コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

志撫子仮乗降場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
志撫子仮乗降場
しぶし
Shibushi
芭露 (5.4 km)
(1.2 km) 計呂地
所在地 北海道紋別郡湧別町字志撫子
北緯44度6分47秒 東経143度43分20.5秒 / 北緯44.11306度 東経143.722361度 / 44.11306; 143.722361
所属事業者 日本国有鉄道(国鉄)
所属路線 湧網線
キロ程 15.3 km(中湧別起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1955年昭和30年)12月25日[1]
廃止年月日 1987年昭和62年)3月20日[1]
備考 湧網線廃線に伴い廃駅
距離は実キロ
テンプレートを表示
1977年の志撫子仮乗降場と周囲約500m範囲。下が網走方面。右は志撫子漁港とサロマ湖。一見幅広いホームの様に見えるが、実は同じ長さの待合室の白い屋根で、ホームはその下に殆んど隠れている。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

志撫子仮乗降場(しぶしかりじょうこうじょう)は、北海道網走支庁紋別郡湧別町字志撫子にかつて設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)湧網線仮乗降場廃駅)である。湧網線の廃線に伴い、1987年(昭和62年)3月20日に廃駅となった[1]

一部の普通列車は通過した(1986年(昭和61年)3月3日改正時点で、下り1本[2])。

歴史

[編集]

駅名の由来

[編集]

当仮乗降場が所在した地名より。当地を流れる志撫子川のアイヌ語名「スプヌㇱ(supun-us)」(ウグイの多くいる川)に由来する[3]

駅構造

[編集]

単式ホーム1面1線を有する地上駅[4]。ホーム全長に渡り待合室と一体化した形態であった[4]

駅周辺

[編集]

駅跡

[編集]

2011年(平成23年)時点では更地になっていたが、切断されたレールが柵に立て掛けられていた[6]

隣の駅

[編集]
日本国有鉄道
湧網線
芭露駅 - 志撫子仮乗降場 - 計呂地駅

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、915頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 太田幸夫『北海道の駅878ものがたり 駅名のルーツ探究』富士コンテム、2004年2月、216頁。ISBN 978-4893915498 
  3. ^ 太田幸夫『北海道の駅878ものがたり 駅名のルーツ探究』富士コンテム、2004年2月、168頁。ISBN 978-4893915498 
  4. ^ a b 高橋, 鷹志、西出, 和彦、大舘, 芳三郎、大菅, 明「新線建設に伴う無人駅のあり方(その1)」『JREA』第24巻第7号、日本鉄道技術協会、1981年7月、1-6頁、doi:10.11501/3256028ISSN 0447-2322 
  5. ^ a b c 『北海道道路地図 改訂版』地勢堂、1980年3月、19頁。 
  6. ^ 本久公洋『北海道の鉄道廃線跡』北海道新聞社、2011年9月、99頁。ISBN 978-4894536128 

関連項目

[編集]