「上からマリコ」の版間の差分
劇場盤は例外 |
→概要: 概要節は記事全体の要約(Wikipedia:スタイルマニュアル (導入部)#概要節)。ライブで披露されたという言及はあるべきと考えます |
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| Name = 上からマリコ |
| Name = 上からマリコ |
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| Artist = [[AKB48]] |
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| Album = [[1830m]] |
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| A-side = |
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| B-side = ノエルの夜<br/>隣人は傷つかない(Type-A)<br/>ゼロサム太陽(Type-K)<br/>呼び捨てファンタジー(Type-B)<br/>走れ!ペンギン(劇場盤) |
| B-side = ノエルの夜<br/>隣人は傷つかない(Type-A)<br/>ゼロサム太陽(Type-K)<br/>呼び捨てファンタジー(Type-B)<br/>走れ!ペンギン(劇場盤) |
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| Certification = *ミリオン([[日本レコード協会]]) |
| Certification = *ミリオン([[日本レコード協会]]) |
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* ゴールド([[着うたフル]]、日本レコード協会) |
* ゴールド([[着うたフル]]、日本レコード協会) |
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* ゴールド(PC配信、日本レコード協会) |
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| Chart position = * 週間1位<small>([[オリコンチャート|オリコン]])</small> |
| Chart position = * 週間1位<small>([[オリコンチャート|オリコン]])</small> |
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* 2011年12月度1位<small>(オリコン)</small> |
* 2011年12月度月間1位<small>(オリコン)</small> |
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* 2011年度4位<small>(オリコン)</small> |
* 2011年度年間4位<small>(オリコン)</small> |
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* 2012年 |
* 2012年度上半期38位<small>(オリコン)</small> |
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* 1位<small>([[ビルボード#Billboard JAPANのチャート|Billboard JAPAN Hot 100]])</small> |
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* 1位<small>([[ビルボード#Billboard JAPANのチャート|Billboard JAPAN HOT 100]])</small> |
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* 1位<small>(Billboard JAPAN Hot Singles Sales)</small> |
* 1位<small>(Billboard JAPAN Hot Singles Sales)</small> |
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* 2位<small>(Billboard JAPAN Hot Top Airplay)</small><!--2011/12/19 付け--> |
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* 1位<small>(Billboard JAPAN Adult Contemporary Airplay)</small><!--2011/12/19 付け--> |
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* 3位<small>([[RIAJ有料音楽配信チャート]])</small> |
* 3位<small>([[RIAJ有料音楽配信チャート]])</small> |
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| Last single = [[風は吹いている]]<br/>(2011年) |
| Last single = [[風は吹いている]]<br/>(2011年) |
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[[キャッチコピー]]は「'''お姉さんが教えてあげる'''」。 |
[[キャッチコピー]]は「'''お姉さんが教えてあげる'''」。 |
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「上からマリコ」は[[秋元康]]により作詞、川浦正大により作曲、生田真心により編曲され、秋元によりプロデュースされている。楽曲はリリースに先駆けて行われたイベント「[[AKB48 24thシングル選抜じゃんけん大会]]」において勝ち残ったメンバー16人により歌唱されており、同イベントで優勝した[[篠田麻里子]]が自身初となるセンターポジションを務めている。4種類あるシングルのジャケットのうち、3種類は巨大化した篠田と小さくなったほかのメンバーが配置された構図になっている。 |
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2011年9月20日に[[日本武道館]]で開催された『[[AKB48 24thシングル選抜じゃんけん大会]]』でベスト16に入ったメンバーが表題曲の選抜メンバーとして決定した。 |
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各種レビューやニュース記事の指摘によると、音楽的に「上からマリコ」は[[ポップ・ミュージック|ポップソング]]あるいは[[ポップ・ロック]]である(後述)。また、歌詞には年上の女性に振り回される男性の気持ちが綴られており、女性側のキャラクターも表現されている。女性のキャラクターは篠田麻里子のキャラクターのイメージと重なっており、楽曲タイトルも篠田にちなんでつけられている。楽曲は音楽性や歌詞について複数の批評で肯定的な評価を得ている一方、音楽性における「冒険」が少ないとの指摘もある。楽曲は[[オリコンチャート|オリコン週間シングルチャート]]および[[ビルボード|ビルボードジャパン]]のチャートにおいて1位を獲得しており、前者においては初動売上のみでのミリオンセラーを達成した。 |
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2011年10月29日に[[東京スタジアム (多目的スタジアム)|味の素スタジアム]]で開催された前々作「[[フライングゲット (曲)|フライングゲット]]」の握手会イベントにおいて本作のタイトルが発表された<ref>{{Cite news|title=AKB48、最新曲「風は吹いている」を1万5000人に初披露|newspaper=オリコン|date=2011-10-29|url=http://www.oricon.co.jp/news/music/2003243/full/|accessdate=2011-10-29}}</ref>。タイトルにある「マリコ」は、じゃんけん大会で優勝し本作で初めてセンターを務めることになった[[篠田麻里子]]の名前からとられたものであり、シングルの表題曲にメンバーの名前が含まれるのは本作が初めてである<ref name="mariko">{{Cite news|title=AKB次作は篠田麻里子の“初冠”シングル じゃんけん選抜曲名は「上からマリコ」|newspaper=オリコン|date=2011-10-29|url=http://www.oricon.co.jp/news/music/2003236/full/|accessdate=2011-10-29}}</ref><ref group="注">派生ユニットの楽曲では、[[渡り廊下走り隊]]のアルバム『[[廊下は走るな!]]』に収録されている「麻友のために」([[渡辺麻友]]のソロ曲)がある。</ref>。「上から」という言葉は篠田がAKB48で最年長であることと<ref>{{Cite news|title=篠田麻里子、じゃんけん選抜曲決定!その名も「上からマリコ」|newspaper=スポーツ報知|date=2011-10-30|url=http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20111030-OHT1T00021.htm|accessdate=2011-10-30}}</ref>、高身長であることにちなむ<ref>{{Cite news|title=しのまり 新曲「上からマリコ」に「笑っちゃった」|newspaper=スポニチアネックス|date=2011-10-30|url=http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2011/10/30/kiji/K20111030001922890.html|accessdate=2011-10-30}}<br/>この記事で関係者が曲名について「自由奔放で年齢も身長も“上から目線のお姉さん”という篠田を表現する曲名になった」と発言している。</ref>。 |
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楽曲の[[ミュージック・ビデオ]]は[[高橋栄樹]]が監督を務めており、学校を舞台としたドラマが展開されている。ドラマのストーリーはじゃんけんにより生徒会長を決めるというものであり、はじめは乗り気でなかった生徒たちが篠田の演じる生物教師のエピソードを聞いてじゃんけんを進めていくという内容になっている。楽曲は複数のテレビ番組でライブ・パフォーマンスされているほか、2012年3月に行われた[[さいたまスーパーアリーナ]]でのドームライブや、同年8月の[[東京ドーム]]公演でも披露されている。 |
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なお、テレビスポットCMのナレーションも篠田自身が担当した。 |
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== 背景とリリース == |
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表題曲はもともと「走れ!ペンギン」になる予定であったが、篠田のイメージに合わないとの判断から「上からマリコ」に変更され、「走れ!ペンギン」は劇場盤のみの収録となった<ref name="mariko" />。また、じゃんけん選抜に代わって「走れ!ペンギン」を歌うこととなったチーム4にとっては、初のチーム単独名義の楽曲となった<ref group="注">チーム4の楽曲としては「[[風は吹いている|蕾たち]]」があるが、これはチーム4+研究生名義であった。</ref>。 |
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AKB48の24枚目のシングルに関する告知は、2011年7月3日に[[東京国際展示場|東京ビッグサイト]]で行われた自身の21枚目のシングル「[[Everyday、カチューシャ]]」の大握手会において、イベント「AKB48 24thシングル選抜じゃんけん大会」の開催告知という形で行われた。これと同時に、シングルの発売が同年12月に予定されていることも明らかにされた<ref>{{Cite web|title=23rdシングル発売決定 & 第2回じゃんけん大会開催決定!!|work=AKB48 オフィシャルブログ|date=2011-07-03|url=http://ameblo.jp/akihabara48/entry-10941174092.html|accessdate=2012-09-12}}</ref><ref>{{Cite news|title=AKB48、10月&12月にシングル発売! 〈じゃんけん大会〉の開催も決定|newspaper=TOWER RECORDS ONLINE|date=2011-07-04|url=http://tower.jp/article/news/2011/07/04/79733|accessdate=2012-09-12}}</ref>。じゃんけん大会は、本シングルの表題曲を歌うメンバーを[[じゃんけん]]により選抜するイベントであり、同年9月20日に実施されたこのイベントにより選抜メンバー16人が決定した<ref name="natalie20110920">{{Cite news|title=AKB48じゃんけん選抜、篠田麻里子が初センター獲得|newspaper=ナタリー|date=2011-09-20|url=http://natalie.mu/music/news/56777|accessdate=2012-09-12}}</ref>。また、イベントで1位になったのは[[篠田麻里子]]であり、これにより篠田は自身初となるセンターポジションを務めることになった<ref name="natalie20110920" />。イベントの実施と同日、キングレコードのサイトにおいて、シングルの発売日が2011年12月7日に決定したことが明かされた<ref>{{Cite web|title=AKB48 24thシングル発売日決定!|url=http://kingrecords.co.jp/cs/pages/24th_hatubaibi.aspx|publisher=キングレコード|accessdate=2012-09-12}}</ref>。 |
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2011年10月29日、[[東京スタジアム (多目的スタジアム)|味の素スタジアム]]で開催された自身の22枚目のシングル「[[フライングゲット (曲)|フライングゲット]]」の握手会イベントにおいて、表題曲のタイトルが「上からマリコ」であることが発表された<ref>{{Cite news|title=AKB48、最新曲「風は吹いている」を1万5000人に初披露|newspaper=オリコン|date=2011-10-29|url=http://www.oricon.co.jp/news/music/2003243/full/|accessdate=2011-10-29}}</ref>。このイベントにおいては「上からマリコ」の[[ミュージック・ビデオ]]の初公開も行われた<ref name="oricon20111029">{{Cite news|title=AKB次作は篠田麻里子の“初冠”シングル じゃんけん選抜曲名は「上からマリコ」|newspaper=オリコン|date=2011-10-29|url=http://www.oricon.co.jp/news/music/2003236/full/|accessdate=2011-10-29}}</ref>。表題曲の選定においては、じゃんけん大会以前に5つのデモ楽曲が候補として用意されており、その中で最有力であった楽曲が[[織田哲郎]]の作曲によるもので、「走れ!ペンギン」とタイトルづけられていた<ref name="tanjouhiwa">{{Cite video|title=「上からマリコ」誕生秘話 / AKB48[公式]|url=http://www.youtube.com/watch?v=R-b2qAwijYc|accessdate=2012-09-12}}</ref>。しかし、このタイトルは選抜メンバー未経験者が大会で優勝しセンターを務めることを想定したものであり、篠田がセンターの楽曲としてはしっくりこないという判断から楽曲の選び直しを行い、その結果「上からマリコ」が表題曲となった<ref name="tanjouhiwa" />。その後同年11月上旬、「上からマリコ」の[[ディスクジャケット|ジャケット写真]]が公開された(公開日は、複数のサイト<ref name="mdpr20111109">{{Cite news|title=AKB48「上からマリコ」ジャケット写真解禁!”巨大マリコ様”が出現|newspaper=モデルプレス|date=2011-11-09|url=http://mdpr.jp/021157727|accessdate=2012-09-12}}</ref><ref name="mantan20111109">{{Cite news|title=AKB48 : 篠田、初センター曲「上からマリコ」で“デカマリコ”に 自身発案の「ご褒美」ジャケ写が公開|newspaper=毎日新聞デジタル|date=2011-11-09|url=http://mantan-web.jp/2011/11/09/20111109dog00m200038000c.html|accessdate=2012-09-12}}</ref><ref name="beauty20111110">{{Cite news|title=AKB篠田初センターのジャケ写公開!|newspaper=美容最新ニュース|date=2011-11-10|url=http://www.beauty-news.jp/news_ODPwKuMY4.html|accessdate=2012-09-12}}</ref>で9日と報じられている一方、サンスポの記事<ref name="sanspo20111109">{{Cite news|title=AKB新曲「上からマリコ」ジャケ写が初公開!|newspaper=サンスポ|publisher=イザ!|date=2011-11-09|url=http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/entertainment/celebrity/534552/|accessdate=2012-09-12}}</ref>は8日と報じている)。 |
