美馬郡
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人口6,638人、面積194.84km²、人口密度34.1人/km²。(2024年10月1日、推計人口)
以下の1町を含む。
- つるぎ町(つるぎちょう)
郡域
[編集]1879年(明治12年)に行政区画として発足した当時の郡域は、上記1町のほか、下記の区域にあたる。
歴史
[編集]古代
[編集]貞観2年(860年)に三野郷・三縄郷・三津郷が分立して三好郡となった。
式内社
[編集]神名帳 | 比定社 | 集成 | |||||
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社名 | 読み | 格 | 付記 | 社名 | 所在地 | 備考 | |
美馬郡 12座(並小) | |||||||
鴨神社 | カモノ | 小 | 鴨神社 | 徳島県三好郡東みよし町加茂 | |||
田寸神社 | タワノ | 小 | (論)田寸神社 | 徳島県三好郡東みよし町加茂 | |||
(論)西照神社 | 徳島県美馬市脇町西大谷 | ||||||
(論)武大神社 | 徳島県三好市井川町井内西 | ||||||
(論)(合祀)鴨神社 | 徳島県三好郡東みよし町加茂 | ||||||
(論)(合祀)八幡神社 | 徳島県三好郡東みよし町三庄 | ||||||
(論)太田神社(田寸神社) | 徳島県美馬郡つるぎ町貞光太田東 | ||||||
横田神社 | ヨコタノ | 小 | (論)横田神社 | 徳島県三好郡東みよし町加茂 | |||
(論)(合祀)鴨神社 | 徳島県三好郡東みよし町加茂 | ||||||
伊射奈美神社 | イサナミノ | 小 | (論)伊射奈美神社 | 徳島県美馬市穴吹町三島 | |||
(論)伊射奈美神社 | 徳島県美馬市美馬町中鳥 | ||||||
(論)高越神社 | 徳島県吉野川市山川町木綿 | ||||||
(論)十二所神社 | 徳島県美馬市穴吹町口山字尾山 | ||||||
建神社 | タケノ | 小 | (論)建神社 | 徳島県美馬郡つるぎ町半田 | |||
(論)建神社 | 徳島県美馬市脇町猪尻 | ||||||
(論)竹神社 | 徳島県三好市池田町松尾 | ||||||
天椅立神社 | アメヨリタテノ アマノハシタテ |
小 | (論)天椅立神社 | 徳島県三好郡東みよし町昼間 | |||
(論)天戸八坂神社 | 徳島県三好郡東みよし町昼間 | ||||||
天都賀佐毘古神社 | アマツカサヒコノ | 小 | (論)天都賀佐比古神社 | 徳島県美馬市美馬町轟 | |||
(論)天津賀佐彦神社 | 徳島県美馬市美馬町西荒川 | ||||||
八十子神社 | ヤソコノ | 小 | 蜂須神社 | 徳島県美馬郡つるぎ町貞光 | |||
(論)(合祀)正八幡宮 | 徳島県美馬市穴吹町三島小島 | ||||||
弥都波能売神社 | ミツハノメノ | 小 | (論)武大神社 | 徳島県三好市井川町井内西 | |||
(論)八大竜王神社 | 徳島県美馬市脇町拝原 | ||||||
(論)建神社 | 徳島県美馬市脇町猪尻 | ||||||
(論)八坂神社 | 徳島県美馬市美馬町滝の宮 | ||||||
波尓移麻比弥神社 | ハニヤマノ- | 小 | (論)馬岡新田神社 | 徳島県三好市井川町井内東 | |||
(論)波爾移麻比禰神社 | 徳島県美馬市脇町大字北庄 | ||||||
倭大国玉神大国敷神社 二座 | ヤマトオオクニ- | 小 | 医家神社 | 徳島県三好市池田町マチ | |||
(論)倭大国魂神社 | 徳島県美馬市美馬町東宮ノ上 | ||||||
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近世以降の沿革
[編集]- 太田村、郡里村、重清村、岩倉村、脇町、舞中島村、三谷村、小島村、半田村、貞光村、東端山村、西端山村、一宇村[1]、穴吹村、拝村、祖谷山、拝原村、猪尻村、北庄村、岩倉山村[2]、半平山村、口山村、曽江山村
- 明治4年
- 明治初年(28村)
- 岩倉村の一部が分立して岩倉山村となる。
- 半田村の一部が分立して半田口山村・半田奥山村となる。
- 一宇村が分割して一宇口山村・一宇奥山村となる。
- 口山村が分割して東口山村・西口山村となる。
- 明治9年(1876年)8月21日 - 第2次府県統合により高知県の管轄となる。
