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呂号第六十八潜水艦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
呂号第六八潜水艦から転送)
艦歴
計画 大正12年度艦艇補充計画
起工 1924年2月6日
進水 1925年2月23日
就役 1925年10月29日
除籍 1945年11月30日
その後 1946年4月30日 若狭湾で海没処分
性能諸元
排水量 基準:988トン 常備:1,060.3トン
水中:1,301トン
全長 76.20m
全幅 7.38m
吃水 3.96m
機関 ヴィッカース式ディーゼル2基2軸
水上:2,400馬力
水中:1,600馬力
速力 水上:15.7kt
水中:8.6kt
航続距離 水上:10ktで5,500海里
水中:4ktで80海里[1]
燃料 重油
乗員 48名
兵装 40口径8cm単装砲1門
53cm魚雷発射管 艦首6門
魚雷12本
備考 安全潜航深度:60m

呂号第六十八潜水艦(ろごうだいろくじゅうはちせんすいかん)は、日本海軍潜水艦呂六十型潜水艦(L4型)の9番艦。

艦歴

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歴代艦長

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※『艦長たちの軍艦史』467-468頁による。

艤装員長

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  • 中邑元司 大尉:1925年7月1日 - 1925年10月29日

艦長

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  • 中邑元司 大尉:1925年10月29日 - 1926年12月1日
  • 高木武雄 少佐:1926年12月1日 - 1927年12月1日
  • 鍋島俊策 少佐:1927年12月1日 - 1928年12月10日
  • 溝畠定一 大尉:1928年12月10日[7] - 1929年11月1日[8]
  • 林一雄 大尉:1929年11月1日[8] - 1931年12月1日
  • 藤本伝 大尉:1931年12月1日 - 1933年9月1日[9]
  • (兼)大橋龍男 中佐:1933年9月1日 - 1933年12月1日
  • 藤本伝 少佐:1933年12月1日 - 1934年6月1日
  • 小泉騏一 少佐:1934年6月1日 - 1935年11月15日
  • 七字恒雄 少佐:1935年11月15日 - 1936年6月20日
  • 江見哲四郎 少佐:1936年6月20日 - 1936年12月1日
  • 入江達 少佐:1936年12月1日 - 1937年3月20日[10]
  • 田上明次 少佐:1937年3月20日 - 1937年7月1日[11]
  • (兼)稲葉通宗 大尉:1937年7月1日[11] - 1937年7月31日[12]
  • 伊豆寿市 少佐:1937年7月31日[12] - 1937年12月1日[13]
  • 戸上一郎 少佐:1937年12月1日 - 1938年7月30日[14]
  • 広川隆 少佐:1938年7月30日 - 1939年11月1日[15]
  • (兼)市川旦 少佐:1939年11月1日[15] - 1939年11月20日[16]
  • (兼)吉留善之助 少佐:1939年11月20日[17] - 1939年11月25日[18]
  • 原田毫衛 少佐:1939年11月25日 - 1940年3月20日[19]
  • 田岡清 少佐:1940年3月20日 - 1940年10月15日[20]
  • 田中万喜夫 少佐:1940年10月15日 - 1941年7月31日[21]
  • 井筒紋四郎 少佐:1941年7月31日 -
  • 真鍋正輝 大尉:1942年5月23日 -
  • 館上陸太 大尉:1943年3月16日 -
  • 鈴木正吉 大尉:1943年8月1日 -
  • 菅昌徹昭 大尉:1944年1月20日 -
  • 上杉一秋 大尉:1944年3月20日 -
  • 山中修明 大尉:1944年10月14日 -
  • 鮫島修 大尉:1945年6月1日 -

脚注

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  1. ^ 『艦長たちの軍艦史』による。
  2. ^ a b c d e f 『艦長たちの軍艦史』467-468頁。
  3. ^ 昭和13年6月1日付、内令第421号。
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 『日本海軍の潜水艦 - その系譜と戦歴全記録』151頁。
  5. ^ 『日本海軍史』第7巻、372頁。
  6. ^ 「若狭湾の潜水艦3隻 位置と名前全て特定 九工大調査チーム」産経新聞』朝刊2018年7月4日(社会面)2018年7月11日閲覧。
  7. ^ 『官報』第587号、昭和3年12月11日。
  8. ^ a b 『官報』第854号、昭和4年11月2日。
  9. ^ 『官報』第2003号、昭和8年9月2日。
  10. ^ 『官報』第3063号、昭和12年3月22日。
  11. ^ a b 『官報』第3148号、昭和12年7月2日。
  12. ^ a b 海軍辞令公報 号外 第15号 昭和12年7月31日付」 アジア歴史資料センター Ref.C13072072100 
  13. ^ 海軍辞令公報 号外 第99号 昭和12年12月1日」 アジア歴史資料センター Ref.C13072072700 
  14. ^ 海軍辞令公報(部内限)号外 第218号 昭和13年7月30日」 アジア歴史資料センター Ref.C13072074100 
  15. ^ a b 海軍辞令公報(部内限)第397号 昭和14年11月1日」 アジア歴史資料センター Ref.C13072076600 
  16. ^ 海軍辞令公報(部内限)第405号 昭和14年11月20日」 アジア歴史資料センター Ref.C13072076900 
  17. ^ 海軍辞令公報(部内限)第405号 昭和14年11月20日」 アジア歴史資料センター Ref.C13072077000 
  18. ^ 海軍辞令公報(部内限)第406号 昭和14年11月25日」 アジア歴史資料センター Ref.C13072077000 
  19. ^ 海軍辞令公報(部内限)第453号 昭和15年3月20日」 アジア歴史資料センター Ref.C13072077800 
  20. ^ 海軍辞令公報(部内限)第545号 昭和15年10月16日」 アジア歴史資料センター Ref.C13072079200 
  21. ^ 海軍辞令公報(部内限)第681号 昭和16年7月31日」 アジア歴史資料センター Ref.C13072081600 

参考文献

[編集]
  • 雑誌「丸」編集部『ハンディ版 日本海軍艦艇写真集20巻』潜水艦伊号・呂号・波号・特殊潜航艇他、光人社、1998年。
  • 勝目純也『日本海軍の潜水艦 - その系譜と戦歴全記録』大日本絵画、2010年。
  • 海軍歴史保存会『日本海軍史』第7巻、第9巻、第10巻、第一法規出版、1995年。
  • 外山操『艦長たちの軍艦史』光人社、2005年。 ISBN 4-7698-1246-9