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山村学園短期大学

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山村女子短期大学から転送)
山村学園短期大学
大学設置 1989年
創立 1922年
学校種別 私立
設置者 学校法人山村学園
本部所在地 埼玉県比企郡鳩山町石坂604
北緯35度59分49.7秒 東経139度21分27.6秒 / 北緯35.997139度 東経139.357667度 / 35.997139; 139.357667座標: 北緯35度59分49.7秒 東経139度21分27.6秒 / 北緯35.997139度 東経139.357667度 / 35.997139; 139.357667
学部 子ども学科[注 1]
ウェブサイト http://www.yamamura-tandai.ac.jp/
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山村学園短期大学(やまむらがくえんたんきだいがく、英語: Yamamura Gakuen College[1])は、埼玉県比企郡鳩山町石坂604に本部を置く日本私立大学1922年創立、1989年大学設置。大学の略称山村短大

概観

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大学全体

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建学の精神(校訓・理念・学是)

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  • 質実・英知・愛敬[2]

教育および研究

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  • 子ども学科では体験して学ぶ校外実習に力を入れており、その一環として「動物飼育体験実習」や「里山保全体験学習」などがある。過去にあったコミュニケーション学科では、「キャリアデザイン」「ビジネス」「IT」「英語」「中国語」「心理」「福祉」「文化コミュニケーション」「幼児教育」などの各フィールドから科目を任意に選択できるという特長があった。幼児教育フィールドでは、当学科の専門科目を履修しながら幼稚園教諭を目指すこともできるとされていた。2004年度より厚生労働省若年者就職基礎能力修得支援事業に対応したカリキュラムが用意されていた。

学風および特色

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  • 山村学園短期大学は、1922年創立の学校法人山村学園により運営されているが、短期大学の設置は1989年と新しい。

沿革

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  • 1922年
    • 山村学園創立。当時は被服科(当時の所在地は川越市)。
  • 1951年
  • 1987年
    • 10月:短期大学の設置申請を始める[4]
  • 1988年
  • 1989年
  • 2002年
    • 4月1日:この年度における出来事を以下、列挙する[8]
      • 山村女子短期大学→山村学園短期大学[注 4]
      • 以下の学科を増設する。
        • 保育学科 入学定員50名
      • 国際文化科をコミュニケーション学科に改組[注 5]
        • コミュニケーション学科 入学定員100名
  • 2006年
    • 4月1日:各学科の入学定員を以下の通り変更する[10]
      • コミュニケーション学科 100→70
      • 保育学科 50→80
  • 2012年
    • 4月1日:コミュニケーション学科をキャリアコミュニケーション学科に名称変更[11]
  • 2013年
    • 4月1日:各学科の入学定員を以下の通り変更する[12]
      • 保育学科 80→100
      • キャリアコミュニケーション学科 70→50
    • 4月1日:以下の学科については、この年度で学生募集を最終とする[注 6]
      • キャリアコミュニケーション学科[注 7]
  • 2019年
    • 4月1日:保育学科を子ども学科へ改称する[15]

基礎データ

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所在地

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  • 埼玉県比企郡鳩山町石坂601

象徴

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  • ホームページほか右記資料も参照のこと[2]

年度別学生数

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年度別学生数[注 8]
- コミュニケーション学科 保育学科 出典
1989年 女203 - [16]
1990年 女394 - [17]
1991年 女400 - [18]
1992年 女425 - [注 9]
1993年 女452 - [21]
1994年 女426 - [22]
1995年 女377 - [23]
1996年 女345 - [24]
1997年 女314 - [25]
1998年 女273 - [26]
1999年 女218 - [27]

教育および研究

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学科

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  • 子ども学科 入学定員100名[1]

過去に存在した学科

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  • コミュニケーション学科→キャリアコミュニケーション学科 入学定員50名[注 10]

専攻科

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  • なし

別科

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  • なし

取得資格について

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資格
教職課程

学生生活

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部活動・クラブ活動・サークル活動

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学園祭

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  • 山村学園短期大学の学園祭は「山緑祭」と呼ばれ、毎年概ね11月に行われる。

スポーツ

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  • テニス部が短大のクラブでも至って強く、2005年8月に行われた全国私立短期大学体育大会で男子ダブルスがベスト8の成績を残している。ほか、バスケットボール部も同イベントに出場している。

大学関係者と組織

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大学関係者一覧

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施設

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  • 体育館
  • カフェテリア
  • 図書館
  • 芙蓉館:演奏会などに使用される。収容人数はおよそ600人となっている。

キャンパス

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  • 「緑あふれるヨーロッパ山岳都市」をイメージしたものとされており、開学した1989年に「さいたま景観賞」を受賞している。

アクセス

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短大の前にはバス停留所がある。そこから短大の正門までやや急坂となっている。なお、および悪天候日はキャンパスにより近い場所までバスの乗り入れがある。

