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戦車第2師団 (日本軍)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
機動砲兵第2連隊から転送)
戦車第2師団
創設 1942年(昭和17年)6月24日
廃止 1945年(昭和20年)
所属政体 大日本帝国の旗 大日本帝国
所属組織  大日本帝国陸軍
部隊編制単位 師団
兵科 機甲兵
兵種/任務 機甲師団
所在地 満州-ルソン島
編成地 満州 勃利
通称号/略称
補充担任 大阪
最終上級単位 第14方面軍
最終位置 フィリピン ルソン島
戦歴 太平洋戦争
(フィリピンの戦い (1944-1945年))
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戦車第2師団(せんしゃだいにしだん)は、大日本帝国陸軍機甲師団の一つ。当初4個戦車連隊、1個機動歩兵連隊、1個機動砲兵連隊などの部隊で構成された。

沿革

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師団概要

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歴代師団長

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  • 岡田資 中将:1942年(昭和17年)9月20日 - 1943年12月27日[1]
  • 岩仲義治 中将:1943年(昭和18年)12月27日 - 終戦[2]

参謀長

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  • 森巌 大佐:1942年(昭和17年)7月1日 - 1945年4月19日戦死[3]
  • 新藤多喜男 大佐:1945年(昭和20年)4月20日 - 終戦[4]

機甲軍創設時の戦車第2師団所属部隊

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  • 戦車第3旅団
    • 戦車第6連隊
    • 戦車第7連隊
  • 戦車第4旅団
  • 機動歩兵第2連隊
  • 機動砲兵第2連隊
  • 戦車第2師団速射砲隊
  • 戦車第2師団捜索隊 → 第27戦車連隊へ改編、第10方面軍第32軍第24師団に転属、沖縄へ
  • 戦車第2師団防空隊 → 第6方面軍第20軍に転属
  • 戦車第2師団工兵隊 → 1945年1月、リンガエン湾に上陸した米軍に対して在留邦人を保護するため師団主力と共に敵を食い止めた。その後3月にはサラクサク峠で戦い、5月山中で全滅した。茂林寺に戦没者を祭った碑が建てられている[5]
  • 戦車第2師団整備隊
  • 戦車第2師団輜重隊

(昭和17年6月24日 軍令陸第42号)

最終所属部隊

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  • 戦車第3旅団
    • 戦車第6連隊
    • 戦車第7連隊
    • 戦車第10連隊
  • 機動歩兵第2連隊
  • 機動砲兵第2連隊
  • 戦車第2師団速射砲隊
  • 戦車第2師団工兵隊
  • 戦車第2師団整備隊
  • 戦車第2師団輜重隊
  • 患者収容隊

脚注

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  1. ^ 『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』291-292頁。
  2. ^ 『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』351頁。
  3. ^ 『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』434頁。
  4. ^ 『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』445頁。
  5. ^ 戦車第2師団工兵隊 2009年9月21日閲覧

参考文献

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  • 外山操・森松俊夫編著『帝国陸軍編制総覧』芙蓉書房出版、1987年。
  • 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年。
  • 福川秀樹『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。
  • 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。

関連項目

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