博多駅中央街
博多駅中央街 | |
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博多駅中央街 | |
博多駅中央街の地図 | |
北緯33度35分23.3秒 東経130度25分13.8秒 / 北緯33.589806度 東経130.420500度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 福岡県 |
市町村 | 福岡市 |
区 | 博多区 |
面積 | |
• 合計 | 16.47 ha |
人口 (2023年(令和5年)2月末現在)[1] | |
• 合計 | 74人 |
等時帯 | UTC+9 (JST) |
郵便番号 |
812-0012[2] |
市外局番 | 092 |
ナンバープレート | 福岡 |
博多駅中央街(はかたえきちゅうおうがい)は、福岡市博多区の博多駅を中心とする地区の地名。現行の行政地名は博多駅中央街[3][4]。面積は16.47ヘクタール[5]。2023年2月末現在の人口は74人[1]。郵便番号は812-0012[2]。
概要
[編集]福岡市の都心部とされる中央区天神の東約2キロメートル、博多区のやや北西側に位置する。北東及び東で空港通り及び竹下通りを挟んで博多駅東と、南東で筑紫通りを挟んで博多駅南と、南西、西及び北西で筑紫通り、住吉通り及び空港通りを挟んで博多駅前と隣接する。現代における博多地区の中心エリアである。
町内の中心には、新幹線、在来線、公営の地下鉄の複数の路線が乗り入れる博多駅があり、バスターミナル、タクシースタンドなどの交通に関する施設が駅構内の自由通路やペデストリアンデッキなどの回遊性の高い通路により相互に連結され、福岡市の主要な交通結節点の一つを形成している。さらに、隣接する地区と同様に交通結節点の機能を補完するホテルが集積している。また、駅ビルや周辺のオフィスビルの中に大型の商業施設が集まり、博多口の交通広場の下には博多駅地下街があり、隣接する博多駅前のオフィスビルの地下階にある商店街とも直結し、繁華街を形成している。地形については、標高が3から4メートル程度と低いため[6]、御笠川の氾濫により度重なる洪水が発生しており、1999年6月29日(火曜日)に発生した6.29豪雨災害などでは地下への大規模な浸水被害も生じている。
都市計画
[編集]博多駅中央街を含む周辺地域の都市計画における位置づけについては、2012年12月21日に策定された『第9次福岡市基本計画』[7][注釈 1]の「都市空間構想図」において、「都心部」に含まれている。都心部のなかでも特に天神・渡辺通、博多駅周辺、ウォーターフロント(博多ふ頭及び中央ふ頭)の3地区が都心部の核とされており、これらについてそれぞれの都市機能を高めるとともに、回遊性の向上を図り、地区間相互の連携を高めるとされている。2014年5月策定の『福岡市都市計画マスタープラン』においては、都心核としての博多駅は西日本の中枢となる業務が集まる核として、商業機能や文化機能が充実し、回遊性が高いまちが将来像とされており、交通結節機能の強化などがまちづくりの視点とされている[9]。用途地域については、町内の全域が商業地域である[10]。また、町内全域について地区計画[11]が定められ、歩行者空間の確保や回遊性の向上を図るために、用途地域等の規制に加えて、さらに建築物等の用途、容積率の最高限度、建築物の敷地面積の最低限度、壁面の位置の制限などが加えられている。
歴史
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
町域の変遷
[編集]現在の地名は、1969年(昭和44年)における住居表示の実施に伴う地名変更によって定められたものであり、その実施前後の地名は次表のとおりである[3]。
住居表示実施後 | 実施年月日 | 住居表示実施前 |
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博多駅中央街 | 1969年(昭和44年) | 福岡市中比恵町、三社町、明治町一丁目から三丁目まで及び音羽町の各一部 |