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Type-A、Type-K、Type-Bと劇場盤の4形態で発売された。CDのジャケット写真は劇場盤を除き、センターとなる篠田自身の発案で、タイプ別の違う背景色の部屋の中で[[ガリヴァー旅行記|ガリバー]]のように巨大化した篠田の周辺に、小さな人形のような残りの選抜メンバー15人が配置された構図に、リボン風のタイトル文字が入っている<ref>[http://mantan-web.jp/2011/11/09/20111109dog00m200038000c.html AKB48 : 篠田、初センター曲「上からマリコ」で“デカマリコ”に 自身発案の「ご褒美」ジャケ写が公開] MANTAN WEB 毎日新聞デジタル 2011年11月9日付記事</ref>。 |
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CD発売に先駆け、2011年11月16日から「上からマリコ」の[[着うた]]および[[待ちうた]]が[[レコチョク]]から配信された。また、同年12月15日までに限り、着うたの購入者全員に「オリジナル待受画像」が特典としてプレゼントされた([[スマートフォン]]による購入を除く)<ref>{{Cite web|title=『上からマリコ』の着うた・待ちうたがレコチョクにて配信開始|work=AKB48 オフィシャルブログ|date=2011-11-15|url=http://ameblo.jp/akihabara48/entry-11079292594.html|accessdate=2012-09-12}}</ref>。同年11月30日からは同曲の[[着うたフル]]がレコチョクから配信された<ref>{{Cite web|title=『上からマリコ』着うたフル 配信スタート|work=AKB48 オフィシャルブログ|date=2011-11-29|url=http://ameblo.jp/akihabara48/entry-11092941541.html|accessdate=2012-09-12}}</ref>。「上からマリコ」のCDシングルは、「Type-A」<ref name="type-A king">{{Cite web|title=上からマリコ<Type-A>(マキシ+DVD複合)|publisher=キングレコード|url=http://www.kingrecords.co.jp/cs/g/gKIZM-135/|accessdate=2012-09-12}}</ref>「Type-K」<ref name="type-K king">{{Cite web|title=上からマリコ<Type-K>(マキシ+DVD複合)|publisher=キングレコード|url=http://www.kingrecords.co.jp/cs/g/gKIZM-137/|accessdate=2012-09-12}}</ref>「Type-B」<ref name="type-B king">{{Cite web|title=上からマリコ<Type-B>(マキシ+DVD複合)|publisher=キングレコード|url=http://www.kingrecords.co.jp/cs/g/gKIZM-139/|accessdate=2012-09-12}}</ref>「劇場盤」<ref name="gekijouban king">{{Cite web|title=上からマリコ 【劇場盤】|publisher=キングレコード|url=http://www.kingrecords.co.jp/cs/g/gNMAX-1121/|accessdate=2012-09-12}}</ref>の4形態がリリースされた。PC配信はCDシングルと同日の2011年12月7日にリリースされており、CDシングルと同じく「Type-A」<ref>{{Cite web|title=上からマリコ (<Type-A>) - EP|publisher=Apple Japan|url=http://itunes.apple.com/jp/album/shangkaramariko-type-a-ep/id480588541|accessdate=2012-09-12}}</ref>「Type-K」<ref>{{Cite web|title=上からマリコ (<Type-K>) - EP|publisher=Apple Japan|url=http://itunes.apple.com/jp/album/shangkaramariko-type-k-ep/id480589396|accessdate=2012-09-12}}</ref>「Type-B」<ref>{{Cite web|title=上からマリコ (<Type-B>) - EP|publisher=Apple Japan|url=http://itunes.apple.com/jp/album/shangkaramariko-type-b-ep/id480589884|accessdate=2012-09-12}}</ref>「劇場盤」<ref>{{Cite web|title=上からマリコ (【劇場盤】) - EP|publisher=Apple Japan|url=http://itunes.apple.com/jp/album/shangkaramariko-ju-chang-pan/id480590727|accessdate=2012-09-12}}</ref>の4形態が存在する。なお、当初の表題曲候補とされていた楽曲「走れ!ペンギン」は劇場盤のカップリングとして収録されている([[#収録曲]]の節を参照)。 |
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== 主な記録 == |
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発売前日(集計初日)の2011年12月6日付[[オリコンチャート|オリコンデイリーシングルチャート]]で推定売上枚数約95.9万枚を記録した。集計初日におけるデイリーチャートの推定売上枚数としては、前作「[[風は吹いている]]」、前々作「[[フライングゲット (曲)|フライングゲット]]」<ref group="注">それぞれ約104.6万枚(2011年10月25日付)、約102.6万枚(2011年8月23日付)</ref>に続く発売当時歴代3位の記録となった<ref>{{Cite news|title=AKB48、篠田初センター曲が初日首位 初動売上歴代3位の95.9万枚|newspaper=オリコン|date=2011-12-07|url=http://www.oricon.co.jp/news/rankmusic/2004505/full/|accessdate=2011-12-07}}</ref><ref group="注">のちに2012年2月14日付で自身の「[[GIVE ME FIVE!]]」(約96.7万枚)が歴代3位に入っている。</ref>。翌12月7日付同チャートでは約7.9万枚を記録し、集計2日目で推定売上枚数の合計が100万枚を超えた。 |
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== アートワーク == |
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2011年12月19日付オリコン週間シングルチャートで初登場1位を獲得した。シングルの1位獲得は通算11作目となり、女性グループによる通算1位獲得数で[[モーニング娘。]]と並び歴代1位になった。最終的な初動売上は119.9万枚であり、発売当時オリコンチャートのシングル史上5番目に高い枚数を記録したほか、4作連続で初動のみでのミリオンセラーを達成した。累積売上での達成を含めた場合、ミリオンセラーは5作連続・通算6作目であり、5作連続の達成は[[GLAY]](1999年2月22日付にて「[[Winter,again]]」で記録)以来12年10ヶ月ぶり、通算6作の達成は女性アーティスト(ソロ含む)では史上初である<ref>{{Cite news|title=【オリコン】AKB48、初の4作連続“初週ミリオン” 今年全5曲が100万枚突破の快挙|newspaper=オリコン|date=2011-12-13|url=http://www.oricon.co.jp/news/rankmusic/2004643/full/|accessdate=2011-12-14}}</ref>(全アーティストを含めた場合[[GLAY]]と並び歴代3位タイ<ref>{{Cite news|title=AKB「上からマリコ」で6作目ミリオン! 宇多田もあゆも抜く大記録!|newspaper=スポーツ報知|date=2011-12-13|url=http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20111213-OHT1T00020.htm|accessdate=2011-12-19}}</ref>)。 |
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「上からマリコ」の[[ディスクジャケット|ジャケット写真]]は、写真家の[[蜷川実花]]により撮影されている<ref name="type-A king" /><ref name="type-K king" /><ref name="type-B king" /><ref name="gekijouban king" />。ジャケット写真はCDシングルの4形態それぞれに対応した4種類が存在する。 |
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4種類のうちType-A・Type-K・Type-Bの3種類においては、[[ドールハウス]]のような部屋の中で「巨大化」している篠田麻里子と小さなサイズのほかの選抜メンバー15人が配置された構図となっている<ref name="beauty20111110" /><ref name="mantan20111109" />。篠田は3種類それぞれのドールハウスの色に合わせたドレスを身に着けており、ほかの15人もドレス姿で写されている<ref name="oricon20111109">{{Cite news|title=AKB篠田センター曲、ジャケ写公開 麻里子様がガリバーに!?|newspaper=オリコン|date=2011-11-09|url=http://www.oricon.co.jp/news/music/2003514/full/|accessdate=2012-09-12}}</ref>。各ジャケットにはリボン風の文字による楽曲タイトルが表示されている<ref name="sanspo20111109" />。これらのジャケットの制作にあたっては篠田の提案が採用されており、これについて篠田は「プロデューサーの秋元康さんから『好きにやっていい』と言われたので、じゃんけん大会で優勝したご褒美として、自分がガリバーみたいに大きくなってみんなが人形みたいにかわいく、タイトルの文字もリボン風にしました」と語っている<ref name="mantan20111109" />。各ジャケットで基調となっている色はType-Aが赤、Type-Kが緑、Type-Bが青であり、これはそれぞれAKB48のチームA、チームK、チームBのチームカラーに対応している<ref name="sanspo20111109" /><ref group="注">ただし、チームAのチームカラーはピンクである。</ref>。 |
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オリコンや美容最新ニュースの記事によると、これら3種類のジャケットにおいて巨大化した篠田はほかの15人を見下ろしており、楽曲で歌われている「“麻里子様”キャラ」がジャケットで表現されている<ref name="oricon20111109" /><ref name="beauty20111110" />。モデルプレスの記事はこれらのジャケットについて楽曲のキャッチコピーと絡めて「篠田麻里子が、『お姉さんが教えてあげる』とばかりに”上から目線”を決めている」と記している<ref name="mdpr20111109" />。 |
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劇場盤のジャケット<ref name="gekijouban king" />はメンバー8人が起用されたジャケットとなっており、上記の3種類と同様にリボン風の文字による楽曲タイトルが表示されている。 |
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== 音楽性と歌詞 == |
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CDジャーナルの楽曲コメントやNEWSポストセブンの記事の指摘によると、音楽的に「上からマリコ」は[[ポップ・ミュージック|ポップソング]]である<ref name="cdjournal">{{Cite web|title=AKB48 / 上からマリコ|work=CDJournal.com|publisher=音楽出版社|url=http://artist.cdjournal.com/d/-/4111091495|accessdate=2012-09-12}}</ref><ref name="postseven20111112">{{Cite news|title=AKB『上からマリコ』 カラオケで大ヒットの可能性の理由|newspaper=NEWSポストセブン|date=2011-11-12|url=http://www.news-postseven.com/archives/20111112_70200.html|accessdate=2012-09-12}}</ref>。一方、CDジャーナルの視聴記コメントでは本楽曲を[[ポップ・ロック]]であるとしている<ref name="cdjournal" />。hotexpressの山本純によると、楽曲は「AKB48作品ではお馴染み」の[[4つ打ち]]をベースに、ピアノの音色をはさむサウンドとなっている<ref name="hotexpress">{{Cite web|title=上からマリコ|author=山本純|work=hotexpress|publisher=プランテック|url=http://www.hotexpress.co.jp/review/3341/|accessdate=2012-09-12}}</ref>。楽曲の歌詞は、音楽評論家の[[富澤一誠]]によると「年上の女の子に振り回される年下男子」がテーマになっており、歌詞は男性の視点で書かれている<ref name="postseven20111112" />。CDジャーナルの視聴記コメントによると、歌詞は「突然キスをせがまれドギマギする年下の男の心境」を綴ったものである<ref name="cdjournal" />。このほか、NEWSポストセブンの記事によると歌詞には「年下男子を振り回す“年上のお姉さん”の自由奔放さや、わがままっぷり、かわいらしさ」が表現されており、同記事は歌詞について「[[サディズム|S]]っぽい“麻里子様キャラ”のイメージ」と記している<ref name="postseven20111112" />。この言及のとおり、篠田麻里子は自身のキャラクターについて「Sキャラに見られがち」と自ら語っているが、「実はド[[マゾヒズム|M]]なんです」とも発言している<ref>{{Cite news|title=麻里子様が激白「実はドMなんです」|newspaper=スポーツ報知|date=2011-11-03|url=http://hochi.yomiuri.co.jp/feature/entertainment/20101214-226292/news/20111103-OHT1T00008.htm|accessdate=2012-09-12}}</ref>。 |
