビクター(1975年 - 2000年
インペリアルレコード2001年 - )
事務所 芸映プロダクション(1975年 - 1984年
スリー・ジー(1984年 - )
(株)コンリアルアート(2010年 - )
公式サイト 岩崎宏美オフィシャルサイト

岩崎 宏美(いわさき ひろみ、1958年11月12日 - )は、日本歌手である。愛称はヒロリン。

東京都江東区深川出身[1]所属事務所芸映プロダクションから、後にスリー・ジーに移籍。レコード会社はビクターから、インペリアルレコードに移籍。岩崎良美は実妹。

略歴

1958年11月12日木場で製材用の機械を製作する会社の経営者の次女として誕生した(三姉妹の次女)[1]。歌手・女優の岩崎良美は3歳年下の実妹である。警察の師範も務めた父の影響で、幼い頃から姉妹で剣道をやっており、姉妹ともかなりの腕前を持っていることでも知られている。

成城学園初等学校入学と同時に歌のレッスンを受け、同中学校進学の後、歌手を目指し松田トシ(のちに芸名を「松田敏江」に改名)に師事。また当時中学の同級生だった岡村清太郎(当時歌舞伎役者。現在は浄瑠璃清元の家元、七世清元延寿太夫)の縁で先代水谷八重子の部屋子となり、新橋演舞場に通う。中学3年の時に『スター誕生!』に応募し、1974年2月20日(放映は3月3日)、関東大会で代表選出、同年7月17日(放映は8月11日)決戦大会に出場。小坂明子の「あなた」を歌い最優秀賞に輝く。8社からのプラカードがあがり[2]芸映ビクターレコードと契約[3]。以後大本恭敬に師事し、現在の歌唱スタイルを築く。 「スター誕生」に応募した動機は、当時同い年の森昌子が「せんせい」でデビューしたのをテレビで目の当たりにし、「自分も森昌子さんみたいになりたい。」と思ったのがきっかけだと言われる。

1975年4月25日、「天まで響け岩崎宏美」のキャッチフレーズと共に「二重唱 (デュエット)」でデビューした。同期デビューの女性歌手では小川順子太田裕美岡田奈々片平なぎさなどがいる[1]。2枚目の「ロマンス」が90万枚近い大ヒットとなり、「心のこり」の細川たかしと共にこの年の新人賞を多数受賞する。またこの年、第26回NHK紅白歌合戦に、紅組歌手のトップバッターとして初出場(歌唱曲は「ロマンス」)を果たした。

1976年3月、3枚目のシングル「センチメンタル」が第48回センバツ高校野球大会入場行進曲に初めて選ばれる。後に妹の良美も1986年に「青春」(テレビアニメタッチ」副主題歌)が第58回センバツ高校野球大会の入場行進曲に選出されており、姉妹で共に同大会入場行進曲に選ばれた唯一の歌手となっている。この頃は午前中高校で授業・午後からは芸能活動という日々で、都内の仕事場へはプロダクションの送迎車ではなく自力で電車移動していた。

1977年3月に堀越高等学校を卒業した。同期生には森昌子岡田奈々池上季実子などがいる。同年秋、初のバラード「思秋期」がヒットし第19回日本レコード大賞歌唱賞を受賞。1979年7月、中野サンプラザホールでロックミュージカル「ハムレット」にオフィーリア役で出演(ハムレット役は桑名正博)。

1982年、前年9月より放送が開始された日本テレビ系の2時間ドラマ『火曜サスペンス劇場』の主題歌を担当(「聖母たちのララバイ」)。この曲は発売後2週目でオリコンチャート週間売上1位を獲得し80万枚の大ヒットとなり、同年11月、日本歌謡大賞を受賞する。また翌1983年3月には同曲が、第55回センバツ高校野球大会の入場行進曲として再び採用された。楽曲に関して作曲は当初木森敏之とされたが、発売の2年前に公開された米映画『ファイナル・カウントダウン』のBGMの一つ「ミスター&ミセスタイドマン Mr. and Mrs. Tideman」との類似性が指摘され、後に「木森敏之John Scott」と併記されることになる。この余波で、外国人作家が関係する曲は選考の対象外であったことから、この年の第24回日本レコード大賞ではノミネートに至らなかった。

なお、『火曜サスペンス劇場』では1981年9月から1987年11月までの6年間にわたって「聖母たちのララバイ」「家路」「」「25時の愛の歌」「夜のてのひら」の5曲が主題歌として採用された(その後も1992年10月から1993年9月にかけて「愛という名の勇気」が同番組の主題歌となっている)。

