名電長沢駅
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名電長沢駅* | |
---|---|
駅舎 | |
めいでんながさわ MEIDEN NAGASAWA | |
◄NH06 名電赤坂 (2.5 km) (3.7 km) 本宿 NH08► | |
所在地 | 愛知県豊川市長沢町音羽36 |
駅番号 | NH 07 |
所属事業者 | 名古屋鉄道 |
所属路線 | 名古屋本線 |
キロ程 | 15.0 km(豊橋起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
562人/日 -2023年[1]- |
開業年月日 | 1926年(大正15年)4月1日 |
備考 |
無人駅(国府駅管理) *1938年愛電長沢駅より改称。 |
名電長沢駅(めいでんながさわえき)は、愛知県豊川市長沢町音羽にある名古屋鉄道(名鉄)名古屋本線の駅である。駅番号はNH07。
概要
[編集]ホームは上下線とも4両編成対応である。無人駅であり、駅集中管理システム(管理駅は国府駅[2])が導入されている。山越えの勾配区間の途中に位置し、線路・ホームは緩やかに湾曲している。
当駅で購入は不可能だが(豊橋駅、金山駅、名鉄名古屋駅で発売)「なごや特割2平日」・「なごや特別2土休日」[3]利用可。
歴史
[編集]- 1926年(大正15年)4月1日 - 愛知電気鉄道の愛電長沢駅として開業[4]。
- 1938年(昭和13年)12月1日 - 名電長沢駅に改称[4][5]。
- 1948年(昭和23年)11月1日以前 - 無人化[6]。
- 2005年(平成17年)12月14日 - 駅集中管理システム開始及びトランパス導入。
- 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」の供用を開始する。
- 2012年(平成24年)2月29日 - 「トランパス」の供用を終了する。
-
駅集中管理システム導入前の名電長沢駅
駅構造
[編集]4両編成対応の相対式ホーム2面2線の地上駅である。駅集中管理システムが導入されており、国府駅管理の無人駅。駅舎(改札口)は上下線で別々となっており、改札内に互いのホームを結ぶ通路はない。
現在の駅舎は駅集中管理システム導入時に建てられたものであり、それまではホームがあるだけの無人駅であった。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | NH 名古屋本線 | 下り | 東岡崎・金山・名鉄名古屋方面[7] |
2 | 上り | 豊橋・豊川稲荷方面[7] |
-
改札口
-
ホーム
-
駅名標
配線図
[編集] ← 豊橋方面 |
→ 東岡崎・ 名古屋方面 |
|
凡例 出典:[8] |
利用状況
[編集]現在、技術上の問題で一時的にグラフが表示されなくなっています。 |
- 「移動等円滑化取組報告書」によれば、2023年度の1日平均乗降人員は562人である[1]。
- 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は525人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中261位、 名古屋本線(60駅)中59位であった[9]。
- 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は522人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中276位、 名古屋本線(61駅)中59位であった[10]。
『愛知県統計書』、『愛知県統計年鑑』、『豊川市の統計』各号および『音羽町史』等によると、一日平均乗車人員および乗降人員の推移は以下の通りである。
年 | 乗車人員 | 乗降人員 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
総数 | 定期 | |||
1949(昭和24)年度 | 247 | 507 | [11] | |
1950(昭和25)年度 | 244 | 504 | [11] | |
1951(昭和26)年度 | 266 | 540 | [11] | |
1952(昭和27)年度 | 239 | 484 | [12] | |
1953(昭和28)年度 | 268 | 529 | [11] | |
1954(昭和29)年度 | 268 | 536 | [11] | |
1955(昭和30)年度 | 248 | 495 | [11] | |
1956(昭和31)年度 | 282 | 564 | [11] | |
1957(昭和32)年度 | 290 | 580 | [11] | |
1958(昭和33)年度 | ||||
1959(昭和34)年度 | ||||
1960(昭和35)年度 | ||||
1961(昭和36)年度 | ||||
1962(昭和37)年度 | ||||
1963(昭和38)年度 | ||||
1964(昭和39)年度 | ||||
1965(昭和40)年度 | 667 | [13] | ||
1966(昭和41)年度 | 681 | [13] | ||
1967(昭和42)年度 | 702 | [13] | ||
1968(昭和43)年度 | 688 | [13] | ||
1969(昭和44)年度 | 618 | [13] | ||
1970(昭和45)年度 | 600 | [13] | ||
1971(昭和46)年度 | 576 | [13] | ||
1972(昭和47)年度 | 622 | [13] | ||
1973(昭和48)年度 | 548 | [13] | ||
1974(昭和49)年度 | 590 | [13] | ||
1975(昭和50)年度 | 609 | [13] | ||
1976(昭和51)年度 | 613 | [13] | ||
1977(昭和52)年度 | 594 | [13] | ||
1978(昭和53)年度 | 302 | 212 | 605 | [14][13] |
1979(昭和54)年度 | 311 | 207 | [15] | |
1980(昭和55)年度 | 334 | 226 | [16] | |
1981(昭和56)年度 | 326 | 219 | [17] | |
1982(昭和57)年度 | 324 | 210 | [18] | |
1983(昭和58)年度 | 330 | 196 | [19] | |
1984(昭和59)年度 | 340 | 201 | [20] | |
1985(昭和60)年度 | 299 | 207 | [21] | |