対外関係

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他大学との協定

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姉妹校

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卒業後の進路について

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就職について

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編入学・進学実績

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注釈

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  1. ^ ほか学科も参照のこと。
  2. ^ 現在の文部科学省
  3. ^ 右記資料も参照のこと[7]
  4. ^ 男女共学化する。
  5. ^ 旧来の国際文化科は2005年3月31日をもって正式に廃止される[9]
  6. ^ 平成26年度より学生募集停止[13]
  7. ^ 2015年3月31日をもって正式に廃止とする[14]
  8. ^ 学生数はその該当年度の5月1日時点でのデータである。なお、2000年度以降は、当該当年度以降の『全国学校総覧』において学生数の記載がないため、便宜上定員を表記した。
  9. ^ 出典[19]。右記資料では、総数426に対し、うち1年生 220[20]
  10. ^ 最終募集となった2013年における体制[12]
  11. ^ 2004年度入学生より両学科にて設置されている。
  12. ^ 出典[28][29]

出典

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  1. ^ a b c 文部科学省 2023.
  2. ^ a b 日本私立短期大学協会 2010, p. 108.
  3. ^ 『学校法人名簿 昭和32年度』私立学校振興会、1957年。NDLJP:9524606/14 
  4. ^ 『文部時報 = The monthly journal of Monbusho』第1329号、ぎょうせい、1987年10月、NDLJP:2227798/43 
  5. ^ 『学校法人名簿 平成1年版』学校法人経理研究会、1989年9月。NDLJP:12243376/70 
  6. ^ 文教協会 1989.
  7. ^ 『短期大学教育』第46号、日本私立短期大学協会、1989年10月、NDLJP:8099918/69 
  8. ^ 文教協会 2002.
  9. ^ 文教協会 2005.
  10. ^ 文教協会 2006.
  11. ^ 文教協会 2012.
  12. ^ a b 文教協会 2013.
  13. ^ 文教協会 2014.
  14. ^ 文教協会 2015.
  15. ^ 文部科学省 2020.
  16. ^ 文部省 1989, p. 58.
  17. ^ 文部省 1990, p. 57.
  18. ^ 文部省 1991, p. 59.
  19. ^ 文部省 1992, p. 60.
  20. ^ 旺文社 1992, p. 208.
  21. ^ 文部省 1993, p. 62.
  22. ^ 文部省 1994, p. 64.
  23. ^ 文部省 1995, p. 66.
  24. ^ 文部省 1996, p. 67.
  25. ^ 文部省 1997, p. 69.
  26. ^ 原書房編集部 1998, p. 61.
  27. ^ 原書房編集部 1999, p. 64.
  28. ^ 晶文社出版編集部 2005.
  29. ^ 山村学園短期大学 2006, p. 4.
  30. ^ 山村学園短期大学 2006, p. 14.
  31. ^ 山村学園短期大学 2006, p. 23.
  32. ^ 山村学園短期大学 2006, p. 15.

参考文献

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全国学校総覧

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  • 文部省大臣官房調査統計企課 監修『全国学校総覧』 1990年版、東京教育研究所、1989年10月1日。ISBN 4-562-02075-X 
  • 文部省大臣官房調査統計企課 監修『全国学校総覧』 1991年版、東京教育研究所、1990年10月1日。ISBN 4-562-02146-2 
  • 文部省大臣官房調査統計企課 監修『全国学校総覧』 1992年版、東京教育研究所、1991年10月1日。ISBN 4-562-02248-5 
  • 文部省大臣官房調査統計企課 監修『全国学校総覧』 1993年版、東京教育研究所、1992年10月1日。ISBN 4-562-02377-5 
  • 文部省大臣官房調査統計企課 監修『全国学校総覧』 1994年版、東京教育研究所、1993年10月1日。ISBN 4-562-02483-6 
  • 文部省大臣官房調査統計企課 監修『全国学校総覧』 1995年版、原書房、1994年11月1日。ISBN 4-562-02623-5 
  • 文部省大臣官房調査統計企課 監修『全国学校総覧』 1996年版、原書房、1995年10月1日。ISBN 4-562-02745-2 
  • 文部省大臣官房調査統計企課 監修『全国学校総覧』 1997年版、原書房、1996年10月1日。ISBN 4-562-02848-3 
  • 文部省大臣官房調査統計企課 監修『全国学校総覧』 1998年版、原書房、1997年10月1日。ISBN 4-562-03017-8 
  • 原書房編集部 編『全国学校総覧』 1999年版、原書房、1998年12月1日。ISBN 4-562-03149-2 
  • 原書房編集部 編『全国学校総覧』 2000年版、原書房、1999年11月1日。ISBN 4-562-03254-5 

全国短期大学高等専門学校一覧

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全国短期大学一覧

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日本の私立短期大学

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蛍雪時代

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短期大学受験案内(晶文社)

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  • 晶文社出版編集部『短期大学受験案内』 2006年度用、晶文社出版、2005年4月。ISBN 4-7949-9756-6 

短期大学入学案内冊子

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  • 山村学園短期大学 編『山村学園短期大学 2007 guide book』山村学園短期大学、2006年。 

関連項目

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外部リンク

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