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松茂町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
まつしげちょう ウィキデータを編集
松茂町
松茂村旗 松茂村章
松茂町旗 松茂町章
1961年8月1日制定
日本の旗 日本
地方 四国地方
都道府県 徳島県
板野郡
市町村コード 36401-1
法人番号 9000020364011 ウィキデータを編集
面積 14.34km2
総人口 13,982[編集]
推計人口、2024年11月1日)
人口密度 975人/km2
隣接自治体 徳島市鳴門市板野郡北島町
町の木 クロマツ
町の花 マツバギク
松茂町役場
町長 吉田直人
所在地 771-0295
徳島県板野郡松茂町字東裏30番地
北緯34度08分02秒 東経134度34分50秒 / 北緯34.13375度 東経134.58061度 / 34.13375; 134.58061座標: 北緯34度08分02秒 東経134度34分50秒 / 北緯34.13375度 東経134.58061度 / 34.13375; 134.58061
外部リンク 公式ウェブサイト

松茂町位置図

― 市 / ― 町・村

ウィキプロジェクト
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松茂町(まつしげちょう)は、徳島県の北東部にある板野郡に属し、徳島市鳴門市の間に位置する。徳島空港を擁する徳島の玄関口。

概要

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徳島市鳴門市の中間に位置しており東側は紀伊水道に面しており、両市のベッドタウンとなっている。吉野川から形成される三角州が町の大部分を占めている[1]。また、干拓によって新田開発されている農業地帯であるが、徳島飛行場徳島とくとくターミナルが完成すると陸上と航空の交通の要所になった[1]

紀伊水道に面しており、今後発生が予見されている南海トラフ巨大地震の際には、町内に最大6mの津波が到達することが予想されている[2]

地理

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吉野川河口の三角州として形成された低地である[1]

人口

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松茂町と全国の年齢別人口分布(2005年) 松茂町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 松茂町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
松茂町(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 8,349人
1975年(昭和50年) 9,157人
1980年(昭和55年) 10,196人
1985年(昭和60年) 10,957人
1990年(平成2年) 12,096人
1995年(平成7年) 13,562人
2000年(平成12年) 14,267人
2005年(平成17年) 14,926人
2010年(平成22年) 15,070人
2015年(平成27年) 15,204人
2020年(令和2年) 14,583人
総務省統計局 国勢調査より


面積

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  • 14.24平方キロメートル

隣接している自治体

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歴史

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吉野川河口の中州から形成された町で、江戸時代以降の新田開発により開拓された地が多い。新田開発の際築いた堤防に松を多く植えたことが町名の由来。

沿革

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  • 1889年明治22年)10月1日 - 町村制が施行され、中喜来浦・長岸村・広島浦・笹木野村・豊中新田・豊岡新田・長原浦・住吉新田・満穂新田・豊久新田の区域をもって松茂村が発足。
  • 1961年昭和36年)8月1日 - 松茂村が町制施行して松茂町となる[3]。同日町章を制定[4]

地域

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大字名

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郵便番号 大字名
771-0211 長岸
771-0212 中喜来(なかぎらい)
771-0213 豊久
771-0214 満穂(みつほ)
771-0215 豊岡
771-0216 長原
771-0217 豊中
771-0218 住吉
771-0219 笹木野
771-0220 広島

行政

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町長

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代位 町長氏名 任期
就任年月日 退任年月日
広瀬憲発 1997年平成9年)8月21日 2017年(平成29年)8月20日
吉田直人 2017年(平成29年)8月21日 現職

紋章

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松茂町章
  • 「松」を図案化し、1961年8月1日の町制施行に合わせて制定された。[4]

衆議院

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選挙区名 議員名 政党名 当選回数 備考
徳島県第2区(松茂町、鳴門市吉野川市阿波市美馬市三好市板野郡つるぎ町東みよし町 山口俊一 自由民主党 10 選挙区

経済

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産業

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教育

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中学校

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小学校

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幼稚園

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  • 喜来幼稚園
  • 松茂幼稚園
  • 長原幼稚園
  • さゆり幼稚園

交通

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徳島空港ターミナルビル

空港

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鉄道

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町内を鉄道路線は走っていない。鉄道を利用する場合の最寄り駅は、JR四国鳴門線教会前駅金比羅前駅があるが、利便性からは徳島駅が多く利用される。

路線バス

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都市間バス

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一般路線バス

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地域コミュニティバス

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松茂町地域コミュニティバス・松茂係長デザイン 正面方向
  • 松茂町内を巡回する無料のコミュニティバス。全4路線。2021年5月1日運航開始[6][7][8]

道路

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町内の南北を縦断する国道11号
中喜来字前原東三番越で撮影
  • 高速道路
徳島自動車道鳴門JCT - 徳島IC間が町内を通り、松茂PA内にスマートICが設置されている。
国道11号
国道28号
徳島県道14号松茂吉野線
徳島県道40号徳島空港線
徳島県道187号長原港線
徳島県道219号古川長原港線
徳島県道220号川内大代線
徳島県道226号津慈広島線

観光地

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松茂町歴史民俗資料館・人形浄瑠璃芝居資料館
松茂運動公園にあるMatsushigate

公共施設

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公園

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名所

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社寺・史跡

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祭事

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  • スカイフェスタ松茂(9月下旬)

特産品

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出身者

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姉妹都市・提携都市

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町のマスコット

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脚注

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  1. ^ a b c 町の概要”. 松茂町 (2009年4月1日). 2021年4月24日閲覧。
  2. ^ 資料1-3 市町村別平均津波高一覧表<満潮位>”. 内閣府防災情報のページ (2012年8月29日). 2024年2月16日閲覧。
  3. ^ 松茂村の名称を変更する条例”. 松茂町例規集. 2011年7月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年8月4日閲覧。
  4. ^ a b 図典 日本の市町村章 p191
  5. ^ 福岡線はジェイエアによる運航
  6. ^ 福祉バスが5月から誰でも無料のコミバスに 松茂町 - 徳島新聞 2021年4月21日付 2021年5月4日閲覧
  7. ^ 松茂町コミュニティーバス運行開始 4路線、大幅に増便 - 徳島新聞 2021年5月2日付 2021年5月4日閲覧
  8. ^ 5月1日から「地域コミュニティバス」を運行します - 松茂町 2021年5月4日閲覧
  9. ^ a b c d e f 松茂町の特産品”. 松茂町. 2021年9月13日閲覧。
  10. ^ ふるさと応援寄附金 お礼の品リスト”. 松茂町. 2021年9月13日閲覧。
  11. ^ 町のマスコット”. 松茂町. 2021年9月13日閲覧。
  12. ^ 町のマスコット”. 松茂町. 2021年9月13日閲覧。

参考文献

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  • 小学館辞典編集部 編『図典 日本の市町村章』(初版第1刷)小学館、2007年1月10日。ISBN 4095263113 

外部リンク

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