1986(昭和61)年度 | 288 | 204 | [22] | |
1987(昭和62)年度 | 268 | 185 | [23] | |
1988(昭和63)年度 | 273 | 188 | [24] | |
1989(平成元)年度 | 252 | 168 | [25] | |
1990(平成 | 2)年度255 | 172 | [26] | |
1991(平成 | 3)年度252 | 171 | [27] | |
1992(平成 | 4)年度260 | 173 | 522 | [28][10] |
1993(平成 | 5)年度251 | 165 | [29] | |
1994(平成 | 6)年度233 | 154 | [30] | |
1995(平成 | 7)年度234 | 157 | [31] | |
1996(平成 | 8)年度240 | 166 | [32] | |
1997(平成 | 9)年度228 | 158 | [33] | |
1998(平成10)年度 | 230 | 154 | [34] | |
1999(平成11)年度 | 209 | 143 | [35] | |
2000(平成12)年度 | 208 | 145 | [36] | |
2001(平成13)年度 | 211 | 146 | [37] | |
2002(平成14)年度 | 214 | 149 | [38] | |
2003(平成15)年度 | 229 | 161 | [39] | |
2004(平成16)年度 | 248 | 179 | [40] | |
2005(平成17)年度 | 246 | 177 | [41] | |
2006(平成18)年度 | 237 | 169 | [42] | |
2007(平成19)年度 | 228 | 159 | [43] | |
2008(平成20)年度 | 236 | 165 | [44] | |
2009(平成21)年度 | 224 | 155 | [45] | |
2010(平成22)年度 | 235 | 162 | [46] | |
2011(平成23)年度 | ||||
2012(平成24)年度 | ||||
2013(平成25)年度 | 267 | 525 | [47][9] | |
2014(平成26)年度 | 272 | [47] | ||
2015(平成27)年度 | 311 | [47] | ||
2016(平成28)年度 | 336 | [47] | ||
2017(平成29)年度 | 344 | [47][48] | ||
2018(平成30)年度 | 358 | [48] | ||
2019(令和元)年度 | 342 | [48] | ||
2020(令和 | 2)年度283 | [48] | ||
2021(令和 | 3)年度577 | [49] | ||
2022(令和 | 4)年度565 | |||
2023(令和 | 5)年度562 | [1] |
* 千人単位からの概算値
駅周辺
[編集]- 国道1号
- 東名高速道路 音羽蒲郡インターチェンジ
- 当駅と本宿駅周辺ではすぐ山側を通っている。
- 三河湾オレンジロード(音羽蒲郡道路) - 音羽蒲郡IC出口から蒲郡市への最短ルートとなる道路。
- 長沢簡易郵便局
- 豊川市立長沢小学校
- 長沢松平家長沢城跡
- えびせんべいとちくわの共和国
- 愛知県道374号長沢国府線(旧東海道)
バス路線
[編集]- 音羽線
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c “令和5年度 移動等円滑化取組報告書” (PDF). 名古屋鉄道. 2024年7月10日閲覧。
- ^ 共通SFカードシステム「トランパス」を名古屋本線未導入駅10駅と豊川線3駅に導入します - 名古屋鉄道、2005年11月15日
- ^ なごや特割2平日・なごや特割2土休日 - 名古屋鉄道(2024年2月5日閲覧)。
- ^ a b 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 7号、新潮社、2008年、42頁。ISBN 978-4107900258。
- ^ 鉄道省監督局「地方鉄道、軌道事業の現況並に異動」『電気協会雑誌』第205号、日本電気協会、1939年1月、附録2頁。(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、866頁。
- ^ a b “名電長沢(NH07)(めいでんながさわ) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
- ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
- ^ a b 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。
- ^ a b 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。
- ^ a b c d e f g h 音羽町史編纂委員会(編)『音羽町史 史料編4 現代』、音羽町、2002年、710頁
- ^ 愛知県(編)『愛知県統計年鑑 昭和29年刊行』、愛知県、1954年、331頁
- ^ a b c d e f g h i j k l m n 音羽町史編纂委員会(編)『音羽町史 史料編4 現代』、音羽町、2002年、711頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和55年刊』、愛知県、1980年、222頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和56年刊』、愛知県、1981年、228頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和57年刊』、愛知県、1982年、240頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和58年刊』、愛知県、1983年、224頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和59年刊』、愛知県、1984年、224頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和60年刊』、愛知県、1985年、242頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和61年刊』、愛知県、1986年、236頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和62年刊