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名電長沢駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
名電長沢駅*
駅舎
めいでんながさわ
MEIDEN NAGASAWA
NH06 名電赤坂 (2.5 km)
(3.7 km) 本宿 NH08
地図
所在地 愛知県豊川市長沢町音羽36
北緯34度52分17.8秒 東経137度17分17.2秒 / 北緯34.871611度 東経137.288111度 / 34.871611; 137.288111座標: 北緯34度52分17.8秒 東経137度17分17.2秒 / 北緯34.871611度 東経137.288111度 / 34.871611; 137.288111
駅番号 NH  07 
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 名古屋本線
キロ程 15.0 km(豊橋起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
562人/日
-2023年[1]-
開業年月日 1926年大正15年)4月1日
備考 無人駅国府駅管理)
*1938年愛電長沢駅より改称。
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名電長沢駅(めいでんながさわえき)は、愛知県豊川市長沢町音羽にある名古屋鉄道(名鉄)名古屋本線である。駅番号はNH07

概要

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ホームは上下線とも4両編成対応である。無人駅であり、駅集中管理システム(管理駅は国府駅[2])が導入されている。山越えの勾配区間の途中に位置し、線路・ホームは緩やかに湾曲している。

当駅で購入は不可能だが(豊橋駅、金山駅、名鉄名古屋駅で発売)「なごや特割2平日」・「なごや特別2土休日」[3]利用可。

歴史

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駅構造

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4両編成対応の相対式ホーム2面2線の地上駅である。駅集中管理システムが導入されており、国府駅管理の無人駅。駅舎(改札口)は上下線で別々となっており、改札内に互いのホームを結ぶ通路はない。

現在の駅舎は駅集中管理システム導入時に建てられたものであり、それまではホームがあるだけの無人駅であった。

のりば
番線 路線 方向 行先
1 NH 名古屋本線 下り 東岡崎金山名鉄名古屋方面[7]
2 上り 豊橋豊川稲荷方面[7]

配線図

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名電長沢駅 構内配線略図

豊橋方面
名電長沢駅 構内配線略図
東岡崎・
名古屋方面
凡例
出典:[8]


利用状況

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  • 「移動等円滑化取組報告書」によれば、2023年度の1日平均乗降人員は562人である[1]
  • 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は525人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中261位、 名古屋本線(60駅)中59位であった[9]
  • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は522人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中276位、 名古屋本線(61駅)中59位であった[10]

『愛知県統計書』、『愛知県統計年鑑』、『豊川市の統計』各号および『音羽町史』等によると、一日平均乗車人員および乗降人員の推移は以下の通りである。

一日平均乗車・乗降人員の推移
乗車人員乗降人員備考
総数定期
1949(昭和24)年度247507[11]
1950(昭和25)年度244504[11]
1951(昭和26)年度266540[11]
1952(昭和27)年度239484[12]
1953(昭和28)年度268529[11]
1954(昭和29)年度268536[11]
1955(昭和30)年度248495[11]
1956(昭和31)年度282564[11]
1957(昭和32)年度290580[11]
1958(昭和33)年度
1959(昭和34)年度
1960(昭和35)年度
1961(昭和36)年度
1962(昭和37)年度
1963(昭和38)年度
1964(昭和39)年度
1965(昭和40)年度667[13]
1966(昭和41)年度681[13]
1967(昭和42)年度702[13]
1968(昭和43)年度688[13]
1969(昭和44)年度618[13]
1970(昭和45)年度600[13]
1971(昭和46)年度576[13]
1972(昭和47)年度622[13]
1973(昭和48)年度548[13]
1974(昭和49)年度590[13]
1975(昭和50)年度609[13]
1976(昭和51)年度613[13]
1977(昭和52)年度594[13]
1978(昭和53)年度302212605[14][13]
1979(昭和54)年度311207[15]
1980(昭和55)年度334226[16]
1981(昭和56)年度326219[17]
1982(昭和57)年度324210[18]
1983(昭和58)年度330196[19]
1984(昭和59)年度340201[20]
1985(昭和60)年度299207[21]
1986(昭和61)年度288204[22]
1987(昭和62)年度268185[23]
1988(昭和63)年度273188[24]
1989(平成元)年度252168[25]
1990(平成02)年度255172[26]
1991(平成03)年度252171[27]
1992(平成04)年度260173522[28][10]
1993(平成05)年度251165[29]
1994(平成06)年度233154[30]
1995(平成07)年度234157[31]
1996(平成08)年度240166[32]
1997(平成09)年度228158[33]
1998(平成10)年度230154[34]
1999(平成11)年度209143[35]
2000(平成12)年度208145[36]
2001(平成13)年度211146[37]
2002(平成14)年度214149[38]
2003(平成15)年度229161[39]
2004(平成16)年度248179[40]
2005(平成17)年度246177[41]
2006(平成18)年度237169[42]
2007(平成19)年度228159[43]
2008(平成20)年度236165[44]
2009(平成21)年度224155[45]
2010(平成22)年度235162[46]
2011(平成23)年度
2012(平成24)年度
2013(平成25)年度267525[47][9]
2014(平成26)年度272[47]
2015(平成27)年度311[47]
2016(平成28)年度336[47]
2017(平成29)年度344[47][48]
2018(平成30)年度358[48]
2019(令和元)年度342[48]
2020(令和02)年度283[48]
2021(令和03)年度577[49]
2022(令和04)年度565
2023(令和05)年度562[1]