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楽曲タイトルにある「マリコ」は篠田麻里子の名前からとられたものであり、AKB48のシングルの表題曲にメンバーの名前が含まれるのは本楽曲が初めてである<ref name="oricon20111029" /><ref group="注">派生ユニットの楽曲では、[[渡り廊下走り隊]]のアルバム『[[廊下は走るな!]]』に収録されている「麻友のために」([[渡辺麻友]]のソロ曲)がある。</ref>。各種スポーツ紙によると「上から」という言葉は篠田がAKB48で最年長であることと<ref>{{Cite news|title=篠田麻里子、じゃんけん選抜曲決定!その名も「上からマリコ」|newspaper=スポーツ報知|date=2011-10-30|url=http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20111030-OHT1T00021.htm|accessdate=2011-10-30}}</ref>、高身長であることにちなむ<ref>{{Cite news|title=しのまり 新曲「上からマリコ」に「笑っちゃった」|newspaper=スポニチアネックス|date=2011-10-30|url=http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2011/10/30/kiji/K20111030001922890.html|accessdate=2011-10-30}}<br/>この記事で関係者が曲名について「自由奔放で年齢も身長も“上から目線のお姉さん”という篠田を表現する曲名になった」と発言している。</ref>。CDジャーナルの楽曲コメントによると、「上から」はこれらの2点に加え「年上のお姉さんがいたずらに試す“サディスティックな”恋の無茶ぶり具合」にも由来している<ref name="cdjournal" />。 |
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== 批評 == |
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「上からマリコ」は、複数の批評において肯定的な評価を得ている。hotexpressの山本純は「楽曲が実に“らしく”て良い」と評している。歌詞については「年上でありながら、ただ優しくリードするだけではなく、何かを試すように突然目をつぶって年下の男子を困らせる。そんな一度は憧れるお姉さん像をここまで描けるのは、やはりマリコ様をおいて他にいない。」と評している<ref name="hotexpress" />。CDジャーナルの視聴記コメントでは楽曲を「キラキラ感満載のポップ・ロック」と表現し、歌詞について「最年長&高身長の篠田を上手くテーマとして描いた秋元康のセンスも絶妙」と評している<ref name="cdjournal" />。富澤一誠は楽曲について「サビの部分が一度聞いたら覚えやすく、AKBのこれまでのヒット曲同様、ヒットのコツをおさえたよくできた曲だと思います」と述べ、さらに「これは歌詞がすごくいい。女性からではなく、男性の視点で歌詞が書かれているので、男性ファンも感情移入しやすい。それに、年上の女の子に振り回される年下男子というテーマは、いまのこの時代にありそうな状況をズバリ描いていますよね」と評している<ref name="postseven20111112" />。また、富澤は楽曲がヒットするという予想の根拠として楽曲タイトルを挙げ、「『上からマリコ』は、カタカナのマリコにしているところがポイントです。篠田さんのために書いた曲だとは思いますが、『麻里子』という固有名詞ではなくて、『マリコ』にすることで“一般名詞”にしている。そうすることでより多くの人にアピールする手法です。」と述べているほか、サビを別の名前に変えて歌うことで盛り上がるという「カラオケ効果」にも言及し、「年末の忘年会にむけてカラオケ曲としてもヒットする可能性は高いですね」と述べている<ref name="postseven20111112" />。 |
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その一方、WHAT's IN? WEBの対談において、音楽ライターの南波一海は「2011年はチャレンジングな曲が少なかったですね。クオリティは維持されて手堅いけれども、もうちょっと冒険が聴きたいなって。」と述べており、本楽曲についても「歌詞は刺激的なんだけど、曲はいかにもAKBだなって」とコメントしている。対談相手の高木”JET”晋一郎は「でも、ある意味ではキャラクター性の強い『上からマリコ』をポップスとして成立させたのはスゴいですね。それは篠田麻里子のキャラクターを多くの人が共有できてるってことですから。」と返している<ref>{{Cite web|title=2011年のアイドル・シーンをぶった斬り!LOOK BACK SCENE アイドル 完全版 前編|work=WHAT's IN? WEB|publisher=エムオン・エンタテインメント|date=2012-02-04|url=http://www.musicnet.co.jp/whatsin/pickup/idol-scene1|accessdate=2012-09-12}}</ref>。 |
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== チャート成績 == |
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「上からマリコ」のシングルCDは、発売前日(集計初日)の2011年12月6日付[[オリコンチャート|オリコンデイリーシングルチャート]]で推定売上枚数約95.9万枚を記録し、初登場で1位にランクインした。集計初日におけるデイリーチャートの推定売上枚数としては、自身の前作「[[風は吹いている]]」の約104.6万枚(2011年10月25日付)、前々作「[[フライングゲット (曲)|フライングゲット]]」の約102.6万枚(2011年8月23日付)に続く発売当時歴代3位の記録となった<ref>{{Cite news|title=AKB48、篠田初センター曲が初日首位 初動売上歴代3位の95.9万枚|newspaper=オリコン|date=2011-12-07|url=http://www.oricon.co.jp/news/rankmusic/2004505/full/|accessdate=2011-12-07}}</ref><ref group="注">集計初日の枚数は、後に発売された自身の「[[GIVE ME FIVE!]]」などが本作を上回っている。</ref>。集計2日目の翌12月7日付同チャートで推定売上枚数の累積が約103.9万枚となり、ミリオンセラーを達成した<ref>{{Cite news|title=AKB「上からマリコ」ミリオン達成|newspaper=nikkansports.com|date=2011-12-09|url=http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20111209-874565.html|accessdate=2012-09-12}}<br />記事ではオリコンデイリーチャートの集計初日を「発売初日」、集計2日目を「発売から2日目の8日」と記している。</ref>。 |
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その後、2011年12月19日付オリコン週間シングルチャートで初登場1位を記録した。シングルの1位獲得は通算11作目となり、女性グループによる通算1位獲得数で[[モーニング娘。]]と並び歴代1位になった。初動売上は約119.9万枚であり、発売当時オリコンチャートのシングル史上5番目に高い枚数を記録した<ref group="注">初動売上は、後に発売された自身の「[[GIVE ME FIVE!]]」などが本作を上回っている。</ref>ほか、4作連続で初動のみでのミリオンセラーを達成した。累積売上での達成を含めた場合、ミリオンセラーは5作連続・通算6作目であり、5作連続の達成は[[GLAY]](1999年2月22日付にて「[[Winter,again]]」で記録)以来12年10か月ぶり、通算6作の達成は女性アーティスト(ソロ含む)では史上初である<ref name="oricon20111213">{{Cite news|title=【オリコン】AKB48、初の4作連続“初週ミリオン” 今年全5曲が100万枚突破の快挙|newspaper=オリコン|date=2011-12-13|url=http://www.oricon.co.jp/news/rankmusic/2004643/full/|accessdate=2011-12-14}}</ref>(全アーティストを含めた場合では[[GLAY]]と並び歴代3位タイとなった<ref>{{Cite news|title=AKB「上からマリコ」で6作目ミリオン! 宇多田もあゆも抜く大記録!|newspaper=スポーツ報知|date=2011-12-13|url=http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20111213-OHT1T00020.htm|accessdate=2011-12-19}}</ref>)。オリコン週間シングルチャートにおけるランクイン回数は24回となった<ref>{{Cite web|url=http://www.oricon.co.jp/prof/artist/385015/products/music/939475/1/|title=上からマリコ(Type-A)|work=オリコン芸能人事典|publisher=オリコン|accessdate=2012-09-12}}</ref>。 |
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2011年度のオリコン年間シングルチャートにおいては4位にランクインした。1位から3位および5位もAKB48の作品であり、この年の年間チャートは上位5位までをAKB48の作品が占めている。また、この年の年間チャートは本作の週間チャート初登場週である2011年12月19日付が集計期間の最終週であるため、本作は初動売上のみの集計で年間チャートにランクインしている<ref name="oricon yearend2011">{{Cite web|title=オリコン2011年年間CD&DVDランキング シングルTOP50 1位〜25位|publisher=オリコン|date=2011-12-19|url=http://www.oricon.co.jp/music/special/2011/musicrank1219/index01.html|accessdate=2012-09-12}}</ref>。翌年度である2012年度のオリコン上半期シングルチャートにおいては、集計期間内に約10.5万枚を記録して38位にランクインした<ref name="oricon firsthalf2012">{{Cite web|title=オリコン2012年上半期CD&DVDランキング シングルTOP50 26位〜50位|publisher=オリコン|date=2012-06-20|url=http://www.oricon.co.jp/music/special/2012/musicrank0620/index02.html|accessdate=2012-09-12}}</ref>。 |
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本楽曲の着うたフルは、2011年12月6日付[[RIAJ有料音楽配信チャート]](日本レコード協会)において4位に初登場した<ref>{{Cite web|title=レコード協会調べ 2011年11月30日〜2011年12月6日 <略称:レコ協チャート(「着うたフル(R)」)>|publisher=日本レコード協会|url=http://satsuki.musicdb.gr.jp/all_info/ranking_weekly/WeeklyRankingAction.do?term=2011s&weeklyCd=20111206&rankKbn=50|accessdate=2012-09-12}}</ref>。翌週の12月13日付同チャートでは3位に浮上し、最高順位を更新した<ref name="riaj20111213">{{Cite web|title=レコード協会調べ 2011年12月7日〜2011年12月13日 <略称:レコ協チャート(「着うたフル(R)」)>|publisher=日本レコード協会|url=http://satsuki.musicdb.gr.jp/all_info/ranking_weekly/WeeklyRankingAction.do?term=2011s&weeklyCd=20111213&rankKbn=50|accessdate=2012-09-12}}</ref>。 |
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[[ビルボード|Billboard JAPAN]]のチャートにおいては、2011年12月19日付のHot 100<ref name="hot100 20111219">{{Cite web|title=Hot 100 2011/12/19 付け|work=Billboard JAPAN|publisher=阪神コンテンツリンク|url=http://www.billboard-japan.com/charts/detail?a=hot100&year=2011&month=12&day=19|accessdate=2012-09-12}}</ref>、Hot Singles Sales<ref name="hotsinglessales 20111219">{{Cite web|title=Hot Singles Sales 2011/12/19 付け|work=Billboard JAPAN|publisher=阪神コンテンツリンク|url=http://www.billboard-japan.com/charts/detail?a=sales&year=2011&month=12&day=19|accessdate=2012-09-12}}</ref>、Adult Contemporary Airplay<ref name="adultcontemporaryairplay 20111219">{{Cite web|title=Adult Contemporary Airplay 2011/12/19 付け|work=Billboard JAPAN|publisher=阪神コンテンツリンク|url=http://www.billboard-japan.com/charts/detail?a=adult_airplay&year=2011&month=12&day=19|accessdate=2012-09-12}}</ref>で同時に1位にランクインした。このほか、同日付のHot Top Airplayにおいて2位を記録した<ref name="hottopairplay 20111219">{{Cite web|title=Hot Top Airplay 2011/12/19 付け|work=Billboard JAPAN|publisher=阪神コンテンツリンク|url=http://www.billboard-japan.com/charts/detail?a=top_airplay&year=2011&month=12&day=19|accessdate=2012-09-12}}</ref>。 |
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== ミュージック・ビデオ == |
