廣瀬七海
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基本情報 | ||||
国籍 | 日本 | |||
生年月日 | 1997年5月12日(27歳) | |||
出身地 | 北海道雨竜郡沼田町 | |||
ラテン文字 | Nanami Hirose | |||
身長 | 177cm | |||
体重 | 62kg | |||
血液型 | O型[1] | |||
選手情報 | ||||
所属 | NECレッドロケッツ川崎 | |||
愛称 | ウミ[注 1] | |||
役職 | 広報・プロモーション | |||
ポジション | OH | |||
指高 | 233cm | |||
利き手 | 右[1] | |||
スパイク | 305cm |
廣瀬 七海(ひろせ ななみ、1997年5月12日 - )は、日本の元女子バレーボール選手である。
来歴
[編集]北海道雨竜郡沼田町出身。高身長であったため、教師に勧められて小学3年次よりバレーボールを始める[1][2]。高校は北海道の強豪校である旭川実業高等学校に進学する。同校在学中の2015年9月にプエルトリコで開催された世界ジュニア選手権のメンバーに選出されている[3]。またこの頃にNECレッドロケッツの北海道合宿に参加しており、「このチームに入りたい」との思いを強くもったという[2]。
2016年1月に、NECレッドロケッツは廣瀬の入団内定を発表した[4]。
同年7月に金沢市のいしかわ総合スポーツセンターで開催された2016V・サマーリーグ女子大会において、フレッシュスター賞を受賞し[5]、東京オリンピックを目指す日本バレーボール協会の強化選手であるTeam COREのメンバーに選出された[6]。
10月30日の岡山戦の第2セットに途中出場しプレミアデビューを果たした[7]。
2018年7月のアジアクラブ選手権ではチーム準優勝に貢献し、自らもベストオポジットに耀いた[8]。
2019-20シーズン、V1リーグ前半にフェイントボールを処理しようとした際に膝関節軟骨損傷を負い離脱となる。リハビリを重ね4-5ヶ月で動けるようになるが、また膝が崩れてしまうのではないかと恐怖心が大きく、特に、ネット際やレシーブで飛び込むときが怖かったという[9]。
2020-21シーズン、V1ファイナルステージ準決勝のJTマーヴェラス戦でフルセットに持ち込み決勝進出のチャンスを迎えたが最終的に逆転負けを喫し、自身はファイナルセットで1本を決められなかったため、現役生活の中で最も悔しい試合だったと話している[9]。
2022年4月26日、NECレッドロケッツは、第70回黒鷲旗全日本男女選抜大会をもって廣瀬が現役引退すると発表した[10]。25歳になる直前で若いうちの引退だが、2年前の負傷の影響が大きく、負傷後の2シーズンは本当に苦しかったと話している[9]。
自身最後の大会となる黒鷲旗では、準々決勝の埼玉上尾メディックス戦で1-2と後がなくなってからの逆転勝ち。チーム内で「まだ辞めさせない」という思いが伝わりとても嬉しい試合だったと話している[9]。準決勝のPFUブルーキャッツ戦もフルセットにもつれ、最後は全部自身にトスを上げられた。勝ち切ることが出来ず自身最後の公式戦となったが、チームメイトの気持ちが込められた試合となった[9]。試合後、送別の胴上げをされた[11]。大会終了後にベスト6を受賞し、自身最後の公式大会に華を添えた[12][13]。
現役引退後、NECレッドロケッツのエバンジェリストに就任した[14]。2023年に、Missionaryという役職(広報・プロモーション)に変更となった[15]。
球歴
[編集]- 全日本ジュニア代表 2015年
- 世界ジュニア選手権 - 2015年(4位)
所属チーム
[編集]- 沼田リトルポプラ
- 沼田町立沼田中学校
- 旭川実業高等学校(2013-2016年)
- NECレッドロケッツ(2016-2022年)
受賞歴
[編集]- 2016年 - V・サマーリーグ フレッシュスター賞
- 2018年 - アジアクラブ選手権 ベストオポジットスパイカー
- 2022年 - 第70回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会 ベスト6