人口
[編集]博多駅中央街の人口の推移を福岡市の住民基本台帳(公称町別)[1]に基づき示す(単位:人)。集計時点は各年9月末現在である。
- 2001年(平成13年):105
- 2002年(平成14年):97
- 2003年(平成15年):97
- 2004年(平成16年):97
- 2005年(平成17年):100
- 2006年(平成18年):95
- 2007年(平成19年):96
- 2008年(平成20年):83
- 2009年(平成21年):74
- 2010年(平成22年):71
- 2011年(平成23年):85
- 2012年(平成24年):77
- 2013年(平成25年):85
- 2014年(平成26年):86
- 2015年(平成27年):82
- 2016年(平成28年):82
- 2017年(平成29年):77
- 2018年(平成30年):86
- 2019年(令和元年):78
- 2020年(令和2年):80
- 2021年(令和3年):75
- 2022年(令和4年):78
施設
[編集]商業施設
[編集]以下は行政区画(町丁)としての博多駅中央街にある代表的な商業施設である。商業地としては周辺の博多駅前、博多駅東、博多駅南などの地域と一体性があるため、別のページ博多駅#駅周辺を参照のこと。
駅ビル
[編集]駅ナカ
[編集]駅の構内にある商業施設である駅ナカとしてコンビニエンスストアや複数の飲食店などがある。
その他の商業施設
[編集]- 博多バスターミナルの地下にある施設
- バスチカ商店街
- KITTE博多にある施設
- 筑紫口の東側にある施設
- 博多郵便局などの事務所が入居するJRJP博多ビルにある施設
- 駅から三百歩横丁(飲食店街)
- ヨドバシ博多にある施設
- ヨドバシカメラ・マルチメディア博多
業務施設、ホテル等
[編集](博多駅のページを参照のこと)
公共・公益施設
[編集]- 交通広場(駅の西側の「博多口」と東側の「筑紫口」の2箇所)
- 博多駅前警部交番[注釈 2]
- 博多駅証明サービスコーナー[注釈 3]
- 福岡市観光案内所(博多駅総合案内所)[注釈 4]
- 献血ルーム おっしょい博多[注釈 5][15]
学校
[編集]町内に学校は存在しないが、校区については、小学校区、中学校区についてそれぞれ次の学校の校区に属する[16]。
交通
[編集]交通に関しては、町内に複数の鉄道路線やバスターミナルがあり、福岡市の主要な交通結節点の一つを形成している。
道路
[編集]主な幹線道路は次の通り[17]。
国道
[編集]県道
[編集]- 福岡県道43号博多停車場線(福岡市道路愛称:大博通り)
- 福岡県道510号博多停車場東本町線(福岡市道路愛称:大博通り)
市道
[編集]鉄道
[編集]鉄道については、次の路線があり、相互に連結している。
- 山陽新幹線博多駅
バス
[編集]バスについては、西日本鉄道株式会社が運営する西鉄バスが運行しており、次の停留所等がある[18]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 『第9次福岡市基本計画』が2012年(平成24年)12月21日に策定されたときは、目標年次が2022年度末(令和4年度末)とされていたが、令和5年2月20日の市議会の議決を得て、2年延期された[8]。
- ^ 所在地:博多駅中央街1番10号北緯33度35分21.5秒 東経130度25分9.1秒 / 北緯33.589306度 東経130.419194度[12]
- ^ 住民票の写しや印鑑登録証明書などを、休日や夜でも取得できる施設、所在地:博多駅博多口地下[13]
- ^ 所在地:博多駅中央街1番1号(JR博多駅構内)北緯33度35分25.9秒 東経130度25分15.9秒 / 北緯33.590528度 東経130.421083度[14]
- ^ 所在地:博多駅中央街2番1号(博多バスターミナル8階)北緯33度35分30.4秒 東経130度25分12.2秒 / 北緯33.591778度 東経130.420056度