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「上からマリコ」の[[ミュージック・ビデオ]]は、[[高橋栄樹]]が監督を務めている<ref>{{Cite web|title=ミュージックビデオサーチ|work=スペースシャワーTV|url=http://www.spaceshowertv.com/search/detail.cgi?mu=0087987&ch=0|accessdate=2012-09-12}}</ref>。ビデオにはドラマパートがあり、その脚本は[[榎戸洋司]]が担当している<ref>{{Twitter status|eikitakahashi|146258265225961473|高橋栄樹のTwitter 2011年12月12日の発言}} 2012年9月12日閲覧。</ref>。ビデオのストーリーは、学校の生徒会長を「じゃんけん大会」で決定するというものである<ref name="recochoku20111208">{{Cite news|title=AKB48の新曲「上からマリコ」のビデオクリップが、13作連続1位記録を更新|newspaper=レコチョク|date=2011-12-08|url=http://recochoku.jp/music_info/20111208.html#02|accessdate=2012-09-12}}</ref>。ドラマにおいて、篠田麻里子は生徒たちがあこがれる生物教師の役として出演している<ref name="recochoku20111208" /><ref name="oricon20111207">{{Cite web|title=“チームじゃんけん選抜”が年末を盛り上げる!マリコファンには気持ちがわかる曲!?|publisher=オリコン|date=2011-12-07|page=1|url=http://www.oricon.co.jp/music/interview/2011/akb1207/index.html|accessdate=2012-09-12}}</ref>。このほか、秋元才加が体育教師役で出演しており、それ以外の出演メンバーは生徒役である<ref name="oricon20111207" />。生徒役のうち、藤江れいながビデオにおける「準主役級」の役割を演じている<ref>{{Cite news|title=AKB48・藤江れいな、「上からマリコ」で秋元氏から“お褒めのメール”|newspaper=オリコン|date=2011-11-16|url=http://www.oricon.co.jp/news/movie/2003779/full/|accessdate=2012-09-12}}</ref>。 |
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ビデオはドラマパートから始まる。ビデオにおける学校では、生徒会長に立候補する人がいなかったため、クラスごとにくじ引きで選んだ8人による「じゃんけん大会」で生徒会長を決めることになった。はじめ選ばれた生徒たちは乗り気でなかった。しかし、この学校では過去にも一度同様にじゃんけんで生徒会長を決めたことがあり、劇中の体育教師(秋元才加)の発言によると、過去にじゃんけんが行われたのは生徒会長への立候補者が多かったためで、篠田麻里子<ref group="注" name="yakumei">劇中の役名は演じるメンバーの名前と同一。</ref>はじゃんけんで勝ち抜いて生徒会長になり、その頃から篠田が輝き始めた<ref group="注">劇中において、篠田は前述のとおり生徒たちがあこがれる存在であるが、過去に生徒会長になった当時の篠田は、その顔写真を見た生徒たちに篠田だと認識されないだけでなく「運の無さが顔に出ている」などと言われてしまうような人物であった。</ref>ということである。この話を聞いて生徒たちが驚くシーンに続き、ビデオでは「上からマリコ」が流れ始める。楽曲の間は、ダンスや歌唱のシーンとドラマのシーンが交互に流れ、ドラマのシーンでは前述の話を聞いた生徒たちが生徒会長を決めるためのじゃんけん大会を進めていく。じゃんけんの試合はトーナメントで進んでいき、試合前には生徒役のメンバーそれぞれの名前とアピールコメントが表示される。大会の結果藤江れいな<ref group="注" name="yakumei">役名はメンバーの名前と同一。</ref>が優勝を収め、そのシーンの後に楽曲が流れ終わる。続くドラマパートでは、藤江がじゃんけん大会の最終試合前に篠田につけてもらった髪飾りを返しにいくが、篠田はその髪飾りを藤江にプレゼントする。去っていく篠田に向けて藤江がピースサインを送り、それに対し篠田が去りながらじゃんけんのグーの形で手を上げるというシーンでビデオは終了する<ref>{{Cite video|title=【PV】上からマリコ / AKB48 [公式]|url=http://www.youtube.com/watch?v=-7YJkt-4R1A|accessdate=2012-09-12}}</ref>。 |
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== ライブ・パフォーマンス == |
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「上からマリコ」は、複数のテレビ番組でライブ・パフォーマンスされている。楽曲を披露した2011年12月5日放送の『[[カミスン!]]』では、秋元才加が篠田麻里子からの「ムチャぶり」に応じて側転を披露している<ref name="techinsight20111206">{{Cite news|title=【エンタがビタミン♪】上からマリコ様の命令? 秋元才加が生放送でムチャぶりされて側転!|newspaper=Techinsight|author=真紀和泉|date=2011-12-06|url=http://japan.techinsight.jp/2011/12/marikosama-akimoto-mutyaburi.html|accessdate=2012-09-12}}</ref>。また、篠田のブログによると、パフォーマンスの際の衣装はメンバーそれぞれで意見を出し合いながら決められたものである<ref name="techinsight20111206" /><ref>{{Cite web|title=上からマリコデー|work=篠田 麻里子 Diary|date=2011-12-06|url=http://blog.mariko-shinoda.net/2011/12/post-88.html|accessdate=2012-09-12}}</ref>。同年12月9日放送の『[[ミュージックステーション]]』ではトリとして本楽曲が披露されている<ref>{{Cite news|title=【エンタがビタミン♪】「2位のれいにゃんが…」。AKB篠田麻里子が“Mステ”のトーク時間切れで言えなかったあの事。|newspaper=Techinsight|author=真紀和泉|date=2011-12-11|url=http://japan.techinsight.jp/2011/12/akbuekaramariko-msta-reinyan.html|accessdate=2012-09-12}}</ref>。 |
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2012年3月23日から3日間にわたり行われたAKB48のドームライブ『業務連絡。頼むぞ、片山部長! in さいたまスーパーアリーナ』においても本楽曲は披露された。ライブ2日目である3月24日、「上からマリコ」はオープニング映像の後にはじめの1曲目として披露された<ref>{{Cite web|title=AKB48「業務連絡。頼むぞ、片山部長! in さいたまスーパーアリーナ」2日目セットリスト&Photo|publisher=スクランブルエッグ|date=2012-03-30|url=http://www.scramble-egg.com/artist/akb48/171ssa03.htm|accessdate=2012-09-12}}</ref>。このとき、AKB48としては初となるフライング演出がなされた<ref name="oricon20120325">{{Cite news|title=AKB篠田、上空15mで「上からマリコ」 グループ初のフライング演出|newspaper=オリコン|date=2012-03-25|url=http://www.oricon.co.jp/news/music/2009072/full/|accessdate=2012-09-12}}</ref>。楽曲の冒頭において、センターを務める篠田がステージの上空からゴンドラに乗って登場し、中盤からは篠田が再び上空へと上がった<ref name="oricon20120325" />。 |
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2012年8月24日から3日間にわたり行われた、AKB48としては初となる[[東京ドーム]]公演でも本楽曲は披露された。楽曲がはじめに披露されたのは1日目であり、ライブの30曲目として披露された<ref>{{Cite web|title=“1830m”夢のステージがついに実現――興奮と感動の東京ドーム3Daysをレポート!|publisher=オリコン|date=2012-08-29|page=1|url=http://www.oricon.co.jp/music/livereport/page/179/1/|accessdate=2012-09-12}}</ref>。楽曲の披露中には、「AKB48」と描かれた2台の飛行船が会場内を飛び、サビに入ったときに飛行船から篠田の顔が印刷された8個の巨大な「マリコ様風船」が落下するという演出がなされた<ref>{{Cite news|title=上からマリコ?いいえ上から「風船」です|newspaper=nikkansports.com|date=2012-08-25|url=http://www.nikkansports.com/entertainment/akb48/news/p-et-tp0-20120825-1005912.html|accessdate=2012-09-12}}</ref>。楽曲はその後の公演でも披露されており、公演2日目はライブの40曲目として<ref>{{Cite web|title=“1830m”夢のステージがついに実現――興奮と感動の東京ドーム3Daysをレポート!|publisher=オリコン|date=2012-08-29|page=2|url=http://www.oricon.co.jp/music/livereport/page/179/2/|accessdate=2012-09-12}}</ref>、3日目はライブの35曲目として<ref>{{Cite web|title=“1830m”夢のステージがついに実現――興奮と感動の東京ドーム3Daysをレポート!|publisher=オリコン|date=2012-08-29|page=3|url=http://www.oricon.co.jp/music/livereport/page/179/3/|accessdate=2012-09-12}}</ref>披露された。 |
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2012年9月18日、本楽曲の選抜メンバーを決めたじゃんけん大会の翌年に行われた「[[AKB48 29thシングル選抜じゃんけん大会]]」においては、じゃんけんの試合開始前に行われたライブで本楽曲が披露された。楽曲のパフォーマンスはこのライブで選抜メンバーが発表された楽曲「[[UZA (曲)|UZA]]」の披露に続いて行われた。パフォーマンスの初めでは、大会の司会である[[福澤朗]]の煽りに続いてセンターの篠田麻里子が登場し、楽曲のサビをソロで歌唱した<ref>{{Cite news|title=AKBじゃんけん覇者島崎遥香「ぽんこつなりに成長したい」|newspaper=ナタリー|date=2012-09-19|url=http://natalie.mu/music/news/76751|accessdate=2012-09-20}}</ref>。 |
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== メディアでの使用 == |
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「上からマリコ」は、[[味覚糖|UHA味覚糖]]の菓子「[[ぷっちょ]]」および[[ぷらら|NTTぷらら]]の映像配信サービス「[[ひかりTV]]」の[[コマーシャルソング]]として使用された<ref name="type-A king" />。このうち、本楽曲を使用した「ぷっちょ」のコマーシャルにはノーマル編、グー編、チョキ編、パー編の4編がある<ref name="natalie20111117">{{Cite news|title=AKB48×ぷっちょ、新CMは「上からマリコ」目線|newspaper=ナタリー|date=2011-11-17|url=http://natalie.mu/music/news/59746|accessdate=2012-09-12}}</ref>。篠田は「AKB48 24thシングル選抜じゃんけん大会」で優勝した副賞としてこれらのコマーシャルにセンターポジションで出演しており、コマーシャルは篠田がカメラに向かって「上から目線」で話しかけるという内容である<ref name="natalie20111117" />。また、本楽曲はひかりTVのコント番組『[[AKB48コント「びみょ〜」]]』のエンディングテーマとしても使われた<ref>{{Cite web|title=上からマリコ|work=@ELISE|publisher=ジャパン・ミュージックワークス|date=2012-06-08|url=http://www.at-elise.com/elise/JPDPBL01100/|accessdate=2012-09-12}}</ref>。 |
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== 収録曲 == |
== 収録曲 == |
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'''ジャケット写真(表):「上からマリコ」選抜メンバー16名'''<br/> |
'''ジャケット写真(表):「上からマリコ」選抜メンバー16名'''<br/> |
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'''ジャケット写真(裏):篠田麻里子・前田亜美・小林茉里奈''' |
'''ジャケット写真(裏):篠田麻里子・前田亜美・小林茉里奈''' |
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; CD |
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'''CD''' |
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# '''上からマリコ''' [4:37] |
# '''上からマリコ''' [4:37] |
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#: (作詞:[[秋元康]]、作曲:川浦正大、編曲:生田真心) |
#: (作詞:[[秋元康]]、作曲:川浦正大、編曲:生田真心) |
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# '''ノエルの夜''' [4:08] |
# '''ノエルの夜''' [4:08] |
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#: (作詞:秋元康、作曲:奥田もとい、編曲:若田部誠) |
#: (作詞:秋元康、作曲:奥田もとい、編曲:若田部誠) |
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#: MVの監督は[[中野裕之]]。 |
#: [[クリスマスソング]]。MVの監督は[[中野裕之]]。 |
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#* [[セブン-イレブン]]『AKB48 クリスマス(ケーキ篇・オードブル篇)』CMソング<ref group="注">CMは、小嶋陽・指原・篠田・高橋み・前田敦・板野・大島・柏木・渡辺麻が出演。</ref> |
#* [[セブン-イレブン]]『AKB48 クリスマス(ケーキ篇・オードブル篇)』CMソング<ref group="注">CMは、小嶋陽・指原・篠田・高橋み・前田敦・板野・大島・柏木・渡辺麻が出演。</ref> |