1984年、芸能活動の方針を巡る相違から芸映を退社し、個人事務所スリー・ジーを設立する。翌1985年、独立第1弾のシングル「決心/夢狩人」がトップ20入りし、アルバム『戯夜曼』も発表した。

1986年、ミュージカル『屋根の上のヴァイオリン弾き』に次女・ホーデル役で出演。同年10月21日外務省が中心となって進めている日本文化交流「ジャパン・ウイーク」がエジプトで開催され、そのメインイベントに親善大使として招かれピラミッドスフィンクスの前でコンサートを開く。このライブは同年ビデオ化され、2004年CD-BOX『HIROMI IWASAKI 30TH ANNIVERSARY BOX』でDVD化、また2007年にライブCD-BOX『ROYAL BOX 〜スーパー・ライブ・コレクション〜』でCD化されている。 1987年TBSテレビドラマ『男女7人秋物語』に出演し平均視聴率30%の大ヒットとなる。またミュージカル『レ・ミゼラブル』の日本初演でファンティーヌを演じ、以後も2011年(帝国劇場100周年記念公演)まで断続的に演じ続けている。

1988年、商社マン(実業家・益田孝の玄孫にあたる)と結婚し、横浜市港北区に新居を構える。芸名も夫の姓に合わせ益田宏美に改名した。その後1989年に長男を1992年に次男を出産。その間ドイツに住む時期があったが「その頃には既に夫婦仲が悪かった」と後の雑誌インタビューで答えていた。1995年に協議離婚が成立し、子どもの親権は夫側が、養育権は岩崎宏美側が得る。1996年に前夫が再婚した後、養育権も前夫が得て、前夫の後妻と2男が養子縁組する形で2男を引き取った。それに対し、前夫を提訴することを考えたが、「公判中は子供に一切面会させない」と通告を受け、提訴を断念[4]。その後、芸名を岩崎宏美に戻し歌手活動を本格的に再開。「子どもに対する面会権を行使し、子どもとはその後も2か月に1回のペースで会っている」とNHKの番組で述べていた。その後、2013年のTBSの番組では「子どもが成年に達し自由に会えるようになり、自身のコンサートイベントにも来てくれた」と語っている。

2001年テイチクのレーベル・インペリアルレコードに移籍する。同年声帯ポリープができ、手術を受けた。

2007年プラハチェコ・フィルハーモニー管弦楽団と共演し、ドヴォルザークホールにて収録したセルフカバー・アルバム『PRAHA』を発表する。

2008年4月、チェコ共和国の初代親善大使に任命される。

2008年5月16日、実妹・岩崎良美とジョイントコンサート(岩崎宏美・岩崎良美Precious Night プレシャスナイト、文京シビックホール)を行った。コンサートの模様はDVD化された。

2009年4月29日、俳優・今拓哉と結婚した。

2015年4月22日のテレビ番組『ノンストップ!』において、2001年からバセドー病橋本病を患っていることを明らかにした[5]

音楽活動

シングルは1975年から2007年迄の間にマキシ・シングルも含めて61枚が発売され、オリコンチャートでは内15枚がベスト10入りし、「ロマンス」「センチメンタル」「聖母たちのララバイ」の3曲が週間売上1位を獲得している。特に「ロマンス」「聖母たちのララバイ」は、共に売上80万枚を超える大ヒット曲となった。

TBS系の『ザ・ベストテン』には、1979年から1983年までの5年間に5曲計35週チャートインし、「聖母たちのララバイ」が5週連続1位を獲得した。また、『NHK紅白歌合戦』には1975年から1988年まで14回連続出場している。

1984年にデビュー以来10年間所属した「芸映」を退社。『夜のヒットスタジオ』(フジテレビ系)には1984年8月「橋」を歌ったのを最後に、1986年春に「好きにならずにいられない」で出演するまで、約2年ほど出演できなかった。久々に番組に出演した際は司会の芳村真理から「宏美ちゃん、お帰りなさい」という言葉と共に迎えられる[6]。その後、間もなくして同番組のマンスリーゲストにも起用された(1986年11月期のマンスリー)[7]

シンデレラ・ハネムーン」が、コロッケの形態模写のレパートリーで「コロッケのものまねの歌」として有名になり、岩崎のコンサートでこの曲のイントロが流れると、客席から笑い声が聞こえてくる時があったという。そのため岩崎は「あの歌はコロッケさんにあげたので」と、一時期同曲を敢えて外していた[8]。しかし現在では、自身出演する歌番組やライブ等でも再び歌っており、またコロッケと二人揃って共演する事も有る[9][10]

万華鏡」に妙な声が入っていると、テレビのオカルト番組で取り上げられることがあるが、これはレコーディングのミックスダウンのとき、男性コーラスの低音部分が薄く残ったままマスターテープになってしまったことに由来することが一説では言われている[11]