* 千人単位からの概算値

名古屋本線の駅では加納駅小田渕駅に次いで少ない。

駅周辺

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バス路線

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豊川市コミュニティバス
  • 音羽線

隣の駅

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名古屋鉄道
NH 名古屋本線
快速特急特急急行準急
通過
普通
名電赤坂駅(NH06) - 名電長沢駅(NH07) - 本宿駅(NH08)

脚注

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  1. ^ a b c 令和5年度 移動等円滑化取組報告書” (PDF). 名古屋鉄道. 2024年7月10日閲覧。
  2. ^ 共通SFカードシステム「トランパス」を名古屋本線未導入駅10駅と豊川線3駅に導入します - 名古屋鉄道、2005年11月15日
  3. ^ なごや特割2平日・なごや特割2土休日 - 名古屋鉄道(2024年2月5日閲覧)。
  4. ^ a b 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 7号、新潮社、2008年、42頁。ISBN 978-4107900258 
  5. ^ 鉄道省監督局「地方鉄道、軌道事業の現況並に異動」『電気協会雑誌』第205号、日本電気協会、1939年1月、附録2頁。(国立国会図書館デジタルコレクション)
  6. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、866頁。 
  7. ^ a b 名電長沢(NH07)(めいでんながさわ) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
  8. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
  9. ^ a b 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。 
  10. ^ a b 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。 
  11. ^ a b c d e f g h 音羽町史編纂委員会(編)『音羽町史 史料編4 現代』、音羽町、2002年、710頁
  12. ^ 愛知県(編)『愛知県統計年鑑 昭和29年刊行』、愛知県、1954年、331頁
  13. ^ a b c d e f g h i j k l m n 音羽町史編纂委員会(編)『音羽町史 史料編4 現代』、音羽町、2002年、711頁
  14. ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和55年刊』、愛知県、1980年、222頁
  15. ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和56年刊』、愛知県、1981年、228頁
  16. ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和57年刊』、愛知県、1982年、240頁
  17. ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和58年刊』、愛知県、1983年、224頁
  18. ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和59年刊』、愛知県、1984年、224頁
  19. ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和60年刊』、愛知県、1985年、242頁
  20. ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和61年刊』、愛知県、1986年、236頁
  21. ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和62年刊』、愛知県、1987年、224頁
  22. ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和63年刊』、愛知県、1988年、224頁
  23. ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成元年刊』、愛知県、1989年、226頁
  24. ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成2年刊』、愛知県、1990年、224頁
  25. ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成3年刊』、愛知県、1991年、226頁
  26. ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成4年刊』、愛知県、1992年、230頁
  27. ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成5年刊』、愛知県、1993年、222頁
  28. ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成6年度刊』、愛知県、1995年、222頁
  29. ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成7年度刊』、愛知県、1996年、第10章 運輸・通信
  30. ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成8年度刊』、愛知県、1997年、第10章 運輸・通信
  31. ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成9年度刊』、愛知県、1998年、第10章 運輸・通信
  32. ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成10年度刊』、愛知県、1999年、第10章 運輸・通信
  33. ^ 愛知県企画振興部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成11年度刊』、愛知県、2000年、第10章 運輸・通信
  34. ^ 愛知県企画振興部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成12年度刊』、愛知県、2001年、第10章 運輸・通信
  35. ^ 愛知県企画振興部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成13年度刊』、愛知県、2002年、第10章 運輸・通信
  36. ^ 愛知県企画振興部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成14年度刊』、愛知県、2003年、第10章 運輸・通信
  37. ^ 愛知県企画振興部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成15年度刊』、愛知県、2004年、第10章 運輸・通信
  38. ^ 愛知県企画振興部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成16年度刊』、愛知県、2005年、第10章 運輸・通信
  39. ^ 愛知県企画振興部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成17年度刊』、愛知県、2006年、第10章 運輸・通信
  40. ^ 愛知県県民生活部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成18年度刊』、愛知県、2007年、第10章 運輸・通信
  41. ^ 愛知県県民生活部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成19年度刊』、愛知県、2008年、第10章 運輸・通信
  42. ^ 愛知県県民生活部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成20年度刊』、愛知県、2009年、第10章 運輸・通信
  43. ^ 愛知県県民生活部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成21年度刊』、愛知県、2010年、第10章 運輸・通信
  44. ^ 愛知県県民生活部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成22年度刊』、愛知県、2011年、第10章 運輸・情報通信
  45. ^ 愛知県県民生活部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成23年度刊』、愛知県、2012年、第10章 運輸・情報通信
  46. ^ 愛知県県民生活部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成24年度刊』、愛知県、2013年、第10章 運輸・情報通信
  47. ^ a b c d e 豊川市産業部商工観光課(編)『豊川市の統計 平成30年版』、豊川市、2019年、9 交通・観光
  48. ^ a b c d 令和3年版豊川市の統計 駅別旅客輸送状況(名鉄)” (PDF). 豊川市. 2023年3月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月10日閲覧。
  49. ^ 令和3年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2023年3月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月10日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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