個人成績
[編集]Vプレミアリーグレギュラーラウンドにおける個人成績は下記の通り[16]。
シーズン | 所属 | 出場 | アタック | ブロック | サーブ | レセプション | 総得点 | 備考 | |||||||||
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試合 | セット | 打数 | 得点 | 決定率 | 効果率 | 決定 | /set | 打数 | エース | 得点率 | 効果率 | 受数 | 成功率 | ||||
2016/17 | NEC | 21 | 40 | 2 | 1 | 50.0% | % | 0 | 0.00 | 62 | 3 | % | 16.1% | 0 | 0.0% | 2 | |
2017/18 | 19 | 50 | 320 | 118 | 36.9% | % | 11 | 0.22 | 78 | 5 | % | 1.3% | 23 | 47.8% | 134 | ||
2018/19 | % | % | % | % | % |
脚注
[編集]- 注釈
- ^ Vリーグ機構の紹介ページでは、ナナミとしているが、ここではNEC公式webサイトの情報を採用した。
- 出典
- ^ a b c 『月刊バレーボール』2016年12月号臨時増刊 Vリーグ観戦ガイドブック 65ページ
- ^ a b “新加入選手対談インタビュー ~正里菜選手&廣瀬七海選手~”. NECレッドロケッツ. 2016年11月20日閲覧。
- ^ “第18回世界ジュニア女子選手権大会(U-20)”. 日本バレーボール協会. 2016年11月20日閲覧。
- ^ “2016年度内定選手のお知らせ”. NECレッドロケッツ. 2016年11月20日閲覧。
- ^ “2016V・サマーリーグ女子大会 ~最終結果~”. Vリーグ機構. 2016年11月19日閲覧。
- ^ “2016年度Team COREメンバー 男女各13名の発表について”. 日本バレーボール協会. 2016年12月11日閲覧。
- ^ “試合結果速報(B帳票)”. Vリーグ機構. 2016年11月19日閲覧。
- ^ “【レポート】NECは激闘の末敗れ準優勝!~2018アジアクラブ女子選手権大会最終日(7/18)~”. Vリーグ機構 (2018年7月18日). 2018年7月22日閲覧。
- ^ a b c d e “勇退選手インタビュー 廣瀬七海『不器用で単純な私を”たくさんの出会い”がここまで連れてきてくれました。』”. NECレッドロケッツ (2022年5月31日). 2022年6月4日閲覧。
- ^ “2021-22シーズン勇退選手・スタッフのお知らせ”. NECレッドロケッツ (2022年4月26日). 2022年4月26日閲覧。
- ^ “2022年度第70回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会 チーム成績および個人賞受賞のお知らせ”. NECレッドロケッツ (2022年5月6日). 2022年5月6日閲覧。
- ^ “第70回 黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会 決勝トーナメント戦 結果” (PDF). 大阪府バレーボール協会. 2022年5月6日閲覧。
- ^ “第70回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会特別表彰選手(女子)” (PDF). 日本バレーボール協会. 2022年5月6日閲覧。
- ^ “2022-23シーズン チームスタッフ新体制”. NECレッドロケッツ (2022年6月7日). 2022年6月7日閲覧。
- ^ “2023-24シーズン キャプテン・副キャプテン・チームスタッフ新体制のお知らせ”. NECレッドロケッツ (2023年6月5日). 2023年6月8日閲覧。
- ^ Vリーグ機構. “選手別成績”. 2018年7月23日閲覧。
外部リンク
[編集]- NECレッドロケッツのプロフィール - ウェイバックマシン(2022年4月26日アーカイブ分)
- V.LEAGUEのプロフィール - ウェイバックマシン(2022年4月26日アーカイブ分)