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#* [[セブン&アイ・ホールディングス|セブン&アイ]]『AKB48「クリスマス ドアを開けたら」(恋人篇・友達篇・家族篇)』CMソング<ref group="注">CMは、高橋み・前田敦・板野・大島・渡辺麻が出演。</ref> |
#* [[セブン&アイ・ホールディングス|セブン&アイ]]『AKB48「クリスマス ドアを開けたら」(恋人篇・友達篇・家族篇)』CMソング<ref group="注">CMは、高橋み・前田敦・板野・大島・渡辺麻が出演。</ref> |
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# ノエルの夜 off vocal ver. |
# ノエルの夜 off vocal ver. |
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# 隣人は傷つかない off vocal ver. |
# 隣人は傷つかない off vocal ver. |
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'''DVD''' |
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# 上からマリコ Music Video |
# 上からマリコ Music Video |
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# ノエルの夜 Music Video |
# ノエルの夜 Music Video |
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# 隣人は傷つかない Music Video |
# 隣人は傷つかない Music Video |
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# 24thシングル 選抜じゃんけん大会ドキュメント映像(前編) |
# 24thシングル 選抜じゃんけん大会ドキュメント映像(前編) |
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'''特典(初回生産分のみ)''' |
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:* 生写真1枚(全36種類) |
:* 生写真1枚(全36種類) |
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:* 24thシングル トーク&握手会イベント応募抽選ハガキ封入 |
:* 24thシングル トーク&握手会イベント応募抽選ハガキ封入 |
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'''ジャケット写真(表):「上からマリコ」選抜メンバー16名'''<br/> |
'''ジャケット写真(表):「上からマリコ」選抜メンバー16名'''<br/> |
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'''ジャケット写真(裏):秋元才加・藤江れいな''' |
'''ジャケット写真(裏):秋元才加・藤江れいな''' |
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; CD |
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'''CD''' |
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# '''上からマリコ''' |
# '''上からマリコ''' |
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# '''ノエルの夜''' |
# '''ノエルの夜''' |
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# ノエルの夜 off vocal ver. |
# ノエルの夜 off vocal ver. |
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# ゼロサム太陽 off vocal ver. |
# ゼロサム太陽 off vocal ver. |
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'''DVD''' |
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# 上からマリコ Music Video |
# 上からマリコ Music Video |
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# ノエルの夜 Music Video |
# ノエルの夜 Music Video |
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# ゼロサム太陽 Music Video |
# ゼロサム太陽 Music Video |
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# 24thシングル 選抜じゃんけん大会ドキュメント映像(中編) |
# 24thシングル 選抜じゃんけん大会ドキュメント映像(中編) |
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'''特典(初回生産分のみ)''' |
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:* 生写真1枚(全36種類) |
:* 生写真1枚(全36種類) |
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:* 24thシングル トーク&握手会イベント応募抽選ハガキ封入 |
:* 24thシングル トーク&握手会イベント応募抽選ハガキ封入 |
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'''ジャケット写真(表):「上からマリコ」選抜メンバー16名'''<br/> |
'''ジャケット写真(表):「上からマリコ」選抜メンバー16名'''<br/> |
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'''ジャケット写真(裏):大家志津香・峯岸みなみ・佐藤すみれ''' |
'''ジャケット写真(裏):大家志津香・峯岸みなみ・佐藤すみれ''' |
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; CD |
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'''CD''' |
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# '''上からマリコ''' |
# '''上からマリコ''' |
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# '''ノエルの夜''' |
# '''ノエルの夜''' |
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# ノエルの夜 off vocal ver. |
# ノエルの夜 off vocal ver. |
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# 呼び捨てファンタジー off vocal ver. |
# 呼び捨てファンタジー off vocal ver. |
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'''DVD''' |
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# 上からマリコ Music Video |
# 上からマリコ Music Video |
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# ノエルの夜 Music Video |
# ノエルの夜 Music Video |
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# 24thシングル 選抜じゃんけん大会ドキュメント映像(後編) |
# 24thシングル 選抜じゃんけん大会ドキュメント映像(後編) |
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# 篠田麻里子ガチインタビュー インタビュアーぷっちょくん |
# 篠田麻里子ガチインタビュー インタビュアーぷっちょくん |
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'''特典(初回生産分のみ)''' |
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:* 生写真1枚(全36種類) |
:* 生写真1枚(全36種類) |
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:* 24thシングル トーク&握手会イベント応募抽選ハガキ封入 |
:* 24thシングル トーク&握手会イベント応募抽選ハガキ封入 |
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129行目: | 178行目: | ||
=== 劇場盤 === |
=== 劇場盤 === |
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'''ジャケット写真(表):大家志津香・篠田麻里子・前田亜美・秋元才加・藤江れいな・峯岸みなみ・佐藤すみれ・小林茉里奈''' |
'''ジャケット写真(表):大家志津香・篠田麻里子・前田亜美・秋元才加・藤江れいな・峯岸みなみ・佐藤すみれ・小林茉里奈''' |
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; CD |
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'''CD''' |
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# '''上からマリコ''' |
# '''上からマリコ''' |
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# '''ノエルの夜''' |
# '''ノエルの夜''' |
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# '''走れ!ペンギン''' [4:03] - チーム4 |
# '''走れ!ペンギン''' [4:03] - チーム4 |
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#: (作詞:秋元康、作曲:[[織田哲郎]]、編曲:野中“まさ”雄一<ref name=" |
#: (作詞:秋元康、作曲:[[織田哲郎]]、編曲:野中“まさ”雄一<ref name="oricon20111029" />) |
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# 上からマリコ off vocal ver. |
# 上からマリコ off vocal ver. |
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# ノエルの夜 off vocal ver. |
# ノエルの夜 off vocal ver. |
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# 走れ!ペンギン off vocal ver. |
# 走れ!ペンギン off vocal ver. |
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'''特典''' |
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:* 劇場盤発売記念大握手会参加券 |
:* 劇場盤発売記念大握手会参加券 |
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:* メンバー個別生写真1枚 |
:* メンバー個別生写真1枚 |
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* チームA:[[大家志津香]](6位)、[[小嶋陽菜]](9位)、[[篠田麻里子]](1位)、[[前田亜美]](7位) |
* チームA:[[大家志津香]](6位)、[[小嶋陽菜]](9位)、[[篠田麻里子]](1位)、[[前田亜美]](7位) |
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* チームK:[[秋元才加]](5位)、[[梅田彩佳]](9位)、[[藤江れいな]](2位)、[[峯岸みなみ]](3位) |
* チームK:[[秋元才加]](5位)、[[梅田彩佳]](9位)、[[藤江れいな]](2位)、[[峯岸みなみ]](3位) |
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* チームB:[[河西智美]](9位)、[[北原里英]]、[[佐藤すみれ]](8位) |
* チームB:[[河西智美]](9位)、[[北原里英]](9位)、[[佐藤すみれ]](8位) |
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* チーム4:[[山内鈴蘭]](9位) |
* チーム4:[[山内鈴蘭]](9位) |
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* 研究生:小林茉里奈(4位) |
* 研究生:小林茉里奈(4位) |
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* SKE48チームS:[[桑原みずき]](9位) |
* SKE48チームS:[[桑原みずき]](9位) |
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* NMB48チームN:[[山口夕輝]](9位) |
* NMB48チームN:[[山口夕輝]](9位) |
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* NMB48研究生:肥川彩愛(9位) |
* NMB48研究生:[[肥川彩愛]](9位) |
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*: 大家・山内<ref group="注">チーム4から初の選抜入り</ref>・小林茉<ref group="注">AKB48研究生からの選抜入りは「涙サプライズ!」で選抜入りした[[小森美果]](現チームB)以来2人目。</ref>とSKE48の桑原<ref group="注">SKE48からは、松井珠・松井玲に続いて3人目の表題曲選抜入り。</ref>、NMB48の山口<ref group="注" name="nmb48">NMB48からは、山本彩・[[渡辺美優紀]]に続いて3、4人目の表題曲選抜入り。また肥川に関しては、NMB48名義の表題曲では2ndシングル「[[オーマイガー!]]」まで選抜経験はなく、AKB48名義の当楽曲が初選抜となる。</ref>・肥川<ref group="注" name="nmb48"/>が初選抜。秋元は「[[フライングゲット (曲)|フライングゲット]]」以来約4カ月ぶり、佐藤すは「[[Everyday、カチューシャ]]」以来約7カ月ぶり、前田亜は「[[チャンスの順番]]」以来約1年ぶり、藤江は「[[涙サプライズ!]]」以来約2年半ぶり、梅田は「[[Baby! Baby! Baby!]]」以来約3年半ぶり<ref group="注">「Baby! Baby! Baby!」は配信限定シングルなのでCD選抜に限ると「[[会いたかった]]」以来実に約5年2か月ぶりの選抜復帰となる。</ref>の選抜復帰。また小嶋陽に関してはインディーズレーベルで発売された「[[桜の花びらたち]]」から全シングル表題曲での選抜入りを継続している。 |