- 明治12年(1879年)
- 明治13年(1880年)3月2日 - 徳島県(第2次)の管轄となる。
町村制以降の沿革
[編集]- 明治22年(1889年)10月1日 - 町村制の施行により、以下の町村が発足。(1町15村)
- 脇町 ← 脇町、猪尻村、北庄村(現・美馬市)
- 岩倉村 ← 岩倉村、岩倉山村(現・美馬市)
- 郡里村 ← 郡里村、郡里山村(現・美馬市)
- 重清村(単独村制。現・美馬市)
- 半田村 ← 半田村、半田口山村[大部分]、半田奥山村[一部](現・つるぎ町)
- 半田奥山村 ← 半田奥山村[大部分]、半田口山村[一部](現・つるぎ町)
- 西祖谷山村、東祖谷山村(それぞれ単独村制。現・三好市)
- 一宇村 ← 一宇口山村、一宇奥山村(現・つるぎ町)
- 端山村 ← 西端山村、東端山村(現・つるぎ町)
- 貞光村 ← 貞光村、太田村(現・つるぎ町)
- 三島村 ← 舞中島村、三谷村、小島村(現・美馬市)
- 穴吹村 ← 穴吹村、拝村(現・美馬市)
- 口山村 ← 東口山村、西口山村、半平山村[一部](現・美馬市)
- 半平山村(半平山村の大部分が単独村制。現・美馬市)
- 江原村 ← 曽江山村、拝原村(現・美馬市)
- 明治24年(1891年)4月1日 - 郡制を施行。
- 明治30年(1897年)11月1日 - 貞光村が町制施行して貞光町となる。(2町14村)
- 明治40年(1907年)7月4日 - 半田奥山村が改称して八千代村となる。
- 大正5年(1916年)11月3日 - 半田村が町制施行して半田町となる。(3町13村)
- 大正12年(1923年)4月1日 - 郡会が廃止。郡役所は存続。
- 大正13年(1924年)1月26日 - 穴吹村が町制施行して穴吹町となる。(4町12村)
- 大正15年(1926年)7月1日 - 郡役所が廃止。以降は地域区分名称となる。
- 昭和2年(1927年)6月1日 - 半平山村が改称して古宮村となる。
- 昭和3年(1928年)11月10日 - 江原村が町制施行して江原町となる。(5町11村)
- 昭和9年(1934年)6月1日 - 半田町の一部(中島)が重清村に編入。
- 昭和15年(1940年)12月10日 - 郡里村が町制施行して郡里町となる。(6町10村)
- 昭和25年(1950年)1月1日 - 東祖谷山村・西祖谷山村の所属郡が三好郡に変更。(6町8村)
- 昭和26年(1951年)11月3日 - 岩倉村が町制施行して岩倉町となる。(7町7村)
- 昭和30年(1955年)3月31日 - 穴吹町・口山村・古宮村・三島村が合併し、改めて穴吹町が発足。(7町4村)
- 昭和31年(1956年)3月30日(7町2村)
- 貞光町・端山村が合併し、改めて貞光町が発足。
- 半田町・八千代村が合併し、改めて半田町が発足。
- 昭和32年(1957年)3月31日 - 郡里町・重清村が合併して美馬町が発足。(7町1村)
- 昭和33年(1958年)3月31日 - 脇町・江原町・岩倉町が合併して脇町が発足。(5町1村)
- 昭和48年(1973年)7月1日 - 麻植郡木屋平村の所属郡が本郡に変更。(5町2村)
- 平成17年(2005年)3月1日(1町)
行政
[編集]- 高知県美馬郡長
代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 | 備考 |
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1 | 明治12年(1879年)1月4日 | |||
明治13年(1880年)3月1日 | 徳島県に移管 |
- 歴代郡長
代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 | 備考 |
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1 | 明治13年(1880年)3月2日 | |||
大正15年(1926年)6月30日 | 郡役所廃止により、廃官 |
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典』 36 徳島県、角川書店、1986年11月1日。ISBN 4040013603。
- 旧高旧領取調帳データベース
外部リンク
[編集]- 美馬郡に関連する地理データ - オープンストリートマップ