芥川也寸志山本直純淡谷のり子は、岩崎の歌唱力を高く評価していたという[12]

デビューから9年間続いた秋のリサイタルは、彼女のオリジナルに加え、洋楽ポップスやスタンダードにとどまらず、シャンソンやカンツォーネまで歌い、全てレコード化されるという異例のものだった。この間、80年に日本フィルハーモニー交響楽団と共演した。また、1979年から1984年はパイナップル・カンパニー、独立後の1985年から1988年は月光旋律団という自らのバンドを率いてライブ活動を行った。1998年からはライブハウスにおけるアコースティック楽器をバックのステージにも挑戦。ここ数年のステージは、ジャズピアニストの青柳誠をリーダー兼アレンジャーに迎えている。

1995年活動再開後は、吉田美奈子、Cat Gray、佐藤竹善塩谷哲ほか、幅広いアーティストとのコラボレーションを開始。また以前に比べてキーは下がったものの、「許さない」「あとかたもなく」等サビにファルセットを用いた楽曲を次々に発表した。2001年にはポリープによる喉の不調に見舞われたが、摘出手術を受け回復した。

2007年2月〜5月、ビクター在籍時のオリジナルアルバム全22枚が、デジタル・リマスターの上、LP時代のアートワークを再現した紙ジャケットCDとして復刻された。岩崎自身によるライナーノーツや大量のボーナス・トラックの収録、更に初CD化作品もあり、ヒット、旧音源の紙ジャケット仕様復刻の先駆けとなった。さらにライブ作品を集めたCD+DVD BOX『ROYAL BOX 〜スーパー・ライブ・コレクション〜』が同年12月に発売された。この作品にも、カセットのみで発表された音源や、VHDディスクとして発売された映像が収納されている。

2007年4月、プラハチェコ・フィルハーモニー管弦楽団と共演し、自身の代表曲を中心に12曲を録音、同年9月26日、アルバム『PRAHA』が発売された。

2003年に発売したカバーアルバム『Dear Friends』が好評で、その後もシリーズ化されている。2008年10月には第4弾『Dear Friends IV』をリリースした。2010年には第5弾『Dear Friends V』がリリースされている。