*: 大家・山内<ref group="注">チーム4から初の選抜入り</ref>・小林茉<ref group="注">AKB48研究生からの選抜入りは「涙サプライズ!」で選抜入りした[[小森美果]](現チームB)以来2人目。</ref>とSKE48の桑原<ref group="注">SKE48からは、松井珠・松井玲に続いて3人目の表題曲選抜入り。</ref>、NMB48の山口<ref group="注" name="nmb48">NMB48からは、山本彩・[[渡辺美優紀]]に続いて3、4人目の表題曲選抜入り。また肥川に関しては、NMB48名義の表題曲では2ndシングル「[[オーマイガー!]]」まで選抜経験はなく、AKB48名義の当楽曲が初選抜となる。</ref>・肥川<ref group="注" name="nmb48"/>が初選抜。秋元は「[[フライングゲット (曲)|フライングゲット]]」以来約4カ月ぶり、佐藤すは「[[Everyday、カチューシャ]]」以来約7カ月ぶり、前田亜は「[[チャンスの順番]]」以来約1年ぶり、藤江は「[[涙サプライズ!]]」以来約2年半ぶり、梅田は「[[Baby! Baby! Baby!]]」以来約3年半ぶり<ref group="注">「Baby! Baby! Baby!」は配信限定シングルなのでCD選抜に限ると「[[会いたかった]]」以来実に約5年2か月ぶりの選抜復帰となる。</ref>の選抜復帰。また小嶋陽に関してはインディーズレーベルで発売された「[[桜の花びらたち]]」から全シングル表題曲での選抜入りを継続している。 |
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* チーム4:[[阿部マリア]]、[[市川美織]]、[[入山杏奈]]、[[島崎遥香]]、[[島田晴香]]、[[竹内美宥]]、[[永尾まりや]]、[[仲俣汐里]]、[[中村麻里子]]、山内鈴蘭 |
* チーム4:[[阿部マリア]]、[[市川美織]]、[[入山杏奈]]、[[島崎遥香]]、[[島田晴香]]、[[竹内美宥]]、[[永尾まりや]]、[[仲俣汐里]]、[[中村麻里子]]、山内鈴蘭 |
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*:発売当時謹慎していた[[大場美奈]]を除くチーム4メンバー全員が参加。 |
*:発売当時謹慎していた[[大場美奈]]を除くチーム4メンバー全員が参加。 |
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== チャートと認定 == |
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!国 |
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!チャート(2011年) |
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!最高順位 |
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|rowspan="6"|日本 |
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|[[オリコンチャート|オリコン週間シングルチャート]] |
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|style="text-align:center;"|1<ref name="oricon20111213" /> |
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|[[RIAJ有料音楽配信チャート]] |
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|style="text-align:center;"|3<ref name="riaj20111213" /> |
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|[[ビルボード#日本におけるビルボード|Billboard Japan Hot 100]] |
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|style="text-align:center;"|1<ref name="hot100 20111219" /> |
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|Billboard Japan Hot Top Airplay |
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|style="text-align:center;"|2<ref name="hottopairplay 20111219" /> |
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|Billboard Japan Hot Singles Sales |
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|style="text-align:center;"|1<ref name="hotsinglessales 20111219" /> |
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|Billboard Japan Adult Contemporary Airplay |
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|style="text-align:center;"|1<ref name="adultcontemporaryairplay 20111219" /> |
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|} |
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=== 月間チャート === |
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!国 |
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!チャート(2011年) |
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!最高順位 |
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|日本 |
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|オリコン月間シングルチャート(12月) |
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|style="text-align:center;"|1<ref>[http://ranking.oricon.co.jp/ you大樹](オリコン、要会員登録)により確認できる。</ref> |
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|} |
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=== 上半期チャート === |
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!国 |
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!チャート(2012年) |
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!最高順位 |
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|日本 |
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|オリコン上半期シングルチャート |
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|style="text-align:center;"|38<ref name="oricon firsthalf2012" /> |
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|} |
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=== 年間チャート === |
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{| class="wikitable" |
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!国 |
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!チャート(2011年) |
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!最高順位 |
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|日本 |
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|オリコン年間シングルチャート |
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|style="text-align:center;"|4<ref name="oricon yearend2011" /> |
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|} |
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=== ゴールド等認定 === |
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{| class="wikitable" border="1" |
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! 国、地域 |
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! 認定 |
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| rowspan="3" |[[日本レコード協会|日本]] |
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| ミリオン<small>(邦楽[シングル])</small><ref>{{Cite web|title=ゴールド等認定作品一覧 2011年12月|publisher=日本レコード協会|url=http://www.riaj.or.jp/data/others/gold/201112.html|accessdate=2012-09-12}}</ref> |
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| ゴールド<small>(着うたフル)</small><ref>{{Cite web|title=レコード協会調べ 2月度有料音楽配信認定<略称:2月度認定>|publisher=日本レコード協会|url=http://www.riaj.or.jp/data/others/chart/w120319.html|accessdate=2012-09-12}}</ref> |
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|- |
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| ゴールド<small>(PC配信(シングル))</small><ref>{{Cite web|title=レコード協会調べ 5月度有料音楽配信認定<略称:5月度認定>|publisher=日本レコード協会|url=http://www.riaj.or.jp/data/others/chart/w120620.html|accessdate=2012-09-12}}</ref> |
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|} |
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== 脚注 == |
== 脚注 == |
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206行目: | 329行目: | ||
{{SKE48}} |
{{SKE48}} |
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{{Navboxes|title=1位獲得チャート |
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{{オリコン月間シングルチャート第1位 2010年代前半|2011年12月度}} |
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[[pt:Ue kara Mariko]] |
[[pt:Ue kara Mariko]] |
2012年10月31日 (水) 10:51時点における版
「上からマリコ」 | ||||
---|---|---|---|---|
AKB48 の シングル | ||||
初出アルバム『1830m』 | ||||
B面 |
ノエルの夜 隣人は傷つかない(Type-A) ゼロサム太陽(Type-K) 呼び捨てファンタジー(Type-B) 走れ!ペンギン(劇場盤) | |||
リリース | ||||
規格 | マキシシングル | |||
録音 |
2011年 日本 | |||
ジャンル | J-POP | |||
時間 | ||||
レーベル | You, Be Cool!/KING RECORDS | |||
作詞・作曲 |
秋元康(作詞) 川浦正大(作曲 #1) 奥田もとい(作曲 #2) 佐々木裕(作曲 Type-A #3) 俊龍(作曲 Type-K #3) 小川コータ(作曲 Type-B #3) 織田哲郎(作曲 劇場盤 #3) | |||
プロデュース | 秋元康 | |||
ゴールドディスク | ||||
チャート最高順位 | ||||
| ||||
AKB48 シングル 年表 | ||||
| ||||
「上からマリコ」(うえからマリコ)は、AKB48の24枚目[注 1]のシングル。2011年12月7日にキングレコードから発売された。
概要
キャッチコピーは「お姉さんが教えてあげる」。
「上からマリコ」は秋元康により作詞、川浦正大により作曲、生田真心により編曲され、秋元によりプロデュースされている。楽曲はリリースに先駆けて行われたイベント「AKB48 24thシングル選抜じゃんけん大会」において勝ち残ったメンバー16人により歌唱されており、同イベントで優勝した篠田麻里子が自身初となるセンターポジションを務めている。4種類あるシングルのジャケットのうち、3種類は巨大化した篠田と小さくなったほかのメンバーが配置された構図になっている。
各種レビューやニュース記事の指摘によると、音楽的に「上からマリコ」はポップソングあるいはポップ・ロックである(後述)。また、歌詞には年上の女性に振り回される男性の気持ちが綴られており、女性側のキャラクターも表現されている。女性のキャラクターは篠田麻里子のキャラクターのイメージと重なっており、楽曲タイトルも篠田にちなんでつけられている。楽曲は音楽性や歌詞について複数の批評で肯定的な評価を得ている一方、音楽性における「冒険」が少ないとの指摘もある。楽曲はオリコン週間シングルチャートおよびビルボードジャパンのチャートにおいて1位を獲得しており、前者においては初動売上のみでのミリオンセラーを達成した。
楽曲のミュージック・ビデオは高橋栄樹が監督を務めており、学校を舞台としたドラマが展開されている。ドラマのストーリーはじゃんけんにより生徒会長を決めるというものであり、はじめは乗り気でなかった生徒たちが篠田の演じる生物教師のエピソードを聞いてじゃんけんを進めていくという内容になっている。楽曲は複数のテレビ番組でライブ・パフォーマンスされているほか、2012年3月に行われたさいたまスーパーアリーナでのドームライブや、同年8月の東京ドーム公演でも披露されている。