- ^ 所在地:博多駅東一丁目8番1号北緯33度35分35秒 東経130度25分22秒 / 北緯33.59306度 東経130.42278度
- ^ 所在地:博多区東光二丁目15番1号北緯33度35分37秒 東経130度25分38秒 / 北緯33.59361度 東経130.42722度
- ^ 主な行先:住吉、渡辺通一丁目、九大伊都キャンパス、能古渡船場、天神(福岡三越)、キャナルシティ、福岡タワー、PayPayドーム、マリノアシティ福岡、大橋、福翔高校、レークヒルズ野多目、和田、那珂川、美野島、老司団地、九州がんセンター
- ^ 主な行先:藤崎、薬院駅、六本松、西新、中村高校、福岡大学、住吉、柳橋、渡辺通一丁目、片江、早良、早良高校、陽光台、原、四箇田団地、室見が丘(金武)、野方、動植物園、昭代、野間四角、小笹、桧原、自動車免許試験場
- ^ 主な行先:竹下、井尻、百年橋、日赤前、那の川、野間四角、平尾、小笹、長住、桧原、片江、福大病院、中尾、自動車免許試験場、柏原、昭代
- ^ 主な行先:千代町、県庁、九大病院、 箱崎三丁目
- ^ 主な行先:市民会館、天神、マリンメッセ福岡、博多ふ頭(ベイサイドプレイス)、博多港国際ターミナル(中央ふ頭)、福岡国際会議場、福岡国際センター、サンパレス、蔵本
出典
[編集]- ^ a b c 福岡市統計調査課. “登録人口(公称町別)- 住民基本台帳(日本人)男女別人口及び世帯数”. 福岡市. 2023年4月9日閲覧。
- ^ a b 日本郵便株式会社. “郵便局”. 2023年4月9日閲覧。→「郵便番号を調べる」→キーワード検索等
- ^ a b 「角川日本地名大辞典」編集委員会 竹内理三『角川日本地名大辞典』 40 福岡県(初版)、角川書店、1988年3月8日、1066頁。ISBN 4-04-001400-6。
- ^ 福岡市. “福岡市区の設置等に関する条例”. 2023年4月8日閲覧。→別表第1
- ^ 福岡市総務企画局企画調整部統計調査課 (2020年10月1日). “令和2年(2020年)国勢調査”. 2023年4月9日閲覧。→1-11/参考/面積、人口密度、人口及び世帯数-公称町別(令和5年1月31日)
- ^ 国土交通省国土地理院. “国土地理院ホーム”. 2023年4月10日閲覧。→地図・空中写真・地理調査→地理院地図→(検索)
- ^ 福岡市総務企画局企画調整部企画課. “福岡市基本構想・第9次福岡市基本計画”. 2023年4月9日閲覧。→『第9次福岡市基本計画』(PDF)の48、56ページ
- ^ 福岡市議会事務局議事課. “令和5年/総務財政委員会”. 2023年4月9日閲覧。→第1回定例会→議案第26号/第9次福岡市基本計画の変更について
- ^ 福岡市住宅都市局都市計画部都市計画課. “福岡市都市計画マスタープラン”. 2023年4月9日閲覧。→「第4章/区別構想/博多区」(PDF)66ページ及び「地域別構想“都心部編”」(PDF)111ページ
- ^ 福岡市住宅都市局都市計画部都市計画課. “福岡市Webまっぷ/都市計画情報”. 2023年4月9日閲覧。→利用規約→同意
- ^ 福岡市住宅都市局都市計画部都市計画課. “福岡市/地区計画決定状況一覧”. 2023年4月10日閲覧。→再開発等促進区を含む地区計画→再12→博多駅中央街地区地区計画
- ^ 福岡県警察本部. “福岡県警察/博多警察署博多駅前警部交番”. 2023年4月10日閲覧。→
- ^ 福岡市博多区役所. “福岡市/博多駅証明サービスコーナー”. 2023年4月10日閲覧。
- ^ 福岡市市長室広聴課. “福岡市/相談窓口ガイド(観光・外国人)”. 2023年4月10日閲覧。
- ^ 日本赤十字社福岡県赤十字血液センター. “献血ルーム おっしょい博多”. 2023年4月10日閲覧。→
- ^ 福岡市教育委員会. “福岡市通学区域”. 福岡市. 2023年4月10日閲覧。
- ^ 福岡市道路下水道局管理部路政課. “福岡市路線情報提供システム”. 2023年4月9日閲覧。→利用条件に同意→検索等
- ^ 西日本鉄道株式会社. “西鉄バス/路線図”. 2023年4月9日閲覧。→「博多区版」→「路線マップ」(PDF)及び→「博多のりば」