ディスコグラフィー

※最高位はオリコン調べによる。

シングル

No. タイトル 発売日 最高位 備考
1 二重唱(デュエット) 1975.04.25 19位
2 ロマンス 1975.07.25 1位 第17回日本レコード大賞・新人賞
第6回日本歌謡大賞・放送音楽新人賞
第8回日本有線大賞・優秀新人賞
3 センチメンタル 1975.10.25 1位 第48回選抜高等学校野球大会・入場行進曲
4 ファンタジー 1976.01.25 2位
5 未来 1976.05.01 2位
6 霧のめぐり逢い 1976.08.01 4位
7 ドリーム 1976.11.05 4位 第9回日本有線大賞・有線スター賞
8 想い出の樹の下で 1977.01.25 7位
9 悲恋白書 1977.04.25 8位
10 熱帯魚 1977.07.05 4位
11 思秋期 1977.09.05 6位 第19回日本レコード大賞・歌唱賞
第8回日本歌謡大賞・放送音楽賞
12 二十才前 1978.02.05 10位
13 あざやかな場面 1978.05.05 14位
14 シンデレラ・ハネムーン 1978.07.25 13位 第20回日本レコード大賞・金賞
15 さよならの挽歌 1978.11.05 13位
16 春おぼろ 1979.02.05 15位
17 夏に抱かれて 1979.05.08 20位
18 万華鏡 1979.09.15 10位 スバル・レオーネCMソング
第21回日本レコード大賞・金賞
19 スローな愛がいいわ 1980.01.21 18位
20 女優 1980.04.05 15位 スバル・レオーネCMソング
21 銀河伝説/愛の生命 1980.08.05 18位 両A面として発売
東映アニメ映画『ヤマトよ永遠に』劇中歌
22 摩天楼 1980.10.05 22位
23 胸さわぎ 1981.01.01 25位
24 恋待草 1981.03.21 26位 第10回東京音楽祭世界大会・銀賞
25 すみれ色の涙 1981.06.05 6位 ジャッキー吉川とブルーコメッツのカバー
第23回日本レコード大賞・最優秀歌唱賞
26 れんげ草の恋 1981.10.21 19位
27 檸檬 1982.02.05 16位
28 聖母たちのララバイ 1982.05.21 1位 日本テレビ系『火曜サスペンス劇場』主題歌
第13回日本歌謡大賞・グランプリ
第15回日本有線大賞・有線音楽賞
第55回選抜高等学校野球大会・入場行進曲
29 思い出さないで 1982.09.21 18位 うつみ宮土理のカバー
30 素敵な気持ち 1983.02.21 32位
31 真珠のピリオド 1983.06.05 37位
32 家路 1983.08.21 4位 日本テレビ系『火曜サスペンス劇場』主題歌
第25回日本レコード大賞・金賞
33 20の恋 1984.02.21 41位
34 未完の肖像 1984.05.21 54位 デビュー10周年記念シングル
35 1984.08.21 31位 日本テレビ系『火曜サスペンス劇場』主題歌
36 決心/夢狩人 1985.04.05 15位 両A面として発売
カメリアダイアモンドCMソング
37 月光 1985.10.21 54位
38 25時の愛の歌 1985.12.16 79位 日本テレビ系『火曜サスペンス劇場』主題歌
39 好きにならずにいられない 1986.02.05 57位
40 小さな旅 1986.06.21 52位 NHK小さな旅』テーマ曲
41 夜のてのひら 1986.10.21 55位 日本テレビ系『火曜サスペンス劇場』主題歌
42 最初の恋人達 1987.04.21 84位
43 風の童話集/ラスト・クルーズ 1987.11.01 89位 両A面として発売
44 聞こえてくるラプソディー 1988.05.21 -
45 未成年 1988.12.16 83位 NHK『歌謡パレード'88』オリジナル・ソング
46 夢見るように愛したい 1989.06.07 - バヤリース100CMソング
※益田宏美名義
47 愛を+ワン 1992.01.21 - 日本テレビ系アニメ『ママは小学4年生』主題歌
※益田宏美名義
48 愛という名の勇気 1993.01.21 60位 日本テレビ系『火曜サスペンス劇場』主題歌
※益田宏美名義
49 LIFE 1993.07.21 - ※益田宏美名義
50 朝が来るまで 1995.10.21 - 日本テレビ系『NNNきょうの出来事』エンディング・テーマ
51 Believin' 1996.11.21 - 朝日放送ドラマ『新・部長刑事 アーバンポリス24
エンディング・テーマ
52 愛がいっぱい 1997.09.22 - TBS系『ちょっと言わせて』エンディング・テーマ
53 許さない 1999.03.03 -
54 ぼくのベストフレンドへ 2001.02.07 64位 テレビ東京系アニメ『ポケットモンスター』エンディング・テーマ
55 あとかたもなく 2001.05.09 -
56 2001.09.21 - さだまさしのカバー
57 止まった時計 2002.10.02 - 薬師丸ひろ子ASKAのカバー
58 あなたの心に 2003.04.23 - 中山千夏のカバー
59 手紙 2004.09.23 147位 岡本真夜提供曲
60 ただ・愛のためにだけ 2005.03.24 93位 30周年記念曲/中島みゆき提供曲
61 シアワセノカケラ 2007.03.21 156位
62 始まりの詩、あなたへ 2008.04.14 90位 映画『能登の花ヨメ』(近代映画協会)主題歌
63 いのちの理由 2012.04.04 63位 さだまさしのアルバム『美しい朝』収録曲のカバー
64 あなたへ 〜いつまでも いつでも〜/糸遊(かげろう) 2012.10.03 88位 さだまさし提供曲
65 時の針 2013.10.09 119位 中村中提供曲
アルバム『Love』からのシングルカット
66 Thank You! 2014.05.21 117位 揖保乃糸CMソング
67 光の軌跡 2015.04.22 131位 揖保乃糸CMソング
BS-TBSにっぽん!歴史鑑定」エンディングテーマ