背景とリリース
AKB48の24枚目のシングルに関する告知は、2011年7月3日に東京ビッグサイトで行われた自身の21枚目のシングル「Everyday、カチューシャ」の大握手会において、イベント「AKB48 24thシングル選抜じゃんけん大会」の開催告知という形で行われた。これと同時に、シングルの発売が同年12月に予定されていることも明らかにされた[1][2]。じゃんけん大会は、本シングルの表題曲を歌うメンバーをじゃんけんにより選抜するイベントであり、同年9月20日に実施されたこのイベントにより選抜メンバー16人が決定した[3]。また、イベントで1位になったのは篠田麻里子であり、これにより篠田は自身初となるセンターポジションを務めることになった[3]。イベントの実施と同日、キングレコードのサイトにおいて、シングルの発売日が2011年12月7日に決定したことが明かされた[4]。
2011年10月29日、味の素スタジアムで開催された自身の22枚目のシングル「フライングゲット」の握手会イベントにおいて、表題曲のタイトルが「上からマリコ」であることが発表された[5]。このイベントにおいては「上からマリコ」のミュージック・ビデオの初公開も行われた[6]。表題曲の選定においては、じゃんけん大会以前に5つのデモ楽曲が候補として用意されており、その中で最有力であった楽曲が織田哲郎の作曲によるもので、「走れ!ペンギン」とタイトルづけられていた[7]。しかし、このタイトルは選抜メンバー未経験者が大会で優勝しセンターを務めることを想定したものであり、篠田がセンターの楽曲としてはしっくりこないという判断から楽曲の選び直しを行い、その結果「上からマリコ」が表題曲となった[7]。その後同年11月上旬、「上からマリコ」のジャケット写真が公開された(公開日は、複数のサイト[8][9][10]で9日と報じられている一方、サンスポの記事[11]は8日と報じている)。
CD発売に先駆け、2011年11月16日から「上からマリコ」の着うたおよび待ちうたがレコチョクから配信された。また、同年12月15日までに限り、着うたの購入者全員に「オリジナル待受画像」が特典としてプレゼントされた(スマートフォンによる購入を除く)[12]。同年11月30日からは同曲の着うたフルがレコチョクから配信された[13]。「上からマリコ」のCDシングルは、「Type-A」[14]「Type-K」[15]「Type-B」[16]「劇場盤」[17]の4形態がリリースされた。PC配信はCDシングルと同日の2011年12月7日にリリースされており、CDシングルと同じく「Type-A」[18]「Type-K」[19]「Type-B」[20]「劇場盤」[21]の4形態が存在する。なお、当初の表題曲候補とされていた楽曲「走れ!ペンギン」は劇場盤のカップリングとして収録されている(#収録曲の節を参照)。
アートワーク
「上からマリコ」のジャケット写真は、写真家の蜷川実花により撮影されている[14][15][16][17]。ジャケット写真はCDシングルの4形態それぞれに対応した4種類が存在する。
4種類のうちType-A・Type-K・Type-Bの3種類においては、ドールハウスのような部屋の中で「巨大化」している篠田麻里子と小さなサイズのほかの選抜メンバー15人が配置された構図となっている[10][9]。篠田は3種類それぞれのドールハウスの色に合わせたドレスを身に着けており、ほかの15人もドレス姿で写されている[22]。各ジャケットにはリボン風の文字による楽曲タイトルが表示されている[11]。これらのジャケットの制作にあたっては篠田の提案が採用されており、これについて篠田は「プロデューサーの秋元康さんから『好きにやっていい』と言われたので、じゃんけん大会で優勝したご褒美として、自分がガリバーみたいに大きくなってみんなが人形みたいにかわいく、タイトルの文字もリボン風にしました」と語っている[9]。各ジャケットで基調となっている色はType-Aが赤、Type-Kが緑、Type-Bが青であり、これはそれぞれAKB48のチームA、チームK、チームBのチームカラーに対応している[11][注 2]。
オリコンや美容最新ニュースの記事によると、これら3種類のジャケットにおいて巨大化した篠田はほかの15人を見下ろしており、楽曲で歌われている「“麻里子様”キャラ」がジャケットで表現されている[22][10]。モデルプレスの記事はこれらのジャケットについて楽曲のキャッチコピーと絡めて「篠田麻里子が、『お姉さんが教えてあげる』とばかりに”上から目線”を決めている」と記している[8]。
劇場盤のジャケット[17]はメンバー8人が起用されたジャケットとなっており、上記の3種類と同様にリボン風の文字による楽曲タイトルが表示されている。
音楽性と歌詞
CDジャーナルの楽曲コメントやNEWSポストセブンの記事の指摘によると、音楽的に「上からマリコ」はポップソングである[23][24]。一方、CDジャーナルの視聴記コメントでは本楽曲をポップ・ロックであるとしている[23]。hotexpressの山本純によると、楽曲は「AKB48作品ではお馴染み」の4つ打ちをベースに、ピアノの音色をはさむサウンドとなっている[25]。楽曲の歌詞は、音楽評論家の富澤一誠によると「年上の女の子に振り回される年下男子」がテーマになっており、歌詞は男性の視点で書かれている[24]。CDジャーナルの視聴記コメントによると、歌詞は「突然キスをせがまれドギマギする年下の男の心境」を綴ったものである[23]。このほか、NEWSポストセブンの記事によると歌詞には「年下男子を振り回す“年上のお姉さん”の自由奔放さや、わがままっぷり、かわいらしさ」が表現されており、同記事は歌詞について「Sっぽい“麻里子様キャラ”のイメージ」と記している[24]。この言及のとおり、篠田麻里子は自身のキャラクターについて「Sキャラに見られがち」と自ら語っているが、「実はドMなんです」とも発言している[26]。
楽曲タイトルにある「マリコ」は篠田麻里子の名前からとられたものであり、AKB48のシングルの表題曲にメンバーの名前が含まれるのは本楽曲が初めてである[6][注 3]。各種スポーツ紙によると「上から」という言葉は篠田がAKB48で最年長であることと[27]、高身長であることにちなむ[28]。CDジャーナルの楽曲コメントによると、「上から」はこれらの2点に加え「年上のお姉さんがいたずらに試す“サディスティックな”恋の無茶ぶり具合」にも由来している[23]。
批評
「上からマリコ」は、複数の批評において肯定的な評価を得ている。hotexpressの山本純は「楽曲が実に“らしく”て良い」と評している。歌詞については「年上でありながら、ただ優しくリードするだけではなく、何かを試すように突然目をつぶって年下の男子を困らせる。そんな一度は憧れるお姉さん像をここまで描けるのは、やはりマリコ様をおいて他にいない。」と評している[25]。CDジャーナルの視聴記コメントでは楽曲を「キラキラ感満載のポップ・ロック」と表現し、歌詞について「最年長&高身長の篠田を上手くテーマとして描いた秋元康のセンスも絶妙」と評している[23]。富澤一誠は楽曲について「サビの部分が一度聞いたら覚えやすく、AKBのこれまでのヒット曲同様、ヒットのコツをおさえたよくできた曲だと思います」と述べ、さらに「これは歌詞がすごくいい。女性からではなく、男性の視点で歌詞が書かれているので、男性ファンも感情移入しやすい。それに、年上の女の子に振り回される年下男子というテーマは、いまのこの時代にありそうな状況をズバリ描いていますよね」と評している[24]。また、富澤は楽曲がヒットするという予想の根拠として楽曲タイトルを挙げ、「『上からマリコ』は、カタカナのマリコにしているところがポイントです。篠田さんのために書いた曲だとは思いますが、『麻里子』という固有名詞ではなくて、『マリコ』にすることで“一般名詞”にしている。そうすることでより多くの人にアピールする手法です。」と述べているほか、サビを別の名前に変えて歌うことで盛り上がるという「カラオケ効果」にも言及し、「年末の忘年会にむけてカラオケ曲としてもヒットする可能性は高いですね」と述べている[24]。
その一方、WHAT's IN? WEBの対談において、音楽ライターの南波一海は「2011年はチャレンジングな曲が少なかったですね。クオリティは維持されて手堅いけれども、もうちょっと冒険が聴きたいなって。」と述べており、本楽曲についても「歌詞は刺激的なんだけど、曲はいかにもAKBだなって」とコメントしている。対談相手の高木”JET”晋一郎は「でも、ある意味ではキャラクター性の強い『上からマリコ』をポップスとして成立させたのはスゴいですね。それは篠田麻里子のキャラクターを多くの人が共有できてるってことですから。」と返している[29]。
チャート成績
「上からマリコ」のシングルCDは、発売前日(集計初日)の2011年12月6日付オリコンデイリーシングルチャートで推定売上枚数約95.9万枚を記録し、初登場で1位にランクインした。集計初日におけるデイリーチャートの推定売上枚数としては、自身の前作「風は吹いている」の約104.6万枚(2011年10月25日付)、前々作「フライングゲット」の約102.6万枚(2011年8月23日付)に続く発売当時歴代3位の記録となった[30][注 4]。集計2日目の翌12月7日付同チャートで推定売上枚数の累積が約103.9万枚となり、ミリオンセラーを達成した[31]。
その後、2011年12月19日付オリコン週間シングルチャートで初登場1位を記録した。シングルの1位獲得は通算11作目となり、女性グループによる通算1位獲得数でモーニング娘。と並び歴代1位になった。初動売上は約119.9万枚であり、発売当時オリコンチャートのシングル史上5番目に高い枚数を記録した[注 5]ほか、4作連続で初動のみでのミリオンセラーを達成した。累積売上での達成を含めた場合、ミリオンセラーは5作連続・通算6作目であり、5作連続の達成はGLAY(1999年2月22日付にて「Winter,again」で記録)以来12年10か月ぶり、通算6作の達成は女性アーティスト(ソロ含む)では史上初である[32](全アーティストを含めた場合ではGLAYと並び歴代3位タイとなった[33])。オリコン週間シングルチャートにおけるランクイン回数は24回となった[34]。
2011年度のオリコン年間シングルチャートにおいては4位にランクインした。1位から3位および5位もAKB48の作品であり、この年の年間チャートは上位5位までをAKB48の作品が占めている。また、この年の年間チャートは本作の週間チャート初登場週である2011年12月19日付が集計期間の最終週であるため、本作は初動売上のみの集計で年間チャートにランクインしている[35]。翌年度である2012年度のオリコン上半期シングルチャートにおいては、集計期間内に約10.5万枚を記録して38位にランクインした[36]。
本楽曲の着うたフルは、2011年12月6日付RIAJ有料音楽配信チャート(日本レコード協会)において4位に初登場した[37]。翌週の12月13日付同チャートでは3位に浮上し、最高順位を更新した[38]。
Billboard JAPANのチャートにおいては、2011年12月19日付のHot 100[39]、Hot Singles Sales[40]、Adult Contemporary Airplay[41]で同時に1位にランクインした。このほか、同日付のHot Top Airplayにおいて2位を記録した[42]。
ミュージック・ビデオ
「上からマリコ」のミュージック・ビデオは、高橋栄樹が監督を務めている[43]。ビデオにはドラマパートがあり、その脚本は榎戸洋司が担当している[44]。ビデオのストーリーは、学校の生徒会長を「じゃんけん大会」で決定するというものである[45]。ドラマにおいて、篠田麻里子は生徒たちがあこがれる生物教師の役として出演している[45][46]。このほか、秋元才加が体育教師役で出演しており、それ以外の出演メンバーは生徒役である[46]。生徒役のうち、藤江れいながビデオにおける「準主役級」の役割を演じている[47]。
ビデオはドラマパートから始まる。ビデオにおける学校では、生徒会長に立候補する人がいなかったため、クラスごとにくじ引きで選んだ8人による「じゃんけん大会」で生徒会長を決めることになった。はじめ選ばれた生徒たちは乗り気でなかった。しかし、この学校では過去にも一度同様にじゃんけんで生徒会長を決めたことがあり、劇中の体育教師(秋元才加)の発言によると、過去にじゃんけんが行われたのは生徒会長への立候補者が多かったためで、篠田麻里子[注 6]はじゃんけんで勝ち抜いて生徒会長になり、その頃から篠田が輝き始めた[注 7]ということである。この話を聞いて生徒たちが驚くシーンに続き、ビデオでは「上からマリコ」が流れ始める。楽曲の間は、ダンスや歌唱のシーンとドラマのシーンが交互に流れ、ドラマのシーンでは前述の話を聞いた生徒たちが生徒会長を決めるためのじゃんけん大会を進めていく。じゃんけんの試合はトーナメントで進んでいき、試合前には生徒役のメンバーそれぞれの名前とアピールコメントが表示される。大会の結果藤江れいな[注 6]が優勝を収め、そのシーンの後に楽曲が流れ終わる。続くドラマパートでは、藤江がじゃんけん大会の最終試合前に篠田につけてもらった髪飾りを返しにいくが、篠田はその髪飾りを藤江にプレゼントする。去っていく篠田に向けて藤江がピースサインを送り、それに対し篠田が去りながらじゃんけんのグーの形で手を上げるというシーンでビデオは終了する[48]。
ライブ・パフォーマンス
「上からマリコ」は、複数のテレビ番組でライブ・パフォーマンスされている。楽曲を披露した2011年12月5日放送の『カミスン!』では、秋元才加が篠田麻里子からの「ムチャぶり」に応じて側転を披露している[49]。また、篠田のブログによると、パフォーマンスの際の衣装はメンバーそれぞれで意見を出し合いながら決められたものである[49][50]。同年12月9日放送の『ミュージックステーション』ではトリとして本楽曲が披露されている[51]。
2012年3月23日から3日間にわたり行われたAKB48のドームライブ『業務連絡。頼むぞ、片山部長! in さいたまスーパーアリーナ』においても本楽曲は披露された。ライブ2日目である3月24日、「上からマリコ」はオープニング映像の後にはじめの1曲目として披露された[52]。このとき、AKB48としては初となるフライング演出がなされた[53]。楽曲の冒頭において、センターを務める篠田がステージの上空からゴンドラに乗って登場し、中盤からは篠田が再び上空へと上がった[53]。
2012年8月24日から3日間にわたり行われた、AKB48としては初となる東京ドーム公演でも本楽曲は披露された。楽曲がはじめに披露されたのは1日目であり、ライブの30曲目として披露された[54]。楽曲の披露中には、「AKB48」と描かれた2台の飛行船が会場内を飛び、サビに入ったときに飛行船から篠田の顔が印刷された8個の巨大な「マリコ様風船」が落下するという演出がなされた[55]。楽曲はその後の公演でも披露されており、公演2日目はライブの40曲目として[56]、3日目はライブの35曲目として[57]披露された。
2012年9月18日、本楽曲の選抜メンバーを決めたじゃんけん大会の翌年に行われた「AKB48 29thシングル選抜じゃんけん大会」においては、じゃんけんの試合開始前に行われたライブで本楽曲が披露された。楽曲のパフォーマンスはこのライブで選抜メンバーが発表された楽曲「UZA」の披露に続いて行われた。パフォーマンスの初めでは、大会の司会である福澤朗の煽りに続いてセンターの篠田麻里子が登場し、楽曲のサビをソロで歌唱した[58]。
メディアでの使用
「上からマリコ」は、UHA味覚糖の菓子「ぷっちょ」およびNTTぷららの映像配信サービス「ひかりTV」のコマーシャルソングとして使用された[14]。このうち、本楽曲を使用した「ぷっちょ」のコマーシャルにはノーマル編、グー編、チョキ編、パー編の4編がある[59]。篠田は「AKB48 24thシングル選抜じゃんけん大会」で優勝した副賞としてこれらのコマーシャルにセンターポジションで出演しており、コマーシャルは篠田がカメラに向かって「上から目線」で話しかけるという内容である[59]。また、本楽曲はひかりTVのコント番組『AKB48コント「びみょ〜」』のエンディングテーマとしても使われた[60]。
収録曲
Type-A
ジャケット写真(表):「上からマリコ」選抜メンバー16名
ジャケット写真(裏):篠田麻里子・前田亜美・小林茉里奈
CD
- 上からマリコ [4:37]
- UHA味覚糖『ぷっちょ×AKB48「上からマリコ」(ノーマル篇・グー篇・チョキ篇・パー篇)』CMソング[注 8]
- ぷらら『ひかりTV×AKB48』(タクシー運転手編・サディスティック女医編・エリマキトカゲ編・ひょっとこキャディー編)CMソング[注 9]
- ひかりTV『AKB48コント「びみょ〜」』エンディングテーマ(2011年12月-)
- CS『AKB48ネ申テレビ Season8』テーマ曲(2011年12月11日-)
- NHK福岡放送局『きん☆すた』「麻里子さまの九州・沖縄おりこうさま!」コーナー放送時のエンドテーマ
- ノエルの夜 [4:08]
- 隣人は傷つかない [3:31] - チームA
- 上からマリコ off vocal ver.
