第20軍 (日本軍)
表示
第20軍 | |
---|---|
創設 | 1941年(昭和16年)9月10日 |
廃止 | 1945年(昭和20年) |
所属政体 | 大日本帝国 |
所属組織 | 大日本帝国陸軍 |
部隊編制単位 | 軍 |
所在地 | 満州-中支-南支 |
通称号/略称 | 桜 |
最終上級単位 | 第6方面軍 |
最終位置 | 湖南省 衡陽 |
戦歴 | 第二次世界大戦 |
沿革
[編集]1941年(昭和16年)9月10日に編成され、同月19日に関東軍に編入、東部満州の鶏寧付近に配備された。1942年(昭和17年)7月4日、第1方面軍に編入された。1944年(昭和19年)10月19日、第6方面軍に編入され満州から華中に転用された。終戦を衡陽で迎え、1946年(昭和21年)7月15日に復員した。
軍概要
[編集]- 通称号:桜
- 編成時期:1942年9月10日
- 最終位置:衡陽
- 上級部隊:関東軍、第1方面軍、のち第6方面軍。
歴代司令官
[編集]歴代参謀長
[編集]最終司令部構成
[編集]- 司令官:坂西一良中将
- 参謀長:依知川庸治少将
- 高級参謀:西郷従吾大佐
- 高級副官:渡辺誠夫中佐
- 兵器部長:平川清治大佐
- 経理部長:中村定治主計少将
- 軍医部長:鳥海保一軍医少将
- 獣医部長:沢山繁雄獣医大佐
- 法務部長:石原憲次法務少佐
所属部隊
[編集]- 昭和18年当時
- 第8師団
- 第25師団
- 第2国境守備隊 (綏芬河要塞)
- 第2国境守備隊歩兵隊
- 第2国境守備隊砲兵隊
- 第3国境守備隊 (半截河要塞)
- 第3国境守備隊歩兵隊
- 第3国境守備隊砲兵隊
- 第3国境守備隊工兵隊
- 第4国境守備隊 (虎頭要塞)
- 第4国境守備隊第1地区隊
- 第4国境守備隊第1地区隊歩兵隊
- 第4国境守備隊第1地区隊砲兵隊
- 第4国境守備隊第2地区隊
- 第4国境守備隊第2地区隊歩兵隊
- 第4国境守備隊第2地区隊砲兵隊
- 第4国境守備隊第3地区隊
- 第4国境守備隊第3地区隊歩兵隊
- 第4国境守備隊第3地区隊砲兵隊
- 第4国境守備隊第1地区隊
- 第10国境守備隊 (鹿鳴台要塞)
- 第10国境守備隊歩兵隊
- 第10国境守備隊砲兵隊
- 第11国境守備隊 (観月台要塞)
- 第11国境守備隊歩兵隊
- 第11国境守備隊砲兵隊
- 第11国境守備隊工兵隊
- 第5砲兵司令部
- 野戦重砲兵第2連隊
- 野戦重砲兵第10連隊
- 野戦重砲兵第23連隊
- 重砲兵第3連隊
- 牡丹江重砲兵連隊
- 独立重砲兵第7大隊
- 独立重砲兵第12大隊
- 終戦時
- 第64師団:船引正之中将[1]
- 第68師団:堤三樹男中将[1]
- 第116師団:菱田元四郎中将[1]
- 独立混成第81旅団:専田盛寿少将[1]
- 独立混成第82旅団:桜庭子郎少将[1]
- 独立混成第86旅団:上野源吉少将[1]
- 独立混成第87旅団:小山義己少将[1]
- 第2独立警備隊:岡島重敏少将[2]
- 砲兵部隊
- 独立山砲兵第5連隊:玉川長吉中佐
- 高射砲第22連隊:加藤助一中佐
- 戦車第2師団防空隊:西原龍夫中佐
- 兵站部隊
- 電信第5連隊:児玉光雄中佐
- 第55野戦道路隊:小川哲済少佐
- 第184兵站病院
- 第185兵站病院
- 第24患者輸送隊
- 第20軍補給廠
- 第20軍病馬廠
- 第20軍野戦兵器廠:土肥直一大佐
- 第20軍野戦自動車廠:松本貫一大佐
- 第20軍野戦貨物廠:細田義明主計少佐
脚注
[編集]関連項目
[編集]参考文献
[編集]- 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年。
- 外山操・森松俊夫編著『帝国陸軍編制総覧』芙蓉書房出版、1987年。
- 福川秀樹 編著『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。ISBN 4829502738。
- 藤井非三四 著『知られざる兵団 帝国陸軍独立混成旅団史』国書刊行会、2020年。ISBN 4336065977。