オリジナル・アルバム

No. タイトル 発売日 最高位
(LP)
最高位
(CT)
最高位
(CD)
備考
1 あおぞら 1975.9.5 4位 2位 - CTはタイトルが『ロマンス』で曲順が異なり、
「美しいあなた」が未収録
2 ファンタジー 1976.2.10 2位 6位 - アルバム全編、曲間にDJ・糸居五郎のMCを収録
3 飛行船 1976.7.25 3位 12位 - カセットには「私たち」「パピヨン」も収録
4 ウィズ・ベスト・フレンズ 1977.5.25 7位 7位 -
5 思秋期から…男と女 1977.10.5 3位 5位 - 全作詞:阿久悠
6 二十才前… 1978.4.5 10位 24位 -
7 パンドラの小箱 1978.8.25 11位 21位 - 全作曲:筒美京平
8 10カラット・ダイヤモンド 1979.10.5 11位 43位 -
9 WISH 1980.8.5 14位 35位 - 全作曲:筒美京平、初のLA録音
10 緋衣草(サルビア) 1981.7.5 21位 31位 -
11 夕暮れから…ひとり 1982.7.5 4位 6位 - 聖母たちのララバイ」(TVバージョン)収録
12 Love Letter 1982.11.5 14位 24位 - 全作詞:岩崎宏美
13 私・的・空・間 1983.7.21 31位 36位 -
14 I WON'T BREAK YOUR HEART 1984.4.21 39位 65位 - LA録音
スティーブ・ルカサー、デヴィッド・フォスター等が
レコーディングに参加
15 戯夜曼 1985.6.5 13位 12位 5位 カメリヤダイヤモンドCM曲「決心」、
同「夢狩人」(別バージョン)収録
16 cinema 1985.11.21 40位 40位 40位
17 わがまま 1986.7.21 32位 64位 64位
18 よくばり 1987.7.21 38位 58位 58位
19 Me too 1988.7.21 92位 - -
20 誕生 〜BIRTH〜 1989.11.21 - 62位 62位 ※益田宏美名義
21 家族 〜FAMILY〜 1991.3.21 - - - ※益田宏美名義
22 きょうだい 1992.6.21 - - - ※益田宏美名義
23 FULL CIRCLE 1995.11.22 - - 99位 LA録音
24 SHOWER OF LOVE 1997.10.22 - - -
25 Happiness 2004.10.16 - - 99位 ボーナストラックにドラマ『冬のソナタ』の挿入歌
「イッチマ 〜忘れないで」のカバーを収録
26 Natural 2006.2.22 - - 99位 シングル「ただ・愛のためにだけ」を、
アルバム・バージョンで収録
27 Thanks 2009.5.20 - - 100位 NHKラジオ第1放送ラジオ深夜便
2009年4月 - 6月度・深夜便のうた「陽射しの中で」収録
28 Love 2013.6.19 - - 47位 「あなたへ 〜いつまでも いつでも〜」を、
ニューボーカルエディションで収録

ライブ・アルバム

No. タイトル 発売日 最高位
(LP)
最高位
(CT)
最高位
(CD)
収録日、会場、備考
1 ロマンティック・コンサート 1975.12.10 4位 4位 - 1975.10.18 東京郵便貯金ホール
※初コンサート
2 ロマンティック・コンサートII
〜ちいさな愛の1ページ〜
1976.12.5 24位 - - 1976.10.10 東京郵便貯金ホール
※2枚組
3 ラブ・コンサート・パート1
〜新しい愛の出発〜
1977.12.20 46位 - - 1977.10.22-23 東京郵便貯金ホール
※2枚組
4 ラブ・コンサート・パート2
〜ふたりのための愛の詩集〜
1978.12.20 34位 62位 - 1978.10.15 東京郵便貯金ホール
5 ライブ&モア 1979.12.1 33位 48位 - 1979.10.14 東京郵便貯金ホール
※2枚組
(4面中3面がライブ、1面がスタジオ録音)
6 シンフォニー 1980.4.5 22位 30位 - 1980.02.03 中野サンプラザ
日本フィルハーモニー交響楽団と共演
7 岩崎宏美リサイタル
宏美・22才の愛
1980.12.20 - - - 1980.10.12 東京郵便貯金ホール
※2枚組
8 岩崎宏美リサイタル'81 1981.12.20 61位 - - 1981.10.11 東京郵便貯金ホール
※2枚組
9 '82岩崎宏美リサイタル 1982.12.16 33位 - - 1982.10.10-11 東京郵便貯金ホール
※映像版(VHD)同時発売
10 '83岩崎宏美リサイタル 1983.12.16 - - - 1983.10.16 東京郵便貯金ホール
※映像版(VHD)同時発売
11 ライブ'96 FULL CIRCLE 1996.12.4 - - - 1996.3.11 東京厚生年金会館
※映像版(DVD)同時発売
12 30TH ANNIVERSARY LIVE SPECIAL
"Happiness"
2005.4.21 - - - 2004.10.24 オーチャードホール
※30周年記念コンサート DVD同時発売
13 岩崎宏美 LIVE BEST SELECTION 2006-2010 2011.10.12 - - 143位 2006年から2010年のライブ音源からセレクトした2枚組ライブベスト盤
ボーナストラック「笑顔をみせて〜for tomorrow〜」(スタジオ新録音)収録