- ノエルの夜 off vocal ver.
- 隣人は傷つかない off vocal ver.
DVD
- 上からマリコ Music Video
- ノエルの夜 Music Video
- 隣人は傷つかない Music Video
- 24thシングル 選抜じゃんけん大会ドキュメント映像(前編)
特典(初回生産分のみ)
- 生写真1枚(全36種類)
- 24thシングル トーク&握手会イベント応募抽選ハガキ封入
Type-K
ジャケット写真(表):「上からマリコ」選抜メンバー16名
ジャケット写真(裏):秋元才加・藤江れいな
CD
- 上からマリコ
- ノエルの夜
- ゼロサム太陽 [4:14] - チームK
- (作詞:秋元康、作曲:俊龍、編曲:Sizuk)
- MVの監督は丸山健志(KRK PRODUCE)。
- 上からマリコ off vocal ver.
- ノエルの夜 off vocal ver.
- ゼロサム太陽 off vocal ver.
DVD
- 上からマリコ Music Video
- ノエルの夜 Music Video
- ゼロサム太陽 Music Video
- 24thシングル 選抜じゃんけん大会ドキュメント映像(中編)
特典(初回生産分のみ)
- 生写真1枚(全36種類)
- 24thシングル トーク&握手会イベント応募抽選ハガキ封入
Type-B
ジャケット写真(表):「上からマリコ」選抜メンバー16名
ジャケット写真(裏):大家志津香・峯岸みなみ・佐藤すみれ
CD
- 上からマリコ
- ノエルの夜
- 呼び捨てファンタジー [3:27] - チームB
- 上からマリコ off vocal ver.
- ノエルの夜 off vocal ver.
- 呼び捨てファンタジー off vocal ver.
DVD
- 上からマリコ Music Video
- ノエルの夜 Music Video
- 呼び捨てファンタジー Music Video
- 24thシングル 選抜じゃんけん大会ドキュメント映像(後編)
- 篠田麻里子ガチインタビュー インタビュアーぷっちょくん
特典(初回生産分のみ)
- 生写真1枚(全36種類)
- 24thシングル トーク&握手会イベント応募抽選ハガキ封入
劇場盤
ジャケット写真(表):大家志津香・篠田麻里子・前田亜美・秋元才加・藤江れいな・峯岸みなみ・佐藤すみれ・小林茉里奈
CD
- 上からマリコ
- ノエルの夜
- 走れ!ペンギン [4:03] - チーム4
- 上からマリコ off vocal ver.
- ノエルの夜 off vocal ver.
- 走れ!ペンギン off vocal ver.
特典
- 劇場盤発売記念大握手会参加券
- メンバー個別生写真1枚
選抜メンバー
所属チームは発売時点
発売時点で謹慎中の大場美奈を除くAKB48正規メンバーがCDに参加しているが、研究生は小林茉里奈以外は今回は不参加となっている。姉妹ユニットからはSKE48から3人、NMB48から3人がCDに参加している。
上からマリコ
括弧内はAKB48 24thシングル選抜じゃんけん大会の順位。
(センター:篠田麻里子)
- チームA:大家志津香(6位)、小嶋陽菜(9位)、篠田麻里子(1位)、前田亜美(7位)
- チームK:秋元才加(5位)、梅田彩佳(9位)、藤江れいな(2位)、峯岸みなみ(3位)
- チームB:河西智美(9位)、北原里英(9位)、佐藤すみれ(8位)
- チーム4:山内鈴蘭(9位)
- 研究生:小林茉里奈(4位)
- SKE48チームS:桑原みずき(9位)
- NMB48チームN:山口夕輝(9位)
- NMB48研究生:肥川彩愛(9位)
ノエルの夜
- チームA:多田愛佳、小嶋陽菜、指原莉乃、篠田麻里子、高城亜樹、高橋みなみ、前田敦子
- チームK:板野友美、大島優子、峯岸みなみ、宮澤佐江、横山由依
- チームB:河西智美、柏木由紀、北原里英、佐藤すみれ、渡辺麻友
- SKE48チームS:松井珠理奈、松井玲奈
- NMB48チームN:山本彩
- 前作「風は吹いている」の選抜メンバー18名は全員が選抜されており、選抜人数は多田・佐藤すを加えた20名となっている。
隣人は傷つかない
「チームA」名義
ゼロサム太陽
「チームK」名義
呼び捨てファンタジー
「チームB」名義
走れ!ペンギン
「チーム4」名義
チャートと認定
国 | チャート(2011年) | 最高順位 |
---|---|---|
日本 | オリコン週間シングルチャート | 1[32] |
RIAJ有料音楽配信チャート | 3[38] | |
Billboard Japan Hot 100 | 1[39] | |
Billboard Japan Hot Top Airplay | 2[42] | |
Billboard Japan Hot Singles Sales | 1[40] | |
Billboard Japan Adult Contemporary Airplay | 1[41] |
月間チャート
国 | チャート(2011年) | 最高順位 |
---|---|---|
日本 | オリコン月間シングルチャート(12月) | 1[61] |
上半期チャート
国 | チャート(2012年) | 最高順位 |
---|---|---|
日本 | オリコン上半期シングルチャート | 38[36] |
年間チャート
国 | チャート(2011年) | 最高順位 |
---|---|---|
日本 | オリコン年間シングルチャート | 4[35] |
ゴールド等認定
国、地域 | 認定 |
---|---|
日本 | ミリオン(邦楽[シングル])[62] |
ゴールド(着うたフル)[63] | |
ゴールド(PC配信(シングル))[64] |
脚注
注釈
- ^ 配信限定シングルだった「Baby! Baby! Baby!」を含むメジャーシングルの総数。インディーズシングルを含めた場合、26作目。ただし、いずれの数字も、配信限定の「誰かのために -What can I do for someone?-」はシングルとしての配信ではないため含んでいない。
- ^ ただし、チームAのチームカラーはピンクである。
- ^ 派生ユニットの楽曲では、渡り廊下走り隊のアルバム『廊下は走るな!』に収録されている「麻友のために」(渡辺麻友のソロ曲)がある。
- ^ 集計初日の枚数は、後に発売された自身の「GIVE ME FIVE!」などが本作を上回っている。
- ^ 初動売上は、後に発売された自身の「GIVE ME FIVE!」などが本作を上回っている。
- ^ a b 劇中の役名は演じるメンバーの名前と同一。 引用エラー: 無効な
<ref>
タグ; name "yakumei"が異なる内容で複数回定義されています - ^ 劇中において、篠田は前述のとおり生徒たちがあこがれる存在であるが、過去に生徒会長になった当時の篠田は、その顔写真を見た生徒たちに篠田だと認識されないだけでなく「運の無さが顔に出ている」などと言われてしまうような人物であった。
- ^ CMは、大家・小嶋陽・篠田・前田亜・藤江・峯岸・佐藤す・山内・桑原・山口・肥川が出演。
- ^ CMは、小嶋陽(サディスティック女医編)・指原(エリマキトカゲ編)・篠田(タクシー運転手編)・峯岸(ひょっとこキャディー編)が出演。
- ^ CMは、小嶋陽・指原・篠田・高橋み・前田敦・板野・大島・柏木・渡辺麻が出演。
- ^ CMは、高橋み・前田敦・板野・大島・渡辺麻が出演。
- ^ CMは、小嶋陽・篠田・大島・宮澤・柏木・松井玲が出演。
- ^ CMは、小嶋陽・篠田・高橋み・前田敦・板野・大島・柏木・渡辺麻が出演。
- ^ チーム4から初の選抜入り
- ^ AKB48研究生からの選抜入りは「涙サプライズ!」で選抜入りした小森美果(現チームB)以来2人目。
- ^ SKE48からは、松井珠・松井玲に続いて3人目の表題曲選抜入り。
- ^ a b NMB48からは、山本彩・渡辺美優紀に続いて3、4人目の表題曲選抜入り。また肥川に関しては、NMB48名義の表題曲では2ndシングル「オーマイガー!」まで選抜経験はなく、AKB48名義の当楽曲が初選抜となる。
- ^ 「Baby! Baby! Baby!」は配信限定シングルなのでCD選抜に限ると「会いたかった」以来実に約5年2か月ぶりの選抜復帰となる。
出典
- ^ “23rdシングル発売決定 & 第2回じゃんけん大会開催決定!!”. AKB48 オフィシャルブログ (2011年7月3日). 2012年9月12日閲覧。
- ^ “AKB48、10月&12月にシングル発売! 〈じゃんけん大会〉の開催も決定”. TOWER RECORDS ONLINE. (2011年7月4日) 2012年9月12日閲覧。
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- ^ “上からマリコ (<Type-K>) - EP”. Apple Japan. 2012年9月12日閲覧。
- ^ “上からマリコ (<Type-B>) - EP”. Apple Japan. 2012年9月12日閲覧。
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この記事で関係者が曲名について「自由奔放で年齢も身長も“上から目線のお姉さん”という篠田を表現する曲名になった」と発言している。 - ^ “2011年のアイドル・シーンをぶった斬り!LOOK BACK SCENE アイドル 完全版 前編”. WHAT's IN? WEB. エムオン・エンタテインメント (2012年2月4日). 2012年9月12日閲覧。
- ^ “AKB48、篠田初センター曲が初日首位 初動売上歴代3位の95.9万枚”. オリコン. (2011年12月7日) 2011年12月7日閲覧。
- ^ “AKB「上からマリコ」ミリオン達成”. nikkansports.com. (2011年12月9日) 2012年9月12日閲覧。
記事ではオリコンデイリーチャートの集計初日を「発売初日」、集計2日目を「発売から2日目の8日」と記している。 - ^ a b “【オリコン】AKB48、初の4作連続“初週ミリオン” 今年全5曲が100万枚突破の快挙”. オリコン. (2011年12月13日) 2011年12月14日閲覧。
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- ^ you大樹(オリコン、要会員登録)により確認できる。
- ^ “ゴールド等認定作品一覧 2011年12月”. 日本レコード協会. 2012年9月12日閲覧。
- ^ “レコード協会調べ 2月度有料音楽配信認定<略称:2月度認定>”. 日本レコード協会. 2012年9月12日閲覧。
- ^ “レコード協会調べ 5月度有料音楽配信認定<略称:5月度認定>”. 日本レコード協会. 2012年9月12日閲覧。
外部リンク
- キングレコードによる紹介ページ
- 【PV】 上からマリコ / AKB48 (公式) - YouTube
- 【PV】 ノエルの夜 ダイジェスト映像 / AKB48 (公式) - YouTube