』、愛知県、1987年、224頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和63年刊』、愛知県、1988年、224頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成元年刊』、愛知県、1989年、226頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成2年刊』、愛知県、1990年、224頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成3年刊』、愛知県、1991年、226頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成4年刊』、愛知県、1992年、230頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成5年刊』、愛知県、1993年、222頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成6年度刊』、愛知県、1995年、222頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成7年度刊』、愛知県、1996年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成8年度刊』、愛知県、1997年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成9年度刊』、愛知県、1998年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成10年度刊』、愛知県、1999年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県企画振興部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成11年度刊』、愛知県、2000年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県企画振興部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成12年度刊』、愛知県、2001年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県企画振興部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成13年度刊』、愛知県、2002年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県企画振興部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成14年度刊』、愛知県、2003年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県企画振興部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成15年度刊』、愛知県、2004年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県企画振興部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成16年度刊』、愛知県、2005年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県企画振興部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成17年度刊』、愛知県、2006年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県県民生活部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成18年度刊』、愛知県、2007年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県県民生活部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成19年度刊』、愛知県、2008年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県県民生活部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成20年度刊』、愛知県、2009年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県県民生活部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成21年度刊』、愛知県、2010年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県県民生活部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成22年度刊』、愛知県、2011年、第10章 運輸・情報通信
- ^ 愛知県県民生活部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成23年度刊』、愛知県、2012年、第10章 運輸・情報通信
- ^ 愛知県県民生活部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成24年度刊』、愛知県、2013年、第10章 運輸・情報通信
- ^ a b c d e 豊川市産業部商工観光課(編)『豊川市の統計 平成30年版』、豊川市、2019年、9 交通・観光
- ^ a b c d “令和3年版豊川市の統計 駅別旅客輸送状況(名鉄)” (PDF). 豊川市. 2023年3月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月10日閲覧。
- ^ “令和3年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2023年3月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月10日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 名電長沢駅 - 名古屋鉄道