カバー・アルバム

No. タイトル 発売日 最高位
(LP)
最高位
(CT)
最高位
(CD)
備考
1 ALBUM 1978.10.25 24位 52位 - 童謡・唱歌カバー集
2 恋人たち 1979.3.9 14位 48位 - 新曲1曲を含む洋楽カバー集
3 album II 1980.2.1 31位 - - 童謡・唱歌カバー集
4 すみれ色の涙から… 1981.11.5 16位 31位 - 邦楽カバー集
5 Disney Girl 1983.10.21 20位 34位 - 洋楽カバー集、LA録音
6 Dear Friends 2003.3.21 - - 59位 昭和に発表された邦楽が中心のカバー集
7 Dear Friends II 2003.11.26 - - 49位 ファンからのリクエストをもとに選曲
8 Dear Friends III 2006.9.27 - - 56位
9 Dear Friends IV 2008.10.22 - - 47位
10 Dear Friends V 2010.10.20 - - 66位
11 Dear Friends VI さだまさしトリビュート 2012.05.23 - - 57位 全曲さだまさしのカバー曲で構成
11 Dear Friends VII 阿久悠トリビュート 2014.08.27 - - 76位 全曲阿久悠の楽曲で構成

セルフカバー・アルバム

No. タイトル 発売日 最高位 備考
1 MY GRATITUDE 〜感謝 1995.8.23 - セルフカバー+洋楽カバー
2 Never Again 〜許さない 1999.3.20 - 筒美京平作品集
3 PRAHA 2007.9.26 75位 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団とのコラボレーション
4 MY SONGS 2015.5.20 35位 40周年記念感謝盤を期間限定発売
5 Piano Songs 2016.8.24 76位 ジャズピアニスト国府弘子とのコラボレーション

ベスト・アルバム

タイトル 発売日 最高位 備考
ベスト・ヒット・アルバム 1976.11.25 9位
ベスト・ヒット・アルバム 1978.6.15 18位
宏美 1979.5.25 13位 3枚組
タッチ・ミー 1980.11.5 20位
EXCEL ONE 岩崎宏美のすべて 1981.12.5 57位 未発表曲9曲収録、「思秋期」「万華鏡」は別バージョン
ダル・セーニョ 1984.3.5 27位 2枚組(シングル17曲をリミックス)
+プレゼントシングル「そばに置いて」
リプライズ 1984.12.16 -
SPECIAL COLLECTION 1984. - 「二重唱」から「家路」までのシングルより12曲を選曲
ベスト・ソングス 1987.12.1 - 「二重唱」から「最初の恋人達」までのシングルより18曲を選曲
決定版 白い恋人たち 1988.11.1 - カバー・アルバム『恋人たち』『Disney Girl』より18曲を選曲
My Favorite Song 1988.11.21 - 「二重唱」から「聞こえてくるラプソディー」までのシングルより18曲を選曲
CD FILE 岩崎宏美 VOL.1 1989.3.21 - 「二重唱」から「未来」までのシングルA面・B面を収録
CD FILE 岩崎宏美 VOL.2 - 「霧のめぐり逢い」から「熱帯魚」までのシングルA面・B面を収録
CD FILE 岩崎宏美 VOL.3 - 「思秋期」から「さよならの挽歌」までのシングルA面・B面を収録
CD FILE 岩崎宏美 VOL.4 - 「春おぼろ」から「女優」までのシングルA面・B面を収録
CD FILE 岩崎宏美 VOL.5 - 「銀河伝説」から「すみれ色の涙」までのシングルA面・B面を収録
CD FILE 岩崎宏美 VOL.6 - 「れんげ草の恋」から「素敵な気持ち」までのシングルA面・B面を収録
CD FILE 岩崎宏美 VOL.7 - 「真珠のピリオド」から「橋」までのシングルA面・B面を収録
CD FILE 岩崎宏美 VOL.8 - 「決心」から「夜のてのひら」までのシングルA面・B面を収録
My Favorite Song II 1989.12.26
1991.11.25
- 「二重唱」から「夢見るように愛したい」までのシングルより18曲を選曲
BEST ONE 1990.10.25 -
1990.11.7 -
1990.11.25 -
ベスト・コレクション 1990.12.1 -
岩崎宏美愛唱歌集
<COLEZO!> ゆりかごの唄/岩崎宏美愛唱歌集
1991.11.25
2005.3.9
- カバー・アルバム『ALBUM』『album II』より19曲を選曲
岩崎宏美ベスト・セレクション
<COLEZO!TWIN> 岩崎宏美
1992.11.26
2005.12.16
- 「二重唱」から「愛を+ワン」までのシングル39曲を選曲した2枚組
岩崎(益田)宏美全曲集 BEST ONE
岩崎宏美 <New Best One>
岩崎宏美
<COLEZO!> 岩崎宏美
1993.12.1
1999.8.4
2004.9.22
2005.9.22
- 「二重唱」から「Life」までのシングルより16曲を選曲
BEST OF BEST 1994.6.25 - 「二重唱」から「聖母たちのララバイ」までのシングルより8曲を選曲
岩崎(益田)宏美全曲集 1994.11.23 - 「二重唱」から「Life」までのシングルより16曲を選曲
THE COMPLETE SINGLES 1995.12.1 - 「二重唱」から「朝が来るまで」までの全シングル53曲
ボーナス・トラック「そばに置いて」「オルゴールの歌」
「あなた(スター誕生第11回決戦大会より)」
バラード・ベスト・コレクション 〜夢〜 2001.12.5 - 本人選曲のバラード・ベスト、未発表曲「ジェシカ」収録
GOLDEN☆BEST 岩崎宏美 2007.3.21 - オリコンの売上枚数上位20曲を、順に収録
阿久悠作品集 岩崎宏美 2008.3.26 - 阿久悠作詞のシングルを16曲収録
ゴールデン☆ベスト デラックス 岩崎宏美
〜THE COMPLETE SINGLES in Victor Years
2009.9.16 - ビクター時代の全シングル57曲収録の3枚組
GOLDEN☆BEST II 岩崎宏美 2010.3.17 - 『GOLDEN☆BEST 岩崎宏美』第2弾

