長野地方裁判所
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(木曾福島簡易裁判所から転送)
長野地方裁判所 | |
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所長 | 江原健志 |
組織 | |
管轄区域 | 長野県 |
支部 | 上田、佐久、松本、諏訪、飯田、伊那 |
担当検察庁 | 長野地方検察庁 |
上位裁判所 |
東京高等裁判所 知的財産高等裁判所 |
概要 | |
所在地 |
〒380-0846 長野県長野市旭町1108 北緯36度39分16.4秒 東経138度10分50.8秒 / 北緯36.654556度 東経138.180778度座標: 北緯36度39分16.4秒 東経138度10分50.8秒 / 北緯36.654556度 東経138.180778度 |
法人番号 | 8000013030010 |
長野地方裁判所 |
長野地方裁判所(ながのちほうさいばんしょ)は、長野県長野市にある日本の地方裁判所の一つで、長野県を管轄している。略称は、長野地裁(ながのちさい)。上田、佐久、松本、諏訪、飯田、伊那に支部を置いている。
長野県を管轄しており、長野地方裁判所には長野市に置かれている本庁のほか、上田市、佐久市、松本市、諏訪市、飯田市、伊那市の6市に地方裁判所と家庭裁判所の支部を設置しているほか、飯山市、木曽福島(木曽郡木曽町)、大町市、岡谷市の4箇所を加えた計11箇所に簡易裁判所を設置している。また本庁および上田、松本、飯田の各支部の所在地には、検察審査会も設置されている。
福島県と並んで、政令指定都市を抱えていない県で裁判員裁判の管轄が複数に亘る県のひとつでもある。また、政令指定都市を抱えていない県で唯一労働審判の管轄が複数に亘る県でもある。
所在地
[編集]- 本庁:長野県長野市旭町1108 北緯36度39分16.4秒 東経138度10分50.8秒 / 北緯36.654556度 東経138.180778度
- 上田支部:長野県上田市中央西2丁目3-3 北緯36度24分31.6秒 東経138度14分46.5秒 / 北緯36.408778度 東経138.246250度
- 佐久支部:長野県佐久市岩村田1161 北緯36度16分32.3秒 東経138度28分30.2秒 / 北緯36.275639度 東経138.475056度
- 松本支部:長野県松本市丸の内10-35 北緯36度14分24秒 東経137度58分10.3秒 / 北緯36.24000度 東経137.969528度
- JR篠ノ井線, 大糸線, アルピコ交通上高地線(通称・松本電鉄) 松本駅から徒歩約20分,駅前松本バスターミナルからアルピコ交通31系統「美ヶ原温泉行き」,32系統「浅間温泉行き」などで「松本城・市役所前」下車,松本周遊バス・タウンスニーカー“北コース”で「松本城北」下車
- 諏訪支部:長野県諏訪市諏訪1丁目24-22 北緯36度2分43.9秒 東経138度7分7秒 / 北緯36.045528度 東経138.11861度
- 飯田支部:長野県飯田市江戸町1-21 北緯35度31分3.4秒 東経137度49分47.2秒 / 北緯35.517611度 東経137.829778度
- 伊那支部:長野県伊那市西町4841 北緯35度50分20.5秒 東経137度57分19.3秒 / 北緯35.839028度 東経137.955361度
管轄区域
[編集]本庁
上田支部
佐久支部
松本支部
諏訪支部
飯田支部
伊那支部
※ただし、行政事件は本庁で、佐久支部管内の合議事件および少年事件は上田支部で、諏訪支部の合議事件は松本支部で、伊那支部の合議事件は飯田支部でそれぞれ取り扱う。
※本庁および上田、佐久支部管内の裁判員の参加する刑事裁判および労働審判は本庁で、松本、諏訪、飯田、伊那支部管内の裁判員の参加する刑事裁判および労働審判は松本支部で行う。
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佐久支部
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諏訪支部
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伊那支部
管内の簡易裁判所
[編集]- 本庁
- 上田支部
- 佐久支部
- 松本支部
- 諏訪支部
- 飯田支部
- 伊那支部
歴史
[編集]前身の裁判所の歴史も含める[1]
- 1876年12月 - 長野区裁判所が設置。執務は善光寺大勧進内の建物を借り受けて行う。
- 1877年12月 - 松本裁判所長野支庁に改組。
- 1878年8月 - 立町(信州大学教育学部北側)に庁舎を新築。
- 1882年1月 - 長野始審裁判所と名称変更。
- 1883年2月 - 管轄を長野県全域とする。
- 1887年4月 - 花咲町に木造一部2階建て庁舎を新築、移転。
- 1890年11月 - 長野地方裁判所に改称。
- 1966年5月 - 旭町の現在地に移転。
歴代所長
[編集]任期の後ろは後職
- 満田忠彦(2000年11月 - 2002年9月 前橋地方裁判所長)
- 柳田幸三(2002年9月 - 2004年9月 大阪高等裁判所部総括判事)
- 中山隆夫(2004年9月 - 2006年6月 千葉地方裁判所所長)
- 田中信義(2006年6月 - 2007年5月 知的財産高等裁判所部総括判事)
- 安井久治(2007年5月 - 2009年1月 千葉地方裁判所所長)
- 井上弘通(2009年1月 - 2011年1月 東京高等裁判所部総括判事)
- 貝阿彌誠(2011年1月 - 2012年11月 東京高等裁判所部総括判事)
- 石井忠雄(2012年11月 - 2014年6月 知的財産高等裁判所部総括判事)
- 藤井敏明(2014年6月 - 2015年8月 東京高等裁判所部総括判事)
- 白井幸夫(2015年8月 - 2016年7月 裁判所職員総合研修所所長)
- 若園敦雄(2016年7月 - 2017年6月 東京高等裁判所部総括判事)
- 近藤昌昭(2017年6月 - 2018年9月 東京高等裁判所部総括判事)
- 中山孝雄(2018年9月 - 2020年12月 東京高等裁判所判事[2])
- 岸日出夫(2020年12月 - 2022年4月 千葉家庭裁判所所長[3])
- 萩本修(2022年4月 - 2023年3月 横浜家庭裁判所所長[4])
- 江原健志(2023年3月 - [5])
出来事
[編集]- 1951年1月19日 - 公安条例違反をめぐる公判に際し、長野自由労働組合員約100名が正門前に押しかけて全員の傍聴を要求。さらに正門を押し破ろうとしたため警備にあたっていた長野市警察の警官隊300人と乱闘になった。また、自由法曹団の弁護士ら5人が裁判所長室に押し入ろうとして警官と乱闘となった[6]。