第12飛行師団 (日本軍)
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第12飛行師団 | |
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創設 | 1944年(昭和19年)7月15日 |
廃止 | 1945年(昭和20年) |
所属政体 | 大日本帝国 |
所属組織 | 大日本帝国陸軍 |
部隊編制単位 | 師団 |
兵種/任務 | 航空作戦 |
所在地 | 小月 |
通称号/略称 | 天風 |
最終上級単位 | 第6航空軍 |
担当地域 | 西日本 |
最終位置 | 小月 |
戦歴 | 太平洋戦争 |
第12飛行師団(だいじゅうにひこうしだん)は、日本陸軍の航空師団の一つ。
沿革
[編集]1944年(昭和19年)7月、主として北九州地区の防空のため、第19飛行団を改編して編成され、司令部を小月飛行場に置いた。防空に関しては第16方面軍の指揮を受けた。
1944年12月頃からは、来襲するB-29に対して体当たりを行う「回天隊」(参照:震天制空隊)が組織され、迎撃を行った。
師団概要
[編集]歴代師団長
[編集]- (心得)古屋健三 少将:1944年7月18日 - 1944年9月13日[1]
- (心得)三好康之 少将:1944年9月13日 - 1945年5月16日[2]
- (心得)土生秀治 少将:1945年5月16日 - 終戦[3]
参謀長
[編集]- 古川一治 大佐:1945年6月10日 - 終戦[4]
最終司令部構成
[編集]- 参謀長:古川一治大佐
- 参謀:浜野宗房少佐
- 参謀:藤林伝吾少佐
- 高級副官:佐本団治中佐
- 兵器部長:田中正夫中佐
- 経理部長:内田誠三主計大佐
- 軍医部長:葛城雷次軍医大佐
最終所属部隊
[編集]- 戦闘部隊
- 飛行場部隊
- 第51航空地区司令部:大藪直一郎中佐
- 第4飛行場大隊:福島勲少佐
- 第64飛行場大隊:
- 第65飛行場大隊:中尾秋男大尉
- 第193飛行場大隊:細田政喜大尉
- 第194飛行場大隊:裏出正雄大尉
- 第235飛行場大隊:宮本広大尉
- 第236飛行場大隊:山口留夫大尉
- 第248飛行場大隊:須鎗哲太少佐
- 通信関連部隊
- 第1航空通信司令部:三木勝一大佐
- 第18航空通信連隊:平山弥市中佐
- 第19航空通信連隊:野辺田義夫大佐
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年。
- 外山操・森松俊夫編著『帝国陸軍編制総覧』芙蓉書房出版、1987年。
- 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。
- 『別冊歴史読本 戦記シリーズNo.32 太平洋戦争師団戦史』、新人物往来社、1996年。
- 木俣滋郎『陸軍航空隊全史』航空戦史シリーズ90、朝日ソノラマ、1987年。