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桑田佳祐&Mr.Children

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
桑田佳祐 & Mr.Childrenから転送)
桑田佳祐&Mr.Children
ジャンル ロック
活動期間 1995年
レーベル
事務所
共同作業者 小林武史
公式サイト
メンバー

桑田佳祐&Mr.Children(くわたけいすけ アンド ミスターチルドレン)は、サザンオールスターズ桑田佳祐Mr.Childrenによるコラボレーション企画として結成した期間限定バンドである。プロデュースは小林武史

メンバー

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名前 よみ 生年月日と年齢 担当 所属バンド
桑田佳祐 くわた けいすけ (1956-02-26) 1956年2月26日(68歳) ボーカル サザンオールスターズ
桜井和寿 さくらい かずとし (1970-03-08) 1970年3月8日(54歳) Mr.Children
田原健一 たはら けんいち (1969-09-24) 1969年9月24日(55歳) ギター
中川敬輔 なかがわ けいすけ (1969-08-26) 1969年8月26日(55歳) ベース
鈴木英哉 すずき ひでや (1969-11-14) 1969年11月14日(55歳) ドラムス

概要

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サザンオールスターズとしての活動を休止し、1993年から1994年にかけてアルバム『孤独の太陽』発売に向け本格的なソロ活動を送っていた桑田佳祐と、シングル「CROSS ROAD」以降前年発売のシングルを全て120万枚以上を売り上げて、急激に知名度と人気を上げていたMr.Childrenが合体して生まれたバンドである。

本プロジェクトはAct Against AIDS(AAA)に参加していた桑田と、1987年ころから桑田ソロやサザンオールスターズのプロデュース、編曲やサポートメンバーとして関わっていた小林武史の交友から、小林がプロデュースするMr.Childrenとのコラボレーションが実現し、その中で制作された楽曲が「奇跡の地球ほし」である。

この企画は双方に接点のある小林が発起しすすめたもので「桜井が(音楽界の大御所である)桑田さんと共演することで、桜井和寿にもっと成長してほしい」という意図があった。小林としては既に桑田サイド(ソロ、サザン含め)の長年のプロデュースから離れた時期でもあり、これが桑田作曲の最後のプロデュースとなっている。レコーディング風景はMr.Childrenの記録映画『【es】 Mr.Children in FILM』で一部確認することができ、桑田の姿も確認できる(そのために映画クレジットにもKEISUKE KUWATAの文字が記載されている)。

シングル「奇跡の地球」発売とそれによるテレビ出演などで活動を終え、「奇跡の地球」自体も1995年6月までの限定生産となっている。その後作品発表などで両者の共演はないが、桑田は「桜井君には勝てない」「個人的に日本で一番才能があるライターでありシンガーです」[1]と述べ桜井を高く評価し、桜井も桑田をアーティストとして尊敬するコメントを雑誌などのインタビューなどでいくつか残しており、お互いを尊敬や讃え合うなど良好な関係が続いている[2][3][4]

2001年には桜井(サポートとしてドラムス鈴木英哉)が桑田のレギュラー番組『桑田佳祐の音楽寅さん 〜MUSIC TIGER〜』にゲスト出演し、カラオケPRIDE対決と題して共演した。それぞれがお互いの持ち歌や他アーティストの楽曲をカラオケで歌い最後には2人で「奇跡の地球」を披露したが、カラオケ機の採点した得点は意外にも39点であった(対決自体は桜井の圧勝に終わっている)。

2006年には小林と桜井を中心に主催されている『ap bank fes '06』に桑田がソロで出演し、11年ぶりに「奇跡の地球」をデュエットし話題となった[注釈 1]。また、その1ヵ月後の『THE 夢人島 Fes.』でも共演を果たし、桑田と桜井の弾き語りによる「奇跡の地球」が披露された。

作品

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シングル

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発売日 タイトル 形態 規格品番 順位 収録アルバム
1st 1995年1月23日 奇跡の地球ほし 8cmCD AAA-1 1位 TOP OF THE POPS

関連項目

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脚注

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注釈

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  1. ^ ちなみにこの時は桑田とBank Bandのコラボで「いとしのエリー」「希望の轍」「波乗りジョニー」「innocent world」もセッションされている。

出典

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  1. ^ ap bank fes'06 Live Report
  2. ^ 「別冊カドカワ 総力特集 桑田佳祐」P78より。 角川書店、2011年
  3. ^ 『WHAT's IN?』ソニー・マガジンズ、2004年2月
  4. ^ 桜井和寿「I ♥ CD shops!」プロジェクト開始「CDを手に取る喜びを感じてもらいたい」

外部リンク

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