カセットのみの企画盤

タイトル 発売日 最高位
スーパー・ヒット 1976.5.25 6位
LONG RUN 1976.11.25 11位
ヒット・グランプリ 1977.6.25 23位
Perfection 1977.11.25 11位
ヒット・ダイアリー 1978.5.25 20位
TOP RUN 1978.11.5 20位
スパーク・ヒット 1979.5.25 21位
SOUND GALLERY 1979.10.25 17位
GOLDEN PRIZE 1980.5.21 19位
BEST ONE 1980.10.21 27位
THE BEST 1981.6.21 21位
BEST ONE '82 1981.11.21 38位
メタル・スーパー・ベスト 1982.3.21 71位
BEST HITS 1982.7.5 2位
スーパー・ベスト 1982.11.21 27位
SUPER BEST 1984.12.5 60位
SINGLE COLLECTION 1985.12.16 52位
ANTHOLOGY 1985.12.16 85位

CD-BOX

タイトル 発売日 最高位 備考
HIROMI IWASAKI
30TH ANNIVERSARY BOX
2004.4.25 198位 全シングル、人気曲、レア曲、ライブ・セレクション等を集めたCD7枚に、
TVでの歌唱、PV、ピラミッドでのライブ映像のDVD3枚を収録
ROYAL BOX
〜スーパー・ライブ・コレクション〜
2007.12.27 75年の初コンサートから86年の『ピラミッド』までの
全ライブ音源と映像を集めた、CD14枚+DVD2枚組
セルフライナーノーツ付
『誕生』『家族』『きょうだい』BOX 2008.6.25 復刻CD3枚組
セルフライナーノーツ付
Dear Friends BOX 2010.10.20 171位 カバー・アルバム『Dear Friends』シリーズ全5枚のCDと、
未発表映像を収録したDVD1枚を収納

映像作品

タイトル ソフト 発売日 備考
'82岩崎宏美リサイタル VHS
β
VHD
1982.12.16 LP同時発売
'83岩崎宏美リサイタル VHS
β
VHD
1983.12.16 LP同時発売
ピラミッド VHS
β
VHD
LD
1986.12.16 エジプト・ピラミッド前でのコンサートを収録したライブビデオ
LIVE'96 FULL CIRCLE DVD 1996.12.4 CD同時発売
みんなのうた「笑顔」 DVDシングル DVD 2003.7.2 アニメーションは新海誠による新作
30TH ANNIVERSARY LIVE SPECIAL "Happiness" DVD 2005.4.21 30周年記念ライブを完全収録
ただ・愛のためにだけ/手紙 DVD 2005.5.25 表題シングル2曲のプロモーションビデオ
岩崎宏美・岩崎良美 Precious Night DVD 2008.9.24 初の姉妹ジョイントコンサート
共演:神奈川フィルハーモニー管弦楽団
岩崎宏美 LIVE 2009〜Thanks DVD 2010.1.20 2009年10月25日、東京国際フォーラムでのツアーファイナルを完全収録
Hiromi Iwasaki 35th. Anniversary Concert DVD 2011.1.19 2010年10月24日、東京国際フォーラムでの35周年記念コンサートを完全収録
Hiromi Iwasaki Live in PRAHA 虹〜Singer〜 DVD 2011.4.6 2010年11月16日、ドボルザークホール(チェコ・プラハ)でのコンサートを収録

参加作品

楽曲名 収録先 発売日 備考
ウナ・セラ・ディ東京 トリビュートアルバム『ザ・ピーナッツ トリビュート・ソングス』 2016年9月7日 石川ひとみとデュエット[13]

出演

NHK紅白歌合戦出場歴

年度/放送回 曲目 出演順 対戦相手 備考
1975年(昭和50年)/第26回 ロマンス 1/24 細川たかし トップバッター(1)
1976年(昭和51年)/第27回 2 ファンタジー 14/24 三波春夫
1977年(昭和52年)/第28回 3 悲恋白書 6/24 野口五郎
1978年(昭和53年)/第29回 4 シンデレラ・ハネムーン 2/24 平尾昌晃畑中葉子
1979年(昭和54年)/第30回 5 万華鏡 6/24 ツイスト
1980年(昭和55年)/第31回 6 摩天楼 6/23 沢田研二
1981年(昭和56年)/第32回 7 すみれ色の涙 18/22 新沼謙治
1982年(昭和57年)/第33回 8 聖母たちのララバイ 17/22 中村雅俊
1983年(昭和58年)/第34回 9 家路 1/21 西城秀樹 トップバッター(2)
1984年(昭和59年)/第35回 10 20の恋 15/20 菅原洋一
1985年(昭和60年)/第36回 11 決心 6/20 山本譲二
1986年(昭和61年)/第37回 12 好きにならずにいられない 14/20 角川博
1987年(昭和62年)/第38回 13 夢やぶれて〜I Dreamed a Dream〜 2/20 布施明
1988年(昭和63年)/第39回 14 未成年 12/21 TM NETWORK 益田宏美で出演

テレビドラマ

舞台

ラジオパーソナリティ

TV-CM

みんなのうた

  • ぼくのプルー (1977年) - 紙ジャケット・コレクション『ALBUM[+10]』にて初CD化(2010年)
  • 走馬燈 (1977年) - 紙ジャケット・コレクション『ALBUM[+10]』にて初CD化(2010年)
  • 笑顔 (2003年) - シングル「あなたの心に」の両A面シングルとして収録(2003年)
  • ピンクと呪文(2011年) - ユニット「ザ★スリー・ソウル・ピグリーズ」として

関連人物

  • コロッケ - 岩崎宏美のものまねをする
  • さだまさし - 岩崎は自ら「まさし教の信者」[14]というほどのさだまさしファンであり、2012年には全曲さだの曲のカヴァーで構成された『Dear Friends VI さだまさしトリビュート』をリリースしている。
  • 日出郎 - 「シンデレラ・ハネムーン」をカバー

脚注

  1. ^ a b c 週刊朝日 1882年10月1日号、40、41ページ(本人のインタビューも含む記事)。
  2. ^ 同回で審査員特別賞を受賞した黒木真由美はその倍以上の18社からプラカードがあがった。また、他の出場者に水越けいこがいた(1社からもスカウトされず)。[要出典]
  3. ^ テレビ予選、決戦大会ともにVTRは現存していないが、決戦大会の模様は一部16mmフィルムで撮影され、木曜スペシャル『実録・スター誕生!1974』(1974年11月14日)にて放映された。フィルムの方は存在が確認されており、過去を振り返る番組で流されることも多い。[要出典]
  4. ^ 女性セブン2013年9月5日号
  5. ^ 岩崎宏美 バセドー病と橋本病を告白「すごく不安でした」”. Sponichi Annex (2015年4月22日). 2015年4月22日閲覧。
  6. ^ 『芳村真理の夜のヒットスタジオDELUXE』(フジテレビ出版、1988年)「忘れられないあの歌&スター」の章より。
  7. ^ 週刊TVガイド 1986年11月期各号の『夜のヒットスタジオ』番組紹介より。
  8. ^ 水トク!|2015-02-04(水)放送”. TVでた蔵. ワイヤーアクション. 2015年3月27日閲覧。
  9. ^ 岩崎宏美がサプライズ コロッケ公演(デイリースポーツ)
  10. ^ 極上空間 11月10日(土)第82回ゲスト:岩崎宏美×コロッケ(BS朝日)
  11. ^ 霊の声が入った音楽の謎”. Exciteニュース (2011年7月6日). 2015年3月28日閲覧。
  12. ^ 岩崎宏美 コンサート2012 with strings ~笑顔をみせて~ 公益財団法人 武蔵野文化事業団
  13. ^ “相田翔子&森高千里 ピーナッツを歌う 女性歌手12組がデュエット”. ORICON STYLE. (2016年8月11日). http://www.oricon.co.jp/news/2076648/full/ 2016年8月12日閲覧。 
  14. ^ 岩崎宏美“さだまさし”に心酔する理由…新アルバムは全曲さだ作品夕刊フジzakzak 2012年7月17日 2013年3月10日閲覧)

外部リンク